2012年12月22日

【狙い場・買い場】ソニーはJFEとIHIの例から「海外審査」報道に注目

狙い場・買い場 ソニー<6758>(東1)は21日付けで「医療事業合弁会社の設立に向けた準備状況のお知らせ」を発表。オリンパス<7733>(東1)と9月に締結した合弁会社に関する審査が、一部の国で当初の想定より時間を要し、新会社の設立は平成25年1月以降になる見込みで、4月までに設立できる見込みとした。当初は12月末までの設立を目指すとしていた。

 合弁会社の名称は「ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ」の予定とした。海外での展開に関しては、その国の独禁法に相当する法に基づく必要がある。これと同様の例としては、JFEホールディングス<5411>(東1)IHI<7013>(東1)の造船事業の統合新会社の例があり、11月に「海外における競争法上の審査・承認手続がなお継続している」との理由で、合併効力発生日の再度延期を発表したことがあり、12月初に審査・承認手続きが全て終了と発表した。その後、両社の株価は一段高となった。

 ソニーの21日の株価終値は906円(15円安)。衆議院の解散後に820円前後から大きく持ち直し、19日に938円まで上げた。JFEホールディングスとIHIの株価をみると、解散後の上昇相場が12月4日の「審査・承認すべて終了」発表後に騰勢第2波の様相をみせて一段高。ソニー株にも同様の期待がある。株価再騰の端緒は、残念ながら、しばらく一部の国が実効支配することになりそうだが、経過はJFEとIHIの場合、ホームページで逐一掲示。ソニーも逐一掲示している。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:39 | 注目銘柄
2012年12月21日

【狙い場・買い場】ダイドードリンコは来年材料含み、まず1月の優待・配当を確保

狙い場・買い場 ダイドードリンコ<2590>(東1)=売買単位100株=は1月決算銘柄で、期末配当・株主優待を確保するための買い付け最終日は1月15日。また、来年は、コカ・コーラ系の4社が2013年7月に経営統合との観測報道が12月中旬に出現。サントリーホールディングス(非上場)は18日の夕方、グループの飲料事業会社・サントリー食品インターナショナル(株)の株式上場方針を発表。飲料業界の関連銘柄は、中長期視野で何かと材料含みになりそうだ。

 21日の終値は3425円(5円安)。この銘柄は、まず配当・優待を確保し、中長期で注目したいところだが、相場には「まだはもうなり」の格言もあり、意外に早く動意づく可能性はある。株価は、前期末の1株純資産4416円66銭からみたPBRは0.7倍台。最近の全体相場の上昇によって、東証1部銘柄の平均PBRが1倍を超えてきた中では、出遅れ感が強まっている。市場平均並みなら4500円台が妥当だ。通期の決算発表は、例年2月下旬。こちらも期待要因になる。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:59 | 注目銘柄
2012年12月20日

【狙い場・買い場】アルペンは「つなぎ売り」顕著で12月の配当・優待の権利落ち後も安心して保有できる銘柄

狙い場・買い場 ウィンタースポーツ用品のアルペン<3028>(東1)=売買単位100株=は6月決算銘柄で、毎年6月末・12月末現在の株主に株主優待を実施。この12月の優待・配当の権利付最終日は25日になり、2月には決算発表が日程にのぼる。PER10倍前後、PBRは0.6倍台の割安感があらためて見直される可能性が強い。信用売り残の推移に顕著な特徴があり、権利落ち後の株価変動が少ない傾向がある。

 多くの銘柄は、優待・配当の権利を取り終えた翌日(権利付最終日の翌日)、概して下落する銘柄が少なくない。しかし、同社株の場合は、過去、信用売り残の推移に顕著な特徴があり、例年、6月・12月の後半に売り残が増加。優待・配当の権利を確保するための買い付けと同時に、買い付け後の値下がりをヘッジする目的で、信用売りを行なう投資家が少なくないとみられている。

 こうした「つなぎ売り」は、権利を取り終えた翌日、買い戻して清算されることが多い。このため、つなぎ売りの多い銘柄は、権利を取り終えた売却注文に対し、買い戻しの注文が相当数、食い合うことになり、株価変動がマイルドになるケースが少なくない。安心して優待・配当を狙える銘柄といえそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:37 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】モミ合い放れ気配の北川鉄工は好狙い場、公共投資関連

狙い場・買い場 北川鉄工所<6317>(東1)=売買単位1000株は、20日(木)の株価が5円高の146円と買われ動意を孕んでいる。とくに、出来高が目立って増加していることから狙い場といえる。

 低位の人気銘柄ということで師走相場の流れにマッチしているし、コンクリートミキサなども手がけこれからの公共投資関連人気にも沿う。予想1株利益6.2円、年2円配当の内容。

 とくに、チャートでは130円前後のモミ合いが長く、これまでほとんど相場らしい相場がなかった。年初来高値は3月の180円。高値を更新すれば2010年4月以来の200円台も見込めそうだ。モミ合いを放れかけている現在は好狙い場だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:45 | 注目銘柄
2012年12月19日

【狙い場・買い場】プラマテルズ利回り、PERとも割安、公共投資人気も

狙い場・買い場 プラマテルズ<2714>(JQS)=売買単位100株の19日(水)株価は340円、年初来高値360(3月)と安値310円(1月)の「中間値」335円を上回った位置にある。

 合成樹脂専門商社で需要先は多岐にわたり、土木建材関係にも用途があり公共投資関連として注目できる。今3月期業績は、ほぼ横ばい見通しで予想1株利益58.4円、配当年15円の予定。

 利回りは実に4.41%と高く、一方のPERは5.8倍にすぎない。需要先が広いことは、今後の景気回復局面では業績への期待も大きい。日経平均の1万円台乗せで割安に対する見直しが一気に高まるものとみられる。株価は引き続きモミ合いにあるものの、出来高が目立って増加しているだけに好狙い場だろう。

>>プラマテルズにMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:56 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】テラ狙い場、樹状細胞ワクチン療法が非小細胞肺がんに有用性

狙い場・買い場 テラ<2191>(JQS)=売買単位100株に注目したい、日本人のがんによる死亡原因は、近年では「肺がん」がトップとなっている。その中で同社は、がんワクチン療法の一つである「樹状細胞ワクチン療法」の研究開発および同療法を中心に化学療法、放射線療法等を組み合わせ効率よくがんを攻撃することを目指し独自のがん治療技術・ノウハウ「アイマックスがん治療」の提供を行っている。

 とくに、18日には「樹状細胞ワクチン療法」について、進行性非小細胞肺がんに対する有用性と予後因子の検討に関する論文が欧州がん研究治療機関」など複数の公式機関誌に掲載されたことが明らかとなった。同社に対する注目度はいっそう高まるものとみられる。

 株価は370円台のモミ合いを今年8月中旬に上放れ、11月26日に高値1160円と買われた。現在は、高値から29.2%下げの位置にある。『3割高下に向え』のフシ目に来ていることからもほぼ調整は一巡とみられる。

 医療関連は来年の有力テーマでもあり、好狙い場といえるだろう。中期的には2009年の上場後につけた2195円挑戦が期待できるだろう。

>>テラのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:15 | 注目銘柄
2012年12月06日

【狙い場・買い場】ダブル底形成のデジタルハーツ出直り接近、2ケタ増益で好狙い場

狙い場・買い場 デジタルハーツ<3620>(東1)=売買単位100株  6日(木)の株価は高値656円、安値651円、終値は前日比1円安の653円。今年6月下旬の株式100分割に続いて、9月下旬にも株式2分割の権利を落としている。

 権利修正チャートの日足では11月14日の650円、26日の650円で「ダブル底」を形成し下値確認の展開となっている。まず、チャート面で好仕込み場といえる。

 同社の事業は発売前のソフトウェアやリリース前のシステムの不具合をユーザ視点から検証して報告する「デバッグサービス」を提供する。もしもデバッグ(不具合)を見過ごしたままメーカーが製品を売り出した場合、大変なコストが発生するうえに信用もなくなる。ゲーム機ソフトなどに不可欠だ。

 去る、11月2日に今3月期を増額している。ソーシャルゲーム市場の拡大に伴う開発タイトル数の増加やスマートフォンの多機能化によるアプリ開発の活発化。さらに、今年9月からサービスを開始した『ソフトウェア不具合検証保証サービス』の寄与などによる。今期は前期比28.5%増収、営業利益30.5%増益の見通し。分割を勘案後の1株利益は51.4円、配当は中間6円、期末3円の予定。

 年末年始でゲーム関連に人気が盛り上がっており、株価が底打ちしている同社株の出番は近いものとみられる。PER12倍台は増益率の高いことからみて割安といえる。

 チャートでは750円前後にフシがあり、第1目標はその水準となるが、そこを抜けば850円前後が見込める展開が予想される。底値確認から出直り直前の650円台は好仕込み場といえる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:46 | 注目銘柄
2012年11月28日

【狙い場・買い場】長いモミ合い上放れた京写、出来高伴い狙い場、PERなお4倍台

狙い場・買い場 京写<6837>(JQS)=売買単位100株の27日(火)終値は前日比15円高の183円、高値は189円まであった。今年6月以降続いていた150円を挟んだモミ合いを上に放れてきた。しかも、出来高も伴っており好狙い場といえる。

 世界トップの片面プリント配線板中心に業績好調で指標は非常に割安が目立つ。今3月期は前期比3.4%増収、営業利益18.7%増益、1株利益43.2円の見通し。配当は年3円(前期年5円)としているが、年5円を継続の可能性は高い。

 しかも、中期経営目標で2015年3月期に売上250億円(今期予想167億円)、営業利益率8%(同5.08%)としている。営業利益率8%で2015年3月期の営業利益は20億円となり今季予想に対し2.3倍の伸長である。基板・実装関連に次ぐ第3の柱として印刷技術を活用した新商品を開発し新事業として確立する。太陽電池、・部品内臓基板関連等や有機EL等への印刷技術応用の開発が進んでいるほか、シンリコンバレーベンチャーとの新放熱素材開発、産学連携及び研究機関との開発にも取組んでいる。

 今期予想PERは4.2倍、さらに、2015年3月期の中期経営計画時点では1株利益はさらに向上しPERはいっそう割安となる。200円台乗せから、さらに一段高の300円を目指すものとみられる。

>>京写のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:01 | 注目銘柄