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記事一覧 (01/18)【狙い場・買い場】好業績割安のワタベウェディングは本格的なリバウンド相場へ
記事一覧 (01/18)【狙い場・買い場】試験装置の国際計測器、円安で業績上振れの可能性
記事一覧 (01/18)【狙い場・買い場】TKC、調整一巡で出直り強める、指標面でも魅力
記事一覧 (01/18)【狙い場・買い場】モミ合い良好の建設技研、国内外とも受注好調、4ケタも
記事一覧 (01/18)【狙い場・買い場】ラクーン、今期2ケタ増収増益、EC事業好調で割安
記事一覧 (01/17)【狙い場・買い場】良品計画は割安で値動きに過熱感なく「円」揺り戻しで注目
記事一覧 (01/17)【狙い場・買い場】倍返し調整のシップHDは割安修正の仕切り直しで高値直行も
記事一覧 (01/17)【狙い場・買い場】サニックスは月次売上げ急増を見直す、新たな上昇波動形成へ
記事一覧 (01/17)【狙い場・買い場】株式分割後の動き堅調のメディアフラッグ、業績期待強い
記事一覧 (01/17)【狙い場・買い場】第1Q好調のメディア工房、占いなどスマホ向け好調に高利回り
記事一覧 (01/16)【狙い場・買い場】高値更新中のセントラルスポーツは五輪招致関連の本命、上方修正も
記事一覧 (01/16)【狙い場・買い場】第一実業はエネルギー関連の出遅れ、PER7倍台
記事一覧 (01/16)【狙い場・買い場】上値追う伊藤園、好業績評価、09年9月の高値1729円も視野
記事一覧 (01/16)【狙い場・買い場】樹脂発泡製品のJSP、期待の12月決算発表接近、割安
記事一覧 (01/16)【狙い場・買い場】外食のアトム、収益改善鮮明、業績上振れも
記事一覧 (01/16)【狙い場・買い場】油研工に動意、無配のオリンパス2000円で多くの銘柄に割安感
記事一覧 (01/15)【狙い場・買い場】村田製作所はアップル株の下落ハネのけ「弱気筋」狼狽も
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記事一覧 (01/15)【狙い場・買い場】個別指導塾の明光ネットワーク、教育資金贈与非課税が追い風
2013年01月18日

【狙い場・買い場】好業績割安のワタベウェディングは本格的なリバウンド相場へ

狙い場・買い場 海外挙式サービス大手のワタベウェディング<4696>(東1)は、外部環境の影響を受けにくい、好業績・割安株として見直される可能性があり注目したい。足元の業績、今3月期売上高は506億円(前期比3.4%増)、営業利益は15億円(同20.9%増)、経常利益は15億5000万円(同8.9%増)、純利益は7億円(同65.0%増)と好調が見込まれている。今期予想PER9倍台・PBR0.46倍と割安感があるほか、配当利回り4.5%と利回り妙味が増し、株主優待制度もあり見直し余地が広がる。

 株価は、昨年3月27日につけた昨年来の高値785円から同12月15日につけた昨年来の安値599円まで約24%の調整を挟んで1月15日高値670円と上昇。その後、もみ合いとなっているが、「東京スカイツリータウン」を背景に撮影ができるプランや、有名フォトグラファーによる撮影を楽しめるウェディングフォトプランなど、魅力ある企画の提供を開始しており、今後の展開に対する期待感が高まる方向。半値戻りの692円抜けとなれば、本格的なリバウンド相場に突入する可能性が高く、3月の権利取りを目安に押し目買い優位に上値を伸ばすと予想する。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】試験装置の国際計測器、円安で業績上振れの可能性

狙い場・買い場 自動車タイヤメーカー向けバランシングマシンなど試験装置大手の国際計測器<7722>(JQS)に注目したい。円高修正トレンドも支援材料に株価は戻り歩調の展開となっている。

 今期(13年3月期)の連結業績見通しは、11月9日に減額修正して売上高が前期比3.4%減の105億円、営業利益が同4.7%増の12億円、経常利益が同6.2%減の11億円、純利益が同11.4%増の6.2億円としている。為替の円高影響による海外売上高の減少、ズレ込み案件の発生、営業外での為替差損の計上などがマイナス要因となる模様だ。ただし足元の円高修正トレンドがプラス要因となり、一転して上振れ期待が高まるだろう。また自動車関連の設備投資は堅調であり、原価改善効果に加えて、動電型振動試験機のエミックとの業務提携効果などで、来期(14年3月期)の収益拡大が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、10月4日に昨年来安値となる550円まで調整する場面があったが、足元では660円近辺まで戻している。下値固めが完了し、11月中旬以降の円高修正トレンドを好感して強基調に転換した形だろう。1月17日の終値664円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS44円24銭で算出)は15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は4.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS444円36銭で算出)は1.5倍近辺となる。

 日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開である。また週足チャートで見ても、抵抗線だった26週移動平均線を突破して上伸している。下値固めが完了して出直り歩調の展開のようだ。来期の収益拡大期待が高まり、12年3月に付けた戻り高値767円が視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】TKC、調整一巡で出直り強める、指標面でも魅力

狙い場・買い場 TKC<9746>(東1)に注目したい。税理士を全国的に組織し、会計事務所や地方公共団体向けに特化した情報サービス事業を展開している。緊急経済対策も支援材料に、株価は調整一巡して出直り感を強めている。

 今期(13年9月期)連結業績の会社予想は、売上高が前期比0.2%増の535億円、営業利益が同3.6%減の60億円、経常利益が同3.6%減の62億円、純利益が同18.9%増の37億円としている。地方公共団体事業部門が減収見通しだが、主力の会計事務所事業部門がクラウドコンピューティングサービスの拡充なども寄与して、ソフトウェアレンタルやシステムコンサルティングが堅調に推移する模様だ。営業減益の会社予想だが、保守的な印象も強く上振れも期待されるだろう。

 なお12月6日発表の自己株式取得(取得株式総数の上限5万株、取得価額総額の上限7500万円、取得期間12年12月17日〜13年2月28日)については、12月20日時点で取得株式総数5万株(取得価額総額7292万9400円)となり終了した。

 株価の動きを見ると、11月15日と30日に昨年来安値となる1390円まで調整したが、足元では1500円台に戻して出直り感を強めている。緊急経済対策に盛り込まれた教育資金に対する贈与税の非課税措置も支援材料となったようだ。1月17日の終値1544円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS138円83銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間44円で算出)は2.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1975円33銭で算出)は0.8倍近辺となる。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して上伸し、強基調への転換を鮮明にしている。また週足チャートで見ても、13週移動平均線を回復して出直り感を強めている。抵抗線の26週移動平均線を突破すれば、調整一巡を確認してトレンド好転の可能性が強まるだろう。今期業績見通しの会社予想は保守的な印象も強いだけに、上振れ期待の買いの動きが強まる可能性もありそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】モミ合い良好の建設技研、国内外とも受注好調、4ケタも

狙い場・買い場 建設技術研究所<9621>(東1)=売買単位100株の17日(木】株価は前日比4円安の620円。昨年12月25日に644円の昨年来高値をつけ、ほぼ1ヶ月の調整となっている。この間、600〜630円と高値圏での頑強なモミ合い。そろそろ、再上昇の見込めるタイミングといえる。

 建設コンサルタントで受注が2ケタ増と好調。東日本震災復興需要に、新政権の日本強靭化政策で公共投資も見込める。さらに、タイ洪水での治水関連の大口受注も決めているし、その他、現地子会社が東南アジアでの案件も期待できそうだ。

 まもなく2012年12月期が発表の見通し。第3四半期時点での予想では前期比1.1%増収、営業利益1.6%増益、1株利益35.3円の見通し。2013年12月期は好調な受注からみていっそうの向上が見込まれる。配当は年16円の予定。

 決算発表を契機に、先ずは次のチャートの上値のフシである750円を目指すだろう。さらに、業績次第では2007年以来となる4ケタも見込めるだろう。モミ合い場面は好仕込み場といえるだろう。(甘栗)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】ラクーン、今期2ケタ増収増益、EC事業好調で割安

狙い場・買い場 ラクーン<3031>(東マ)に注目したい。衣料・雑貨分野の企業間電子商取引サイトを運営しており、今期(13年4月期)好業績見通しを支援材料に、株価は上値を追う展開が期待されそうだ。

 今期連結業績見通しは、売上高が前期比9.9%増〜13.2%増、営業利益が同14.3%増〜21.4%増、経常利益が同12.8%増〜20.3%増、純利益が同0.9%増〜10.1%増としている。主力のEC事業で、企業間電子商取引サイト「スーパーデリバリー」の利用が増加基調であり、新規分野の締め支払い決済サービス「Paid」サービスの加盟企業も順調に増加している。人件費などの先行投資負担や本社移転費用も増収効果で吸収する模様だ。通期予想(レンジ予想の中間値で算出)に対する第2四半期累計(5〜10月期)の進捗率は、売上高が46.6%、営業利益が44.3%、経常利益が45.8%、純利益が24.4%である。期後半に向けてのサイト利用拡大を考慮すれば概ね順調な水準だろう。

 株価の動きを見ると、昨年9月20日の5万5800円を直近ボトムとして反転し、下値を切り上げて強基調の展開となった。さらに11月29日の戻り高値7万2500円を上抜けて、足元の1月17日には7万8400円まで上昇している。17日の終値7万6000円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社レンジ予想の連結EPSの中間値6331円90銭で算出)は12倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS6万7498円40銭で算出)は1.1倍近辺となる。

 日足チャートで見ると、25日移動平均線近辺の短期モミ合いから上放れ、強基調の展開を維持している。また週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって上値を切り上げている。上昇トレンドの展開のようだ。今期好業績見通しを評価して上値を追う展開が期待され、11年5月の8万9800円、そして4月の9万5500円が視野に入るだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:22 | 注目銘柄
2013年01月17日

【狙い場・買い場】良品計画は割安で値動きに過熱感なく「円」揺り戻しで注目

狙い場・買い場 良品計画<7453>(東1)は今2月期の連結純利益を前期比19.2%の増加と見込み、1株利益は393円73銭。PERは、本日の株価終値5230円(200円)で13倍になり、東証1部銘柄の平均値約18倍との比較で割安感が強い。昨年12月末には、タイ国での合弁事業開始を発表。安倍首相の東南アジア諸国歴訪により、同地域で展開する銘柄が市場の物色テーマになる動きがあり、配当利回りも含め、しばらく目の離せない相場になりそうだ。

 円相場との相関では、どちらかといえば円高メリット銘柄になり、株価は出直りを強めているものの、本日、12月7日以来の5200円台を回復したばかり。値動きの面では過熱感のない状況にある。昨年末からの円安基調(円高修正)では、当面の円安目標が90円から100円とされるため、目標に接近中。仮に円の揺り戻し高が再燃した場合は、輸出関連株からの資金シフトも見込める。昨年来の高値は10月の5570円。チャート判断では、これを抜くと2008年の6000円台、07年の7000円台まで「フシなし」になる。(ステルス)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:40 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】倍返し調整のシップHDは割安修正の仕切り直しで高値直行も

狙い場・買い場 シップヘルスケアホールディングス<3360>(東1)は、昨年10月の今3月期業績の上方修正で昨年来高値2818円まで185円高、全般相場波乱とともに2段下げで上昇幅の倍返しとなる2245円まで調整した。ただこの調整は、下げ過ぎとして3分の2戻しまでリバウンドしたことから、完了として仕切り直しとなっており、PER14倍台の内需割安株買いとして高値直行、さらには調整幅の倍返しを演じる展開も見込まれる。

 同社の今期業績は、昨年10月に上方修正され、純利益は、期初予想の72億5000万円を75億円(前期比6%増)に引き上げられ、連続の過去最高を伸ばす。償還価格改定の影響を受けたが、トータルパックシステム事業で、メーカー系の製造・販売が堅調に推移し、プロジェクト案件も大型化、メディカルサプライ事業でも院内SPDの受託件数が堅調であったことなどが要因となった。

 今年2月4日に予定している今期第3四半期決算発表への期待も高まることになる。

 同社の株価は、2010年10月に実施した1対100の株式分割で権利付き最終値7万4800円からスンナリ権利を落とし、この権利落ち安値から昨年高値まで3.6倍化したが、業績も連続して過去最高純利益を更新し、PER評価からはなお割り負けている。

 全般相場は、円安修正の先行き不透明化から主力ハイテク株に警戒感が強まっており、逆行高期待の内需ディフェンシブ株の有力株として株式分割権利落ち前の高値実績も意識され、再発進に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:54 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】サニックスは月次売上げ急増を見直す、新たな上昇波動形成へ

狙い場・買い場 サニックス<4651>(東1)が16日にストップ高へ急騰、一気の復活相場に進んできた。15日にソーラーパネル施行のウエストホールディングス<1407>(JQS)が好決算を発表したのを契機に高島<8007>(東1)三晃金属<1972>(東1)など太陽電池関連株が広く人気を集める流れに乗ったもの。

 同社も今2013年3月期は9月中間決算で営業利益5億2400万円と前年同期比96%の大幅増益を達成し、通期でも営業利益20億円(前期4億900万円)を見込んでいる。月次売上げは昨年10月が前年同期比9%増、11月が同4%増とやや伸び悩んでいたが、12月に入り同33%増へ躍進、ここ数年来無かった大幅な伸びを記録した。今後の業績への期待感が突き上げられるところ。

 株価の低調な動きから信用買い残は昨年8月31日申し込み現在の520万株から直近1月11日申し込み現在では261万株へ半減。そうした中で16日のストップ高相場では日証金で180万株の大量の新規売りを飲み込み、一気に大幅な株不足となり、逆日歩発生の可能性も出てきた。相場は新たなる上昇トレンドへスタートの予感がする。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:08 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】株式分割後の動き堅調のメディアフラッグ、業績期待強い

狙い場・買い場 メディアフラッグ<6067>(東マ)は、昨年12月31日を基準日にして実施した株式分割の権利をスンナリ落として、落ち後安値485円まで調整したが、独自ビジネスモデルの評価や業績期待を高めて直近IPO(新規株式公開)株人気を再燃させて底上げしており、権利落ち後高値573円抜けから一段の上値追いが見込まれる。

 株式分割は、同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を目的にしており、1株を3株に分割した。同社は、昨年9月28日に公開価格900円でIPOされたばかりで、このIPOからわずか3カ月後の12月4日に発表されたた株式分割は、ポジティブ・サプライズとなって、株価は、約200円高し、1688円で権利を落とした。

 一方、業績も順調に推移している。目下、決算集計中の前2012年12月期業績は、IPO時に売り上げ27億9500万円(前期比22%増)、経常利益1億8200万円(同61%増)、純利益1億円(同95%増)と大幅続伸が予想された。これに対して昨年11月9日に開示された前期第3四半期業績は、四半期決算が初作成となるため前年同期比較はないが、経常利益は1億3900万円、純利益は7800万円で着地、通期業績対比の利益進捗率は、76〜78%と目安の75%をクリア、決算発表や来期予想業績への期待を高めている。

 流通支援事業で、携帯電話やスマートフォンを活用して独自に開発した「Market Watcher」によりリアルタイムで小売店舗の状況、消費者の意見を覆面調査、店舗の活性化を図るビジネスモデルの受注が、代理店営業の強化で伸び、地方銀行にまで受注が広がっていることが寄与した。

 株価は、公開価格900円に対して2.3倍の2120円で初値をつけて上場来高値2415円まで買い進まれ、株式分割権利落ち後は、500円台固めのもみ合いを続けてきた。権利落ち後高値更新から初値の分割権利落ち換算値706円、最高値の同換算値805円へと上値を伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:51 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】第1Q好調のメディア工房、占いなどスマホ向け好調に高利回り

狙い場・買い場 メディア工房<3815>(東マ)は、15日に発表された13年8月期第1四半期(第1Q)決算が好調でもみ合い上放れとなっており、強気で注目してみたい。第1四半期売上高は6億1700万円(前年同期比3.2%減)だったが、占いなど主力のコンテンツ事業がスマートフォンへの対応の強化や新しいポータルサイトとなりつつある「LINE」などへの配信網の拡大が寄与し、営業利益は1億7000万円(同38.7%増)と2ケタの増益着地と好調。営業利益は通期計画に対する進捗率が26.25%と順調に推移している。

 株価は、5万2000円処を上限とした2ヶ月にわたるレンジ相場を上放れ。13週移動平均線が26週移動平均線を上抜く形で騰勢を強めており、一段高に進む可能性が高い。今期予想PER8倍台と割高感はなく、配当利回り3.99%と利回り妙味もソコソコあり、見直し余地はある。主力の輸出関連が上げ一服となっており、外部環境の影響を受けにくい好業績のスマートフォン関連として、4月3日につけた昨年来高値6万1900円抜けとなるか注目されよう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:48 | 注目銘柄
2013年01月16日

【狙い場・買い場】高値更新中のセントラルスポーツは五輪招致関連の本命、上方修正も

狙い場・買い場 セントラルスポーツ<セントラルS、4801>(東1)は、きょう16日も3円高の1417円と8営業日続伸し、連日の昨年来高値更新となっているが、2006年4月につけた上場来高値4160円からみると、まだ下値での小動き圏にとどまっており、下値アタックは妙味が大きそうだ。

 今年9月7日の2020年の夏季オリンピックの開催都市決定に向け、東京都が、トルコのイスタンブール、スペインのマドリードをライバルに招致活動を積極化して同社株に関連の本命株買いが続いているうえに、昨年11月の今3月期業績の上方修正、さらに2月8日発表予定の今期第3四半期(3Q)決算への期待感も強まっているためだ。
 
 同社は、オリンピックの水泳代表選手だった同社の後藤忠治社長が、体操で金メダルを獲得した小野喬、遠藤幸雄などと1970年5月に設立、同社社員から延べ24名のオリンピック選手を輩出、ロンドン五輪にも3名の水泳選手を送り出している。

 この会社設立は、チャンピオン・スポーツの強化ばかりでなく、一般人の健康づくりや青少年の育成を目指したもので、スイミングスクール事業に次いで、わが国初となるフィットネスクラブの開設、ここにリラクゼーションと癒しを付加して肉体的に加えて精神的な健康を目指すウェルネスクラブの開設と続き、さらに予防医学を取り入れた介護予防ビジネスまでに進出している。

 今期業績は、積極的な店舗展開により直営店11店舗、業務受託店舗41店舗の合計157店舗を全国展開、新フィットネスプログラムも相次いで導入したことから昨年11月に上方修正、純利益は、期初予想の10億4000万円を11億7000万円(前期比35%増)に引き上げ連続増益率を伸ばす。3Q業績の上ぶれ期待にもつながっている。

 株価は、昨年7〜8月のロンドン五輪で日本選手団が、過去最高のメダル数を獲得したことを歓迎して1100円台を回復、これに今期業績の上方修正と増配が続いて高値追いとなった。ただこの高値は、最高値から2008年10月安値705円まで調整した調整幅の20%のリバウンドにしか過ぎず、PERは13倍台と割安である。2007年10月高値1590円が次の上値ターゲットとして浮上しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:57 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】第一実業はエネルギー関連の出遅れ、PER7倍台

狙い場・買い場 第一実業<8059>(東1)は、エネルギー関連の出遅れ銘柄として注目したい。同社の株主で取引先である三菱重工業<7011>(東1)が、日立製作所<6501>(東1)と火力発電事業の統合を手がかりに、新値追いとなっており、三菱系の機械商社で、プラント・エネルギー事業を手がけている、第一実業を見直す動きが強まると予想される。海外向けプラント関連設備の受注に加えて、この2月に操業開始する茨城県笠間市の大規模太陽光発電所(メガソーラー)をはじめとした、再生可能エネルギー関連設備等の拡販に対する期待感が高まる方向。

 足元の業績、エンジニアリング会社経由のLNGプラント設備や化学会社向けの樹脂プラント設備が好調のほか、海外向け各種プラント設備の受注が堅調に推移し、今3月期純利益は31億円(前期比17.3%増)を見込む。今期予想PER7倍台・PBR0.90倍と割高感はなく、配当利回り3.8%と利回り妙味もソコソコある。株価は、11年11月安値287円、12年10月12日の年初来安値308円と売り直されて二番底を形成。上値抵抗線となる12年4月26日につけた昨年来の高値434円抜けから一段高へ向かう可能性が高まっており、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】上値追う伊藤園、好業績評価、09年9月の高値1729円も視野

狙い場・買い場 飲料大手の伊藤園<2593>(東1)に注目したい。株価は昨年8月の高値を突破して上値追いの展開となっている。今期好業績見通しや事業領域の広がりを評価する動きだろう。

 今期(13年4月期)連結業績見通しは、自動販売機で各種飲料を販売するネオスの新規連結に伴い売上高を増額修正して前期比8.6%増とした。営業利益は同5.8%増、経常利益は同3.4%増、純利益は同8.1%増で据え置いたが、通期予想に対する第2四半期累計(5〜10月期)の進捗率は、売上高が54.0%、営業利益が68.5%、経常利益が71.9%、純利益が75.5%と高水準である。

 月次販売状況(単独ベースの速報値)を見ると、12月は前年比0.9%増、5月〜12月累計では同6.5%増となった。野菜飲料やコーヒー飲料の好調が続いている模様である。タリーズコーヒーなど連結子会社の好調も考慮すれば、通期上振れの可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、11月14日の直近安値1422円をボトムとして反発した。さらに第2四半期累計業績も好感する形で上伸し、8月29日の昨年高値1610円を突破して、1月15日の1692円までほぼ一本調子に上昇している。15日の終値1681円を指標面(1株当たり指標は普通株式に係る数値)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS78円48銭で算出)は21〜22倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間38円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS856円76銭で算出)は2.0倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を回復して上伸し、強基調へ回帰した形だろう。また月足チャートで見ると、10年から続いた概ね1300円〜1500円近辺のボックス展開から上放れた形であり、09年9月の高値1729円も視野に入っている。これを突破すれば一段高の可能性もあるだろう。今期業績見通し上振れの可能性に加えて、事業領域の広がりなどで新たな成長ステージを迎えていることも評価したい。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:17 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】樹脂発泡製品のJSP、期待の12月決算発表接近、割安

狙い場・買い場 樹脂発泡製品のJSP<7942>(東1)に注目したい。景気回復期待で株価は出直り歩調の展開となっている。第3四半期累計(4〜12月期)業績発表が接近して思惑が広がる可能性もあるだろう。

 押出事業(産業用包材、食品用包材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)と、ビーズ事業(自動車部品、輸送用通い函、家電製品用緩衝材など)を展開している。

 今期(13年3月期)連結業績見通しは、売上高が前期比3.9%増、営業利益が同13.3%増、経常利益が同10.2%増、純利益が同29.0%増としている。自動車用バンパー材やスマートフォン・タブレット端末用包材が牽引し、戦略商品の住宅用高性能断熱材や土木用資材の拡販も寄与して増収増益見込みとしている。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が49.7%、営業利益が47.1%、経常利益が48.2%、純利益が50.5%と概ね順調な水準だった。下期の想定為替レートを1米ドル=80円、1ユーロ=100円としており、足元の円安メリットや緊急経済対策の効果なども考慮すれば、通期上振れの期待も高まりそうだ。

 株価の動きを見ると、10月中旬から11月中旬にかけての安値圏1000円近辺でのモミ合い展開から反発し、円安メリットや緊急経済対策に対する期待感で出直り歩調となった。足元では1250円台まで戻している。1月15日の終値1251円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS134円16銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1499円89銭で算出)は0.8倍近辺となる。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を回復して上伸し、出直り歩調の展開となっている。また昨年9月19日の戻り高値1214円を突破したことで、1000円〜1200円近辺のボックス展開から上放れた形となり、先高期待を強めている。第3四半期累計業績の発表が接近して思惑が広がる可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:00 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】外食のアトム、収益改善鮮明、業績上振れも

狙い場・買い場 アトム<7412>(東2)に注目したい。居酒屋、洋食、寿司、焼肉などの外食チェーンを展開し、新規出店、業態変更・改装、不採算店閉鎖などの効果で収益改善を鮮明にしている。株価は上昇トレンドを継続しており、通期業績上振れの可能性も支援材料として、上値追いの展開が期待されるだろう。

 今期(13年3月期)連結業績見通しは、売上高が前期比8.5%増、営業利益が同30.1%増、経常利益が同16.0%増、純利益が同15.0%減としている。純利益については税効果一巡で減益見込みだが、通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が48.3%、営業利益が51.2%、経常利益が53.2%、純利益が71.6%と順調な水準である。下期の新規出店効果なども考慮すれば通期上振れの可能性があるだろう。

 飲食事業直営店舗の売上高(前年同期比、概算値)を見ると、12月は全店104.4%(居酒屋99.4%、洋食127.8%、寿司98.6%、焼肉102.2%)、既存店100.1%(居酒屋93.0%、洋食111.1%、寿司99.1%、焼肉102.7%)となった。4〜12月累計で見ると全店105.0%(居酒屋106.9%、洋食118.5%、寿司96.5%、焼肉103.5%)、既存店101.0%(居酒屋97.8%、洋食105.0%、寿司97.1%、焼肉107.4%)となり、洋食や焼肉が好調を維持している。

 株価の動きを見ると、右肩上がりの上昇トレンドを継続し、1月8日と9日には昨年来高値となる498円まで上昇している。営業損益改善見通しを評価する動きが続いているようだ。15日の終値494円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4円98銭で算出)は99倍近辺、今期予想配当利回り(普通株式に係る会社予想の年間2円で算出)は0.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS35円03銭で算出)は14倍近辺となる。

 日足チャートで見ると、年末年初の急騰で短期的な過熱感を強めているが、水準を切り上げて強基調の展開だろう。また週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。通期業績上振れの可能性や収益改善期待に加えて、3月末に向けて株主優待権利取りの動きも予想されるだけに、上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:56 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】油研工に動意、無配のオリンパス2000円で多くの銘柄に割安感

狙い場・買い場 油研工業<6393>(東1)=売買単位1000株の15日(火)株価は159円まで買われ、終値は前日と同じ155円。

 チャートは130円台のモミ合いから放れて下値を切り上げる展開。昨年来高値188円(3月)と安値125円(11月)の「中間値」154円を若干上回り、買方に余裕が出始めている。マーケットに先行銘柄から出遅れ銘柄を物色する動きも出始めている。

 しかも、工作機械等に使われる油圧機器の大手ということで、政府の進める設備投資減税の流れにもマッチする。また、海外比率が約5割あり、円安もプラスだ。

 もっとも、今3月期は減収減益で冴えない。しかし、先行き見通しの明るいことから今期を底に来期(2014年3月期)が期待できそうだ。

 未定としている今期配当も年4円継続の可能性はあるだろう。今期が減収減益だけに一気に上値追いは難しいとしてもジリ高の展開が予想される。とくに、無配のオリンパスが2000円近くもしていることからみて多くの銘柄に割安感が台頭している。1株純資産258円から見ても当面、200円は見込めそうだ。(甘栗)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:46 | 注目銘柄
2013年01月15日

【狙い場・買い場】村田製作所はアップル株の下落ハネのけ「弱気筋」狼狽も

■今年は上場50周年で記念配にも期待

狙い場・買い場 村田製作所<6981>(大1)は本日、一時3.2%安の5110円(170円安、主市場・大証の値段)まで下げたものの、終値は切り返して5340円(60円高、同)と強かった。米アップル社と取引のある日本企業の代表格。本日は、NY市場で「iPhone(アイフォーン)5」の人気に対する懸念などからアップル株が一時約11カ月ぶりに500ドルを割ったと伝えられたことが手控え要因になったものの、むしろハネのけて強さを見せつける形になった。上場は1963年。今年は上場50周年でもある。

 第3四半期の決算発表は1月31日の予定。目先はアイフォーンに関するニュースや、アジア地域を中心とする低価格スマホの話題に左右される相場が見込まれるものの、第3四半期の決算発表で通期の予想に変更がなければ、当面の懸念は消化済みになる可能性がある。そして、逆に昨年末からの円安効果に期待が再燃する可能性が強まりそうだ。

 株価は1月7日につけた高値5300円に接近。信用売り残が多く、買い残の1.5倍近いため、数字上は「弱気筋」が多数派になる。ただ、逆日歩が発生し、売り手は楽ではない状態。しかも、本日の切り返しを見せつけられると、売り建て玉を張っている投資家は、下値の固さをみて買い戻しに傾く可能性がありそうだ。PBRは1.4倍前後で、割高感はなし。一部には、上場50周年の記念配当に対する期待もある。(ステルス)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:10 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】固体皮膜潤滑剤の東洋ドライルーブ、今期2ケタ増益、低PER

狙い場・買い場 東洋ドライルーブ<4976>(JQS)に注目したい。ドライルーブ・コーティング加工を主力としてナノカーボン製品も展開している。株価は出直り歩調の展開となり、震災前高値水準が視野に入っている。

 ドライルーブ(固体皮膜潤滑剤)は、二硫化モリブデンやフッ素樹脂などの潤滑物質を配合した機能性皮膜である。自動車、デジタル家電、デジタルカメラなどの機器・部品の駆動伝達部で、オイルやグリースなどの液体潤滑剤を使用できない部位に、摩擦や摩耗により発生するエネルギー伝達ロスを削減するコーティング皮膜として使用される。

 今期(13年6月期)連結業績見通しは、売上高が前期比10.1%増、営業利益が同28.6%増、経常利益が同50.0%増、純利益が同27.6%増としている。日系自動車メーカーの中国での減産の影響がマイナス要因となるが、自動車給排気系新規量産部品の立ち上げやデジタルカメラ向けの好調に加えて、タイ工場の受託生産量増加に伴う収益改善も寄与する模様だ。通期会社予想に対する第1四半期(7〜9月期)の進捗率は売上高が24.3%、営業利益が25.1%、経常利益が23.4%、純利益が18.7%であり、概ね順調な水準だった。ベトナムにドライルーブ・コーティング加工事業を行う連結子会社を設立することを発表しており、アセアン市場への本格展開が中期的な収益拡大に繋がるだろう。

 株価の動きを見ると、1000円〜1100円近辺でのボックス展開から上放れて強基調の展開となり、1月7日には昨年来高値となる1397円まで上昇している。11日の終値1350円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS230円35銭で算出)は5〜6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3645円00銭で算出)は0.4倍近辺である。

 1000円〜1100円近辺でのボックス展開から上放れた後は、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開である。また12年3月と4月の戻り高値1250円を突破したことで上昇トレンも確認した形だろう。今期好業績見通しに加えて、指標面での低PERと低PBRも支援材料であり、11年3月の震災前高値1509円が視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:06 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】三協立山は突っ込み買い好機、2Q業績上ぶれ着地で実質低位値ごろを見直し割安株買い再燃余地

狙い場・買い場 三協立山<5932>(東1)は、連休前の11日に昨年12月1日の合併・再上場後の高値1769円をつけ、きょう15日は、利益確定売りが先行して100円安の1645円まで下げて急落している。しかし11日に発表した今5月期第2四半期(2Q)累計決算は、昨年12月3日の上方修正値を上ぶれて続伸幅を拡大し、値ごろ自体は中位に属するが、実質は合併比率を逆算すると合併前と同様に低位値ごろ株であり、業態も、安倍新政権による住宅ローン減税延長、消費税増税前の駆け込み需要の恩恵を受ける住宅関連株であり、今年の歌会始のお題「立」に関連する人気材料も随伴するだけに、突っ込み買い対応で妙味が大きそうだ。

 同社は、旧三協・立山ホールディングスと連結子会社三協立山が、三協立山を存続会社に昨年12月1日に合併して再上場、12月3日から売買が開始された。合併比率は、三協・立山HD株式10株に三協立山株式1株を割り当て交付しており、この結果、今5月期通期予想1株利益は、三協・立山HDの21.7円が215.5円、予想配当も2円が20円にアップした。つれて株価も、上場廃止前の三協・立山HDの昨年11月27日の最終売買日終値169円に対して、12月3日は、ほぼ同水準の1679円で寄り付いて1745円まで上げ、いったん1499円まで売られたが、再度、再上場後の高値を取った。

 今期業績は好調に推移、昨年7月の三協・立山HD当時に予想した今期第2四半期(2Q)累計業績を昨年12月3日の再上場時に上方修正、さらに連休前開示のその2Q累計業績は、12月3日の上方修正値を上ぶれ、経常利益が、59億400万円(前年同期比29%増)、純利益が、51億2100万円(前年同期比61%増)と大幅続伸した。

 建材部門では、東日本大震災の復興需要や改装・リフォーム需要を取り込み、資材・地金価格が想定より低く推移、コスト・受注改善による収益改善効果が上乗せとなったことが寄与した。商業施設事業は、前年同期に寄与した節電対応需要が収束して伸び悩んだが、今後は、国内のコンビニ・ドラッグストアの積極新規出店策や中国などでの販売拡大などで持ち直しが有力となる。

 今5月通期業績は、7月予想に変更はなく、純利益は68億円(前期比47%増)と見込んでいるが、2Q累計業績の上ぶれ着地・高利益進捗率から期末にかけ業績期待は高まってくる。

 株価は、旧三協アルミニウム工業と立山アルミニウム工業が経営統合して持株会社となった2003年12月に433円の高値をつけた高値実績がある。現在のPERは、7倍台と割安であり、この修正から高値奪回、さらに2007年1月以来の300円台回復、合併比率逆算で3000円台乗せも想定範囲内となってくる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:26 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】個別指導塾の明光ネットワーク、教育資金贈与非課税が追い風

狙い場・買い場 明光ネットワークジャパン<4668>(東1)に注目したい。今期(13年8月期)の好業績見通しに加えて、緊急経済対策で打ち出された教育資金に対する贈与税の非課税措置なども追い風だろう。

 小中高生向け個別指導塾「明光義塾」の直営・FC事業を主力として、医系大学予備校事業(東京医進学院)、明光サッカースクール事業、早稲田アカデミー個別進学館事業、明光キッズ事業、未来キッズクラブ事業(アートスタジオと英語スタジオを融合)などを展開し、M&Aも活用して保育事業や介護事業にも事業領域を広げている。

 1月10日に発表した第1四半期(9〜11月期)連結業績は、売上高が前年同期比10.6%増、営業利益が同35.2%増、経常利益が同30.8%増、純利益が同36.9%増の2桁増収増益だった。明光義塾事業は直営が生徒数の増加、FCが教室数の増加などでいずれも好調に推移した模様だ。

 通期見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比10.0%増、営業利益が同8.6%増、経常利益が同4.5%増、純利益が同18.0%増としている。明光義塾事業の生徒数増加などで連続最高益更新の見込みである。新規連結のユーデック(関西圏で中高受験情報誌発行)や、新規持分法適用会社のライフサポート(首都圏で保育所運営と介護サービス事業)も寄与する模様だ。

 株価の動きを見ると、今期好業績見通しを評価する形で800円近辺の短期モミ合い展開から上放れ、強基調の展開となって1月4日に1000円台を回復した。さらに緊急経済対策も材料視して9日には1090円まで上昇する場面があった。11日の終値996円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS84円23銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間27円で算出)は2.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS366円72銭で算出)は2.7倍近辺となる。

 緊急経済対策を材料視した急騰で短期的な過熱感を強めたため一旦は反落の形だが、週足チャートで見ると短期的なモミ合い展開から上放れて一段高となった形である。今期好業績見通しで指標面に割高感はなく、強基調の展開に変化はないだろう。短期調整を挟みながら上値追いが期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:07 | 注目銘柄