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記事一覧 (11/16)【注目銘柄】イオンファンタジーは06年高値に接近、18年2月期大幅増益予想で再増額余地
記事一覧 (11/16)【注目銘柄】システナは好業績評価して上場来高値圏、18年3月期2Q累計大幅増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (11/15)【注目銘柄】イー・ガーディアンは日柄調整完了して上値試す、17年9月期大幅増収増益で18年9月期も2桁営業増益予想
記事一覧 (11/15)【注目銘柄】ポーラ・オルビスホールディングスは上場来高値更新の展開、17年12月期3Q累計大幅増益で通期予想を3回目の増額修正
記事一覧 (11/14)【注目銘柄】白銅は07年来の高値圏、18年3月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期業績・配当予想を増額修正
記事一覧 (11/14)【注目銘柄】日本高純度化学は日柄調整完了して上値試す、18年3月期予想は増額の可能性
記事一覧 (11/13)【注目銘柄】アイケイは過熱感解消して上値試す、18年5月期大幅増収増益・増配予想で再増額の可能性
記事一覧 (11/13)【注目銘柄】アルトナーは日柄調整完了して高値更新、18年1月期2桁増益・増配予想で増額の可能性
記事一覧 (11/12)【注目銘柄】オプテックスグループは高値更新の展開、17年12月期3Q累計大幅増収増益で通期予想は再増額の可能性
記事一覧 (11/12)【注目銘柄】かどや製油はモミ合い上放れて3月高値に接近、18年3月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期予想は増額の可能性
記事一覧 (11/09)【注目銘柄】三陽商会は底固め完了して戻り試す、12年12月期3Q累計は赤字縮小、構造改革進展して収益改善基調
記事一覧 (11/09)【注目銘柄】伯東は07年来高値圏、18年3月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期予想も増額の可能性
記事一覧 (11/09)【注目銘柄】アルコニックスは中期3カ年計画の最終年度目標を初年度に達成する勢い、今回で2回目
記事一覧 (11/08)【注目銘柄】アジュバンコスメジャパンは14年高値に接近、18年3月期2Q累計大幅営業増益で通期予想は増額の可能性
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記事一覧 (11/07)【注目銘柄】デクセリアルズは日柄調整完了して上値試す、18年3月期2Q累計大幅増収増益で通期予想は再増額の可能性
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記事一覧 (11/06)【注目銘柄】日本M&Aセンターは好業績評価して上値試す、18年3月期2Q累計が計画超で通期予想も増額の可能性
記事一覧 (11/06)【注目銘柄】サンテックは高値圏モミ合い上放れ、18年3月期2Q累計利益を増額修正で通期予想も増額の可能性
記事一覧 (11/05)【注目銘柄】マクニカ・富士エレホールディングスは高値更新の展開、18年3月期予想を増額修正、さらに再増額の可能性
2017年11月16日

【注目銘柄】イオンファンタジーは06年高値に接近、18年2月期大幅増益予想で再増額余地

 イオンファンタジー<4343>(東1)に注目したい。イオン系で大型SC内に遊戯施設を展開し、アミューズメント施設運営業界の首位である。海外も中国・アセアン地域に積極展開している。18年2月期は既存店の好調などで大幅増益予想である。そして再増額余地がありそうだ。株価は06年の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年2月期大幅増益予想、既存店好調で再増額余地

 18年2月期連結業績予想(9月28日に増額修正)は、売上高が17年2月期比7.6%増の700億円、営業利益が32.6%増の50億円、経常利益が30.1%増の45億50百万円、純利益が26.6%増の21億50百万円としている。既存店売上は国内105%、海外105%で、新規出店は合計90店舗(国内8店舗、海外82店舗)の想定としている。

 第2四半期累計(3〜8月)は、売上高が前年同期比10.3%増収、営業利益が50.3%増益、経常利益が47.4%増益、純利益が36.8%増益だった。既存店の好調、積極的な新規出店などで売上高、営業利益、経常利益が過去最高だった。新会員制度「モーリーフレンズ」をスタートし、新業態「にこはぴきっず」を7月オープンした。新規出店は国内5店舗、海外28店舗の合計33店舗で、期末店舗数は国内470店舗、海外350店舗の合計820店舗となった。

 月次営業概況(国内事業)によると、国内既存店は17年10月度が遊戯機械売上114.0%、商品売上82.1%、遊技施設売上107.7%、合計107.6%だった。曜日調整後では合計111.9%となり、16年3月から20ヶ月連続の前年比プラスと好調に推移している。なお17年3月度〜10月度累計では遊戯機械売上110.9%、商品売上96.1%、遊技施設売上108.2%、合計108.3%だった。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が51.1%、営業利益が50.9%、経常利益が50.6%、純利益が51.2%である。既存店の好調、海外を中心とする積極的な新規出店、海外事業の収益改善などで、通期会社予想に再増額余地がありそうだ。

■株価は06年高値に接近、好業績評価して上値試す

 株価は11月2日に4650円まで上伸した。そして06年の上場来高値5258円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:19 | 注目銘柄

【注目銘柄】システナは好業績評価して上場来高値圏、18年3月期2Q累計大幅増益で通期予想に増額余地

 システナ<2317>(東1)に注目したい。ソフト開発支援のソリューションデザイン事業などを展開している。18年3月期第2四半期累計は各事業が好調に推移して大幅増益だった。通期も大幅増益予想である。そして増額余地がありそうだ。株価は好業績を評価して上場来高値圏だ。過熱感を冷ますための自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2Q累計大幅増益で通期予想に増額余地

 18年3月期連結業績予想は売上高が17年3月期比6.5%増の492億53百万円、営業利益が19.3%増の44億04百万円、経常利益が29.6%増の44億16百万円、純利益が37.1%増の30億11百万円としている。

 第2四半期累計(4〜9月)は、売上高が前年同期比15.9%増の251億45百万円で、営業利益が28.5%増の21億68百万円、経常利益が33.3%増の21億68百万円、純利益が44.9%増の15億32百万円だった。

 主力のソリューションデザイン事業(車載、社会インフラ、ネットビジネス、スマートデバイス/ロボット/AI、業務システム)が8.9%増収で11.6%増益、ITサービスが11.5%増収で28.8%増益、ソリューション営業が28.4%増収で49.6%増益など、各事業が好調に推移して大幅増収増益だった。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が51.1%、営業利益が49.2%、経常利益が49.1%、純利益が50.9%である。ソフト開発で下期の構成比が高い特性に加えて、車載関連の需要が高水準であることを考慮すれば、通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は好業績評価して上場来高値圏

 株価は第2四半期累計業績を好感して急伸した。2500円〜3000円近辺のモミ合いから上放れて11月9日には3945円まで上伸した。好業績を評価して上場来高値圏だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。過熱感を冷ますための自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:14 | 注目銘柄
2017年11月15日

【注目銘柄】イー・ガーディアンは日柄調整完了して上値試す、17年9月期大幅増収増益で18年9月期も2桁営業増益予想

 イー・ガーディアン<6050>(東1)に注目したい。SNS投稿監視サービスやゲームユーザーサポートサービスなどを展開する総合ネットセキュリティ企業である。17年9月期は大幅増収増益だった。18年9月期も2桁増収・営業増益予想である。株価は日柄調整完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年9月期大幅増収増益、18年9月期も2桁営業増益予想

 11月6日発表した17年9月期連結業績は、売上高が16年9月期比32.9%増の50億67百万円となり、営業利益が44.3%増の8億11百万円、経常利益が51.5%増の8億40百万円、純利益が63.4%増の5億72百万円だった。大幅増収効果で先行投資負担などを吸収して大幅増益だった。未定としていた配当予想は2円増配の年間6円(期末一括)とした。

 ソーシャルサポートは18.5%増収、ゲームサポートは23.3%増収、アド・プロセスは33.2%増収、その他は3.1倍増収といずれも好調に推移した。ソーシャルサポートではビットコイン本人認証サービスを開始した。ゲームサポートではコンシューマー向けゲームを制作している大手企業からの新規案件獲得や競合からのスイッチングに注力した。その他ではアイティエスを連結子会社化(17年1月1日付)したことも寄与した。

 18年9月期連結業績予想は、売上高が17年9月期比16.6%増の59億10百万円、営業利益が13.8%増の9億23百万円、経常利益が10.2%増の9億26百万円、純利益が6.7%増の6億11百万円としている。引き続き好業績が期待される。配当予想は未定としている。

■株価は日柄調整完了、好業績評価して上値試す

 株価は7月の上場来高値2582円から一旦反落したが、日柄調整完了して戻り歩調だ。11月7日には2436円まで上伸する場面があった。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:47 | 注目銘柄

【注目銘柄】ポーラ・オルビスホールディングスは上場来高値更新の展開、17年12月期3Q累計大幅増益で通期予想を3回目の増額修正

 ポーラ・オルビスホールディングス<4927>(東1)に注目したい。化粧品大手で、訪販のポーラと通販のオルビスを2大ブランドとしている。17年12月期第3四半期累計が大幅増益で、通期予想を増額修正した。3回目の増額修正である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期3Q累計大幅増益、通期予想を3回目の増額修正

 10月30日発表した17年12月期第3四半期累計(1〜9月)の連結業績は、売上高が前年同期比11.7%増の1778億46百万円で、営業利益が66.8%増の305億46百万円、経常利益が76.4%増の307億91百万円、純利益が70.9%増の210億14百万円だった。

 オルビスブランドは購入客数減少で5.0%減収だったが、主力のポーラブランドが25.6%増収と牽引した。ハイプレステージ商品が好調だった。インバウンドも順調だった。利益面では増収効果に加えて、ポーラブランドのハイプレステージ商品の好調による売上総利益率上昇も寄与した。

 17年12月通期の連結業績予想は10月30日に増額修正(7月27日に続く3回目の増額修正)した。売上高は80億円増額して16年12月期比11.7%増の2440億円、営業利益は15億円増額して41.2%増の380億円、経常利益は15億円増額して39.7%増の380億円、純利益は15億円増額して45.0%増の253億円とした。

 修正後の通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が72.9%、営業利益が80.4%、経常利益が81.0%、純利益が83.1%である。さらに上振れ余地がありそうだ。そして18年12月期も収益拡大が期待される。

 なお11月8日に、フランスのORLANE社との共同出資会社であるオルラーヌジャポンの解散および清算を発表している。これに伴う特別損失計上および税金費用減少は第3四半期決算で計上済みである。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価(17年4月1日付で株式4分割)は17年6月高値3245円を突破し、8月15日に3400円まで上伸した。上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:19 | 注目銘柄
2017年11月14日

【注目銘柄】白銅は07年来の高値圏、18年3月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期業績・配当予想を増額修正

 白銅<7637>(東1)に注目したい。半導体・液晶製造装置向けを主力とする金属・非鉄金属専門商社である。18年3月期第2四半期累計が計画超の大幅増収増益となり、通期の業績・配当予想を増額修正した。株価は07年来の高値圏である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2Q累計は計画超、通期業績・配当予想を増額修正

 11月9日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比26.2%増の203億97百万円、営業利益が68.8%増の13億円、経常利益が71.4%増の13億42百万円、純利益が71.9%増の9億29百万円だった。

 計画に対して売上高は23億97百万円、営業利益は2億20百万円、経常利益は2億22百万円、純利益は1億69百万円、それぞれ上回る計画超の大幅増収増益だった。半導体・液晶・有機EL関連製造装置業界向けの需要が高水準に推移した。利益面では原材料市況好転効果が寄与し、人件費や物流費の増加、製造能力増強・新規事業拡大に伴う減価償却費の増加を吸収した。

 11月9日に通期の業績予想および配当予想を増額修正した。通期連結業績予想は売上高が48億円増額して17年3月期比20.4%増の417億円、営業利益が2億90百万円増額して27.4%増の25億30百万円、経常利益が2億90百万円増額して27.3%増の26億円、純利益が2億10百万円増額して26.7%増の17億80百万円とした。配当予想は期末7円増額して年間63円(期末一括)とした。17年3月期との比較では4円50銭増配となる。

 修正後の通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.9%、営業利益が51.4%、経常利益が51.6%、純利益が51.2%である。需要が好調に推移して通期ベースでも好業績が期待される。

■株価は07年来の高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は11月10日に2488円まで上伸した。07年来の高値圏である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:23 | 注目銘柄

【注目銘柄】日本高純度化学は日柄調整完了して上値試す、18年3月期予想は増額の可能性

 日本高純度化学<4973>(東1)に注目したい。プリント基板やリードフレーム用の貴金属めっき薬品の専業大手である。18年3月期第2四半期累計は計画超の大幅増収増益だった。通期予想を据え置いたが増額の可能性が高いだろう。株価は年初来高値圏でモミ合う形だが、日柄調整完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2Q累計が計画超で通期予想は増額の可能性

 18年3月期連結業績予想は、売上高が17年3月期比2.9%増の84億70百万円、営業利益が4.4%増の9億40百万円、経常利益が2.7%増の10億30百万円、純利益が1.9%増の7億30百万円としている。

 第2四半期累計(4〜9月)は売上高が前年同期比30.5%増の50億31百万円、営業利益が49.3%増の5億51百万円、経常利益が41.5%増の6億02百万円、純利益が35.5%増の4億22百万円だった。

 車載・産業機器・スマートフォン向け電子部品の旺盛な需要に支えられ、ワイヤーボンディング用純金めっき薬品、パッケージ基板やマザーボード用無電解金めっき薬品、コネクター用硬質金めっき薬品、リードフレーム用パラジウムめっき薬品などが好調に推移した。貴金属パラジウム相場の高騰に伴って販売価格が想定を上回ったことも寄与して、計画超の大幅増収増益だった。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が59.4%、営業利益が58.7%、経常利益が58.5%、純利益が57.9%と高水準である。需要が好調であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は日柄調整完了、好業績評価して上値試す

 株価は第2四半期累計業績に反応薄で、年初来高値圏の2700円近辺でモミ合う形だ。ただし7月の年初来高値後の日柄調整完了感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。日柄調整完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:57 | 注目銘柄
2017年11月13日

【注目銘柄】アイケイは過熱感解消して上値試す、18年5月期大幅増収増益・増配予想で再増額の可能性

 アイケイ<2722>(JQ)に注目したい。化粧品などのカタログ通販およびテレビ通販を主力としている。18年5月期大幅増収増益・増配予想である。販売好調であり、再増額の可能性が高いだろう。なお17年12月1日付で1株を2株に分割する。株価は上場来高値更新の展開だ。目先的な過熱感が解消して上値を試す展開が期待される。

■18年5月期大幅増収増益・増配予想、さらに再増額の可能性

 18年5月期連結業績予想(10月11日に増額修正)は、売上高が17年5月期比21.7%増の185億90百万円、営業利益が32.8%増の7億40百万円、経常利益が35.2%増の7億50百万円、純利益が24.5%増の5億30百万円としている。

 第1四半期(6〜8月)は売上高が前年同期比33.4%増収となり、営業利益が3.6倍増益、経常利益が4.7倍増益、純利益が4.5倍増益だった。主力のメーカーベンダー事業が36.7%増収と牽引した。SKINFOOD事業も5.8%増収と伸長した。メーカーベンダー事業はTV・WEBルートが大幅伸長した。SKINFOOD事業は期末店舗数が23店舗となり、新店効果も寄与した。大幅増収に伴って売上総利益率が2.3ポイント上昇し、販管費比率は0.8ポイント低下した。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高22.8%、営業利益28.1%、経常利益28.1%、純利益28.3%である。下期想定がやや保守的であり、通期予想は再増額の可能性が高いだろう。

 なお配当予想は年間20円(期末一括)としている。17年12月1日付の株式2分割を考慮して17年5月期の年間30円を年間15円に遡及換算すると、実質的に5円増配となる。

■株価は過熱感解消して上値試す

 株価は増額修正を好感して10月17日の1万1520円まで急伸し、その後は上げ一服の形だったが、11月13日は1万2080円まで上伸した。目先的な過熱感が解消して上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:43 | 注目銘柄

【注目銘柄】アルトナーは日柄調整完了して高値更新、18年1月期2桁増益・増配予想で増額の可能性

 アルトナー<2163>(東2)に注目したい。輸送用機器や電気機器分野を中心に、設計開発・ソフトウェア開発の技術者派遣事業を展開している。18年1月期は2桁増益・増配予想である。需要が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は日柄調整完了して高値を更新した。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年1月期2桁増益・増配予想、需要高水準で増額の可能性

 18年1月期非連結業績予想は、売上高が17年1月期比8.1%増の55億68百万円、営業利益が12.8%増の6億23百万円、経常利益が11.0%増の6億26百万円、純利益が18.6%増の4億31百万円としている。

 配当予想は年間26円(第2四半期末13円、期末13円)としている。17年2月1日付株式2分割を考慮して17年1月期の年間45円を22円50銭に換算すると、実施的に3円50銭増配となる。

 第2四半期累計(2〜7月)の非連結業績は、売上高が前年同期比10.4%増収で、営業利益が22.2%増益、経常利益が21.6%増益、純利益が28.6%増益だった。技術者稼働人員数の増加、稼働率の高水準推移、技術者単価の上昇で増収・2桁営業増益だった。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が50.8%、営業利益が58.6%、経常利益が59.3%、純利益が59.4%である。需要が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は日柄調整完了して高値更新の展開

 株価(17年10月26日付でJASDAQから東証2部に市場変更)は11月9日に1732円まで上伸し、6月高値1679円を突破した。日柄調整完了して高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じて先高感を強めている。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:42 | 注目銘柄
2017年11月12日

【注目銘柄】オプテックスグループは高値更新の展開、17年12月期3Q累計大幅増収増益で通期予想は再増額の可能性

 オプテックスグループ<6914>(東1)に注目したい。防犯や自動ドアなど産業用センサの大手で、FA機器やLED照明なども展開している。17年12月期第3四半期累計は大幅増収増益だった。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。株価は高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期3Q累計は大幅増収増益、通期予想は再増額の可能性

 11月7日発表した17年12月期第3四半期累計(1〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比30.6%増の275億98百万円、営業利益が69.8%増の38億15百万円、経常利益が2.0倍の39億03百万円、純利益が2.2倍の26億09百万円だった。主力事業が好調に推移して大幅増収増益だった。

 主力の防犯関連のSS事業は4.6%増収・29.9%営業増益だった。自動ドア関連が海外向けの伸び悩みで1.1%減収だったが、防犯関連がアジアおよび欧州向けが好調に推移して6.1%増収だった。FA事業は24.5%増収・90.6%営業増益だった。半導体、二次電池、電子部品、食品関連が好調だった。シーシーエスを連結したMVL(マシンビジョン照明)事業も寄与した。

 通期予想(6月20日に増額修正)は、売上高が16年12月期比17.0%増の363億円、営業利益が39.3%増の42億円、経常利益が37.7%増の42億50百万円、純利益が54.8%増の28億円としている。想定為替レートは1米ドル=111円11銭、1英ポンド=137円62銭、1ユーロ=120円44銭としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が76.0%、営業利益が90.8%、経常利益が91.8%、純利益が93.2%と高水準である。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。

■株価は高値更新の展開、好業績を評価して上値試す

 株価は上場来高値更新の展開で、11月9日には4915円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:25 | 注目銘柄

【注目銘柄】かどや製油はモミ合い上放れて3月高値に接近、18年3月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期予想は増額の可能性

 かどや製油<2612>(東1)に注目したい。加工ごま製品の大手で、ごま油の市場シェアは約5割である。18年3月期第2四半期累計は原料価格低下も寄与して計画超の大幅増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は戻り高値圏でのモミ合いから上放れて3月の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期予想は増額の可能性

 10月30日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.0%増の152億38百万円、営業利益が61.7%増の28億44百万円、経常利益が2.1倍の28億85百万円、純利益が2.1倍の19億64百万円だった。

 販売数量は、ごま油が6.6%増加(家庭用ごま油が5.0%増加、業務用ごま油が8.7%増加、輸出用ごま油が3.7%増加)、食品ごまが3.6%増と好調に推移した。販売価格はやや低下したが、原料価格および払出価格の低下も寄与して計画超の大幅増益だった。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比0.0%減の285億円、営業利益が0.4%増の36億円、経常利益が6.6%増の36億円、純利益が8.3%減の24億50百万円としている。

 原料価格上昇を見込んでいるが、通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が53.5%、営業利益が79.0%、経常利益が80.1%、純利益が80.2%と高水準である。期初時点で上期偏重の計画だが、通期予想は増額の可能性が高いだろう。なお10月30日には、家庭用食品ごま・加工ごまを製造販売するカタギ食品(大阪府)の株式取得を発表している。

■株価はモミ合い上放れて3月高値に接近、好業績評価して上値試す

 株価は戻り高値圏5500円〜6000円近辺でのモミ合いから上放れた。11月2日には6600円まで上伸し、3月の上場来高値6650円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:22 | 注目銘柄
2017年11月09日

【注目銘柄】三陽商会は底固め完了して戻り試す、12年12月期3Q累計は赤字縮小、構造改革進展して収益改善基調

 三陽商会<8011>(東1)に注目したい。アパレル大手である。17年12月期第3四半期累計は事業構造改革が進展して赤字が大幅に縮小した。収益改善基調であり、通期予想に上振れ余地がありそうだ。株価は安値圏ボックスから上放れの形となった。底固め完了して戻りを試す展開が期待される。

■17年12月期3Q累計は赤字縮小、収益改善基調で通期予想に上振れ余地

 10月27日発表した17年12月期第3四半期累計(1〜9月)の連結業績は、売上高が前年同期比7.5%減の442億72百万円で、営業利益が28億14百万円の赤字(前年同期は83億04百万円の赤字)、経常利益が29億33百万円の赤字(同82億74百万円の赤字)、純利益が14億57百万円の赤字(同81億75百万円の赤字)だった。

 事業構造改革に伴うブランドの廃止や不採算店舗の閉鎖などで減収だったが、粗利益の改善や販管費の削減など、事業構造改革が進展して赤字が大幅に縮小した。売上総利益率は4.7ポイント上昇し、販管費比率は6.2ポイント低下した。

 通期連結業績予想は、売上高が16年12月期比7.6%減の625億円、営業利益が25億円の赤字(16年12月期は84億30百万円の赤字)、経常利益が25億円の赤字(同81億96百万円の赤字)、純利益が13億円の赤字(同113億66百万円の赤字)としている。事業構造改革が進展して赤字が大幅に縮小する見込みだ。収益改善基調であり、通期予想に上振れ余地がありそうだ。

■株価は安値圏ボックス上放れ、底固め完了して戻り試す

 株価(17年7月1日付で10株を1株に併合)は、安値圏1500円〜2000円近辺でのボックスレンジから上放れの形となった。本日11月9日は2248円まで上伸した。月足チャートで見ると24ヶ月移動平均線を突破して基調転換を確認した形だ。底固め完了して戻りを試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:52 | 注目銘柄

【注目銘柄】伯東は07年来高値圏、18年3月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期予想も増額の可能性

 伯東<7433>(東1)に注目したい。電子部品・機器の専門商社である。18年3月期第2四半期累計は7月の増額修正値を上回る大幅増収増益だった。通期予想も増額の可能性が高いだろう。株価は07年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2Q累計は計画超の大幅増益、通期予想も増額の可能性

 10月31日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績(10月27日に2回目の増額修正)は、売上高が前年同期比31.8%増の718億25百万円、営業利益が2.9倍の19億12百万円、経常利益が2.7倍の20億85百万円、純利益が3.1倍の15億82百万円だった。

 7月31日の1回目の増額修正値に対して、売上高は18億25百万円、営業利益は5億12百万円、経常利益は4億85百万円、純利益は3億82百万円、それぞれ上回る大幅増収増益だった。

 電子部品事業は、自動車や産業用機器向け半導体が好調に推移して38.3%増収となり、営業利益が黒字化した。電子・電気機器事業は、スマホ関連投資で真空機器やプリント基板製造装置が好調に推移して19.8%増収、68.5%営業増益だった。工業薬品事業は0.7%増収、3.8%営業減益だった。

 通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比5.0%増の1340億円、営業利益が54.6%増の32億円、経常利益が65.9%増の33億円、そして純利益が26.1%増の40億円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高53.6%、営業利益59.8%、経常利益63.2%、純利益65.9%と高水準である。通期予想も増額の可能性が高いだろう。

■株価は07年来高値圏、好業績を評価して上値試す

 株価は本日11月9日に1844円まで上伸した。07年来の高値圏だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:00 | 注目銘柄

【注目銘柄】アルコニックスは中期3カ年計画の最終年度目標を初年度に達成する勢い、今回で2回目

■第2四半期業績の発表と共に、通期連結業績予想の上方修正を発表

 非鉄金属の総合企業であるアルコニックス<3036>(東1)は8日、第2四半期業績の発表と共に、通期連結業績予想の上方修正を発表した。ところが、今期を初年度とする3カ年の中期経営計画の最終年度である20年の経常利益、純利益の目標数値を今期で上回る見込みとなった。この様な事は、レアメタル、レアアースが急騰したことで、12年3月期に中期経営計画を初年度で達成したことがあるため、今回で2回目といえる。

 しかし、前回と今回が決定的に違う点は、前回はレアメタル、レアアースの価格が急騰したことによる、一過性のものであったのに比べ、今回は、継続性があるという点である。

 IT化の進行で、データ量が増え、処理スピードが必要となるため、半導体の需要は益々高まっている。また、EVの増加も予想されることから、レアメタル、レアアースの需要拡大も見込まれる。そのため、同社が得意とする原料(レアメタル、レアアース)から製品(電子材料・機能性材料)までを網羅したビジネスに注目が集まる。

 8日発表された通期連結業績予想では、売上高を180億円、営業利益を16億30百万円、経常利益を19億円、純利益を14億50百万円上方修正した。
 その結果、18年3月期通期連結業績予想は、売上高2380億円(前期比17.9%増)、営業利益62億30百万円(同49.5%増)、経常利益68億円(同56.2%増)、純利益49億円(同58.9%増)と大幅増益を見込む。

 ちなみに、中期経営計画の最終年度の目標は、経常利益65億円、純利益47億円なので、今期で達成することになる。

 上方修正の発表が、場中であったので、株価は前日比194円高の2,168円と出来高を伴い急騰した。しかし、PERは11倍台であり、1部上場企業の平均である16倍台と比較すると割安といえる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:57 | 注目銘柄
2017年11月08日

【注目銘柄】アジュバンコスメジャパンは14年高値に接近、18年3月期2Q累計大幅営業増益で通期予想は増額の可能性

 アジュバンコスメジャパン<4929>(東1)に注目したい。関西を地盤に、美容室やエステティックサロンなどを通じて、消費者向けにスキンケア・ヘアケア製品などの化粧品を販売するファブレス企業である。18年3月期第2四半期累計は大幅営業増益だった。通期予想は増額の可能性がありそうだ。株価は14年の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2Q累計が大幅営業増益で通期予想は増額の可能性

 18年3月期第2四半期累計(3月21日〜9月20日)の連結業績は、売上高が前年同期比13.8%増の25億64百万円、営業利益が20.4%増の3億37百万円、経常利益が23.8%増の3億41百万円、純利益が0.4%増の2億17百万円だった。

 ヘアケア製品は4.4%減収だったが、主力のスキンケア製品が5.4%増収と好調に推移し、18年6月に連結子会社化したエクシードシステムも寄与して大幅営業増益だった。アジュバンサロン登録軒数は6911軒となった。

 通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比7.1%増の51億08百万円、営業利益が4.1%増の5億40百万円、経常利益が4.7%増の5億53百万円、純利益が0.5%増の3億32百万円としている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は。売上高が50.2%、営業利益が62.4%、経常利益が61.7%、純利益が65.4%と高水準である。通期予想は増額の可能性がありそうだ。

■株価は14年高値に接近、好業績評価して上値試す

 株価は10月13日と16日に年初来高値1009円まで上伸し、14年7月の上場来高値1054円に接近している。週足チャートで見ると900円〜1000円近辺でボックス展開の形だが、13週移動平均線がサポートラインとなってボックス上放れの動きを強めている。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。ボックス上放れて上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:45 | 注目銘柄

【注目銘柄】アルゴグラフィックスは06年高値に接近、18年3月期2Q累計増収増益で通期予想は増額の可能性

 アルゴグラフィックス<7595>(東1)に注目したい。CADシステムの販売および保守サービスを主力としている。18年3月期第2四半期累計は増収増益だった。半導体関連の好調で通期予想は増額の可能性がありそうだ。株価は06年の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2Q累計が大幅営業増益で通期予想は増額の可能性

 18年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績は売上高が前年同期比8.2%増の189億87百万円、営業利益が12.4%増の18億09百万円、経常利益が13.7%増の19億21百万円、そして純利益が15.7%増の12億29百万円だった。

 CADシステムを主力とするPLM事業は、売上高が8.0%増の181億11百万円で、営業利益が15.0%増の17億69百万円だった。投資意欲が旺盛な自動車業界および半導体業界向けを中心に伸長した。連結子会社ジーダット<3841>を中心に電子系CADソフトを開発・販売するEDA事業は、売上高が12.1%増の8億75百万円で、営業利益が44.2%減の40百万円だった。人員増の影響で減益だが、アウトソーシング関連ビジネスが伸長した。

 通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比6.2%増の370億円、営業利益が2.9%増の32億円、経常利益が2.0%増の34億50百万円、そして純利益が1.9%増の21億50百万円としている。なお17年10月には九州を地盤としてITサービス事業を展開するシステムプラネットを子会社化している。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は。売上高が51.3%、営業利益が56.5%、経常利益が55.7%、純利益が57.2%と高水準である。半導体関連の好調で通期予想は増額の可能性がありそうだ。

■株価は06年高値に接近、好業績評価して上値試す

 株価は10月31日に3775円まで上伸し、06年2月の上場来高値3920円に接近している。週足チャートで見ると高値圏3500円近辺でモミ合う形だが、サポートラインの13週移動平均線が接近してきた。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:40 | 注目銘柄
2017年11月07日

【注目銘柄】デクセリアルズは日柄調整完了して上値試す、18年3月期2Q累計大幅増収増益で通期予想は再増額の可能性

 デクセリアルズ<4980>(東1)に注目したい。旧ソニーケミカルが15年7月再上場し、光学材料部品および電子材料部品を展開している。18年3月期第2四半期累計は大幅増収増益だった。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。株価は日柄調整完了して上値を試す展開が期待される。15年9月の上場来高値も視野に入りそうだ。

■18年3月期2Q累計大幅増収増益で通期予想は再増額の可能性

 10月30日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結業績は、売上高が前年同期比39.6%増の382億25百万円、営業利益が2.7倍の38億67百万円、経常利益が4.2倍の39億07百万円、純利益が80倍の27億22百万円だった。需要が高水準に推移し、為替のドル高・円安も寄与して大幅増収増益だった。

 光学材料部品事業は65.5%増収・80.4%増益だった。光学フィルムカテゴリーで車載向け製品が増加し、ノートPC用ディスプレイ向け製品の取引条件変更も寄与した。電子材料部品事業は19.0%増収・2.2倍増益だった。接合関連材料カテゴリーで、熱伝導シートや熱硬化性接着テープなどの機能性製品がスマートフォン向けに新規採用された。

 通期連結業績予想(7月27日に増額修正)は売上高が17年3月期比14.2%増の715億円、営業利益が89.0%増の66億円、経常利益が2.2倍の64億円、純利益が4.6倍の44億円としている。第3四半期(10〜12月)以降の想定為替レートは1米ドル=110円としている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が53.5%、営業利益が58.6%、経常利益が61.0%、純利益が61.9%である。需要が高水準に推移し、為替のドル高・円安も寄与して通期予想は再増額の可能性が高いだろう。

■株価は日柄調整完了して上値試す、15年9月の上場来高値も視野

 株価は9月1日の年初来高値1519円から利益確定売りで一旦反落したが、10月31日の直近安値1277円から急反発している。11月6日には1458円まで上伸した。週足チャートで見ると素早く13週移動平均線を回復した。日柄調整完了して上値を試す展開が期待される。15年9月の上場来高値1790円も視野に入りそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:20 | 注目銘柄

【注目銘柄】テクノプロ・ホールディングスは高値更新、18年6月期1Qが2桁増収・営業増益で通期も増収・営業増益予想

 テクノプロ・ホールディングス<6028>(東1)に注目したい。国内最大級の技術系人材サービス(派遣・請負)の持株会社である。18年6月期第1四半期は2桁増収・営業増益だった。通期も増収・営業増益予想である。株価は自律調整一巡して上場来高値を更新した。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年6月期1Qが2桁増収・営業増益で通期も増収・営業増益予想

 10月31日発表した18年6月期第1四半期(7〜9月)連結業績(IFRS)は、売上収益が前年同期比11.5%増の267億26百万円、営業利益が11.0%増の25億11百万円、税引前利益が11.1%増の24億89百万円、親会社所有者に帰属する当期利益が0.3%減の18億79百万円だった。

 稼働人数および稼働率が高水準に推移し、単価上昇も寄与して2桁増収となり、エンジニア処遇改善のための原価増加などを吸収して2桁営業増益だった。第1四半期末の在籍技術者数は17年6月期末比161名増加の1万4507名となった。平均稼働率は96.0%で前年同期比0.7ポイント上昇した。また売上単価は620千円で前年同期比3千円増加した。

 18年6月期の連結業績予想は、売上高が17年6月期比8.9%増の1090億円、営業利益が9.9%増の106億円、税引前利益が9.8%増の105億円、親会社所有者に帰属する当期利益が1.5%減の76億円としている。需要が高水準に推移して増収・営業増益予想である。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25%、営業利益24%と順調である。通期ベースでも好業績が期待される。なお10月31日に、東京と横浜を拠点とするシステム企業のエデルタを子会社化した。11月以降に売上高10億円、営業利益80百万円の上乗せ要因となる。

■株価は自律調整一巡して高値更新、好業績評価して上値試す

 株価は11月6日に上場来高値となる5480円まで上伸した。自律調整一巡して高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:36 | 注目銘柄
2017年11月06日

【注目銘柄】日本M&Aセンターは好業績評価して上値試す、18年3月期2Q累計が計画超で通期予想も増額の可能性

 日本M&Aセンター<2127>(東1)に注目したい。中堅・中小企業を主対象とするM&A仲介会社である。18年3月期第2四半期累計は計画超の大幅増収増益だった。通期予想も増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2Q累計は計画超の大幅増収増益、通期予想も増額の可能性

 10月30日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比31.5%増の135億49百万円、営業利益が27.3%増の71億35百万円、経常利益が27.1%増の71億67百万円、純利益が32.6%増の51億20百万円だった。

 7月28日の増額修正値を上回り、計画超の大幅増収増益(10月16日に2回目の増額修正)だった。M&A案件の成約件数(会社数カウント、成功報酬受取先ベース)が101件増加の380件と大幅に増加した。コンサルタントの増員・戦力化、名古屋支店移転拡張による東海エリアでの営業展開加速、7月の九州・山口・沖縄エリアにおける事業承継セミナー開催などの施策が奏功した。

 通期予想は据え置いて、売上高が17年3月期比12.2%増の213億90百万円、営業利益が10.5%増の100億円、経常利益が10.2%増の100億円、純利益が9.5%増の67億63百万円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高63.3%、営業利益71.4%、経常利益71.7%、純利益75.7%と高水準である。四半期業績は変動しやすい特性があるが、通期予想も増額の可能性が高いだろう。

■株価は高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は10月16日に上場来高値5740円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:12 | 注目銘柄

【注目銘柄】サンテックは高値圏モミ合い上放れ、18年3月期2Q累計利益を増額修正で通期予想も増額の可能性

 サンテック<1960>(東1)に注目したい。独立系電気工事の大手で、海外は東南アジア中心に展開している。18年3月期第2四半期累計の利益予想を増額修正した。通期予想も増額の可能性が高いだろう。株価は06年来高値圏でのモミ合いから上放れの動きだ。日柄調整が完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。なお11月6日に第2四半期決算発表を予定している。

■18年3月期2Q累計利益を増額修正、通期予想も増額の可能性

 10月27日に18年3月期第2四半期累計(4〜6月)連結業績予想の修正を発表した。売上高は一部工事の完成時期の下期へのずれ込みなどで6億63百万円減額して前年同期比16.9%減の193億36百万円とした。利益は、中国およびベトナムの業績改善が未達だが、国内内線工事の一部案件の採算が改善した効果で、営業利益を1億72百万円増額して2.6倍の5億72百万円、経常利益を2億99百万円増額して11倍の9億99百万円、純利益を97百万円増額して10億97百万円とした。

 通期の連結業績予想は前回予想(6月21日に、貸倒引当金戻入額計上および繰延税金資産計上による税金費用減少で、第2四半期累計と通期の経常利益と純利益を増額修正)を据え置いて、売上高が17年3月期比3.0%減の450億円、営業利益が0.8%減の11億円、経常利益が8.7%増の16億円、純利益が68.0%増の16億円としている。

 通期予想に対する修正後の第2四半期累計の進捗率は売上高が43.0%、営業利益が52.0%、経常利益が62.4%、純利益が68.6%となる。建設関連で第4四半期(1〜3月)の構成比が高い特性を考慮すれば、通期予想も増額の可能性が高いだろう。

■株価は06年来高値圏モミ合いから上放れ、日柄調整完了して上値試す

 株価は11月1日に936円、2日に945円まで上伸した。06年来となる高値圏800円台でのモミ合いから上放れる動きだ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。日柄調整が完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:46 | 注目銘柄
2017年11月05日

【注目銘柄】マクニカ・富士エレホールディングスは高値更新の展開、18年3月期予想を増額修正、さらに再増額の可能性

 マクニカ・富士エレホールディングス<3132>(東1)に注目したい。独立系の大手半導体商社である。18年3月期第2四半期累計が計画超の大幅増益となり、通期予想を増額修正した。需要が高水準であり、再増額の可能性がありそうだ。株価は高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2Q累計が計画超で通期を増額修正、さらに再増額の可能性

 10月31日発表した18年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績(10月23日に増額修正)は、売上高が前年同期比24.2%増の2375億95百万円、営業利益が2.1倍の68億01百万円、経常利益が81.0%増の71億52百万円、純利益が2.1倍の53億95百万円だった。

 計画を上回る大幅増収増益だった。国内外のサーバ、ストレージ向けが拡大し、車載関連や産業機器関連も伸長した。集積回路および電子デバイス・その他事業は売上高が26.7%増収となり、売上総利益率の改善も寄与して営業利益が7.9倍増益だった。ネットワーク事業はハードウェア商品の案件サイズの縮小化などで売上高が4.4%減となり、営業利益が33.0%減益だった。経常利益は為替差益の計上、純利益は繰延税金資産計上も寄与した。

 通期の連結業績予想についても10月23日に増額修正した。売上高は500億円増額して17年3月期比17.9%増の4700億円、営業利益は22億円増額して27.0%増の133億円、経常利益は24億円増額して39.1%増の134億円、純利益は22億円増額して37.7%増の90億円とした。国内コンピュータ市場向けビジネスの一部が終息するものの、車載関連や産業機器関連が引き続き好調に推移し、ネットワーク事業も持ち直す見込みとしている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が50.6%、営業利益が51.1%、経常利益が53.4%、純利益が59.9%と順調である。需要が高水準であり、ドル高・円安も支援して通期予想に再増額の可能性がありそうだ。

■株価は高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価は高値更新の展開で10月24日には2997円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:09 | 注目銘柄