ニチモウ<8091>(東1)に注目したい。水産品中心の食品事業、魚網・漁具を扱う海洋事業、惣菜加工機械などの機械事業を展開している。17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増益となり通期利益予想を増額修正した。さらに再増額の可能性が高いだろう。株価は増額修正を好感して急伸した。中段保ち合い上放れの形となって上値を試す展開が期待される。
2月10日発表した17年3月期第3四半期累計(10〜12月)連結業績は、売上高が前年同期比4.1%増の894億94百万円、営業利益が同57.4%増の22億05百万円、経常利益が同53.7%増の16億42百万円、そして純利益が同34.2%増の9億77百万円だった。
食品事業では、すり身が低調だったが、カニが通販向けに好調に推移し、北方凍魚がホッケやアカウオの拡販で好調だった。海洋事業は底曳用漁具資材、海苔養殖用全自動乾燥機、魚類養殖用飼料・資材などが好調だった。機械事業は惣菜加工業界や豆腐加工業界向け大型プラント、海外食品工場向け生産設備が好調だった。増収効果で大幅増益だった。
通期の連結業績予想は2月10日に利益を増額修正した。売上高は据え置いて前期比0.7%増の1100億円、営業利益は7億円増額して同19.3%増の20億円、経常利益は6億円増額して同12.7%減の12億円、純利益は2億円増額して同2.5%増の6億円とした。食品事業における北方凍魚の収益改善、機械事業における大型プラントなどが寄与する。
修正後の通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高81.4%、営業利益110.3%、経常利益136.8%、純利益162.8%である。通期利益予想は再増額の可能性が高いだろう。
株価は170円台でモミ合う展開だったが、増額修正を好感して急伸した。2月16日には190円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、中段保ち合いから上放れの形となった。上値を試す展開が期待される。(MM)
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(02/17)【注目銘柄】ニチモウは17年3月期利益予想の増額修正を好感して上放れ
(02/17)【注目銘柄】東亜バルブエンジニアリングは17年9月期第1四半期黒字化して営業利益と純利益は通期予想を超過達成
(02/15)【注目銘柄】イーレックスは17年3月期第3四半期累計大幅増益、通期利益予想を大幅増額修正
(02/15)【注目銘柄】アライドアーキテクツは16年12月期大幅増収で黒字化、17年12月期も大幅増収増益予想
(02/14)【注目銘柄】相模ゴム工業は昨年来高値を更新して15年10月高値に接近
(02/14)【注目銘柄】鈴木は増額修正を材料視して急伸、802円高値を目指す展開に期待
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2017年02月17日
【注目銘柄】ニチモウは17年3月期利益予想の増額修正を好感して上放れ
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:35
| 注目銘柄
【注目銘柄】東亜バルブエンジニアリングは17年9月期第1四半期黒字化して営業利益と純利益は通期予想を超過達成
東亜バルブエンジニアリング<6466>(東2)に注目したい。発電所用バルブ製造とメンテナンスを主力としている。17年9月期第1四半期の連結業績は2桁増収で黒字化した。そして営業利益と純利益は通期予想を超過達成した。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。株価は戻り歩調で上値を試す展開が期待される。
2月10日発表した17年9月期第1四半期(10〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比14.3%増の17億36百万円で、営業利益が1億18百万円の黒字(前年同期は1億52百万円の赤字)、経常利益が1億28百万円の黒字(同1億40百万円の赤字)、純利益が1億10百万円の黒字(同1億44百万円の赤字)だった。
主力のバルブ事業で九州電力川内原発、関西電力高浜原発の定期検査工事、原発再稼働準備のためのスポット工事、火力発電所向けバルブ点検工事などが堅調に推移し、鉄鋼事業における高水準の受注残案件の売上計上、除染事業における地域除染から福島第一原発関連への領域拡大も寄与して2桁増収となり、増収効果で各利益とも黒字化した。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比2.6%減の83億円、営業利益が同59.5%減の1億円、経常利益が同52.7%減の1億40百万円、純利益が同61.2%減の90百万円としている。ただし通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高20.9%、営業利益118.0%、経常利益91.4%、純利益122.2%で、営業利益と純利益は超過達成している。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。
なお中期経営計画では目標値として、福島原発の廃炉関連事業が本格化する21年9月の売上高108億50百万円、営業利益10億円以上を掲げている。
株価は1000円近辺で下値固めが完了して戻り歩調だ。そして2月13日には1355円まで上伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって緩やかな上昇トレンドだ。上値を試す展開が期待される。(MM)
2月10日発表した17年9月期第1四半期(10〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比14.3%増の17億36百万円で、営業利益が1億18百万円の黒字(前年同期は1億52百万円の赤字)、経常利益が1億28百万円の黒字(同1億40百万円の赤字)、純利益が1億10百万円の黒字(同1億44百万円の赤字)だった。
主力のバルブ事業で九州電力川内原発、関西電力高浜原発の定期検査工事、原発再稼働準備のためのスポット工事、火力発電所向けバルブ点検工事などが堅調に推移し、鉄鋼事業における高水準の受注残案件の売上計上、除染事業における地域除染から福島第一原発関連への領域拡大も寄与して2桁増収となり、増収効果で各利益とも黒字化した。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比2.6%減の83億円、営業利益が同59.5%減の1億円、経常利益が同52.7%減の1億40百万円、純利益が同61.2%減の90百万円としている。ただし通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高20.9%、営業利益118.0%、経常利益91.4%、純利益122.2%で、営業利益と純利益は超過達成している。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。
なお中期経営計画では目標値として、福島原発の廃炉関連事業が本格化する21年9月の売上高108億50百万円、営業利益10億円以上を掲げている。
株価は1000円近辺で下値固めが完了して戻り歩調だ。そして2月13日には1355円まで上伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって緩やかな上昇トレンドだ。上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:06
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2017年02月15日
【注目銘柄】イーレックスは17年3月期第3四半期累計大幅増益、通期利益予想を大幅増額修正
イーレックス<9517>(東1)に注目したい。電力小売を主力としている。外部電源に加えてバイオマス発電所も保有している。2月14日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増益となり、通期利益予想を大幅増額修正した。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比32.8%増の220億49百万円、営業利益が同2.4倍の24億42百万円、経常利益が同2.4倍の23億28百万円、純利益が同87.5%増の12億52百万円だった。
売上面では燃料価格下落に伴う燃料費調整額低下の影響を受けたものの、グループの電力供給施設数が順調に増加し、代理店制度を軸とした営業活動強化などで、高圧分野において収益性の高い顧客を獲得した。16年4月から電力供給開始した低圧分野においても順調に顧客を獲得した。利益面では仕入電力量が増加したものの、取引価格が下落している日本卸電力取引所からの安価な電力調達が寄与した。
通期連結業績予想は、売上高を19億18百万円減額して前期比37.9%増の315億48百万円、営業利益を10億94百万円増額して同2.2倍の37億58百万円、経常利益を10億06百万円増額して同2.1倍の34億57百万円、純利益を5億74百万円増額して同79.7%増の20億円とした。
燃料価格下落に伴う燃料費調整額低下の影響を受けるため売上高を減額したが、利益を大幅増額した。取引価格が下落している日本卸電力取引所からの安価な電力調達、過不足電力の精算金額算定方法の制度変更などが寄与して代理店報酬の増加を吸収する。(MM)
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比32.8%増の220億49百万円、営業利益が同2.4倍の24億42百万円、経常利益が同2.4倍の23億28百万円、純利益が同87.5%増の12億52百万円だった。
売上面では燃料価格下落に伴う燃料費調整額低下の影響を受けたものの、グループの電力供給施設数が順調に増加し、代理店制度を軸とした営業活動強化などで、高圧分野において収益性の高い顧客を獲得した。16年4月から電力供給開始した低圧分野においても順調に顧客を獲得した。利益面では仕入電力量が増加したものの、取引価格が下落している日本卸電力取引所からの安価な電力調達が寄与した。
通期連結業績予想は、売上高を19億18百万円減額して前期比37.9%増の315億48百万円、営業利益を10億94百万円増額して同2.2倍の37億58百万円、経常利益を10億06百万円増額して同2.1倍の34億57百万円、純利益を5億74百万円増額して同79.7%増の20億円とした。
燃料価格下落に伴う燃料費調整額低下の影響を受けるため売上高を減額したが、利益を大幅増額した。取引価格が下落している日本卸電力取引所からの安価な電力調達、過不足電力の精算金額算定方法の制度変更などが寄与して代理店報酬の増加を吸収する。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:17
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【注目銘柄】アライドアーキテクツは16年12月期大幅増収で黒字化、17年12月期も大幅増収増益予想
アライドアーキテクツ<6081>(東マ)に注目したい。国内SNSマーケティング事業、越境プロモーション事業、SNS広告クリエイティブ制作事業を展開している。2月14日発表した16年12月期連結業績は大幅増収で黒字化した。そして17年12月期も大幅増収増益予想である。株価は急伸して昨年来高値更新の展開だ。収益拡大を評価して14年1月の上場来高値を目指す展開が期待される。
16年12月期の連結業績は、売上高が15年12月比2.3倍の60億04百万円で、営業利益が3億04百万円(15年12月期は3億45百万円の赤字)、経常利益が2億83百万円(同3億65百万円の赤字)、純利益が2億45百万円(同4億18百万円の赤字)で、各利益とも黒字化した。
国内はクロスセル拡大で同44%増収、海外もSNS広告市場拡大で同5.0倍増収となり、増収効果、利益率の高い自社サービスの伸長、さらに生産性向上、広告宣伝費や人件費の削減なども寄与して黒字化した。
17年12月期連結業績予想は、売上高が16年12月期比33.5%増の80億16百万円、営業利益が同98.3%増の6億03百万円、経常利益が同2.0倍の5億78百万円、純利益が同63.4%増の4億01百万円としている。各事業とも伸長し、自社サービス拡販による利益率改善も見込んでいる。
株価は2000円近辺で調整が一巡して急伸し、一気に昨年来高値更新の展開となった。2月7日には4375円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じた。さらに26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。収益拡大を評価して14年1月の上場来高値6600円を目指す展開が期待される。(MM)
16年12月期の連結業績は、売上高が15年12月比2.3倍の60億04百万円で、営業利益が3億04百万円(15年12月期は3億45百万円の赤字)、経常利益が2億83百万円(同3億65百万円の赤字)、純利益が2億45百万円(同4億18百万円の赤字)で、各利益とも黒字化した。
国内はクロスセル拡大で同44%増収、海外もSNS広告市場拡大で同5.0倍増収となり、増収効果、利益率の高い自社サービスの伸長、さらに生産性向上、広告宣伝費や人件費の削減なども寄与して黒字化した。
17年12月期連結業績予想は、売上高が16年12月期比33.5%増の80億16百万円、営業利益が同98.3%増の6億03百万円、経常利益が同2.0倍の5億78百万円、純利益が同63.4%増の4億01百万円としている。各事業とも伸長し、自社サービス拡販による利益率改善も見込んでいる。
株価は2000円近辺で調整が一巡して急伸し、一気に昨年来高値更新の展開となった。2月7日には4375円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じた。さらに26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。収益拡大を評価して14年1月の上場来高値6600円を目指す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:14
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2017年02月14日
【注目銘柄】相模ゴム工業は昨年来高値を更新して15年10月高値に接近
■17年3月期第3四半期累計が大幅増収増益で通期予想を増額修正
相模ゴム工業<5194>(東2)に注目したい。コンドームの大手で、食品包装用フィルムも展開している。2月13日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増収増益となり、通期連結業績予想を増額修正した。株価は昨年来高値を更新して15年10月高値に接近している。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比19.4%増の43億82百万円、営業利益が同2.4倍の13億04百万円、経常利益が同2.2倍の10億25百万円、そして純利益が同2.4倍の6億99百万円だった。
ヘルスケア事業は大幅増収増益だった。ポリウレタン製コンドームのセールス・ミックスが上昇し、中国・アジア向け輸出も伸長した。プラスチック製品は原油価格下落に伴う製品価格改定で減収だが、大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を2億円増額して16年3月期比19.6%増の58億円、営業利益を3億円増額して同2.6倍の16億円、経常利益を3億円増額して同2.4倍の13億円、純利益を2億円増額して同2.7倍の8億50百万円とした。なお第3四半期累計の営業外費用に為替差損3億14百万円を計上したが、今後の為替相場によって差損益の金額は変動する。
株価は昨年来高値更新の展開で2月13日には1169円まで上伸した。そして15年10月高値1275円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)
相模ゴム工業<5194>(東2)に注目したい。コンドームの大手で、食品包装用フィルムも展開している。2月13日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増収増益となり、通期連結業績予想を増額修正した。株価は昨年来高値を更新して15年10月高値に接近している。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比19.4%増の43億82百万円、営業利益が同2.4倍の13億04百万円、経常利益が同2.2倍の10億25百万円、そして純利益が同2.4倍の6億99百万円だった。
ヘルスケア事業は大幅増収増益だった。ポリウレタン製コンドームのセールス・ミックスが上昇し、中国・アジア向け輸出も伸長した。プラスチック製品は原油価格下落に伴う製品価格改定で減収だが、大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を2億円増額して16年3月期比19.6%増の58億円、営業利益を3億円増額して同2.6倍の16億円、経常利益を3億円増額して同2.4倍の13億円、純利益を2億円増額して同2.7倍の8億50百万円とした。なお第3四半期累計の営業外費用に為替差損3億14百万円を計上したが、今後の為替相場によって差損益の金額は変動する。
株価は昨年来高値更新の展開で2月13日には1169円まで上伸した。そして15年10月高値1275円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:46
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【注目銘柄】鈴木は増額修正を材料視して急伸、802円高値を目指す展開に期待
■17年6月期第2四半期累計が計画超で通期予想を増額修正
自動車電装品・電子部品のコネクタを主力としている鈴木<6785>(東1)は14日、65円高(11.09%高)の586円まで上げて急伸している。東証1部値上がり率は第8位となっている。2月13日発表した17年6月期第2四半期累計の連結業績が計画超となり、通期連結業績予想を増額修正したことを材料視している。
株価は安値圏500円近辺でモミ合う展開だったが、本日(14日)は65円高(11.09%高)の586円まで上げて急伸している。増額修正を好感して2015年6月30日につけた802円高値を目指す展開が期待される。
17年6月期第2四半期累計(7〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.2%減の114億56百万円、営業利益が同2.4%増の8億32百万円、経常利益が同7.3%減の6億32百万円、純利益が同48.4%増の2億94百万円だった。
全体としては減収だが、計画に対して売上高は1億28百万円、営業利益は4億08百万円、経常利益は2億05百万円、純利益は1億33百万円上振れ、営業減益予想から一転して営業増益での着地となった。自動車電装向け部品が堅調に推移し、民生向けコネクタ用部品もスマホ向けが想定を上回った。
通期連結業績予想は、売上高を3億13百万円増額して16年6月期比1.2%増の233億75百万円、営業利益を3億83百万円増額して同11.3%減の12億74百万円、経常利益を3億17百万円増額して同5.0%減の12億円、純利益を2億14百万円増額して同3.5倍の5億77百万円とした。
期初計画に対して営業減益幅が縮小する見込みとなった。修正後の通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高49.0%、営業利益65.3%、経常利益52.7%、純利益51.0%である。利益予想は再増額余地がありそうだ。(MM)
自動車電装品・電子部品のコネクタを主力としている鈴木<6785>(東1)は14日、65円高(11.09%高)の586円まで上げて急伸している。東証1部値上がり率は第8位となっている。2月13日発表した17年6月期第2四半期累計の連結業績が計画超となり、通期連結業績予想を増額修正したことを材料視している。
株価は安値圏500円近辺でモミ合う展開だったが、本日(14日)は65円高(11.09%高)の586円まで上げて急伸している。増額修正を好感して2015年6月30日につけた802円高値を目指す展開が期待される。
17年6月期第2四半期累計(7〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.2%減の114億56百万円、営業利益が同2.4%増の8億32百万円、経常利益が同7.3%減の6億32百万円、純利益が同48.4%増の2億94百万円だった。
全体としては減収だが、計画に対して売上高は1億28百万円、営業利益は4億08百万円、経常利益は2億05百万円、純利益は1億33百万円上振れ、営業減益予想から一転して営業増益での着地となった。自動車電装向け部品が堅調に推移し、民生向けコネクタ用部品もスマホ向けが想定を上回った。
通期連結業績予想は、売上高を3億13百万円増額して16年6月期比1.2%増の233億75百万円、営業利益を3億83百万円増額して同11.3%減の12億74百万円、経常利益を3億17百万円増額して同5.0%減の12億円、純利益を2億14百万円増額して同3.5倍の5億77百万円とした。
期初計画に対して営業減益幅が縮小する見込みとなった。修正後の通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高49.0%、営業利益65.3%、経常利益52.7%、純利益51.0%である。利益予想は再増額余地がありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:42
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2017年02月13日
【注目銘柄】テクノスマートは17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期利益予想を増額修正
テクノスマート<6246>(東2)に注目したい。コーター・塗工装置・乾燥機などを展開している。2月10日発表した17年3月期第3四半期累計の非連結業績が大幅増益となり、通期利益予想を増額修正した。株価は07年以来の高値水準で堅調に推移している。増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比14.6%増の69億95百万円、営業利益が6億25百万円(前年同期は7百万円の赤字)、経常利益が同28倍の6億55百万円、純利益が同87倍の4億34百万円だった。
エネルギー関連機器や化工機器が好調に推移した。増収効果で大幅増益だった。受注高は同2.2倍の132億36百万円だった。海外向け光学フイルム関連塗工装置、および車載用リチウムイオン二次電池用などのエネルギー関連機器の大型受注が増加した。
通期の非連結業績予想は、売上高を5億円減額して前期比%増の105億円、営業利益を2億円増額して同倍の8億円、経常利益を2億円増額して同倍の8億20百万円、純利益を1億30百万円増額して同倍の5億30百万円とした。納期変更の影響で売上高を減額したが、利益を増額修正した。増収効果に加えて、原価低減効果も寄与する。受注環境が好転して来期(18年3月期)も好業績が期待される。
株価は1月30日に875円まで上伸した。07年以来の高値水準だ。その後も高値圏の800円近辺で堅調に推移している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比14.6%増の69億95百万円、営業利益が6億25百万円(前年同期は7百万円の赤字)、経常利益が同28倍の6億55百万円、純利益が同87倍の4億34百万円だった。
エネルギー関連機器や化工機器が好調に推移した。増収効果で大幅増益だった。受注高は同2.2倍の132億36百万円だった。海外向け光学フイルム関連塗工装置、および車載用リチウムイオン二次電池用などのエネルギー関連機器の大型受注が増加した。
通期の非連結業績予想は、売上高を5億円減額して前期比%増の105億円、営業利益を2億円増額して同倍の8億円、経常利益を2億円増額して同倍の8億20百万円、純利益を1億30百万円増額して同倍の5億30百万円とした。納期変更の影響で売上高を減額したが、利益を増額修正した。増収効果に加えて、原価低減効果も寄与する。受注環境が好転して来期(18年3月期)も好業績が期待される。
株価は1月30日に875円まで上伸した。07年以来の高値水準だ。その後も高値圏の800円近辺で堅調に推移している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:02
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【注目銘柄】地盤ネットホールディングスは17年3月期第3四半期累計大幅増益、通期予想は増額が濃厚
地盤ネットホールディングス<6072>(東マ)に注目したい。地盤解析・地質調査サービスを展開している。2月10日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増益となり、通期利益予想を超過達成した。通期予想は増額が濃厚だろう。株価は好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。上げ足を速める可能性もありそうだ。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比15.0%増の20億67百万円、営業利益が同2.5倍の2億29百万円、経常利益が同2.4倍の2億29百万円、純利益が同2.4倍の1億67百万円だった。
地盤解析サービスが同4.7%増収、地盤調査サービスが同10.4%増収、その他サービス(部分転圧工事、地盤調査機販売、FC事業など)が同47.1%増収と、いずれも好調に推移し、増収効果や業務効率向上効果などで大幅増益だった。
通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比10.3%増の26億31百万円、営業利益が同3.9%増の2億21百万円、経常利益が同3.6%増の2億23百万円、純利益が同1.7%増の1億34百万円としている。ただし通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が78.6%、営業利益が103.6%、経常利益が102.7%、純利益が124.6%で、利益は超過達成している。引き続きサービス利用件数増加が予想されるとしており、通期予想は増額が濃厚だろう。
株価は徐々に水準を切り上げている。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインの形となった。好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比15.0%増の20億67百万円、営業利益が同2.5倍の2億29百万円、経常利益が同2.4倍の2億29百万円、純利益が同2.4倍の1億67百万円だった。
地盤解析サービスが同4.7%増収、地盤調査サービスが同10.4%増収、その他サービス(部分転圧工事、地盤調査機販売、FC事業など)が同47.1%増収と、いずれも好調に推移し、増収効果や業務効率向上効果などで大幅増益だった。
通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比10.3%増の26億31百万円、営業利益が同3.9%増の2億21百万円、経常利益が同3.6%増の2億23百万円、純利益が同1.7%増の1億34百万円としている。ただし通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が78.6%、営業利益が103.6%、経常利益が102.7%、純利益が124.6%で、利益は超過達成している。引き続きサービス利用件数増加が予想されるとしており、通期予想は増額が濃厚だろう。
株価は徐々に水準を切り上げている。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインの形となった。好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:38
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2017年02月10日
【注目銘柄】UTグループは07年の上場来高値試す、17年3月期通期連結業績予想を増額修正
UTグループ<2146>(JQ)に注目したい。製造業派遣・請負の大手である。2月9日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増収増益で、通期連結業績予想を増額修正した。株価は07年10月の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比28.6%増の415億28百万円で、営業利益が同45.7%増の24億97百万円、経常利益が同43.9%増の24億54百万円、純利益が同42.7%増の15億61百万円だった。需要が高水準で製造派遣事業、エンジニア派遣事業とも大幅増収増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を71億60百万円増額して前期比24.9%増の550億円、営業利益を5億70百万円増額して同25.9%増の31億円、経常利益を5億70百万円増額して同23.9%増の30億円、純利益を2億80百万円増額して同26.9%増の19億円とした。需要が高水準であり、大型案件が前倒しでスタートしたことや、利益率の高い設計・開発分野の技術者派遣が増加していることも寄与する。
株価は2月9日に1142円まで上伸し、07年10月の上場来高値1210円に接近してきた。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比28.6%増の415億28百万円で、営業利益が同45.7%増の24億97百万円、経常利益が同43.9%増の24億54百万円、純利益が同42.7%増の15億61百万円だった。需要が高水準で製造派遣事業、エンジニア派遣事業とも大幅増収増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を71億60百万円増額して前期比24.9%増の550億円、営業利益を5億70百万円増額して同25.9%増の31億円、経常利益を5億70百万円増額して同23.9%増の30億円、純利益を2億80百万円増額して同26.9%増の19億円とした。需要が高水準であり、大型案件が前倒しでスタートしたことや、利益率の高い設計・開発分野の技術者派遣が増加していることも寄与する。
株価は2月9日に1142円まで上伸し、07年10月の上場来高値1210円に接近してきた。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:28
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【注目銘柄】大伸化学は97年来の高値水準、17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期再増額の可能性
大伸化学<4629>(JQ)に注目したい。シンナー専業大手である。2月9日発表した17年3月期第3四半期累計業績は大幅増益だった。通期予想を据え置いたが再増額の可能性が高いだろう。株価は大幅上伸して97年以来の高値水準だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比8.1%減の181億円だが、営業利益が同27.9%増の16億73百万円、経常利益が同28.4%増の16億81百万円、純利益が同29.6%増の11億27百万円と大幅増益だった。ナフサ市況下落に伴って販売価格が下落したため減収だったが、販売数量の増加や原材料価格の下落で大幅増益だった。
通期の非連結業績予想は据え置き、売上高が前期比8.4%減の235億66百万円、営業利益が同4.4%増の17億14百万円、経常利益が同4.4%増の17億11百万円、純利益が同3.5%増の11億48百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が76.8%、営業利益が97.6%、経常利益が98.2%、純利益が98.2%と高水準である。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。
株価は2月9日に1750円まで上伸した。97年以来の高値水準だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比8.1%減の181億円だが、営業利益が同27.9%増の16億73百万円、経常利益が同28.4%増の16億81百万円、純利益が同29.6%増の11億27百万円と大幅増益だった。ナフサ市況下落に伴って販売価格が下落したため減収だったが、販売数量の増加や原材料価格の下落で大幅増益だった。
通期の非連結業績予想は据え置き、売上高が前期比8.4%減の235億66百万円、営業利益が同4.4%増の17億14百万円、経常利益が同4.4%増の17億11百万円、純利益が同3.5%増の11億48百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が76.8%、営業利益が97.6%、経常利益が98.2%、純利益が98.2%と高水準である。通期予想は再増額の可能性が高いだろう。
株価は2月9日に1750円まで上伸した。97年以来の高値水準だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:23
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【注目銘柄】TOWAは02年以来の高値水準、17年3月期通期予想を増額修正
TOWA<6315>(東1)に注目したい。半導体モールディング装置最大手である。2月9日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増収増益となり、通期予想を大幅増額修正した。株価は昨年来高値を更新して02年以来の高値水準である。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比34.7%増の215億41百万円、営業利益が同2.9倍の32億69百万円、経常利益が同2.9倍の35億63百万円、純利益が同2.7倍の29億37百万円だった。半導体市場の活況を背景に、モールディング装置・シンギュレーション装置の需要が大幅伸長した。
通期連結業績予想は、売上高を35億円増額して前期比21.2%増の270億円、営業利益を14億円増額して同79.1%増の35億円、経常利益を16億円増額して同76.8%増の37億円、純利益を16億円増額して同91.7%増の35億円とした。中国向けトランスファ装置の売上が想定以上に伸長している。修正後の通期予想に対する第3四半期累計の進捗率が高水準であり、再増額の可能性もありそうだ。
株価は昨年来高値更新の展開となって1月27日の1808円まで上伸した。その後は利益確定売りで上げ一服の形だが、02年以来の高値水準である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比34.7%増の215億41百万円、営業利益が同2.9倍の32億69百万円、経常利益が同2.9倍の35億63百万円、純利益が同2.7倍の29億37百万円だった。半導体市場の活況を背景に、モールディング装置・シンギュレーション装置の需要が大幅伸長した。
通期連結業績予想は、売上高を35億円増額して前期比21.2%増の270億円、営業利益を14億円増額して同79.1%増の35億円、経常利益を16億円増額して同76.8%増の37億円、純利益を16億円増額して同91.7%増の35億円とした。中国向けトランスファ装置の売上が想定以上に伸長している。修正後の通期予想に対する第3四半期累計の進捗率が高水準であり、再増額の可能性もありそうだ。
株価は昨年来高値更新の展開となって1月27日の1808円まで上伸した。その後は利益確定売りで上げ一服の形だが、02年以来の高値水準である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:42
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2017年02月09日
【注目銘柄】ルックは16年12月期連結業績予想を大幅増額修正
婦人アパレル中堅のルック<8029>(東1)は2月8日、16年12月期連結業績予想の大幅増額修正を発表した。株価は昨年来高値圏でモミ合う形だったが、増額修正を好感して上放れの展開となっている。中段保ち合いから上放れの形となって上げ足を速める可能性もありそうだ。
16年12月連結業績予想は売上高を6億円増額して15年12月期比7.4%減の426億円、営業利益を4億増額して同55.0%増の8億円、経常利益を4億50百万円増額して同43.9%増の9億50百万円、純利益を50百万円増額して同43.3%減の2億50百万円とした。
韓国子会社の販売が好調に推移して売上高が計画を上回り、経費削減や退職給付費用の減少も寄与して営業利益、経常利益が想定を大幅に上回ったようだ。純利益は減益幅が縮小する。
株価は急伸した16年11月の昨年来高値190円後に上げ一服となり、170円〜180円近辺でモミ合う形だったが9日は187円まで上げて、日柄調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を好感して上放れの展開が期待される。中段保ち合いから上放れの形となって上げ足を速める可能性もありそうだ。
16年12月連結業績予想は売上高を6億円増額して15年12月期比7.4%減の426億円、営業利益を4億増額して同55.0%増の8億円、経常利益を4億50百万円増額して同43.9%増の9億50百万円、純利益を50百万円増額して同43.3%減の2億50百万円とした。
韓国子会社の販売が好調に推移して売上高が計画を上回り、経費削減や退職給付費用の減少も寄与して営業利益、経常利益が想定を大幅に上回ったようだ。純利益は減益幅が縮小する。
株価は急伸した16年11月の昨年来高値190円後に上げ一服となり、170円〜180円近辺でモミ合う形だったが9日は187円まで上げて、日柄調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を好感して上放れの展開が期待される。中段保ち合いから上放れの形となって上げ足を速める可能性もありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:08
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【注目銘柄】原田工業は17年3月期通期利益予想を増額修正
原田工業<6904>(JQ)に注目したい。自動車用アンテナの国内最大手である。2月8日、17年3月通期利益予想の増額修正を発表した。株価は安値圏モミ合いから上放れて、一気に97年以来の高値水準まで上伸している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期通期の連結業績予想について、売上高は据え置いて前期比7.4%減の400億円だが、営業利益を9億増額して同2.1倍の23億円、経常利益を7億円増額して同4.7倍の18億円、純利益を2億円増額して10億円(前期は94百万円の赤字)とした。
コスト構造改革計画において、購入部材のコストダウン、工場における生産性の向上、物流費や品質コストの削減、一般経費の削減に取り組んだ結果、売上原価率および販管費比率の改善が計画を上回った。
なお営業外費用では為替差損の発生額が想定を上回り、特別損失には第2四半期累計で米国の販売子会社における販売代理人契約解除に伴う契約解約金を計上している。またヨコオに対して提起していた特許権侵害訴訟の和解(1月17日公表)による影響については、現在精査中としている。
株価は安値圏200円台でのモミ合いから上放れ、一気に2月6日の775円まで上伸した。97年以来の高値水準だ。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期通期の連結業績予想について、売上高は据え置いて前期比7.4%減の400億円だが、営業利益を9億増額して同2.1倍の23億円、経常利益を7億円増額して同4.7倍の18億円、純利益を2億円増額して10億円(前期は94百万円の赤字)とした。
コスト構造改革計画において、購入部材のコストダウン、工場における生産性の向上、物流費や品質コストの削減、一般経費の削減に取り組んだ結果、売上原価率および販管費比率の改善が計画を上回った。
なお営業外費用では為替差損の発生額が想定を上回り、特別損失には第2四半期累計で米国の販売子会社における販売代理人契約解除に伴う契約解約金を計上している。またヨコオに対して提起していた特許権侵害訴訟の和解(1月17日公表)による影響については、現在精査中としている。
株価は安値圏200円台でのモミ合いから上放れ、一気に2月6日の775円まで上伸した。97年以来の高値水準だ。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:54
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2017年02月08日
【注目銘柄】パーカーコーポレーションは17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期予想を増額修正
パーカーコーポレーション<9845>(東2)に注目したい。工業用洗剤の大手である。2月7日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績が大幅増益となり、通期予想を増額修正した。株価は昨年来高値更新の展開となって15年4月高値に接近してきた。好業績や割安感を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比0.6%増の341億55百万円だが、営業利益が同41.4%増の29億38百万円、経常利益が同38.8%増の29億73百万円、純利益が同38.5%増の20億22百万円の大幅増益だった。
機械部門では自動車内装製造設備や塗装設備、化成品部門では特に中国の自動車業界向け、化学品部門では一般工業用ケミカルおよび特殊ケミカル、産業用素材部門では家電用防音材や自動車用防音材が好調に推移し、原材料コスト下落も寄与した。
通期の連結業績予想について、売上高は5億円増額して16年3月期比2.1%増の465億円、営業利益は8億50百万円増額して同31.5%増の37億円、経常利益を8億50百万円増額して同33.4%増の37億50百万円、純利益を3億円増額して同20.8%増の23億円とした。
売上面では自動車業界向けおよび家電業界向けが国内外で好調に推している。さらに利益面では、グループ全体で推進している高付加価値製品の販売強化、原材料コストや生産効率見直しなど原価低減への取り組み強化による採算性改善も寄与する。
株価は昨年来高値を更新して上げ足を速めている。2月8日は580円まで上伸し、15年4月高値615円に接近してきた。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。指標面の割安感も強く、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比0.6%増の341億55百万円だが、営業利益が同41.4%増の29億38百万円、経常利益が同38.8%増の29億73百万円、純利益が同38.5%増の20億22百万円の大幅増益だった。
機械部門では自動車内装製造設備や塗装設備、化成品部門では特に中国の自動車業界向け、化学品部門では一般工業用ケミカルおよび特殊ケミカル、産業用素材部門では家電用防音材や自動車用防音材が好調に推移し、原材料コスト下落も寄与した。
通期の連結業績予想について、売上高は5億円増額して16年3月期比2.1%増の465億円、営業利益は8億50百万円増額して同31.5%増の37億円、経常利益を8億50百万円増額して同33.4%増の37億50百万円、純利益を3億円増額して同20.8%増の23億円とした。
売上面では自動車業界向けおよび家電業界向けが国内外で好調に推している。さらに利益面では、グループ全体で推進している高付加価値製品の販売強化、原材料コストや生産効率見直しなど原価低減への取り組み強化による採算性改善も寄与する。
株価は昨年来高値を更新して上げ足を速めている。2月8日は580円まで上伸し、15年4月高値615円に接近してきた。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。指標面の割安感も強く、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:51
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【注目銘柄】ジオスターは17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期2回目の増額修正、期末配当も発表
ジオスター<5282>(東2)に注目したい。建設用コンクリート製品の大手である。2月7日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績が大幅増益で、通期予想を増額修正した。未定としていた期末配当予想も発表して前期比大幅増配だ。株価は好業績を評価して16年9月の昨年来高値を試す展開が期待される。これを突破すれば上げ足を速めて96年の上場来高値を目指す可能性があるだろう。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比37.6%増の217億53百万円、営業利益が同10.8倍の21億38百万円、経常利益が同10.6倍の21億17百万円、純利益が同22.9倍の14億49百万円だった。大型道路プロジェクトが本格化してセグメント製品の販売が好調に推移した。工場安定生産継続や原価低減施策も寄与して大幅増収増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を13億円増額して前期比17.7%増の314億円、営業利益を7億10百万円増額して同2.4倍の27億10百万円、経常利益を7億10百万円増額して同2.4倍の27億10百万円、純利益を5億60百万円増額して同54.6%増の18億60百万円とした。9月8日に続いて2回目の増額修正である。セグメント製品、防潮堤製品、その他土木製品の生産が順調に推移し、工場操業度上昇や原価低減への取り組みも寄与する。
なお未定としていた期末配当は12円50銭とした。年間ベースは17円50銭(第2四半期末5円、期末12円50銭)で、前期比7円50銭増配となる。
株価は戻り高値圏900円近辺でモミ合う形だが調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して16年9月の昨年来高値1010円を試す展開が期待される。これを突破すれば1000円近辺のフシを抜ける形となり、上げ足を速めて96年の上場来高値1700円を目指す可能性があるだろう。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比37.6%増の217億53百万円、営業利益が同10.8倍の21億38百万円、経常利益が同10.6倍の21億17百万円、純利益が同22.9倍の14億49百万円だった。大型道路プロジェクトが本格化してセグメント製品の販売が好調に推移した。工場安定生産継続や原価低減施策も寄与して大幅増収増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を13億円増額して前期比17.7%増の314億円、営業利益を7億10百万円増額して同2.4倍の27億10百万円、経常利益を7億10百万円増額して同2.4倍の27億10百万円、純利益を5億60百万円増額して同54.6%増の18億60百万円とした。9月8日に続いて2回目の増額修正である。セグメント製品、防潮堤製品、その他土木製品の生産が順調に推移し、工場操業度上昇や原価低減への取り組みも寄与する。
なお未定としていた期末配当は12円50銭とした。年間ベースは17円50銭(第2四半期末5円、期末12円50銭)で、前期比7円50銭増配となる。
株価は戻り高値圏900円近辺でモミ合う形だが調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して16年9月の昨年来高値1010円を試す展開が期待される。これを突破すれば1000円近辺のフシを抜ける形となり、上げ足を速めて96年の上場来高値1700円を目指す可能性があるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:59
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【注目銘柄】宮地エンジニアリンググループは17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期利益・配当予想を大幅増額修正
宮地エンジニアリンググループ<3431>(東1)に注目したい。橋梁・鉄骨の大手である。2月7日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績が大幅増益となり、通期利益予想と配当予想を大幅増額修正した。株価は中段保ち合いから上放れ、さらに動意づいて上げ足を速める可能性もありそうだ。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比13.3%減の259億44百万円、営業利益が同2.3倍の18億15百万円、経常利益が同2.2倍の18億92百万円、純利益が同31.9%減の14億46百万円だった。
一部工事の期ズレで減収となり、純利益は前期計上の負ののれん発生益が一巡して減益だったが、営業利益と経常利益は採算性の高い工事の進捗、工事全般の採算改善、業務全般のコスト削減で大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を20億円減額して前期比9.8%減の360億円、営業利益を7億円増額して同56.2%増の17億円、経常利益を7億円増額して同48.5%増の17億円、純利益を7億円増額して同40.6%減の14億円とした。
一部工事の進捗遅れで売上高を減額したが、各工事の採算改善やコスト削減の効果で各利益は期初計画を大幅に上回る見込みだ。営業利益と経常利益は減益予想から増益予想に転じ、純利益は減益幅が縮小する。なお第3四半期累計の各利益は修正後の通期利益予想を超過達成している。通期利益予想は再増額余地がありそうだ。また配当予想は期末2円増額し、前期と同額の年間4円(期末一括)とした。
株価は190円〜200円近辺でモミ合う展開だが、2月8日は231円まで上伸して上放れの動きを強めている。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して中段保ち合いから上放れる動きだ。さらに動意づいて上げ足を速める可能性もありそうだ。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比13.3%減の259億44百万円、営業利益が同2.3倍の18億15百万円、経常利益が同2.2倍の18億92百万円、純利益が同31.9%減の14億46百万円だった。
一部工事の期ズレで減収となり、純利益は前期計上の負ののれん発生益が一巡して減益だったが、営業利益と経常利益は採算性の高い工事の進捗、工事全般の採算改善、業務全般のコスト削減で大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を20億円減額して前期比9.8%減の360億円、営業利益を7億円増額して同56.2%増の17億円、経常利益を7億円増額して同48.5%増の17億円、純利益を7億円増額して同40.6%減の14億円とした。
一部工事の進捗遅れで売上高を減額したが、各工事の採算改善やコスト削減の効果で各利益は期初計画を大幅に上回る見込みだ。営業利益と経常利益は減益予想から増益予想に転じ、純利益は減益幅が縮小する。なお第3四半期累計の各利益は修正後の通期利益予想を超過達成している。通期利益予想は再増額余地がありそうだ。また配当予想は期末2円増額し、前期と同額の年間4円(期末一括)とした。
株価は190円〜200円近辺でモミ合う展開だが、2月8日は231円まで上伸して上放れの動きを強めている。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して中段保ち合いから上放れる動きだ。さらに動意づいて上げ足を速める可能性もありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:37
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2017年02月07日
【注目銘柄】日本ピラー工業は17年3月期通期業績予想と配当予想を増額修正、06年高値試す
日本ピラー工業<6490>(東1)に注目したい。メカニカルシールの大手で、フッ素樹脂応用製品の半導体・液晶製造装置向けピラフロンも展開している。2月3日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績が大幅増収増益となり、通期業績予想と配当予想を増額修正した。株価は07年来の高値水準で、6日の急騰に続いて7日も1625円まで上げた。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比16.3%増の192億68百万円で、営業利益が同48.4%増の35億82百万円、経常利益が同48.5%増の37億06百万円、純利益が同37.9%増の23億61百万円だった。
産業機器関連は20.2%増収、電子機器関連事業は28.3%増収と好調だった。産業機器分野向けシール製品は精密機械装置向けが順調だった。また半導体・液晶製造装置向けピラフロンが半導体製造装置業界の活況を背景に大幅伸長した。建築業界向け免振関連製品も堅調だった。
通期の連結業績予想は、売上高を10億円増額して前期比13.2%増の260億円、営業利益を7億円増額して同38.3%増の48億円、経常利益を8億50百万円増額して同40.2%増の49億円、純利益を5億円増額して同25.1%増の30億円とした。増額修正は16年11月に続いて2回目である。
配当予想は期末6円増額して年間34円(第2四半期末14円、期末20円=普通配当16円+特別配当4円)とした。前期との比較でも6円増配となる。
株価は2月7日に1625円まで上伸した。07年来の高値水準である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比16.3%増の192億68百万円で、営業利益が同48.4%増の35億82百万円、経常利益が同48.5%増の37億06百万円、純利益が同37.9%増の23億61百万円だった。
産業機器関連は20.2%増収、電子機器関連事業は28.3%増収と好調だった。産業機器分野向けシール製品は精密機械装置向けが順調だった。また半導体・液晶製造装置向けピラフロンが半導体製造装置業界の活況を背景に大幅伸長した。建築業界向け免振関連製品も堅調だった。
通期の連結業績予想は、売上高を10億円増額して前期比13.2%増の260億円、営業利益を7億円増額して同38.3%増の48億円、経常利益を8億50百万円増額して同40.2%増の49億円、純利益を5億円増額して同25.1%増の30億円とした。増額修正は16年11月に続いて2回目である。
配当予想は期末6円増額して年間34円(第2四半期末14円、期末20円=普通配当16円+特別配当4円)とした。前期との比較でも6円増配となる。
株価は2月7日に1625円まで上伸した。07年来の高値水準である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:02
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2017年02月06日
【注目銘柄】レックは17年3月期通期利益と配当予想を増額、株式分割も発表して06年高値試す
レック<7874>(東1)は6日、700円高(18.84%高)の4415円とストップしている。掃除、バス・トイレ、台所用品などを製造販売している。2月3日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績が大幅増益となり、通期利益予想と配当予想を増額修正した。また株式分割も発表した。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比9.3%増の280億02百万円、営業利益が同3.2倍の31億91百万円、経常利益が同2.9倍の30億18百万円、純利益が同4.2倍の20億92百万円だった。
差別化された製品の開発などでベビー・キッズ用品10.4%増収、キッチン用品9.8%増収、清掃用品9.3%増収、サニタリー用品6.7%増収など、売上面は総じて好調に推移した。利益面では生産性向上なども寄与して大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を据え置いて前期比10.3%増の374億円、営業利益を10億円増額して同3.9倍の32億円、経常利益を10億円増額して同4.4倍の30億円、純利益を6億円増額して同3.3倍の20億円とした。利益の増額修正は16年8月、16年11月に続く3回目である。
配当予想は期末6円増額して年間46円(第2四半期末20円、期末26円)とした。前期との比較でも6円増配となる。
株式分割については、17年3月31日を基準日(効力発生日17年4月1日)として1株を2株に分割する。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比9.3%増の280億02百万円、営業利益が同3.2倍の31億91百万円、経常利益が同2.9倍の30億18百万円、純利益が同4.2倍の20億92百万円だった。
差別化された製品の開発などでベビー・キッズ用品10.4%増収、キッチン用品9.8%増収、清掃用品9.3%増収、サニタリー用品6.7%増収など、売上面は総じて好調に推移した。利益面では生産性向上なども寄与して大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を据え置いて前期比10.3%増の374億円、営業利益を10億円増額して同3.9倍の32億円、経常利益を10億円増額して同4.4倍の30億円、純利益を6億円増額して同3.3倍の20億円とした。利益の増額修正は16年8月、16年11月に続く3回目である。
配当予想は期末6円増額して年間46円(第2四半期末20円、期末26円)とした。前期との比較でも6円増配となる。
株式分割については、17年3月31日を基準日(効力発生日17年4月1日)として1株を2株に分割する。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:04
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【注目銘柄】こころネットは17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期利益予想を超過達成
こころネット<6060>(JQ)に注目したい。福島県地盤に葬祭、婚礼、石材卸売・小売などを展開している。2月3日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績は大幅増益となり、通期利益予想を超過達成した。季節変動要因などを考慮して通期予想を据え置いたが、増額余地がありそうだ。株価は16年10月の昨年来高値から一旦反落したが、戻りを試す展開となっている。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.5%増の89億68百万円、営業利益が同2.2倍の8億74百万円、経常利益が同91.3%増の9億93百万円、純利益が同80.3%増の7億36百万円だった。
葬祭事業が9.0%増収、婚礼事業が4.6%増収、生花事業が9.5%増収と好調に推移した。石材卸売事業および石材小売事業は墓石需要の低迷が継続して減収だったが、円高による仕入価格低下で営業損益が改善した。
通期の連結業績予想(10月28日に利益を増額修正)は据え置いて、売上高が前期比1.1%増の112億80百万円、営業利益が同63.1%増の6億88百万円、経常利益が同40.8%増の8億33百万円、そして純利益が同62.9%増の5億77百万円としている。
第3四半期累計の利益は通期予想を超過達成しているが、季節変動要因や為替変動要因を考慮して通期予想を据え置いた。ただし増額余地がありそうだ。
株価は急伸した16年10月の昨年来高値1220円から利益確定売りで一旦反落したが、1000円近辺で調整が一巡して切り返しの動きを強めている。2月3日には1115円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して戻りを試す展開となっている。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.5%増の89億68百万円、営業利益が同2.2倍の8億74百万円、経常利益が同91.3%増の9億93百万円、純利益が同80.3%増の7億36百万円だった。
葬祭事業が9.0%増収、婚礼事業が4.6%増収、生花事業が9.5%増収と好調に推移した。石材卸売事業および石材小売事業は墓石需要の低迷が継続して減収だったが、円高による仕入価格低下で営業損益が改善した。
通期の連結業績予想(10月28日に利益を増額修正)は据え置いて、売上高が前期比1.1%増の112億80百万円、営業利益が同63.1%増の6億88百万円、経常利益が同40.8%増の8億33百万円、そして純利益が同62.9%増の5億77百万円としている。
第3四半期累計の利益は通期予想を超過達成しているが、季節変動要因や為替変動要因を考慮して通期予想を据え置いた。ただし増額余地がありそうだ。
株価は急伸した16年10月の昨年来高値1220円から利益確定売りで一旦反落したが、1000円近辺で調整が一巡して切り返しの動きを強めている。2月3日には1115円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して戻りを試す展開となっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:58
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【注目銘柄】東洋製罐グループホールディングスは17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期利益予想を増額修正
東洋製罐グループホールディングス<5901>(東1)に注目したい。缶詰からペットボトルまで包装容器で圧倒的なシェアを誇る。2月3日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績が大幅増益となり、通期利益予想を増額修正した。株価はボックス展開の形だが、増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.4%減の5886億14百万円だが、営業利益が同24.8%増の338億07百万円、経常利益が同40.3%増の360億16百万円、そして純利益が同2.6倍の252億31百万円だった。
国内の包装容器関連機械設備や飲料容器がやや低調に推移し、円高による海外子会社の換算も影響して減収だったが、グループ全体のコスト削減効果や、原油価格下落に伴う原材料・エネルギー価格低下が寄与して大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を据え置いて前期比2.7%減の7800億円、営業利益を30億円増額して同9.7%増の355億円、経常利益を65億円増額して同36.9%増の365億円、純利益を55億円増額して同2.4倍の245億円とした。
経常利益と純利益については海外子会社への外貨建貸付金などの外貨建債権債務にかかる為替差益計上も寄与する。なお営業利益と経常利益の増額修正は16年10月に続いて2回目である。
株価はやや戻りが鈍く、大勢として1800円〜2200円近辺でのボックス展開の形だが、週足チャートで見ると26週移動平均線が上向きに転じて基調転換の動きを強めている。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.4%減の5886億14百万円だが、営業利益が同24.8%増の338億07百万円、経常利益が同40.3%増の360億16百万円、そして純利益が同2.6倍の252億31百万円だった。
国内の包装容器関連機械設備や飲料容器がやや低調に推移し、円高による海外子会社の換算も影響して減収だったが、グループ全体のコスト削減効果や、原油価格下落に伴う原材料・エネルギー価格低下が寄与して大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を据え置いて前期比2.7%減の7800億円、営業利益を30億円増額して同9.7%増の355億円、経常利益を65億円増額して同36.9%増の365億円、純利益を55億円増額して同2.4倍の245億円とした。
経常利益と純利益については海外子会社への外貨建貸付金などの外貨建債権債務にかかる為替差益計上も寄与する。なお営業利益と経常利益の増額修正は16年10月に続いて2回目である。
株価はやや戻りが鈍く、大勢として1800円〜2200円近辺でのボックス展開の形だが、週足チャートで見ると26週移動平均線が上向きに転じて基調転換の動きを強めている。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:17
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