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記事一覧 (08/18)【注目銘柄】シーズ・ホールディングスは上場来高値更新、17年7月期第3四半期累計大幅増収増益で通期も好業績期待
記事一覧 (08/18)【注目銘柄】あらたは上場来高値更新の展開、18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想は増額の可能性
記事一覧 (08/18)【注目銘柄】JCUは上場来高値更新、18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想を増額修正
記事一覧 (08/17)【注目銘柄】ノエビアホールディングスは高値更新の展開、17年9月期3Q累計大幅増益で通期予想を増額修正
記事一覧 (08/16)【注目銘柄】ポーラ・オルビスホールディングスは上場来高値更新、17年12月期予想は2回目の増額修正、さらに3回目の増額の可能性
記事一覧 (08/16)【注目銘柄】アウトソーシングは上場来高値更新、17年12月期2Q累計が計画超の大幅増収増益で通期も大幅増収増益予想
記事一覧 (08/16)【注目銘柄】テクノプロ・ホールディングスは好業績評価して上値試す、17年6月期2桁営業増益で18年6月期も営業増益予想
記事一覧 (08/15)【注目銘柄】セリアは上場来高値圏で自律調整一巡、18年3月期1Qが2桁増収増益で通期も増収増益・増配予想、7月の既存店売上も堅調
記事一覧 (08/14)【注目銘柄】M&Aキャピタルパートナーズは好業績評価して上値試す、17年9月期3Q累計の進捗率高水準で通期上振れの可能性
記事一覧 (08/14)【注目銘柄】佐藤商事は07年来高値圏、18年3月期1Q大幅増収増益で通期予想は増額の可能性
記事一覧 (08/14)【注目銘柄】伯東は07年来高値圏、18年3月期1Q大幅増益で2Q累計予想を増額、通期予想も増額の可能性
記事一覧 (08/14)【注目銘柄】マクニカ・富士エレホールディングスは5月高値に接近、18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (08/13)【注目銘柄】ヒーハイスト精工の第1四半期は主力製品の直動機器、精密部品加工、ユニット製品の売上が大幅に伸長
記事一覧 (08/10)【注目銘柄】ネットワンシステムズは年初来高値更新の展開、18年3月期1Q黒字化で通期2桁増益予想
記事一覧 (08/09)【注目銘柄】モロゾフは18年1月期予想の増額修正を好感して高値更新の展開
記事一覧 (08/08)【注目銘柄】ミスミグループ本社は上場来高値更新の展開、18年3月期第1四半期大幅増収増益で通期予想は増額の可能性
記事一覧 (08/07)【注目の決算】クレスコの第1四半期は受注残高が32%増加し2ケタ増益
記事一覧 (08/07)【注目銘柄】メイテックは好業績評価して00年来高値圏、18年3月期第1四半期2桁営業増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (08/04)【注目銘柄】システナは上場来高値更新の展開、18年3月期第1四半期大幅増収増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (08/03)【注目銘柄】フェリシモは5月高値に接近、18年2月期第1四半期進捗率高水準で通期予想は増額の可能性
2017年08月18日

【注目銘柄】シーズ・ホールディングスは上場来高値更新、17年7月期第3四半期累計大幅増収増益で通期も好業績期待

 シーズ・ホールディングス<4924>(東1)に注目したい。海洋性コラーゲン主成分のゲル化粧品「ドクターシーラボ」を主力としている。17年7月期は増収増益予想、そして増配予想である。そして18年7月期も収益拡大が期待される。株価は自律調整が一巡して上場来高値を更新した。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。なお9月11日に17年7月期決算発表を予定している。先回り買いの可能性もありそうだ。

■17年7月期増収増益予想、18年7月期も収益拡大期待

 17年7月期通期の連結業績予想は売上高が16年7月期比7.5%増の424億円、営業利益が同3.8%増の85億円、経常利益が同3.9%増の85億円、純利益が同15.9%増の61億30百万円としている。配当は同6円増配の年間50円(期末一括)としている。

 第3四半期累計(8月〜4月)は売上高が前年同期比16.1%増収、営業利益が41.6%増益、経常利益が46.5%増益、純利益が56.5%増益だった。ドクターシーラボ事業(化粧品事業と健康食品事業)が11.2%増収、エステ・サロン事業が3.4倍増収と、いずれも好調に推移した。広告宣伝費の増加、次期基幹システム移行やECサイトリニューアルに伴う費用の増加を吸収して、各利益とも大幅増益だった。

 そして通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高72.6%、営業利益72.1%、経常利益74.0%、純利益72.6%と概ね順調だった。通期ベースでも好業績だろう。18年7月期も収益拡大が期待される。

■株価は自律調整一巡して上場来高値更新、好業績評価して上値試す

 株価は8月17日に4335円まで上伸し、6月27日の高値4310円を突破して上場来高値を更新した。自律調整が一巡したようだ。週足チャートで見ると13週移動平均線サポートラインとなり、16年春を起点とする長期の上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:13 | 注目銘柄

【注目銘柄】あらたは上場来高値更新の展開、18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想は増額の可能性

 あらた<2733>(東1)に注目したい。独立系の日用品卸の大手である。18年3月期第1四半期は大幅増益だった。進捗率が高水準であり、通期予想は増額の可能性がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期大幅増益、通期も増収増益予想

 18年3月期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高前年同期比3.5%増の1837億01百万円、営業利益が20.4%増の24億57百万円、経常利益が23.1%増の27億01百万円、純利益が36.4%増の17億95百万円だった。

 カテゴリー別には、Health&Beautyが5.2%増収、トイレタリーが3.1%増収、紙製品が2.6%増収、家庭用品が2.0%増収、ペット用品・その他が2.8%増収と、いずれも好調に推移した。また業態別にはドラッグストア向けが5.9%増収、ディスカウント向けが5.6%増収、GMS向けが9.4%増収と好調だった。増収効果に加えて、売上総利益率の改善や販管費の抑制なども寄与して大幅増益だった。

 18年3月期通期連結業績予想は、売上高が17年3月期比2.0%増の7190億円、営業利益が9.7%増の81億円、経常利益が5.8%増の83億円、純利益が6.9%増の52億円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.5%、営業利益30.3%、経常利益32.5%、純利益34.5%と高水準である。通期予想に増額の可能性がありそうだ。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価は上場来高値更新の展開で8月17日には5120円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって、4000円近辺での中段保ち合いから上放れの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:11 | 注目銘柄

【注目銘柄】JCUは上場来高値更新、18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想を増額修正

 JCU<4975>(東1)に注目したい。自動車や電子部品向けメッキ薬品の大手である。18年3月期第1四半期はスマホ関連や自動車関連が好調に推移して大幅増益だった。そして第2四半期累計および通期の予想を増額修正した。株価は上場来高値更新の展開となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期大幅増益で2Q累計および通期予想を増額修正

 18年3月期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高前年同期比3.6%増の47億64百万円で、営業利益が32.5%増の13億96百万円、経常利益が51.8%増の13億27百万円、純利益が73.2%増の9億85百万円だった。

 装置事業は大口案件の反動、新規事業はプラズマ装置の工期変更が影響したが、主力の薬品事業が17.9%増収・34.3%増益となり、全体を牽引した。薬品事業は、中国系スマートフォン向け需要で中国・台湾・韓国におけるプリント配線板用メッキ薬品、および中国における自動車部品用メッキ薬品が好調だった。またハイエンドスマートフォン向けプリント配線基板製造を行う顧客における新工法の立ち上げも寄与した。

 第1四半期の好調を受けて第2四半期累計(4月〜9月)および通期の連結業績予想を8月2日に増額修正した。通期予想は売上高を10億円増額して増額して17年3月期比6.0%増の220億円、営業利益を3億円増額して12.7%増の62億円、経常利益を2億50百万円増額して11.8%増の61億50百万円、純利益を2億円増額して9.1%増の45億円とした。需要が高水準で再増額余地もありそうだ。

■株価は上場来高値更新、好業績評価して上値試す

 株価は5月高値4455円を突破して上場来高値更新の展開となった。8月8日には4710円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:32 | 注目銘柄
2017年08月17日

【注目銘柄】ノエビアホールディングスは高値更新の展開、17年9月期3Q累計大幅増益で通期予想を増額修正

 ノエビアホールディングス<4928>(東1)に注目したい。化粧品の中堅である。傘下の常盤薬品工業で医薬・食品も展開している。17年9月期第3四半期累計が大幅増益となり、通期予想を増額修正した。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年9月期3Q累計が大幅増益で通期予想を増額修正

 17年9月期第3四半期累計(10月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比6.8%増の411億45百万円、営業利益が30.4%増の83億94百万円、経常利益が35.5%増の86億07百万円、純利益が52.9%増の43億68百万円だった。

 化粧品事業が6.7%増収、医薬・食品事業が7.1%増収、その他が6.5%増収と、いずれも好調に推移した。化粧品事業のカウンセリング化粧品ではプラセンタ高濃度配合のエイジングケア美容液や高級基礎化粧品シリーズ、セルフ化粧品では新商品が好調だった。医薬・食品事業、その他事業は増収効果で黒字化した。

 通期の連結業績予想については8月1日に増額修正した。売上高は15億円増額して16年9月期比4.5%増の535億円、営業利益は9億円増額して22.0%増の94億円、経常利益は10億円増額して23.8%増の97億円、純利益は7億円増額して28.7%増の65億円とした。化粧品事業の好調が想定以上である。

 修正後の通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高76.9%、営業利益89.3%、経常利益88.7%、純利益67.2%である。通期ベースで好業績が期待され、18年9月期も収益拡大が期待される。

■株価は高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価は上場来高値更新の展開で8月15日には6450円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:35 | 注目銘柄
2017年08月16日

【注目銘柄】ポーラ・オルビスホールディングスは上場来高値更新、17年12月期予想は2回目の増額修正、さらに3回目の増額の可能性

 ポーラ・オルビスホールディングス<4927>(東1)に注目したい。化粧品大手で、訪販のポーラと通販のオルビスを2大ブランドとしている。17年12月期第2四半期累計が計画超の大幅増益となり、通期予想を増額修正した。2回目の増額修正である。さらに3回目の増額の可能性もありそうだ。株価は上場来高値更新の展開である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期予想を2回目の増額修正、さらに3回目の増額の可能性

 17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比9.7%増の1173億78百万円で、営業利益が72.4%増の209億44百万円、経常利益が86.0%増の209億44百万円、純利益が68.9%増の139億55百万円だった。

 前回予想(5月1日に増額修正)に対して売上高は23億78百万円、営業利益は39億44百万円、経常利益は39億44百万円、純利益は34億55百万円上回る計画超の大幅増益だった。ポーラブランドの新商品の販売が想定超となり、インバウンドや育成ブランドも好調に推移した。利益面では増収効果に加えて、ハイプレステージ商品の好調による売上総利益率上昇も寄与した。

 17年12月通期の連結業績予想は、7月27日に増額修正(5月1日に続く2回目の増額修正)し、売上高が16年12月期比8.0%増の2360億円、営業利益が35.6%増の365億円、経常利益が34.2%増の365億円、そして純利益が36.4%増の238億円としている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.7%、営業利益が57.4%、経常利益が57.4%、純利益が58.6%である。通期予想には3回目の増額の可能性がありそうだ。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価(17年4月1日付で株式4分割)は17年6月高値3245円を突破し、8月16日に3420円まで上伸した。上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:30 | 注目銘柄

【注目銘柄】アウトソーシングは上場来高値更新、17年12月期2Q累計が計画超の大幅増収増益で通期も大幅増収増益予想

 アウトソーシング<2427>(東1)に注目したい。製造請負・技術系人材派遣の大手で、海外にも積極展開している。17年12月期第2四半期累計は計画超の大幅増収増益だった。そして通期も大幅増収増益予想である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期2Q累計は計画超の大幅増収増益、通期も大幅増収増益予想

 17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比84.4%増の1058億11百万円で、営業利益が2.1倍の35億62百万円、税引前利益が2.1倍の32億41百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益が2.4倍の15億29百万円だった。

 計画に対して売上高は88億11百万円、営業利益は6億62百万円、税引前利益は6億41百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は1億29百万円、それぞれ上回った。

 製造系分野では、労働契約法改正に伴うニーズに対応してメーカーの直接雇用の期間工を正社員として受け入れるPEOスキームが増加し、1人当たり採用コストの上昇を抑えながら順調に増員して業容を拡大した。技術系分野では、グループ教育機関であるKENスクールで未経験者を教育して配属するスキームが順調に進捗した。新卒者の採用も順調だった。海外事業の拡大も寄与して計画超の大幅増収増益だった。

 17年12月期通期の連結業績(IFRS)予想は据え置き、売上高が16年12月期比58.6%増の2130億円、営業利益が70.8%増の95億円、税引前利益が82.4%増の89億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が71.3%増の51億円としている。第2四半期累計の進捗率は低水準の形だが、期初時点で下期偏重の計画のためネガティブ要因とはならない。通期ベースでも好業績が期待される。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価は上場来高値更新の展開で、本日8月16日は6670円まで上伸した。週足チャートで見ると4000円近辺でのモミ合いから上放れ、13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:27 | 注目銘柄

【注目銘柄】テクノプロ・ホールディングスは好業績評価して上値試す、17年6月期2桁営業増益で18年6月期も営業増益予想

 テクノプロ・ホールディングス<6028>(東1)に注目したい。国内最大級の技術系人材サービス(派遣・請負)の持株会社である。17年6月期は2桁増収・営業増益だった。そして18年6月期も増収・営業増益予想である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年6月期は、18年6月期も増収増益予想

 17年6月期の連結業績(IFRS)は、売上高が10.8%増の1000億95百万円、営業利益が13.6%増の96億47百万円、税引前利益が20.7%増の95億59百万円、親会社所有者に帰属する当期利益が4.9%増の77億17百万円だった。

 稼働人数、稼働率が高水準に推移し、1人当たり売上高増加も寄与して2桁増収・営業増益だった。期末の国内技術者数は1219人増加の1万4346人となった。平均稼働率は95.3%で0.2ポイント上昇した。また技術者1人当たり売上高は633千円で9千円増加した。なお国内技術者採用数は143人増加の2684人だった。

 18年6月期の連結業績予想は、売上高が17年6月期比8.9%増の1090億円、営業利益が9.9%増の106億円、税引前利益が9.8%増の105億円、親会社所有者に帰属する当期利益が1.5%減の76億円としている。需要が高水準に推移して増収・営業増益予想である。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価は上場来高値更新の展開だ。8月7日には5010円まで上伸した。週足チャートで見ると4000円近辺のフシ突破後は、13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:25 | 注目銘柄
2017年08月15日

【注目銘柄】セリアは上場来高値圏で自律調整一巡、18年3月期1Qが2桁増収増益で通期も増収増益・増配予想、7月の既存店売上も堅調

 セリア<2782>(JQ)に注目したい。100円ショップ業界2位で、東海地盤に全国展開している。18年3月期第1四半期は2桁増収増益だった。通期も増収増益予想、そして増配予想である。7月の既存店売上も102.2%と堅調だ。株価は上場来高値圏での自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Qは2桁増収増益、通期も増収増益・増配予想

 7月31日発表した18年3月期第1四半期(4〜6月)の非連結業績は、売上高が前年同期比11.2%増の389億94百万円、営業利益が19.0%増の41億60百万円、経常利益が18.0%増の41億56百万円、純利益が18.8%増の28億07百万円だった。

 直営既存店売上高が102.7%と好調に推移し、新規出店も寄与して2桁増収だった。コスト面では雑貨売上比率や直営店売上比率の上昇で売上原価率が上昇し、社会保険料適用範囲拡大に伴って販管費が増加したが、増収効果で吸収して2桁増益だった。店舗展開は新規出店が直営店33店舗、退店が直営店14店舗、FC店1店舗だった。期末店舗数は直営店1388店舗、FC店54店舗の合計1442店舗となった。

 18年3月期の非連結業績予想は売上高が17年3月期比8.7%増の1580億円、営業利益が9.4%増の166億円、経常利益が9.1%増の166億円、純利益が9.2%増の115億円としている。配当予想は年間25円で、17年4月1日付の株式2分割を考慮して17年3月期の年間40円を20円に換算すると、実質的に5円増配となる。連続増配である。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.7%、営業利益25.1%、経常利益25.0%、純利益24.4%と順調である。また17年7月の月次売上高は全店が110.4%、既存店が102.2%となり、17年4月〜7月累計は全店が111.0%、既存店が102.6%と堅調に推移している。通期ベースでも好業績が期待される。

■株価は上場来高値圏で自律調整一巡、好業績評価して上値試す

 株価(17年4月1日付で株式2分割)は、6月の上場来高値5790円から利益確定売りで一旦反落したが、7月の直近安値5110円から切り返して、8月4日には5690円まで上伸した。自律調整が一巡したようだ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:16 | 注目銘柄
2017年08月14日

【注目銘柄】M&Aキャピタルパートナーズは好業績評価して上値試す、17年9月期3Q累計の進捗率高水準で通期上振れの可能性

 M&Aキャピタルパートナーズ<6080>(東1)に注目したい。事業承継案件に強みを持つ独立系のM&A仲介会社である。17年9月期は第3四半期累計の進捗率が高水準であり、通期予想は上振れの可能性が高いだろう。そして18年9月期も好業績が期待される。株価は高値圏モミ合いだが日柄調整一巡感を強めている。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年9月期予想は上振れの可能性

 17年9月期第3四半期累計(10月〜6月)の連結業績は売上高が66億44百万円、営業利益が30億74百万円、経常利益が30億31百万円、純利益が20億99百万円だった。17年9月期から連結決算に移行しているため

 レコフとの経営統合も寄与して、コンサルタント数が順調に増加し、株式上場による信頼向上も寄与した。成約件数が過去最高の81件(単体が65%増の66件、レコフが15件)となり、大型案件13件(単体が11件、レコフが3件)も寄与して売上高、経常利益とも過去最高だった。

 通期の連結業績予想(4月28日に増額修正)は売上高が77億77百万円、営業利益が31億68百万円、経常利益が31億10百万円、純利益が20億15百万円としている。成約件数の契約は100件(単体ベースの16年7月期実績は58件)としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が85.4%、営業利益が97.0%、経常利益が97.5%、純利益が104.1%と高水準である。利益は通期会社予想をほぼ達成している。通期会社予想は上振れの可能性が高いだろう。そして18年9月期も好業績が期待される。

■株価は高値圏での日柄調整一巡感、好業績を評価して上値試す

 株価は高値圏5000円近辺でモミ合う形だが日柄調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して6月23日の上場来高値6000円を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:55 | 注目銘柄

【注目銘柄】佐藤商事は07年来高値圏、18年3月期1Q大幅増収増益で通期予想は増額の可能性

 佐藤商事<8065>(東1)に注目したい。商用車・建機・産機向けを主力とする鉄鋼・非鉄金属商社で、電子材料分野も展開している。18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。進捗率が高水準であり通期予想に増額の可能性があるだろう。株価は07年来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Qは大幅増収増益、通期予想は増額の可能性

 18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は売上高が前年同期比14.2%増の486億17百万円、営業利益が38.2%増の10億73百万円、経常利益が41.8%増の12億08百万円、純利益が52.1%増の8億20百万円だった。

 主要な取引業界である商用車業界の国内販売が堅調に推移し、建機・産機業界も回復傾向を強めた。鉄鋼事業が16.7%増収・53.7%営業増益、非鉄金属事業が21.8%増収・2.1倍営業増益となった。電子材料事業も車載機器向けプリント配線基板用積層板が好調に推移して12.0%増収・31.3%営業増益だった。

 通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比5.6%増の1900億円、営業利益が2.8%増の37億円、経常利益が1.8%増の39億50百万円、純利益が0.3%増の26億円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.6%、営業利益29.0%、経常利益30.6%、純利益31.5%と高水準である。通期予想に増額の可能性があるだろう。

■株価は07年来高値圏、好業績を評価して上値試す

 株価は900円近辺でのモミ合いから上放れて高値更新の展開となり、8月8日には1055円まで上伸した。07年来高値圏となる1000円台だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって中段保ち合いから上放れた形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:41 | 注目銘柄

【注目銘柄】伯東は07年来高値圏、18年3月期1Q大幅増益で2Q累計予想を増額、通期予想も増額の可能性

 伯東<7433>(東1)に注目したい。電子部品・機器の専門商社である。18年3月期第1四半期が大幅増収増益となり、第2四半期累計予想を増額修正した。通期予想にも増額の可能性があるだろう。株価は07年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Qが大幅増益で2累計予想を増額、通期予想も増額の可能性

 7月31日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比40.0%増の370億07百万円、営業利益が3.5倍の8億87百万円、経常利益が2.6倍の10億71百万円、純利益が2.9倍の8億53百万円だった。

 電子部品事業は自動車関連や産業用機械関連が好調に推移して55.0%増収となり、営業利益が黒字化した。電子・電気機器事業はプリント基板製造装置や有機ELパネル製造装置などの関連が好調に推移して2.3%増収・11.1%営業増益だった。工業薬品事業は伸び悩み1.2%減収・10.3%営業減益だった。

 第1四半期の好調を受けて、7月31日に第2四半期累計(4月〜9月)予想を増額修正した。売上高は100億円増額して前年同期比28.5%増の700億円、営業利益は4億円増額して2.1倍の14億円、経常利益は5億円増額して2.1倍の16億円、純利益は4億円増額して2.3倍の12億円とした。純利益については事業譲渡益などの特別利益の計上、海外子会社からの受取配当金の増加に伴う税金費用の減少も寄与する。

 通期連結業績予想は据え置いて、売上高が17年3月期比5.0%増の1340億円、営業利益が54.6%増の32億円、経常利益が65.9%増の33億円、純利益が26.1%増の40億円としている。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高27.6%、営業利益27.7%、経常利益32.5%、純利益21.3%と順調である。需要が高水準であり、通期予想に増額の可能性があるだろう。

■株価は07年来高値圏、好業績を評価して上値試す

 なお4月24日発表した自己株式取得(取得株式総数の上限150万株、取得価額総額の上限15億円、取得期間17年5月1日〜17年12月29日)については、7月31日時点の累計で取得株式総数81万1500株となっている。

 株価は15年高値1545円を突破して8月8日に1604円まで上伸した。07年来の高値圏だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:45 | 注目銘柄

【注目銘柄】マクニカ・富士エレホールディングスは5月高値に接近、18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地

 マクニカ・富士エレホールディングス<3132>(東1)に注目したい。15年4月にマクニカと富士エレクトロニクスが統合した独立系の大手半導体商社である。18年3月期第1四半期は大幅増益だった。需要が高水準で通期予想に増額余地があるだろう。株価は5月高値を更新。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Qは大幅増益、通期予想は増額の可能性

 7月31日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比16.2%増の1094億31百万円、営業利益が2.1倍の27億64百万円、経常利益が60.5%増の29億99百万円、純利益が65.9%増の20億28百万円だった。

 集積回路および電子デバイス・その他事業の大幅伸長が牽引した。海外サーバー向けビジネス関連、車載関連、半導体製造装置関連などが好調に推移して18.7%増収、8.5倍営業増益だった。ネットワーク事業はハードウェア商品が低調で、販管費の増加も影響して14.5%減収、58.5%営業減益だった。

 通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比5.4%増の4200億円、営業利益が6.0%増の111億円、経常利益が14.2%増の110億円、そして純利益が4.1%増の68億円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高26.1%、営業利益24.9%、経常利益27.3%、純利益29.8%と順調である。需要が高水準であり、通期予想に増額余地があるだろう。

■株価は5月高値に接近、好業績を評価して上値試す

 株価は水準を切り上げて10日は1847円まで上伸する場面があり、5月高値1841円を更新した。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:50 | 注目銘柄
2017年08月13日

【注目銘柄】ヒーハイスト精工の第1四半期は主力製品の直動機器、精密部品加工、ユニット製品の売上が大幅に伸長

■第1四半期の最終利益は既に通期予想を上回る

 ヒーハイスト精工<6433>(JQS)が10日発表した第1四半期業績は、主力製品の直動機器、精密部品加工、ユニット製品の売上が大幅に伸長し、最終利益は既に通期予想を上回った。

 今18年3月期第1四半期連結業績は、売上高7億45百万円(前年同期比68.5%増)、営業利益1億46百万円(同441.1%増)、経常利益1億45百万円(同540.7%増)、純利益1億01百万円(同573.9%増)と大幅増収増益となった。

 最終利益については、今通期連結最終利益が87百万円を見込んでいるため、第1四半期で上回ったことになる。

 同社は、球面加工技術や鏡面加工技術をコア技術として、直動機器(リニアボールブッシュや球面軸受けなど)、精密部品加工(レース用部品や試作部品の受託加工など)、ユニット製品(液晶製造装置向けなど)を展開している。

 直動機器は、産業用機械業界および民生向けに販売を進めた結果、売上高3億69百万円(前年同期比29.2%増)となった。

 精密部品加工は、レース用部品の需要が順調に推移したことから、売上高2億38百万円(同82.5%増)と大幅増収。

 ユニット製品は、液晶製造装置などの産業用製造装置向けの売上が大幅に伸びたことから、売上高は1億37百万円(同429.2%増)と5倍増となった。

 第1四半期業績が大幅増収増益となったものの、売上の動向が不透明であること等から、通期予想は当初予想を据え置いている。

 しかし、第2四半期連結業績予想の数値を売上高を除いて、利益面ではすべて第1四半期で上回っていることから、上方修正はほぼ確実と思われる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:50 | 注目銘柄
2017年08月10日

【注目銘柄】ネットワンシステムズは年初来高値更新の展開、18年3月期1Q黒字化で通期2桁増益予想

 ネットワンシステムズ<7518>(東1)に注目したい。ネットワークインフラ構築を主力としている。18年3月期第1四半期は売上総利益率改善で黒字化した。通期は2桁増益予想である。受注が好調であり、通期予想に増額余地があるだろう。株価は年初来高値更新の展開となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Qは大幅増益、通期予想は増額の可能性

 7月31日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比1.1%増の297億94百万円、営業利益が4億14百万円(前年同期は2億73百万円の赤字)、経常利益が4億円(同3億33百万円の赤字)、純利益が2億48百万円(同2億56百万円の赤字)だった。

 売上高は会計基準変更(期間対応契約のベンダサポートについて、月次分割計上に変更)の影響で小幅増収にとどまった形だが、受注高は5.2%増の379億63百万円と好調に推移した。セキュリティ対策関連やクラウド基盤関連が拡大した。また売上総利益率が2.8ポイント改善し、各利益は黒字化した。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比0.2%減の1570億円、営業利益が25.3%増の72億円、経常利益が26.3%増の72億円、そして純利益が20.3%増の46億円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は低水準の形だが、下期偏重の計画であり、第2四半期累計(4月〜6月)予想に対する進捗率は売上高が45.8%、営業利益が46.0%、経常利益が44.4%、純利益49.6%と順調である。受注が好調であり、売上総利益率改善基調も寄与して通期予想に増額余地があるだろう。

■株価は年初来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価は本日8月10日に1221円まで上伸して年初来高値更新の展開となっている。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって長期の上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。12年4月高値1264円は射程圏であり、これを突破すれば06年来高値圏となる。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:20 | 注目銘柄
2017年08月09日

【注目銘柄】モロゾフは18年1月期予想の増額修正を好感して高値更新の展開

 モロゾフ<2217>(東1)に注目したい。洋菓子の老舗である。18年1月期第2四半期累計および通期の非連結業績予想を増額修正している。株価は増額修正を好感して96年高値を突破し、高値更新の展開となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年1月期2Q累計および通期予想を増額修正

 7月28日に18年1月期第2四半期累計(2月〜7月)および通期の非連結業績予想を増額修正した。バレンタインデーなどのイベント商戦が好調に推移し、16年9月リニューアルした「アルカディア」などの焼菓子も好調を維持している。増収効果に加えて、生産性向上による売上原価率改善も寄与する。

 第2四半期累計の非連結業績予想は、売上高を2億10百万円増額して前年同期比1.5%増の141億10百万円、営業利益を2億70百万円増額して24.0%増の11億90百万円、経常利益を3億円増額して22.2%増の12億50百万円、純利益を2億60百万円増額して31.9%増の8億40百万円とした。

 通期予想は、売上高を2億50百万円増額して17年1月期比0.3%増の292億50百万円、営業利益を3億40百万円増額して4.5%増の21億円、経常利益を3億60百万円増額して4.0%増の21億50百万円、純利益を2億80百万円増額して14.2%増の14億円とした。減収減益予想から一転して増収増益予想となった。

■株価は高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価(17年8月1日付で10株を1株に併合)は増額修正を好感して本日8月9日は7700円まで上伸している。96年高値を突破して高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:25 | 注目銘柄
2017年08月08日

【注目銘柄】ミスミグループ本社は上場来高値更新の展開、18年3月期第1四半期大幅増収増益で通期予想は増額の可能性

 ミスミグループ本社<9962>(東1)に注目したい。FA・金型用部品の企業向け通販を展開している。18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。通期も2桁増収増益・連続増配予想である。第1四半期の進捗率が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期大幅増収増益で通期予想は増額の可能性

 7月28日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比24.4%増の757億74百万円、営業利益が33.7%増の100億19百万円、経常利益が33.0%増の99億59百万円、純利益が31.3%増の68億58百万円だった。

 FA事業は中国やアジアが高伸長して28.3%増収、金型部品事業は自動車の新規金型需要などで中国やアジアでの販売が拡大して17.9%増収、VONA事業は品揃え強化の効果で25.7%増収と、いずれも好調に推移した。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比12.0%増の2900億円、営業利益が16.9%増の317億円、経常利益が17.5%増の311億円、純利益が17.5%増の216億円としている。商品ラインナップの拡充、コスト競争力の強化、グローバル確実短納期供給の強化などの施策を推進して過去最高更新見込みだ。配当予想は2円89銭増配の年間19円60銭(第2四半期末9円17銭、期末10円43銭)としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高26.1%、営業利益31.6%、経常利益32.0%、純利益31.8%と高水準である。アジアを中心とする海外売上の伸長が期待され、想定為替レートが1米ドル=108円、1ユーロ=116円、1人民元=15.8円と保守的であることも考慮すれば、通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績を評価して上値試す

 株価は上場来高値更新の展開で本日8月8日は2849円まで上伸している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:34 | 注目銘柄
2017年08月07日

【注目の決算】クレスコの第1四半期は受注残高が32%増加し2ケタ増益

■AI(人工知能)を本格導入の前に概念検証など可能な米IBM「Watson(ワトソン)」導入支援サービスも本格化

 ソフトウェア開発などの大手クレスコ<4674>(東1)は8月7日の取引終了後に2018年3月期・第1四半期(17年4〜6月)の連結決算を発表し、売上高は前年同期比9.2%増加して76.59億円となり、営業利益は同じく27.0%増加して5.97億円、純利益は同34.5%増加して4.95億円と2ケタ増益の好決算だった。

 第1四半期は、期初からおおむね順調に推移し、前期にややペースダウンしたグループ会社も好調な滑り出しに回復するなどで、連結ベースでも売上高目標や利益目標をクリアした。4月には、AI(人工知能)の活用ノウハウを提供する新サービスとして、本格導入の前に概念検証などができる米IBMのAI「Watson(ワトソン)」導入支援サービス「Minervae PoCKET(ミネルヴァポケット)」を開始した。また、6月には、AIとスマートフォンの無料通話アプリLINEを連携したコールセンター支援システムを開発した。

 連結ベースでの受注高は前年同期比15%増加し、受注残高は同じく32%増加。「完全にこなすためには、むしろプロジェクト管理などの面で気を引き締めなければならない気分になるほど」(同社)という増加ぶりだった。

 第2四半期、および3月通期の業績見通しは、現段階では期初予想を据え置き、通期の連結売上高は前期比7.5%増の332.0億円、営業利益は同10.8%増の30.0億円、純利益は同9.2%増の22.3億円、1株利益は196円64銭。IT人材に対する需要が全体に強まる傾向があるなど、部分的に厳しい状況はあるが、高品質の製品・サービスを最優先しながら、来期に向けた受注を確実に積み上げる姿勢を継続するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:32 | 注目銘柄

【注目銘柄】メイテックは好業績評価して00年来高値圏、18年3月期第1四半期2桁営業増益で通期予想に増額余地

 メイテック<9744>(東1)に注目したい。設計・開発技術者派遣の大手である。18年3月期第1四半期は2桁営業増益だった。通期は減益予想だが、需要高水準で増額余地がありそうだ。株価は15年高値を突破して00年来高値圏である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期2桁営業増益で通期予想に増額余地

 7月27日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比4.3%増の227億63百万円、営業利益が14.9%増の27億53百万円、経常利益が14.8%増の27億52百万円、純利益が9.8%増の16億95百万円だった。

 前期に子会社アポロ技研を売却したことが約4億円の減収要因だったが、技術者派遣需要が高水準で配属が順調に推移した。稼働率上昇による売上総利益率改善などで2桁営業増益だった。17年6月末時点のグループ合計エンジニア社員数は9160名で16年6月末比418名増加した。

 通期連結業績予想は売上高が17年3月期比2.2%増の920億円、営業利益が6.7%減の104億円、経常利益が6.7%減の104億円、純利益が11.8%減の70億円としている。

 積極的な人材採用で減益予想としているが、通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.7%、営業利益26.5%、経常利益26.5%、純利益24.2%と順調である。需要が高水準であり、稼働率上昇効果も寄与して通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は好業績を評価して00年来高値圏、98年高値も視野

 株価は15年7月高値5120円を突破して、7月27日に5240円まで上伸した。00年来高値圏である。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。98年高値5700円も視野に入りそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:08 | 注目銘柄
2017年08月04日

【注目銘柄】システナは上場来高値更新の展開、18年3月期第1四半期大幅増収増益で通期予想に増額余地

 システナ<2317>(東1)に注目したい。ソフト開発支援のソリューションデザイン事業などを展開している。18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。通期予想に増額余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期大幅増収増益で通期予想に増額余地

 7月27日発表した18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は売上高が前年同期比17.1%増の123億93百万円、営業利益が20.6%増の8億95百万円、経常利益が39.5%増の9億20百万円、純利益が46.9%増の6億19百万円だった。

 ソリューションデザイン事業が9.2%増収、ITサービス事業が7.1%増収、ソリューション営業が33.7%増収などと好調に推移し、増収効果や販管費の抑制などで大幅増益だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が17年3月期比6.5%増の492億53百万円、営業利益が19.3%増の44億04百万円、経常利益が29.6%増の44億16百万円、純利益が37.1%増の30億11百万円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.2%、営業利益20.3%、経常利益20.8%、純利益20.6%である。ソフト開発で下期の構成比が高い特性や車載関連の需要が高水準であることを考慮すれば、通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価は第1四半期業績を好感して急伸し、8月1日には2594円まで上伸した。6月高値2475円を突破して上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:15 | 注目銘柄
2017年08月03日

【注目銘柄】フェリシモは5月高値に接近、18年2月期第1四半期進捗率高水準で通期予想は増額の可能性

 フェリシモ<3396>(東1)に注目したい。服飾・服飾雑貨、生活関連用品などの通販を展開している。18年2月期は黒字化予想である。第1四半期の進捗率が高水準であり、通期予想に増額の可能性がありそうだ。株価は水準を切り上げて5月の年初来高値に接近している。収益改善を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年2月期黒字化予想、第1四半期進捗率高水準で通期増額の可能性

 18年2月期連結業績予想は、売上高が17年2月期比2.3%減の301億97百万円、営業利益が6億31百万円(17年2月期は4億99百万円の赤字)、経常利益が6億74百万円(同4億93百万円の赤字)、純利益が6億61百万円(同75億48百万円の赤字)としている。

 主力の定期便(コレクション)事業の構造改革効果、新規「haco(ハコ)」事業の育成、17年2月期に減損処理を行ったことに伴う減価償却費の大幅減少、減損損失一巡などで黒字化予想としている。

 第1四半期(3月〜5月)の連結業績は、売上高が前年同期比7.4%減の73億33百万円だが、営業利益が2億46百万円、経常利益が2億66百万円、純利益が2億60百万円で黒字化した。定期便(コレクション)事業の延べ顧客数が減少して減収だったが、減価償却費の減少、カタログや各種メディア広告など経費見直し効果などで各利益は黒字化した。

 そして第1四半期の進捗率は、第2四半期累計に対して売上高52.0%、営業利益282.8%、経常利益239.6%、純利益250.0%、通期予想に対して売上高24.3%、営業利益39.0%、経常利益39.5%、純利益39.3%と高水準である。不確定要素が多いとして通期予想を据え置いたが、増額の可能性がありそうだ。

■株価は5月高値に接近、収益改善評価して上値試す

 株価は水準を切り上げて8月2日に1237円まで上伸した。そして急伸した5月の年初来高値1245円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。また月足チャートで見ると1000円近辺のモミ合いから上放れの形だ。収益改善を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:44 | 注目銘柄