ウィンタースポーツ用品のアルペン<3028>(東1)=売買単位100株=は6月決算銘柄で、毎年6月末・12月末現在の株主に株主優待を実施。この12月の優待・配当の権利付最終日は25日になり、2月には決算発表が日程にのぼる。PER10倍前後、PBRは0.6倍台の割安感があらためて見直される可能性が強い。信用売り残の推移に顕著な特徴があり、権利落ち後の株価変動が少ない傾向がある。多くの銘柄は、優待・配当の権利を取り終えた翌日(権利付最終日の翌日)、概して下落する銘柄が少なくない。しかし、同社株の場合は、過去、信用売り残の推移に顕著な特徴があり、例年、6月・12月の後半に売り残が増加。優待・配当の権利を確保するための買い付けと同時に、買い付け後の値下がりをヘッジする目的で、信用売りを行なう投資家が少なくないとみられている。
こうした「つなぎ売り」は、権利を取り終えた翌日、買い戻して清算されることが多い。このため、つなぎ売りの多い銘柄は、権利を取り終えた売却注文に対し、買い戻しの注文が相当数、食い合うことになり、株価変動がマイルドになるケースが少なくない。安心して優待・配当を狙える銘柄といえそうだ。
































