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記事一覧 (09/13)【注目銘柄】ナトコは好業績評価して上値試す、17年10月期3Q累計大幅増益で通期増額の可能性
記事一覧 (09/13)【注目銘柄】ロック・フィールドは日柄調整完了して上値試す、18年4月期増収増益予想で8月既存店売上も好調
記事一覧 (09/12)【注目銘柄】エランは好業績評価して上値試す、17年12月大幅増収増益予想で増額の可能性、10月1日付で株式2分割
記事一覧 (09/11)【注目銘柄】パーソルホールディングスは日柄調整完了して上値試す、18年3月期増収増益・増配予想
記事一覧 (09/11)【注目銘柄】ヤマトインターナショナルは17年8月期利益を増額して大幅増益予想、18年8月期も収益改善基調
記事一覧 (09/10)【注目銘柄】イオンファンタジーは07年来高値圏、18年2月期2桁増益予想で増額余地
記事一覧 (09/08)【注目銘柄】ラクト・ジャパンは自律調整一巡して上値試す、17年11月期予想に再増額余地
記事一覧 (09/07)【注目銘柄】オーウイルは好業績評価して上値試す、18年3月期1Q大幅増益で通期予想は増額の可能性
記事一覧 (09/07)【注目銘柄】ニチアスは日柄調整完了して上値試す、18年3月期1Q大幅増収増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (09/06)【注目銘柄】ニチバンは自律調整一巡、18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (09/06)【注目銘柄】スペースは日柄調整完了して上値試す、17年12月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期予想は増額の可能性
記事一覧 (09/05)【注目銘柄】萩原電気は06年来高値圏、18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (09/05)【注目銘柄】JKホールディングスは06年来高値圏、18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (09/04)【注目銘柄】サンテックは日柄調整完了して上値試す、18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (09/04)【注目銘柄】バイテックホールディングスは高値更新の展開、18年3月期1Q大幅増益で2Q累計を増額修正、通期も増額の可能性
記事一覧 (09/04)【注目銘柄】アマナは好業績評価して上値試す、17年12月期2Q累計が大幅増益で通期予想は増額の可能性
記事一覧 (09/02)【注目銘柄】EPSホールディングスは好業績評価して上値試す、17年9月期3Q累計が大幅増益で通期予想は増額の可能性
記事一覧 (08/31)【注目銘柄】白銅は年初来高値更新して07年来高値圏、18年3月期1Q大幅増益で通期増額の可能性
記事一覧 (08/31)【注目銘柄】弁護士ドットコムは自律調整一巡して7月高値試す、18年3月期1Q大幅増収増益で通期も大幅増収増益予想
記事一覧 (08/30)【注目銘柄】アトラエは上場来高値更新の展開、17年9月期3Q累計大幅増益で通期予想は増額の可能性
2017年09月13日

【注目銘柄】ナトコは好業績評価して上値試す、17年10月期3Q累計大幅増益で通期増額の可能性

 ナトコ<4627>(JQ)に注目したい。塗料の中堅メーカーでファインケミカル事業も展開している。17年10月期第3四半期累計は大幅増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は年初来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年10月期3Q累計が大幅増益で通期増額の可能性

 17年10月期第3四半期累計(11〜7月)の連結業績は、売上高が前年同期比5.0%増の115億36百万円、営業利益が24.2%増の10億24百万円、経常利益が75.7%増の11億14百万円、純利益が2.2倍の7億22百万円だった。

 塗料事業は3.4%増収・26.3%増益だった。金属用塗料分野では環境対応型製品が堅調に推移し、外装建材用塗料分野では大手ユーザー向けや金属建材向が増加した。ファインケミカル事業は22.9%増収・2.9倍増益と大幅伸長した。電子材料向けコーティング剤が堅調に推移し、中国で情報端末向け製品が新規案件に採用されたことも寄与した。

 通期の連結業績予想は売上高が16年10月期比3.7%増の154億円、営業利益が3.6%増の12億30百万円、経常利益が26.5%増の12億50百万円、純利益が33.6%増の8億円としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が74.9%、営業利益が83.3%、経常利益が89.1%、純利益が90.3%と高水準である。通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は年初来高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は9月4日に年初来高値1425円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:59 | 注目銘柄

【注目銘柄】ロック・フィールドは日柄調整完了して上値試す、18年4月期増収増益予想で8月既存店売上も好調

 ロック・フィールド<2910>(東1)に注目したい。高級総菜店「RF1」などをチェーン展開する中食大手である。18年4月期増収増益予想である。8月の既存店売上も103.7%と好調であり、通期予想に増額の可能性がありそうだ。株価は6月高値から一旦反落したが、日柄調整が完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年4月期増収増益予想、8月既存店売上も103.7%と好調

 9月1日発表した18年4月期第1四半期(5〜7月)の連結業績は、売上高が前年同期比2.6%増の127億03百万円、営業利益が20.2%増の7億66百万円、経常利益が19.2%増の7億91百万円、純利益が10.5%増の5億18百万円だった。

 計画を上回る増収増益だった。既存店売上が堅調に推移(5月103.4%、6月103.7%、7月101.7%)し、新規出店、原材料費率改善などによる売上総利益率改善、販管費の抑制なども期押した。店舗展開は新規出店2店舗、退店4店舗で、期末店舗数は2店舗減少の318店舗(うちRF1は3店舗減少の157店舗、グリーン・グルメは3店舗増加の57店舗)となった。

 通期の連結業績予想は売上高が17年4月期比3.0%増の522億46百万円、営業利益が8.4%増の32億74百万円、経常利益が7.8%増の33億04百万円、純利益が7.8%増の22億47百万円としている。新規出店は3店舗、退店は4店舗で、期末店舗数は1店舗減少して319店舗の計画である。

 月次売上高は8月も全店102.9%、既存店103.7%と好調に推移している。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.3%、営業利益23.4%、経常利益23.9%、純利益23.1%である。第1四半期が計画超だったこと、期初時点で下期偏重の計画であること、さらに既存店売上の好調を勘案すれば、通期予想に増額の可能性があるだろう。

■株価は日柄調整完了、好業績評価して上値試す

 株価は01年来となる6月高値の2082円から一旦反落したが、7月の直近安値1814円から切り返している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって13週移動平均線を回復している。日柄調整が完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:54 | 注目銘柄
2017年09月12日

【注目銘柄】エランは好業績評価して上値試す、17年12月大幅増収増益予想で増額の可能性、10月1日付で株式2分割

 エラン<6099>(東1)に注目したい。病院や老人介護施設等の入院患者・入所者に日常生活用品をレンタルする「CSセット」サービスを展開している。17年12月期(連結決算に移行)はM&Aも寄与して大幅増収増益予想である。そして増額の可能性が高いだろう。なお10月1日付で1株を2株に分割する。株価は上場来高値圏だ。9月11日は上場来高値更新直後に急反落したが、目先的な利益確定売りが一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期(連結決算に移行)大幅増収増益予想で増額の可能性

 17年12月期連結業績予想は、売上高が150億円、営業利益が9億円、経常利益が9億円、純利益が6億30百万円としている。16年12月期非連結業績との比較で、売上高は31.5%増収、営業利益は22.3%増益、経常利益は20.2%増益、純利益は26.0%増益の大幅増収増益予想である。

 第2四半期累計(1〜6月)の連結業績は売上高が71億65百万円、営業利益が4億35百万円、経常利益が4億42百万円、純利益が3億19百万円だった。前年同期の非連結業績との比較で見ると売上高は33.3%増収、営業利益は14.7%増益、経常利益は15.3%増益、純利益は29.5%増益だった。

 エラン単体での導入契約施設数および利用者数が順調に増加し、東北エリアで事業展開するエルタスクを第2四半期(4〜6月)から新規連結したことも寄与して、計画を上回る増収増益だった。第2四半期末の契約施設数は16年12月末比172増加の936施設(うちエランが41増加の805施設、エルタスクが131施設)となった。17年6月の月間利用者数は16年12月比26.0%増の15万1227人(うちエランが11.7%増の13万4126人、エルタスクが1万7101人)となった。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が47.8%、営業利益が48.3%、経常利益が49.1%、純利益が50.6%である。サービス導入契約施設数および利用者数が増加基調であり、エルタスクが下期フル寄与することも考慮すれば、通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は上場来高値圏で目先的な利益確定売り一巡、好業績評価して上値試す

 なお17年9月30日を基準日(効力発生日17年10月1日)として1株を2株に分割する。

 株価は17年6月高値2870円を突破して上場来高値更新の展開だ。9月11日は上場来高値3190円まで上伸した直後に急反落したが、前日の急伸の反動で利益確定売りが優勢になった形だろう。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返して上昇トレンドである。目先的な利益確定売りが一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:41 | 注目銘柄
2017年09月11日

【注目銘柄】パーソルホールディングスは日柄調整完了して上値試す、18年3月期増収増益・増配予想

 パーソルホールディングス(旧テンプホールディングスが17年7月商号変更)<2181>(東1)に注目したい。持株会社傘下にパーソルテンプスタッフ(旧テンプスタッフ)やパーソルキャリア(旧インテリジェンス)などを置く人材サービス大手である。需要が高水準で18年3月期増収増益・増配予想である。そして増額余地がありそうだ。株価は5月の上場来高値後の日柄調整が完了し、上値を試す展開が期待される。

■18年3月期増収増益・増配予想で増額余地

 18年3月期連結業績予想は、売上高が17年3月期比14.4%増の6773億円、営業利益が7.8%増の360億円、経常利益が6.9%増の365億円、純利益が24.6%増の222億円としている。配当予想は1円増配の年間18円としている。

 第1四半期(4〜6月)の連結業績は売上高が前年同期比17.8%増収、営業利益が1.5%減益、経常利益が0.0%減益、純利益が12.6%減益だった。さらなる成長に向けた人員増強、ブランド・システム投資の増加などで営業利益は微減益だったが、旺盛な需要も背景に既存事業が安定成長し、M&Aも寄与して大幅増収だった。派遣・BPOは10.4%増収、リクルーティングは12.7%増収、海外は4.2倍増収、ITOは7.2%増収、エンジニアリングは6.6%増収だった。

 第1四半期の進捗率は、第2四半期累計(4〜9月)に対して売上高50.0%、営業利益57.7%、経常利益59.2%、純利益54.8%、通期予想に対して売上高23.9%、営業利益25.3%、経常利益25.9%、純利益24.4%である。M&Aなどで下期偏重の計画であることを考慮すれば高水準であり、通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は日柄調整完了して5月の上場来高値試す

 株価は5月に上場来高値2353円まで上伸し、その後は2050円〜2250円近辺でモミ合う形だが、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。日柄調整が完了し、上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:24 | 注目銘柄

【注目銘柄】ヤマトインターナショナルは17年8月期利益を増額して大幅増益予想、18年8月期も収益改善基調

 ヤマトインターナショナル<8127>(東1)に注目したい。基幹ブランド「クロコダイル」などカジュアル中心の中堅アパレルである。17年8月期は利益を増額修正して大幅増益予想となった。そして18年8月期も収益改善基調が期待される。株価は08年来高値圏で乱高下する形だが、利益確定売りが一巡して上値を試す展開が期待される。

■17年8月期利益を増額して大幅増益予想、18年8月期も収益改善基調

 8月31日に17年8月期連結業績予想を修正(売上高を小幅減額、利益を大幅増額)している。

 売上高は10億円減額して16年8月期比14.2%減の185億円だが、営業利益は3億60百万円増額して2.1倍の7億円、経常利益は3億80百万円増額して2.1倍の7億50百万円、純利益は10百万円増額して1億50百万円(16年8月期は34億68百万円の赤字)とした。

 売上高は計画をやや下回ったが、会社設立70周年に向けて推進してきた「ハードからソフトへの変革」の成果で利益率が改善し、各利益とも当初予想を上回る見込みとなった。なお100%出資連結子会社が運営する中国・上海工場を17年11月に閉鎖することを決定し、従業員に支払う経済補償金等3億円、および減損損失34百万円を特別損失に計上するが、営業利益および経常利益の増額で吸収する。

 構造改革の成果で18年8月期も収益改善基調が期待される。

■株価は08年来高値圏でやや乱高下だが上昇基調

 株価は08年来高値となる8月18日の485円まで上伸した後、利益確定売りと利益増額修正を好感する動きが交錯し、高値圏で乱高下する形となった。ただし週足チャートで見ると、長い下ヒゲを付けてサポートラインの13週移動平均線を維持している。上昇基調に変化はなく、目先的な利益確定売りが一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:27 | 注目銘柄
2017年09月10日

【注目銘柄】イオンファンタジーは07年来高値圏、18年2月期2桁増益予想で増額余地

 イオンファンタジー<4343>(東1)に注目したい。イオン系で大型SC内に遊戯施設を展開している。アミューズメント施設運営業界の首位である。18年2月期は既存店の好調などで2桁増益予想である。そして増額余地がありそうだ。株価は07年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年2月期2桁増益予想、既存店好調で増額余地

 18年2月期連結業績予想は、売上高が17年2月期比6.1%増の690億円、営業利益が11.4%増の42億円、経常利益が11.5%増の39億円、純利益が11.9%増の19億円としている。既存店売上は国内が102%、海外が105%で、新規出店は国内が10店舗、海外が100店舗の想定としている。

 第1四半期の連結業績は売上高が前年同期比7.8%増収、営業利益が2.5倍増益、経常利益が3.6倍増益で、純利益は黒字化した。国内既存店の好調、海外での積極的な新規出店などで売上高が過去最高となり、増収効果やコスト削減効果で大幅増益だった。新規出店は国内2店舗、海外12店舗の合計15店舗で、期末店舗数は国内477店舗、海外337店舗の合計814店舗となった。

 月次営業概況によると、17年7月の国内既存店は遊戯機械売上が110.4%、商品売上が94.9%、遊技施設売上が107.5%、合計が107.6%だった。曜日調整後では108.3%となり、16年3月以降17ヶ月連続の前年比プラスと好調に推移している。なお17年3月〜7月累計は遊戯機械売上が108.5%、商品売上が101.0%、遊技施設売上が107.2%、合計が107.3%だった。

 国内既存店の好調、海外を中心とする積極的な新規出店、そして海外事業の収益改善などの効果で、通期会社予想に増額余地がありそうだ。

■株価は07年来高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は1月高値3480円を突破して9月5日に3700円まで上伸した。07年来高値圏である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。そして高値圏モミ合いから上放れた形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:12 | 注目銘柄
2017年09月08日

【注目銘柄】ラクト・ジャパンは自律調整一巡して上値試す、17年11月期予想に再増額余地

 ラクト・ジャパン<3139>(東1)に注目したい。乳原料・チーズや食肉加工品の食品専門商社である。9月8日付で東証2部から東証1部に市場変更した。17年11月期は大幅経常増益予想である。そして再増額余地がありそうだ。株価は7月の上場来高値から一旦反落したが、自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年11月期大幅経常増益予想で再増額余地

 17年11月期連結業績予想(7月5日に増額修正)は、売上高が16年11月期比7.8%増の956億円、経常利益が40.8%増の20億20百万円、純利益が45.8%増の13億80百万円としている。

 付加価値の高い乳脂肪原料の販売数量増加、国内牛乳生産量減少を背景とする輸入乳原料の販売好調が牽引する。アジア事業においても、グローバルな仕入ネットワークを活用して販売数量が増加している。また為替の円安による為替差益も寄与する。

 第2四半期累計(12月〜5月)は売上高が前年同期比7.5%増収、経常利益が4.0倍増益、純利益が4.4倍増益だった。販売数量の増加で乳原料・チーズ部門が0.3%増収、食肉加工部門が9.6%増収、アジア事業その他部門が42.1%増収と好調に推移した。円安に伴う仕入原価の上昇で売上総利益は1.9%増、営業利益は4.8%減だが、営業取引における為替リスクヘッジの効果として営業外収益に為替差益を計上して大幅経常増益だった。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.6%、経常利益が87.7%、純利益が87.0%と高水準である。為替の影響を受けやすいが、通期会社予想に再増額余地がありそうだ。

■株価は自律調整一巡、好業績評価して上値試す

 株価は7月27日の上場来高値4660円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく8月18日の直近安値3620円から切り返しの動きを強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:38 | 注目銘柄
2017年09月07日

【注目銘柄】オーウイルは好業績評価して上値試す、18年3月期1Q大幅増益で通期予想は増額の可能性

 オーウイル<3143>(東1)に注目したい。食品副原料や農産物加工品の専門商社で、アイスクリームの製造販売なども展開している。18年3月期第1四半期は大幅増益だった。通期は微増益予想だが、第1四半期の進捗率が高水準であり、増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。フシ突破の形となって上げ足を速める可能性もありそうだ。

■18年3月期1Q大幅増益、通期予想は増額の可能性

 18年3月期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、売上高前年同期比6.3%増の76億27百万円となり、営業利益が41.5%増の1億72百万円、経常利益が33.4%増の1億70百万円、純利益が51.1%増の1億27百万円だった。

 卸売事業は6.3%増収と好調で全体を牽引した。香料や糖類などの食品副原料や飲料用資材の販売数量が減少したが、業務用殺菌乳や粉乳調製品などの乳製品の販売数量が増加し、烏龍茶をはじめとする茶類などの農産物加工品の販売が好調だった。アイスクリームの製造販売事業は1.0%増収だった。業務用バルクアイスが減少したが、菓子メーカー向けPB商品や個食用カップアイスが堅調だった。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比6.7%増の300億円、営業利益が4.7%増の3億41百万円、経常利益が3.2%増の3億41百万円、純利益が8.6%増の2億20百万円としている。

 第1四半期の進捗率は、第2四半期累計(4〜9月)に対して売上高48.6%、営業利益102.3%、経常利益101.2%、純利益113.4%で、利益を超過達成している。また通期予想に対しても売上高25.4%、営業利益50.4%、経常利益49.9%、純利益57.7%と高水準である。通期は微増益予想だが増額の可能性が高いだろう。

■株価は好業績評価して上値試す

 株価は3月高値880円を突破し、8月25日に上場来高値となる923円まで上伸した。週足チャートで見るとモミ合いから上放れて急伸し、13週移動平均線が上向きに転じた。また月足チャートで見ると900円手前のフシを突破する動きだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。フシ突破の形となって上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:05 | 注目銘柄

【注目銘柄】ニチアスは日柄調整完了して上値試す、18年3月期1Q大幅増収増益で通期予想に増額余地

 ニチアス<5393>(東1)に注目したい。耐熱技術をベースにプラント向け工事、工業製品、高機能部品、自動車部品などに展開している。18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。通期は横ばい予想だが増額余地がありそうだ。株価は7月高値から利益確定売りで一旦反落したが、日柄調整が完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Q大幅増収増益、通期予想に増額余地

 18年3月期第1四半期(4月〜6月)連結業績は、売上高前年同期比13.2%増の444億24百万円、営業利益が20.3%増の46億61百万円、経常利益が32.7%増の48億31百万円、純利益が43.0%増の34億円だった。

 半導体製造装置向け製品の需要が高水準だった高機能製品部門が32.8%増収、および16年12月末に子会社が増加した自動車部品部門が23.0%増収となり、全体を牽引した。プラント向け工事・販売は12.9%増収、工業製品は1.8%増収、建材は4.1%増収だった。いずれも堅調に推移した。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比5.3%増の1900億円、営業利益が0.5%増の197億円、経常利益が0.7%増の199億円、純利益が0.7%増の135億円としている。

 第1四半期の通期予想に対する進捗率は売上高23.4%、営業利益23.7%、経常利益24.3%、純利益25.2%と順調である。また期初時点で下期偏重の計画であり、第2四半期累計(4〜9月)に対する進捗率は売上高49.4%、営業利益52.4%、経常利益53.7%、純利益55.7%と高水準である。通期は横ばい予想だが増額余地がありそうだ。

■株価は日柄調整完了、好業績評価して上値試す

 株価は7月13日高値の1437円から利益確定売りで一旦反落したが、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって切り返しの動きを強めている。日柄調整が完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:28 | 注目銘柄
2017年09月06日

【注目銘柄】ニチバンは自律調整一巡、18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地

 ニチバン<4218>(東1)に注目したい。鎮痛消炎剤や高機能救急絆創膏などのメディカル事業、および「セロテープ」や産業用テープなどのテープ事業を展開している。18年3月期第1四半期が大幅営業増益となり、通期予想に増額余地がありそうだ。株価は8月15日高値後に上げ一服の形だが、自律調整一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Q大幅増益、通期予想は増額の可能性

 18年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.2%増の107億51百万円、営業利益が24.1%増の12億12百万円、経常利益が28.6%増の12億80百万円、純利益が3.1%増の8億23百万円だった。

 メディカル事業は6.9%増収、28.6%営業増益だった。医療機関向け医療材が低調だったが、ドラッグストアを中心とした大衆薬市場で鎮痛消炎剤や高機能救急絆創膏が好調に推移した。テープ事業は0.3%増収、19.1%営業減益だった。主力の「セロテープ」など工業品フィールドは堅調だったが、オフィスホームフィールドの学校学童向け需要の減少が影響した。

 通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比6.5%増の470億円、営業利益が6.0%増の43億円、経常利益が2.9%増の44億円、純利益が3.0%増の32億円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高22.9%、営業利益28.2%、経常利益29.1%、純利益25.7%と順調である。通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は自律調整一巡、好業績評価して上値試す

 株価は1000円近辺のフシを突破して8月15日高値1213円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して自律調整一巡感を強めている。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:03 | 注目銘柄

【注目銘柄】スペースは日柄調整完了して上値試す、17年12月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期予想は増額の可能性

 スペース<9622>(東1)に注目したい。SCなどの商業施設中心にディスプレー企画・設計・施工を展開している。17年12月期第2四半期累計は計画超の大幅増益だった。進捗率が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は6月の上場来高値から一旦反落したが、日柄調整が完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期2Q大幅増益で通期予想は増額の可能性

 17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比5.4%増の258億19百万円、営業利益が27.8%増の20億23百万円、経常利益が27.5%増の20億17百万円、純利益が53.7%増の13億74百万円だった。計画超の増収・大幅増益だった。

 市場分野別では、飲食店が出店抑制の影響で31.3%減収だったが、複合商業施設・総合スーパーが27.7%増収、食品スーパー・コンビニエンスストアが店舗再編で38.4%増収、各種専門店が6.6%増収と好調に推移した。利益面では外注比率低下などの効果で売上総利益率が1.7ポイント上昇し、販管費の増加を吸収して大幅増益だった。受注高は4.2%増の277億17百万円で、受注残高は57億36百万円となった。

 17年12月通期の連結業績予想は売上高が16年12月期比1.7%増の501億円、営業利益が6.9%増の36億円、経常利益が7.1%増の36億円、そして純利益が10.6%増の24億円としている。通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が51.5%、営業利益が56.2%、経常利益が56.0%、純利益が57.3%と高水準である。通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は日柄調整完了、好業績評価して上値試す

 株価は6月の上場来高値1579円から一旦反落し、1500円近辺でモミ合う形だが、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。日柄調整が完了し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:14 | 注目銘柄
2017年09月05日

【注目銘柄】萩原電気は06年来高値圏、18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地

 萩原電気<7467>(東1)に注目したい。自動車向けを主力に半導体、電子部品・機器、FA機器などを取り扱うエレクトロニクス商社である。18年3月期第1四半期は大幅増益だった。そして通期予想に増額余地がありそうだ。株価は06年来の高値圏である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。なお18年4月1日付で持株会社へ移行予定である。

■18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地

 18年3月期第1四半期(4〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比11.1%増の247億78百万円で、営業利益が49.1%増の6億91百万円、経常利益が75.3%増の7億15百万円、純利益が87.7%増の4億74百万円だった。

 自動車向け半導体・電子部品が主力のデバイスビジネスユニット事業は、新型SUVを始めとした自動車生産台数が堅調に推移し、先進運転支援システム搭載車両の需要増などが寄与して11.6%増収・34.0%営業増益と好調だった。IT機器やFA機器が主力のソリューションビジネスユニット事業は、自動車関連企業を中心に設備投資需要が堅調に推移し、IoT領域など新規分野への取り組み強化も寄与して8.2%増収・43.3%営業増益だった。

 通期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比3.2%増の1050億円、営業利益が3.2%減の30億円、経常利益が4.4%減の29億20百万円、純利益が9.9%減の19億80百万円としている。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高23.6%、営業利益23.0%、経常利益24.5%、純利益23.9%である。需要が高水準であり、下期偏重の期初計画であることも考慮すれば、通期予想に増額余地がありそうだ。

 なお18年4月1日付で持株会社へ移行予定である。デバイスからシステムまでエレクトロニクス分野のワンッストップソリューション・グローバルサプライヤーとして、さらなる成長を目指す。

■株価は06年来高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は15年12月高値2430円を突破し、9月1日には2593円まで上伸した。06年来の高値圏である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:22 | 注目銘柄

【注目銘柄】JKホールディングスは06年来高値圏、18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地

 JKホールディングス<9896>(東1)に注目したい。住宅建材の大手専門商社であるジャパン建材を中核会社として、住宅関連企業をグループ傘下に展開する純粋持株会社である。18年3月期第1四半期は大幅増益だった。そして通期予想に増額余地がありそうだ。株価は06年来の高値圏である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Q大幅増益で通期予想に増額余地

 18年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.9%増の826億68百万円、営業利益が58.7%増の11億74百万円、経常利益が78.3%増の11億89百万円、純利益が22.9%増の6億31百万円だった。

 主力の総合建材卸売事業の好調が牽引し、売上総利益が0.4ポイント上昇して大幅増益だった。総合建材事業は輸入合板の市況回復に加えて、その他建材・住宅機器も伸長して3.1%増収、59.1%営業増益だった。合板製造・木材加工事業は販売が低調で15.4%減収だったが、営業利益は黒字転換した。総合建材小売事業は競争激化や仕入価格上昇で2.6%減収、57.9%営業減益だった。

 通期連結業績予想は売上高が17年3月期比3.0%増の3500億円、営業利益が8.8%増の50億円、経常利益が5.3%増の46億円、純利益が0.4%増の28億円としている。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高23.6%、営業利益23.5%、経常利益25.8%、純利益22.5%である。下期の構成比が高い収益特性を考慮すれば高水準であり、通期予想に増額余地がありそうだ。

 なお橋本総業ホールディングス<7570>との経営統合については、17年5月予定だった統合契約締結を延期している。

■株価は06年来高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は600円台でのモミ合いから上放れの形となり、第1四半期業績も好感して9月1日には827円まで上伸した。13年5月の735円を突破して06年来の高値圏である。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、06年高値997円も視野に入りそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:14 | 注目銘柄
2017年09月04日

【注目銘柄】サンテックは日柄調整完了して上値試す、18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地

 サンテック<1960>(東1)に注目したい。独立系電気工事の大手で、海外は東南アジア中心に展開している。18年3月期第1四半期は大幅増益だった。通期の営業利益は横ばい予想だが、増額余地がありそうだ。株価は06年来の高値圏で堅調に推移している。日柄調整完了して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地

 18年3月期第1四半期(4〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比11.9%減の95億41百万円だが、営業利益が2億85百万円の黒字(前年同期は19百万円の赤字)、経常利益が5億84百万円の黒字(同1億14百万円の赤字)、純利益が8億39百万円の黒字(同90百万円の赤字)だった。受注高は9.7%減の85億13百万円だった。

 国内は0.3%減収で堅調だったが、東南アジアが44.7%減収となり、全体として減収だった。しかし売上総利益率が4.1%ポイント上昇して営業利益が大幅増益(黒字化)となった。経常利益は営業外収益での貸倒引当金戻入額1億93百万円の計上、営業外費用での為替差損の減少、純利益は繰延税金資産計上による税金費用の減少も寄与して、いずれも大幅増益(黒字化)となった。

 通期連結業績予想(6月21日に、貸倒引当金戻入額計上および繰延税金資産計上による税金費用減少で、第2四半期累計と通期の経常利益と純利益を増額修正)は、売上高が17年3月期比3.0%減の450億円、営業利益が0.8%減の11億円、経常利益が8.7%増の16億円、純利益が68.0%増の16億円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高21.2%、営業利益25.9%、経常利益36.5%、純利益52.4%である。建設関連で第4四半期(1〜3月)の構成比が高い特性を考慮すれば、通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は06年来高値圏、日柄調整完了して上値試す

 株価は6月下旬に動意づいて急伸し、7月以降は06年来高値圏800円台で堅調に推移している。そして8月30日には885円まで上伸して上放れの動きを強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して過熱感が解消した。日柄調整完了して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:32 | 注目銘柄

【注目銘柄】バイテックホールディングスは高値更新の展開、18年3月期1Q大幅増益で2Q累計を増額修正、通期も増額の可能性

 バイテックホールディングス<9957>(東1)に注目したい。デバイス事業、環境エネルギー事業、調達事業を展開するエレクトロニクス商社である。18年3月期第1四半期が大幅増収増益となり、第2四半期累計予想を増額修正した。通期予想も増額の可能性が高いだろう。株価は高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Q大幅増益で2Q累計を増額修正、通期も増額の可能性

 18年3月期第1四半期(4〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比35.0%増の411億25百万円となり、営業利益が3.3倍の11億11百万円、経常利益が3.3倍の10億44百万円、純利益が4.6倍の6億59百万円だった。

 デバイス事業は3.2%増収で営業黒字化した。前期好調だった指紋認証センサーが減少したが、イメージセンサーやメモリが好調に推移した。環境エネルギー事業は53.8%増収・2.7倍営業増益だった。売電ビジネス、植物工場野菜、メガソーラー向け太陽光パネル・部材が好調だった。16年7月にパナソニックと協業してスタートした調達事業は売上高が85億04百万円で営業利益が6百万円だった。車載向け液晶などの輸入部材の取引が拡大した。

 第1四半期の好調を受けて第2四半期累計の予想は8月7日に増額修正し、売上高を100億円増額して前年同期比37.1%増の870億円、営業利益を3億30百万円増額して32.7%増の16億80百万円、経常利益を4億30百万円増額して45.9%増の14億70百万円、純利益を2億円増額して55.7%増の9億40百万円とした。

 通期連結業績予想は据え置いて、売上高が17年3月期比22.4%増の1700億円、営業利益が7.9%増の30億円、経常利益が6.4%増の22億円、純利益が5.8%増の16億円としている。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.2%、営業利益37.0%、経常利益47.5%、純利益41.2%と高水準である。需要好調であり、通期予想も増額の可能性が高いだろう。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価は上場来高値更新の展開だ。8月31日には1796円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、1400円近辺での中段保ち合いから上放れた形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:20 | 注目銘柄

【注目銘柄】アマナは好業績評価して上値試す、17年12月期2Q累計が大幅増益で通期予想は増額の可能性

 アマナ<2402>(東マ)に注目したい。写真・CG・動画・イラストレーションなど視覚から訴求するビジュアルの企画制作、およびビジュアルを活用したWeb・TVCM・イベントなどのコンテンツ企画制作というビジュアルコミュニケーション事業を展開している。17年12月期第2四半期累計は大幅増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は2月の年初来高値更新。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期2Q累計は大幅増益、通期予想は増額の可能性

 17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.7%増の106億66百万円、営業利益が31.6%増の4億04百万円、経常利益が77.2%増の2億67百万円、純利益が4.6倍の1億60百万円だった。

 受託制作の受注が堅調に推移した。利益面では外注コストが増加したものの、WHLマネジメントによる利益管理体制が定着し、収益性を勘案した案件の選別などで1人当たり事業付加価値額が順調に増加した。また販管費の減少も寄与して大幅増益だった。

 通期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比8.1%増の232億50百万円、営業利益が23.8%増の6億30百万円、経常利益が32.5%増の4億20百万円、純利益が2.5倍の2億20百万円としている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が45.9%、営業利益が64.1%、経常利益が63.6%、純利益が72.7%である。利益進捗率が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■好業績評価して上値試す

 株価はやや小動きだが着実に水準を切り上げている。9月4日には860円まで上伸して2月の年初来高値を更新している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:25 | 注目銘柄
2017年09月02日

【注目銘柄】EPSホールディングスは好業績評価して上値試す、17年9月期3Q累計が大幅増益で通期予想は増額の可能性

 EPSホールディングス<4282>(東1)に注目したい。臨床試験受託の大手で、医薬品開発業務受託のCRO事業、治験施設支援のSMO事業、医薬品販売業務受託のCSO事業、および海外事業を展開している。17年9月期第3四半期累計は大幅増収増益だった。進捗率が高水準で通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は高値圏で堅調に推移している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年9月期3Q累計大幅増益、通期予想は増額の可能性

 17年9月期第3四半期累計(10月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比16.9%増の446億37百万円、営業利益が27.4%増の63億12百万円、経常利益が25.9%増の65億13百万円、純利益が11.7%増の35億29百万円だった。

 海外のGlobal Reasearch事業が体制強化のための人件費増加や外注費増加などで営業赤字だったが、国内は需要が高水準に推移してCROが6.3%増収・5.1%増益、SMOが旧綜合臨床グループとの統合も寄与して34.1%増収・3.4倍増益、CSO事業が15.7%増収・94.0%増益と好調だった。中国の益新事業はM&A・アライアンスも寄与して大幅増収・営業黒字化した。

 通期の連結業績予想は売上高が16年9月期比10.1%増の580億円、営業利益が4.4%増の65億円、経常利益が1.4%減の65億円、純利益が11.7%減の35億円としている。なお8月29日には中国における臨床データサービスおよびCRO事業の戦略的提携を発表している。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が77.0%、営業利益が97.1%、経常利益が100.2%、純利益が100.8%と高水準である。通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は高値圏で堅調、好業績評価して上値試す

 株価は8月17日に上場来高値2213円まで上伸し、その後も堅調に推移している。8月29日に自己株式取得の中止を発表したがネガティブ反応は限定的だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:19 | 注目銘柄
2017年08月31日

【注目銘柄】白銅は年初来高値更新して07年来高値圏、18年3月期1Q大幅増益で通期増額の可能性

 白銅<7637>(東1)に注目したい。半導体・液晶製造装置向けを主力とする金属・非鉄金属専門商社である。18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。通期も2桁増益予想である。需要が好調に推移して通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は年初来高値を更新して07年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Qは大幅増益、通期予想は増額の可能性

 18年3月期第1四半期(4〜6月)連結業績は、売上高が前年同期比24.5%増の100億23百万円で、営業利益が62.4%増の6億29百万円、経常利益が64.1%増の6億50百万円、純利益が66.0%増の4億54百万円だった。

 半導体・液晶・有機EL関連製造装置業界向けの需要が高水準に推移し、標準在庫品・特注品とも販売重量が増加して大幅増収だった。増収効果、および原材料市況好転効果で、人件費や物流費の増加、資産能力増強・新規事業拡大に伴う減価償却費の増加を吸収して大幅増益だった。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比6.6%増の369億円、営業利益が12.8%増の22億40百万円、経常利益が13.1%増の23億10百万円、そして純利益が11.7%増の15億70百万円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高27.2%、営業利益28.1%、経常利益28.1%、純利益28.9%と高水準である。需要が好調に推移して通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は年初来高値更新して07年来高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は2月高値1886円を突破し07年来の高値圏だ。本日8月31日は2130円まで上伸している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:17 | 注目銘柄

【注目銘柄】弁護士ドットコムは自律調整一巡して7月高値試す、18年3月期1Q大幅増収増益で通期も大幅増収増益予想

 弁護士ドットコム<6027>(東マ)に注目したい。法律相談ポータルサイトの「弁護士ドットコム」や税務相談ポータルサイトの「税理士ドットコム」を運営している。18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。会員数が増加基調で通期も大幅増収増益予想である。そして増額余地がありそうだ。株価は自律調整一巡して7月の上場来高値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Q大幅増収増益で通期も大幅増収増益予想

 18年3月期第1四半期(4〜6月)非連結業績は売上高が前年同期比44.6%増の5億18百万円となり、営業利益が78.2%増の1億39百万円、経常利益が79.9%増の1億39百万円、そして純利益が78.5%増の90百万円だった。

会員数が増加して弁護士マーケティング支援サービスが順調に拡大し、人件費の増加などを吸収して 大幅増益だった。17年6月の「弁護士ドットコム」の月間サイト訪問数は前年同月比5.1%増の868万人、17年6月末時点の会員登録弁護士数は20.6%増の1万3493人、弁護士マーケティング支援サービス有料会員数は30.8%増の3265人、有料会員サービスの有料会員数は32.8%増の10万9182人となった。

 通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比35.2%増の22億40百万円、営業利益が22.7%増の5億円、経常利益が22.2%増の5億円、そして純利益が20.2%増の3億10百万円としている。

 弁護士マーケティング支援サービスにおいて有料会員弁護士数が拡大基調であり、法律相談における一般有料会員の伸長も寄与する。クラウドサインの成長スピードを加速させるための先行投資などを吸収して大幅増収増益予想である。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高23.1%、営業利益27.9%、経常利益27.9%、純利益29.2%と高水準である。通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は自律調整一巡、好業績評価して7月高値試す

 なお8月16日に立会外分売を終了している。分売株数は20万株で、分売値段は1453円だった。

 株価は7月12日の上場来高値1980円から利益確定売りで一旦反落したが、直近安値圏1400円近辺から切り返し、8月30日には1699円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:40 | 注目銘柄
2017年08月30日

【注目銘柄】アトラエは上場来高値更新の展開、17年9月期3Q累計大幅増益で通期予想は増額の可能性

 アトラエ<6194>(東マ)に注目したい。成功報酬型の転職者向け求人サイトを運営している。17年9月期第3四半期累計は大幅増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。需要が高水準で18年9月期も収益拡大が期待される。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年9月期3Q累計は大幅増益、通期予想は増額の可能性

 17年9月期第3四半期累計(10月〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比44.5%増の13億46百万円、営業利益が66.1%増の4億54百万円、経常利益が73.0%増の4億51百万円、純利益が78.7%増の3億11百万円だった。

 主力の成功報酬型求人メディアGreenにおいて、求人企業と求職者のマッチング効率向上のためのコンテンツの拡充や、ビッグデータ解析によるレコメンド精度の向上といった施策を推進し、新規登録求人企業数は494社、入社人数は1435人と好調に推移した。Greenによる売上高は44.5%増の13億42百万円だった。

 17年9月期通期の連結業績予想は、売上高が16年9月期比34.7%増の17億68百万円、営業利益が26.1%増の4億91百万円、経常利益が29.1%増の4億85百万円、純利益が32.7%増の3億35百万円としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が76.1%、営業利益が92.5%、経常利益が93.0%、純利益が92.8%と高水準である。通期予想は増額の可能性が高いだろう。ITエンジニアやWebデザイナーといった人材の需要が高水準であり、18年9月期も収益拡大が期待される。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価(17年4月1日付で株式3分割)は上場来高値更新の展開となり、8月17日には8330円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:00 | 注目銘柄