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記事一覧 (02/06)【狙い場・買い場】キングは大証単独で見直し余地あり、低PBR
記事一覧 (02/06)【狙い場・買い場】リオン株価は高値825円が視野、好業績割安
記事一覧 (02/06)【狙い場・買い場】寿司ロボット鈴茂器工、増額で株価に勢い、なお低PER
記事一覧 (02/05)【狙い場・買い場】純益減益を織り込みノダは復興関連のバリュー株評価が再燃へ
記事一覧 (02/05)【狙い場・買い場】大日精化は除染関連の割安銘柄、PERもわずか7倍
記事一覧 (02/05)【狙い場・買い場】建設用仮設基材エスアールジータカミヤ出直り強める、2ケタ増益
記事一覧 (02/05)【狙い場・買い場】日野自動車は復興と新興国需要、ピーク利益更新続く
記事一覧 (02/05)【狙い場・買い場】SJI、今期営業利益2.6倍、医療システム分野強化
記事一覧 (02/04)【狙い場・買い場】細田工務店は目先筋の売り一巡後は、上昇第3ラウンド入り
記事一覧 (02/04)【狙い場・買い場】スギHDは花粉症特需を先取り、押し目買いで値幅効果
記事一覧 (02/04)【狙い場・買い場】アイセイ薬局は売上増額、利益減額も好収益不変、割安水準
記事一覧 (02/02)【狙い場・買い場】2ケタ増益の関東瓦斯開発は水準訂正高が続く、ヨード価格も上昇
記事一覧 (02/01)【狙い場・買い場】日本金銭機械は「アベノミクス」や「金」高騰も材料に
記事一覧 (02/01)【狙い場・買い場】初値固めのミサワ、IPO再開で下げ過ぎ訂正に再発進
記事一覧 (02/01)【狙い場・買い場】日本ピストンリングに出遅れ買いの大波、値ごろ人気よし
記事一覧 (02/01)【狙い場・買い場】小中高生の東京個別指導学院、教育資金贈与非課税が追い風
記事一覧 (02/01)【狙い場・買い場】好業績のクックパッドは米大手フェイスブウク関連でも注目
記事一覧 (02/01)【狙い場・買い場】インテージ株価は長期のモミ合い上放れ上値大きい
記事一覧 (02/01)【狙い場・買い場】高級レストランのうかい、景気好転で株価上昇に勢い
記事一覧 (01/31)【狙い場・買い場】第一商品、商品市況上昇追い風、今期営業利益2.5倍
2013年02月06日

【狙い場・買い場】キングは大証単独で見直し余地あり、低PBR

狙い場・買い場 レディスアパレル中堅のキング<8118>(大1)は、大証1部単独上場の消費関連の出遅れ銘柄として注目したい。今年7月の東証との統合を前に大証単独上場銘柄として、折に触れ見直し買いが入る可能性が高く、自社株買いを断続的に実施しており、需給面は良好となっている。株価は、昨年12月14日に昨年来の高値388円と買われた後、小幅もみ合いとなっているが、25日移動平均線がサポートしており、高値保ち合いも煮詰まりつつある。

 足元の業績、今3月期売上高は139億2000万円(前期比1.9%増)、営業利益は8億8000万円(同5.3%増)、経常利益は11億6000万円(同4.9%増)、純利益は6億1000万円(同0.8%増)を見込んでいる。PBR0.52倍と1株純資産のほぼ半分に位置しているほか、配当利回りも2.8%とソコソコあり、見直し余地はある。複数ブランドの取扱で冬物衣料の販売に対する期待感も高まっており、水準訂正高に進む可能性があり、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:33 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】リオン株価は高値825円が視野、好業績割安

狙い場・買い場 補聴器首位のリオン<6823>(東1)に注目したい。1月31日に今期(13年3月期)第3四半期累計(4〜12月期)業績を発表した。好業績を評価して株価は強基調の展開である。

 第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比3.5%増、営業利益が同38.0%増、経常利益が同43.3%増、純利益が同2.4倍だった。主力の医療機器事業(補聴器や医用検査機器など)で、高付加価値の補聴器「リオネットマジェス」シリーズが好調であり、医療機関向けの医用検査機器も堅調だった。環境機器事業(音響・振動計測器や微粒子計測器など)では、上期に停滞していた音響・振動計測器の官公庁案件が下期に入って回復傾向を強めた模様だ。純利益については災害損失の一巡も寄与した。

 通期の見通しについては前回予想を据え置き、売上高が前期比2.8%増の171億円、営業利益が同14.6%増の15億円、経常利益が同8.4%増の14億円、純利益が同24.6%増の7億円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が72.6%、営業利益が74.2%、経常利益が79.5%、純利益が93.3%である。最終利益は上振れの可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、11月中旬に安値圏550円近辺のモミ合いから上放れて強基調の展開となり、2月4日には745円まで上昇している。市場全体の地合い改善に加えて、第3四半期累計の好業績を評価する動きだろう。5日の終値733円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS66円80銭で算出)は11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1067円17銭で算出)は0.7倍近辺となる。

 日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開である。また週足チャートで見ても、安値圏モミ合い展開から上放れて12年5月の急落で開けた窓埋めが完了し、トレンド好転を鮮明にしている。指標面に割高感はなく今期上振れの可能性も支援材料であり、12年2月29日の高値825円が視野に入るだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:26 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】寿司ロボット鈴茂器工、増額で株価に勢い、なお低PER

狙い場・買い場 寿司ロボットメーカーの鈴茂器工<6405>(JQS)に注目したい。1月31日に今期(13年3月期)連結業績見通しの増額修正を発表した。これを好感して株価は高値を突破した。引き続き上値追いの展開が期待されるだろう。

 今期の連結業績見通しについては、前回予想に対して売上高を3億50百万円増額して前期比8.5%増の68億50百万円、営業利益を1億45百万円増額して同21.0%増の8億60百万円、経常利益を1億65百万円増額して同23.3%増の8億80百万円、そして純利益を1億20百万円増額して同41.3%増の5億10百万円とした。主力の米飯加工機械の受注が回転寿司、中食、丼物チェーンの大手企業向けなどに想定以上に好調な模様である。利益面では予算管理徹底などの効果も寄与した模様だ。

 寿司・のり巻きロボット、おむすび・ご飯盛り付けロボットなど米飯加工機械を主力としており、国内では回転寿司・持ち帰り寿司店、弁当・おむすび・惣菜などの中食業態、さらに牛丼店チェーンなどでの新規導入や新規出店、海外では日系フードビジネス企業の積極進出が追い風となるだろう。また子会社ではアルコール系除菌剤などの衛生資材事業を展開しており、ノロウイルス集団感染などを背景に需要拡大が期待されそうだ。中期的にも一段の収益拡大が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、短期的な調整を挟みながら上値下値を切り上げて強基調の展開が続いている。増額修正発表翌日の1月31日には昨年来高値となる885円まで急騰する場面があり、2月5日にも884円まで上昇している。2月5日の終値878円を指標面で見ると、今期予想連結PER(修正後の会社予想連結EPS102円83銭で算出)は8〜9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績連結BPS1236円43銭で算出)は0.7倍近辺となる。

 日足チャートで見るとやや過熱感を強めたが、25日移動平均線を挟むレンジでのモミ合いから上放れた形であり、強基調の展開だろう。また週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを維持している。中期的な収益拡大期待が強く上値を追う展開となりそうだ。05年11月以来となる1000円台回復も視野に入るだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:37 | 注目銘柄
2013年02月05日

【狙い場・買い場】純益減益を織り込みノダは復興関連のバリュー株評価が再燃へ

狙い場・買い場 ノダ<7879>(東2)は、東日本大震災の復興関連のバリュー株人気が再燃する可能性が強い。今11月期純利益は、前期の15年ぶりの過去最高から半減予想となっているが、それでも東証2部低PERランキングでは上位にランクインしているためだ。配当利回りも、連続増配予想で2.0%と投資妙味を示唆しており、今年1月18日につけた昨年来高値558円奪回から2006年4月高値652円に向けて再騰しよう。

 同社株は、今年1月15日に前11月期業績を再上方修正、純利益が過去最高を大幅に更新することから昨年来高値まで100円高した。ところがこの業績再上方修正の3日後に発表した今11月期業績は、通期純利益を前期の33億3300万円(前々期比2.9倍)のV字回復から14億7000万円(前期比55%減)と大幅減益転換を予想したことが響き、株価は急落、往って来いとなってしまった。

 この前期業績のV字回復と今期の大幅減益転換予想は、注釈が必要である。前期は、同社子会社への宮城県の震災復旧補助金6億900万円や繰延税金資産の追加計上11億7100万円が大きく純利益を押し上げたもので、今期はこの特別利益の一巡が、大幅減益要因となっている。業績実態そのものは、合板事業で合板の販売価格がなお厳しい状況が続くが、住宅建材事業では、介護施設向けの提案営業強化、シェアアップ、耐震性能に優れた構造用MDFの拡販などで連続増収・経常増益転換を予想するなど順調に推移する。

 このため配当も、前期に7円(前々期実績5円)に増配したが、今期は10円と連続増配を予定している。

 株価は、25日移動平均線を下値支持ラインに上昇、前期業績再上方修正で上放れ25日から大きく上方カイ離し、この修正で再度、25日線を確認して出直りを窺っている。PER4倍台、PBR0.5倍の超割安修正が期待できる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:30 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】大日精化は除染関連の割安銘柄、PERもわずか7倍

狙い場・買い場 日野自動車は復興と新興国需要、ピーク利益更新続く 大日精化<4116>(東1)は、除染関連として注目したい。政府は2日、福島県での除染や避難区域の見直しといった復興事業を統括する「福島復興再生総局」の発足式を開催。復興庁など3つの府省庁が縦割りで所管してきた業務を一元的に監督し、東京電力福島第1原子力発電所事故からの復興を加速させると伝わっており、同社が放射性セシウムで汚染された水を市販の紺青と呼ばれる青色顔料「フェロシアン化鉄」を使って除去する技術を開発したことを見直されると期待する。

 足元の業績、塗料業界向けやIT関連業界向け情報記録関連材料が好調のほか、車両業界向けの各種コンパウンドが国内車両業界を中心に回復基調で、今3月期売上高は1600億円(前期比2.5%増)、営業利益は91億円(同6.8%増)、経常利益91億円(同6.7%増)、純利益54億円(同25.2%増)を見込んでいる。今期予想PER7倍台・PBR0.77倍とバリュエーション的にも割安感があり、5日移動平均線がサポートしており、一段高に進む可能性は高く、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:15 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】建設用仮設基材エスアールジータカミヤ出直り強める、2ケタ増益

狙い場・買い場 建設用仮設機材販売・レンタルのエスアールジータカミヤ<2445>(東2)に注目したい。株価は高値圏での短期調整が一巡して切り返す動きを強めている。今期(13年3月期)は大幅営業増益見通しであり、上値を試す展開が期待されそうだ。

 仮設機材の販売・レンタルについては、主力の建設分野が震災復興や老朽化インフラ更新関連で好調が期待されることに加えて、強化している環境分野も太陽光発電関連の需要拡大が期待される。

 今期連結業績見通しは、売上高が前期比10.3%増の256億円、営業利益が同51.3%増の15.7億円、経常利益が同20.3%増の13億円、純利益が同7.3%減の7億円としている。純利益は負ののれん発生益が一巡して減益見込みだが、建設分野は復興・耐震補強関連が好調であり、子会社ホリーの住宅用太陽光発電パネル設置架台や住宅用制振装置なども寄与して、大幅営業増益の見込みである。

 株価の動きを見ると、安倍晋三内閣の国土強靭化計画などを材料視して1月8日に815円まで上昇した。12年3月19日の高値817円を抜けずに一旦は720円台まで反落したが、足元では770円台まで戻して切り返す動きを強めている。2月4日の終値772円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS65円31銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS585円08銭で算出)は1.3倍近辺となる。

 日足チャートで見ると、一旦は割り込んだ25日移動平均線を回復する動きとなった。また週足チャートで見ると、13週移動平均線が接近して切り返す動きである。短期調整が一巡して上値を試す展開が期待されそうだ。国土強靭化計画関連やメガソーラー関連などテーマ性は豊富であり、2月8日発表予定の第3四半期累計(4〜12月期)業績も注目されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

>>エスアールジータカミヤのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:55 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】日野自動車は復興と新興国需要、ピーク利益更新続く

狙い場・買い場 日野自動車<7205>(東1)が強い動きを継続している。1月30日に発表された今2013年3月期の業績見通しは、営業利益が600億円(前期375億円)に増額修正された。復興需要と新興国需要の取り込みが要因で、2008年3月期の458億円を上回るピーク利益更新となる。

 好業績発表で相場に一区切り付くかと見られていたが、その後も買いが継続する流れとなり、改めて上昇相場がスタートしたニュアンスだ。今3月期の第3四半期(2012年10〜12月)3カ月の連結業績は営業利益が前年同期比2.7倍の141億円に達した。第3四半期として売り上げ、利益とも過去最高を更新、時間を追って好転しつつある点が評価材料。

 底堅い国内トラック需要や、タイとインドネシアでの収益性向上がベースとなっているが、そうした好環境は来期以降も引き継がれる見通しだ。直近の取組みは売り126万株、買い52万株と大幅な売り長状態。ここしばらく途絶えていた逆日歩が再び発生するようだと、株価にスピード感を与えることになりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:53 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】SJI、今期営業利益2.6倍、医療システム分野強化

狙い場・買い場 システム開発のSJI<2315>(JQS)に注目したい。株価は底打ち確認してトレンド好転の動きを強めている。出遅れ水準訂正で出直りが期待されそうだ。

 今期(13年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比34.4%増の280億円、営業利益が同2.6倍の30億円、経常利益が同36.3%増の25億円、純利益が同62.3%減の3億円としている。国内医療機関からのシステム開発受注、海外システム開発事業でのオフショア開発、石油化学エンジニアリングサービス事業での設備販売などが順調な模様である。中国事業を強化するため12年7月に子会社化したSinoCom(香港市場上場)の7〜9月期業績が、第3四半期(10〜12月期)連結業績から反映することも寄与する。純利益は繰延税金資産取り崩しによる法人税増加がマイナス要因となる模様だ。

 医療カルテシステムや人工透析支援システムなど、成長期待が強い医療情報システム分野の強化を推進している。12月27日には、介護システム事業のCare Online社を子会社化することも発表している。連携を強化して受注拡大を図る方針だ。

 株価の動きを見ると、11月15日に8500円、12月21日に8700円まで調整する場面があったが、徐々に水準を切り上げる展開となり1月29日には1万990円まで戻す場面があった。11月27日に発表した新株予約権付社債発行に対する反応は限定的で、調整が一巡したようだ。2月4日の終値1万170円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS363円25銭で算出)は28倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間200円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万6484円66銭で算出)は0.6倍近辺となる。

 日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。また週足チャートで見ると、26週移動平均線を突破して底打ちを確認した形となり、トレンド好転の動きを強めている。出遅れ水準訂正で出直りが期待されそうだ。2月14日に第3四半期累計(4〜12月期)連結業績の発表を予定しており、思惑が広がる可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | 注目銘柄
2013年02月04日

【狙い場・買い場】細田工務店は目先筋の売り一巡後は、上昇第3ラウンド入り

狙い場・買い場 細田工務店<1906>(JQS)が一直線の上昇相場に進んできた。ただ、1月23日に日々公表銘柄に指定され、次いで1月29日には委託保証金率について現行30%以上を50%以上(うち現金20%以上)に引き上げる臨時措置が発表されるなど、株価上昇を抑制する要因が発生し、目先一服場面に入っている。しかし、これは相場リズム上、一服が欲しい局面でもあった。

 昨年11月13日の112円をボトムに上昇相場に出発、1月4日の196円まで上昇一波を形成した。そこから1月9日の174円まで一呼吸入れ、1月29日の350円まで一直線の上げとなる上昇2波を形成した。そこに規制強化が発動されたもので、それが無くても調整に入っていた頃合である。

 「都市型3階建ての家」、「15坪からの都市型住宅」など提案型商品の販売を推進、今2013年3月期は営業利益9億1000万円と、前期の3億1400万円の損失から様変わりの業績好転が予想されている。PBRは0.8倍と上がってなお割安水準を脱出していない。有力筋はこの調整を積極的に拾う意向を見せており、目先筋の売りが一巡した後は上昇第3ラウンドが控えている。(株式評論家・隆盛)

>>細田工務店のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:50 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】スギHDは花粉症特需を先取り、押し目買いで値幅効果

狙い場・買い場 スギホールディングス(スギHD)<7649>(東1)は、今年1月15日に昨年来高値3275円をつけ、25日移動平均線を下値支持ラインにもみ合っているが、ここは押し目買い対処で値幅効果が期待される。2月入りとともにスギ花粉の飛散が始まり花粉症患者が増加、この特需思惑でシーズン・ストック人気が高まるほか、今2月期の連続最高純利益を見直す割安株買いも交錯、さらに信用取組が株不足となっている好需給もサポートするためだ。

 同社は、スギ薬局を中心とする調剤併設型ドラッグストアを展開するファーマシー事業と、ディスカウント型ドラッグストアに業態展開している子会社ジャパンを中心とするドラッグ事業が経営の2本柱で、今年3月にスギ薬局とジャパンを合併、効率経営に磨きをかけ、2015年度にグループ店舗数1500店舗、連結売り上げ5000億円を目指す積極経営を推進している。

 足元の今2月期業績も、東日本大震災関連需要の反動減や昨年の花粉症関連商品の販売減などを積極的な新規出店策、調剤室の改装、品揃え充実、さらにドラッグ事業での一般医薬品取り扱い店舗の拡大などで補い、第2四半期累計業績は、期初予想を上ぶれて着地した。

 今年1月8日に開示した第3四半期業績も、期初予想の2月通期業績に対して80〜78%の利益進捗率と目安の75%を上回っており、このところの気温上昇で花粉飛散が早期化すれば、連続過去最高と予想している今期純利益115億円(前期比0.6%増)の上ぶれ余地も生じてくる。

 株価は、関東エリアに1号店を出店した2006年に3540円の高値をつけ、2007年の3530円とダブルトップを形成し、2009年3月の1607円安値、2011年の1597円安値でダブルボトムを形成して底上げ、3000円台を回復したところである。PER17倍台の割安修正に売り方の買い戻しも交え2006年高値にキャッチアップする値幅効果が期待できる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:47 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】アイセイ薬局は売上増額、利益減額も好収益不変、割安水準

狙い場・買い場 アイセイ薬局<3170>(JQS)は、関東や東海を中心に調剤薬局チェーンや介護福祉事業などを展開し、調剤薬局のドミナント出店戦略で店舗運営体制の最適化も推進している。

 1月25日に今期(13年3月期)の連結業績見通しの修正を発表した。売上高は前回予想に対して3億88百万円増額して424億58百万円(前期比12.2%増)としたが、利益については営業利益を5億17百万円減額して14億83百万円(同22.0%減)、経常利益を4億67百万円減額して12億95百万円(同24.9%減)、純利益を4億26百万円減額して4億14百万円(同47.6%減)の見込みとした。売上高は新規出店やM&A戦略の効果で上振れる見込みだが、薬剤師不足の影響で人件費が増加し、減損損失計上なども影響して利益が下振れる模様だ。

 株価の動きを見ると、利益減額修正発表翌日の1月28日には前日比252円(10.87%)安の2068円まで急落する場面があった。ただしその後は概ね2100円近辺で下げ渋る展開となっている。失望売りがほぼ一巡した形だろう。2月1日の終値2120円を指標面で見ると、今期予想連結PER(減額修正後の会社予想連結EPS181円44銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間55円50銭で算出)は2.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPSに株式分割を考慮した1587円73銭で算出)は1.3倍近辺となる。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面だが、12年11月15日の安値1873円まで下押しすることなく、概ね2000円近辺が下値支持線として機能しているようだ。調整が一巡し、第3四半期累計(4〜12月期)連結業績発表でアク抜けに繋がる可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:04 | 注目銘柄
2013年02月02日

【狙い場・買い場】2ケタ増益の関東瓦斯開発は水準訂正高が続く、ヨード価格も上昇

狙い場・買い場 関東天然瓦斯開発<1661>(東1)は、資源関連として見直し余地があり注目したい。米国景気の回復期待を背景に、原油・金など貴金属市況が堅調。発電用ガス販売の増加に加え、天然ガスやヨードの価格が上昇。原子力発電所の再稼動が難しく原油高が続けば、天然ガスの開発と生産は増加する方向へ。また、同社連結子会社である大多喜ガス<9541>(東2)が、ガス料金を値上げし価格転嫁も進む見通しで、今月14日に発表が予定される12年12月期決算に対する期待も高まると見られることから、上昇基調を強めると予想する。

 足元の業績、前12月期売上高は787億円(前期比15.5%増)、営業利益は39億円(同30.3%増)、経常利益は45億円(同21.9%増)、純利益は21億円(同16.9%増)と2ケタの増収増益の好調が見込まれている。国内では燃料電池エネファーム、海外ではヨードの輸出拡大で今12月期増収増益を確保すると観測。PBR0.59倍と割り負けしており、水準訂正高が続く可能性が高く、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:04 | 注目銘柄
2013年02月01日

【狙い場・買い場】日本金銭機械は「アベノミクス」や「金」高騰も材料に

狙い場・買い場 日本金銭機械<6418>(大1)=100株単位=は第3四半期の決算発表を2月14日に予定。貨幣処理機や紙幣識別期などの大手で、海外売上高が全体の5割近いため、為替差益が注目点のひとつ。今3月期の業績見込みは好調で、第2四半期の段階で、今3月期の連結業績予想を売上高230億円(前期比3.9%増)、営業利益14億円(同33.0%増)、純利益9億円(同15.6%増)。1株利益は33円36銭。これが上ぶれる期待が強まっている。

 株価は昨年10月の620円、11月の621円を下値に上昇基調を続け、本日の終値は818円(3円安)。PERは24倍に達するものの、この背景には、「アベノミクス」本格化によって貨幣・紙幣の流通量の増加の可能性があること、金相場の歴史的高値により、純金コインなどの発行増加の可能性があること、などの期待があるようだ。一方で、1株純資産との比較になるPBRは0.9倍台のため、市場平均からみて割安感が強い。(ステルス)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:48 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】初値固めのミサワ、IPO再開で下げ過ぎ訂正に再発進

狙い場・買い場 ミサワ<3169>(東マ)は、2011年12月に新規株式公開(IPO)され、このときにつけた初値1209円を固める動きを続けているが、今年2月13日から2013年のIPOが再開されることもあり、これをキッカケに下げ過ぎ訂正買いが再燃する展開が見込まれる。同社のunicoハウスカードがきょう2月から導入、スタートすることも側面支援しよう。

 同社は、公開価格860円でIPOされ1209円で初値をつけたあと、2012年1月期業績の最高純利益報道などでストップ高を交えて上場来高値2100円まで人気化したが、上場人気の一巡とともに1000円台を試す底固めが続いた。とくに昨年12月に発表した2013年1月期第3四半期(3Q)決算が、増益で着地したものの、通期業績対比で低利益進捗率にとどまったことから再度、1050円まで調整した。

 ただこの上場後再三の下値確認は、1000円台は岩盤との市場コンセンサス形成にもつながり、下げ過ぎ訂正で初値水準までリバウンドした。前日に決算期終了となった前期決算も、期中に期初予想に変更はなく、売り上げ54億1500万円(前々期比17%増)、経常利益4億6000万円(同22%増)、純利益2億9100万円(同27%増)と見込んでいる。

 20代から30代の女性顧客を主要ターゲットに計画植林した木材を使用したカジュアル家具を販売する店舗とオンラインショップ、さらに外食産業を展開、一貫したライフスタイルを訴求するとともに、年間5〜6店舗のペースで店舗拡充を進め、海外・国内工場と連携してリーズナブルな価格設定をしていることなどが要因となっている。このところ、若い女性にマンション購入などが盛り上がっていることも好材料で、次期業績への期待も高める。

 株価は、上場来高値から昨年9月安値1018円までの調整幅の3分の1戻し水準まで底上げしたが、なおPERは9倍台と下げ過ぎを示唆している。2013年のIPO再開とともに半値戻しの1559円へリバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:46 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】日本ピストンリングに出遅れ買いの大波、値ごろ人気よし

狙い場・買い場 日本ピストンリング<6461>(東1)に出遅れ買いの大波が押し寄せ、株価も一気の浮上態勢に入ってきた。今2013年3月期の営業利益が9月中間決算発表時に35億円から26億円(前期38億4700万円)に減額修正されたことが足かせになり、値固めを強いられていたが、中低位株の活発な動きを受け、買いが上値に伸びる状況を迎えている。

 PBRは0.9倍に過ぎないし、配当利回り2.1%、さらにPERも8.5倍と、割安さが凝縮された銘柄と言える。減額修正については、円高や中国での日系自動車メーカーの販売減少などを考慮したものと指摘されているが、こうした理由は今の市場の流れからすれば、全く問題なく、むしろ増額に期待がかかる環境である。アナリスト筋も来期の業績については大幅増益転換が有力との見方を強めている。31日の売買高は350万株と、前日の19万株から急増、エンジンが点火し、上げ加速の局面に踏み込んだニュアンスが強くなっている。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:15 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】小中高生の東京個別指導学院、教育資金贈与非課税が追い風

狙い場・買い場 東京個別指導学院<4745>(東1)に注目したい。首都圏中心に小中高校生向け個別指導学習塾を展開している。株価は教育資金贈与税の非課税措置を材料視して急騰した。さらに上値を窺う態勢のようだ。

 1月11日発表の今期(13年2月期)第3四半期累計(3〜11月期)の業績(非連結)は、売上高が前年同期比4.1%増の91億15百万円、営業利益が58百万円(前年同期は1億96百万円の赤字)、経常利益が63百万円(同1億92百万円の赤字)、純利益が13百万円(同1億45百万円の赤字)だった。震災のため中止していた春期講習会の再開、新規4教室の開校、利便性向上のための教室移転やリニューアル、iPadを利用した映像学習の開始などの施策も寄与して在籍生徒数が増加し、営業損益も大幅に改善した。

 通期見通しについては9月26日の増額修正値を据え置き、売上高が前期比4.3%増、営業利益が同81.3%増、経常利益が同78.5%増、純利益が同2.8倍としている。在籍生徒数が順調に増加している模様であり、講師費用や新商品・サービス開発費用の増加などを吸収して、営業損益が大幅に改善する見込みだ。

 なお、緊急経済対策で祖父母から孫への教育資金贈与が非課税となる改正案が税制改正大綱として決定したことを受け、授業料金パッケージ等の対応商品・サービスの導入を検討している模様だ。

 株価の動きを見ると、教育資金贈与税の非課税措置を材料視して急騰した。1月10日には288円まで上昇する場面があった。その後一旦は220円近辺に反落していたが、足元では270円近辺まで上昇して上値を窺う態勢のようだ。1月31日の終値267円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS6円84銭で算出)は39倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績のBPS120円01銭で算出)は2.2倍近辺となる。

 160円台から280円台まで急騰したため過熱感を残しているが、今期営業損益の大幅改善見通しも支援材料であり、上値追いが期待されそうだ。10年6月の戻り高値324円も視野に入るだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:49 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】好業績のクックパッドは米大手フェイスブウク関連でも注目

狙い場・買い場 料理レシピ投稿・検索サイト最大手のクックパッド<2193>(東1)は、米ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手フェイスブック関連として注目したい。米フェイスブックが1月30日に発表した第4・四半期決算は、売上高が15億8500万ドル(前年同期比約40%増)と好調に推移。一昨年同社が発表した約80社の戦略パートナーに、日本企業として唯一選ばれていたことから、クックパッドは大きく見直されると予想する。

 足元の業績、今4月期第2四半期売上高は22億8400万円(前期比25.7%増)、営業利益は11億8300万円(同34.7%増)、経常利益は11億6400万円(同37.6%増)、純利益は7億1800万円(同37.6%増)と2ケタの増収増益着地と好調。いちよし経済研究所では、1月17日付で投資判断を「A」、フェアバリューを3400円としている。会社側では通期業績予想を開示していないが、同研究所は、今4月期営業利益25億5000万円(前期実績19億9000万円)、来4月期同35億円に拡大すると観測。スーパーの特売情報と連携したレシピの検索が行えるサービスが好調のようで、5日移動平均線、13週移動平均線、9カ月移動平均線とそれぞれサポートしており、09年8月高値3258円奪回が視野に入る。短期でも中・長期でも好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:34 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】インテージ株価は長期のモミ合い上放れ上値大きい

狙い場・買い場 市場調査最大手のインテージ<4326>(東1)は、小売店パネル調査、消費者パネル調査などを主力として、医薬品開発支援などにも事業領域を広げている。中期的な収益拡大期待で株価は上値追いの展開が続きそうだ。

 今期(13年3月期)連結業績見通しは、売上高が前期比9.7%増、営業利益が同8.5%増、経常利益が同8.0%増、純利益が同32.4%増としている。第2四半期累計(4〜9月期)が計画を下回り、通期予想に対する進捗率も売上高が45.1%、営業利益が33.7%、経常利益が32.3%、純利益が28.4%と低水準だったが、市場調査・コンサルティング事業や医薬品開発支援事業が好調な模様である。ベトナムの市場調査会社FTAの通期寄与、NTTドコモ<9437>との合弁会社ドコモ・インサイトマーケティングとの協業効果、アスクレップ(4月に医薬品開発支援のPPCJを統合)の収益改善、医療情報総合研究所(JMIRI)(8月に子会社化)や医療関連インターネット調査のプラメド(11月に子会社化)連結化なども寄与する模様だ。

 なお13年10月1日をもって持株会社制へ移行する方針を示している。中期経営計画では「モバイル」「グローバル」「ヘルスケア」をキーワードとしており、持株会社制移行によってグループ各社のシナジー効果が期待され、アジア市場への本格展開も注目されるだろう。

 株価の動きを見ると、昨年10月中旬の1500円台を起点として右肩上がりの展開となった。足元も上値追いの展開が続き1月31日には2216円まで上昇する場面があった。中期的な収益拡大に対する期待感を強める動きだろう。31日の終値2173円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS174円64銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間50円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1442円25銭で算出)は1.5倍近辺となる。

 10月中旬の1500円台から足元の2200円台までほぼ一本調子に上昇したが、テクニカル面での過熱感はなく、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの上昇トレンドだろう。2月8日に第3四半期累計(4〜12月期)業績の発表を予定しており、好内容が確認されれば上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:30 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】高級レストランのうかい、景気好転で株価上昇に勢い

狙い場・買い場 うかい<7621>(JQS)に注目したい。和洋食の高級料理店を展開している。株価は強基調に転換して長期下降トレンドから脱する動きのようだ。

 今期(13年3月期)業績(非連結)見通しは、11月9日に減額修正して売上高が前期比0.1%減の116億10百万円、営業利益が同34.8%減の3億73百万円、経常利益が同40.8%減の2億78百万円、純利益が同60.2%減の1億24百万円としている。第2四半期累計(4〜9月期)の売上高が下振れ、人件費や修繕費の増加も圧迫要因となる模様だ。ただし足元の既存店売上高は回復傾向を強めている。

 会社リリースによる月次売上動向を見ると、既存店売上高(前年比、速報値)は4月110.5%、5月96.7%、6月96.0%、7月96.1%、8月102.5%、9月107.4%、10月96.4%、11月98.4%、12月100.5%と推移している。12月は客単価がプラスを維持し、客数もプラス転換した。

 株価の動きを見ると、1400円〜1450円近辺でのモミ合い展開から上放れて水準を切り上げている。1月31日には1590円まで上昇した。今期業績減額修正を織り込んで下値固めが完了したようだ。景気回復期待に加えて12月の既存店売上高も好感されているだろう。1月31日の終値1590円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS25円18銭で算出)は63倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は0.6%近辺、実績PBR(前期実績のBPS782円39銭で算出)は2.0倍近辺となる。

 週足チャートで見ると安値圏でのモミ合い展開から上放れ、26週移動平均線を突破して上伸した。11年6月と7月の1559円も突破してトレンド好転を確認した形だろう。また月足チャートで見ると、長期の抵抗線だった24カ月移動平均線を突破して、長期下降トレンドから脱する動きとなっている。期末に向けて株主優待権利取りの動きが強まる可能性もあり、震災前の11年1月の1800円が視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:27 | 注目銘柄
2013年01月31日

【狙い場・買い場】第一商品、商品市況上昇追い風、今期営業利益2.5倍

狙い場・買い場 商品先物取引大手の第一商品<8746>(JQS)は、株価が戻り歩調の展開となった。世界的な金融緩和を背景とした商品市況の上昇を追い風に、上値追いが期待されるだろう。

 今期(13年3月期)業績(非連結)見通しは、売上高が前期比21.8%増の98億10百万円、営業利益が同2.5倍の32億10百万円、経常利益が同95.5%増の34億20百万円、純利益が同2.3倍の20億98百万円としている。第2四半期累計(4〜9月期)は商品先物取引売買高が低迷ししたため、計画を下回り大幅減収となって営業赤字だった。下期も金先物価格や売買高次第となるが、世界的な金融緩和の流れを背景として金先物価格など商品市況が上昇傾向を強めている。このため下期は売買高の増加が予想され、収益の大幅改善が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、300円台半ばでのモミ合い展開から上放れて水準を切り上げている。1月21日には439円まで上昇する場面があり、足元も概ね戻り高値圏の420円〜430円近辺で推移している。足元の金融緩和や商品市況上昇を好感した動きだろう。30日の終値431円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS135円82銭で算出)は3〜4倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は4.6%近辺、実績PBR(前期実績のBPS580円55銭で算出)は0.7倍近辺となる。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると抵抗線だった26週移動平均線を突破して上伸し、強基調へ転換した形だろう。指標面の割安感もあり、世界的な金融緩和を背景とした商品市況の上昇を追い風に、上値追いが期待されるだろう。昨年2月24日の戻り高値517円が視野に入りそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:17 | 注目銘柄