[注目銘柄]の記事一覧
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記事一覧 (01/09)【注目銘柄】名糖産業は続落も業績上方修正・増配に値上げ、新工場建設も続いて押し目買い一考余地
記事一覧 (01/08)【注目銘柄】Jエンジンは底地取得で業績上方修正と連続増配の見直し買いが拡大して6連騰
記事一覧 (01/07)【注目銘柄】ヒーハイストは業績下方修正を織り込み優待制度の権利取りが拡大
記事一覧 (12/18)【注目銘柄】西華産業は業績再上方修正と大幅増配で株価上昇に期待、GC示現で上昇トレンド入りか
記事一覧 (11/19)【注目銘柄】松田産業は金先物価格の目先下値確認を期待し業績上方修正を手掛かりに続伸
記事一覧 (11/12)【注目銘柄】ユシロ化学はストップ高、業績上方修正で最高純益を伸ばし連続増配もオン
記事一覧 (11/08)【注目銘柄】U−NEXTは反落も連続最高業績を手掛かりに株式分割の権利取りに一考余地
記事一覧 (11/07)【注目銘柄】冨士ダイスは大幅増配で配当利回り5%超え、中期経営計画進捗に注目、全値戻しへ再挑戦か
記事一覧 (11/06)【注目銘柄】ミロク情報サービス、クラウド好調で増収増益、ERPシェア15年連続首位
記事一覧 (10/03)【注目銘柄】カドス・コーポは新規上場来高値からの調整幅の半値戻し達成、更なる上昇に期待
記事一覧 (10/01)【注目銘柄】タウンニュース社は地方創生関連株として注目を集め割安株買いが加速
記事一覧 (09/13)【注目銘柄】Liberawareは相次ぐ実証実験採択を一部黒字化業績がフォロー
記事一覧 (09/11)【注目銘柄】インテージホールディングスは2期ぶり最高純益更新・連続増配を手掛かりにバリュー株買いが拡大
記事一覧 (09/05)【注目銘柄】ベステラは急反落も2Q決算発表を前に業績上方修正と還元方針変更を手掛かりに突っ込み買い一考余地
記事一覧 (08/29)【注目銘柄】エイトレッドは連続最高純益・8期連続増配を手掛かりに6連騰
記事一覧 (08/23)【注目銘柄】タウンズは公開価格水準から3連騰、連続増益業績・連続増配を手掛かりに売られ過ぎ修正
記事一覧 (08/09)【注目銘柄】ラクト・ジャパンは業績上方修正、2期ぶりの最高純益更新を買い直して割安修正買いが増勢
記事一覧 (08/08)【注目銘柄】日本精鉱は1Q業績のV字回復、アンチモン価格高騰が業績を牽引
記事一覧 (08/07)【注目銘柄】三越伊勢丹はストップ安の翌日に一時ストップ高、1Q決算発表を先取り下げ過ぎ修正
記事一覧 (08/02)【注目銘柄】伊豆シャボテンRは続落も「アニタッチ」大型店舗オープンと純益V字回復に再評価余地
2025年01月09日

【注目銘柄】名糖産業は続落も業績上方修正・増配に値上げ、新工場建設も続いて押し目買い一考余地

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 名糖産業<2207>(東証プライム)は、前日8日に26円安の1944円と変わらずも含め4営業日続落して引けた。前日の日経平均株価が、102円安と反落するなど年末年始相場がやや不安定に推移するなか、大納会に戻り高値1984円をつけた同社株にも目先の利益を確定する売り物が続いた。ただ同社株は、昨年8月に今2025年3月期配当の増配、11月には今期業績の上方修正を発表し、さらに昨年末の12月23日には製品価格の値上げ、同26日には新工場の建設を発表しており、今後の成長可能性を先取りし割安修正買いが再燃する展開も想定され、押し目買いも一考余地がありそうだ。テクニカル的にも、今期業績の上方修正とともに株価が上ぶれ25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、足元では、25日線で下値を確認する動きとなっており、フォローの材料となりそうだ。

■今期純利益はTOB応募も加わり大幅黒字転換し過去最高更新

 同社の今3月期業績は、売り上げそのものは期初予想を据え置き280億円(前期比14.8%増)としたものの、営業利益と経常利益は期初予想より4億円引き上げ、純利益は、昨年7月の1回目の上方修正値よりさらに4億円引き上げ営業利益12億円(同5.17倍)、経常利益24億円(同67.8%増)と大幅続伸し、純利益は44億円(前期は7億300万円の赤字)と大幅黒字転換して18期ぶりに過去最高を更新する。第2四半期(2024年4月〜9月期)に食品事業の売り上げが、原材料価格の高騰に対応して価格改定や内容量変更を進めて120億600万円(前年同期比24.1%増)、営業利益が9億1300万円(前年同期は600万円の黒字)、化成品事業の売り上げも、薬品部門で乳癌転移検出用の医療機器に使われる「デキスロランマグネタイト」の需要が拡大し16億7000万円(同13.3%増)、営業利益が4億5000万円(同67.4%増)と好調に推移したことなどが要因となった。純利益は、SGホールディングス<9143>(東証プライム)が実施したC&Fロジホールディングスへの株式公開買い付け(TOB)に応募して合計約34億円の有価証券売却益を計上したことが大幅黒字転換要因となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:19 | 注目銘柄
2025年01月08日

【注目銘柄】Jエンジンは底地取得で業績上方修正と連続増配の見直し買いが拡大して6連騰

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 ジャパンエンジンコーポレーション(Jエンジン)<6016>(東証スタンダード)は、前日7日に85円高の4325円と6営業日続伸して引け、昨年12月3日につけた直近高値4560円から10月1日につけた株式分割(1株を3株に分割、基準日2024年9月30日)の権利落ち後高値4605円を視野に捉えた。昨年12月19日に発表した固定資産(底地)取得をキッカケに今2025年3月期業績の上方修正・連続過去最高純益更新と連続の増配を見直しバリュー株買いが増勢となった。今年1月6日付けの日本経済新聞で、大手海運3社が、1兆円超を投資してLNG(液化天然ガス)船を積極建造すると報道されたことも、船舶用エンジンの受注環境は良好としてフォローの材料視されている。

■賃借契約満了で本社工場用地を取得し本業も豊富な受注残を背景に好調推移

 固定資産の取得は、同社の本社工場の敷地(5万2433平方メートル)が、事業用定期借地契約で三菱重工業<7011>(東証プライム)から賃借しており、この底地の契約期間が2025年1月に満了となることから行うもので、34億5400万円で取得し2025年2月に物件の引き渡しを予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:24 | 注目銘柄
2025年01月07日

【注目銘柄】ヒーハイストは業績下方修正を織り込み優待制度の権利取りが拡大

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 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は、大発会の前日6日に13円高の391円と大幅続伸して引け、取引時間中には399円と買われる場面もあり、昨年12月18日につけた昨年来高値413円を意識する動きを強めた。同社株は、昨年11月12日に今2025年3月期業績を下方修正し、連続赤字となったが、その後12月4日に発表した株主優待制度の新設で、配当と優待制度を合わせた総合利回りが7.9%と高まることから、業績下方修正は織り込み済みとして優待制度の権利を取る買い物が拡大した。同社が世界で唯一、製品化している転がり案内方式の球面軸受(SRJ)で軸短タイプをラインアップに追加し、AI(人工知能)需要の高まりを背景に半導体供給能力の強化向けに引き合いが増加していることもフォローの材料視されている。

■今期予定配当の1円との合計で総合利回りはなお7.9%

 株主優待制度の新設は、東証スタンダード市場の上場基準のうち同社の2024年3月末時点での流通株式の時価増額が、8億3000万円と基準の10億円を下回っており、2025年3月末を期限とする適合計画を充足させるために総合利回りを最大で12%となるように設定され取締役会決議された。優待内容は、100株以上の保有株主に3000円分のQUOカードを贈呈し、今2025年3月期予定の1円の配当と合わせて、1月6日終値現在での総合利回りはなお7.9%となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:24 | 注目銘柄
2024年12月18日

【注目銘柄】西華産業は業績再上方修正と大幅増配で株価上昇に期待、GC示現で上昇トレンド入りか

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■株式売出し終了で業績再上方修正・大幅増配を手掛かりに押し目買い交錯

 西華産業<8061>(東証プライム)は、前日17日に15円安の4720円と反落して引けた。同社株は、需給悪化要因として下押し圧力を強めていた株式売出しが、12月16日受け渡しで終了し、同日朝に発表された今年10月の機械受注統計が4カ月ぶりにプラス転換したことも加わり前々日に305円高と急反発し、この日の取引時間中も4865円と上値を追っていたが、日経平均株価が、朝高のあと92円安と3日続落したことが波及して目先の利益を確定する売り物が出た。ただこの日の安値4665円からは小戻して引けており、2回も上方修正された今2025年3月期業績や大幅に増配された今期配当を手掛かりに押し目買いも交錯した。テクニカル的にも、今年12月3日に上場来高値5020円まで買い進まれるなかで5日移動平均線が75日移動平均線を上抜き、ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆していることもフォローの材料視されている。

■原発関連設備の販売代理店業務が円滑に推移し負ののれん益計上もオン

 同社の今3月期業績は、今年8月と11月に2回上方修正された。1回目の上方修正は、今年6月に日本フェンオール<6870>(東証スタンダード)の株式を18億500万円で取得し持分法適用関連会社としたことで9億5500万円の負ののれん益を計上したことを主要因とした。2回目の上方修正は、2023年4月から開始した原子力発電所関連設備の販売代理店業務が円滑に推移し、定期修繕工事などの大型案件の受け渡しが進み、海外子会社中心にプロダクト事業の業績が好調に推移したことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | 注目銘柄
2024年11月19日

【注目銘柄】松田産業は金先物価格の目先下値確認を期待し業績上方修正を手掛かりに続伸

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■PER・PBRともに割安水準、年初来高値奪回に期待

 松田産業<7456>(東証プライム)は、前日18日に5円高の2965円と続伸して引け、取引時間中には3025円と上値を伸ばす場面もあった。同社株は、11月12日の今2025年3月期第2四半期(2024年4月〜9月期、2Q)累計決算の発表に先立ち、11月5日に貴金属価格の上昇効果で2Q累計業績と3月期通期業績を上方修正したが、これと並行してニューヨーク商品取引所の金先物価格が、史上最高値からの調整を強めたことが響き目先の利益を確定する売り物が増勢となった。ただその金先物価格は、前週末15日に最高値から231ドル安と下落しており、目先の下値確認も近いとする打診買いが下値に続いた。また、業績上方修正自体も、下期業績は期初予想の据え置きと保守的に見込んでおり、金先物価格の動向次第では、今期業績の再上ぶれの可能性もあるとして注目されている。

■最高値からの日柄・値幅調整が進展し地政学リスク懸念も潜在

 同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げを600億円、営業利益を17億円、経常利益を15億円、純利益を11億5000万円それぞれ引き上げ、売り上げ4400億円(前期比22.0%増)、経常利益125億円(同18.4%増)、純利益87億5000万円(同20.0%増)と見込み、増益転換率を拡大する。貴金属関連事業では宝飾分野が好調に推移し、主力の電子デバイス分野では生産回復が想定を下回り貴金属リサイクル事業の製品販売数量は厳しい状況が続いたが、金、銀の貴金属相場上昇に伴って販売価格が上昇したことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | 注目銘柄
2024年11月12日

【注目銘柄】ユシロ化学はストップ高、業績上方修正で最高純益を伸ばし連続増配もオン

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■3分の2戻しを達成し、全値戻し期待高める

 ユシロ化学工業<5013>(東証スタンダード)は、前日11日に寄り付きから買い物を集めて買い気配値を切り上げ大引けでは比例配分で400円高の1947円とストップ高し急反発した。ストップ高気配でなお2万株超の買い物を残した。前週末8日に今2025年第2四半期(2024年4月〜9月期、2Q)決算の開示とともに、今3月期通期業績の上方修正と連続増配を発表しており、超割安株買いが再燃した。テクニカル的にも、この日のストップ高で今年2月の年初来高値2316円から8月の年初来安値1287円までの調整幅の3分の2戻しを達成しており、全値戻し期待を高めている。

■南北アメリカが好調に推移し、価格改定・原価低減効果も寄与

 今3月期業績は、売り上げは期初予想通りとしたが、営業利益を10億6000万円、経常利益を13億円、純利益を10億円それぞれ引き上げ、売り上げ555億円(前期比31.0%増)、営業利益56億4000万円(同21.8%増)、純利益41億円(同36.2%増)と見込み、純利益は、前期の過去最高を連続して大幅更新する。同社は、切削油剤などの金属工作油剤の最大手で、中期経営計画では自動車メーカー向けにはEV化・ESG化に向けた新製品投入、非自動車向けでは航空機分野の拡大、新商材のヒカリアクション・自己修復性素材の事業化などを推進しており、2Qの南北アメリカセグメントの売り上げが116億1200万円(同17.5%増)、営業利益が18億9200万円(同53.2%増)と好調に推移し、価格改定・原価低減効果や一部有価証券売却益が上乗せとなったことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29 | 注目銘柄
2024年11月08日

【注目銘柄】U−NEXTは反落も連続最高業績を手掛かりに株式分割の権利取りに一考余地

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■連続増配と株式分割で株主還元強化、投資意欲を高める

 U−NEXT HOLDHINGS<9418>(東証プライム)は、前日7日に50円安の4790円と変わらずを挟み3営業日ぶりに反落して引けた。日経平均株価が、99円安と3営業日ぶりに反落したことが波及し、今年10月25日につけた直近安値4635円から底上げ途上にある同社株にも目先の利益を確定する売り物が出た。ただ同社は、今年11月30日を基準日に株式分割(1株を3株に分割)を予定しており、今2025年8月期業績が、連続して過去最高を更新と予想され、配当も連続増配を予定していることから権利取りも一考余地がありそうだ。テクニカル的にも、右肩上がりの52週移動平均線で下値を確認しつつ株価水準を上げており、下値買いのチャンスを示唆している。

■「プレミアリーグ」独占配信も寄与し課金ユーザーが増加

 株式分割は、東証が個人投資家の投資しやすい環境を整備するため望ましい投資単位として50万円未満を明示していることに対応し、同社株式の流動性の向上と投資家層の一層の拡大を図るために実施する。この株式分割ほか株主への利益還元策として、今期配当を年間14円(株式分割権利付きでは43円)と前期実績の33円から引き上げる連続の大幅増配や、同社のコンテンツ配信サービス「U−NEXT」を利用できる株主優待制度も継続実施している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:18 | 注目銘柄
2024年11月07日

【注目銘柄】冨士ダイスは大幅増配で配当利回り5%超え、中期経営計画進捗に注目、全値戻しへ再挑戦か

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■前日比変わらずも配当方針変更・新中期経営計画を手掛かりに押し目買い交錯

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は、前日6日に2営業日連続で前日比変わらずの785円で引けた。取引時間中には793円と上値を伸ばしたが、ホンダ<7267>(東証プライム)が、この日13時に今3月期業績の下方修正を発表して急続落した影響もあり利益確定売りに押され778円安値へ下ぶれる場面もあった。ただ、今3月期配当が、配当方針の変更で大幅増配され、配当利回りが5%超となることから押し目買いも交錯し下値抵抗力を発揮した。また、今年11月14日に今2025年3月期第2四半期(2024年4月〜9月期、3Q)累計決算の発表を予定しているが、今期から推進している中期経営計画への業績進捗度も注目されている。

■新配当方針にDOEを導入して大幅増配、配当利回りは5%超

 同社の配当は、前期に創業75周年の記念配当10円を上乗せして年間32円としたが、今期は、これに次いで配当方針を変更して連続増配を予定している。新配当方針は、株主資本配当率(DOE)を導入して4%をメドとするもので、年間配当を40円に増配する。この配当利回りは、前日終値段階で5.09%となり、東証プライム市場の高配当利回りランキングの第62位にランクインする。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:19 | 注目銘柄
2024年11月06日

【注目銘柄】ミロク情報サービス、クラウド好調で増収増益、ERPシェア15年連続首位

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■2Q上ぶれ着地業績を見直しバリュー株買いが再燃して反発

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は、前日5日に15円高の1839円と反発して引け、25日移動平均線を出没する三角保ち合いに煮詰まり感を強めた。今年10月31日に発表した今2025年3月期第2四半期(2024年4月〜9月期、2Q)累計業績が、期初予想を上ぶれて増収増益率を伸ばして着地したことを見直しバリュー株買いが再燃した。11月1日には同社の中堅・中小企業向けERP(統合業務ソフト)システム「MJS LINKシリーズ」の売上高シェアが15年連続でNo.1と調査公表されたことも、追撃の買い材料視されている。

■ソフトウエア使用料収入が39%増となるなどクラウドサービスが好調推移

 今期2Q累計業績は、売り上げ227億4900万円(前年同期比7.4%増)、営業利益29億6700万円(同6.0%増)、経常利益30億2800万円(同5.8%増)、純利益20億5900万円(同12.5%増)で着地し、売り上げは期初予想より6億3900万円、利益は6700万円〜1億5800万円上ぶれた。同社は、ERP製品の提供形態を売切型から利用期間に応じてソフトウエア使用料収入を売り上げに計上するサブスクリプション型へ移行するビジネスモデルの転換を進めており、クラウドサービスにAI解析による入力支援機能を搭載して新たに「MJS eードキュメントCloudAIentryキャビネット」も開始した。2Qのシステム導入契約売上高は、前年同期比2.8%増の120億5500万円、サービス収入売上高は、ソフトウエア使用料収入が同39.0%増の35億3400万円と伸びたことを中心に15.8%増の89億8100万円と好調に推移したことなどが寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:37 | 注目銘柄
2024年10月03日

【注目銘柄】カドス・コーポは新規上場来高値からの調整幅の半値戻し達成、更なる上昇に期待

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■4期ぶり過去最高純益更新と大幅増配を手掛かりに押し目買い交錯

 カドス・コーポレーション<211A>(東証スタンダード)は、前日2日に55円安の2590円と反落した。イランによるイスラエルへのミサイル攻撃で地政学リスクが高まり、日経平均株価は843円安と大幅反落し、東証スタンダード市場指数も1.06%安と反落したことが響き、今年8月につけた上場来安値1680円から大きく底上げしていた同社株にも目先の利益を確定する売り物が出た。ただこの日の取引時間中につけた2566円からはやや引き戻して引けており、同社の今2025年7月期の純利益が、4期ぶりの過去最高更新と予想され、配当も年間130円へ大幅な連続増配を予定していることを手掛かりに押し目買いも交錯した。テクニカル的にも、今年7月の新規株式公開(IPO)時につけた上場来高値3355円から上場来安値1680円までの調整幅の半値戻しを達成しており、依然として相場格言の「半値戻しは全値戻し」期待を高めフォローの材料視されている。

■独自のマッチングシステムで受注残は大幅増となりなお受注攻勢

 今2025年7月期業績は、売り上げ67億円(前期比3.5%増)、営業利益6億8500万円(同7.5%増)、経常利益6億7400万円(同12.1%増)、純利益4億3900万円(同8.3%増)と続伸が予想され、純利益は、2021年7月期の過去最高(4億1500万円)を4期ぶりに更新する。同社は、土地オーナーのニーズを優先してテナント企業のニーズとマッチングさせる「カドスLANシステム」によりナショナル・チェーンのコンビニエンスストアやドラッグストア、飲食店などの流通店舗を受注して設計・建設する独自のビジネスモデルを展開しており、前期末の受注残高が、前々期末比81.2%増と好調に推移し、次期繰越工事高が19億1700万円となり、今期も山陽道3県の人口10万人超の22都市をターゲットに新規支店を開設するなど受注活動を積極化させることが要因となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:12 | 注目銘柄
2024年10月01日

【注目銘柄】タウンニュース社は地方創生関連株として注目を集め割安株買いが加速

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■Web掲載料金値上げで業績上ぶれ期待を強めて3連騰

 タウンニュース社<2481>(東証スタンダード)は、前日30日に21円高の781円と変わらずを含めて3営業日続伸して引け、東証スタンダード市場の値上り率ランキングの第40位にランクインする高人気となった。同社は、10月からWeb掲載料金の値上げを予定しており、前期の過去最高から減益転換を予想している今2025年6月期の純利益の上ぶれ期待を強め割安株買いが増勢となった。地域密着の無料情報紙を発行する同社の業態から、石破茂新首相が、「地方を守る」を政権公約とする地方創生関連株の一角を形成することも、買い手掛かりとなっている。

■新地域の新規創刊も準備し非紙面事業では自治体向け受注を推進

 同社の今2025年6月期業績は、売り上げ39億5000万円(前期比5.7%増)、営業利益6億1500万円(同6.7%増)、経常利益6億5000万円(同5.3%減)、純利益4億2200万円(同14.2%減)と増減マチマチの予想となっている。紙面関連事業では、新たな地域への新規創刊に向けて具体的な準備をし、デジタル事業では「Web版タウンニュース」、「政治の村」、「RareA」などオウンドメディアの広告販売を強化し、非紙面事業ではハイブリッドなイベント・セミナーの企画運営や自治体のクロスメディアプロモーションの受注を進めることなどが寄与する。純利益は、前期に計上した投資有価証券売却益や固定資産売却益の一巡で、前期の過去最高からの減益転換を見込んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | 注目銘柄
2024年09月13日

【注目銘柄】Liberawareは相次ぐ実証実験採択を一部黒字化業績がフォロー

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■ドローン業界の注目株

 Liberaware<218A>(東証グロース)は、前日12日に6円高の407円と3営業日ぶりに反発して引け、25日移動平均線水準での三角保ち合いに煮詰まり感を強めた。同社株は、今年7月29日に新規株式公開(IPO)され自社開発の屋内専用の世界最小の狭小空間点検ドローン「IBIS」によりプラントメンテナンス、インフラメンテナンスの保守点検・データ解析事業を展開しているが、この実証試験の採択が相次ぎ、業績自体も一部黒字化してきたことがフォローして直近IPO株買いが再燃した。テクニカル的にも、IPO直後に日経平均株価が過去最大の下落幅と急落しても、安値は330円と公開価格310円目前にとどめており、下値の固さが意識されている。

■連続赤字予想も継続顧客の売上高割合は7割を超え売上総利益は増益率拡大

 同社の実証実験の採択は、8月1日発表の神戸市、同7日の愛媛県、9月6日の東京都と続いた。神戸市ではドローンを活用した地下鉄駅舎の保守点検作業で7月下旬から実証実験を開始し、愛媛県では最大約3000万円の委託費で「デジタル実装加速化プロジェクト」に採択され、東京都向けではスマートサービス実装促進プロジェクト「Be Smart TOKYO」に2年連続で採択され三菱地所<8802>(東証プライム)の都内オフィスビルで小型ドローンの技術検証を行うほか、下水道局と共同実証実験を開始して人が進入困難な環境で工事出来高確認の新手法構築を目指す。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:30 | 注目銘柄
2024年09月11日

【注目銘柄】インテージホールディングスは2期ぶり最高純益更新・連続増配を手掛かりにバリュー株買いが拡大

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■テクニカル指標も上昇トレンドを示唆

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は、前日10日に11円高の1550円と続伸して引け、8月5日に突っ込んだ年初来安値1333円からの底上げ幅を拡大させた。今2025年6月期純利益が、大幅増益転換して2期ぶりに過去最高更新と予想され、配当も連続増配を予定していることを手掛かりにバリュー株買いが増勢となった。テクニカル的にも足元の底上げとともに5日移動平均線が、25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、サポート材料視されている。

■値上げとNTTドコモとのシナジー効果、事業譲渡益もオンして純利益50%増益

 同社の今6月期業績は、売り上げ680億円(前期比7.5%増)、営業利益38億円(同15.5%増)、経常利益38億円(同7.2%増)、純利益37億円(同50.6%増)と増益転換が予想され、純利益は、2023年6月期の過去最高(35億500万円)を更新する。前期業績は、一部顧客の予算引き締めや体制強化に向けた人件費・経費増、NTTドコモの株式公開買い付け(TOB)による資本業務提携関連の費用増などが響きやや伸び悩んだが、今期は、NTTドコモとのシナジー効果の上乗せや値上げ寄与、さらに一部事業の譲渡益などが加わり増益転換する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:09 | 注目銘柄
2024年09月05日

【注目銘柄】ベステラは急反落も2Q決算発表を前に業績上方修正と還元方針変更を手掛かりに突っ込み買い一考余地

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■25日移動平均線キープ、上昇トレンド転換に期待

 ベステラ<1433>(東証プライム)は、前日4日に38円安の887円と4営業日ぶりに急反落して引けた。日経平均株価が、1639円安と今年3番目の下落幅で急続落したことから、今年8月5日に突っ込んだ年初来安値724円から200円幅のリバウンドをしていた同社株にも目先の利益を確定する売り物が出た。ただ同社株は、今年9月9日に今2025年1月期第2四半期(2024年2月〜7月期、2Q)累計決算の発表を予定しており、今年6月7日の今期第1四半期(2024年2月〜4月期、1Q)決算時開示時に今1月期通期業績の上方修正と株主還元方針の変更を発表しており、この再確認から買い再燃の可能性もあり、突っ込み買いも一考余地がある。テクニカル的にも8月月初の急落で25日移動平均線が75日移動平均線を下抜くデッドクロスとなったが、足元のリバウンドで5日移動平均線が、25日線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現しており、前日の急反落でもなお25日線をキープしており、上昇トレンド転換は変わらず側面支援材料視されそうだ。

■受注高、受注残高、元請案件比率とも過去最高で推移し業績大幅続伸

 同社の今1月期業績は、期初予想より売り上げを10億円、営業利益と経常利益を8000万円、純利益を5000万円それぞれ上方修正され、売り上げ110億円(前期比17.1%増)、営業利益5億円(同2.03倍)、経常利益6億円(同47.2%増)、純利益4億円(同73.6%増)と見込み大幅続伸する。プラント解体の豊富な工事需要を背景に受注と受注残が過去最高水準で推移しており、新規営業活動により電力、石油・石油化学分野で新規客先が増加し、今期1Qの受注は29億1000万円と1Qの完成工事高28億8700万円を上回り、1Q受注残高も71億1000万円に達しており、元請工事案件の比率が過去最高の48%に高まり、今後のスクラップ売却なども業績に寄与することなどが要因となる。なお9月3日には、保有投資有価証券売却益7200万円を今期第3四半期に計上すると発表している。
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2024年08月29日

【注目銘柄】エイトレッドは連続最高純益・8期連続増配を手掛かりに6連騰

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■クラウドサービスの拡大で収益強化

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)は、前日28日に9円高の1599円と6営業日続伸して引け、8月5日に突っ込んだ年初来安値1249円からの底上げ幅を拡大させた。今2025年3月期の純利益が、7億8400万円(前期比9.8%増)と連続して過去最高更新と予想され、年間配当も、32円(前期実績26円)と8期連続の増配が予定されていることを手掛かりに割安株買いが増勢となった。ワークフローのクラウドサービス「X−point Cloud」で7月から新価格体系を開始することも、業績上ぶれ期待を高めサポート材料視されている。

■パッケージソフトからのシフトも加わりクラウドサービスは前期比27%増

 同社の今2025年3月期業績は、売り上げ28億円(前期比11.9%増)、営業利益11億7000万円(同11.4%増)、経常利益11億7000万円(同11.6%増)、純利益7億8400万円(同9.8%増)と続伸が見込まれ、純利益は前期の過去最高(7億1300万円)を連続更新する。IT業界では既存システムの刷新やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進でIT投資が高まり、ワークフローソフトウエアの需要が拡大しており、同社のパッケージソフトでは、メジャージョンアップによるアップセルや新規導入企業数の増加で「Agile Works」の売り上げが12億200万円(同5.8%増)、クラウドサービスの売り上げが、パッケージソフトから「X−point Cloud」へのシフトも加わり13億6500万円(同27.1%増)と大きく伸びることが要因となる。クラウドサービスでは、7月から「X−point Cloud」の新価格体系を開始するほか、2024年に開始した「Agile Works」のクラウド版の認知度向上を図る。
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2024年08月23日

【注目銘柄】タウンズは公開価格水準から3連騰、連続増益業績・連続増配を手掛かりに売られ過ぎ修正

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■IPO価格上回る堅調な推移

 タウンズ<197A>(東証スタンダード)は、前日22日に2円高の496円と3営業日続伸して引け、今年6月20日の新規株式公開(IPO)時の公開価格460円から上放れる動きを強めた。今年8月13日の6月期決算の発表で、前期業績の上ぶれ着地のあと今2025年6月期業績が、連続増益と予想され、配当も連続増配を予定していることを手掛かりに売られ過ぎ修正買いが増勢となった。バリュエーション面でも配当利回りが、東証スタンダード市場の高配当利回りランキングの第17位にランクインし、PERも8倍台となる低位値ごろ妙味が側面買い材料視されている。

■同時検査キットの改良製品を投入し生産能力も増強

 同社の6月期業績は、前2024年6月期が、IPO時予想を上ぶれ増収増益率を伸ばしたあと、今2025年6月期業績は、売り上げ192億7300万円(前期比4.5%増)、営業利益83億800万円(同3.5%増)、経常利益83億1600万円(同6.1%増)、純利益60億1900万円(同4.2%増)と続伸が予想されている。感染症臨床検査用の抗原検査キットのトップメーカーとして、新型コロナウイルス感染症の感染症法の分類が2類相当から5類に変更されたが、前期は同感染症とインフルエンザが同時流行し、両感染症を同時に検査する製品のコンボキット「イムノエースSARS−CoV−2/Fluタンデム」の販売が伸びたことなどが上ぶれ着地要因となった。この新型コロナウイルス感染症は、なお年2回、夏季と冬季に2度流行が発生することが予測されており、今期はこれに加えて鼻腔液を検体種とする新型コロナウイルス感染症の抗原キットの改良製品「イムノエースSARS−CoV−2V」を投入し、前期に限定的だったコンボキットの生産能力を増強することなどが業績を押し上げる。年間配当は、前期に年間27.75円(前々期実績9円)に増配したが、今期は28円に連続増配する。
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2024年08月09日

【注目銘柄】ラクト・ジャパンは業績上方修正、2期ぶりの最高純益更新を買い直して割安修正買いが増勢

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■業績好調で株価上昇、増配も発表

 ラクト・ジャパン<3139>(東証プライム)は、今年7月12日に今2024年第2四半期(2023年12月〜2024年5月期、2Q)累計決算を開示し、2Q累計業績が、今年4月12日の上方修正値を上ぶれて着地したうえに、今11月期通期業績の上方修正と増配を発表、通期純利益が2期ぶりに過去最高を大幅に更新することを手掛かりに割安修正買いが増勢となっている。年初来高値後は、食品輸入商社として円高メリット株の一角を占めることから、日本銀行の政策金利引き上げで為替が円高・円安と乱高下して下値調整を余儀なくされたが、為替相場が落ち着いてきたこともフォローの材料視されている。

■国内では利益率の高い乳製品などが伸びアジア事業も外食向けが好調推移

 同社の今11月期通期業績は、期初予想より売り上げを40億円、経常利益を7億円、純利益を6億円それぞれ引き上げ売り上げ1640億円(前期比3.6%増)、経常利益41億円(同44.0%増)、純利益30億円(同46.4%増)と見込み、純利益は、2022年11月期の過去最高(22億8600万円)を大幅に更新する。国内事業では、インバウンドを含めた旅行需要が盛り上がり業務用を中心に各種食品の需要が回復し、乳製品・チーズ部門の販売量が増加し、アジア事業でもシンガポール、マレーシアを中心に外食向けなどに販売が好調に推移、利益面でも乳原料チーズ部門の利益率の高い商品の販売数量が増加し、アジア事業でも利益率が改善したことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:28 | 注目銘柄
2024年08月08日

【注目銘柄】日本精鉱は1Q業績のV字回復、アンチモン価格高騰が業績を牽引

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■年初来高値3595円奪回に期待

 日本精鉱<5729>(東証スタンダード)は、前日7日に145円高の2799円と続急伸して引け、直近安値2600円からのリバウド幅を拡大させた。同社株は、今年8月2日に今2025年3月期第1四半期(2024年4月〜6月期、1Q)決算を発表、アンチモンの国際価格急騰でV字回復して着地したものの、日経平均株価が4451円安と過去最高の下落幅となる相場の乱気流に巻き込まれて大幅安を余儀なくされた。V字回復業績のバリュー面でも、25日移動平均線から11%超のマイナスかい離となるテクニカル面からでも売られ過ぎとして割り負け訂正買いが増勢となった。

■アンチモン価格の高騰でアンチモン事業も金属粉末事業も好調推移

 同社の今期1Q業績は、売り上げ48億6400万円(前年同期比28.0%増)、営業利益3億8400万円(同7.32倍)、経常利益3億9700万円(同5.02倍)、純利益2億7200万円(前年同期は2200万円)とV字回復し、期初予想の今期第2四半期(2024年4月〜9月期、2Q)累計業績に対する利益進捗率は、60%〜64%と目安の50%を上回った。アンチモン地金の価格が、中国におけるアンチモン鉱石の不足、環境監査などによる減産、太陽光パネル向け需要増などで需給がひっ迫、トン当たりの価格が前年同期比49%増の1万8030円に高騰したことが業績を押し上げた。アンチモン事業の売り上げは24億5900万円(同5.9%増)、セグメント利益は1億6800万円(同76.6%増)、金属粉末事業の売り上げは23億9700万円(同63%増)、セグメント利益は2億400万円(前年同期は5100万円の赤字)となったことが寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:17 | 注目銘柄
2024年08月07日

【注目銘柄】三越伊勢丹はストップ安の翌日に一時ストップ高、1Q決算発表を先取り下げ過ぎ修正

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 三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東証プライム)は、前日6日に331.5円高の2296.5円と5営業日ぶりに急反発して引け、朝方の寄り付き段階では買い気配から400円高と一時ストップ高した。前々日5日に日経平均株価が、4451円と過去最大の下落幅になり、同社株もストップ安と売られており、売られ過ぎとして割安株買いが再燃した。今週末9日には今2025年3月期第1四半期(2024年4月〜6月期、1Q)決算の発表を予定しており、月次売上高の連続プラスからも業績期待を高め買い手掛かりとなっている。同社の前期業績は、四半期決算発表のたびに3回上方修正され、配当も2回増配されており、意識されている。

■月次売上高は13カ月連続でコロナ禍前を上回り1Q業績に期待

 同社の前2024年3月期決算は、四半期決算のたびに上方修正され営業利益は543億6900万円(前々期比83.6%増)と2008年4月の三越と伊勢丹の経営統合以来の過去最高を更新した。今2025年3月期業績も売り上げ5480億円(前期比2.2%増)、営業利益640億円(同17.7%増)、経常利益690億円(同15.2%増)、純利益530億円(同4.6%減)と続伸を見込んでいる。純利益は、前年度法人税等調整金96億円を計上するため小幅減益転換するが実質は増益となる。コロナ禍一巡で人流が回復し、インバウンド需要も好調に推移しており、伊勢丹新宿本店の売上高が4110億円(同9.3%増)、三越日本橋本店が1580億円(同3.4%増)、三越銀座店が1140億円(8.8%増)と続伸を見込んでいることなどが寄与する。今年7月の月次売上高でも同3店舗の売り上げは、コロナ禍前の2018年度の実績を13カ月連続で上回った。
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2024年08月02日

【注目銘柄】伊豆シャボテンRは続落も「アニタッチ」大型店舗オープンと純益V字回復に再評価余地

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 伊豆シャボテンリゾート<6819>(東証スタンダード)は、前日1日に2円安の448円と変わらずを含めて3営業日続落した。日経平均株価が、975円安と4営業日ぶりに大幅反落し、東証スタンダード市場指数も、2.04%安と急反落したことから、5月15日につけた年初来高値480円を覗いていた同社株も目先の利益を確定する売り物に押された。ただ同社は、夏休み入り早々の7月29日に屋内型ふれあい動物園「アニタッチ」の大型店舗である「アニタッチ東京ドームシティ」をオ−プンしており、さらに今2025年3月期純利益のV字回復を予想しており、これを手掛かりに低位割安株買いが再燃する展開も想定される。テクニカル的にも、1カ月にわたる25日移動平均線を出没してエネルギーを溜め込んでおり、上放れをサポートしそうだ。

■前期のふれあい動物施設の来客数は過去30年間で最多の200万人超

 同社は、2021年10月以来、「アニタッチ」の多店舗展開を進め、これに加えて子会社施設の伊豆シャボテン動物公園の動物園施設の拡充や、伊豆ドリームビレッジでの宿泊増も寄与し、前2024年3月期は来客数が増加し初めて200万人を突破し過去30年間で最多を記録した。7月29日オープンの「アニタッチ東京ドームシティ」は、従来店舗より大型化され店舗面積は約1200平方メートル、展示動物はカビバラなど約50種、約300匹を数え、初めてカフェも併設されている。ふれあい動物園は、アニマルセラピーとして癒し効果、情操教育など児童心理にも好影響を与えるだけに、夏休み中の来客数の増加などから業績寄与度も大きくなる。
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