[注目銘柄]の記事一覧
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記事一覧 (06/22)【注目銘柄】東和フードサービスは調整一巡して上値試す、18年4月期大幅増益予想で5月既存店売上高も好調
記事一覧 (06/22)【注目銘柄】オプテックスグループは上場来高値更新の展開、17年12月期予想を増額修正
記事一覧 (06/22)【注目銘柄】兼松エレクトロニクスは上場来高値圏で堅調、中期経営計画の最終年度19年3月期の目標値を増額修正
記事一覧 (06/21)【注目銘柄】DTSは01年来の高値圏、目先的な過熱感解消して上値試す
記事一覧 (06/21)【注目銘柄】エランは上場来高値更新の展開、17年12月大幅増収増益予想、さらに増額の可能性
記事一覧 (06/20)【注目銘柄】ハイアス・アンド・カンパニーは16年4月IPO時の高値目指す、18年4月期も大幅増収増益予想で初配当を実施
記事一覧 (06/20)【注目銘柄】オプトホールディングは08年来の高値圏、17年12月期2桁営業増益予想で増額の可能性
記事一覧 (06/19)【注目銘柄】ファーストロジックは目先的な売り一巡して上値試す、17年7月期増額の可能性
記事一覧 (06/19)【注目銘柄】ブラスは調整一巡して3月高値試す、17年7月期第3四半期累計大幅増収増益で通期増額の可能性
記事一覧 (06/15)【注目銘柄】アイモバイルは戻り歩調で16年10月IPO時の高値試す、17年7月期第3四半期累計2桁増益で通期増額の可能性
記事一覧 (06/15)【注目銘柄】イトクロは上場来高値更新の展開、17年10月期第2四半期累計大幅増益で通期増額の可能性
記事一覧 (06/14)【注目銘柄】正栄食品工業は17年10月期利益予想を増額修正、さらに再増額の可能性
記事一覧 (06/14)【注目銘柄】シーズ・ホールディングスは上場来高値更新の展開、17年7月期第3四半期累計大幅増収増益で通期も好業績期待
記事一覧 (06/13)【注目銘柄】モルフォは調整一巡して戻り歩調、17年10月期第2四半期累計は大幅増収増益と順調
記事一覧 (06/13)【注目銘柄】エボラブルアジアは2月高値試す、17年7月期大幅増収増益予想
記事一覧 (06/11)【注目銘柄】ナトコは年初来高値更新、17年10月期第2四半期累計大幅増益で通期上振れ余地
記事一覧 (06/07)【注目銘柄】うるるは上場来高値圏、18年3月期大幅増収増益予想を評価
記事一覧 (06/06)【注目銘柄】すかいらーくは15年の上場来高値視野、第1四半期順調で17年12月期予想に上振れ余地
記事一覧 (06/05)【注目銘柄】トレンダーズは調整一巡して上値試す、18年3月期も大幅増収増益予想
記事一覧 (06/05)【注目銘柄】LITALICOは調整一巡して上値試す、18年3月期も大幅増収増益予想
2017年06月22日

【注目銘柄】東和フードサービスは調整一巡して上値試す、18年4月期大幅増益予想で5月既存店売上高も好調

 東和フードサービス<3329>(JQ)に注目したい。東京圏中心に複数業態を展開する外食チェーンである。18年4月期大幅増益予想で、5月の既存店売上高も好調である。株価は調整一巡して3月の上場来高値に接近している。自己株式取得も評価して上値を試す展開が期待される。

■18年4月期大幅増益予想で5月の既存店売上高も好調

 18年4月期の連結業績予想は売上高が17年4月期比3.8%増の112億円、営業利益が同32.0%増の7億10百万円、経常利益が同30.8%増の7億30百万円、純利益が同3.1倍の4億25百万円としている。

 高級喫茶「椿屋カフェ」、パスタ&ケーキ「ダッキーダック」、パスタ&ピッツァ「イタリアンダイニングDoNa」を中心とする新規出店・業態変更、既存店の好調などで大幅増益予想である。純利益は17年4月期計上した減損損失が一巡することも寄与する。

 月次売上高速報によると17年5月は全社103.6%、全店102.3%、既存店103.2%と好調だった。17年4月期後半から回復傾向を強めており、5月の既存店売上高は16年12月から6ヶ月連続の前年比プラスだった。また客数は16年6月から12ヶ月連続の前年比プラスだった。

■株価は3月の上場来高値に接近、調整一巡して上値試す

 5月29日に自己株式取得を発表している。取得株式総数の上限4万株、取得価額総額の上限1億円、取得期間17年5月30日〜17年7月28日である。

 株価は4月末の配当・株主優待権利落ちが影響した直近安値圏2100円台から切り返し、3月の上場来高値2345円に接近している。日足チャートで見ると25日移動平均線が上向きに転じた。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。自己株式取得も評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:09 | 注目銘柄

【注目銘柄】オプテックスグループは上場来高値更新の展開、17年12月期予想を増額修正

 オプテックスグループ<6914>(東1)に注目したい。防犯や自動ドアなど産業用センサの大手で、FA機器やLED照明なども展開している。17年12月期第2四半期累計と通期の業績予想、および配当予想を増額修正した。通期業績予想は再増額余地があるだろう。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期業績・配当予想を増額修正、通期業績は再増額余地

 6月20日に17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)および通期の連結業績予想を増額修正した。スマホ関連を中心にFA(ファクトリーオートメーション)事業およびMVL(マシンビジョン照明)事業の国内販売が想定を上回り、利益面では高収益製品の好調も寄与する。第3四半期(7月〜9月)以降の想定為替レートは1米ドル=110円、1英ポンド=135円、1ユーロ=120円に変更した。

 第2四半期累計予想は売上高を10億40百万円増額して前年同期比40.3%増の182億40百万円、営業利益を8億50百万円増額して同63.7%増の24億50百万円、経常利益を8億円増額して同2.2倍の24億50百万円、純利益を5億10百万円増額して同2.2倍の15億60百万円とした。

 通期予想は売上高を7億円増額して16年12月期比17.0%増の363億円、営業利益を5億円増額して同39.3%増の42億円、経常利益を4億50百万円増額して同37.7%増の42億50百万円、純利益を3億円増額して同54.8%増の28億円とした。スマホ関連販売の一巡、MVL事業における中国事業の再構築、第3四半期以降の製品構成変化による原価率上昇、先行投資費用などを考慮して下期を減額修正した形だが、通期予想には再増額余地があるだろう。

 配当予想は第2四半期末5円増額して年間50円(第2四半期末25円、期末25円)とした。16年12月期との比較でも5円増配となる。予想配当性向は31.0%となる。連結配当性向30%を目標としている。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績を評価して上値試す

 株価は6月21日に4230円まで上伸した。3800円近辺での短期モミ合いから上放れの形となり、上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、52週移動平均線も上向きに転じている。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:16 | 注目銘柄

【注目銘柄】兼松エレクトロニクスは上場来高値圏で堅調、中期経営計画の最終年度19年3月期の目標値を増額修正

 兼松エレクトロニクス<8096>(東1)に注目したい。兼松<8020>グループのITベンダーである。18年3月期増収増益予想である。さらに中期経営計画の最終年度19年3月期の目標値を増額修正した。株価は上場来高値圏で堅調だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■中期経営計画の最終年度19年3月期の目標値を増額修正

 6月20日に中期経営計画の最終年度19年3月期の目標値を増額修正した。17年3月期に前倒し達成したためである。新たな目標値は経常利益を100億円(従来目標は73億円)、ROEを10%以上(従来目標と同じ)、配当方針を継続的な安定配当・配当性向50%以上(従来は継続的な安定配当)とした。

 基本的な考え方と施策は継続する。具体的施策は、仮想化やセキュリティなど成長著しいビジネス領域への注力・顧客基盤拡大、顧客のフロントオフィスにおける戦略的IT投資に対するソリューションの提供、グループ内における人的資源の再配置を含めた経営資源の選択と集中の推進、海外ビジネスにおけるシステム構築・運用・保守サービス体制の確立としている。

 なお18年3月期連結業績予想は、売上高が17年3月期比1.3%増の650億円、営業利益が同2.9%増の86億50百万円、経常利益が同2.5%増の87億円、純利益が同8.3%増の57億円としている。需要が高水準に推移して増収増益予想である。

■株価は上場来高値圏で堅調、好業績を評価して上値試す

 株価は上場来高値圏3300円〜3500円近辺で堅調に推移している。6月20日には3525円まで上伸する場面があった。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して目先的な過熱感が解消した。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:52 | 注目銘柄
2017年06月21日

【注目銘柄】DTSは01年来の高値圏、目先的な過熱感解消して上値試す

 DTS<9682>(東1)に注目したい。金融や通信関連に強い独立系の情報サービス大手である。18年3月期は微増収・微増益予想と保守的だが、高水準のIT投資需要を背景として上振れ余地がありそうだ。株価は01年来の高値圏だ。目先的な過熱感が解消して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期は微増収・微増益予想、高水準の需要を背景に上振れ余地

 18年3月期連結業績予想は売上高が17年3月期比3.4%増の825億50百万円、営業利益が同1.4%増の81億円、経常利益が同1.3%増の82億円、純利益が同2.5%増の52億50百万円としている。

 金融・公共関連では大型案件が減少するが銀行・生損保を中心にIT投資需要が堅調に推移し、製造業の組み込みソフト開発需要も拡大する見込みだ。営業の強化、SI力の強化、グループ総合力の強化、新規事業への取り組み強化などの施策を推進し、売上高・利益とも過去最高更新を見込んでいる。微増収・微増益予想だが、保守的な印象が強く上振れ余地がありそうだ。

 なお配当予想は創立45周年記念配当5円を実施し、17年3月期比5円増配の年間75円としている。連続増配である。利益配分については自己株式取得と合わせて総還元性向40%以上を目指している。

 5月11日発表した自己株式取得(取得株式総数の上限20万株、取得価額総額の上限6億円、取得期間17年5月15日〜17年6月16日)は6月16日に終了した。取得株式数18万1900株、取得価額総額5億9995万9500円だった。

■株価は01年来の高値圏、目先的な過熱感解消して上値試す

 株価は15年8月3085円を突破して01年来の高値圏だ。3400円台で上げ一服となり高値圏モミ合い展開だが、日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して目先的な過熱感が解消した。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。目先的な過熱感が解消して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:26 | 注目銘柄

【注目銘柄】エランは上場来高値更新の展開、17年12月大幅増収増益予想、さらに増額の可能性

 エラン<6099>(東1)に注目したい。病院や老人介護施設等の入院患者・入所者に日常生活用品をレンタルする「CSセット」サービスを展開している。17年12月期(連結決算に移行)大幅増収増益予想である。さらに増額の可能性がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期(連結決算に移行)大幅増収増益予想、さらに増額の可能性

 17年12月期連結業績予想は売上高が150億円、営業利益が9億円、経常利益が9億円、純利益が6億30百万円としている。16年12月期非連結業績との比較で売上高は31.5%増、営業利益は22.3%増、経常利益は20.2%増、純利益は26.0%増の大幅増収増益予想である。

 「CSセット」導入契約施設数および利用者数が増加基調である。また東北エリア4拠点で「CSセット」と同様の「LTセット」を提供するエルタスク(子会社化は17年2月末、みなし取得日は17年3月末)が第2四半期(4月〜6月)から収益に寄与する。

 第1四半期(1月〜3月)の連結業績(エルタスクは貸借対照表のみ連結)は売上高が32億99百万円、営業利益が2億36百万円、経常利益が2億41百万円、純利益が1億90百万円だった。16年12月期第1四半期の非連結業績との比較で見ると売上高は25.2%増、営業利益は6.3%増、経常利益は7.6%増、純利益は31.9%増となる。

 「CSセット」新規導入契約21施設、解約6施設で、第1四半期末導入施設数は779施設(16年3月末比118施設増加、16年12月末比15施設増加)となった。なおエルタスクの「LTセット」導入施設数125施設を含めたグループ合計の導入施設数は904施設となった。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高22.0%、営業利益26.2%、経常利益26.8%、純利益30.2%と順調である。サービス導入契約施設数および利用者数が増加基調であり、第2四半期からのエルタスクの業績寄与や生産性向上効果なども考慮すれば通期会社予想は保守的な印象が強い。増額の可能性がありそうだ。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価は上場来高値更新の展開で6月1日に2870円まで上伸した。その後は利益確定売りで上げ一服の形だが自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると2000円近辺での中段保ち合いから上放れの形となって上げ足を速めた。そして13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:54 | 注目銘柄
2017年06月20日

【注目銘柄】ハイアス・アンド・カンパニーは16年4月IPO時の高値目指す、18年4月期も大幅増収増益予想で初配当を実施

 ハイアス・アンド・カンパニー<6192>(東マ)に注目したい。高性能デザイナーズ住宅など住宅関連に特化したコンサルティング会社である。17年4月期が計画超の大幅増収増益となり、18年4月期も大幅増収増益予想である。そして初配当を実施する。株価は年初来高値を更新した。好業績を評価して16年4月IPO時の高値を目指す展開が期待される。

■17年9月期大幅増収増益予想

 6月14日発表した17年4月期連結業績は、売上高が16年4月期比24.4%増の39億71百万円、営業利益が同23.6%増の3億01百万円、経常利益が同32.8%増の3億03百万円、純利益が同29.1%増の1億85百万円だった。計画を上回る大幅増収増益だった。

 主力の高性能デザイナーズ住宅R+house事業において、会員数の増加に伴って受注数が伸長し、初期導入フィーやロイヤルティ収入が堅調に推移した。16年9月開始のR+house関連商材となる高性能デザイナーズセレクト住宅「アーキテクチャル・デザイナーズ・マーケット」事業の一般募集も寄与した。人件費や広告宣伝費などの増加、本社移転費用などの先行投資負担を吸収して大幅増収増益だった。16年10月開始した「不動産相続の相談窓口」は17年4月末時点で100エリアを達成した。

 18年4月期の連結業績予想は売上高が17年4月期比25.5%増の49億84百万円、営業利益は同23.8%増の3億72百万円、経常利益が同15.4%増の3億50百万円、純利益が同19.0%増の2億20百万円としている。主力事業が順調に拡大して大幅増収増益予想である。なお初配当を実施し、年間8円(第2四半期末4円、期末4円)としている。

■株価は急伸して年初来高値更新、IPO時の16年4月高値目指す

 株価(17年5月1日付で株式3分割)は、500円台でのモミ合いから急伸して一気に年初来高値を更新した。6月16日には779円まで上伸する場面があった。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から急伸してサポートラインを確認した形だ。好業績を評価して16年4月IPO時の高値943円を目指す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:16 | 注目銘柄

【注目銘柄】オプトホールディングは08年来の高値圏、17年12月期2桁営業増益予想で増額の可能性

 オプトホールディング<2389>(東1)に注目したい。ネット広告の専業代理店である。高水準の需要も背景として17年12月期2桁営業増益予想である。そして増額の可能性がありそうだ。株価は13年高値を突破して08年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期2桁営業増益予想で増額余地

 17年12月期連結業績は売上高が16年12月期比14.6%増の800億円、営業利益が同25.1%増の24億円、経常利益が同12.7%減の17億50百万円、純利益が同34.1%増の10億円としている。

 主力のマーケティング事業において新規顧客の開拓が進展し、取扱高が順調に拡大する。新プロダクト領域の子会社の収益改善も寄与して2桁営業増益予想である。

 第1四半期(1月〜3月)の連結業績は前年同期比12.6%増収、23.0%営業増益、44.2%経常増益、3.7倍最終増益だった。主力のマーケティング事業が12.2%増収、22.5%増益と伸長して全体を牽引した。

 そして通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が26.1%、営業利益が45.5%、経常利益が67.3%、純利益が66.6%と高水準である。通期会社予想に増額の可能性がありそうだ。

 なお6月8日には、連結子会社で中堅・中小企業向けインターネット支援事業を展開するソウルドアウト<6553>が、東証マザーズへの新規上場が承認されたと発表している。

■株価は08年来の高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は1000円近辺でのモミ合いから上放れ、一気に13年9月高値1299円を突破して6月9日の1645円まで上伸した。08年来の高値圏だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12 | 注目銘柄
2017年06月19日

【注目銘柄】ファーストロジックは目先的な売り一巡して上値試す、17年7月期増額の可能性

 ファーストロジック<6037>(東1)に注目したい。物件掲載数首位の投資用不動産サイト「楽待」を運営している。17年7月期第3四半期累計の非連結業績は大幅増収増益だった。利益は通期予想を超過達成している。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は業績発表を機に材料出尽くしとして年初来高値圏から急反落したが、目先的な売りが一巡し、好業績を再評価して上値を試す展開が期待される。

■17年7月期第3四半期累計が大幅増収増益で通期増額の可能性

 6月14日発表した17年7月期第3四半期累計(8月〜4月)の非連結業績は売上高が前年同期比45.1%増の13億08百万円、営業利益が同61.6%増の6億57百万円、経常利益が同70.1%増の6億58百万円、純利益が同67.5%増の4億15百万円だった。

 不動産投資家への有益なコンテンツの提供の充実、不動産会社への営業強化などの施策を推進した。投資用不動産の管理・運営をサポートする一括見積サービスにおいて多数の成約事例を掲載した。主力の「楽待」のPV(ページビュー)は同5.0%増の2643.1万PV、ウェブサイト会員数は同32.1%増の8.9万人、物件掲載数は同50.6%増の6.4万件となった。

 17年7月期通期の非連結業績予想は売上高が16年7月期比25.3%増の16億円で、営業利益が同1.0%増の5億90百万円、経常利益が同4.5%増の5億90百万円、純利益が同3.5%増の3億85百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が81.8%、営業利益が111.3%、経常利益が111.5%、純利益が107.8%と高水準である。利益は通期予想を超過達成している。通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は目先的な売り一巡、好業績を再評価して上値試す

 株価は6月1日の年初来高値2995円まで上伸したが、6月14日の業績発表を機に急反落した。初動反応は材料出尽くしだったようだ。ただし週足チャートで見ると13週移動平均線近辺で下げ渋る形だ。目先的な売りが一巡し、好業績を再評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:24 | 注目銘柄

【注目銘柄】ブラスは調整一巡して3月高値試す、17年7月期第3四半期累計大幅増収増益で通期増額の可能性

 ブラス<2424>(東1)に注目したい。東海地方を地盤として完全貸し切り型ゲストハウスでのウェディング事業を展開している。17年7月期第3四半期累計の非連結業績は大幅増収増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は調整が一巡し、好業績を評価して3月の上場来高値を試す展開が期待される。

■17年7月期第3四半期累計が大幅増収増益で通期予想は増額の可能性

 6月14日発表した17年7月期第3四半期累計(8月〜4月)の非連結業績は売上高が前年同期比28.4%増の65億42百万円、営業利益が同62.9%増の7億43百万円、経常利益が同69.5%増の7億18百万円、純利益が同89.7%増の4億51百万円だった。

 一軒家を完全貸し切りして、すべての会場を「1チャペル・1パーティ会場・1キッチン」として貸し切りの贅沢感を重視した戦略が奏功し、前期オープンしたミエルシトロン(三重県四日市市)やミエルココン(三重県津市)も寄与して大幅増収増益だった。17年3月にはブランリール大阪(大阪市)がオープンした。

 17年7月期通期の非連結業績予想は売上高が16年7月期比18.1%増の83億93百万円、営業利益が同35.0%増の8億24百万円、経常利益が同35.6%増の7億78百万円、純利益が同28.4%増の4億08百万円としている。17年7月にラピスコライユ(静岡県静岡市)、17年10月にオリゾンブルー(静岡県沼津市)のオープンを予定している。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が77.9%、営業利益が90.2%、経常利益が92.3%、純利益が110.5%である。利益進捗率が高水準であり、純利益は通期予想を超過達成している。通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は調整一巡、好業績を評価して上値試す

 株価は1100円近辺でモミ合う形だが調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。調整が一巡し、好業績を評価して3月の上場来高値1436円を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:38 | 注目銘柄
2017年06月15日

【注目銘柄】アイモバイルは戻り歩調で16年10月IPO時の高値試す、17年7月期第3四半期累計2桁増益で通期増額の可能性

 アイモバイル<6535>(東マ)に注目したい。インターネット広告事業を展開している。17年10月期第3四半期累計は2桁増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は4月の直近安値から切り返して戻り歩調だ。好業績を評価して3月の年初来高値、さらにIPO時の16年10月高値を試す展開が期待される。

■17年7月期第3四半期累計2桁増益で通期予想に増額余地

 6月9日発表した17年7月期第3四半期累計(8月〜4月)の連結業績は売上高が前年同期比2.3%増の115億24百万円、営業利益が同14.8%増の19億57百万円、経常利益が同15.6%増の19億53百万円、純利益が同13.4%増の12億39百万円だった。

 動画広告事業「maio」、ふるさと納税事業「ふるなび」、およびアフィリエイト広告事業の売上が拡大し、人件費の増加や新規事業である通販事業の広告宣伝費投下などを吸収して2桁増益だった。四半期別に見ると第3四半期(2月〜4月)の売上高は40億06百万円で、四半期ベースの過去最高を更新した。なお動画広告事業「maio」において17年4月から、スクウェア・エニックス配信のアプリゲーム「フレイム×ブレイズ」への動画広告の独占配信を開始している。

 17年7月期通期の連結業績予想は、売上高が16年7月期比1.0%増の148億99百万円、営業利益が同2.1%増の21億91百万円、経常利益が同3.6%増の22億04百万円、純利益が同3.6%増の14億05百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高77.3%、営業利益89.3%、経常利益88.6%、純利益88.2%と高水準である。通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は戻り歩調、好業績を評価してIPO時の16年10月高値試す

 株価は4月の直近安値905円から切り返して戻り歩調だ。6月9日には1118円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が上向きに転じて先高感を強めている。好業績を評価して3月の年初来高値1164円、さらにIPO時の16年10月高値1297円を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:10 | 注目銘柄

【注目銘柄】イトクロは上場来高値更新の展開、17年10月期第2四半期累計大幅増益で通期増額の可能性

 イトクロ<6049>(東マ)に注目したい。教育関連の口コミポータルサイト運営を主力として、教育メディアNO.1企業を目指している。17年10月期第2四半期累計は大幅増収増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年10月期第2四半期累計大幅増収増益で通期予想は増額の可能性

 6月9日発表した17年10月期第2四半期累計(11月〜4月)の非連結業績は売上高が前年同期比20.6%増の20億24百万円、営業利益が同31.6%増の10億40百万円、経常利益が同31.2%増の10億41百万円、そして純利益が同32.4%増の6億76百万円だった。

 教育メディアサービスにおいて、学習塾予備校情報ポータルサイト「塾ナビ」や学校(公)教育領域の全国学校選び口コミサイト「みんなの学校情報」など、主要ポータルサイトによる売上が順調に推移して大幅増収増益だった。教育メディアの月間ユニークユーザー数は同60.5%増の741万UUとなった。なお17年10月期からコンサルティングサービスのリスティング運用売上高とアフィリエイト売上高に関して、売上原価に計上していたリスティング費用および他のサイト運営会社に払う成果報酬費用を売上高から控除する方法(純額表示)に変更している。

 17年10月期通期の非連結業績予想は、売上高が16年10月期比1.1%増の35億円、営業利益が同10.3%増の15億12百万円、経常利益が同10.0%増の15億14百万円、純利益が同11.1%増の9億87百万円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高57.8%、営業利益68.8%、経常利益68.8%、純利益68.5%と高水準である。通期予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は好業績を評価して上場来高値更新の展開

 株価は3月高値4280円を突破して本日6月15日は4515円まで上伸した。上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:33 | 注目銘柄
2017年06月14日

【注目銘柄】正栄食品工業は17年10月期利益予想を増額修正、さらに再増額の可能性

 正栄食品工業<8079>(東2)に注目したい。製パン・製菓用材料等を取り扱う食品商社である。17年10月期第2四半期累計が大幅増益となり、通期利益予想を増額修正した。さらに再増額の可能性がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年10月期通期利益予想を増額修正

 6月12日発表した17年10月期第2四半期累計(11月〜4月)連結業績は、売上高が前年同期比0.3%増の549億36百万円、営業利益が同30.2%増の35億55百万円、経常利益が同28.4%増の35億77百万円、そして純利益が同34.0%増の23億20百万円だった。

 乾果実類(ナッツ・ドライフルーツ)の現地価格低下による減収要因は継続しているが、海外売上の増加、コンビニPB商品などリテール商品の好調でカバーし、売上高は前年同期並みを確保した。利益面では、健康志向に適合したナッツ類や菓子・リテール商品の売上増加に伴う工場稼働率の上昇や、海外売上の増加などで大幅増益だった。

 そして第2四半期累計の大幅増益を受けて、6月12日に通期連結業績予想の営業利益を5億円増額、経常利益を5億円増額、純利益を3億50百万円増額修正した。修正後の17年10月期通期連結業績予想は、売上高が16年10月期比0.3%増の1020億円、営業利益が同12.6%増の53億円、経常利益が同14.5%増の53億円、純利益が同14.0%増の34億円としている。

 修正後の通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が53.9%、営業利益が67.1%、経常利益が67.5%、純利益が68.2%である。通期利益予想には再増額の可能性がありそうだ。

■株価は上場来高値更新の展開

 株価は上場来高値更新の展開だ。本日6月14日は3550円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって長期の上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:46 | 注目銘柄

【注目銘柄】シーズ・ホールディングスは上場来高値更新の展開、17年7月期第3四半期累計大幅増収増益で通期も好業績期待

 シーズ・ホールディングス<4924>(東1)に注目したい。海洋性コラーゲン主成分のゲル化粧品「ドクターシーラボ」を主力としている。17年7月期第3四半期累計は大幅増収増益だった。そして通期も増収増益予想、そして増配予想である。株価は上場来高値更新の展開。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年7月期第3四半期累計は大幅増収増益

 6月12日発表した17年7月期第3四半期累計(8月〜4月)の連結業績は、売上高が前年同期比16.1%増の307億87百万円、営業利益が同41.6%増の61億30百万円、経常利益が同46.5%増の62億88百万円、そして純利益が同56.5%増の44億49百万円だった。

 ドクターシーラボ事業(化粧品事業と健康食品事業)が同11.2%増収、そしてエステ・サロン事業が同3.4倍増収と、いずれも好調に推移した。広告宣伝費の増加、次期基幹システム移行やECサイトリニューアルに伴う費用の増加を、売上総利益の増加、販促費の減少などで吸収して、各利益とも大幅増益だった。

 17年7月期通期の連結業績予想は売上高が16年7月期比7.5%増の424億円、営業利益が同3.8%増の85億円、経常利益が同3.9%増の85億円、純利益が同15.9%増の61億30百万円としている。配当は同6円増配の年間50円(期末一括)としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が72.6%、営業利益が72.1%、経常利益が74.0%、純利益が72.6%と概ね順調である。通期ベースでも好業績が期待される。

■株価は上場来高値更新の展開

 株価は上場来高値更新の展開で、本日6月14日は3985円まで上伸。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインとなって長期の上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:20 | 注目銘柄
2017年06月13日

【注目銘柄】モルフォは調整一巡して戻り歩調、17年10月期第2四半期累計は大幅増収増益と順調

 モルフォ<3653>(東マ)に注目したい。手ぶれ補正などスマホ用画像処理ソフトを主力としている。17年10月期第2四半期累計連結業績は大幅増収増益と順調だった。通期も大幅増収増益予想である。株価は調整一巡して戻り歩調だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年7月期第2四半期累計は大幅増収増益、通期も大幅増収増益予想

 6月9日発表した17年10月期第2四半期累計(11月〜4月)の連結業績は、売上高が前年同期比15.4%増の12億円、営業利益が同13.4%増の4億83百万円、経常利益が同39.3%増の5億07百万円、純利益が同46.9%増の3億79百万円だった。

 主力のカメラデバイス事業は10.5%増収だった。スマホメーカーからのロイヤリティ収入が横ばい推移だったが、車載向け開発収入などが増加した。ネットワークサービス事業は52.5%増収だった。前期の開発案件がロイヤリティ収入へと切り替わり、新たな開発案件も寄与した。人件費の増加などを増収効果で吸収して大幅増益だった。

 17年10月期通期の連結業績予想は、売上高が16年10月期比16.6%増の25億円、営業利益が同15.2%増の9億50百万円、経常利益が同26.2%増の9億50百万円、純利益が同28.0%増の6億50百万円としている。通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高48.0%、営業利益50.8%、経常利益53.4%、純利益58.3%と順調である。通期ベースでも好業績が期待される。

■株価は調整一巡して戻り歩調、好業績を評価して上値試す

 株価は4月の直近安値圏4000円近辺から切り返し、6月12日には5420円まで上伸した。調整一巡して戻り歩調だ。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線も突破した。基調転換して先高感を強める形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:07 | 注目銘柄

【注目銘柄】エボラブルアジアは2月高値試す、17年7月期大幅増収増益予想

 エボラブルアジア<6191>(東1)に注目したい。航空券予約サイト「空旅」運営のオンライン旅行事業を主力としている。訪日外国人旅行客のインバウンド向け宿泊施設関連事業なども展開し、ビットコイン等仮想通貨両替サービスも開始する。17年9月期大幅増益予想である。株価は4月の直近安値圏から切り返して戻り歩調だ。2月の上場来高値を試す展開が期待される。

■17年9月期大幅増収増益予想

 17年9月期連結業績予想は、売上高が16年9月期比53.7%増の61億47百万円、営業利益が同61.9%増の10億01百万円、経常利益が同68.2%増の9億61百万円、純利益が同74.8%増の5億94百万円としている。

 主力のオンライン旅行事業が牽引して大幅増収増益予想である。第2四半期累計は前年同期比43.5%増収、32.1%営業増益、35.2%経常増益、55.4%最終増益だった。通期ベースでも好業績が期待される。

 なお5月19日にはデータの力で理想の住まい探しをサポートするCocolive社への資本参加、6月7日にはグループ会社かんざしと東京大学鳥海研究所との人工知能エンジンの共同開発着手、6月9日にはリミックスポイント<3825>(東マ)の子会社ビットポイントジャパンとの業務提携によるビットコインコイン等仮想通貨両替サービスの開始、6月9日にはAMBITION<3300>(東マ)との資本業務提携によるインバウンド向け宿泊施設関連事業の強化を発表している。

■株価は戻り歩調、2月の上場来高値試す

 株価は4月の直近安値圏2300円台から切り返し、3000円台を回復して戻り歩調だ。6月9日には3190円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。そして13週移動平均線を回復した。2月の上場来高値3920円を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:19 | 注目銘柄
2017年06月11日

【注目銘柄】ナトコは年初来高値更新、17年10月期第2四半期累計大幅増益で通期上振れ余地

 ナトコ<4627>(JQ)に注目したい。塗料の中堅メーカーでファインケミカル事業も展開している。17年10月期第2四半期累計連結業績は大幅増益だった。進捗率も順調であり、通期予想に上振れ余地がありそうだ。株価は年初来高値を更新した。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年10月期第2四半期累計が大幅増益で通期予想に上振れ余地

 6月2日発表した17年10月期第2四半期累計(11月〜4月)の連結業績は、売上高が前年同期比2.5%増の75億05百万円、営業利益が同29.0%増の6億51百万円、経常利益が同88.1%増の7億14百万円、純利益が同2.5倍の4億56百万円だった。

 主力の塗料事業は外装建材用塗料分野における大手ユーザー向け出荷量伸長などで1.9%増収、35.7%増益と好調だった。ファインケミカル事業は12.9%増収、2.9倍と大幅伸長した。電子材料向けコーティング剤が堅調に推移し、情報端末向け製品の新規採用も寄与した。

 17年10月期通期連結業績予想は売上高が16年10月期比3.7%増の154億円で、営業利益が同3.6%増の12億30百万円、経常利益が同26.5%増の12億50百万円、純利益が同33.6%増の8億円としている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.7%、営業利益が52.9%、経常利益が57.1%、純利益が57.0%と順調である。通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。

■株価は年初来高値更新、好業績評価して上値試す

 株価は6月5日に1263円まで上伸して年初来高値を更新した。その後は目先的な利益確定売りが優勢だが、事前に上げ足を速めていた反動で自律調整の形だろう。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。目先的な売りが一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:54 | 注目銘柄
2017年06月07日

【注目銘柄】うるるは上場来高値圏、18年3月期大幅増収増益予想を評価

 うるる<3979>(東マ)に注目したい。クラウドを活用した入札情報速報サービス「NJSS」などを展開し、17年3月新規上場した。18年3月期大幅増収増益予想である。株価は上場来高値圏だ。目先は上げ一服でも、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期大幅増収増益予想

 クラウドワーカーを活用するCGS(Crowd Generated Service)事業の入札情報速報サービス「NJSS」を主力として、BPO事業、およびクラウドソーシング事業を展開している。

 18年3月期連結業績予想は、売上高が17年3月期比26.0%増の21億69百万円、営業利益が同2.1倍の5億05百万円、経常利益が同2.3倍の5億04百万円、純利益が同44.8%増の3億50百万円としている。

 CGS事業が23.1%増収、BPO事業が31.5%増収と伸長する計画だ。CGS事業では入札情報速報サービス「NJSS」の有料契約件数が増加基調である。増収効果で人件費増加などを吸収して大幅増益予想だ。

■株価は上場来高値圏、目先上げ一服でも好業績を評価

 株価は4月12日安値2950円から切り返し、ほぼ一本調子に6月1日の上場来高値5600円まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが自律調整の範囲だろう。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。目先は上げ一服でも、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:23 | 注目銘柄
2017年06月06日

【注目銘柄】すかいらーくは15年の上場来高値視野、第1四半期順調で17年12月期予想に上振れ余地

 すかいらーく<3197>(東1)に注目したい。ファミレス最大手で「ガスト」を主力業態としている。既存店売上が堅調で17年12月期第1四半期連結業績は概ね順調だった。新規出店も寄与して通期増収増益予想に上振れ余地がありそうだ。株価は年初来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、15年8月の上場来高値が視野に入りそうだ。

■17年12月期増収増益予想、第1四半期順調で通期上振れ余地

 17年12月期連結業績(IFRS)予想は売上高が16年12月期比3.0%増の3650億円、営業利益が同5.0%増の328億円、税引前利益が同3.6%増の300億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益が同5.4%増の192億円としている。既存店売上101.5程度を想定し、新規出店約100店舗(閉店約20店舗)も寄与して増収増益予想である。

 第1四半期(1月〜3月)連結業績は売上高が前年同期比1.3%増、営業利益が同2.1%増、税引前利益が同3.5%増、親会社の所有者に帰属する当期純利益が同12.2%増だった。既存店売上が100.5%と堅調に推移した。

 そして4月の既存店売上は102.6%だった。16年から継続的に実施しているメニュー改定効果などで客数が増加傾向であり、働き方改革で2月から深夜営業時間の短縮に順次着手している影響(4月はマイナス0.4%程度の影響)を吸収して既存店売上は好調だ。新規出店も寄与して通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。

■株価は15年の上場来高値視野

 株価は5月11日に年初来高値1804円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが年初来高値圏で堅調に推移している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、15年8月の上場来高値1958円が視野に入りそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:55 | 注目銘柄
2017年06月05日

【注目銘柄】トレンダーズは調整一巡して上値試す、18年3月期も大幅増収増益予想

 トレンダーズ<6069>(東マ)に注目したい。企業のコミュニケーション活動を支援するPR会社で、SNSなど女性の口コミ力を活用したマーケティングを主力としている。18年3月期も大幅増収増益予想である。株価は急動意の展開となった4月の年初来高値から反落したが、調整一巡して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期も大幅増収増益予想

 17年3月期の非連結業績は売上高が16年3月期比24.4%増の18億60百万円、営業利益が同7.0倍の1億98百万円、経常利益が同10.7倍の1億99百万円、純利益が同2.9倍の1億41百万円だった。

 メディアマーケティングにおけるタイアップ広告の成長や、アドテクノロジーを活用したニュース配信サービス「mitayo」の成長、SNSマーケティングにおけるInstagram関連サービスの伸長などで大幅増収となり、経営効率化による販管費削減も寄与して大幅増益だった。なお訪日外国人観光客向けメディア「ZEKKEI Japan」については17年3月末に事業譲渡した。

 18年3月期の非連結業績予想は、売上高が17年3月期比15.6%増の21億50百万円、営業利益が同25.7%増の2億50百万円、経常利益が同25.6%増の2億50百万円、純利益が同16.7%増の1億65百万円としている。

 マーケティング事業において提供サービスの領域拡大による成長を見込んでいる。なおSNSを使ってギフトを贈るECサービス・Webメディア「ソーシャルギフト(Anny)」については、事業拡大・収益化に向けて先行投資を継続する。

■株価は調整一巡して上値試す

 株価は急動意の展開となった4月の年初来高値1600円から反落したが、動意前の水準800円近辺まで下押すことなく、1000円〜1200円近辺でモミ合う展開だ。そして過熱感が解消して調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線が接近してサポートラインとなりそうだ。調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:44 | 注目銘柄

【注目銘柄】LITALICOは調整一巡して上値試す、18年3月期も大幅増収増益予想

 LITALICO<6187>(東1)に注目したい。障害者就労支援のLITALICOワークス事業、および発達障害児支援のLITALICOジュニア事業を展開している。18年3月期も大幅増収増益予想である。株価は4月の直近安値から切り返して戻り歩調だ。好業績を評価して4月の年初来高値、そして16年5月の上場来高値を試す展開が期待される。

■18年3月期も大幅増収増益予想

 17年3月期の非連結業績は売上高が16年3月期比20.2%増の87億29百万円、営業利益が同19.2%増の6億69百万円、経常利益が同21.9%増の6億50百万円、純利益が同40.2%増の4億19百万円だった。

 既存拠点および新規開設拠点が順調に推移し、LITALICOワークス事業が同6.1%増収、LITALICOジュニア事業が30.0%増収となった。その他事業におけるプログラミング教育のLITALICOワンダーやインターネット広告の収益も寄与して大幅増益だった。新規開設はLITALICOワークス6拠点、LITALICOジュニア18拠点、LITALICOワンダー1拠点で、期末拠点数は合計140拠点となった。

 18年3月期の非連結業績予想は売上高が17年3月期比17.5%増の102億54百万円、営業利益が同20.2%増の8億05百万円、経常利益が同27.1%増の8億27百万円、純利益が同21.7%増の5億10百万円としている。

 各事業とも伸長して大幅増収増益予想である。新規開設の計画はLITALICOワークス6拠点、LITALICOジュニア21拠点、LITALICOワンダー3拠点の合計30拠点としている。

■株価は調整一巡して上値試す

 なお5月30日に立会外分売を実施している。分売株数は45万5000株、分売値段は1633円である。

 株価(17年3月17日付で東証1部に市場変更)は4月の直近安値圏1400円台から切り返して戻り歩調だ。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。好業績を評価して4月の年初来高値1897円、そして16年5月の上場来高値2137円を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:23 | 注目銘柄