キーウェアソリューションズ<3799>(東2)はシステム開発事業、システムインテグレーション事業、ITサービス事業などを主力としている。株価は長期の下降トレンドから脱して戻り歩調の展開のようだ。
今期(13年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比3.6%増の159億60百万円、営業利益が5億20百万円(前期は5億28百万円の赤字)、経常利益が3億90百万円(同5億79百万円の赤字)、純利益が3億38百万円(同11億54百万円の赤字)としている。公共システムやネットワークシステムの受託開発、ITサービスなどが堅調であり、事業構造改革効果も寄与して黒字化見込みとしている。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は売上高が47.7%、営業利益が15.0%、経常利益が8.2%、純利益が6.8%と低水準だった。通期下振れの可能性に注意が必要だが、官公庁関連を中心に第4四半期(1〜3月期)の比重が高いとしている。
株価の動きを見ると、11月下旬に動意付いて一気に水準を切り上げる展開となった。1月22日には308円まで上昇して11年8月以来の300円台を回復する場面があり、強基調への転換を鮮明にしている。今期下振れの可能性を織り込んで200円近辺での下値固めが完了し、来期(14年3月期)業績に対する期待感と考えられる。28日の終値279円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS37円10銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS586円60銭で算出)は0.5倍近辺となる。
日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開だろう。また週足チャートで見ると26週移動平均線、月足チャートで見ると24カ月移動平均線を突破して上伸し、11年から続いた長期下降トレンドから脱してトレンド好転の動きとなっている。今期業績下振れ懸念を織り込んだ可能性があり、出直り本格化が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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(01/29)【狙い場・買い場】キーウェアソリューションズ株価、戻り相場に基調転換、黒字転換
(01/29)【狙い場・買い場】クラウディア、結婚式場運営伸長で1Q好調、低PER
(01/28)【狙い場・買い場】東洋水産は想定為替が13円の為替差益になり意外性
(01/28)【狙い場・買い場】三角保ち合い煮詰まるJパイルは最高値更新から青空も
(01/28)【狙い場・買い場】医療衛生材の川本産業、好業績、ノロウイルス関連も伸長、割安
(01/28)【狙い場・買い場】株価上昇基調のGMOクラウド、前12月期大幅増益、今期も期待
(01/28)【狙い場・買い場】スターティア、期待の3Q発表接近、電子ブック作成ソフト好調
(01/28)【狙い場・買い場】日本エンタープライズ、今期の増額を見直しへ、電子書籍も
(01/28)【狙い場・買い場】キトー、今期2ケタ増収増益、米国資源開発向け好調、10万円も
(01/26)【狙い場・買い場】SWサービスは在宅医療の体制整備に期待感
(01/25)【狙い場・買い場】LIXILグループは円安でも高値に進み需給の強さ注目
(01/25)【狙い場・買い場】岡村製は「アベノミクス」関連の一角でバリュー株買いが再燃期待
(01/25)【狙い場・買い場】扶桑薬は3DMの株主としてバイオバブルに乗るか
(01/25)【狙い場・買い場】機械商社の第一実業、円高修正メリットとアジアが追い風
(01/25)【狙い場・買い場】第3Q好調パイプドビッツ、通期4割増益、株価出番接近
(01/24)【狙い場・買い場】マツモトキヨシHLDは出遅れ感強く創業80周年も期待要因
(01/24)【狙い場・買い場】決算発表一番乗り「あみやき亭」は業績相場展開でも一番槍
(01/24)【狙い場・買い場】医療・衛星画像のイメージ ワン株価煮詰まる、営業黒字へ
(01/24)【狙い場・買い場】高値突破の稲葉製作所、今期再増額の可能性で一段高に
(01/24)【狙い場・買い場】創薬のアールテック・ウエノ、好材料相次ぐ、株価調整一巡
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2013年01月29日
【狙い場・買い場】キーウェアソリューションズ株価、戻り相場に基調転換、黒字転換
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:00
| 注目銘柄
【狙い場・買い場】クラウディア、結婚式場運営伸長で1Q好調、低PER
クラウディア<3607>(東1)は、ウェディングドレスの製造・販売・レンタル、結婚式場の運営などを展開している。今期(13年8月期)好業績見通しを評価して株価は出直り感を強めている。
1月10日発表の第1四半期(9〜11月期)連結業績は、売上高が前年同期比7.0%増、営業利益が同17.4%増、経常利益が同17.8%増、純利益が同17.4%減だった。ショップ事業がやや伸び悩んだが、ホールセール事業は新規取扱ブランドが寄与し、式場事業は「アイネスヴィラノッツェ沖縄」の好調に新規運営の「ル・センティフォーリア」(大阪市)も寄与した。純利益は固定資産売却益一巡で減益だった。
通期見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比4.3%増の153.4億円、営業利益が同35.5%増の14.7億円、経常利益が同36.2%増の15.1億円、純利益が同3.4%増の9.4億円としている。ホールセール事業でのラインナップ強化効果、国内ショップ事業での新規店舗の寄与、式場事業での「アイネスヴィラノッツェ沖縄」の好調や「ル・センティフォーリア」の通期寄与、海外生産工場での原価低減効果、システム関連の一時的費用一巡などで大幅営業増益の見込みだ。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が30.5%、営業利益が72.9%、経常利益が72.3%、純利益が76.1%と高水準であり通期上振れの可能性が高いだろう。
株価の動きを見ると、1000円近辺の短期モミ合いから上放れて出直り感を強めている。1月18日には1199円まで戻す場面があった。今期好業績見通しを評価する動きだろう。28日の終値1155円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS204円03銭で算出)は5〜6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は3.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1499円33銭で算出)は0.8倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開だろう。昨年4月2日の戻り高値1177円を突破したことで先高期待を強めている。指標面には割安感があり、短期調整を挟みながら11年8月の1310円を試す展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
1月10日発表の第1四半期(9〜11月期)連結業績は、売上高が前年同期比7.0%増、営業利益が同17.4%増、経常利益が同17.8%増、純利益が同17.4%減だった。ショップ事業がやや伸び悩んだが、ホールセール事業は新規取扱ブランドが寄与し、式場事業は「アイネスヴィラノッツェ沖縄」の好調に新規運営の「ル・センティフォーリア」(大阪市)も寄与した。純利益は固定資産売却益一巡で減益だった。
通期見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比4.3%増の153.4億円、営業利益が同35.5%増の14.7億円、経常利益が同36.2%増の15.1億円、純利益が同3.4%増の9.4億円としている。ホールセール事業でのラインナップ強化効果、国内ショップ事業での新規店舗の寄与、式場事業での「アイネスヴィラノッツェ沖縄」の好調や「ル・センティフォーリア」の通期寄与、海外生産工場での原価低減効果、システム関連の一時的費用一巡などで大幅営業増益の見込みだ。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が30.5%、営業利益が72.9%、経常利益が72.3%、純利益が76.1%と高水準であり通期上振れの可能性が高いだろう。
株価の動きを見ると、1000円近辺の短期モミ合いから上放れて出直り感を強めている。1月18日には1199円まで戻す場面があった。今期好業績見通しを評価する動きだろう。28日の終値1155円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS204円03銭で算出)は5〜6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は3.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1499円33銭で算出)は0.8倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開だろう。昨年4月2日の戻り高値1177円を突破したことで先高期待を強めている。指標面には割安感があり、短期調整を挟みながら11年8月の1310円を試す展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:54
| 注目銘柄
2013年01月28日
【狙い場・買い場】東洋水産は想定為替が13円の為替差益になり意外性
東洋水産<2875>(東1)は本日反落となり、終値は2522円(37円安)。しかし、ジリ高基調のまま、PERは16倍前後。東証1部銘柄の平均PER18倍台(日経225銘柄平均も18倍台)との比較で割安感がある。生めん風の即席めん新製品が、「塩味」などのラインアップ拡大もあり、引き続き即席袋めん市場を席巻。第3四半期の決算発表は1月31日の予定で、当面の大きな注目要因になる。
第2四半期の段階では、海外即席めん事業の売り上げ高が前年同期比12.2%増加するなど好調。今3月期の業績予想は、想定為替レートを1ドル78円として、連結売上高を前期比2.8%増、純利益を同5.5%増、1株利益は166円40銭と想定する。足元の外為レートは91円のため、単純に見れば13円の為替差益になる。(ステルス)
第2四半期の段階では、海外即席めん事業の売り上げ高が前年同期比12.2%増加するなど好調。今3月期の業績予想は、想定為替レートを1ドル78円として、連結売上高を前期比2.8%増、純利益を同5.5%増、1株利益は166円40銭と想定する。足元の外為レートは91円のため、単純に見れば13円の為替差益になる。(ステルス)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:42
| 注目銘柄
【狙い場・買い場】三角保ち合い煮詰まるJパイルは最高値更新から青空も
ジャパンパイル(Jパイル)<5288>(東1)は、今年1月18日に昨年来高値469円をつけスピード調整の三角保ち合いを続けているが、この煮詰まりから再発進し、2009年2月の東証第2部上場時につけた上場来高値475円更新から青空相場を展開することが有力である。東日本大震災の復興需要や首都圏の再開発需要をフル享受する時流性のある業容で、今3月期業績も、これまで2回上方修正しており、1月31日発表予定の今期第3四半期(3Q)決算が、再発進の狼煙となる可能性もある。
同社の今期業績は、昨年8月、12月と上方修正され、純利益は、8月の増額値11億円を16億円(前期比22%増)に引き上げて減益転換予想が増益転換、大幅続伸すると予想した。東日本大震災の復興や首都圏を中心とする再開発プロジェクト向けに主力のコンクリートパイルの需要が増加したことが要因で、その後の「アベノミクス」による緊急経済対策、復興・復旧予算の上乗せなどの政策支援効果で、1月31日の3Q決算発表時にさらに業績上乗せがあるか注目されている。
同社は、このほか好材料が目白押しである。昨年12月4日に東証2部から東証1部に指定替えされ、この指定替えに際して新株式発行(発行価格327円)・株式売出しを実施、株価はやや下ぶれたものの、東証株価指数(TOPIX)算入開始でTOPIX連動型ファンドの買い増しなどの需給好転思惑があり、これが今年年初の昨年来高値更新の要因となっている。
また指定替えに際して記念配当2円を上乗せ、年間10円配当(前期実績8円)に増配することも好感されている。
さらに昨年9月にはベトナムでコンクリートパイル製造の合弁会社を設立、日本企業が大挙進出、大型プロジェクトが予想されるなか、大きな経営拠点となる見込みである。
株価は、東証2部上場時の最高値475円から2010年10月に117円まで大きく売られ、ようやく最高値にキャッチアップしてきたところだが、PERは7倍台、PBRは0.9倍と割安である。値ごろ妙味もあり、上値追いに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社の今期業績は、昨年8月、12月と上方修正され、純利益は、8月の増額値11億円を16億円(前期比22%増)に引き上げて減益転換予想が増益転換、大幅続伸すると予想した。東日本大震災の復興や首都圏を中心とする再開発プロジェクト向けに主力のコンクリートパイルの需要が増加したことが要因で、その後の「アベノミクス」による緊急経済対策、復興・復旧予算の上乗せなどの政策支援効果で、1月31日の3Q決算発表時にさらに業績上乗せがあるか注目されている。
同社は、このほか好材料が目白押しである。昨年12月4日に東証2部から東証1部に指定替えされ、この指定替えに際して新株式発行(発行価格327円)・株式売出しを実施、株価はやや下ぶれたものの、東証株価指数(TOPIX)算入開始でTOPIX連動型ファンドの買い増しなどの需給好転思惑があり、これが今年年初の昨年来高値更新の要因となっている。
また指定替えに際して記念配当2円を上乗せ、年間10円配当(前期実績8円)に増配することも好感されている。
さらに昨年9月にはベトナムでコンクリートパイル製造の合弁会社を設立、日本企業が大挙進出、大型プロジェクトが予想されるなか、大きな経営拠点となる見込みである。
株価は、東証2部上場時の最高値475円から2010年10月に117円まで大きく売られ、ようやく最高値にキャッチアップしてきたところだが、PERは7倍台、PBRは0.9倍と割安である。値ごろ妙味もあり、上値追いに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:53
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【狙い場・買い場】医療衛生材の川本産業、好業績、ノロウイルス関連も伸長、割安
ガーゼや手術用品など医療用衛生材料大手の川本産業<3604>(東2)に注目したい。今期(13年3月期)好業績見通しが評価され、株価は上値追いの展開が期待されそうだ。
今期業績(非連結)見通しは11月5日に利益を増額修正し、売上高が前期比2.1%増の303億30百万円、営業利益が同37.9%増の5億82百万円、経常利益が同31.7%増の4億75百万円、純利益が同53.3%増の2億65百万円としている。繊維加工品が市場規模縮小の影響で低調だが、主力の衛生材料や医療用品が堅調であり、育児用品は想定以上に好調な模様である。高付加価値製品の販売強化による売上総利益率の改善、販管費抑制なども寄与して大幅増益の見込みである。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が49.4%、営業利益が47.1%、経常利益が49.7%、純利益が50.6%と概ね順調な水準だった。下期はノロウイルスやインフルエンザ予防関連の需要も期待されるだろう。
株価の動きを見ると、昨年4月17日の379円を突破して上げ足に弾みがついた。1月15日には436円まで上昇する場面があり、足元も概ね410円近辺で推移している。今期好業績見通しを評価する動きだろう。25日の終値415円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS44円22銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は3.4%近辺、実績PBR(前期実績のBPS777円90銭で算出)は0.5倍近辺であり、依然として割安感のある水準だろう。
日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインの形であり、強基調の展開だろう。また週足チャートで見ると380円近辺のフシを突破して上伸した形であり、13週移動平均線がサポートラインとして機能しそうだ。今期好業績見通しや指標面の割安感に加えて、ノロウイルスやインフルエンザなどの感染予防関連のテーマ性も支援材料だろう。上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
今期業績(非連結)見通しは11月5日に利益を増額修正し、売上高が前期比2.1%増の303億30百万円、営業利益が同37.9%増の5億82百万円、経常利益が同31.7%増の4億75百万円、純利益が同53.3%増の2億65百万円としている。繊維加工品が市場規模縮小の影響で低調だが、主力の衛生材料や医療用品が堅調であり、育児用品は想定以上に好調な模様である。高付加価値製品の販売強化による売上総利益率の改善、販管費抑制なども寄与して大幅増益の見込みである。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が49.4%、営業利益が47.1%、経常利益が49.7%、純利益が50.6%と概ね順調な水準だった。下期はノロウイルスやインフルエンザ予防関連の需要も期待されるだろう。
株価の動きを見ると、昨年4月17日の379円を突破して上げ足に弾みがついた。1月15日には436円まで上昇する場面があり、足元も概ね410円近辺で推移している。今期好業績見通しを評価する動きだろう。25日の終値415円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS44円22銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は3.4%近辺、実績PBR(前期実績のBPS777円90銭で算出)は0.5倍近辺であり、依然として割安感のある水準だろう。
日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインの形であり、強基調の展開だろう。また週足チャートで見ると380円近辺のフシを突破して上伸した形であり、13週移動平均線がサポートラインとして機能しそうだ。今期好業績見通しや指標面の割安感に加えて、ノロウイルスやインフルエンザなどの感染予防関連のテーマ性も支援材料だろう。上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:01
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【狙い場・買い場】株価上昇基調のGMOクラウド、前12月期大幅増益、今期も期待
ホスティングサービス(サーバ管理)や電子認証サービスなどを展開するGMOクラウド<3788>(東マ)に注目したい。株価は短期調整を挟みながら上値を追う展開が続いている。
前期(12年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比5.2%増の95億02百万円、営業利益が同31.9%増の10億04百万円、経常利益が同26.8%増の10億07百万円、純利益が同55.7%増の5億87百万円としている。セキュリティサービスの拡販効果に加えて、クラウドサービスへの大型投資一巡による減価償却費減少も増益要因の模様だ。通期予想に対する第3四半期累計(1〜9月期)の進捗率は、売上高が74.0%、営業利益が73.0%、経常利益が73.7%、純利益が68.8%と概ね順調な水準だった。
主力のホスティングサービス事業はクラウドサービスの市場拡大が追い風であり、セキュリティサービス事業の海外展開や、ソリューションサービス事業でのスピード翻訳サービスも順調な模様である。ストック型ビジネスの強みで今期(13年12月期)も収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、昨年5月16日の安値3万9500円を起点として、短期調整を挟みながら上昇トレンドを継続している。1月18日には8万円まで上昇して11年7月以来の水準に回復した。足元も概ね7万円台で推移している。好業績見通しを評価する動きだろう。25日の終値7万7100円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5066円38銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間1800円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万4444円60銭で算出)は2.2倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを維持している。足元は昨年来高値8万円を付けた後で上げ一服の形だが、今期業績に対する期待感も高まるだけに上値を追う展開となり、10万円大台も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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前期(12年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比5.2%増の95億02百万円、営業利益が同31.9%増の10億04百万円、経常利益が同26.8%増の10億07百万円、純利益が同55.7%増の5億87百万円としている。セキュリティサービスの拡販効果に加えて、クラウドサービスへの大型投資一巡による減価償却費減少も増益要因の模様だ。通期予想に対する第3四半期累計(1〜9月期)の進捗率は、売上高が74.0%、営業利益が73.0%、経常利益が73.7%、純利益が68.8%と概ね順調な水準だった。
主力のホスティングサービス事業はクラウドサービスの市場拡大が追い風であり、セキュリティサービス事業の海外展開や、ソリューションサービス事業でのスピード翻訳サービスも順調な模様である。ストック型ビジネスの強みで今期(13年12月期)も収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、昨年5月16日の安値3万9500円を起点として、短期調整を挟みながら上昇トレンドを継続している。1月18日には8万円まで上昇して11年7月以来の水準に回復した。足元も概ね7万円台で推移している。好業績見通しを評価する動きだろう。25日の終値7万7100円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5066円38銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間1800円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万4444円60銭で算出)は2.2倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを維持している。足元は昨年来高値8万円を付けた後で上げ一服の形だが、今期業績に対する期待感も高まるだけに上値を追う展開となり、10万円大台も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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【狙い場・買い場】スターティア、期待の3Q発表接近、電子ブック作成ソフト好調
スターティア<3393>(東マ)に注目したい。電子ブック作成ソフトやWebアプリケーションなどの開発、ネットワーク関連機器の販売などを展開している。1月31日に第3四半期累計(4〜12月期・3Q)業績発表を予定しており、期待感が高まる可能性もあるだろう。
今期(13年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比18.8%増の60億39百万円、営業利益が同30.7%増の6億円、経常利益が同26.1%増の6億円、純利益が同7.7%増の3億円としている。ウェブソリューション事業は電子ブック作成ソフト「ActiBook」が好調であり、レンタルサーバーなどのネットワークソリューション事業はストック型ビジネスへのシフトも寄与する模様だ。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は売上高が51.2%、営業利益が46.0%、経常利益が47.2%、純利益が55.7%と概ね順調な水準だった。電子書籍関連市場の拡大が追い風であり、中国に子会社を設立して海外展開も開始する模様だ。中期的にも収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、昨年11月5日の高値2085円から反落して調整局面だったが、概ね1500円近辺から反発して足元では1600円台に戻している。利益確定売りが一巡して出直り態勢のようだ。25日の終値1666円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円53銭で算出)は28倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円05銭で算出)は0.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS534円86銭で算出)は3.1倍近辺となる。
日足チャートで見ると、25日移動平均線を回復して強基調に転換したようだ。また週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だろう。利益確定売りは一巡したと考えられ、電子書籍関連市場の拡大期待で11月の高値を試す可能性があるだろう。1月31日発表予定の第3四半期累計業績に対する期待感が高まる可能性もありそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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今期(13年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比18.8%増の60億39百万円、営業利益が同30.7%増の6億円、経常利益が同26.1%増の6億円、純利益が同7.7%増の3億円としている。ウェブソリューション事業は電子ブック作成ソフト「ActiBook」が好調であり、レンタルサーバーなどのネットワークソリューション事業はストック型ビジネスへのシフトも寄与する模様だ。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は売上高が51.2%、営業利益が46.0%、経常利益が47.2%、純利益が55.7%と概ね順調な水準だった。電子書籍関連市場の拡大が追い風であり、中国に子会社を設立して海外展開も開始する模様だ。中期的にも収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、昨年11月5日の高値2085円から反落して調整局面だったが、概ね1500円近辺から反発して足元では1600円台に戻している。利益確定売りが一巡して出直り態勢のようだ。25日の終値1666円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円53銭で算出)は28倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円05銭で算出)は0.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS534円86銭で算出)は3.1倍近辺となる。
日足チャートで見ると、25日移動平均線を回復して強基調に転換したようだ。また週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だろう。利益確定売りは一巡したと考えられ、電子書籍関連市場の拡大期待で11月の高値を試す可能性があるだろう。1月31日発表予定の第3四半期累計業績に対する期待感が高まる可能性もありそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:15
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【狙い場・買い場】日本エンタープライズ、今期の増額を見直しへ、電子書籍も
日本エンタープライズ<4829>(東2)は、携帯サイト構築やモバイルコンテンツ制作などを主力としている。1月10日の今期(13年5月期)業績見通し増額修正を好感し、株価は安値圏でのボックスレンジから上放れて水準を切り上げている。
1月10日発表の第2四半期累計(6〜11月期)連結業績は、売上高が前年同期比53.3%増、営業利益が同35.4%増、経常利益が同33.2%増、純利益が同39.0%増の大幅増収増益だった。コンテンツサービス事業ではコンテンツの自社制作強化、ソーシャルゲームアプリの配信開始、中国での電子コミック配信、ソリューション事業では新規連結のフォー・クオリアとの連携強化なども寄与した模様だ。
通期の見通しについては、前回予想に対して売上高を5億30百万円増額して前期比47.6%増の41億20百万円、営業利益を65百万円増額して同28.2%増の3億90百万円、経常利益を65百万円増額して同25.8%増の4億円、純利益を25百万円増額して同32.3%増の2億25百万円としている。コンテンツサービス事業では交通情報の通期寄与などに加えて、携帯電話販売会社と共同展開している有料サービスの会員獲得が想定以上に伸びる模様だ。ソリューション事業ではアフィリエイト広告が好調な模様である。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が46.3%、営業利益が48.5%、経常利益が49.3%、純利益が53.8%と概ね順調な水準である。スマートフォン対応を強化しており、通期上振れの可能性もあるだろう。
株価の動きを見ると、1月10日の増額修正を好感して、翌11日には前日比1480円(16.09%)高の1万680円まで急騰し、15日には1万970円まで上昇する場面があった。足元は上げ一服の形だが、概ね1万円近辺で推移している。25日の終値9980円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS596円82銭で算出)は16〜17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間150円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS8132円79銭で算出)は1.2倍近辺である。
増額修正を好感して急騰し、昨年7月から続いた概ね8000円〜9000円近辺のボックスレンジから上放れの形となった。足元は上げ一服の形だが、日足チャートで25日移動平均線、週足チャートで13週移動平均線がサポートラインとして機能すれば、強基調の展開が期待されるだろう。今期好業績見通しに加えて電子書籍関連のテーマ性も支援材料であり、昨年7月3日の戻り高値1万1870円が視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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1月10日発表の第2四半期累計(6〜11月期)連結業績は、売上高が前年同期比53.3%増、営業利益が同35.4%増、経常利益が同33.2%増、純利益が同39.0%増の大幅増収増益だった。コンテンツサービス事業ではコンテンツの自社制作強化、ソーシャルゲームアプリの配信開始、中国での電子コミック配信、ソリューション事業では新規連結のフォー・クオリアとの連携強化なども寄与した模様だ。
通期の見通しについては、前回予想に対して売上高を5億30百万円増額して前期比47.6%増の41億20百万円、営業利益を65百万円増額して同28.2%増の3億90百万円、経常利益を65百万円増額して同25.8%増の4億円、純利益を25百万円増額して同32.3%増の2億25百万円としている。コンテンツサービス事業では交通情報の通期寄与などに加えて、携帯電話販売会社と共同展開している有料サービスの会員獲得が想定以上に伸びる模様だ。ソリューション事業ではアフィリエイト広告が好調な模様である。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が46.3%、営業利益が48.5%、経常利益が49.3%、純利益が53.8%と概ね順調な水準である。スマートフォン対応を強化しており、通期上振れの可能性もあるだろう。
株価の動きを見ると、1月10日の増額修正を好感して、翌11日には前日比1480円(16.09%)高の1万680円まで急騰し、15日には1万970円まで上昇する場面があった。足元は上げ一服の形だが、概ね1万円近辺で推移している。25日の終値9980円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS596円82銭で算出)は16〜17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間150円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS8132円79銭で算出)は1.2倍近辺である。
増額修正を好感して急騰し、昨年7月から続いた概ね8000円〜9000円近辺のボックスレンジから上放れの形となった。足元は上げ一服の形だが、日足チャートで25日移動平均線、週足チャートで13週移動平均線がサポートラインとして機能すれば、強基調の展開が期待されるだろう。今期好業績見通しに加えて電子書籍関連のテーマ性も支援材料であり、昨年7月3日の戻り高値1万1870円が視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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【狙い場・買い場】キトー、今期2ケタ増収増益、米国資源開発向け好調、10万円も
キトー<6409>(東1)に注目したい。工場内で使用されるチェーンブロック、レバーブロック、ロープホイスト、クレーンなどを主力とする搬送機器メーカーである。株価は昨年3月の戻り高値を突破して上値追いが期待されそうだ。
今期(13年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比10.6%増の368億円、営業利益が同20.6%増の20億円、経常利益が同14.5%増の18億円、純利益が同20.8%増の8億円としている。中国市場は低調だが、国内の復興関連、米州の天然資源開発関連、アジアの自動車関連などが好調であり、プロダクトミックス改善や生産性向上効果も寄与して増収増益見込みである。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が43.5%、営業利益が37.4%、経常利益が34.5%、純利益が34.4%とやや低水準だったが、アジア市場での売上が下期に集中する傾向が強いため、期初時点で下期偏重の計画となっている。第2四半期累計の利益が計画を上回ったことも考慮すればネガティブ要因とはならないだろう。世界的な景気回復で来期(14年3月期)の収益拡大も期待されるだろう。
株価の動きを見ると、6万円台での短期モミ合い展開から上放れ、7万円台回復後は上げ足に弾みがついた。昨年3月19日の戻り高値7万6400円を突破して1月11日には7万9500円まで上昇し、足元も概ね戻り高値圏で推移している。円高修正トレンドも好感して今期好業績見通しを評価する動きだろう。25日の終値7万8500円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS6215円14銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2000円で算出)は2.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS11万8840円34銭で算出)は0.7倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だろう。今期好業績見通しであり、上値追いの展開が期待されるだろう。11年3月の8万7000円は射程圏であり、10万円大台回復も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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今期(13年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比10.6%増の368億円、営業利益が同20.6%増の20億円、経常利益が同14.5%増の18億円、純利益が同20.8%増の8億円としている。中国市場は低調だが、国内の復興関連、米州の天然資源開発関連、アジアの自動車関連などが好調であり、プロダクトミックス改善や生産性向上効果も寄与して増収増益見込みである。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が43.5%、営業利益が37.4%、経常利益が34.5%、純利益が34.4%とやや低水準だったが、アジア市場での売上が下期に集中する傾向が強いため、期初時点で下期偏重の計画となっている。第2四半期累計の利益が計画を上回ったことも考慮すればネガティブ要因とはならないだろう。世界的な景気回復で来期(14年3月期)の収益拡大も期待されるだろう。
株価の動きを見ると、6万円台での短期モミ合い展開から上放れ、7万円台回復後は上げ足に弾みがついた。昨年3月19日の戻り高値7万6400円を突破して1月11日には7万9500円まで上昇し、足元も概ね戻り高値圏で推移している。円高修正トレンドも好感して今期好業績見通しを評価する動きだろう。25日の終値7万8500円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS6215円14銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2000円で算出)は2.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS11万8840円34銭で算出)は0.7倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だろう。今期好業績見通しであり、上値追いの展開が期待されるだろう。11年3月の8万7000円は射程圏であり、10万円大台回復も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:50
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2013年01月26日
【狙い場・買い場】SWサービスは在宅医療の体制整備に期待感
バイオ関連をはじめ新興銘柄が上場来の高値と買われ値を飛ばす銘柄が増えており、病院向け電子カルテなど医療情報システムの開発や販売・保守まで手がける、ソフトウェア・サービス<3733>(JQS)は、外部環境の影響を受けにくいディフェンシブ性の高い好業績の銘柄として見直し余地があり注目したい。高齢化に伴い在宅医療が増加し、診療の経過をパソコンで管理する電子カルテの活用が進んでいるが、緊急経済対策に、介護と連携した在宅医療の体制整備を支援、地域の医師確保推進などを挙げており、一段と電子カルテが普及すると期待される。
足元の業績、今10月期売上高は119億円(前期比12.4%増)、営業利益は30億0800万円(同24.0%増)、経常利益は30億2000万円(同23.9%増)、純利益は18億7200万円(同29.2%)と2ケタの増収増益で連続最高益更新見通し。株価は、昨年10月19日に昨年来の高値3510円と買われた後、3100円を軸としたもみ合いを上抜く方向で、9カ月移動平均線がサポートラインとなっており、中長期的な上昇トレンドを堅持している。今期予想PER9倍台と割高感はなく、押し目買い優位の展開が続くと予想されることから、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
足元の業績、今10月期売上高は119億円(前期比12.4%増)、営業利益は30億0800万円(同24.0%増)、経常利益は30億2000万円(同23.9%増)、純利益は18億7200万円(同29.2%)と2ケタの増収増益で連続最高益更新見通し。株価は、昨年10月19日に昨年来の高値3510円と買われた後、3100円を軸としたもみ合いを上抜く方向で、9カ月移動平均線がサポートラインとなっており、中長期的な上昇トレンドを堅持している。今期予想PER9倍台と割高感はなく、押し目買い優位の展開が続くと予想されることから、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:04
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2013年01月25日
【狙い場・買い場】LIXILグループは円安でも高値に進み需給の強さ注目
LIXILグループ<5938>(東1)は「INAX」「トステム」などで知られる内需株。にもかわらず、25日は円安再燃と輸出株活況相場の中で、後場2129円(44円高)まで上げて昨年来の高値に進んだ。信用売り残・買い残のバランスでは売り残が多いため、弱気派が多いことになるものの、株価の底堅さをみて、買い戻す動きが増えている模様だ。第3四半期の決算発表は、2月4日の予定。今期は利益がV字型の急回復を見込む。株価は、高値更新といっても強モミ合いのため、決算発表を境に買い戻しが増加し、再び動意を強める可能性がある。
1月に入ってからは、上げるときに値幅の大きくなる日が目に付く。信用の売り建て玉が、そぞろ浮き足立っている証拠といえそうだ。第2四半期の決算発表時は、3月通期の予想を見直し、売上高と純利益を下方修正し、営業・経常利益は増額した。見直した後の予想は、売上高が1兆4600億円(前期比13.1%増)、営業利益は540億円(同約3倍)、純利益は130億円(同7倍)。利益面ではV字型の急回復を見込む。
1月に入ってからは、上げるときに値幅の大きくなる日が目に付く。信用の売り建て玉が、そぞろ浮き足立っている証拠といえそうだ。第2四半期の決算発表時は、3月通期の予想を見直し、売上高と純利益を下方修正し、営業・経常利益は増額した。見直した後の予想は、売上高が1兆4600億円(前期比13.1%増)、営業利益は540億円(同約3倍)、純利益は130億円(同7倍)。利益面ではV字型の急回復を見込む。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:25
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【狙い場・買い場】岡村製は「アベノミクス」関連の一角でバリュー株買いが再燃期待
岡村製作所<7994>(東1)は、年初に昨年来高値657円をつけ、25日移動平均線で下値を確かめつつ高値調整を続けているが、バリュー株買いが再燃して上値追いが続く展開が有力である。
同社が、オフィス家具の業界トップ級として「アベノミクス」の金融緩和策の関連株の一角に位置し、政策恩恵を受けるほか、業績も上ぶれペースで推移、今3月期業績が大幅続伸と予想されているためだ。2月4日予定の今期第3四半期(3Q)決算発表では、再度の業績上ぶれ期待も高めており、4年来の上値フシを抜いたここからは、2008年9月以来の800円台回復もスケジュールに入ってこよう。
同社の今期業績は、第1四半期業績発表の昨年8月に第2四半期(2Q)累計業績を上方修正し、その2Q累計業績は、上方修正値を上ぶれて増益率を伸ばして着地した。オフィス環境事業で、都心の新築大型ビルの大量供給に伴う移転や連鎖移転の需要に対して、同社が得意としているトータル提案を強化、大型案件の獲得に注力し、オフィス周辺事業の教育、研究施設、医療・福祉、官公庁・自治体などの需要を開拓したことなどが寄与した。
3月通期業績は期初予想を据え置き、純利益を58億円(前期比50%増)と予想しているが、2Q累計業績が、上方修正値を上ぶれて着地しているだけに、2月4日の3Q決算発表時の業績再上ぶれ思惑につながっている。
株価は、不動産投信(PEIT)ブームで都市再開発が盛り上がった2006年には1497円の高値をつけ362円まで大幅調整、この調整幅の3分の1戻し水準までリバウンドしたところである。PERは12倍台、PBRは0.8倍と割安であり、調整幅の半値戻し800円台回復が次の上値ターゲットとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社が、オフィス家具の業界トップ級として「アベノミクス」の金融緩和策の関連株の一角に位置し、政策恩恵を受けるほか、業績も上ぶれペースで推移、今3月期業績が大幅続伸と予想されているためだ。2月4日予定の今期第3四半期(3Q)決算発表では、再度の業績上ぶれ期待も高めており、4年来の上値フシを抜いたここからは、2008年9月以来の800円台回復もスケジュールに入ってこよう。
同社の今期業績は、第1四半期業績発表の昨年8月に第2四半期(2Q)累計業績を上方修正し、その2Q累計業績は、上方修正値を上ぶれて増益率を伸ばして着地した。オフィス環境事業で、都心の新築大型ビルの大量供給に伴う移転や連鎖移転の需要に対して、同社が得意としているトータル提案を強化、大型案件の獲得に注力し、オフィス周辺事業の教育、研究施設、医療・福祉、官公庁・自治体などの需要を開拓したことなどが寄与した。
3月通期業績は期初予想を据え置き、純利益を58億円(前期比50%増)と予想しているが、2Q累計業績が、上方修正値を上ぶれて着地しているだけに、2月4日の3Q決算発表時の業績再上ぶれ思惑につながっている。
株価は、不動産投信(PEIT)ブームで都市再開発が盛り上がった2006年には1497円の高値をつけ362円まで大幅調整、この調整幅の3分の1戻し水準までリバウンドしたところである。PERは12倍台、PBRは0.8倍と割安であり、調整幅の半値戻し800円台回復が次の上値ターゲットとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:00
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【狙い場・買い場】扶桑薬は3DMの株主としてバイオバブルに乗るか
バイオ関連を物色する流れが続いており、関連銘柄にも物色の範囲が広がると見られることから、扶桑薬品工業<4538>(東1)に注目したい。同社は、連日の昨年来の高値(実質上場来の高値)と上値を伸ばしているスリー・ディー・マトリックス(3DM)<7777>(JQG)株を16万株(3.4%)保有している。3DMの株価は、9月30日の終値3050円から前日24日終値6190円と2倍に上昇し含み益が膨らんでおり、扶桑薬品は大きく見直される可能性が高い。
足元の業績、今3月期売上高は480億円(前期比8.2%増)、営業利益は35億2000万円(同7.3倍)、経常利益は31億2000万円(同42倍)、純利益は42億9000万円(同12倍)と大幅増益を予想。今期予想PER7倍台と割高感はなく、3DMが開発した吸収性局所止血材「TDM−621」の国内販売提携で基本合意しており、今後の収益拡大につながるとの期待感も高まる。25日移動平均線をサポートラインに上昇トレンドを継続しており、バイオバブルに乗る公算が大きく、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
足元の業績、今3月期売上高は480億円(前期比8.2%増)、営業利益は35億2000万円(同7.3倍)、経常利益は31億2000万円(同42倍)、純利益は42億9000万円(同12倍)と大幅増益を予想。今期予想PER7倍台と割高感はなく、3DMが開発した吸収性局所止血材「TDM−621」の国内販売提携で基本合意しており、今後の収益拡大につながるとの期待感も高まる。25日移動平均線をサポートラインに上昇トレンドを継続しており、バイオバブルに乗る公算が大きく、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:40
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【狙い場・買い場】機械商社の第一実業、円高修正メリットとアジアが追い風
機械専門商社の第一実業<8059>(東1)に注目したい。今期(13年3月期)は足元の円高修正メリットも期待され、中期的には東南アジア市場での設備投資需要拡大が追い風となりそうだ。株価は昨年4月の戻り高値に接近しており、一段高の可能性もあるだろう。
今期連結業績見通しは、売上高が前期比6.0%増の1330億円、営業利益が同4.0%増の53億円、経常利益が同1.2%増の55億円、純利益が同17.3%増の31億円としている。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が46.3%、営業利益が39.0%、経常利益が42.2%、純利益が41.7%とやや低水準だったが、前期末の高水準の受注残高に加えて、アジア地域を中心に自動車関連、プラント関連、再生エネルギー関連などの需要が順調な模様である。足元の円高修正もプラス要因となり、来期(14年3月期)業績にも繋がるだろう。
株価の動きを見ると、300円近辺から反発してほぼ一本調子に戻り高値圏に回帰した。1月15日と16日には428円まで上昇し、昨年4月26日の434円に接近している。円高修正メリットや来期業績に対する期待感が高まっているようだ。24日の終値423円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS58円95銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は3.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS485円23銭で算出)は0.9倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開だろう。昨年4月の434円を突破すれば一段高となって11年7月の485円も視野に入りそうだ。2月4日に第3四半期累計(4〜12月期)連結業績の発表を予定しており、期待感が高まる可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
今期連結業績見通しは、売上高が前期比6.0%増の1330億円、営業利益が同4.0%増の53億円、経常利益が同1.2%増の55億円、純利益が同17.3%増の31億円としている。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が46.3%、営業利益が39.0%、経常利益が42.2%、純利益が41.7%とやや低水準だったが、前期末の高水準の受注残高に加えて、アジア地域を中心に自動車関連、プラント関連、再生エネルギー関連などの需要が順調な模様である。足元の円高修正もプラス要因となり、来期(14年3月期)業績にも繋がるだろう。
株価の動きを見ると、300円近辺から反発してほぼ一本調子に戻り高値圏に回帰した。1月15日と16日には428円まで上昇し、昨年4月26日の434円に接近している。円高修正メリットや来期業績に対する期待感が高まっているようだ。24日の終値423円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS58円95銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は3.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS485円23銭で算出)は0.9倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開だろう。昨年4月の434円を突破すれば一段高となって11年7月の485円も視野に入りそうだ。2月4日に第3四半期累計(4〜12月期)連結業績の発表を予定しており、期待感が高まる可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:00
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【狙い場・買い場】第3Q好調パイプドビッツ、通期4割増益、株価出番接近
パイプドビッツ<3831>(東マ)に注目したい。DBプラットフォーム「スパイラル」によるアプリケーションサービス事業などを展開している。株価は短期調整一巡感を強めており、上値を試す展開が期待されるだろう。
今期(13年2月期)第3四半期累計(3〜11月期・3Q)業績(非連結)は、売上高が前年同期比28.9%増、営業利益が同62.3%増、経常利益が同58.4%増、純利益が同45.4%増の大幅増収増益だった。主力の情報資産プラットフォーム事業は「スパイラル」の新バージョン投入に加えて、有権者意識調査サービス「政治山リサーチ」などの新サービスも寄与して、有効アカウント数(6カ月以上継続使用)が増加基調である。メディアストラテジー事業もアフィリエイト広告の拡販などが寄与して好調な模様である。
通期見通しは前回予想を据え置き売上高が前期比28.5%増の23億円、営業利益が同40.5%増の3.2億円、経常利益が同41.2%増の3.2億円、純利益が同35.5%増の1.89億円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が73.3%、営業利益が73.1%、経常利益が71.6%、純利益が70.4%であり概ね順調な水準だろう。
株価の動きを見ると、昨年11月14日の高値945円から反落して12月19日の633円まで調整したが、1月10日には824円まで反発した。足元は概ね700円台で推移しているが、好業績期待で調整が一巡したようだ。24日の終値773円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS25円03銭で算出)は31倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS204円57銭で算出)は3.8倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、また週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線近辺から反発している。上昇トレンドの継続を確認した形だろう。好業績見通しに再評価の余地があり、中期的な収益拡大期待も強い。短期調整が一巡して上値を試す展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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今期(13年2月期)第3四半期累計(3〜11月期・3Q)業績(非連結)は、売上高が前年同期比28.9%増、営業利益が同62.3%増、経常利益が同58.4%増、純利益が同45.4%増の大幅増収増益だった。主力の情報資産プラットフォーム事業は「スパイラル」の新バージョン投入に加えて、有権者意識調査サービス「政治山リサーチ」などの新サービスも寄与して、有効アカウント数(6カ月以上継続使用)が増加基調である。メディアストラテジー事業もアフィリエイト広告の拡販などが寄与して好調な模様である。
通期見通しは前回予想を据え置き売上高が前期比28.5%増の23億円、営業利益が同40.5%増の3.2億円、経常利益が同41.2%増の3.2億円、純利益が同35.5%増の1.89億円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が73.3%、営業利益が73.1%、経常利益が71.6%、純利益が70.4%であり概ね順調な水準だろう。
株価の動きを見ると、昨年11月14日の高値945円から反落して12月19日の633円まで調整したが、1月10日には824円まで反発した。足元は概ね700円台で推移しているが、好業績期待で調整が一巡したようだ。24日の終値773円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS25円03銭で算出)は31倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS204円57銭で算出)は3.8倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、また週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線近辺から反発している。上昇トレンドの継続を確認した形だろう。好業績見通しに再評価の余地があり、中期的な収益拡大期待も強い。短期調整が一巡して上値を試す展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:55
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2013年01月24日
【狙い場・買い場】マツモトキヨシHLDは出遅れ感強く創業80周年も期待要因
マツモトキヨシホールディングス<3088>(東1)は昨年12月に創業80周年を迎え、市場には記念増配の期待がある。11月に発表した第2四半期の決算短信では、特段、触れなかったため、当面は第3四半期の決算発表(2月14日の予定)に期待が集まる。業績は好調が見込まれ、今3月期は連続純利益などが連続最高を更新の見込み。株価はPER9倍台、PBR0.9倍台で割安感が強い。
24日の終値は2158円(5円高)。会社側の今期予想1株利益は226円08銭のため、PERは9.5倍。東証1部銘柄平均の17.9倍からみて割安感が強い。また、第2四半期決算での1株純資産は2532円04銭のため、PBRは0.85倍。やはり、市場平均の1.1倍に比べて出遅れ感が目立つ。内需関連株のため、円安が進む場面では、お休み相場になる可能性があるものの、全体相場が再び水準を上げれば、出遅れ買いが波及する形で上値を追うことが考えられる。(ステルス)
24日の終値は2158円(5円高)。会社側の今期予想1株利益は226円08銭のため、PERは9.5倍。東証1部銘柄平均の17.9倍からみて割安感が強い。また、第2四半期決算での1株純資産は2532円04銭のため、PBRは0.85倍。やはり、市場平均の1.1倍に比べて出遅れ感が目立つ。内需関連株のため、円安が進む場面では、お休み相場になる可能性があるものの、全体相場が再び水準を上げれば、出遅れ買いが波及する形で上値を追うことが考えられる。(ステルス)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:11
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【狙い場・買い場】決算発表一番乗り「あみやき亭」は業績相場展開でも一番槍
あみやき亭<2753>(東1)は、決算の早期開示プレミアムが上乗せとなって人気を高める株価習性がある。この早期決算発表では、常にアドヴァン<7463>(東1)とトップ争いを演じているが、今3月期第3四半期(3Q)決算は、今年1月4日大発会寄り付き前の7時30分に発表、同日発表のアドヴァンに5分先んじて一番乗りとなった。これから上場会社全般の3Q決算発表が本格化するなかで、同社3Q業績のV字回復、3月通期業績の増益転換予想が見直され、加えて早期開示プレミアムも上乗せとなって、期待される業績相場でも一番槍となる展開も見込まれる。
株価は、大発会の早期開示プレミアムで21万5000円高値をつけ、20万円台固めを続けているが、PERは14倍台と割安であり、上昇中の13週移動平均線を下値支持ラインに、まず昨年5月につけた昨年来高値22万1500円へキャッチアップしよう。
早期開示の3Q業績も好調だった。前年同期比7%増収、39%経常増益、76%純益増益と増収増益転換し、3月通期業績に対する利益進捗率も、76〜86%と目安の75%をクリアした。東日本大震災後の消費低迷が一巡し、5店舗を新規出店(退店1店舗)するとともに、接客・サービスレベルを向上させる従業員教育を進めて既存店も強化、高品質の国産牛肉の提供を徹底したことなどが寄与した。
3月通期業績は期初予想を据え置き増収増益転換し、純利益は、9億5000万円(前期比33%増)と予想、2011年3月期の過去最高(10億7100万円)にあと約1億円と肉薄する。配当も3600円(前期実績3000円)に増配する。
円高修正の一服で主力株が調整色を強めるなか、内需割安株へ物色銘柄のシフトが予想されるなか、業績相場展開をリードしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
株価は、大発会の早期開示プレミアムで21万5000円高値をつけ、20万円台固めを続けているが、PERは14倍台と割安であり、上昇中の13週移動平均線を下値支持ラインに、まず昨年5月につけた昨年来高値22万1500円へキャッチアップしよう。
早期開示の3Q業績も好調だった。前年同期比7%増収、39%経常増益、76%純益増益と増収増益転換し、3月通期業績に対する利益進捗率も、76〜86%と目安の75%をクリアした。東日本大震災後の消費低迷が一巡し、5店舗を新規出店(退店1店舗)するとともに、接客・サービスレベルを向上させる従業員教育を進めて既存店も強化、高品質の国産牛肉の提供を徹底したことなどが寄与した。
3月通期業績は期初予想を据え置き増収増益転換し、純利益は、9億5000万円(前期比33%増)と予想、2011年3月期の過去最高(10億7100万円)にあと約1億円と肉薄する。配当も3600円(前期実績3000円)に増配する。
円高修正の一服で主力株が調整色を強めるなか、内需割安株へ物色銘柄のシフトが予想されるなか、業績相場展開をリードしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:42
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【狙い場・買い場】医療・衛星画像のイメージ ワン株価煮詰まる、営業黒字へ
医療・衛星画像事業のイメージ ワン<2667>(JQS)に注目したい。株価は急騰後の日柄調整局面だが、今期(13年9月期)営業黒字化見通しに加えてテーマ性も豊富であり、水準を切り上げる動きが期待されそうだ。
今期業績(非連結)見通しは、売上高が前期比2.9%増の18億円、営業利益が70百万円(前期は61百万円の赤字)、経常利益が55百万円(同1億04百万円の赤字)、純利益が50百万円の黒字(同2億78百万円の赤字)としている。医療画像事業ではPACS(医療画像保管・配信・表示システム)や遠隔画像診断支援サービス分野、衛星画像事業では安全保障分野や環境分野への展開を強化し、全社的なコスト構造の見直し、衛星画像事業での減損処理一巡なども寄与する模様だ。大型案件が寄与する可能性もありそうだ。
株価の動きを見ると、昨年11月12日の安値1万890円から12月3日の高値1万8400円まで急騰した反動で日柄調整の局面だが、急騰前の水準まで下押すことなく、足元では徐々に水準を切り上げている。今期営業黒字化見通しを評価する動きだろう。1月23日の終値1万4900円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS1450円70銭で算出)は10〜11倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS1万1060円22銭で算出)は1.3倍近辺となる。
日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなってモミ合いレンジを切り上げている。また週足チャートで見ると、26週移動平均線を突破してトレンド好転を確認する形のようだ。今期の営業黒字化見通しに加えて、医療、農業、環境、防災、減災、防衛などに関連する事業を展開してテーマ性も豊富であり、出直り本格化の可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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今期業績(非連結)見通しは、売上高が前期比2.9%増の18億円、営業利益が70百万円(前期は61百万円の赤字)、経常利益が55百万円(同1億04百万円の赤字)、純利益が50百万円の黒字(同2億78百万円の赤字)としている。医療画像事業ではPACS(医療画像保管・配信・表示システム)や遠隔画像診断支援サービス分野、衛星画像事業では安全保障分野や環境分野への展開を強化し、全社的なコスト構造の見直し、衛星画像事業での減損処理一巡なども寄与する模様だ。大型案件が寄与する可能性もありそうだ。
株価の動きを見ると、昨年11月12日の安値1万890円から12月3日の高値1万8400円まで急騰した反動で日柄調整の局面だが、急騰前の水準まで下押すことなく、足元では徐々に水準を切り上げている。今期営業黒字化見通しを評価する動きだろう。1月23日の終値1万4900円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS1450円70銭で算出)は10〜11倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS1万1060円22銭で算出)は1.3倍近辺となる。
日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなってモミ合いレンジを切り上げている。また週足チャートで見ると、26週移動平均線を突破してトレンド好転を確認する形のようだ。今期の営業黒字化見通しに加えて、医療、農業、環境、防災、減災、防衛などに関連する事業を展開してテーマ性も豊富であり、出直り本格化の可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:40
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【狙い場・買い場】高値突破の稲葉製作所、今期再増額の可能性で一段高に
鋼製物置とオフィス家具の稲葉製作所<3421>(東1)に注目したい。株価は昨年高値を突破した。今期(13年7月期)業績見通しに再増額の可能性もあり、上値追いの展開が期待されそうだ。
今期の連結業績見通しは、売上高を前期比2.3%増の291億円で据え置いているが、12月14日に利益を増額修正して営業利益が同49.1%増の11.6億円、経常利益が同38.2%増の13.4億円、純利益が同2.1倍の7.1億円としている。鋼製物置は防災関連、オフィス家具は首都圏での企業の移転関連などが追い風となり、需要が高水準の模様である。利益面ではコスト削減効果や鋼材価格の低位安定がプラス要因となる模様だ。第2四半期累計の増額修正幅に比べると下期を保守的に見ている模様であり、再増額の可能性もあるだろう。またメガソーラーによる電力販売事業への参入も発表しており、収益への寄与が期待される。
株価の動きを見ると、950円〜1050円近辺のボックスレンジから上放れて強基調の展開となった。足元では昨年7月5日の高値1118円を突破して、1月18日には1143円まで上昇している。23日の終値1138円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS41円81銭で算出)は27倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1879円07銭で算出)は0.6倍近辺となる。
ボックスレンジから上放れて昨年7月の高値を突破したことで、トレンド好転を確認して先高期待を強める形となった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開だろう。今期業績見通しに再増額の可能性もあり、上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
今期の連結業績見通しは、売上高を前期比2.3%増の291億円で据え置いているが、12月14日に利益を増額修正して営業利益が同49.1%増の11.6億円、経常利益が同38.2%増の13.4億円、純利益が同2.1倍の7.1億円としている。鋼製物置は防災関連、オフィス家具は首都圏での企業の移転関連などが追い風となり、需要が高水準の模様である。利益面ではコスト削減効果や鋼材価格の低位安定がプラス要因となる模様だ。第2四半期累計の増額修正幅に比べると下期を保守的に見ている模様であり、再増額の可能性もあるだろう。またメガソーラーによる電力販売事業への参入も発表しており、収益への寄与が期待される。
株価の動きを見ると、950円〜1050円近辺のボックスレンジから上放れて強基調の展開となった。足元では昨年7月5日の高値1118円を突破して、1月18日には1143円まで上昇している。23日の終値1138円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS41円81銭で算出)は27倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1879円07銭で算出)は0.6倍近辺となる。
ボックスレンジから上放れて昨年7月の高値を突破したことで、トレンド好転を確認して先高期待を強める形となった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開だろう。今期業績見通しに再増額の可能性もあり、上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:33
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【狙い場・買い場】創薬のアールテック・ウエノ、好材料相次ぐ、株価調整一巡
創薬ベンチャーのアールテック・ウエノ<4573>(JQS)に注目したい。株価は高値圏で堅調に推移しており、11年1月の高値も試す動きのようだ。
緑内障・高眼圧症治療レスキュラ点眼薬の製造販売、および米スキャンポ社の便秘症治療薬アミティーザの受託製造を展開し、ドライアイ治療薬やアトピー性皮膚炎治療薬などの研究開発を進めている。また1月21日には、開発中のVAP−1阻害剤による糖尿病白内障発症抑制効果の確認について、岩手医科大学と共同研究を実施すると発表した。
今期(13年3月期)業績(非連結)見通しは売上高が前期比9.4%増、営業利益が同41.9%減、経常利益が同41.9%減、純利益が同40.4%減としている。レスキュラ点眼薬が薬価改定の影響を受け、研究開発費の増加も減益要因となる見込みだ。ただし通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が41.4%、営業利益が49.5%、経常利益が48.5%、純利益が51.9%であり概ね順調な水準だろう。
米スキャンポ社はアミティーザに関して、7月に日本での慢性便秘症の製造販売承認取得、米国での腸機能障害治療薬の追加新薬申請、9月に英国での製造販売承認取得、そして11月に日本での販売開始を発表している。また12月19日には、米スキャンポ社が米国食品医薬品局(FDA)からレスキュラ点眼液の追加新薬申請の承認を受けたと発表している。販売地域や適応の拡大が来期(14年3月期)収益に本格寄与することが期待されるだろう。
株価の動きを見ると、昨年12月25日の高値16万3000円まで急騰後は、利益確定売りなどで上げ一服となり11万円台まで調整する場面もあったが、足元では15万円近辺まで戻して調整一巡感を強めている。1月23日の終値14万3000円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS4115円73銭で算出)は35倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2000円で算出)は1.4%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS8万2230円44銭で算出)は1.7倍近辺となる。
週足チャートで見ると過熱感を残しているが、日足チャートで見ると25日移動平均線サポートラインの形で強基調を継続している。2月12日に第3四半期累計(4〜12月期)の業績発表を予定しており、期待感が高まる可能性があるだろう。11年1月の高値16万7800円も視野に入っており、これを突破すれば一段高の展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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緑内障・高眼圧症治療レスキュラ点眼薬の製造販売、および米スキャンポ社の便秘症治療薬アミティーザの受託製造を展開し、ドライアイ治療薬やアトピー性皮膚炎治療薬などの研究開発を進めている。また1月21日には、開発中のVAP−1阻害剤による糖尿病白内障発症抑制効果の確認について、岩手医科大学と共同研究を実施すると発表した。
今期(13年3月期)業績(非連結)見通しは売上高が前期比9.4%増、営業利益が同41.9%減、経常利益が同41.9%減、純利益が同40.4%減としている。レスキュラ点眼薬が薬価改定の影響を受け、研究開発費の増加も減益要因となる見込みだ。ただし通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が41.4%、営業利益が49.5%、経常利益が48.5%、純利益が51.9%であり概ね順調な水準だろう。
米スキャンポ社はアミティーザに関して、7月に日本での慢性便秘症の製造販売承認取得、米国での腸機能障害治療薬の追加新薬申請、9月に英国での製造販売承認取得、そして11月に日本での販売開始を発表している。また12月19日には、米スキャンポ社が米国食品医薬品局(FDA)からレスキュラ点眼液の追加新薬申請の承認を受けたと発表している。販売地域や適応の拡大が来期(14年3月期)収益に本格寄与することが期待されるだろう。
株価の動きを見ると、昨年12月25日の高値16万3000円まで急騰後は、利益確定売りなどで上げ一服となり11万円台まで調整する場面もあったが、足元では15万円近辺まで戻して調整一巡感を強めている。1月23日の終値14万3000円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS4115円73銭で算出)は35倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2000円で算出)は1.4%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS8万2230円44銭で算出)は1.7倍近辺となる。
週足チャートで見ると過熱感を残しているが、日足チャートで見ると25日移動平均線サポートラインの形で強基調を継続している。2月12日に第3四半期累計(4〜12月期)の業績発表を予定しており、期待感が高まる可能性があるだろう。11年1月の高値16万7800円も視野に入っており、これを突破すれば一段高の展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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