ニチアス<5393>(東1)に注目したい。耐熱技術をベースにプラント向け工事、工業製品、高機能部品、自動車部品などに展開している。18年3月期第2四半期累計は計画超の増収増益だった。通期は横ばい予想だが、上振れの可能性が高いだろう。株価は高値圏から急反落の形となったが、目先的な売り一巡して上値を試す展開が期待される。なお18年10月1日付で単元株式数を1000株から100株に変更し、2株を1株に併合する。
■18年3月期2Q累計が計画超で通期予想も上振れの可能性
18年3月期連結業績予想は売上高が17年3月期比5.3%増の1900億円、営業利益が0.5%増の197億円、経常利益が0.7%増の199億円、純利益が0.7%増の135億円としている。
第2四半期累計は売上高が前年同期比8.7%増収、営業利益が7.8%増益、経常利益が18.2%増益、純利益が19.4%増益だった。半導体・液晶製造装置向けの高機能部品や、16年12月子会社化したAPJも寄与した自動車部品が牽引して、計画超の増収増益だった。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.5%、営業利益が48.6%、経常利益が49.6%、純利益が50.0%である。期初時点で下期偏重の計画だったことや、第2四半期累計が計画超だったことを考慮すれば、通期予想も上振れの可能性が高いだろう。
■株価は目先的な売り一巡して上値試す
株価は11月6日高値1560円から急反落の形となったが、9日と10日の直近安値1333円から切り返している。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。目先的な売り一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)
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(11/30)【注目銘柄】ニチアスは目先的な売り一巡して上値試す、18年3月期2Q累計が計画超で通期予想も上振れの可能性
(11/29)【注目銘柄】M&Aキャピタルパートナーズは上場来高値更新、18年9月期も好業績期待
(11/29)【注目銘柄】ノエビアホールディングスは上場来高値圏、18年9月期も増収増益予想
(11/28)【注目銘柄】加藤産業は上場来高値更新の展開、18年9月期も増収増益・増配予想
(11/28)【注目銘柄】佐藤商事は06年来高値圏、18年3月期業績・配当予想を増額修正、さらに再増額余地
(11/27)【注目銘柄】ミタチ産業は日柄調整完了して上値試す、18年5月期再増額の可能性
(11/27)【注目銘柄】トーカロは06年の上場来高値に接近、18年3月期通期予想は再増額の可能性
(11/26)【注目銘柄】スター・マイカは日柄調整完了して上値試す、17年11月期2桁増益・増配予想で18年11月期も収益拡大期待
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(11/25)【注目銘柄】パーカーコーポレーションは自律調整一巡して上値試す、18年3月期2Q累計が計画超で通期予想も増額の可能性
(11/24)【注目銘柄】ブレインパッドは戻り歩調、18年6月期大幅増益予想
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(11/22)【注目銘柄】ソーシャルワイヤーは調整一巡して上値試す、18年3月期業績・配当予想を増額修正
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(11/21)【注目銘柄】コメ兵は年初来高値更新、18年3月期2Q累計が計画超で通期予想にも再増額余地
(11/20)【注目銘柄】シュッピンは上場来高値更新の展開、18年3月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期予想に上振れ余地、株式2分割も評価
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2017年11月30日
【注目銘柄】ニチアスは目先的な売り一巡して上値試す、18年3月期2Q累計が計画超で通期予想も上振れの可能性
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:39
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2017年11月29日
【注目銘柄】M&Aキャピタルパートナーズは上場来高値更新、18年9月期も好業績期待
M&Aキャピタルパートナーズ<6080>(東1)に注目したい。事業承継案件に強い独立系のM&A仲介会社である。レコフおよびレコフデータと経営統合して総合型M&Aグループを目指している。需要が高水準で18年9月期も好業績が期待される。株価は自律調整一巡して上場来高値を更新した。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年9月期も好業績期待
18年9月期の連結業績予想は、売上高が17年9月期比4.0%増の86億67百万円、営業利益が6.0%増の38億75百万円、経常利益が7.3%増の38億76百万円、純利益が1.0%減の25億76百万円としている。
単体ベースの予想は、M&Aキャピタルパートナーズの成約件数が9件増の100件、売上高が8.6%増の68億79百万円、経常利益が8.1%増の36億76百万円、レコフの成約件数が10件増の30件、売上高が12.5%減の16億47百万円、経常利益が16.1%減の4億61百万円としている。
連結ベースの純利益は、レコフが前期の大型案件の反動で減収減益を見込み、税金費用の増加なども影響して微減益予想だが、成約件数は合計で17.1%増の130件を見込み、増収営業増益予想である。コンサルタントの採用を継続し、反響型営業(セミナー、WEB、紹介等)も強化して、成約件数の増加を図る。18年9月期も好業績が期待される。
■株価は上場来高値更新の展開
株価は本日11月29日は6900円まで上伸した。自律調整一巡して上場来高値を更新した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年9月期も好業績期待
18年9月期の連結業績予想は、売上高が17年9月期比4.0%増の86億67百万円、営業利益が6.0%増の38億75百万円、経常利益が7.3%増の38億76百万円、純利益が1.0%減の25億76百万円としている。
単体ベースの予想は、M&Aキャピタルパートナーズの成約件数が9件増の100件、売上高が8.6%増の68億79百万円、経常利益が8.1%増の36億76百万円、レコフの成約件数が10件増の30件、売上高が12.5%減の16億47百万円、経常利益が16.1%減の4億61百万円としている。
連結ベースの純利益は、レコフが前期の大型案件の反動で減収減益を見込み、税金費用の増加なども影響して微減益予想だが、成約件数は合計で17.1%増の130件を見込み、増収営業増益予想である。コンサルタントの採用を継続し、反響型営業(セミナー、WEB、紹介等)も強化して、成約件数の増加を図る。18年9月期も好業績が期待される。
■株価は上場来高値更新の展開
株価は本日11月29日は6900円まで上伸した。自律調整一巡して上場来高値を更新した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:16
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【注目銘柄】ノエビアホールディングスは上場来高値圏、18年9月期も増収増益予想
ノエビアホールディングス<4928>(東1)に注目したい。化粧品の中堅である。傘下の常盤薬品工業で医薬・食品も展開している。18年9月期も増収増益予想で好業績が期待される。なお11月28日には自己株式消却完了を発表している。株価は上場来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年9月期も増収増益予想で好業績期待
18年9月期の連結業績は、売上高が17年9月期比2.8%増の560億円、営業利益が7.1%増の107億円、経常利益が5.9%増の109億円、そして純利益が3.1%増の73億円としている。
化粧品事業では高級基礎、セルフとも顧客ニーズを捉える新商品を投入し、中核事業として収益性向上を図る。医薬・食品事業では、ドリンクを中心とした独自性のあるヘルスケア新商品の投入と配置薬事業の強化で収益性向上を図る。好業績が期待される。
なお中期経営計画では目標数値に19年9月期売上高600億円、営業利益120億円、ROE15.0%を掲げている。18年9月期の会社予想は保守的な印象が強く、中期計画目標値を前倒しで達成する可能性もありそうだ。
■株価は上場来高値圏、好業績評価して上値試す
株価は11月8日に上場来高値8200円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが自律調整の範囲だろう。11月28日には8000円まで上伸して高値に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年9月期も増収増益予想で好業績期待
18年9月期の連結業績は、売上高が17年9月期比2.8%増の560億円、営業利益が7.1%増の107億円、経常利益が5.9%増の109億円、そして純利益が3.1%増の73億円としている。
化粧品事業では高級基礎、セルフとも顧客ニーズを捉える新商品を投入し、中核事業として収益性向上を図る。医薬・食品事業では、ドリンクを中心とした独自性のあるヘルスケア新商品の投入と配置薬事業の強化で収益性向上を図る。好業績が期待される。
なお中期経営計画では目標数値に19年9月期売上高600億円、営業利益120億円、ROE15.0%を掲げている。18年9月期の会社予想は保守的な印象が強く、中期計画目標値を前倒しで達成する可能性もありそうだ。
■株価は上場来高値圏、好業績評価して上値試す
株価は11月8日に上場来高値8200円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが自律調整の範囲だろう。11月28日には8000円まで上伸して高値に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:56
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2017年11月28日
【注目銘柄】加藤産業は上場来高値更新の展開、18年9月期も増収増益・増配予想
加藤産業<9869>(東1)に注目したい。食品卸の大手である。関西を地盤として全国展開している。17年9月期は計画超の大幅増益だった。そして18年9月期も増収増益・増配予想である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年9月期も増収増益・増配予想
17年9月期連結業績は売上高が16年9月期比2.2%増の9738億18百万円、営業利益が17.1%増の92億98百万円、経常利益が15.2%増の104億17百万円、純利益が30.5%増の67億93百万円だった。計画超の増収増益だった。配当は6円増配の年間52円(第2四半期末23円、期末29円)とした。
主力の常温流通事業が3.4%増収・14.1%営業増益と牽引した。得意先との関係強化、自販力の強化、物流費の抑制、生産性の向上などの施策が奏功した。低温物流事業は1.1%減収だったが、大手得意先との取引見直しなどで売上総利益率改善に取り組み、営業利益は黒字化した。酒類流通事業は1.5%減収だったが、利益管理徹底やコスト削減の効果で2.1倍営業増益だった。その他は物流事業の取引増加で3.1%増収だが、燃料コスト上昇で6.8%減益だった。
18年9月期の連結業績予想は、売上高が17年9月期比2.7%増の1兆円、営業利益が5.6%増の98億20百万円、経常利益が5.6%増の110億円、純利益が3.0%増の70億円としている。引き続き好業績が期待される。配当予想は4円増配の年間56円(第2四半期末28円、期末28円)としている。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は上場来高値更新の展開だ。本日11月28日に3910円まで上伸し、高値圏で堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年9月期も増収増益・増配予想
17年9月期連結業績は売上高が16年9月期比2.2%増の9738億18百万円、営業利益が17.1%増の92億98百万円、経常利益が15.2%増の104億17百万円、純利益が30.5%増の67億93百万円だった。計画超の増収増益だった。配当は6円増配の年間52円(第2四半期末23円、期末29円)とした。
主力の常温流通事業が3.4%増収・14.1%営業増益と牽引した。得意先との関係強化、自販力の強化、物流費の抑制、生産性の向上などの施策が奏功した。低温物流事業は1.1%減収だったが、大手得意先との取引見直しなどで売上総利益率改善に取り組み、営業利益は黒字化した。酒類流通事業は1.5%減収だったが、利益管理徹底やコスト削減の効果で2.1倍営業増益だった。その他は物流事業の取引増加で3.1%増収だが、燃料コスト上昇で6.8%減益だった。
18年9月期の連結業績予想は、売上高が17年9月期比2.7%増の1兆円、営業利益が5.6%増の98億20百万円、経常利益が5.6%増の110億円、純利益が3.0%増の70億円としている。引き続き好業績が期待される。配当予想は4円増配の年間56円(第2四半期末28円、期末28円)としている。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は上場来高値更新の展開だ。本日11月28日に3910円まで上伸し、高値圏で堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:33
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【注目銘柄】佐藤商事は06年来高値圏、18年3月期業績・配当予想を増額修正、さらに再増額余地
佐藤商事<8065>(東1)に注目したい。商用車・建機・産機向けを主力とする鉄鋼・非鉄金属商社で、電子材料分野も展開している。18年3月期第2四半期累計が計画超の大幅増収増益となり、通期の業績・配当予想を増額修正した。さらに再増額余地がありそうだ。株価は06年来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期業績・配当予想を増額修正、さらに再増額余地
11月7日に18年3月期業績・配当予想を増額修正した。連結業績予想は、売上高を100億円増額して17年3月期比11.1%増の2000億円、営業利益を1億円増額して5.6%増の38億円、経常利益を2億50百万円増額して8.2%増の42億円、純利益を2億円増額して8.0%増の28億円とした。
主力の商用車業界の国内販売が堅調に推移し、建機・産機業界向けも持ち直している。配当予想は第2四半期末2円、期末4円、合計6円増額して年間36円(第2四半期末16円、期末20円)とした。17年3月期との比較でも6円増配となる。
第2四半期累計は、売上高が前年同期比15.8%増収、営業利益が33.1%増益、経常利益が40.2%増益、純利益が45.2%増益だった。計画超の大幅増収増益だった。そして修正後の通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が50.0%、営業利益が54.4%、経常利益が53.6%、純利益が53.9%と高水準である。通期予想は再増額余地がありそうだ。
■株価は06年来高値圏、好業績評価して上値試す
株価は11月7日に1298円まで上伸した。06年来の高値圏である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期業績・配当予想を増額修正、さらに再増額余地
11月7日に18年3月期業績・配当予想を増額修正した。連結業績予想は、売上高を100億円増額して17年3月期比11.1%増の2000億円、営業利益を1億円増額して5.6%増の38億円、経常利益を2億50百万円増額して8.2%増の42億円、純利益を2億円増額して8.0%増の28億円とした。
主力の商用車業界の国内販売が堅調に推移し、建機・産機業界向けも持ち直している。配当予想は第2四半期末2円、期末4円、合計6円増額して年間36円(第2四半期末16円、期末20円)とした。17年3月期との比較でも6円増配となる。
第2四半期累計は、売上高が前年同期比15.8%増収、営業利益が33.1%増益、経常利益が40.2%増益、純利益が45.2%増益だった。計画超の大幅増収増益だった。そして修正後の通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が50.0%、営業利益が54.4%、経常利益が53.6%、純利益が53.9%と高水準である。通期予想は再増額余地がありそうだ。
■株価は06年来高値圏、好業績評価して上値試す
株価は11月7日に1298円まで上伸した。06年来の高値圏である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:01
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2017年11月27日
【注目銘柄】ミタチ産業は日柄調整完了して上値試す、18年5月期再増額の可能性
ミタチ産業<3321>(東1)に注目したい。自動車向け中心に半導体・液晶・電子部品などを扱うエレクトロニクス商社である。海外EMS(電子機器受託製造サービス)事業も展開している。18年5月期連結業績・配当予想を9月に増額修正しているが、さらに再増額の可能性が高いだろう。株価は04年来の高値圏だ。急伸後の日柄調整が完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年5月期増額して大幅増益予想、さらに再増額の可能性
9月29日に18年5月期第2四半期累計と通期の連結業績予想、および配当予想を増額修正している。
修正後の通期連結業績予想は売上高を40億円増額して17年5月期比18.4%増の400億円、営業利益を3億30百万円増額して80.3%増の12億50百万円、経常利益を3億10百万円増額して73.2%増の13億10百万円、純利益を2億60百万円増額して94.2%増の9億30百万円とした。
自動車関連分野の半導体、および16年8月獲得したEMSが好調に推移し、アミューズメント分野や産業機械分野の需要も回復している。配当予想は第2四半期末、期末とも1円増額して年間26円(第2四半期末13円、期末13円)とした。17年5月期との比較でも2円増配となる。
第1四半期の連結業績は40.1%増収、3.6倍営業増益、3.0倍経常増益、3.5倍最終増益だった。そして通期予想に対する進捗率は売上高が27.1%、営業利益が36.9%、経常利益36.6%、純利益39.2%と高水準である。下期の想定が保守的であり、通期予想は再増額の可能性が高いだろう。
■株価は04年来高値圏、日柄調整完了して上値試す
株価は増額修正を好感して10月24日の1710円まで急伸した。04年来の高値圏だ。その後は日柄調整局面で上げ一服の形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して1400円近辺から切り返しの動きを強めている。日柄調整が完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年5月期増額して大幅増益予想、さらに再増額の可能性
9月29日に18年5月期第2四半期累計と通期の連結業績予想、および配当予想を増額修正している。
修正後の通期連結業績予想は売上高を40億円増額して17年5月期比18.4%増の400億円、営業利益を3億30百万円増額して80.3%増の12億50百万円、経常利益を3億10百万円増額して73.2%増の13億10百万円、純利益を2億60百万円増額して94.2%増の9億30百万円とした。
自動車関連分野の半導体、および16年8月獲得したEMSが好調に推移し、アミューズメント分野や産業機械分野の需要も回復している。配当予想は第2四半期末、期末とも1円増額して年間26円(第2四半期末13円、期末13円)とした。17年5月期との比較でも2円増配となる。
第1四半期の連結業績は40.1%増収、3.6倍営業増益、3.0倍経常増益、3.5倍最終増益だった。そして通期予想に対する進捗率は売上高が27.1%、営業利益が36.9%、経常利益36.6%、純利益39.2%と高水準である。下期の想定が保守的であり、通期予想は再増額の可能性が高いだろう。
■株価は04年来高値圏、日柄調整完了して上値試す
株価は増額修正を好感して10月24日の1710円まで急伸した。04年来の高値圏だ。その後は日柄調整局面で上げ一服の形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して1400円近辺から切り返しの動きを強めている。日柄調整が完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:49
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【注目銘柄】トーカロは06年の上場来高値に接近、18年3月期通期予想は再増額の可能性
トーカロ<3433>(東1)に注目したい。高機能皮膜を形成する溶射加工の最大手で、半導体・FPD製造装置部品向けを主力としている。18年3月期第2四半期累計が計画超の大幅増収増益となり、通期予想増額修正した。さらに再増額の可能性が高いだろう。株価は06年の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期通期予想は再増額の可能性
18年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比15.7%増収、営業利益が35.3%増益、経常利益が39.1%増益、純利益が35.6%増益だった。計画超(10月31日に増額修正)の大幅増収増益だった。
溶射加工の売上高(単体ベース)が15.1%増収と好調に推移した。このうち産業機械分野は1.0%減収だったが、主力の半導体・FPD分野が31.2%増収と牽引し、鉄鋼分野も10.0%増収だった。その他表面処理加工(24.2%増収)や海外子会社(22.1%増収)も好調だった。
通期連結業績予想も10月31日に増額修正している。売上高は30億円増額して17年3月期比13.9%増の330億円、営業利益は9億円増額して20.4%増の68億円、経常利益は10億円増額して20.7%増の70億円、純利益は5億円増額して10.6%増の45億円とした。溶射加工の計画は10.1%増収(うち半導体・FPD分野が15.2%増収)とした。受注残高が高水準であることを考慮すれば依然として保守的な印象が強い。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.6%、営業利益が51.5%、経常利益が51.3%、純利益が52.4%である。半導体・FPD分野が牽引して、通期会社予想は再増額の可能性が高いだろう。
■株価は06年の上場来高値に接近、好業績評価して上値試す
株価は本日11月27日は5340円まで上伸し、06年の上場来高値5270円を更新している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期通期予想は再増額の可能性
18年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比15.7%増収、営業利益が35.3%増益、経常利益が39.1%増益、純利益が35.6%増益だった。計画超(10月31日に増額修正)の大幅増収増益だった。
溶射加工の売上高(単体ベース)が15.1%増収と好調に推移した。このうち産業機械分野は1.0%減収だったが、主力の半導体・FPD分野が31.2%増収と牽引し、鉄鋼分野も10.0%増収だった。その他表面処理加工(24.2%増収)や海外子会社(22.1%増収)も好調だった。
通期連結業績予想も10月31日に増額修正している。売上高は30億円増額して17年3月期比13.9%増の330億円、営業利益は9億円増額して20.4%増の68億円、経常利益は10億円増額して20.7%増の70億円、純利益は5億円増額して10.6%増の45億円とした。溶射加工の計画は10.1%増収(うち半導体・FPD分野が15.2%増収)とした。受注残高が高水準であることを考慮すれば依然として保守的な印象が強い。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.6%、営業利益が51.5%、経常利益が51.3%、純利益が52.4%である。半導体・FPD分野が牽引して、通期会社予想は再増額の可能性が高いだろう。
■株価は06年の上場来高値に接近、好業績評価して上値試す
株価は本日11月27日は5340円まで上伸し、06年の上場来高値5270円を更新している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:41
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2017年11月26日
【注目銘柄】スター・マイカは日柄調整完了して上値試す、17年11月期2桁増益・増配予想で18年11月期も収益拡大期待
スター・マイカ<3230>(東2)に注目したい。中古マンションの賃貸・販売および投資事業を展開している。中古マンションを再生するリノベーション事業である。17年11月期は2桁増益・増配予想である。そして18年11月期も収益拡大が期待される。株価は07年来高値圏から一旦反落したが、日柄調整完了して上値を試す展開が期待される。
■17年11月期2桁増益・増配予想、18年11月期も収益拡大期待
17年11月期の連結業績予想(9月29日に増額修正)は、売上高が16年11月期比9.7%増の230億09百万円で、営業利益が10.5%増の36億02百万円、経常利益が16.6%増の30億09百万円、純利益が24.1%増の20億82百万円としている。
配当予想(9月29日に増額修正)は、第2四半期末25円、期末16円50銭としている。17年10月1日付株式2分割を考慮して16年11月期を年間23円、17年11月期を29円に換算すると、実質的に6円増配となる。
主力の中古マンション事業において、保有物件の増加に伴って安定的な賃貸売上が順調に増加し、付加価値の高い物件の販売売上も好調に推移している。インベストメント事業(分譲中古マンション以外の収益不動産)においても、安定的な賃貸売上が順調に増加し、市場動向を捉えた投資戦略によって利益率の高い保有物件の早期売却が貢献する。
第3四半期累計は前年同期比24.9%増収、45.8%営業増益、61.2%経常増益、71.0%最終増益だった。そして通期会社予想に対する進捗率は売上高が82.7%、営業利益が90.9%、経常利益が93.6%、純利益が93.1%と高水準だった。保有物件の販売によって四半期業績が変動するが、通期ベースでも好業績が期待される。またリノベーションマンション市場の拡大を背景に、18年11月期も収益拡大が期待される。
■株価は日柄調整完了して上値試す
株価(17年10月1日付で株式2分割)は、07年来高値圏となる10月2日の1842円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく、1600円近辺で推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。日柄調整完了して上値を試す展開が期待される。(MM)
■17年11月期2桁増益・増配予想、18年11月期も収益拡大期待
17年11月期の連結業績予想(9月29日に増額修正)は、売上高が16年11月期比9.7%増の230億09百万円で、営業利益が10.5%増の36億02百万円、経常利益が16.6%増の30億09百万円、純利益が24.1%増の20億82百万円としている。
配当予想(9月29日に増額修正)は、第2四半期末25円、期末16円50銭としている。17年10月1日付株式2分割を考慮して16年11月期を年間23円、17年11月期を29円に換算すると、実質的に6円増配となる。
主力の中古マンション事業において、保有物件の増加に伴って安定的な賃貸売上が順調に増加し、付加価値の高い物件の販売売上も好調に推移している。インベストメント事業(分譲中古マンション以外の収益不動産)においても、安定的な賃貸売上が順調に増加し、市場動向を捉えた投資戦略によって利益率の高い保有物件の早期売却が貢献する。
第3四半期累計は前年同期比24.9%増収、45.8%営業増益、61.2%経常増益、71.0%最終増益だった。そして通期会社予想に対する進捗率は売上高が82.7%、営業利益が90.9%、経常利益が93.6%、純利益が93.1%と高水準だった。保有物件の販売によって四半期業績が変動するが、通期ベースでも好業績が期待される。またリノベーションマンション市場の拡大を背景に、18年11月期も収益拡大が期待される。
■株価は日柄調整完了して上値試す
株価(17年10月1日付で株式2分割)は、07年来高値圏となる10月2日の1842円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく、1600円近辺で推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。日柄調整完了して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:53
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【注目銘柄】うかいは料理と接客のレベル向上に注力した結果、第2四半期業績予想を大幅に上方修正
■「ル・プーレブラッスリーうかい」、「アトリエうかいエキュート品川」、「アトリエうかいトリエ京王調布」は計画を上回るペースで推移
うかい<7621>(JQS)は24日、第2四半期決算説明会を開催した。
同社の第2四半期は、11月9日に売上高を1億89百万円、営業利益を1億02百万円、経常利益を1億21百万円、純利益を97百万円と大幅に上方修正しているように、好調に推移した。
説明会では、上方修正になった要因を問われ、大工原正伸社長は、「特に、新メニューを提案したことにより、売上が伸びたわけでなく、基本理念である“利は人の喜びの陰にあり”を徹底するために、ひと月に1回開く戦略会議でみんな熱心に意見を述べ、社員一同が積極的に取り組み、料理と接客のレベル向上に注力した結果であると思っています。」と答えている。
その他にも、2月にオープンした「ル・プーレ ブラッスリーうかい」、7月に出店した東京都内では初の常設店となる洋菓子店「アトリエうかいエキュート品川」、9月に出店の「アトリエうかいトリエ京王調布」が、共に計画を上回るペースで売上が伸びていることも要因と思われる。
>>>記事の全文を読む
うかい<7621>(JQS)は24日、第2四半期決算説明会を開催した。
同社の第2四半期は、11月9日に売上高を1億89百万円、営業利益を1億02百万円、経常利益を1億21百万円、純利益を97百万円と大幅に上方修正しているように、好調に推移した。
説明会では、上方修正になった要因を問われ、大工原正伸社長は、「特に、新メニューを提案したことにより、売上が伸びたわけでなく、基本理念である“利は人の喜びの陰にあり”を徹底するために、ひと月に1回開く戦略会議でみんな熱心に意見を述べ、社員一同が積極的に取り組み、料理と接客のレベル向上に注力した結果であると思っています。」と答えている。
その他にも、2月にオープンした「ル・プーレ ブラッスリーうかい」、7月に出店した東京都内では初の常設店となる洋菓子店「アトリエうかいエキュート品川」、9月に出店の「アトリエうかいトリエ京王調布」が、共に計画を上回るペースで売上が伸びていることも要因と思われる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:03
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2017年11月25日
【注目銘柄】パーカーコーポレーションは自律調整一巡して上値試す、18年3月期2Q累計が計画超で通期予想も増額の可能性
パーカーコーポレーション<9845>(東2)に注目したい。工業用洗剤の大手で、化成品、化学品、産業用素材などを展開している。18年3月期第2四半期累計は計画超だった。通期予想も増額の可能性が高いだろう。株価は06年来高値圏から一旦反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期2Q累計が計画超で通期予想も増額の可能性
18年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績は売上高が前年同期比5.7%増の239億09百万円で、営業利益が0.3%減の18億53百万円、経常利益が19.5%増の20億52百万円、そして純利益が21.4%増の14億20百万円だった。
化成品部門における原材料価格高騰、産業用素材部門における北米向け輸出減少、化工品部門における洗浄設備大型案件の反動で全体として営業微減益だが、計画に対して売上高は9億09百万円、営業利益は4億53百万円、経常利益は4億02百万円、純利益は4億20百万円、それぞれ上回った。西日本の猛暑に伴って家電業界向けが好調に推移した。主要自動車メーカー向けも好調だった。
機械部門は48.0%増益、化成品部門は4.3%減益、化学品部門は32.6%増益、産業用素材部門は17.0%減益、化工品部門は10.9%減益だった。経常利益と純利益は営業外での為替差損益改善が寄与して大幅増益だった。
通期予想は据え置いて、売上高が17年3月期比2.0%減の470億円、営業利益が11.6%減の35億円、経常利益が8.4%減の37億円、純利益が12.1%減の23億円としている。通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が50.9%、営業利益が52.9%、経常利益が55.5%、純利益が61.7%と高水準である。期初時点で下期偏重の利益計画だったことも考慮すれば、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は自律調整一巡して上値試す
株価は06年来高値圏となる11月6日782円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく700円近辺で推移している。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近した。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期2Q累計が計画超で通期予想も増額の可能性
18年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績は売上高が前年同期比5.7%増の239億09百万円で、営業利益が0.3%減の18億53百万円、経常利益が19.5%増の20億52百万円、そして純利益が21.4%増の14億20百万円だった。
化成品部門における原材料価格高騰、産業用素材部門における北米向け輸出減少、化工品部門における洗浄設備大型案件の反動で全体として営業微減益だが、計画に対して売上高は9億09百万円、営業利益は4億53百万円、経常利益は4億02百万円、純利益は4億20百万円、それぞれ上回った。西日本の猛暑に伴って家電業界向けが好調に推移した。主要自動車メーカー向けも好調だった。
機械部門は48.0%増益、化成品部門は4.3%減益、化学品部門は32.6%増益、産業用素材部門は17.0%減益、化工品部門は10.9%減益だった。経常利益と純利益は営業外での為替差損益改善が寄与して大幅増益だった。
通期予想は据え置いて、売上高が17年3月期比2.0%減の470億円、営業利益が11.6%減の35億円、経常利益が8.4%減の37億円、純利益が12.1%減の23億円としている。通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が50.9%、営業利益が52.9%、経常利益が55.5%、純利益が61.7%と高水準である。期初時点で下期偏重の利益計画だったことも考慮すれば、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は自律調整一巡して上値試す
株価は06年来高値圏となる11月6日782円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく700円近辺で推移している。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近した。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:03
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2017年11月24日
【注目銘柄】ブレインパッドは戻り歩調、18年6月期大幅増益予想
ブレインパッド<3655>(東1)は、企業データを分析して販促に活用するデータマイニングに強みを持ち、ビッグデータ活用関連ビジネスを展開している。18年6月期第1四半期は大幅増益だった。通期も大幅増益予想である。株価は調整一巡して戻り歩調だ。
■データマイニングに強み
企業データを分析して販促に活用するデータマイニングに強みを持ち、ビッグデータ活用関連ビジネスを展開している。事業区分はアナリティクス事業、ソリューション事業、マーケティングプラットフォーム事業としている。
アナリティクス事業は、顧客企業の有する大量データに関するコンサルティングおよびデータマイニングの実行、ならびにデータに基づく企業行動の最適化支援を行っている。ソリューション事業は、顧客企業に対してデータ蓄積、分析および分析結果に基づく施策実行に必要なソフトウェアの選定・提供ならびにシステム開発・運用を行っている。マーケティングプラットフォーム事業は、主にマーケティング領域において、データ分析系のアルゴリズムや自然言語処理機能などを搭載した独自性の強いソフトウェアを自社開発し、SaaS型サービスを提供している。
中期経営計画では目標値に19年6月期売上高50億円、経常利益7億円を掲げている。
■18年6月期1Q大幅増益、通期も大幅増益予想
11月10日発表した18年6月期第1四半期(7〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比14.6%増の9億23百万円、営業利益が28.1%増の51百万円、経常利益が94.6%増の53百万円、純利益が2.9倍の34百万円だった。第1四半期として過去最高の売上高となり、増収効果で大幅増益だった。
アナリティクス事業が26.6%増収、ソリューション事業が8.4%増収、マーケティングプラットフォーム事業が8.8%増収と、いずれも好調に推移した。人件費などの増加を吸収して大幅営業増益だった。経常利益と純利益は、営業外で前期計上した持分法投資損失14百万円が一巡したことも寄与した。
通期の連結業績予想は、売上高が17年6月期比16.2%増の41億円、営業利益が2.0倍の3億円、経常利益が2.1倍の3億円、純利益が26.1%増の1億90百万円としている。需要が高水準に推移して大幅増益予想である。
■株価は調整一巡して戻り歩調
株価は調整一巡して戻り歩調だ。9月の直近安値974円から切り返して、11月22日には1415円まで上伸した。そして6月の戻り高値1450円に接近している。11月22日の終値は1390円、今期予想連結PERは49倍近辺、時価総額は約94億円である。
週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形となり、13週移動平均線も上向きに転じて先高感を強めている。戻りを試す展開が期待される。(MM)
■データマイニングに強み
企業データを分析して販促に活用するデータマイニングに強みを持ち、ビッグデータ活用関連ビジネスを展開している。事業区分はアナリティクス事業、ソリューション事業、マーケティングプラットフォーム事業としている。
アナリティクス事業は、顧客企業の有する大量データに関するコンサルティングおよびデータマイニングの実行、ならびにデータに基づく企業行動の最適化支援を行っている。ソリューション事業は、顧客企業に対してデータ蓄積、分析および分析結果に基づく施策実行に必要なソフトウェアの選定・提供ならびにシステム開発・運用を行っている。マーケティングプラットフォーム事業は、主にマーケティング領域において、データ分析系のアルゴリズムや自然言語処理機能などを搭載した独自性の強いソフトウェアを自社開発し、SaaS型サービスを提供している。
中期経営計画では目標値に19年6月期売上高50億円、経常利益7億円を掲げている。
■18年6月期1Q大幅増益、通期も大幅増益予想
11月10日発表した18年6月期第1四半期(7〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比14.6%増の9億23百万円、営業利益が28.1%増の51百万円、経常利益が94.6%増の53百万円、純利益が2.9倍の34百万円だった。第1四半期として過去最高の売上高となり、増収効果で大幅増益だった。
アナリティクス事業が26.6%増収、ソリューション事業が8.4%増収、マーケティングプラットフォーム事業が8.8%増収と、いずれも好調に推移した。人件費などの増加を吸収して大幅営業増益だった。経常利益と純利益は、営業外で前期計上した持分法投資損失14百万円が一巡したことも寄与した。
通期の連結業績予想は、売上高が17年6月期比16.2%増の41億円、営業利益が2.0倍の3億円、経常利益が2.1倍の3億円、純利益が26.1%増の1億90百万円としている。需要が高水準に推移して大幅増益予想である。
■株価は調整一巡して戻り歩調
株価は調整一巡して戻り歩調だ。9月の直近安値974円から切り返して、11月22日には1415円まで上伸した。そして6月の戻り高値1450円に接近している。11月22日の終値は1390円、今期予想連結PERは49倍近辺、時価総額は約94億円である。
週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形となり、13週移動平均線も上向きに転じて先高感を強めている。戻りを試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:33
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2017年11月23日
【注目銘柄】ハイアス・アンド・カンパニーは自律調整一巡して上値試す、18年4月期大幅増収増益予想で増額の可能性
ハイアス・アンド・カンパニー<6192>(東マ)に注目したい。高性能デザイナーズ住宅など住宅関連に特化したコンサルティング会社である。18年4月期大幅増収増益予想である。そして増額の可能性が高いだろう。株価は10月の上場来高値から利益確定売りで一旦反落したが、自律調整一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年4月期大幅増収増益予想で増額の可能性
18年4月期連結業績予想は、売上高が17年4月期比25.5%増の49億84百万円、営業利益が23.8%増の3億72百万円、経常利益が15.4%増の3億50百万円、純利益が19.0%増の2億20百万円としている。主力事業が順調に拡大して大幅増収増益予想である。なお初配当を実施し、年間8円(第2四半期末4円、期末4円)としている。
第1四半期(5〜7月)は売上高が前年同期比28.3%増収で、営業利益、経常利益、純利益とも黒字化した。大幅増収効果で人件費や広告宣伝費などの先行投資負担を吸収して大幅増益だった。
主力の高性能デザイナーズ住宅R+house事業では、会員数増加に伴って受注数が伸長し、初期導入フィーやロイヤルティ収入が堅調に推移した。前期子会社化したアール・プラス・マテリアルにおける部材販売も伸長した。R+house関連商材となる高性能デザイナーズセレクト住宅「アーキテクチャル・デザイナーズ・マーケット」事業は、16年9月一般募集を開始し、17年7月末時点で全国100エリアを突破した。また17年4月末時点で100エリアを達成した「不動産相続の相談窓口」事業も引き続き会員数を伸ばした。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高22.3%、営業利益27.2%、経常利益29.1%、29.1%である。下期の構成比が高い収益特性を考慮すれば通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は自律調整一巡、好業績評価して上値試す
株価(17年5月1日付で株式3分割)は10月16日の上場来高値1509円から利益確定売りで一旦反落したが、11月16日の直近安値1081円から切り返して11月21日には1319円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。自律調整一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年4月期大幅増収増益予想で増額の可能性
18年4月期連結業績予想は、売上高が17年4月期比25.5%増の49億84百万円、営業利益が23.8%増の3億72百万円、経常利益が15.4%増の3億50百万円、純利益が19.0%増の2億20百万円としている。主力事業が順調に拡大して大幅増収増益予想である。なお初配当を実施し、年間8円(第2四半期末4円、期末4円)としている。
第1四半期(5〜7月)は売上高が前年同期比28.3%増収で、営業利益、経常利益、純利益とも黒字化した。大幅増収効果で人件費や広告宣伝費などの先行投資負担を吸収して大幅増益だった。
主力の高性能デザイナーズ住宅R+house事業では、会員数増加に伴って受注数が伸長し、初期導入フィーやロイヤルティ収入が堅調に推移した。前期子会社化したアール・プラス・マテリアルにおける部材販売も伸長した。R+house関連商材となる高性能デザイナーズセレクト住宅「アーキテクチャル・デザイナーズ・マーケット」事業は、16年9月一般募集を開始し、17年7月末時点で全国100エリアを突破した。また17年4月末時点で100エリアを達成した「不動産相続の相談窓口」事業も引き続き会員数を伸ばした。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高22.3%、営業利益27.2%、経常利益29.1%、29.1%である。下期の構成比が高い収益特性を考慮すれば通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は自律調整一巡、好業績評価して上値試す
株価(17年5月1日付で株式3分割)は10月16日の上場来高値1509円から利益確定売りで一旦反落したが、11月16日の直近安値1081円から切り返して11月21日には1319円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。自律調整一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:13
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2017年11月22日
【注目銘柄】ソーシャルワイヤーは調整一巡して上値試す、18年3月期業績・配当予想を増額修正
ソーシャルワイヤー<3929>(東マ)に注目したい。プレスリリース配信代行のニュースワイヤー事業と、日本含むアジア主要8都市におけるレンタルオフィスのインキュベーション事業を2本柱としている。18年3月期第2四半期累計が大幅増益となり、通期業績予想と配当予想を増額修正している。株価は調整一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期2Q累計は大幅増益、通期業績予想と配当予想を増額修正
10月31日に18年3月期連結業績予想と配当予想を増額修正した。売上面ではニュースワイヤー事業、インキュベーション事業とも好調に推移している。特に主力のニュースワイヤー事業で、プレスリリース配信代行サービス「@Press」の案件数および単価が想定よりも好調だ。利益面では、ビッグデータとAI技術活用で業務ツールの自社開発および運用化が想定より早く実現し、運用経費が抑えられたことも寄与する。
修正後の18年3月期連結業績予想は売上高を1億30百万円増額して17年3月期比15.9%増の27億80百万円、営業利益を80百万円増額して58.4%増の3億50百万円、経常利益を80百万円増額して60.6%増の3億40百万円、純利益を60百万円増額して74.6%増の2億30百万円とした。
第2四半期累計(4〜9月)は、売上高が前年同期比17.7%増収、営業利益が67.3%増益、経常利益が83.8%増益、純利益が2.4倍増益だった。ニュースワイヤー事業が17.4%増収、インキュベーション事業が18.1%増収と好調に推移して売上高が過去最高となり、AI活用による運営効率化が寄与して営業利益率も過去最高だった。ニュースワイヤー事業のプレスリリース配信数は11.9%増の9122件だった。インキュベーション事業の稼働席数累計は国内が28.2%増加、海外が18.0%増加した。
修正後の通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が49.4%、営業利益が50.9%、経常利益が51.5%、純利益が53.0%である。通期ベースでも好業績が期待される。
なお配当予想は、第2四半期末1円増額して10円、期末50銭増額して5円とした。17年10月1日付株式2分割を考慮して分割前に換算すると年間20円で、前回予想の年間18円に対して2円増額となる。また17年3月期の年間18円との比較でも2円増配となる。
■株価は調整一巡、好業績評価して上値試す
株価は10月10日の上場来高値1710円から利益確定売りで一旦反落したが、11月15日の直近安値1208円から切り返している。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。調整一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期2Q累計は大幅増益、通期業績予想と配当予想を増額修正
10月31日に18年3月期連結業績予想と配当予想を増額修正した。売上面ではニュースワイヤー事業、インキュベーション事業とも好調に推移している。特に主力のニュースワイヤー事業で、プレスリリース配信代行サービス「@Press」の案件数および単価が想定よりも好調だ。利益面では、ビッグデータとAI技術活用で業務ツールの自社開発および運用化が想定より早く実現し、運用経費が抑えられたことも寄与する。
修正後の18年3月期連結業績予想は売上高を1億30百万円増額して17年3月期比15.9%増の27億80百万円、営業利益を80百万円増額して58.4%増の3億50百万円、経常利益を80百万円増額して60.6%増の3億40百万円、純利益を60百万円増額して74.6%増の2億30百万円とした。
第2四半期累計(4〜9月)は、売上高が前年同期比17.7%増収、営業利益が67.3%増益、経常利益が83.8%増益、純利益が2.4倍増益だった。ニュースワイヤー事業が17.4%増収、インキュベーション事業が18.1%増収と好調に推移して売上高が過去最高となり、AI活用による運営効率化が寄与して営業利益率も過去最高だった。ニュースワイヤー事業のプレスリリース配信数は11.9%増の9122件だった。インキュベーション事業の稼働席数累計は国内が28.2%増加、海外が18.0%増加した。
修正後の通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が49.4%、営業利益が50.9%、経常利益が51.5%、純利益が53.0%である。通期ベースでも好業績が期待される。
なお配当予想は、第2四半期末1円増額して10円、期末50銭増額して5円とした。17年10月1日付株式2分割を考慮して分割前に換算すると年間20円で、前回予想の年間18円に対して2円増額となる。また17年3月期の年間18円との比較でも2円増配となる。
■株価は調整一巡、好業績評価して上値試す
株価は10月10日の上場来高値1710円から利益確定売りで一旦反落したが、11月15日の直近安値1208円から切り返している。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。調整一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:27
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2017年11月21日
【注目銘柄】ネクステージは自律調整一巡、17年11月期予想に再増額余地で18年11月期も収益拡大期待
ネクステージ<3186>(東1)に注目したい。中古車販売の大手である。東海地盤に全国展開を推進し、新車販売の拡大にも注力している。17年11月期は大幅増収増益予想で再増額余地がありそうだ。そして18年11月期も収益拡大が期待される。なお17年11月30日を基準日(効力発生日17年12月1日)として1株を3株に分割する。株価は10月の上場来高値から反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。
■17年11月期予想に再増額余地で18年11月期も収益拡大期待
17年11月期連結業績予想(9月29日に増額修正)は、売上高が16年11月期比35.3%増の1180億円、営業利益が50.2%増の32億50百万円、経常利益が53.4%増の32億円、純利益が61.2%増の21億50百万円としている。販売単価の上昇と販売台数の増加、買い取り台数の増加などで売上高が計画超の増収となり、利益面では付帯商品の収益改善、車検台数の増加、買い取り台数の増加などによる売上総利益率改善も寄与する。
第3四半期累計(12〜8月)は売上高が前年同期比38.6%増収、営業利益が50.4%増益、経常利益が53.9%増益、純利益が59.4%増益だった。そして通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が74.5%、営業利益が79.9%、経常利益が79.5%、純利益が80.1%と高水準である。通期予想に再増額余地がありそうだ。そして18年11月期も収益拡大が期待される。
■株価は自律調整一巡して上値試す
株価(17年4月1日付で株式2分割)は、9月29日発表の17年11月期業績予想増額修正や、10月10日発表の株式3分割(17年12月1日付)を好感し、10月16日の上場来高値2988円まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、2500円近辺から切り返しの動きを強めている。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して過熱感が解消した。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)
■17年11月期予想に再増額余地で18年11月期も収益拡大期待
17年11月期連結業績予想(9月29日に増額修正)は、売上高が16年11月期比35.3%増の1180億円、営業利益が50.2%増の32億50百万円、経常利益が53.4%増の32億円、純利益が61.2%増の21億50百万円としている。販売単価の上昇と販売台数の増加、買い取り台数の増加などで売上高が計画超の増収となり、利益面では付帯商品の収益改善、車検台数の増加、買い取り台数の増加などによる売上総利益率改善も寄与する。
第3四半期累計(12〜8月)は売上高が前年同期比38.6%増収、営業利益が50.4%増益、経常利益が53.9%増益、純利益が59.4%増益だった。そして通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が74.5%、営業利益が79.9%、経常利益が79.5%、純利益が80.1%と高水準である。通期予想に再増額余地がありそうだ。そして18年11月期も収益拡大が期待される。
■株価は自律調整一巡して上値試す
株価(17年4月1日付で株式2分割)は、9月29日発表の17年11月期業績予想増額修正や、10月10日発表の株式3分割(17年12月1日付)を好感し、10月16日の上場来高値2988円まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、2500円近辺から切り返しの動きを強めている。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して過熱感が解消した。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:24
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【注目銘柄】コメ兵は年初来高値更新、18年3月期2Q累計が計画超で通期予想にも再増額余地
コメ兵<2780>(東2)に注目したい。ブランド・ファッション品を中心に中古品買取・販売を展開している。18年3月期第2四半期累計は8月の増額修正値を上回った。通期予想にも再増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開だ。収益改善基調を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期2Q累計が計画超で通期予想にも再増額余地
11月13日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結業績(11月8日に2回目の増額修正)は、売上高が前年同期比9.5%増の207億63百万円、営業利益が4億61百万円(前年同期は67百万円の赤字)、経常利益が4億72百万円(同88百万円の赤字)、純利益が2億95百万円(同28百万円の赤字)だった。
主力のブランド・ファッションの売上高が、大型店の新規出店や各種販売促進策の効果で10.1%増収と好調に推移した。増収効果や売上総利益率改善効果で収益改善した。店舗展開は17年5月に大型店の新宿店、名駅店を新規出店した一方で、5月にキャナルシティ博多店、7月に栄セントラルパーク店、8月にホワイティ梅田店を退店した。タイヤ・ホイール事業も3.8%増収と堅調だった。全体の売上総利益率は28.6%で1.7ポイント上昇した。
通期連結業績予想(8月14日に増額修正)は売上高が17年3月期比7.9%増の433億円、営業利益が59.8%増の13億30百万円、経常利益が63.1%増の13億30百万円、純利益が2.2倍の8億円としている。
月次売上状況(単体ベース)を見ると、全社売上高は4月が前年比4.3%増、5月が11.7%増、6月が7.0%増、7月が20.5%増、8月が16.4%増、9月が1.6%増、10月が32.3%と好調に推移している。通期予想にも再増額余地がありそうだ。
■株価は年初来高値更新、収益改善基調を評価して上値試す
株価は年初来高値更新の展開で11月13日には2329円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。収益改善基調を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期2Q累計が計画超で通期予想にも再増額余地
11月13日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結業績(11月8日に2回目の増額修正)は、売上高が前年同期比9.5%増の207億63百万円、営業利益が4億61百万円(前年同期は67百万円の赤字)、経常利益が4億72百万円(同88百万円の赤字)、純利益が2億95百万円(同28百万円の赤字)だった。
主力のブランド・ファッションの売上高が、大型店の新規出店や各種販売促進策の効果で10.1%増収と好調に推移した。増収効果や売上総利益率改善効果で収益改善した。店舗展開は17年5月に大型店の新宿店、名駅店を新規出店した一方で、5月にキャナルシティ博多店、7月に栄セントラルパーク店、8月にホワイティ梅田店を退店した。タイヤ・ホイール事業も3.8%増収と堅調だった。全体の売上総利益率は28.6%で1.7ポイント上昇した。
通期連結業績予想(8月14日に増額修正)は売上高が17年3月期比7.9%増の433億円、営業利益が59.8%増の13億30百万円、経常利益が63.1%増の13億30百万円、純利益が2.2倍の8億円としている。
月次売上状況(単体ベース)を見ると、全社売上高は4月が前年比4.3%増、5月が11.7%増、6月が7.0%増、7月が20.5%増、8月が16.4%増、9月が1.6%増、10月が32.3%と好調に推移している。通期予想にも再増額余地がありそうだ。
■株価は年初来高値更新、収益改善基調を評価して上値試す
株価は年初来高値更新の展開で11月13日には2329円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。収益改善基調を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:52
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2017年11月20日
【注目銘柄】シュッピンは上場来高値更新の展開、18年3月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期予想に上振れ余地、株式2分割も評価
シュッピン<3179>(東1)に注目したい。カメラなど専門性高い商材の中古品・新品をECと店舗で販売している。Web会員数の増加に伴ってEC売上が好調に推移している。18年3月期第2四半期累計は計画超の大幅増収増益だった。通期も大幅増収増益・増配予想である。10月の売上も好調であり、通期予想に上振れ余地がありそうだ。株価は株式2分割(基準日17年12月31日、効力発生日18年1月1日)も好感して上場来高値更新の展開だ。上値を試す展開が期待される。
■18年3月期2Q累計が計画超で通期予想も上振れ余地
11月6日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)の非連結業績(10月23日に上方修正)は、売上高が前年同期比29.3%増の144億35百万円、営業利益が55.8%増の7億36百万円、経常利益が56.7%増の7億30百万円、純利益が57.3%増の5億03百万円だった。
主力のカメラ事業が23.9%増収、時計事業が2.2倍増収と好調に推移して計画超の大幅増収増益だった。販売チャネル別の売上はECが26.1%増収、店舗が34.9%増収だった。
通期の非連結業績予想は、売上高が17年3月期比13.7%増の284億29百万円、営業利益が27.8%増の14億02百万円、経常利益が28.6%増の13億87百万円、純利益が28.2%増の9億50百万円としている。配当予想は年間9円(期末一括)としている。18年1月1日付株式2分割を考慮して17年3月期の年間12円を年間6円に換算すると3円増配となる。
Web会員数の増加に伴ってEC売上が好調に推移し、中古品の粗利益率改善なども寄与して大幅増収増益予想である。そして通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が50.8%、営業利益が52.5%、経常利益が52.6%、純利益が52.9%である。通期予想に上振れ余地がありそうだ。
月次情報(速報値)によると、17年10月は全社売上高が前年同月比25.0%増、うちEC売上高が24.0%増と好調に推移している。またWeb会員数は前月比3705人増加の34万863人となった。
■株価は上場来高値更新の展開
株価は11月8日に上場来高値となる3080円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績や株式分割を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期2Q累計が計画超で通期予想も上振れ余地
11月6日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)の非連結業績(10月23日に上方修正)は、売上高が前年同期比29.3%増の144億35百万円、営業利益が55.8%増の7億36百万円、経常利益が56.7%増の7億30百万円、純利益が57.3%増の5億03百万円だった。
主力のカメラ事業が23.9%増収、時計事業が2.2倍増収と好調に推移して計画超の大幅増収増益だった。販売チャネル別の売上はECが26.1%増収、店舗が34.9%増収だった。
通期の非連結業績予想は、売上高が17年3月期比13.7%増の284億29百万円、営業利益が27.8%増の14億02百万円、経常利益が28.6%増の13億87百万円、純利益が28.2%増の9億50百万円としている。配当予想は年間9円(期末一括)としている。18年1月1日付株式2分割を考慮して17年3月期の年間12円を年間6円に換算すると3円増配となる。
Web会員数の増加に伴ってEC売上が好調に推移し、中古品の粗利益率改善なども寄与して大幅増収増益予想である。そして通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が50.8%、営業利益が52.5%、経常利益が52.6%、純利益が52.9%である。通期予想に上振れ余地がありそうだ。
月次情報(速報値)によると、17年10月は全社売上高が前年同月比25.0%増、うちEC売上高が24.0%増と好調に推移している。またWeb会員数は前月比3705人増加の34万863人となった。
■株価は上場来高値更新の展開
株価は11月8日に上場来高値となる3080円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績や株式分割を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:46
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【注目銘柄】オーウイルは好業績評価して上値試す、18年3月期3Q累計が計画超で通期利益予想を上方修正
オーウイル<3143>(東2)に注目したい。飲料分野を中心とする食品副原料や農産物加工品の専門商社である。アイスクリームの製造販売なども展開している。18年3月期第2四半期累計が計画超の大幅増益となり、通期利益予想を上方修正した。株価は上場来高値圏である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期2Qが計画超の大幅増益で通期利益予想を上方修正
11月13日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結業績は、売上高前年同期比10.0%増の162億20百万円、営業利益が45.9%増の3億14百万円、経常利益が44.1%増の3億04百万円、純利益が50.5%増の2億18百万円だった。卸売事業が想定を上回り、欧州向け経皮吸収剤の新規案件成約や、コスト削減なども寄与して、計画を上回る大幅増収増益だった。
卸売事業が10.1%増収と好調で全体を牽引した。香料やエキスなど食品副原料が減少したが、業務用殺菌乳、烏龍茶をはじめとする茶類、野菜飲料の原料である果汁などの農産物加工品が好調だった。アイスクリームの製造販売事業は15.2%減収だった。個食用カップアイスは増加したが、業務用バルクアイスの販売数量が減少した。
通期連結業績予想は11月13日に利益を上方修正した。売上高は据え置いて17年3月期比6.7%増の300億円、営業利益は88百万円増額して31.7%増の4億30百万円、経常利益は88百万円増額して31.7%増の4億30百万円、純利益は60百万円増額して38.2%増の2億80百万円とした。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が54.1%、営業利益が73.0%、経常利益が70.7%、純利益が77.9%である。また通期の修正幅から単純計算すると、第2四半期累計の上振れに対して下期を減額した形になるが、飲料関連のため上期が繁忙期、下期が閑散期となる季節要因があり、これを考慮した形だろう。通期ベースでも好業績が期待される。
■株価は好業績評価して上値試す
株価は上方修正を好感して11月13日に上場来高値となる1264円まで急伸する場面があった。週足チャートで見ると高値圏で上ヒゲを付けたが、13週移動平均線がサポートラインとなって1000円台の中段保ち合いから上放れた。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■18年3月期2Qが計画超の大幅増益で通期利益予想を上方修正
11月13日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結業績は、売上高前年同期比10.0%増の162億20百万円、営業利益が45.9%増の3億14百万円、経常利益が44.1%増の3億04百万円、純利益が50.5%増の2億18百万円だった。卸売事業が想定を上回り、欧州向け経皮吸収剤の新規案件成約や、コスト削減なども寄与して、計画を上回る大幅増収増益だった。
卸売事業が10.1%増収と好調で全体を牽引した。香料やエキスなど食品副原料が減少したが、業務用殺菌乳、烏龍茶をはじめとする茶類、野菜飲料の原料である果汁などの農産物加工品が好調だった。アイスクリームの製造販売事業は15.2%減収だった。個食用カップアイスは増加したが、業務用バルクアイスの販売数量が減少した。
通期連結業績予想は11月13日に利益を上方修正した。売上高は据え置いて17年3月期比6.7%増の300億円、営業利益は88百万円増額して31.7%増の4億30百万円、経常利益は88百万円増額して31.7%増の4億30百万円、純利益は60百万円増額して38.2%増の2億80百万円とした。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が54.1%、営業利益が73.0%、経常利益が70.7%、純利益が77.9%である。また通期の修正幅から単純計算すると、第2四半期累計の上振れに対して下期を減額した形になるが、飲料関連のため上期が繁忙期、下期が閑散期となる季節要因があり、これを考慮した形だろう。通期ベースでも好業績が期待される。
■株価は好業績評価して上値試す
株価は上方修正を好感して11月13日に上場来高値となる1264円まで急伸する場面があった。週足チャートで見ると高値圏で上ヒゲを付けたが、13週移動平均線がサポートラインとなって1000円台の中段保ち合いから上放れた。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:52
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【注目銘柄】ビジョンは日柄調整完了して上値試す、17年12月期3Q累計大幅増益で通期予想は増額の可能性
ビジョン<9416>(東1)に注目したい。WiFiルーターレンタルのグローバルWiFi事業とWebマーケティング支援の情報通信サービス事業を展開している。17年12月期第3四半期累計は大幅増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は6月の上場来高値後の日柄調整が完了し、好業績や自己株式取得を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年12月期3Q累計大幅増益で通期予想は増額の可能性
11月9日発表した17年12月期第3四半期累計(1〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比19.4%増の131億77百万円、営業利益が43.1%増の15億39百万円、経常利益が47.4%増の15億40百万円、純利益が51.9%増の10億39百万円だった。訪日外国人が増加基調という良好な市場環境も背景に大幅増収増益だった。
主力のグローバルWiFi事業が33.5%増収・53.0%増益と牽引した。各販売チャネルにおける新規需要取り込み策が奏功し、通信原価とオペレーション改善への継続的取り組みも寄与した。情報通信サービス事業も3.1%増収・10.1%増益と堅調だった。
通期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比12.6%増の167億13百万円、営業利益が24.5%増の16億06百万円、経常利益が23.9%増の16億08百万円、純利益が28.5%増の10億45百万円としている。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が78.8%、営業利益が95.8%、経常利益が95.8%、純利益が99.4%となった。第3四半期(7〜9月)が旅行需要の高まる繁忙期であることを考慮しても高水準である。通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は日柄調整完了して上値試す
なお自己株式取得(取得株式総数の上限21万7000株、取得価額総額の上限5億円、取得期間17年8月17日〜18年8月16日)については、10月31日時点の累計取得株式総数が700株となっている。
株価(17年7月1日付で株式2分割)は、6月の上場来高値2945円から反落して2500円近辺でモミ合う形だ。ただし週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。日柄調整が完了し、好業績や自己株式取得を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
■17年12月期3Q累計大幅増益で通期予想は増額の可能性
11月9日発表した17年12月期第3四半期累計(1〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比19.4%増の131億77百万円、営業利益が43.1%増の15億39百万円、経常利益が47.4%増の15億40百万円、純利益が51.9%増の10億39百万円だった。訪日外国人が増加基調という良好な市場環境も背景に大幅増収増益だった。
主力のグローバルWiFi事業が33.5%増収・53.0%増益と牽引した。各販売チャネルにおける新規需要取り込み策が奏功し、通信原価とオペレーション改善への継続的取り組みも寄与した。情報通信サービス事業も3.1%増収・10.1%増益と堅調だった。
通期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比12.6%増の167億13百万円、営業利益が24.5%増の16億06百万円、経常利益が23.9%増の16億08百万円、純利益が28.5%増の10億45百万円としている。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が78.8%、営業利益が95.8%、経常利益が95.8%、純利益が99.4%となった。第3四半期(7〜9月)が旅行需要の高まる繁忙期であることを考慮しても高水準である。通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は日柄調整完了して上値試す
なお自己株式取得(取得株式総数の上限21万7000株、取得価額総額の上限5億円、取得期間17年8月17日〜18年8月16日)については、10月31日時点の累計取得株式総数が700株となっている。
株価(17年7月1日付で株式2分割)は、6月の上場来高値2945円から反落して2500円近辺でモミ合う形だ。ただし週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。日柄調整が完了し、好業績や自己株式取得を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:39
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【注目銘柄】エンバイオ・ホールディングスは調整一巡して上値試す、18年3月期2Q累計大幅増益で通期予想は増額の可能性
エンバイオ・ホールディングス<6092>(東マ)に注目したい。土壌汚染の調査・対策工事・コンサルティングを主力として、土壌汚染浄化工事後に再販・賃貸するブラウンフィールド活用事業、太陽光発電やバイオマス発電の自然エネルギー事業も展開している。18年3月期第2四半期累計は大幅増収増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は調整一巡して上値を試す展開が期待される。14年IPO時の高値も視野に入りそうだ。
■18年3月期2Q累計大幅増益で通期予想は増額の可能性
11月14日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結業績は、売上高が前年同期比2.5倍の43億14百万円、営業利益が6.9倍の6億06百万円、経常利益が17倍の5億63百万円、純利益が17倍の3億73百万円だった。全セグメントが好調に推移して大幅増収増益だった。
主力の土壌汚染対策事業はグループ内連携強化による新規顧客開拓などで2.2倍倍増収となり、利益は黒字化した。土壌汚染浄化工事後に再販・賃貸するブラウンフィールド活用事業は3.7倍増収・7.6倍増益だった。前倒しを含めて5物件を販売した。自然エネルギー事業は新規稼働が寄与して80.3%増収・58.6%増益だった。第2四半期末の太陽光発電所は22ヶ所となった。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比41.2%増の75億48百万円、営業利益が2.6倍の6億72百万円、経常利益が5.4倍の5億55百万円、純利益が19倍の3億79百万円としている。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が57.2%、営業利益が90.2%、経常利益が101.4%、純利益が98.4%だが、ブラウンフィールド活用事業において前倒しが寄与したこと、下期に予定していた受注済み大型案件が取引先の要請で来期(18年12月期)に一括計上される見通しとなったこと、新規事業(シーアールイー<3458>との共同出資による新会社設立)に係る経費が発生することなどで、通期予想を据え置いた。ただし主力の土壌汚染対策事業の需要が高水準であることを考慮すれば、通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は調整一巡して上値試す、14年IPO時の高値も視野
株価は急伸した9月の年初来高値1965円から反落したが、1400円近辺から切り返して戻り歩調だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。調整一巡して上値を試す展開が期待される。14年IPO時の高値2581円も視野に入りそうだ。(MM)
■18年3月期2Q累計大幅増益で通期予想は増額の可能性
11月14日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結業績は、売上高が前年同期比2.5倍の43億14百万円、営業利益が6.9倍の6億06百万円、経常利益が17倍の5億63百万円、純利益が17倍の3億73百万円だった。全セグメントが好調に推移して大幅増収増益だった。
主力の土壌汚染対策事業はグループ内連携強化による新規顧客開拓などで2.2倍倍増収となり、利益は黒字化した。土壌汚染浄化工事後に再販・賃貸するブラウンフィールド活用事業は3.7倍増収・7.6倍増益だった。前倒しを含めて5物件を販売した。自然エネルギー事業は新規稼働が寄与して80.3%増収・58.6%増益だった。第2四半期末の太陽光発電所は22ヶ所となった。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比41.2%増の75億48百万円、営業利益が2.6倍の6億72百万円、経常利益が5.4倍の5億55百万円、純利益が19倍の3億79百万円としている。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が57.2%、営業利益が90.2%、経常利益が101.4%、純利益が98.4%だが、ブラウンフィールド活用事業において前倒しが寄与したこと、下期に予定していた受注済み大型案件が取引先の要請で来期(18年12月期)に一括計上される見通しとなったこと、新規事業(シーアールイー<3458>との共同出資による新会社設立)に係る経費が発生することなどで、通期予想を据え置いた。ただし主力の土壌汚染対策事業の需要が高水準であることを考慮すれば、通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は調整一巡して上値試す、14年IPO時の高値も視野
株価は急伸した9月の年初来高値1965円から反落したが、1400円近辺から切り返して戻り歩調だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。調整一巡して上値を試す展開が期待される。14年IPO時の高値2581円も視野に入りそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:52
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2017年11月19日
【注目銘柄】ミロク情報サービスの第2四半期は当初予想を上回る
■「銀行法等の一部を改正する法律」は同社にとって追い風
財務会計ソフトの開発・販売とサービスを提供するミロク情報サービス<9928>(東1)は11月16日に、第2四半期決算説明会を開催した。
今期第2四半期連結業績は、当初予想を上回る増収増益で過去最高と好調に推移した。売上高は138億85百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益26億85百万円(同28.4%増)、経常利益26億43百万円(同25.7%増)、純利益16億57百万円(同22.5%増)となった。
当初予想と比較すると、売上高は3億85百万円、営業利益は4億85百万円、経常利益は4億43百万円、純利益は2億27百万円上振れる結果となった。
今期通期も最高益更新を見込んでいる。しかし、同社の第4次中期経営計画の最終年度にあたる2020年度の業績目標は、売上高500億円、経常利益150億円を掲げているため、2年後の500億円を達成するには227億円積み上げる必要があり、かなり挑戦的な数値といえる。
ところが、現在、417億円の売上までは積み上げていて、残りの2年で83億円を確保するために注力していることから、第4次中期経営計画の実現が近づいてきたといえる。
急成長の背景には、同社の企業売り上げに占める新規比率は30%と高水準にあることと、下半期からのERP新製品の投入に加え、5月に「銀行法等の一部を改正する法律」が成立したことが挙げられる。
金融機関に対してはオープンAPIに対応できる体制整備の努力義務を課すなど、フィンテック分野のイノベーション促進に向けた環境整備が進められている。
そのような状況で、同社は、15日に新生銀行と資本業務提携を発表した。今後、新生銀行とのAPI接続を実現することで、金融プラットフォームの本格稼働が始まるものと予想される。
今後は、会計事務所の顧問先企業の情報だけでなく、金融機関からの企業情報も集まると予想されることから、同社の既存事業だけでなく、事業継承サービスを提供するmmapにとってもプラス効果が期待できそうである。
財務会計ソフトの開発・販売とサービスを提供するミロク情報サービス<9928>(東1)は11月16日に、第2四半期決算説明会を開催した。
今期第2四半期連結業績は、当初予想を上回る増収増益で過去最高と好調に推移した。売上高は138億85百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益26億85百万円(同28.4%増)、経常利益26億43百万円(同25.7%増)、純利益16億57百万円(同22.5%増)となった。
当初予想と比較すると、売上高は3億85百万円、営業利益は4億85百万円、経常利益は4億43百万円、純利益は2億27百万円上振れる結果となった。
今期通期も最高益更新を見込んでいる。しかし、同社の第4次中期経営計画の最終年度にあたる2020年度の業績目標は、売上高500億円、経常利益150億円を掲げているため、2年後の500億円を達成するには227億円積み上げる必要があり、かなり挑戦的な数値といえる。
ところが、現在、417億円の売上までは積み上げていて、残りの2年で83億円を確保するために注力していることから、第4次中期経営計画の実現が近づいてきたといえる。
急成長の背景には、同社の企業売り上げに占める新規比率は30%と高水準にあることと、下半期からのERP新製品の投入に加え、5月に「銀行法等の一部を改正する法律」が成立したことが挙げられる。
金融機関に対してはオープンAPIに対応できる体制整備の努力義務を課すなど、フィンテック分野のイノベーション促進に向けた環境整備が進められている。
そのような状況で、同社は、15日に新生銀行と資本業務提携を発表した。今後、新生銀行とのAPI接続を実現することで、金融プラットフォームの本格稼働が始まるものと予想される。
今後は、会計事務所の顧問先企業の情報だけでなく、金融機関からの企業情報も集まると予想されることから、同社の既存事業だけでなく、事業継承サービスを提供するmmapにとってもプラス効果が期待できそうである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:26
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