川田テクノロジーズ<3443>(東1)に注目したい。鉄骨・鋼橋およびPC土木の大手である。17年3月期は工事採算改善や持分法投資利益増加などで大幅増益予想、そして大幅増配予想である。株価は上場来高値圏でモミ合う形だが、急伸後の日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。
17年3月期連結業績予想については2月10日、売上高を減額、利益を増額修正した。売上高は10億円減額して前期比9.3%増の1040億円、営業利益は8億円増額して同73.6%増の53億円、経常利益は18億円増額して同2.8倍の73億円、純利益は16億円増額して同3.6倍の61億円とした。
大型工事の設計変更獲得が順調に行われたことに加えて、工事採算の改善や持分法投資利益の増加が寄与する。営業利益は2回目、経常利益と純利益は3回目の増額修正である。配当予想は11月に30円増額修正して年間60円(期末一括)としている。前期との比較でも30円増配となる。
株価は上場来高値圏8000円近辺でモミ合う展開だ。2月13日に9130円まで上伸する場面があったが、その後は利益確定売りがやや優勢の形だ。ただし週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して、急伸後の日柄調整完了感を強めている。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
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(02/23)【注目銘柄】川田テクノロジーズは急伸後の日柄調整が完了して上値試す、17年3月期大幅増益・増配予想
(02/23)【注目銘柄】大和コンピューターはモミ合い上放れ期待、17年7月期第2四半期累計連結業績予想を増額修正
(02/22)【注目銘柄】オーネックスは17年6月期第2四半期累計減益だが計画超、通期予想は増額の可能性
(02/22)【注目銘柄】セック17年3月期業績予想を増額修正して減益幅縮小見込み
(02/22)【注目銘柄】ティアは17年9月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地、好業績を評価してモミ合い上放れ
(02/20)【注目銘柄】ビジョンは上場来高値更新の展開、17年12月期も大幅増収増益予想
(02/17)【注目銘柄】イーエムシステムズは17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期増額の可能性
(02/17)【注目銘柄】ニチモウは17年3月期利益予想の増額修正を好感して上放れ
(02/17)【注目銘柄】東亜バルブエンジニアリングは17年9月期第1四半期黒字化して営業利益と純利益は通期予想を超過達成
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(02/15)【注目銘柄】アライドアーキテクツは16年12月期大幅増収で黒字化、17年12月期も大幅増収増益予想
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(02/14)【注目銘柄】鈴木は増額修正を材料視して急伸、802円高値を目指す展開に期待
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2017年02月23日
【注目銘柄】川田テクノロジーズは急伸後の日柄調整が完了して上値試す、17年3月期大幅増益・増配予想
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:27
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【注目銘柄】大和コンピューターはモミ合い上放れ期待、17年7月期第2四半期累計連結業績予想を増額修正
大和コンピューター<3816>(JQ)は23日、163円高(12.98%高)の1418円まで上げて急伸している。基幹系業務ソフトの2次受け開発会社である。2月22日、17年7月期第2四半期累計連結業績予想の増額修正を発表した。通期予想の上振れにも期待が高まる。株価はモミ合い展開だが、増額修正を評価して上放れの展開が期待される。
17年7月期第四半期累計(8〜1月)連結業績予想について、売上高は60百万円増額して前年同期比0.7%増の11億22百万円、営業利益は47百万円増額して同19.2%減の1億48百万円、経常利益は53百万円増額して同15.7%減の1億56百万円、純利益は35百万円増額して同12.5%減の1億05百万円とした。
サービスインテグレーション事業関連の受注が好調のため、売上高、利益とも計画を上回り、減益幅が縮小する見込みだ。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比1.1%増の22億60百万円、営業利益が同1.8%増の2億90百万円、経常利益が同1.4%増の2億95百万円、純利益が同15.4%増の2億円としている。不透明感が強いとして通期予想を据え置いたが、第2四半期累計が計画を大幅に上回ったことを考慮すれば、通期予想の上振れにも期待が高まる。
株価は1100円〜1200円近辺でモミ合う展開だが、2月21日に1389円まで上げる場面があり、23日は163円高(12.98%高)の1418円まで上げて急伸している。動意の気配を見せている。増額修正を評価して上放れの展開が期待される。(MM)
17年7月期第四半期累計(8〜1月)連結業績予想について、売上高は60百万円増額して前年同期比0.7%増の11億22百万円、営業利益は47百万円増額して同19.2%減の1億48百万円、経常利益は53百万円増額して同15.7%減の1億56百万円、純利益は35百万円増額して同12.5%減の1億05百万円とした。
サービスインテグレーション事業関連の受注が好調のため、売上高、利益とも計画を上回り、減益幅が縮小する見込みだ。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比1.1%増の22億60百万円、営業利益が同1.8%増の2億90百万円、経常利益が同1.4%増の2億95百万円、純利益が同15.4%増の2億円としている。不透明感が強いとして通期予想を据え置いたが、第2四半期累計が計画を大幅に上回ったことを考慮すれば、通期予想の上振れにも期待が高まる。
株価は1100円〜1200円近辺でモミ合う展開だが、2月21日に1389円まで上げる場面があり、23日は163円高(12.98%高)の1418円まで上げて急伸している。動意の気配を見せている。増額修正を評価して上放れの展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:10
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2017年02月22日
【注目銘柄】オーネックスは17年6月期第2四半期累計減益だが計画超、通期予想は増額の可能性
オーネックス<5987>(JQ)に注目したい。金属熱処理加工事業を主力として、運送事業も展開している。17年6月期第2四半期累計の連結業績は減益だが計画を大幅に上回った。通期予想は据え置いたが増額の可能性が高いだろう。株価は基調転換して戻り歩調だ。上値を試す展開が期待される。
17年6月期第2四半期累計(7〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比6.4%増の26億66百万円、営業利益が同3.1%減の1億34百万円、経常利益が同6.5%減の1億35百万円、純利益が同27.1%減の58百万円だった。
オーネックステックセンターの工場消耗品や減価償却費の増加で減益だが、エネルギーコスト低下や経費削減などの効果で、期初計画に対して営業利益は1億29百万円、経常利益は1億29百万円、純利益は1億01百万円、それぞれ大幅に上回った。
通期の連結業績予想は、売上高が前期比4.7%増の53億90百万円、営業利益が20百万円(前期は32百万円の赤字)、経常利益が30百万円(同27百万円の赤字)、純利益が60百万円の赤字(同85百万円の赤字)としている。
不透明感が強いとして通期予想を据え置いたが、第2四半期の各利益は通期予想を大幅に超過達成している。自動車関連の受注が堅調であり、オーネックステックセンターの稼働率上昇効果も考慮すれば、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
株価は基調転換して戻り歩調だ。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。また26週移動平均線が52週移動平均線を上抜いて先高感を強めている。上値を試す展開が期待される。(MM)
17年6月期第2四半期累計(7〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比6.4%増の26億66百万円、営業利益が同3.1%減の1億34百万円、経常利益が同6.5%減の1億35百万円、純利益が同27.1%減の58百万円だった。
オーネックステックセンターの工場消耗品や減価償却費の増加で減益だが、エネルギーコスト低下や経費削減などの効果で、期初計画に対して営業利益は1億29百万円、経常利益は1億29百万円、純利益は1億01百万円、それぞれ大幅に上回った。
通期の連結業績予想は、売上高が前期比4.7%増の53億90百万円、営業利益が20百万円(前期は32百万円の赤字)、経常利益が30百万円(同27百万円の赤字)、純利益が60百万円の赤字(同85百万円の赤字)としている。
不透明感が強いとして通期予想を据え置いたが、第2四半期の各利益は通期予想を大幅に超過達成している。自動車関連の受注が堅調であり、オーネックステックセンターの稼働率上昇効果も考慮すれば、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
株価は基調転換して戻り歩調だ。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。また26週移動平均線が52週移動平均線を上抜いて先高感を強めている。上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:13
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【注目銘柄】セック17年3月期業績予想を増額修正して減益幅縮小見込み
セック<3741>(JQ)に注目したい。リアルタイムソフトウェア技術に強みを持つシステム開発会社である。17年3月期は減収減益予想だが、不採算案件の影響が限定的となって利益を増額修正し、減益幅が縮小する見込みだ。そして18年3月期は収益改善が期待される。株価は安値圏だが、17年3月期減益予想の織り込みが完了して戻りを試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.2%減の31億31百万円、営業利益が同32.6%減の2億84百万円、経常利益が同30.6%減の3億02百万円、純利益が同28.0%減の2億08百万円だった。
前期計上した化学メーカー向け大型案件の一巡で減収となり、第2四半期累計に放送関連プロジェクトの不採算案件が発生した影響で減益だった。ただし他の案件が好調に推移し、不採算案件を含めて全社の資源配分を最適化したことにより、外注費や人件費が想定を下回ったため、利益は計画を上回った。
第3四半期累計の利益が計画を上回ったため、通期利益予想を増額修正した。修正後の通期連結業績予想は、売上高を据え置いて前期比6.0%減の43億40百万円、営業利益を1億20百万円増額して同34.5%減の4億20百万円、経常利益を1億20百万円増額して同33.4%減の4億40百万円、純利益を80百万円増額して同32.8%減の3億円とした。減益幅が縮小する見込みだ。そして18年3月期は不採算案件の影響が概ね一巡して収益改善が期待される。
株価は安値圏1400円〜1600円近辺でモミ合う展開だ。ただし徐々に下値を切り上げて調整一巡感を強めている。日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じている。17年3月期減益予想の織り込みが完了して戻りを試す展開が期待される。(MM)
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.2%減の31億31百万円、営業利益が同32.6%減の2億84百万円、経常利益が同30.6%減の3億02百万円、純利益が同28.0%減の2億08百万円だった。
前期計上した化学メーカー向け大型案件の一巡で減収となり、第2四半期累計に放送関連プロジェクトの不採算案件が発生した影響で減益だった。ただし他の案件が好調に推移し、不採算案件を含めて全社の資源配分を最適化したことにより、外注費や人件費が想定を下回ったため、利益は計画を上回った。
第3四半期累計の利益が計画を上回ったため、通期利益予想を増額修正した。修正後の通期連結業績予想は、売上高を据え置いて前期比6.0%減の43億40百万円、営業利益を1億20百万円増額して同34.5%減の4億20百万円、経常利益を1億20百万円増額して同33.4%減の4億40百万円、純利益を80百万円増額して同32.8%減の3億円とした。減益幅が縮小する見込みだ。そして18年3月期は不採算案件の影響が概ね一巡して収益改善が期待される。
株価は安値圏1400円〜1600円近辺でモミ合う展開だ。ただし徐々に下値を切り上げて調整一巡感を強めている。日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じている。17年3月期減益予想の織り込みが完了して戻りを試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00
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【注目銘柄】ティアは17年9月期第1四半期大幅増益で通期予想に増額余地、好業績を評価してモミ合い上放れ
ティア<2485>(東1)に注目したい。名古屋を地盤として葬祭会館を展開している。17年9月期第1四半期の非連結業績は大幅増益で着地した。通期予想に増額余地がありそうだ。株価は安値圏モミ合いから上放れの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年9月期第1四半期(10〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比8.8%増の28億66百万円、営業利益が同63.8%増の4億08百万円、経常利益が同62.4%増の4億02百万円、純利益が同65.2%増の2億54百万円だった。
葬祭事業における葬儀件数は同7.1%増加の2269件だった。既存店が堅調に推移し、新規開設会館の稼働も寄与して順調に増加した。葬儀単価は同3.2%増加した。付加価値を高めた商品提案などで供花や料理の単価が上昇した。利益面では取扱商品見直しや葬儀付帯業務の一部内製化などの効果で売上原価率が低下したことも寄与して大幅増益だった。
通期の非連結業績予想は据え置いて売上高が前期比7.8%増の114億20百万円、営業利益が同7.3%増の11億75百万円、経常利益が同7.2%増の11億50百万円、純利益が同7.4%増の7億65百万円としている。
通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が25.1%、営業利益が34.7%、経常利益が35.0%、純利益が33.2%である。葬儀施行件数が多い冬場の上半期(10〜3月)の構成比が高いという季節要因を考慮しても高水準だろう。通期業績予想に増額余地がありそうだ。
株価は第1四半期の大幅増益を好感して2月7日に715円まで急伸する場面があった。その後は利益確定売りが一旦優勢になったが、素早く切り返しの動きを強めている。安値圏600円台前半でのモミ合いから上放れの形となり、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が上向きに転じた。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
17年9月期第1四半期(10〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比8.8%増の28億66百万円、営業利益が同63.8%増の4億08百万円、経常利益が同62.4%増の4億02百万円、純利益が同65.2%増の2億54百万円だった。
葬祭事業における葬儀件数は同7.1%増加の2269件だった。既存店が堅調に推移し、新規開設会館の稼働も寄与して順調に増加した。葬儀単価は同3.2%増加した。付加価値を高めた商品提案などで供花や料理の単価が上昇した。利益面では取扱商品見直しや葬儀付帯業務の一部内製化などの効果で売上原価率が低下したことも寄与して大幅増益だった。
通期の非連結業績予想は据え置いて売上高が前期比7.8%増の114億20百万円、営業利益が同7.3%増の11億75百万円、経常利益が同7.2%増の11億50百万円、純利益が同7.4%増の7億65百万円としている。
通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が25.1%、営業利益が34.7%、経常利益が35.0%、純利益が33.2%である。葬儀施行件数が多い冬場の上半期(10〜3月)の構成比が高いという季節要因を考慮しても高水準だろう。通期業績予想に増額余地がありそうだ。
株価は第1四半期の大幅増益を好感して2月7日に715円まで急伸する場面があった。その後は利益確定売りが一旦優勢になったが、素早く切り返しの動きを強めている。安値圏600円台前半でのモミ合いから上放れの形となり、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が上向きに転じた。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:30
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2017年02月20日
【注目銘柄】ビジョンは上場来高値更新の展開、17年12月期も大幅増収増益予想
ビジョン<9416>(東1)に注目したい。Webマーケティング支援とWi−Fiルーターレンタルを2本柱としている。16年12月期連結業績が計画超の大幅増収増益となり、17年12月期も大幅増収増益予想である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
2月9日発表の16年12月期連結業績は売上高が15年12月期比18.9%増の148億43百万円、営業利益が同60.3%増の12億90百万円、経常利益が同60.8%増の12億98百万円、純利益が同39.0%増の8億13百万円だった。
グローバルWiFi事業がレンタル件数の増加で30.6%増収・92.2%増益と牽引した。情報通信サービス事業も7.9%増収・13.4%増益と好調に推移した。戦略的先行投資負担を吸収して計画超の大幅増収増益だった。
そして17年12月期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比12.6%増の167億13百万円、営業利益が同24.5%増の16億06百万円、経常利益が同23.9%増の16億08百万円、純利益が同28.5%増の10億45百万円としている。グローバルWiFi事業におけるレンタル件数が引き続き伸長する見込みだ。旅行関連サービスプラットフォームも推進する。
株価は上場来高値更新の展開である。2月2日は3820円まで、20日は3890円まで上伸している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
2月9日発表の16年12月期連結業績は売上高が15年12月期比18.9%増の148億43百万円、営業利益が同60.3%増の12億90百万円、経常利益が同60.8%増の12億98百万円、純利益が同39.0%増の8億13百万円だった。
グローバルWiFi事業がレンタル件数の増加で30.6%増収・92.2%増益と牽引した。情報通信サービス事業も7.9%増収・13.4%増益と好調に推移した。戦略的先行投資負担を吸収して計画超の大幅増収増益だった。
そして17年12月期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比12.6%増の167億13百万円、営業利益が同24.5%増の16億06百万円、経常利益が同23.9%増の16億08百万円、純利益が同28.5%増の10億45百万円としている。グローバルWiFi事業におけるレンタル件数が引き続き伸長する見込みだ。旅行関連サービスプラットフォームも推進する。
株価は上場来高値更新の展開である。2月2日は3820円まで、20日は3890円まで上伸している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:58
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2017年02月17日
【注目銘柄】イーエムシステムズは17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期増額の可能性
イーエムシステムズ<4820>(東1)に注目したい。調剤薬局向けシステム開発の大手である。17年3月期第3四半期累計の連結業績が大幅増益となり、通期利益予想に増額の可能性がありそうだ。株価は戻り高値圏だ。日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。07年以来の2000円台が視野に入りそうだ。
2月9日発表した17年3月期第3四半期累計(4〜12月)連結業績は、売上高が前年同期比3.6%増の98億43百万円、営業利益が同54.9%増の17億73百万円、経常利益が同42.8%増の21億89百万円、純利益が同19.5%増の14億36百万円だった。調剤システム事業の好調が牽引し、医科システム事業の赤字縮小も寄与した。
通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比5.3%増の139億円、営業利益が同10.1%増の20億50百万円、経常利益が同4.2%増の25億50百万円、純利益が同3.6%増の16億80百万円としている。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が70.8%、営業利益が86.5%、経常利益が85.8%、純利益が85.5%で、利益進捗率が高水準である。通期利益予想は増額の可能性があるだろう。
株価は16年10月の昨年来高値1750円から一旦反落したが、直近安値圏の1400円台から切り返し、戻り高値圏1600円台で推移している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって13週移動平均線を回復した。日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。07年以来の2000円台が視野に入りそうだ。(MM)
2月9日発表した17年3月期第3四半期累計(4〜12月)連結業績は、売上高が前年同期比3.6%増の98億43百万円、営業利益が同54.9%増の17億73百万円、経常利益が同42.8%増の21億89百万円、純利益が同19.5%増の14億36百万円だった。調剤システム事業の好調が牽引し、医科システム事業の赤字縮小も寄与した。
通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比5.3%増の139億円、営業利益が同10.1%増の20億50百万円、経常利益が同4.2%増の25億50百万円、純利益が同3.6%増の16億80百万円としている。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が70.8%、営業利益が86.5%、経常利益が85.8%、純利益が85.5%で、利益進捗率が高水準である。通期利益予想は増額の可能性があるだろう。
株価は16年10月の昨年来高値1750円から一旦反落したが、直近安値圏の1400円台から切り返し、戻り高値圏1600円台で推移している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって13週移動平均線を回復した。日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。07年以来の2000円台が視野に入りそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:26
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【注目銘柄】ニチモウは17年3月期利益予想の増額修正を好感して上放れ
ニチモウ<8091>(東1)に注目したい。水産品中心の食品事業、魚網・漁具を扱う海洋事業、惣菜加工機械などの機械事業を展開している。17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増益となり通期利益予想を増額修正した。さらに再増額の可能性が高いだろう。株価は増額修正を好感して急伸した。中段保ち合い上放れの形となって上値を試す展開が期待される。
2月10日発表した17年3月期第3四半期累計(10〜12月)連結業績は、売上高が前年同期比4.1%増の894億94百万円、営業利益が同57.4%増の22億05百万円、経常利益が同53.7%増の16億42百万円、そして純利益が同34.2%増の9億77百万円だった。
食品事業では、すり身が低調だったが、カニが通販向けに好調に推移し、北方凍魚がホッケやアカウオの拡販で好調だった。海洋事業は底曳用漁具資材、海苔養殖用全自動乾燥機、魚類養殖用飼料・資材などが好調だった。機械事業は惣菜加工業界や豆腐加工業界向け大型プラント、海外食品工場向け生産設備が好調だった。増収効果で大幅増益だった。
通期の連結業績予想は2月10日に利益を増額修正した。売上高は据え置いて前期比0.7%増の1100億円、営業利益は7億円増額して同19.3%増の20億円、経常利益は6億円増額して同12.7%減の12億円、純利益は2億円増額して同2.5%増の6億円とした。食品事業における北方凍魚の収益改善、機械事業における大型プラントなどが寄与する。
修正後の通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高81.4%、営業利益110.3%、経常利益136.8%、純利益162.8%である。通期利益予想は再増額の可能性が高いだろう。
株価は170円台でモミ合う展開だったが、増額修正を好感して急伸した。2月16日には190円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、中段保ち合いから上放れの形となった。上値を試す展開が期待される。(MM)
2月10日発表した17年3月期第3四半期累計(10〜12月)連結業績は、売上高が前年同期比4.1%増の894億94百万円、営業利益が同57.4%増の22億05百万円、経常利益が同53.7%増の16億42百万円、そして純利益が同34.2%増の9億77百万円だった。
食品事業では、すり身が低調だったが、カニが通販向けに好調に推移し、北方凍魚がホッケやアカウオの拡販で好調だった。海洋事業は底曳用漁具資材、海苔養殖用全自動乾燥機、魚類養殖用飼料・資材などが好調だった。機械事業は惣菜加工業界や豆腐加工業界向け大型プラント、海外食品工場向け生産設備が好調だった。増収効果で大幅増益だった。
通期の連結業績予想は2月10日に利益を増額修正した。売上高は据え置いて前期比0.7%増の1100億円、営業利益は7億円増額して同19.3%増の20億円、経常利益は6億円増額して同12.7%減の12億円、純利益は2億円増額して同2.5%増の6億円とした。食品事業における北方凍魚の収益改善、機械事業における大型プラントなどが寄与する。
修正後の通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高81.4%、営業利益110.3%、経常利益136.8%、純利益162.8%である。通期利益予想は再増額の可能性が高いだろう。
株価は170円台でモミ合う展開だったが、増額修正を好感して急伸した。2月16日には190円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、中段保ち合いから上放れの形となった。上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:35
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【注目銘柄】東亜バルブエンジニアリングは17年9月期第1四半期黒字化して営業利益と純利益は通期予想を超過達成
東亜バルブエンジニアリング<6466>(東2)に注目したい。発電所用バルブ製造とメンテナンスを主力としている。17年9月期第1四半期の連結業績は2桁増収で黒字化した。そして営業利益と純利益は通期予想を超過達成した。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。株価は戻り歩調で上値を試す展開が期待される。
2月10日発表した17年9月期第1四半期(10〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比14.3%増の17億36百万円で、営業利益が1億18百万円の黒字(前年同期は1億52百万円の赤字)、経常利益が1億28百万円の黒字(同1億40百万円の赤字)、純利益が1億10百万円の黒字(同1億44百万円の赤字)だった。
主力のバルブ事業で九州電力川内原発、関西電力高浜原発の定期検査工事、原発再稼働準備のためのスポット工事、火力発電所向けバルブ点検工事などが堅調に推移し、鉄鋼事業における高水準の受注残案件の売上計上、除染事業における地域除染から福島第一原発関連への領域拡大も寄与して2桁増収となり、増収効果で各利益とも黒字化した。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比2.6%減の83億円、営業利益が同59.5%減の1億円、経常利益が同52.7%減の1億40百万円、純利益が同61.2%減の90百万円としている。ただし通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高20.9%、営業利益118.0%、経常利益91.4%、純利益122.2%で、営業利益と純利益は超過達成している。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。
なお中期経営計画では目標値として、福島原発の廃炉関連事業が本格化する21年9月の売上高108億50百万円、営業利益10億円以上を掲げている。
株価は1000円近辺で下値固めが完了して戻り歩調だ。そして2月13日には1355円まで上伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって緩やかな上昇トレンドだ。上値を試す展開が期待される。(MM)
2月10日発表した17年9月期第1四半期(10〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比14.3%増の17億36百万円で、営業利益が1億18百万円の黒字(前年同期は1億52百万円の赤字)、経常利益が1億28百万円の黒字(同1億40百万円の赤字)、純利益が1億10百万円の黒字(同1億44百万円の赤字)だった。
主力のバルブ事業で九州電力川内原発、関西電力高浜原発の定期検査工事、原発再稼働準備のためのスポット工事、火力発電所向けバルブ点検工事などが堅調に推移し、鉄鋼事業における高水準の受注残案件の売上計上、除染事業における地域除染から福島第一原発関連への領域拡大も寄与して2桁増収となり、増収効果で各利益とも黒字化した。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比2.6%減の83億円、営業利益が同59.5%減の1億円、経常利益が同52.7%減の1億40百万円、純利益が同61.2%減の90百万円としている。ただし通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高20.9%、営業利益118.0%、経常利益91.4%、純利益122.2%で、営業利益と純利益は超過達成している。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。
なお中期経営計画では目標値として、福島原発の廃炉関連事業が本格化する21年9月の売上高108億50百万円、営業利益10億円以上を掲げている。
株価は1000円近辺で下値固めが完了して戻り歩調だ。そして2月13日には1355円まで上伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって緩やかな上昇トレンドだ。上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:06
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2017年02月15日
【注目銘柄】イーレックスは17年3月期第3四半期累計大幅増益、通期利益予想を大幅増額修正
イーレックス<9517>(東1)に注目したい。電力小売を主力としている。外部電源に加えてバイオマス発電所も保有している。2月14日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増益となり、通期利益予想を大幅増額修正した。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比32.8%増の220億49百万円、営業利益が同2.4倍の24億42百万円、経常利益が同2.4倍の23億28百万円、純利益が同87.5%増の12億52百万円だった。
売上面では燃料価格下落に伴う燃料費調整額低下の影響を受けたものの、グループの電力供給施設数が順調に増加し、代理店制度を軸とした営業活動強化などで、高圧分野において収益性の高い顧客を獲得した。16年4月から電力供給開始した低圧分野においても順調に顧客を獲得した。利益面では仕入電力量が増加したものの、取引価格が下落している日本卸電力取引所からの安価な電力調達が寄与した。
通期連結業績予想は、売上高を19億18百万円減額して前期比37.9%増の315億48百万円、営業利益を10億94百万円増額して同2.2倍の37億58百万円、経常利益を10億06百万円増額して同2.1倍の34億57百万円、純利益を5億74百万円増額して同79.7%増の20億円とした。
燃料価格下落に伴う燃料費調整額低下の影響を受けるため売上高を減額したが、利益を大幅増額した。取引価格が下落している日本卸電力取引所からの安価な電力調達、過不足電力の精算金額算定方法の制度変更などが寄与して代理店報酬の増加を吸収する。(MM)
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比32.8%増の220億49百万円、営業利益が同2.4倍の24億42百万円、経常利益が同2.4倍の23億28百万円、純利益が同87.5%増の12億52百万円だった。
売上面では燃料価格下落に伴う燃料費調整額低下の影響を受けたものの、グループの電力供給施設数が順調に増加し、代理店制度を軸とした営業活動強化などで、高圧分野において収益性の高い顧客を獲得した。16年4月から電力供給開始した低圧分野においても順調に顧客を獲得した。利益面では仕入電力量が増加したものの、取引価格が下落している日本卸電力取引所からの安価な電力調達が寄与した。
通期連結業績予想は、売上高を19億18百万円減額して前期比37.9%増の315億48百万円、営業利益を10億94百万円増額して同2.2倍の37億58百万円、経常利益を10億06百万円増額して同2.1倍の34億57百万円、純利益を5億74百万円増額して同79.7%増の20億円とした。
燃料価格下落に伴う燃料費調整額低下の影響を受けるため売上高を減額したが、利益を大幅増額した。取引価格が下落している日本卸電力取引所からの安価な電力調達、過不足電力の精算金額算定方法の制度変更などが寄与して代理店報酬の増加を吸収する。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:17
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【注目銘柄】アライドアーキテクツは16年12月期大幅増収で黒字化、17年12月期も大幅増収増益予想
アライドアーキテクツ<6081>(東マ)に注目したい。国内SNSマーケティング事業、越境プロモーション事業、SNS広告クリエイティブ制作事業を展開している。2月14日発表した16年12月期連結業績は大幅増収で黒字化した。そして17年12月期も大幅増収増益予想である。株価は急伸して昨年来高値更新の展開だ。収益拡大を評価して14年1月の上場来高値を目指す展開が期待される。
16年12月期の連結業績は、売上高が15年12月比2.3倍の60億04百万円で、営業利益が3億04百万円(15年12月期は3億45百万円の赤字)、経常利益が2億83百万円(同3億65百万円の赤字)、純利益が2億45百万円(同4億18百万円の赤字)で、各利益とも黒字化した。
国内はクロスセル拡大で同44%増収、海外もSNS広告市場拡大で同5.0倍増収となり、増収効果、利益率の高い自社サービスの伸長、さらに生産性向上、広告宣伝費や人件費の削減なども寄与して黒字化した。
17年12月期連結業績予想は、売上高が16年12月期比33.5%増の80億16百万円、営業利益が同98.3%増の6億03百万円、経常利益が同2.0倍の5億78百万円、純利益が同63.4%増の4億01百万円としている。各事業とも伸長し、自社サービス拡販による利益率改善も見込んでいる。
株価は2000円近辺で調整が一巡して急伸し、一気に昨年来高値更新の展開となった。2月7日には4375円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じた。さらに26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。収益拡大を評価して14年1月の上場来高値6600円を目指す展開が期待される。(MM)
16年12月期の連結業績は、売上高が15年12月比2.3倍の60億04百万円で、営業利益が3億04百万円(15年12月期は3億45百万円の赤字)、経常利益が2億83百万円(同3億65百万円の赤字)、純利益が2億45百万円(同4億18百万円の赤字)で、各利益とも黒字化した。
国内はクロスセル拡大で同44%増収、海外もSNS広告市場拡大で同5.0倍増収となり、増収効果、利益率の高い自社サービスの伸長、さらに生産性向上、広告宣伝費や人件費の削減なども寄与して黒字化した。
17年12月期連結業績予想は、売上高が16年12月期比33.5%増の80億16百万円、営業利益が同98.3%増の6億03百万円、経常利益が同2.0倍の5億78百万円、純利益が同63.4%増の4億01百万円としている。各事業とも伸長し、自社サービス拡販による利益率改善も見込んでいる。
株価は2000円近辺で調整が一巡して急伸し、一気に昨年来高値更新の展開となった。2月7日には4375円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じた。さらに26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。収益拡大を評価して14年1月の上場来高値6600円を目指す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:14
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2017年02月14日
【注目銘柄】相模ゴム工業は昨年来高値を更新して15年10月高値に接近
■17年3月期第3四半期累計が大幅増収増益で通期予想を増額修正
相模ゴム工業<5194>(東2)に注目したい。コンドームの大手で、食品包装用フィルムも展開している。2月13日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増収増益となり、通期連結業績予想を増額修正した。株価は昨年来高値を更新して15年10月高値に接近している。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比19.4%増の43億82百万円、営業利益が同2.4倍の13億04百万円、経常利益が同2.2倍の10億25百万円、そして純利益が同2.4倍の6億99百万円だった。
ヘルスケア事業は大幅増収増益だった。ポリウレタン製コンドームのセールス・ミックスが上昇し、中国・アジア向け輸出も伸長した。プラスチック製品は原油価格下落に伴う製品価格改定で減収だが、大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を2億円増額して16年3月期比19.6%増の58億円、営業利益を3億円増額して同2.6倍の16億円、経常利益を3億円増額して同2.4倍の13億円、純利益を2億円増額して同2.7倍の8億50百万円とした。なお第3四半期累計の営業外費用に為替差損3億14百万円を計上したが、今後の為替相場によって差損益の金額は変動する。
株価は昨年来高値更新の展開で2月13日には1169円まで上伸した。そして15年10月高値1275円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)
相模ゴム工業<5194>(東2)に注目したい。コンドームの大手で、食品包装用フィルムも展開している。2月13日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増収増益となり、通期連結業績予想を増額修正した。株価は昨年来高値を更新して15年10月高値に接近している。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比19.4%増の43億82百万円、営業利益が同2.4倍の13億04百万円、経常利益が同2.2倍の10億25百万円、そして純利益が同2.4倍の6億99百万円だった。
ヘルスケア事業は大幅増収増益だった。ポリウレタン製コンドームのセールス・ミックスが上昇し、中国・アジア向け輸出も伸長した。プラスチック製品は原油価格下落に伴う製品価格改定で減収だが、大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を2億円増額して16年3月期比19.6%増の58億円、営業利益を3億円増額して同2.6倍の16億円、経常利益を3億円増額して同2.4倍の13億円、純利益を2億円増額して同2.7倍の8億50百万円とした。なお第3四半期累計の営業外費用に為替差損3億14百万円を計上したが、今後の為替相場によって差損益の金額は変動する。
株価は昨年来高値更新の展開で2月13日には1169円まで上伸した。そして15年10月高値1275円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:46
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【注目銘柄】鈴木は増額修正を材料視して急伸、802円高値を目指す展開に期待
■17年6月期第2四半期累計が計画超で通期予想を増額修正
自動車電装品・電子部品のコネクタを主力としている鈴木<6785>(東1)は14日、65円高(11.09%高)の586円まで上げて急伸している。東証1部値上がり率は第8位となっている。2月13日発表した17年6月期第2四半期累計の連結業績が計画超となり、通期連結業績予想を増額修正したことを材料視している。
株価は安値圏500円近辺でモミ合う展開だったが、本日(14日)は65円高(11.09%高)の586円まで上げて急伸している。増額修正を好感して2015年6月30日につけた802円高値を目指す展開が期待される。
17年6月期第2四半期累計(7〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.2%減の114億56百万円、営業利益が同2.4%増の8億32百万円、経常利益が同7.3%減の6億32百万円、純利益が同48.4%増の2億94百万円だった。
全体としては減収だが、計画に対して売上高は1億28百万円、営業利益は4億08百万円、経常利益は2億05百万円、純利益は1億33百万円上振れ、営業減益予想から一転して営業増益での着地となった。自動車電装向け部品が堅調に推移し、民生向けコネクタ用部品もスマホ向けが想定を上回った。
通期連結業績予想は、売上高を3億13百万円増額して16年6月期比1.2%増の233億75百万円、営業利益を3億83百万円増額して同11.3%減の12億74百万円、経常利益を3億17百万円増額して同5.0%減の12億円、純利益を2億14百万円増額して同3.5倍の5億77百万円とした。
期初計画に対して営業減益幅が縮小する見込みとなった。修正後の通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高49.0%、営業利益65.3%、経常利益52.7%、純利益51.0%である。利益予想は再増額余地がありそうだ。(MM)
自動車電装品・電子部品のコネクタを主力としている鈴木<6785>(東1)は14日、65円高(11.09%高)の586円まで上げて急伸している。東証1部値上がり率は第8位となっている。2月13日発表した17年6月期第2四半期累計の連結業績が計画超となり、通期連結業績予想を増額修正したことを材料視している。
株価は安値圏500円近辺でモミ合う展開だったが、本日(14日)は65円高(11.09%高)の586円まで上げて急伸している。増額修正を好感して2015年6月30日につけた802円高値を目指す展開が期待される。
17年6月期第2四半期累計(7〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.2%減の114億56百万円、営業利益が同2.4%増の8億32百万円、経常利益が同7.3%減の6億32百万円、純利益が同48.4%増の2億94百万円だった。
全体としては減収だが、計画に対して売上高は1億28百万円、営業利益は4億08百万円、経常利益は2億05百万円、純利益は1億33百万円上振れ、営業減益予想から一転して営業増益での着地となった。自動車電装向け部品が堅調に推移し、民生向けコネクタ用部品もスマホ向けが想定を上回った。
通期連結業績予想は、売上高を3億13百万円増額して16年6月期比1.2%増の233億75百万円、営業利益を3億83百万円増額して同11.3%減の12億74百万円、経常利益を3億17百万円増額して同5.0%減の12億円、純利益を2億14百万円増額して同3.5倍の5億77百万円とした。
期初計画に対して営業減益幅が縮小する見込みとなった。修正後の通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高49.0%、営業利益65.3%、経常利益52.7%、純利益51.0%である。利益予想は再増額余地がありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:42
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2017年02月13日
【注目銘柄】テクノスマートは17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期利益予想を増額修正
テクノスマート<6246>(東2)に注目したい。コーター・塗工装置・乾燥機などを展開している。2月10日発表した17年3月期第3四半期累計の非連結業績が大幅増益となり、通期利益予想を増額修正した。株価は07年以来の高値水準で堅調に推移している。増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比14.6%増の69億95百万円、営業利益が6億25百万円(前年同期は7百万円の赤字)、経常利益が同28倍の6億55百万円、純利益が同87倍の4億34百万円だった。
エネルギー関連機器や化工機器が好調に推移した。増収効果で大幅増益だった。受注高は同2.2倍の132億36百万円だった。海外向け光学フイルム関連塗工装置、および車載用リチウムイオン二次電池用などのエネルギー関連機器の大型受注が増加した。
通期の非連結業績予想は、売上高を5億円減額して前期比%増の105億円、営業利益を2億円増額して同倍の8億円、経常利益を2億円増額して同倍の8億20百万円、純利益を1億30百万円増額して同倍の5億30百万円とした。納期変更の影響で売上高を減額したが、利益を増額修正した。増収効果に加えて、原価低減効果も寄与する。受注環境が好転して来期(18年3月期)も好業績が期待される。
株価は1月30日に875円まで上伸した。07年以来の高値水準だ。その後も高値圏の800円近辺で堅調に推移している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比14.6%増の69億95百万円、営業利益が6億25百万円(前年同期は7百万円の赤字)、経常利益が同28倍の6億55百万円、純利益が同87倍の4億34百万円だった。
エネルギー関連機器や化工機器が好調に推移した。増収効果で大幅増益だった。受注高は同2.2倍の132億36百万円だった。海外向け光学フイルム関連塗工装置、および車載用リチウムイオン二次電池用などのエネルギー関連機器の大型受注が増加した。
通期の非連結業績予想は、売上高を5億円減額して前期比%増の105億円、営業利益を2億円増額して同倍の8億円、経常利益を2億円増額して同倍の8億20百万円、純利益を1億30百万円増額して同倍の5億30百万円とした。納期変更の影響で売上高を減額したが、利益を増額修正した。増収効果に加えて、原価低減効果も寄与する。受注環境が好転して来期(18年3月期)も好業績が期待される。
株価は1月30日に875円まで上伸した。07年以来の高値水準だ。その後も高値圏の800円近辺で堅調に推移している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:02
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【注目銘柄】地盤ネットホールディングスは17年3月期第3四半期累計大幅増益、通期予想は増額が濃厚
地盤ネットホールディングス<6072>(東マ)に注目したい。地盤解析・地質調査サービスを展開している。2月10日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増益となり、通期利益予想を超過達成した。通期予想は増額が濃厚だろう。株価は好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。上げ足を速める可能性もありそうだ。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比15.0%増の20億67百万円、営業利益が同2.5倍の2億29百万円、経常利益が同2.4倍の2億29百万円、純利益が同2.4倍の1億67百万円だった。
地盤解析サービスが同4.7%増収、地盤調査サービスが同10.4%増収、その他サービス(部分転圧工事、地盤調査機販売、FC事業など)が同47.1%増収と、いずれも好調に推移し、増収効果や業務効率向上効果などで大幅増益だった。
通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比10.3%増の26億31百万円、営業利益が同3.9%増の2億21百万円、経常利益が同3.6%増の2億23百万円、純利益が同1.7%増の1億34百万円としている。ただし通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が78.6%、営業利益が103.6%、経常利益が102.7%、純利益が124.6%で、利益は超過達成している。引き続きサービス利用件数増加が予想されるとしており、通期予想は増額が濃厚だろう。
株価は徐々に水準を切り上げている。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインの形となった。好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比15.0%増の20億67百万円、営業利益が同2.5倍の2億29百万円、経常利益が同2.4倍の2億29百万円、純利益が同2.4倍の1億67百万円だった。
地盤解析サービスが同4.7%増収、地盤調査サービスが同10.4%増収、その他サービス(部分転圧工事、地盤調査機販売、FC事業など)が同47.1%増収と、いずれも好調に推移し、増収効果や業務効率向上効果などで大幅増益だった。
通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比10.3%増の26億31百万円、営業利益が同3.9%増の2億21百万円、経常利益が同3.6%増の2億23百万円、純利益が同1.7%増の1億34百万円としている。ただし通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が78.6%、営業利益が103.6%、経常利益が102.7%、純利益が124.6%で、利益は超過達成している。引き続きサービス利用件数増加が予想されるとしており、通期予想は増額が濃厚だろう。
株価は徐々に水準を切り上げている。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインの形となった。好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:38
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2017年02月10日
【注目銘柄】UTグループは07年の上場来高値試す、17年3月期通期連結業績予想を増額修正
UTグループ<2146>(JQ)に注目したい。製造業派遣・請負の大手である。2月9日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増収増益で、通期連結業績予想を増額修正した。株価は07年10月の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比28.6%増の415億28百万円で、営業利益が同45.7%増の24億97百万円、経常利益が同43.9%増の24億54百万円、純利益が同42.7%増の15億61百万円だった。需要が高水準で製造派遣事業、エンジニア派遣事業とも大幅増収増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を71億60百万円増額して前期比24.9%増の550億円、営業利益を5億70百万円増額して同25.9%増の31億円、経常利益を5億70百万円増額して同23.9%増の30億円、純利益を2億80百万円増額して同26.9%増の19億円とした。需要が高水準であり、大型案件が前倒しでスタートしたことや、利益率の高い設計・開発分野の技術者派遣が増加していることも寄与する。
株価は2月9日に1142円まで上伸し、07年10月の上場来高値1210円に接近してきた。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比28.6%増の415億28百万円で、営業利益が同45.7%増の24億97百万円、経常利益が同43.9%増の24億54百万円、純利益が同42.7%増の15億61百万円だった。需要が高水準で製造派遣事業、エンジニア派遣事業とも大幅増収増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を71億60百万円増額して前期比24.9%増の550億円、営業利益を5億70百万円増額して同25.9%増の31億円、経常利益を5億70百万円増額して同23.9%増の30億円、純利益を2億80百万円増額して同26.9%増の19億円とした。需要が高水準であり、大型案件が前倒しでスタートしたことや、利益率の高い設計・開発分野の技術者派遣が増加していることも寄与する。
株価は2月9日に1142円まで上伸し、07年10月の上場来高値1210円に接近してきた。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:28
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【注目銘柄】大伸化学は97年来の高値水準、17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期再増額の可能性
大伸化学<4629>(JQ)に注目したい。シンナー専業大手である。2月9日発表した17年3月期第3四半期累計業績は大幅増益だった。通期予想を据え置いたが再増額の可能性が高いだろう。株価は大幅上伸して97年以来の高値水準だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比8.1%減の181億円だが、営業利益が同27.9%増の16億73百万円、経常利益が同28.4%増の16億81百万円、純利益が同29.6%増の11億27百万円と大幅増益だった。ナフサ市況下落に伴って販売価格が下落したため減収だったが、販売数量の増加や原材料価格の下落で大幅増益だった。
通期の非連結業績予想は据え置き、売上高が前期比8.4%減の235億66百万円、営業利益が同4.4%増の17億14百万円、経常利益が同4.4%増の17億11百万円、純利益が同3.5%増の11億48百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が76.8%、営業利益が97.6%、経常利益が98.2%、純利益が98.2%と高水準である。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。
株価は2月9日に1750円まで上伸した。97年以来の高値水準だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比8.1%減の181億円だが、営業利益が同27.9%増の16億73百万円、経常利益が同28.4%増の16億81百万円、純利益が同29.6%増の11億27百万円と大幅増益だった。ナフサ市況下落に伴って販売価格が下落したため減収だったが、販売数量の増加や原材料価格の下落で大幅増益だった。
通期の非連結業績予想は据え置き、売上高が前期比8.4%減の235億66百万円、営業利益が同4.4%増の17億14百万円、経常利益が同4.4%増の17億11百万円、純利益が同3.5%増の11億48百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が76.8%、営業利益が97.6%、経常利益が98.2%、純利益が98.2%と高水準である。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。
株価は2月9日に1750円まで上伸した。97年以来の高値水準だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:23
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【注目銘柄】TOWAは02年以来の高値水準、17年3月期通期予想を増額修正
TOWA<6315>(東1)に注目したい。半導体モールディング装置最大手である。2月9日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増収増益となり、通期予想を大幅増額修正した。株価は昨年来高値を更新して02年以来の高値水準である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比34.7%増の215億41百万円、営業利益が同2.9倍の32億69百万円、経常利益が同2.9倍の35億63百万円、純利益が同2.7倍の29億37百万円だった。半導体市場の活況を背景に、モールディング装置・シンギュレーション装置の需要が大幅伸長した。
通期連結業績予想は、売上高を35億円増額して前期比21.2%増の270億円、営業利益を14億円増額して同79.1%増の35億円、経常利益を16億円増額して同76.8%増の37億円、純利益を16億円増額して同91.7%増の35億円とした。中国向けトランスファ装置の売上が想定以上に伸長している。修正後の通期予想に対する第3四半期累計の進捗率が高水準であり、再増額の可能性もありそうだ。
株価は昨年来高値更新の展開となって1月27日の1808円まで上伸した。その後は利益確定売りで上げ一服の形だが、02年以来の高値水準である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比34.7%増の215億41百万円、営業利益が同2.9倍の32億69百万円、経常利益が同2.9倍の35億63百万円、純利益が同2.7倍の29億37百万円だった。半導体市場の活況を背景に、モールディング装置・シンギュレーション装置の需要が大幅伸長した。
通期連結業績予想は、売上高を35億円増額して前期比21.2%増の270億円、営業利益を14億円増額して同79.1%増の35億円、経常利益を16億円増額して同76.8%増の37億円、純利益を16億円増額して同91.7%増の35億円とした。中国向けトランスファ装置の売上が想定以上に伸長している。修正後の通期予想に対する第3四半期累計の進捗率が高水準であり、再増額の可能性もありそうだ。
株価は昨年来高値更新の展開となって1月27日の1808円まで上伸した。その後は利益確定売りで上げ一服の形だが、02年以来の高値水準である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:42
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2017年02月09日
【注目銘柄】ルックは16年12月期連結業績予想を大幅増額修正
婦人アパレル中堅のルック<8029>(東1)は2月8日、16年12月期連結業績予想の大幅増額修正を発表した。株価は昨年来高値圏でモミ合う形だったが、増額修正を好感して上放れの展開となっている。中段保ち合いから上放れの形となって上げ足を速める可能性もありそうだ。
16年12月連結業績予想は売上高を6億円増額して15年12月期比7.4%減の426億円、営業利益を4億増額して同55.0%増の8億円、経常利益を4億50百万円増額して同43.9%増の9億50百万円、純利益を50百万円増額して同43.3%減の2億50百万円とした。
韓国子会社の販売が好調に推移して売上高が計画を上回り、経費削減や退職給付費用の減少も寄与して営業利益、経常利益が想定を大幅に上回ったようだ。純利益は減益幅が縮小する。
株価は急伸した16年11月の昨年来高値190円後に上げ一服となり、170円〜180円近辺でモミ合う形だったが9日は187円まで上げて、日柄調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を好感して上放れの展開が期待される。中段保ち合いから上放れの形となって上げ足を速める可能性もありそうだ。
16年12月連結業績予想は売上高を6億円増額して15年12月期比7.4%減の426億円、営業利益を4億増額して同55.0%増の8億円、経常利益を4億50百万円増額して同43.9%増の9億50百万円、純利益を50百万円増額して同43.3%減の2億50百万円とした。
韓国子会社の販売が好調に推移して売上高が計画を上回り、経費削減や退職給付費用の減少も寄与して営業利益、経常利益が想定を大幅に上回ったようだ。純利益は減益幅が縮小する。
株価は急伸した16年11月の昨年来高値190円後に上げ一服となり、170円〜180円近辺でモミ合う形だったが9日は187円まで上げて、日柄調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を好感して上放れの展開が期待される。中段保ち合いから上放れの形となって上げ足を速める可能性もありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:08
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【注目銘柄】原田工業は17年3月期通期利益予想を増額修正
原田工業<6904>(JQ)に注目したい。自動車用アンテナの国内最大手である。2月8日、17年3月通期利益予想の増額修正を発表した。株価は安値圏モミ合いから上放れて、一気に97年以来の高値水準まで上伸している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期通期の連結業績予想について、売上高は据え置いて前期比7.4%減の400億円だが、営業利益を9億増額して同2.1倍の23億円、経常利益を7億円増額して同4.7倍の18億円、純利益を2億円増額して10億円(前期は94百万円の赤字)とした。
コスト構造改革計画において、購入部材のコストダウン、工場における生産性の向上、物流費や品質コストの削減、一般経費の削減に取り組んだ結果、売上原価率および販管費比率の改善が計画を上回った。
なお営業外費用では為替差損の発生額が想定を上回り、特別損失には第2四半期累計で米国の販売子会社における販売代理人契約解除に伴う契約解約金を計上している。またヨコオに対して提起していた特許権侵害訴訟の和解(1月17日公表)による影響については、現在精査中としている。
株価は安値圏200円台でのモミ合いから上放れ、一気に2月6日の775円まで上伸した。97年以来の高値水準だ。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期通期の連結業績予想について、売上高は据え置いて前期比7.4%減の400億円だが、営業利益を9億増額して同2.1倍の23億円、経常利益を7億円増額して同4.7倍の18億円、純利益を2億円増額して10億円(前期は94百万円の赤字)とした。
コスト構造改革計画において、購入部材のコストダウン、工場における生産性の向上、物流費や品質コストの削減、一般経費の削減に取り組んだ結果、売上原価率および販管費比率の改善が計画を上回った。
なお営業外費用では為替差損の発生額が想定を上回り、特別損失には第2四半期累計で米国の販売子会社における販売代理人契約解除に伴う契約解約金を計上している。またヨコオに対して提起していた特許権侵害訴訟の和解(1月17日公表)による影響については、現在精査中としている。
株価は安値圏200円台でのモミ合いから上放れ、一気に2月6日の775円まで上伸した。97年以来の高値水準だ。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:54
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