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記事一覧 (11/28)【注目銘柄】リンクバルは底練り脱して戻り歩調、17年9月期大幅増収増益予想
記事一覧 (11/25)【注目銘柄】エボラブルアジアは17年9月期も大幅増収増益予想、好業績評価して7月高値目指す
記事一覧 (11/25)【注目銘柄】デジタルアイデンティティは16年12月期業績予想に増額余地、好業績評価して戻り試す
記事一覧 (11/24)【注目銘柄】WDBホールディングスは年初来高値更新して15年高値目指す、17年3月期第2四半期累計大幅増益で通期予想に増額余地
記事一覧 (11/24)【注目銘柄】グリムスは年初来高値更新して15年高値に接近、通期配当予想を増額修正
記事一覧 (11/24)【注目銘柄】地盤ネットホールディングスは安値圏モミ合い上放れ、17年3月期第2四半期累計が計画超の大幅増益で通期も増額余地
記事一覧 (11/22)【注目銘柄】精工技研は17年2月期第2四半期累計大幅増益、通期予想に再増額余地
記事一覧 (11/22)【注目銘柄】リブセンスは16年12月期第3四半期累計営業黒字化、通期予想に増額余地
記事一覧 (11/21)【注目銘柄】キャリアは17年9月期も大幅増収増益予想、IPO後の売り一巡して戻り試す
記事一覧 (11/21)【注目銘柄】アビストは需要高水準で17年9月期増収増益予想、好業績を評価する流れに変化なく上値試す
記事一覧 (11/21)【注目銘柄】イハラケミカルは16年10月期業績予想を一転増額修正、安値圏モミ合いから反発期待
記事一覧 (11/18)【注目銘柄】リケンテクノスは15年高値突破して14年高値が視野、17年3月期増収増益予想
記事一覧 (11/18)【注目銘柄】イー・ガーディアンは上場来高値圏で堅調、17年9月期2桁増収増益予想
記事一覧 (11/18)【注目銘柄】プロシップは15年高値突破して06年の上場来高値視野、受注高水準で好業績期待
記事一覧 (11/16)【注目銘柄】アマナは安値圏モミ合い上放れて基調転換、16年12月期第3四半期累計営業黒字化
記事一覧 (11/16)【注目銘柄】ハーバー研究所は下値固め完了して戻り試す、17年3月期第2四半期累計黒字化
記事一覧 (11/16)【注目銘柄】三精テクノロジーズは08年来の高値水準、17年3月期第2四半期累計大幅増益
記事一覧 (11/10)【注目銘柄】ビジョンは好業績を評価して上場来高値更新の展開
記事一覧 (11/09)【注目銘柄】丸尾カルシウムは好業績を評価して急伸、年初来高値を更新
記事一覧 (11/09)【注目銘柄】TOWAは大幅増益を好感して3日続伸、9月の年初来高値を試す展開へ
2016年11月28日

【注目銘柄】リンクバルは底練り脱して戻り歩調、17年9月期大幅増収増益予想

 イベントECサイト「街コン」などを運営するリンクバル<6046>(東マ)に注目したい。16年9月期は2桁増収増益だった。そして17年9月期も大幅増収増益予想である。株価は底練りを脱して戻り歩調となった。好業績を評価して上値を試す展開だろう。

 11月11日発表した16年9月期業績(非連結)は、売上高が15年9月期比24.5%増の21億44百万円、営業利益が同11.2%増の2億94百万円、経常利益が同10.2%増の3億11百万円、純利益が同21.4%増の1億89百万円だった。

 主力の「街コンジャパン」イベント掲載数が同26.0%増加の4万5399件となり、費用増加を吸収して計画超の増益だった。イベント掲載を希望する企業数の増加に伴うイベント数の増加、掲載企業数の増加に伴うイベントコンテンツの多様化で増収増益基調である。

 17年9月期業績(非連結)予想は売上高が16年9月期比24.4%増の26億67百万円、営業利益が同29.1%増の3億80百万円、経常利益が同30.9%増の4億07百万円、純利益が同24.9%増の2億37百万円としている。

 主力の「街コンジャパン」で開催エリア拡大、イベントカテゴリー拡大、イベント掲載数拡大を推進し、中期成長に向けた先行投資負担を吸収して大幅増収増益予想である。

 株価は900円近辺での底練りから脱して戻り歩調となった。好業績を評価する形で11月15日には1770円まで上伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線も上向きに転じた。基調転換を確認して戻りを試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:10 | 注目銘柄
2016年11月25日

【注目銘柄】エボラブルアジアは17年9月期も大幅増収増益予想、好業績評価して7月高値目指す

 航空券予約サイトのエボラブルアジア<6191>(東マ)に注目したい。11月14日発表した16年9月期連結業績が大幅増収増益となり、17年9月期も大幅増収増益予想である。株価は好業績を評価する形で水準を切り上げてきた。戻り歩調で7月の上場来高値を目指す展開となりそうだ。

 16年9月期の連結業績は売上高が15年9月期比45.2%増の40億円、営業利益が同97.7%増の6億18百万円、経常利益が同87.0%増の5億71百万円、純利益が同97.3%増の3億40百万円だった。取扱高が同34.5%増の277億82百万円と順調に拡大した。そして事業スケール拡大に伴い、航空券の調達コスト、顧客当たり集客コスト、航空券の単位当たりオペレーションコストが低下し、大幅増益となった。売上総利益率は83.0%で同9.5ポイント上昇した。

 17年9月期の連結業績予想は、売上高が16年9月期比53.7%増の61億47百万円、営業利益が同61.9%増の10億01百万円、経常利益が同68.2%増の9億61百万円、純利益が同74.8%増の5億94百万円としている。取扱高は同27.3%増の353億66百万円の計画だ。リピーター増加に対応して新ブランド「AirTrip」をスタートし、既存サービス「空旅.com」からの誘導も推進する。また訪日旅行事業では民泊CtoCプラットフォームも拡大する。

 なお11月14日には、17年9月期中を目標に東証マザーズから東証1部への市場変更申請を行う予定と発表している。

 株価(16年3月新規上場)は、11月9日に地合い悪化の影響で1325円まで調整する場面があったが、その後は好業績を評価する形で水準を切り上げている。11月22日には1847円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線を突破した。戻り歩調で7月の上場来高値を目指す展開となりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:19 | 注目銘柄

【注目銘柄】デジタルアイデンティティは16年12月期業績予想に増額余地、好業績評価して戻り試す

 企業向けデジタルマーケティングのデジタルアイデンティティ<6533>(東マ)に注目したい。16年12期連結業績は大幅増収増益予想である。第3四半期累計の進捗率が高水準であり、通期予想に増額余地がありそうだ。株価は16年9月IPO後の売りが一巡し、好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。

 11月11日発表した16年12月期第3四半期累計(1〜9月)連結業績は売上高が35億58百万円、営業利益が2億23百万円、経常利益が2億18百万円、純利益が1億44百万円だった。運用型広告サービスなど主力のデジタルマーケティング事業で、既存顧客からの受注増額や新規顧客の獲得が順調に推移した。

 16年12月期通期の連結業績予想は売上高が15年12月期比23.9%増の44億67百万円、営業利益が同3.1倍の2億52百万円、経常利益が同3.2倍の2億50百万円、純利益が同4.2倍の1億67百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が79.7%、営業利益が88.5%、経常利益が87.2%、純利益が86.2%と高水準である。通期予想に増額余地がありそうだ。

 株価(16年9月新規上場)は、IPO人気が一巡して初値2900円を割り込み、概ね2500円〜2800円近辺でモミ合う展開だ。ただし日足チャートで見ると、第3四半期累計業績を好感する形で25日移動平均線突破の動きを強めている。IPO後の売りが一巡し、好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:30 | 注目銘柄
2016年11月24日

【注目銘柄】WDBホールディングスは年初来高値更新して15年高値目指す、17年3月期第2四半期累計大幅増益で通期予想に増額余地

 理学系研究職人材派遣首位のWDBホールディングス<2475>(東1)に注目したい。17年3月期第2四半期累計(4〜9月)が2桁営業増益と好調で、通期予想に増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開となった。好業績を評価して15年8月高値を目指す展開だろう。

 11月11日発表した17年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比9.1%増の158億87百万円、営業利益が同22.6%増の16億30百万円、経常利益が同22.7%増の16億33百万円、純利益が同6.3%増の8億31百万円だった。

 海外CRO事業の立ち上げコストが増加したが、理学系研究職派遣ならびに工学系技術職派遣の需要が高水準の人材サービス事業が9.5%増収、26.7%増益と好調に推移して全体を牽引した。

 通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比11.2%増の330億81百万円、営業利益が同3.3%増の28億27百万円、経常利益が同3.3%増の28億27百万円、純利益が同2.6%増の16億96百万円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.0%、営業利益が57.7%、経常利益が57.8%、純利益が49.0%である。高水準の需要も背景として通期予想に増額余地がありそうだ。

 株価は1000円〜1100円近辺のモミ合いから上放れ、年初来高値更新の展開となった。11月18日には1244円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって中段保ち合いから上放れた形だ。好業績を評価して15年8月の上場来高値1533円を目指す展開だろう。上げ足を速める可能性もありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:55 | 注目銘柄

【注目銘柄】グリムスは年初来高値更新して15年高値に接近、通期配当予想を増額修正

■通期業績予想も増額の可能性

 エネルギーソリューションカンパニーのグリムス<3150>(JQ)に注目したい。17年3月期第2四半期累計(4〜9月)が大幅増益となり、通期の配当予想を増額修正した。通期業績予想にも増額余地がありそうだ。株価は上値フシを突破して年初来高値を更新し、15年12月高値に接近している。ボックスレンジから上放れた形であり、上げ足を速める可能性がありそうだ。

 11月14日発表した17年3月期第2四半期累計の連結業績(10月28日に増額修正)は、売上高が前年同期比14.2%増の37億39百万円で、営業利益が同48.9%増の4億25百万円、経常利益が同52.0%増の4億58百万円、純利益が同63.9%増の2億80百万円だった。

 エネルギーコストソリューション事業は、電力基本料金削減コンサルティングによる電子ブレーカー販売や、LED照明クロス販売などが好調に推移して、13.8%増収、18.1%増益だった。スマートハウスプロジェクト事業では、住宅用太陽光発電システムと蓄電池のセット販売が好調に推移し、5月に完成・取得した静岡県浜松市のグリムスソーラー懐山太陽光発電所の売電開始も寄与して、14.8%増収、77.6%増益だった。

 また11月14日、通期の配当予想を年間15円から10円増額して年間25円(期末一括)とした。前期との比較でも10円増配となる。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比3.9%増の70億円、営業利益が同14.7%増の6億60百万円、経常利益が同13.8%増の6億90百万円、純利益が同2.7%増の4億10百万円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高53.4%、営業利益64.4%、経常利益66.4%、純利益68.3%と高水準である。通期連結業績予想も増額の可能性がありそうだ。

 株価は配当予想増額修正も好感して11月24日に1320円まで上伸し、年初来高値更新の展開となった。そして15年12月高値1325円にも接近している。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインの形となった。また1100円近辺の上値フシを突破してボックスレンジから上放れた形であり、上げ足を速める可能性がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:27 | 注目銘柄

【注目銘柄】地盤ネットホールディングスは安値圏モミ合い上放れ、17年3月期第2四半期累計が計画超の大幅増益で通期も増額余地

 地盤解析・地質調査サービスを展開する地盤ネットホールディングス<6072>(東マ)に注目したい。17年3月期第2四半期累計(4〜9月)は計画超の大幅増益だった。そして通期予想にも増額余地がありそうだ。株価は安値圏モミ合いから上放れの動きを強めている。戻りを試す展開が期待される。

 11月11日発表した17年3月期第2四半期累計の連結業績(11月9日に増額修正)は、売上高が前年同期比12.7%増の13億54百万円で、営業利益が同9.5倍の1億67百万円、経常利益が同8.4倍の1億68百万円、純利益が1億23百万円(前年同期は3百万円)だった。

 売上面では4月に販売開始した全自動の調査測定器(iGP)の販売数が堅調に推移した。スマホ・タブレット端末対応「じぶんの地盤アプリ」サービスを提供し、ユーザー数が5万件を突破した。利益面では一般消費者向けプロモーション活動を下期に変更したため費用発生が下期に後ズレしたことも寄与した。

 通期連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比10.3%増の26億31百万円、営業利益が同3.9%増の2億21百万円、経常利益が同3.6%増の2億23百万円、純利益が同1.7%増の1億34百万円としている。通期予想に対する第2四半期累計進捗率は売上高51.5%、営業利益75.6%、経常利益75.3%、純利益91.8%である。費用発生が下期に後ズレしたことを考慮しても高水準であり、通期予想にも増額余地がありそうだ。

 株価は安値圏300円近辺でモミ合う展開だったが、第2四半期累計の大幅増益も好感して上放れの動きを強めている。11月22日には357円まで上伸する場面があった。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなり、26週移動平均線に続いて52週移動平均線突破の動きを強めている。戻りを試す展開が期待され、モミ合い上放れて上げ足を速める可能性がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:07 | 注目銘柄
2016年11月22日

【注目銘柄】精工技研は17年2月期第2四半期累計大幅増益、通期予想に再増額余地

 精工技研<6834>(JQ)に注目したい。車載用成形品や光伝送装置などを展開している。17年3月期第2四半期累計は計画超の大幅増益だった。円安も寄与して通期予想に再増額余地がありそうだ。株価は急伸後の上げ一服局面だが、日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。

 11月11日に発表した17年3月期第2四半期累計の連結業績(10月21日に増額修正)は、売上高が前年同期比6.0%増の62億60百万円、営業利益が同51.4%増の6億56百万円、経常利益が同44.3%増の6億66百万円、純利益が同68.5%増の4億25百万円だった。円高影響を吸収して計画超の大幅増益だった。

 車載用成形品などの精機事業は10.9%増収、20.6%増益と好調に推移した。光通信用部品や光伝送装置などの光関連製品事業は、高耐熱レンズのスマホ向け需要一巡などで0.9%減収だったが、採算性の良い光伝送装置の売上増で3.0倍増益だった。

 通期連結業績予想は、利益を増額した10月21日の修正値を据え置き、売上高が前期比2.6%増の125億円、営業利益が同3.3%減の9億円、経常利益が同1.8%減の9億50百万円、純利益が同0.1%減の5億50百万円としている。想定為替レートは1米ドル=100円、1ユーロ=110円、1元=15.5円としている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が50.1%、営業利益が72.9%、経常利益が70.1%、純利益が77.3%と高水準である。為替がドル高・円安方向に進行していることも考慮すれば、通期予想に再増額余地がありそうだ。

 株価は10月21日の増額修正を好感して10月27日の1273円まで急伸した。その後は上げ一服となって戻り高値圏でモミ合う形だが、日柄調整一巡感を強めている。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜いて先高感を強めている。日柄調整が完了して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:52 | 注目銘柄

【注目銘柄】リブセンスは16年12月期第3四半期累計営業黒字化、通期予想に増額余地

 求人情報サイトなどを運営するリブセンス<6054>(東1)に注目したい。16年12月期第3四半期累計の連結業績は営業黒字化した。進捗率が高水準で通期予想に増額余地があり、17年12月期は新規事業の収益貢献も期待される。株価はモミ合い展開だが、煮詰まり感を強めて上放れ展開が期待される。

 11月14日発表した16年12月期第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比10.4%増の40億03百万円、営業利益が4億01百万円(前年同期は2億39百万円の赤字)、経常利益が4億27百万円(同2億32百万円の赤字)、純利益が51百万円の赤字(同1億55百万円の赤字)だった。生産性向上を優先した広告出稿効率化進展、新規事業の伸長などの効果で営業利益と経常利益が黒字化し、純利益は赤字が縮小した。

 通期連結業績予想は据え置いて売上高が前期比8.5%増の55億円、営業利益が4億50百万円(前期は7百万円)、経常利益が4億65百万円(同19百万円)、純利益が60百万円の赤字(同10百万円の黒字)としている。通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が72.8%、営業利益が89.1%、経常利益が91.8%と高水準である。第4四半期に来期飛躍のための準備を継続するとしてとして通期予想を据え置いたが、利益予想には増額余地がありそうだ。そして17年12月期は新規事業も貢献して収益改善基調が期待される。

 株価は400円〜500円近辺でモミ合う展開が続いているが、徐々に下値を切り上げて煮詰まり感も強めてきた。収益改善基調を評価して上放れの展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:23 | 注目銘柄
2016年11月21日

【注目銘柄】キャリアは17年9月期も大幅増収増益予想、IPO後の売り一巡して戻り試す

 高齢化社会に特化した人材サービスを展開するキャリア<6198>(東マ)に注目したい。11月14日発表した16年9月期連結業績は大幅増収増益だった。需要が高水準で17年9月期も大幅増収増益予想である。株価は16年6月IPO後の売りが一巡し、好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。

 16年9月期連結業績は、売上高が15年9月期比28.0%増の74億15百万円、営業利益が同58.5%増の4億17百万円、経常利益が同42.5%増の4億17百万円、純利益が同37.1%増の2億63百万円だった。年間15円(期末一括)の初配当を実施する。

 シニアワーク事業(ビルメンテナンス、ベッドメイキング、ロジスティクスなどの分野における人材派遣・紹介および業務請負)が同24.9%増収、シニアケア事業(介護施設向け看護師・介護士の派遣・紹介)が同29.9%増収と、いずれも好調に推移した。

 17年9月期の連結業績予想は、売上高が16年9月期比24.2%増の92億07百万円、営業利益が同30.0%増の5億42百万円、経常利益が同31.9%増の5億50百万円、純利益が同31.2%増の3億45百万円としている。高水準の需要を背景に、新規営業拠点開設などによる積極的なエリア展開も寄与して大幅増収増益予想である。

 株価(16年6月新規上場)は、IPO直後の16年7月高値7140円から8月安値2410円まで下落したが、その後は下値切り上げの動きを強めている。IPO後の売りが一巡し、好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:46 | 注目銘柄

【注目銘柄】アビストは需要高水準で17年9月期増収増益予想、好業績を評価する流れに変化なく上値試す

 設計開発アウトソーシングを主力とするアビスト<6087>(東1)に注目したい。11月14日発表した16年9月期連結業績は大幅増益だった。需要が高水準で17年9月期も増収増益予想である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価する流れに変化はなく、過熱感を冷ますための自律調整を交えながら上値を試す展開だろう。

 16年9月期連結業績は、売上高が15年9月期比18.9%増の73億87百万円、営業利益が同44.5%増の12億85百万円、経常利益が同34.9%増の12億93百万円、純利益が同60.8%増の8億62百万円だった。配当は同19円増配の年間65円(期末一括)とした。

 主力の設計開発アウトソーシング事業において技術者稼働率が高水準に推移し、付加価値の高い請負業務の拡大も寄与して同16.2%増収、同23.2%増益と好調だった。水素水販売事業は広告宣伝費の増加などで赤字だが、同90.3%増収効果で赤字が大幅に縮小した。

 17年9月期の連結業績予想は、売上高が16年9月期比13.0%増の83億45百万円、営業利益が同6.5%増の13億69百万円、経常利益が同6.8%増の13億80百万円、純利益が同8.0%増の9億31百万円としている。主要顧客である自動車業界などにおいて設計技術者および設計請負業務の需要が引き続き高水準に推移する。配当予想は同5円増配の年間70円(期末一括)としている。連続増配だ。

 株価は上場来高値更新の展開となり、10月21日には2892円まで上伸する場面があった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。好業績を評価する流れに変化はなく、過熱感を冷ますための自律調整を交えながら上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:17 | 注目銘柄

【注目銘柄】イハラケミカルは16年10月期業績予想を一転増額修正、安値圏モミ合いから反発期待

 イハラケミカル<4989>(東1)は21日、121円高の1010円まで上げて急伸している。11月18日、16年10月期連結業績予想の修正を発表した。8月19日の減額修正から一転して増額修正となり、15年10月期との比較では減益幅が縮小する見込となった。なお17年5月にクミアイ化学工業<4996>との経営統合を予定している。株価は安値圏モミ合いだが、増額修正を好感して反発が期待される。

 11月18日、16年10月期連結業績予想の増額修正を発表した。8月19日発表の減額修正(売上高を30億円、営業利益を8億円、経常利益を8億円、純利益を5億円それぞれ減額)から一転して、増額修正(売上高を8億円、営業利益を12億円、経常利益を12億円、純利益を8億円それぞれ増額)となった。海外顧客からの畑作用除草剤の早期出荷要請を受けた出荷増、好調に推移する受託農薬関連剤や海外向け水稲用除草剤の増産対応、製造原価圧縮による売上総利益改善、販管費削減などが寄与して前回予想を大幅に上回ったようだ。

 修正後の16年10月期連結業績予想は、売上高が15年10月期比8.9%増の448億円、営業利益が同16.9%減の41億円、経常利益が同17.4%減の47億円、純利益が同21.3%減の33億円となった。15年10月期との比較では減益だが、結果的に利益は期初計画を上回ることになり、減益幅が縮小する見込みとなった。

 なお9月20日にクミアイ化学工業との経営統合に関する基本合意書締結を発表している。16年12月中旬を目途に本統合に係る最終契約を締結し、17年5月1日の本統合を目指す。

 株価は年初来安値圏900円近辺でモミ合う展開だったが21日は120円高の1009円まで上げて急伸している。、週足チャートで見ると戻りを押さえていた13週移動平均線突破の動きを強めている。下値固めが完了したようだ。増額修正を好感して反発が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:15 | 注目銘柄
2016年11月18日

【注目銘柄】リケンテクノスは15年高値突破して14年高値が視野、17年3月期増収増益予想

■14年1月高値が視野

 リケンテクノス<4220>(東1)に注目したい。塩ビコンパウンド首位で海外にも積極展開している。17年3月期第2四半期累計連結業績は大幅増益だった。通期でも好業績が期待される。株価は15年8月高値を突破し、14年1月高値が視野に入ってきた。上値を試す展開だろう。なお11月18日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)において買い付け(上限172万株)を行う。

■通期でも好業績が期待

 11月7日発表した17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比3.3%減の431億71百万円だが、営業利益が同48.3%増の29億12百万円、経常利益が同37.9%増の26億77百万円、そして純利益が同47.7%増の11億23百万円だった。原料安効果で大幅増益だった。売上総利益率は20.1%で同3.5ポイント上昇した。営業外では為替差損が増加(前期は66百万円、今期は2億69百万円)した。

 通期の連結業績予想は据え置いて売上高が前期比2.7%増の930億円、営業利益が同8.2%増の55億円、経常利益が同11.5%増の55億円、純利益が同4.8%増の26億円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高46.4%、営業利益52.9%、経常利益48.7%、純利益43.2%と概ね順調な水準であり、通期でも好業績が期待される。

 なお10月24日に自己株式取得(取得株式総数の上限300万株、取得価額総額の上限18億円、取得期間16年11月1日〜17年3月31日)を発表し、11月17日に自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)における買い付け(上限172万株)を発表した。

 株価は自己株式取得発表を好感して10月25日に579円まで急伸し、15年8月高値536円を突破した。その後も高値圏で推移して14年1月高値691円が視野に入ってきた。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:25 | 注目銘柄

【注目銘柄】イー・ガーディアンは上場来高値圏で堅調、17年9月期2桁増収増益予想

■好業績を評価して上値を試す展開

 総合ネットセキュリティ企業のイー・ガーディアン<6050>(東1)に注目したい。SNS投稿監視サービスやゲームユーザーサポートサービスなどを展開している。16年9月期連結業績は大幅増収増益だった。そして17年9月期も2桁増収増益予想である。株価は上場来高値圏で堅調に推移し、9月高値後の自律調整一巡感を強めている。好業績を評価して上値を試す展開だろう。

■17年9月期も2桁増収増益予想

 11月7日発表した16年9月期連結業績は売上高が15年9月期比26.3%増の38億13百万円、営業利益が同71.2%増の5億62百万円、経常利益が同58.4%増の5億54百万円、純利益が同82.4%増の3億50百万円だった。

 市場拡大も背景としてソーシャルサポートが同4.6%増収、ゲームサポートが同52.5%増収、アド・プロセスが同22.1%増収、その他が同50.5%増収といずれもと好調に推移した。特にゲームサポートが好調に推移し、稼働率上昇によって売上総利益率が改善(同2.6ポイント上昇の34.1%)した。人件費増加などを吸収して大幅増益だった。ソーシャルサポートでは「LINE公式アカウント運用代行サービス」を開始、ゲームサポートではVR対策専門部隊「チームVRガーディアン」を発足した。

 17年9月期連結業績予想は売上高が16年9月期比17.7%増の44億89百万円、営業利益が同18.1%増の6億63百万円、経常利益が同24.8%増の6億92百万円、純利益が同32.2%増の4億63百万円としている。新規受注やサービスの付加価値向上などで2桁増収増益予想だ。なお11月11日にはアイティエスの全株式を取得(17年1月1日予定)して子会社化すると発表している。デバッグ事業のさらなる強化を図る方針だ。

 株価(16年9月16日付で東証マザーズから東証1部へ市場変更)は好業績を評価する形でIPO直後11年1月高値1010円を一気に突破し、9月の1522円まで上伸した。その後も上場来高値圏1200円〜1400円近辺で堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して自律調整一巡感を強めている。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:36 | 注目銘柄

【注目銘柄】プロシップは15年高値突破して06年の上場来高値視野、受注高水準で好業績期待

 プロシップ<3763>(東2)に注目したい。固定資産システム分野を主力として会計パッケージソリューションを展開している。17年3月期は受注が高水準で好業績が期待される。株価は株式分割も好感して15年1月高値を突破し、06年1月の上場来高値が視野に入ってきた。上値を試す展開だろう。

 10月28日発表の17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比7.7%増の17億24百万円、営業利益が同4.6%増の4億93百万円、経常利益が同7.2%増の5億08百万円、純利益が同12.0%増の3億46百万円だった。グローバルに統一された経営管理システムによるガバナンス強化を進める企業が増加し、IFRS(国際会計基準)対応など新バージョンリリースも寄与して受注高が同40.2%増の20億85百万円と高水準だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて売上高が前期比12.2%増の40億円、営業利益が同1.7%減の12億25百万円、経常利益が同横ばいの12億50百万円、純利益が同0.6%増の8億22百万円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高43.1%、営業利益40.2%、経常利益40.6%、純利益42.1%だが、高水準の受注を背景に通期でも好業績が期待される。

 株価(16年10月1日付で株式2分割、16年10月12日付でJASDAQから東証2部へ市場変更)は、株式2分割も好感して10月06日に1551円まで急伸し、15年1月高値1457円を一気に突破した。そして06年1月の上場来高値1815円が視野に入ってきた。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:25 | 注目銘柄
2016年11月16日

【注目銘柄】アマナは安値圏モミ合い上放れて基調転換、16年12月期第3四半期累計営業黒字化

■収益改善基調を評価して戻りを試す展開

 CG制作やWeb制作などのビジュアル・コミュニケーション事業を展開するアマナ<2402>(東マ)に注目したい。16年12月期第3四半期累計の連結業績は、営業利益と経常利益が黒字化し、純利益は赤字が大幅に縮小した。通期も黒字化予想である。株価は安値圏モミ合いから上放れて基調転換の動きを強めている。収益改善基調を評価して戻りを試す展開が期待される。

■通期も黒字化予想

 11月10日発表した16年12月期第3四半期累計(1〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比8.4%増の151億07百万円で、営業利益が2億63百万円(前年同期は9億85百万円の赤字)、経常利益が38百万円(同11億24百万円の赤字)、純利益が82百万円の赤字(同11億03百万円の赤字)となった。

 CGなどビジュアルの制作・販売、およびWebなどコンテンツの企画制作の受託制作が順調に増加した。利益面では増収効果に加えて、前期一時的に増加した人員数を削減したことにより人件費関連費用が減少したことも寄与して営業黒字化、経常黒字化した。純利益は赤字が大幅に縮小した。

 通期の連結業績予想は前回予想(2月18日公表)を据え置いて、売上高が前期比9.7%増の215億60百万円、営業利益が3億円(前期は10億29百万円の赤字)、経常利益が1億20百万円(同11億81百万円の赤字)、純利益が20百万円(同14億66百万円)としている。通期でも収益改善基調が期待される。

 株価は安値圏600円台でのモミ合いから上放れて、11月2日に742円まで上伸する場面があった。第3四半期累計営業黒字化に対してはやや反応薄だが、日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見るとモミ合い上放れて52週移動平均線を突破し、さらに13週移動平均線が上向きに転じて基調転換の動きを強めている。収益改善基調を評価して戻りを試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:36 | 注目銘柄

【注目銘柄】ハーバー研究所は下値固め完了して戻り試す、17年3月期第2四半期累計黒字化

■上放れの動きを強める

 自然派化粧品のハーバー研究所<4925>(JQ)に注目したい。17年3月期第2四半期累計の連結業績は大幅増収で利益は黒字化した。通期も2桁増収増益予想である。株価は下値固めが完了して切り返しの動きを強めている。好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。

■通期も2桁増収増益予想

 11月10日発表した17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比17.3%増の72億52百万円、営業利益が5億75百万円(前年同期は3億14百万円の赤字)、経常利益が5億59百万円(同3億32百万円の赤字)、純利益が3億65百万円(同1億79百万円の赤字)で黒字化した。

 新規顧客が順調に増加して、基礎化粧品が同27.4%増収、メイクアップ化粧品が同35.7%増収と好調に推移した。利益面では増収効果に加えて、広告戦略の最適化によって広告宣伝・販売促進費が減少したことも寄与して黒字化した。

 通期の連結業績予想は前回予想(5月11日公表)を据え置いて、売上高が前期比13.4%増の168億円、営業利益が同18.0%増の18億円、経常利益が同15.1%増の17億70百万円、純利益が同19.1%増の11億70百万円としている。通期でも好業績が期待される。

 株価は安値圏3200円近辺でのモミ合いから上放れの動きを強めている。11月11日には第2四半期累計の黒字化を好感して3450円まで上伸する場面があった。下値固めが完了して切り返す形だ。週足チャートで見ると、戻りを押さえていた13週移動平均線を突破し、さらに26週移動平均線突破の動きを強めている。好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:02 | 注目銘柄

【注目銘柄】三精テクノロジーズは08年来の高値水準、17年3月期第2四半期累計大幅増益

■過熱感あるが好業績を評価して上値を試す展開へ

 遊戯機械や舞台機構などを手掛ける三精テクノロジーズ<6357>(東2)に注目したい。17年3月期第2四半期累計が大幅増益となり、通期も好業績が期待される。また人型変形ロボット「J−deite RIDE」の開発開始も発表している。株価は15年11月高値を突破して08年来の高値水準だ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。

■通期の好業績に期待

 11月10日発表した17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績は、売上高が前年同期比20.2%増の122億40百万円、営業利益が同73.7%増の9億63百万円、経常利益が同62.0%増の10億41百万円、純利益が同2.4倍の6億40百万円だった。テーマパーク向け遊戯機械の工事売上が順調に推移し、大口の舞台改修案件が完工した。利益面では採算改善も寄与した。

 通期の連結業績予想は前回予想(5月12日公表)を据え置いて、売上高が前期比4.2%増の250億円、営業利益が同8.0%増の22億50百万円、経常利益が同5.6%増の23億50百万円、純利益が同12.3%増の14億50百万円としている。通期でも好業績が期待される。

 11月11日には、ソフトバンクグループのアスラテックおよびBRAVE ROBOTICSと3社共同で有限責任事業組合(LLP)を設立し、乗用人型変形ロボット「J−deite RIDE(ジェダイト・ライド)」を開発することで合意したと発表している。人型(ロボットモード)と車型(ビークルモード)とに完全変形できる全長約4メートルのロボットで、17年中の完成を目指す。

 株価は第2四半期累計大幅増益や「J−deite RIDE」を好感する形で急伸し、15年11月高値793円を突破した。そして11月14日には08年来の800円台に乗せて844円まで上伸する場面があった。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。目先的にはやや過熱感もあるが、好業績を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:22 | 注目銘柄
2016年11月10日

【注目銘柄】ビジョンは好業績を評価して上場来高値更新の展開

■好業績を評価して上値を試す展開

 ビジョン<9416>(東マ)は11日、387円高の2566円まで上げて急反発している。9日発表した16年12月期第3四半期累計(1〜9月)連結業績は大幅増益だった。通期予想は9月27日に増額修正したが、第3四半期累計の進捗率が高水準のため再増額余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開である。好業績を評価して上値を試す展開だろう。

■16年12月期第3四半期累計が大幅増益で通期予想に再増額余地

 16年12月期第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比19.9%増の110億35百万円、営業利益が同59.0%増の10億75百万円、経常利益が同43.7%増の10億45百万円、純利益が同29.9%増の6億83百万円だった。グローバルWiFi事業が同31.0%増収、情報通信サービス事業が同9.4%増収といずれも好調に推移し、事業開発に向けた戦略的投資負担を吸収した。

 通期連結業績予想は前回予想(9月27日に増額修正)を据え置いて、売上高が前期比16.7%増の145億64百万円、営業利益が同49.4%増の12億02百万円、経常利益が同43.4%増の11億58百万円、純利益が同28.0%増の7億49百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が75.8%、営業利益が89.4%、経常利益が90.2%、純利益が91.3%と高水準である。第3四半期が最繁忙期であることを考慮しても高水準であり、通期予想に再増額余地がありそうだ。

 株価は上場来高値更新の展開となった。1800円近辺のフシを突破して上げ足を速め、15年12月IPO時の高値2390円を突破し、11日は387円高の2566円まで上げて急反発している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:58 | 注目銘柄
2016年11月09日

【注目銘柄】丸尾カルシウムは好業績を評価して急伸、年初来高値を更新

■14年2月高値も視野

 工業用カルシウム専門メーカーの丸尾カルシウム<4102>(東2)は9日、107円高の1355円まで急伸して年初来高値を更新している。8日に17年3月期第2四半期累計(4〜9月)と通期の利益予想、および配当予想の増額修正を発表した。利益予想の増額は8月に続いて2回目である。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、14年2月高値も視野に入りそうだ。

■17年3月期利益予想を2回目の増額修正、配当予想も増額

 17年3月期第2四半期累計の連結業績予想は、前回予想(8月5日に売上高を据え置き、利益を増額修正)に対して、売上高を2億28百万円減額して前年同期比1.7%減の56億72百万円、営業利益を1億27百万円増額して同2.4倍の3億27百万円、経常利益を1億36百万円増額して同2.0倍の3億66百万円、純利益を89百万円増額して同2.1倍の2億49百万円とした。円高影響で売上高を減額したが、利益面では高機能製品の売上増加、稼働率の上昇、生産コスト改善への取り組み、設備計画見直しによる減価償却見込額の減少などが寄与して大幅増益となった。

 通期連結業績予想は前回予想に対して、売上高を5億円減額して前期比3.8%減の116億円、営業利益を90百万円増額して同25.9%増の5億10百万円、経常利益を90百万円増額して同22.2%増の5億90百万円、純利益を65百万円増額して同24.6%増の3億85百万円とした。修正後の通期予想に対する第2四半期累計進捗率は売上高48.9%、営業利益64.1%、経常利益62.0%、純利益64.7%と高水準である。通期の利益予想には3回目の増額余地がありそうだ。

 配当予想は期末に創立90周年記念配当5円を実施し、前回予想に5円増額して年間35円(期末一括)とした。16年10月1日付株式併合(5株を1株に併合)を考慮して前期の年間6円を年間30円に換算すると、実質的に前期比5円増配となる。また予想配当性向は20.4%となる。

 11月9日は107円高の1355円まで急伸して年初来高値を更新している。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜いて先高感を強めている。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、さらに14年2月高値1630円も視野に入りそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:02 | 注目銘柄

【注目銘柄】TOWAは大幅増益を好感して3日続伸、9月の年初来高値を試す展開へ

■17年3月期第2四半期累計が計画超の大幅増益

 半導体モールディング装置最大手のTOWA<6315>(東1)は9日、181円高の1407円まで上げて3日続伸している。8日発表した17年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結業績は計画超の大幅増収増益だった。減益予想から一転して大幅増益で着地した。通期予想も増額が濃厚であり、株価は9月の年初来高値を試す展開となりそうだ。

■通期予想も増額濃厚

 17年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比21.2%増の141億54百万円、営業利益が同54.9%増の19億68百万円、経常利益が同54.1%増の20億42百万円、純利益が同25.1%増の16億08百万円だった。期初計画(5月10日公表)に対して売上高は24億54百万円、営業利益は9億48百万円、経常利益は10億22百万円、純利益は6億88百万円上回り、減益予想から一転して大幅増益で着地した。中国半導体企業の積極的な設備投資によって中国市場での販売が大幅伸長し、韓国や台湾のOSATからの受注も堅調だった。

 通期連結業績予想は前回予想を据え置き、売上高が前期比5.5%増の235億円、営業利益が同7.4%増の21億円、経常利益が同0.3%増の21億円、純利益が同4.1%増の19億円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高60.2%、営業利益93.7%、経常利益97.2%、純利益84.6%と高水準である。半導体・液晶関連の設備投資需要は高水準推移が予想されるため、通期予想は増額が濃厚だろう。

 株価は9月の年初来高値1412円から一旦反落したが、10月の1100円近辺から切り返しの動きを強めている。自律調整が一巡したようだ。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。好業績を評価して9月の年初来高値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:46 | 注目銘柄