[注目銘柄]の記事一覧
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記事一覧 (03/06)クレスコは昨年来の高値に向け上値を追う、M&Aや配当性向の拡大などで注目度強い
記事一覧 (03/01)【注目銘柄】セブン工業は業績下方を織り込み3Q業績、20円配当継続に花粉症関連人気がオン
記事一覧 (02/09)【注目銘柄】リンコーコーポは小反落も配当・優待権利取りをホテル・新航路が支援して高値頑強
記事一覧 (02/08)【注目銘柄】ゼロは昨年来高値更新、輸送料金改定で連続増益業績・増配を手掛かりバリュー株買い増勢
記事一覧 (01/18)【注目銘柄】コーセルは昨年来高値に肉薄、業績上方修正・増配を見直しハイテクバリュー株買い
記事一覧 (01/17)【注目銘柄】クボタは反落も水道インフラ復旧需要期待と2期ぶり最高純益を手掛かりに押し目買い妙味
記事一覧 (01/16)【注目銘柄】アドヴァングループは3Q高利益進捗率業績に早期業績開示プレミアムがオン
記事一覧 (12/20)【注目銘柄】ARアドバンストは3期ぶり最高純益更新を見直し割安DX株買いが再燃して急反発
記事一覧 (12/15)【注目銘柄】AVILENは続落も3Q高成長業績を見直して生成AI関連株人気が再燃余地
記事一覧 (12/08)【注目銘柄】ワットマンは続落も連続最高業績をテコに月次売上高開示を先取りし押し目買い一考余地
記事一覧 (12/07)【注目銘柄】カーリットホールディングスは2期ぶり最高純益更新と宇宙戦略基金創設を見直して反発
記事一覧 (11/22)【注目銘柄】日本電技は最高純益肉薄の業績上方修正を見直し割安株買いが再燃
記事一覧 (11/21)【注目銘柄】ホクリョウは7期ぶり最高純益更新の業績上方修正と大幅増配を見直す
記事一覧 (11/17)【注目銘柄】中部鋼鈑は続落も減益転換率縮小の上方修正と減配幅を縮める増配を手掛かりに下げ渋る
記事一覧 (11/16)【注目銘柄】日本特殊陶業は反落も最高純益を伸ばす業績上方修正と増配を手掛かりに押し目買い余地
記事一覧 (11/15)【注目銘柄】東エレデバイスは業績上方修正で増益転換、連続して最高純益を更新し続伸
記事一覧 (11/14)【注目銘柄】東京きらぼしFGは反落も業績上方修正を手掛かりに下値に最割安銀行株買いが交錯
記事一覧 (11/10)【注目銘柄】旭有機材は業績上方修正・連続最高純益を手掛かりに割安半導体関連株買いが再燃へ
記事一覧 (11/02)【注目銘柄】遠藤照明は2Q業績が2回の上方修正値を上ぶれ着地しS市場移行をカバー
記事一覧 (10/19)【注目銘柄】オンワードは主力ブランド好調で今期業績を再上方修正、株価は下げ過ぎ修正買いが増勢
2024年03月06日

クレスコは昨年来の高値に向け上値を追う、M&Aや配当性向の拡大などで注目度強い

■配当性向は30%から40%に拡大し24年9月中間配当から実施

 クレスコ<4674>(東証プライム)は3月6日、再び上値を追う相場となり、2093円(57円高)まで上げて約1週間ぶりに直近の高値を更新し、昨年来の高値2184円(2023年6月29日)に向けて上げ基調となっている。情報システムの設計、開発、運用管理、保守から調査、分析、技術支援などまで行う複合IT企業で、直近は、2月26日にTインフラ設計構築などを行うジェット・テクノロジーズ株式会社(東京都新宿区)へのM&A(完全子会社化)を発表したことなどが好感され、28日に直近の高値をつけていた。業績は堅調で、2025年3月期の中間配当から配当性向を拡大する予定。子会社化によるシナジー効果への期待などが再び強まる相場になっている。

 AI分野では、社内の業務効率化と顧客への提案内容の高度化を目的として、Microsoft社の「AzureOpenAI Service」を利用した生成系AIチャットサービス「CrePT(クレプト)」を構築し、2023年6月には同社のAI専門家による「AIエスコート」サービスの提供を開始し、10月には数理最適化手法を用いてホテルの部屋割り業務を効率化するツールである「RooMagic」をリリースした。

 株主還元では、2月に配当性向のメドを「当期純利益の30%相当」から「当期純利益の40%」に拡大し、25年3月期の中間配当から実施するとして注目を集めた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:16 | 注目銘柄
2024年03月01日

【注目銘柄】セブン工業は業績下方を織り込み3Q業績、20円配当継続に花粉症関連人気がオン

 セブン工業<7896>(東証スタンダード)は、今2024年3月期業績を下方修正し赤字転落したが、今期配当は前期と横並びの年間20円を予定し、今年1月31日に発表した今期第3四半期(2023年4月〜12月期、3Q)業績が3カ月の四半期ベースでは黒字幅を拡大させて着地しており、さらにスギ人工林伐採による花粉症関連株人気も加わり押し目買いが再燃している。テクニカル的にも、足元の急騰とともに25日移動平均線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、買いサポート材料視されている。

■四半期ベースの黒字幅拡大で3Q利益は黒字転換して着地

 同社の今3月期通期業績は、新規住宅着工件数の減少が顕著となり受注が低迷し売り上げが下ぶれ、エネルギーコスト高騰や円安・ドル高による資材価格の上昇、価格改定の後追いなどにより下方修正され営業利益は期初予想の3億1000万円から2300万円の赤字(前期は3億2500万円の黒字)に下方修正され、純利益は、収益性の低下した内装建材事業の固定資産に7億1300万円の減損損失を計上し7億9500万円の赤字(前期は2億3100万円の黒字)と見込んだ。これに対して今期3Q業績は、売り上げ117億8200万円(前年同期比13.0%減)、営業利益5900万円(同81.4%減)、経常利益6400万円(同80.0%減)、純利益7億1400万円の赤字(前年同期は2億1400万円の黒字)で着地した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:59 | 注目銘柄
2024年02月09日

【注目銘柄】リンコーコーポは小反落も配当・優待権利取りをホテル・新航路が支援して高値頑強

 リンコーコーポレーション<9355>(東証スタンダード)は、前日8日に3円安の1833円と小反落して引けた。日経平均株価は、743円高と3日ぶりに急反発したが、東証グロース市場指数が、1.10ポイント安の1228.4と3日続落したことから、今年1月4日に昨年来高値1849円まで買われていた同社株にも目先の利益を確定する売り物が出た。ただ1800円台では下値抵抗力も示しており、昨年11月に今2024年3月期業績を下方修正したものの、株主優遇制度の拡充、ホテル事業の黒字転換、新内航コンテナサービスの開始などの好材料が相次いでいることを手掛かりに配当・優遇策の権利取りの下値買いも交錯している。テクニカル的にも、足元で25日移動平均線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、フォローの材料視されている。

■新内航コンテナサービスはCO2削減、「2024年問題」解消に寄与

 同社の株主優遇策は、昨年8月の今2024年3月期第1四半期(2023年4月〜6月期、1Q)決算発表時に拡充された。従来は、1株以上保有する株主に同社のANAクラウンプラザホテル新潟の宿泊優待券(宿泊代20%オフ)と飲食優待券(飲食代10%オフ)を贈呈したが、変更した優遇策は、100株〜199株を保有する株主に同ホテルの宿泊セット(インペリアルスイートルームペア1泊2食付き)を抽選で5名に贈呈するほか、JCBギフトカード1000円分を贈呈することに拡充する。この同社のホテル事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で赤字継続となっていたが、同感染症の感染症法上の分類が5類に移行されたことで、今期1Qに黒字転換した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:48 | 注目銘柄
2024年02月08日

【注目銘柄】ゼロは昨年来高値更新、輸送料金改定で連続増益業績・増配を手掛かりバリュー株買い増勢

 ゼロ<9028>(東証スタンダード)は、前日7日に39円高の1619円と4営業日続伸して引け、取引時間中には1659円まで買われ、今年2月5日につけた昨年来高値1595円を更新した。今年1月に輸送料金の改定を実施したことを手掛かりに今2024年6月期業績が、連続増益で純利益が過去最高に迫り、配当も連続増配を予定していることを手掛かりに割安修正期待のバリュー株買いが増勢となった。テクニカル的にも、25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、サポート材料視されている。

■国内自動車輸送台数が好調に推移し派遣ドライバー数も増加

 同社の今6月期業績は、売り上げが121億円(前期比8.9%減)と減収転換するが、営業利益が52億円(同2.5%増)、経常利益が52億円(同2.4%増)、純利益が35億円(同1.8%増)と連続増益が予想され、純利益は、2021年6月期の過去最高(36億2600万円)へ肉薄する。海外事業では、自動車メーカー各社の増産、輸出拡大で自動車運搬専用船の船枠が限られ、同社のマレーシア向けの中古車輸出台数が制限されるマイナスはあるものの、自動車関連事業では主力の車両輸送事業で中古車登録・販売台数の回復で中古車輸送の受託台数が増加し、ヒューマンリソース事業でも、ドライバーの派遣人数が増え、自動車のEV(電気自動車)化に対応し最大積載重量を引き上げた新型輸送機材「Zモデル」を継続導入していることなども要因となる。配当は、年間51.9円(前期実績51円)に連続増配を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:25 | 注目銘柄
2024年01月18日

【注目銘柄】コーセルは昨年来高値に肉薄、業績上方修正・増配を見直しハイテクバリュー株買い

■GCを示現して上昇トレンド転換を示唆

 コーセル<6905>(東証プライム)は、前日17日に30円高の1373円と反発して引け、取引時間中には1388円まで買われる場面があり昨年9月19日につけた昨年来高値1400円に肉薄した。昨年12月20日に発表した今2024年5月期業績の上方修正と増配を見直し、純利益が、17期ぶりに過去最高を更新することを手掛かりにハイテクバリュー株買いが再燃した。テクニカル的にも25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、フォローの材料視されている。

■部品材料の入手難が改善し受注残解消に増産対応

 同社の今5月期業績は、期初予想より売り上げが20億3000万円、営業利益が10億9600万円、経常利益が18億2900万円、純利益が11億5700万円それぞれ引き上げられ売り上げ400億3000万円(前期比13.5%増)、営業利益64億8800万円(同31.7%増)、経常利益73億100万円(同38.4%増)、純利益50億200万円(同58.2%増)と連続の大幅増収増益が見込まれ、純利益は、過去最高の40億1900万円(2007年5月期)を17期ぶりに更新する。同社の業績は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な感染爆発)によるサプライチェーン問題で半導体などの部品材料不足がネックとなって業績低迷が続いていたが、この入手難が改善して受注残を解消する増産対応を進めていることが要因となった。スイッチング電源は、半導体製造装置向けはまだ調整局面にあるが、FA(ファクトリーオートメーション)や医用機器向けが好調に推移し、価格改定、円安・ドル高進行も加わったことも寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:42 | 注目銘柄
2024年01月17日

【注目銘柄】クボタは反落も水道インフラ復旧需要期待と2期ぶり最高純益を手掛かりに押し目買い妙味

 クボタ<6326>(東証プライム)は、前日16日に30円安の2186円と6営業日ぶりに反落して引けた。日経平均株価が、282.61円安と7営業日ぶりに反落したことから、年初来約100円高した同社株も、目先の利益を確定する売り物に押された。ただ下値では25日移動平均線をキープし、その25日線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、押し目買いも一考余地がありそうだ。今年1月1日に発生した能登半島地震で水道管が破損して被災地各地での断水が長引いており、水道インフラの復旧工事で水道管用のダクタイル鉄管に特需が期待できるほか、目下集計中の前2023年12月期業績も、2回上方修正され、純利益が2期ぶりの過去最高を更新すると推定されることも見直され、フォローの材料となりそうだ。

■水道管向けのダクタイル鉄管では国内シェア6割超とトップ

 同社が、パイプラインシステム事業のなかで水道管向けのダクタイル鉄管を展開しているが、その国内市場のシェアは6割を超すトップメーカーに位置する。能登半島地震の復旧・復興工事では断水、停電を解消するインフラ工事が優先されることになり、関連特需が予想されている。同パイプラインシステム事業の前期第3四半期の売り上げは、前年同期比9.9%増の2515億円と全売り上げの11.1%を占めており、今2024年12月期の業績押し上げ要因として期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:33 | 注目銘柄
2024年01月16日

【注目銘柄】アドヴァングループは3Q高利益進捗率業績に早期業績開示プレミアムがオン

■インバウンド需要の復活期待で高級ホテル・住宅施設のニーズ高まる

 アドヴァングループ<7463>(東証スタンダード)は、前日15日に22円高の1087円と急反発して引け、取引時間中には1095円まで買われて今年1月9日につけた昨年来高値1085円を更新した。今年1月12日に発表した今2024年3月期第3四半期(2023年4月〜12月期、3Q)業績が、大幅増益転換して着地し、すでに今3月期通期予想利益を上回る高利益進捗率を示したことを見直しバリュー株買いが再燃した。また同社は、決算発表ではあみやき亭<2753>(東証プライム)と業績開示の一番乗りを競う常連株で、今回は決算発表が、今年1月4日に今3月期3Q決算を早期開示したあみやき亭より約1週間後発となったが、あみやき亭の株価が、決算発表後に600円超高の棒上げを演じたことから、比較感も働いている。

■為替予約評価益が約51億円発生し前年同期のマイナスからプラス転換

 同社の今期3Q業績は、売り上げ156億8200万円(前年同期比7.9%増)、営業利益33億8000万円(同3.5%増)、経常利益99億4300万円(同3.32倍)、純利益64億7500万円(同3.37倍)で着地し、売り上げと営業利益は続伸し、経常利益と純利益は大幅増益転換した。新型コロナウイルス感染症の感染症法の分類が第5類に変更されたことに伴う経済活動の正常化とともに、インバウンド需要の復活期待による高級ホテル開発投資や高級住宅施設のニーズが高まっており、商品ラインアップの拡充やカタログ価格の改定を進めたことが寄与した。経常利益、純利益の大幅増益転換は、住宅建材商社として為替予約評価益が50億8300万円発生し、前年同期の19億1200万円の評価損発生のマイナスからプラスに転換したことも一要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:06 | 注目銘柄
2023年12月20日

【注目銘柄】ARアドバンストは3期ぶり最高純益更新を見直し割安DX株買いが再燃して急反発

 ARアドバンストテクノロジ<5578>(東証グロ−ス)は、前日19日に70円高の2124円と急反発して引け、25日移動平均線を出没する三角保ち合いに煮詰まり感を強めた。今2024年8月期業績が続伸し、純利益が3期ぶりに過去最高更新と予想されていることを見直し東証グロース市場で相対的に割安としてDX(デジタルトランスフォーメーション)・AI(人工知能)関連株買いが再燃した。株式需給的にも、今年6月のIPO(新規株式公開)時につけた上場来高値4990円の高値期日がほぼ一巡することも、側面支援材料視されている。

■DXソリューション事業は受注も受注単価も上向き続き好調推移

 今8月期業績は、売り上げ116億6200万円(前期比14.4%増)、営業利益5億7500万円(同9.0%増)、経常利益5億7000万円(同11.0%増)、純利益3億6200万円(同13.7%増)と見込まれ、純利益は、2021年8月期の過去最高(3億4400万円)を3期ぶりに更新する。同社は、ビジネストランスフォーメーションデザイナーとしてクラウド技術とデータ・AI活用によるDXソリューション事業を展開しており、引き続き領域特化型サービスパッケージのクラウド活用統合支援サービス「cnaris」と、データ・AI活用の統合支援サービス「dataris」の拡販を進め、受注数も受注単価も増加しており、毎期100名程度のDX人材採用のための人件費や教育研修費の負担をカバーして好調推移を予想している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:24 | 注目銘柄
2023年12月15日

【注目銘柄】AVILENは続落も3Q高成長業績を見直して生成AI関連株人気が再燃余地

 AVILEN<5591>(東証グロース)は、前日14日に209円安の2181円と3営業日続落して引けた。朝方に2450円と反発して始まったものの、東証グロース市場指数が、0.57%安と反落したことから、一転して今年12月4日に上場来高値2780円まで買い進まれていた同社株にもポジション調整売りが続いた。ただこの株価水準は、今年9月27日の新規株式公開(IPO)時の公開価格2120円目前となっている。IPO後の初決算として11月13日に発表した今2023年12月期第3四半期(2013年1月〜9月期、3Q)業績が、高成長して着地したことや、11月29日に発表した三菱UFJ銀行への生成AI(人工知能)による業務改革支援などを見直し、生成AI関連株人気の再燃の仕切り直しも期待される。下げた株ほど良く戻るとするリターン・リバーサル買いも一考余地がありそうだ。

■累積取引会社数が31%増と続伸し案件単価も上昇傾向

 今期3Q業績は、売り上げ6億5100万円(前年同期比26.6%増)、営業利益1億1000万円(同93.5%増)、経常利益1億円、純利益7100万円(同76.8%増)と大幅増収増益となった。同社は、独自の生成AI「AVILEN AI」を活用したAIソフトウエアの開発・実装をするAIソフトウエアユニットと、AI技術で人間のように自然な会話ができるChatGPTにより業務プロセスの改革を支援しAI人材を育成する組織開発サービスのChatアイデアソンを展開するビルトアップユニットを経営の2本柱としている。この取引累計取引会社数は、666社(同31.1%増)と伸びており、AIソフトウエアユニットの売り上げが3億3000万円(同82.9.1%増)、ビルトアップユニットが同3億2000万円(同4.1%減)となり、AIソフトウエアユニットを中心に案件単価が上昇傾向にあり、適切なコストコントロールも寄与して売上総利益が、4億5300万円(同41.3%増)となったことが要因となった。今12月期通期業績は、IPO時の予想通りに売り上げ9億6800万円(前期比32.6%増)、営業利益2億3600万円(同2.14倍)、経常利益2億1100万円(同91.8%増)、純利益1億4700万円(同86.7%増)と見込んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:10 | 注目銘柄
2023年12月08日

【注目銘柄】ワットマンは続落も連続最高業績をテコに月次売上高開示を先取りし押し目買い一考余地

 ワットマン<9927>(東証スタンダード)は、前日7日に16円安の854円と続落して引けた。日経平均株価が1.76%と急反落し、東証スタンダード市場指数も0.84%と続落したことから、10月17日につけた直近安値718円からリバウンド途上にある同社株も、目先の利益を確定する売り物が増勢となった。ただ同社の今2024年3月期業績は連続の2ケタ増益と予想され、純利益が、連続して過去最高を更新することを見直し、さらに来週早々にも11月度の月次売上高が開示されることを先取りして、押し目買い買いも一考余地がありそうだ。テクニカル的にも、直近安値718円からの200円高で、25日移動平均線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、リバウンド期待をフォローしそうだ。

■リユース事業とホビーサーチ事業が好調に推移し月次売上高も21カ月プラス

 同社の今2024年3月期業績は、売り上げ80億5300万円(前期比8.5%増)、営業利益6億8000万円(同48.4%増)、経常利益6億8200万円(同34.2%増)、純利益4億5500万円(同27.9%増)と予想され、純利益は、前期の過去最高(3億5500万円)を連続更新する。リユース事業が、今年5月に大型店の本厚木駅前店を新規オープンしたことも加わり、既存店・全店の売上高が電化製品や服飾などの好調推移で続伸し、新品EC事業も、子会社化したホビーサーチのトレーディングカードなどのホビーが寄与することなどが要因となる。今年11月13日に開示した今期第2四半期(2023年4月〜9月期、2Q)決算でも、リユース事業の売り上げは前期比6.2%増、営業利益は5.3%増、ホビーサーチ事業も同22.1%増、30.1%増で着地した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:32 | 注目銘柄
2023年12月07日

【注目銘柄】カーリットホールディングスは2期ぶり最高純益更新と宇宙戦略基金創設を見直して反発

 カーリットホールディングス<4275>(東証プライム)は、前日6日に16円高の918円と6営業日ぶりに反発して引け、今年10月4日につけた直近安値886円を前に下げ渋る動きを強めた。同社の今2024年3月期業績が、今年9月11日に上方修正され、純利益が、2期ぶりに過去最高を更新し、今年11月24日には衆議院を通過した改正JAXA(宇宙航空研究開発機構)法で1兆円規模の「宇宙戦略基金」が創設されることを見直し下げ過ぎ修正買いが再燃した。前日6日に宇宙ベンチャーのQPS研究所<5595>(東証グロース)が新規株式公開(IPO)され、公開価格390円の2.2倍の860円で初値をつけ、874円まで買い進まれ、大引けでは710円とストップ安したが高人気となったことも、側面支援材料視されている。

■固体推進薬の原料の過塩素酸アンモニウム増産に着手し2倍〜3倍増強を計画

 改正JAXA法は、民間企業の手掛ける宇宙船開発などの技術支援を強化し、国内の宇宙産業の市場規模を2020年の4兆円から2030年代に8兆円に拡大させるために10年間で1兆円の「宇宙戦略基金」を創設する。カーリットHDは、H−UA/Bロケット、H3ロケットの固体ロケットブースターや防衛産業用途の固体推進薬の主原料となる過塩素酸アンモニウムの生産を担当しており、すでに今年11月から同原料の第1期の増産計画に着地し、最終的には現在の2倍〜3倍の生産能力増強を計画しており、政策サポートが加わり成長戦略の大きな柱になる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:10 | 注目銘柄
2023年11月22日

【注目銘柄】日本電技は最高純益肉薄の業績上方修正を見直し割安株買いが再燃

■半導体設備投資関連で空調計装事業が好調

 日本電技<1723>(東証スタンダード)は、このところ上値抵抗線となっていた75日移動平均線上抜きを試す勢いを示ている。同社株は、11月2日に今2024年3月期の第2四半期(2023年4月〜9月期、2Q)累計決算の開示とともに、3月期通期業績の上方修正を発表したが、材料出尽くしとして下値を探る展開が続いていたが、その上方修正で今期純利益が、過去最高に肉薄することや半導体設備投資関連の一角に位置する業態が見直され割安株買いが再燃した。テクニカル的にも、このもみ合い場面で25日移動平均線が、75日移動平均線を下抜くデッドクロス(DC)を示現する悪形チャートとなったが、その後5日移動平均線が25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、側面支援材料視されている。

■工場関連や首都圏再開発の大型新設物件向けに空調計装事業が好調推移

 同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げを15億円、営業利益と経常利益は各2億円、純利益は1億円それぞれ引き上げ、売り上げ365億円(前期比6.4%増)、営業利益47億5000万円(同5.5%増)、経常利益48億5000万円(同5.1%増)、純利益33億円(同4.2%増)と増収増益率の拡大を見込み、純利益は、2021年3月期の過去最高(33億2400万円)に肉薄する。空調計装関連事業の売り上げが想定を上回ったことが要因で、2Q累計業績の同事業の売り上げは139億5600万円(前年同期比41.7%増)、セグメント利益は31億3400万円(同78.8%増)となった。半導体向けを含む工場関連や首都圏再開発の大型新設物件が好調に推移したことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20 | 注目銘柄
2023年11月21日

【注目銘柄】ホクリョウは7期ぶり最高純益更新の業績上方修正と大幅増配を見直す

■鶏卵相場急騰で過去最高益

 ホクリョウ<1384>(東証スタンダード)は、9月25日につけた年初来高値1205円を再び視界に捉えている。同社株は、今年11月14日に今2024年3月期の上方修正と増配を発表し、株価はストップ高と窓を開けて急伸したが、年初来高値を前に利益確定売りに押され続落していた。ただその業績修正で純利益が7期ぶりに過去最高を更新し、PER評価も、6.06倍と東証スタンダード市場の低PERランキングの94位とトップ100入りとなっていることを手掛かりに買い再燃となった。同社の主力製品の鶏卵が、クリスマス需要などの需要期入りとなることも先取りされている。

■生産量減少を鶏卵販売価格上昇でカバーして飼料価格コストも安定

 同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げを5億1500万円、営業利益を6億9800万円、経常利益を7億700万円、純利益を4億500万円それぞれ引き上げ、売り上げ187億6400万円(前期比5.3%増)、営業利益22億4600万円(同70.2%増)、経常利益23億1300万円(同17.1%増)、純利益15億5600万円(同2.08倍)と見込んだ。昨年秋以来の鳥インフルエンザの感染拡大で全国で1700万羽近い採卵鶏が殺処分されて需給ひっ迫で鶏卵相場が急騰し、足元の今期第2四半期の鶏卵相場は、北海道Mサイズで前年同期比97.58円高、東京Mサイズで同113.22円高となお高値をキープしており、この価格上昇で同社農場での感染発生による生産量の減少をカバーし、飼料価格も落ち着き飼料安定基金からの補填も加わり飼料コストが相対的に低下したことなどが要因となっている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | 注目銘柄
2023年11月17日

【注目銘柄】中部鋼鈑は続落も減益転換率縮小の上方修正と減配幅を縮める増配を手掛かりに下げ渋る

 中部鋼鈑<5461>(東証プライム)は、前日16日に5円安の1955円と4営業日続落して引けた。ただ11月8日につけた直近安値1925円を下ヒゲを伸ばして確かめ下げ渋る動きもみせた。今年11月1日に発表した今2024年3月期業績上方修正と増配で、今期業績の減益率が縮小し、配当の前期比減配幅が縮小することを見直し売られ過ぎ修正期待の打診買いが交錯した。テクニカル的にも足元の株価水準が、エリオット波動理論の修正3波の最終局面にあることも意識されている。

■販売価格、鉄スクラップ価格は想定通りに推移し固定資産除却損は想定下回る

 同社の今3月期業績は、売り上げを期初予想より30億円引き下げたが、営業利益、経常利益、純利益を各2億円引き上げ、売り上げ676億円(前期比11.4%減)、営業利益99億円(同19.3%減)、経常利益98億円(同20.5%減)、純利益67億円(同21.9%減)と見込み、前期の過去最高業績からの減益転換率をやや縮小させる。主力の厚板は、産業機械向けが設備投資意欲の減退、建設向け需要も人手不足による工期の遅れで伸び悩み販売数量が当初想定を下回ったが、販売価格は当初想定価格を維持し、電力などのエネルギー価格は上昇したものの鉄スクラップ価格が安定推移し、固定資産除却損が当初想定を下回ったことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:12 | 注目銘柄
2023年11月16日

【注目銘柄】日本特殊陶業は反落も最高純益を伸ばす業績上方修正と増配を手掛かりに押し目買い余地

 日本特殊陶業<5334>(東証プライム)は、前日15日に17円安の3427円と5営業日ぶりに反落して引けた。同社株は、今年10月30日に今2024年3月期業績の上方修正と増配を発表し、前日の取引時間中の高値3502円まで377円高しており、目先の利益を確定する売り物に押された。ただその上方修正では、今期純利益が前期の過去最高を大幅に連続更新し、配当も減配幅が縮小することになり、押し目買いも一考余地がありそうだ。テクニカル的にも、年初来高値から直近安値3070円まで調整する場面で25日移動平均線が、75日移動平均線を下抜くデッドクロス(DC)を示現したが、同安値からのリバウンド場面では5日移動平均線が25日線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆し、前日の反落でも5日線をキープしたこともフォローの材料となりそうだ。

■想定為替レートを1ドル=130円から140円へ円安恩恵が業績を押し上げ

 同社の今3月期業績は、期初予想より売上収益を70億円、営業利益を135億円、税引前利益を190億円、純利益を135億円それぞれ引き上げ、売上収益6070億円(前期比7.9%増)、営業利益1100億円(同23.3%増)、税引前利益1160億円(同24.2%増)、純利益810億円(同22.2%増)と続伸を見込み、純利益は、前期の過去最高(662億9300万円)を大幅に連続更新する。新車組付け製品が一部地域の自動車販売の伸び悩みで減少したが、円安・ドル高の進行が業績を押し上げる。想定為替レートは、期初予想の1ドル=130円、1ユーロ=140円から下期レートとしてそれぞれ140円、150円と円安方向で見直し、3月期通期の自動車事業の売上収益が4978億2000万円(同12.1%増)、営業利益が1189億3700万円(同27.5%増)と見込んだことが要因となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:28 | 注目銘柄
2023年11月15日

【注目銘柄】東エレデバイスは業績上方修正で増益転換、連続して最高純益を更新し続伸

 東京エレクトロン デバイス<2760>(東証プライム)は、前日14日に125円高の4195円と急反発して引け、取引時間中には4220円と買われる場面があり、今年10月18日につけた株式分割の権利落ち後高値4385円を視界に捉えた。同社が、10月31日に発表した今2024年3月期業績の上方修正と増配を見直し、純利益が、期初の減益転換予想から増益に変わり、連続して過去最高を更新することを見直し割安グロース株買いが増勢となった。テクニカル的にも25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆し、下値が25日線にサポートされて右肩上がりとなっていることも、フォローの材料視されている。

■半導体が産業機器・車載向けに堅調に推移しコンピュータシステム関連事業も好調

 同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げを200億円、経常利益を15億円、純利益を13億2000万円それぞれ引き上げ、売り上げ2500億円(前期比4.0%増)、経常利益135億円(同8.2%増)、純利益97億7000万円(同11.3%増)と見込み、純利益は、前期の過去最高(87億7800万円)を連続更新する。期初は、半導体の調整期入りや国内外の景気見通しの不透明化などで保守的に予想していたが、半導体製品・電子デバイス事業では、半導体の販売が、産業機器・車載向けに堅調に推移し、電子デバイスも産業機器・医療機器向けの設計・受託量産サービスが続伸、コンピュータシステム関連事業でもセキュリティ製品やサブスクリプション型ライセンス及びサービスの販売などが好調を持続、円安も寄与したことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:28 | 注目銘柄
2023年11月14日

【注目銘柄】東京きらぼしFGは反落も業績上方修正を手掛かりに下値に最割安銀行株買いが交錯

 東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>(東京プライム)は、前日13日に60円安の4300円と3営業日ぶりに反落した。同社株は、下ヒゲで75日移動平均線を確かめ、上ヒゲで25日移動平均線を試す往来相場を続けており、25日線接近場面では戻り売りも出て上値を抑えられた。ただ取引時間中の安値からは、小戻して引けており、下値では今年11月1日に発表した今2024年3月期業績の上方修正を手掛かりにバリュー株(割安株)買いが交錯した。上方修正により東証プライム市場の低PERランキングの第29位にランクインし、銀行株で最割安となることも意識されている。

■貸出金利息が貸出残高増加や金利上昇で増加し与信費用も減少

 同行の今3月期業績は、期初予想より経常利益、純利益がそれぞれ20億円引き上げられ経常利益301億円(前期比2.1%減)、純利益240億円(同13.4%増)と見込んでいる。同時発表の今期第2四半期(2023年4月〜9月期、2Q)累計業績も、期初予想より経常利益が45億900万円、純利益が45億7300万円上ぶれ、経常利益が183億900万円(前年同期比38.5%増)、純利益134億7300万円(同56.2%増)と続伸して着地しており、これに伴って今3月期通期業績を上方修正した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:41 | 注目銘柄
2023年11月10日

【注目銘柄】旭有機材は業績上方修正・連続最高純益を手掛かりに割安半導体関連株買いが再燃へ

■株価はダブルボトムからリバウンド相場が本格化

 旭有機材<4216>(東証プライム)は、前日9日に55円高の3900円と反発して引け、前々日8日の深押し場面から出直る動きを強めた。同社が、今年10月31日に発表した今2024年3月期業績の上方修正で、今期純利益が、期初の減益転換予想から増益となり、連続して過去最高を更新することを手掛かりに半導体関連の割安株買いが再燃した。テクニカル的にも10月につけた3400円と3420円の安値でダブルボトムを形成しこのネックラインの3400円を明確に上放れていることからリバウンド相場が本格化するとして買い材料視もされている。

■国内の半導体関連大型案件が下支えし米中向け高付加価値製品も寄与

 同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げを20億円、営業利益を25億円、経常利益を26億円、純利益を20億円それぞれ引き上げ、売り上げ860億円(前期比11.5%増)、営業利益145億円(同21.4%増)、経常利益148億円(同21.9%増)、純利益100億円(同6.1%増)と見込んだ。純利益は、期初に前期に計上した繰延税金資産計上に伴い法人税等調整額がマイナス11億4300万円となった税金費用の反動で前期比15.1%減と減益転換を予想していたが、これをカバーして続伸し前期の過去最高94億2500万円を連続更新する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:11 | 注目銘柄
2023年11月02日

【注目銘柄】遠藤照明は2Q業績が2回の上方修正値を上ぶれ着地しS市場移行をカバー

 遠藤照明<6932>(東証スタンダード)は、10月31日に今2024年3月期第2四半期(2023年4月〜9月期、2Q)累計決算を発表した。同業績が、今年10月26日に開示した2回目の上方修正値をやや上ぶれて着地したことから、前期と同様に3月期通期業績も上方修正の可能性があると期待して割安修正買い再燃している。直近安値は、同社株が東証プライム市場から東証スタンダード市場への市場変更を選択し、スタンダード市場に上場されたことが響いてつけており、需給悪化懸念を好業績がカバーしている。

■高効率照明器具の取り換え需要が増加し新製品シリーズも拡充

 同社の今期2Q累計業績は、今年7月、10月と相次いで上方修正されており、10月の再上方修正値を売り上げは9億700万円、営業利益は1800万円、経常利益は7000万円、純利益は400万円それぞれ上ぶれ、売り上げ239億700万円(前年同期比12.8%増)、営業利益20億1800万円(同73.1%増)、経常利益23億7000万円(同38.9%増)、純利益18億400万円(同87.5%増)で着地し、経常利益と純利益は、期初の減益転換予想から大幅増益となった。エネルギー価格高騰による電気料金の引き上げで、大型商業施設などで既存照明器具から高効率照明器具への取り換え需要が増加し、次世代無線調光調色器具の製品シリーズを拡充して内外の売り上げが伸び、円安によるコスト上昇負担も想定を下回ったことが要因となった。3月期通期業績は、期初予想通り売り上げ485億円(前期比6.1%増)、営業利益48億円(同55.2%増)、経常利益45億円(同23.9%増)、純利益32億円(同8.0%増)と見込んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29 | 注目銘柄
2023年10月19日

【注目銘柄】オンワードは主力ブランド好調で今期業績を再上方修正、株価は下げ過ぎ修正買いが増勢

■秋冬物の販売期待で下げ過ぎ修正買いに

 オンワードホールディングス<8016>(東証プライム)は、10月5日に今2024年2月期業績の2回目の上方修正と2回目の増配を発表したが、同時公表の9月期月次売上高が、厳しい残暑の影響で伸び悩んだことが響いて下値を探る展開が続いていた。その残暑も一巡し気温も低下し秋冬物の販売に期待が持てるとして下げ過ぎ修正買いが増勢となっている。バリュー的にもPERは11.8倍、テクニカル的にも、25日移動平均線からなお7%もマイナスかい離していることが買い手掛かりとなっている。

■主力ブランドが好調に推移しECサイトの利用拡大でリアル店舗に融合効果

 同社の今2月期業績は、今年7月に上方修正されたが、その修正値をさらに再上方修正した。7月修正値より売り上げを4億1100万円、営業利益を10億2200万円、経常利益を10億1200万円、純利益を4億6200万円それぞれ引き上げたもので、売り上げ1892億1100万円(前期比7.5%増)、営業利益100億2200万円(同2.11倍)、経常利益100億1200万円(同88.2%増)、純利益54億6200万円(同78.4%増)と見込み、連続増益率を伸ばす。主力ブランドの「23区」、「ペットパラダイス」が好調で、新ブランドの「KASHIYAMA」や「UNFILO」も伸長し、グループECサイト「クリック&トライ」の利用者が拡大してリアル店舗とオンラインストアの融合効果が高まり、SNSを活用したマーケティング施策の精度が上がったことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:13 | 注目銘柄