IoTプラットフォームサービスを展開するオプティム<3694>(東1)に注目したい。17年3月期大幅増収増益予想で、さらに増額余地がありそうだ。株価は12月の直近安値圏から切り返して戻り歩調だ。IoT/M2M関連、農業IT関連、先端医療関連のテーマ性もあり、自律調整が一巡して上値を試す展開が期待される。
17年3月期の非連結業績予想は、売上高が前期比22.1%増の32億円、営業利益が同18.9%増の6億40百万円、経常利益が同18.5%増の6億40百万円、純利益が同50.0%増の4億34百万円としている。主力の法人向けIoTプラットフォームサービスやリモートマネジメントサービスが順調に伸長する。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.3%、営業利益が57.8%、経常利益が57.3%、純利益が40.3%である。通期予想に増額余地がありそうだ。なお12月22日には佐賀大学と共同で、未来型医療の共同研究を推進するため包括的な提携を行い、IoTやAIといった最新のテクノロジーを活用した研究を行うメディカル・イノベーション研究所を設立したと発表している。
株価は12月の直近安値圏4500円近辺から切り返し、1月5日には5730円まで上伸する場面があった。自律調整が一巡して戻り歩調だ。週足チャートで見ると26週移動平均線に続いて13週移動平均線を一気に突破した。基調転換を確認した形だ。10月の昨年来高値6260円、さらに15年9月高値6320円を試す展開が期待される。
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(01/05)【注目銘柄】オプティムは自律調整一巡して上値試す、17年3月期大幅増収増益予想で増額余地
(01/05)【注目銘柄】新川は15年高値試す、円安進行で17年3月期利益予想は一転増額期待
(01/05)【注目銘柄】ジェーソンは既存店好調で17年2月期増収増益予想、フシ突破すれば上げ足速める可能性
(01/04)【注目銘柄】アルトナーは15年高値目指す、技術者派遣需要が好調で17年1月期業績に増額余地
(01/04)【注目銘柄】アライドアーキテクツは調整一巡、16年12月期黒字化予想で17年12月期も収益拡大期待
(01/04)【注目銘柄】フィード・ワンは15年7月高値目指す、17年3月期利益予想は増額の可能性
(01/04)【注目銘柄】日本コークス工業は年初来高値更新して15年高値に接近、17年3月期最終黒字化予想
(12/30)【注目銘柄】TOKYO BASEは調整一巡して上値試す、17年2月期大幅増収増益予想を見直し
(12/29)【注目銘柄】パレモは17年2月期第3四半期累計が大幅増益で通期増額余地
(12/29)【注目銘柄】日本電技は上場来高値圏で堅調、自律調整一巡して上値試す
(12/28)【注目銘柄】DCMホールディングスは17年2月期第3四半期累計は増収増益で順調、通期利益予想に増額余地
(12/28)【注目銘柄】ヘリオステクノホールディングスは17年3月期配当予想を増額修正、14年高値目指す
(12/27)【注目銘柄】シグマ光機は17年5月期業績予想を増額修正、14年高値突破すれば上げ足速める可能性
(12/27)【注目銘柄】ユーザベースは16年12月期業績予想を増額修正
(12/26)【注目銘柄】小津産業は17年5月期第2四半期累計と通期の予想を増額修正
(12/22)【注目銘柄】ニコンは2月の年初来高値に接近、希望退職実施して構造改革推進
(12/22)【注目銘柄】エランは16年12月期配当予想を増額修正、17年12月期も収益拡大基調
(12/21)【注目銘柄】三機サービスは上場来高値更新の展開、17年5月期2桁増収増益予想
(12/21)【注目銘柄】DOWAホールディングスは年初来高値更新の展開で15年高値視野、17年3月期業績予想に増額余地
(12/21)【注目銘柄】パウダーテックは17年3月期配当予想を増額修正、年初来高値更新で99年来水準視野
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2017年01月05日
【注目銘柄】オプティムは自律調整一巡して上値試す、17年3月期大幅増収増益予想で増額余地
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:51
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【注目銘柄】新川は15年高値試す、円安進行で17年3月期利益予想は一転増額期待
半導体用結線装置(ワイヤボンダ)大手の新川<6274>(東1)に注目したい。11月に17年3月期利益予想を減額したが、その後の円安進行で一転増額期待が高まっている。また大手メモリメーカーの設備投資本格化で18年3月期も好業績が期待される。株価は15年高値を試す展開が期待される。
17年3月期連結業績予想は大幅増収で各利益は黒字化予想としている。11月7日に、需要が好調に推移しているため売上高を増額したが、為替差損計上などの為替影響で各利益予想を減額修正した。しかし、その後の急速なドル高・円安進行によって一転増額期待が高まっている。
事業環境は良好だ。NAND型フラッシュメモリの需要加速を受けて、大手メモリメーカーが一斉に設備投資計画を具体化している。このため18年3月期は主力のワイヤボンダおよびダイボンダが好調に推移して一段の収益拡大が期待される。
株価は昨年来高値更新の展開だ。1月4日には前日比99円(12.13%)高の915円まで急伸する場面があった。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。半導体製造装置関連銘柄としてはやや出遅れ感もあり、15年6月高値1198円を試す展開が期待される。
17年3月期連結業績予想は大幅増収で各利益は黒字化予想としている。11月7日に、需要が好調に推移しているため売上高を増額したが、為替差損計上などの為替影響で各利益予想を減額修正した。しかし、その後の急速なドル高・円安進行によって一転増額期待が高まっている。
事業環境は良好だ。NAND型フラッシュメモリの需要加速を受けて、大手メモリメーカーが一斉に設備投資計画を具体化している。このため18年3月期は主力のワイヤボンダおよびダイボンダが好調に推移して一段の収益拡大が期待される。
株価は昨年来高値更新の展開だ。1月4日には前日比99円(12.13%)高の915円まで急伸する場面があった。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。半導体製造装置関連銘柄としてはやや出遅れ感もあり、15年6月高値1198円を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:09
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【注目銘柄】ジェーソンは既存店好調で17年2月期増収増益予想、フシ突破すれば上げ足速める可能性
低価格小売店チェーンのジェーソン<3080>(JQ)に注目したい。既存店売上が好調に推移して17年2月期増収増益予想である。そして増額余地がありそうだ。株価は15年3月高値に接近している。上値フシ突破となって上げ足を速める可能性がありそうだ。
低価格の飲料・加工食品・日用品の小売店を千葉・東京・茨城・埼玉など首都圏地盤にチェーン展開している。17年2月期連結業績予想は売上高が前期比6.4%増の231億20百万円、営業利益が同6.0%増の6億70百万円、経常利益が同5.7%増の7億20百万円、純利益が同3.2%増の4億10百万円としている。低価格の生活必需商品群の品揃え強化、コンビニエンス性の高い地域における生活便利店としての店舗運営などの施策などで既存店が好調に推移する。
月次売上情報を見ると、16年11月は全店106.3%、既存店103.8%だった。既存店は15年4月から16年11月まで20ヶ月連続プラスを継続している。また通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高52.5%、営業利益62.1%、経常利益63.3%、純利益63.7%と高水準だった。消費者の低価格志向の強まりも背景として通期会社予想に増額余地がありそうだ。
株価は12月29日に423円まで上伸し、16年3月と5月の398円、15年11月の421円を突破した。そして15年3月高値436円に接近している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形であり、上値を試す展開が期待される。また15年3月高値436円を突破すれば、上値フシ突破の形となって上げ足を速める可能性がありそうだ。
低価格の飲料・加工食品・日用品の小売店を千葉・東京・茨城・埼玉など首都圏地盤にチェーン展開している。17年2月期連結業績予想は売上高が前期比6.4%増の231億20百万円、営業利益が同6.0%増の6億70百万円、経常利益が同5.7%増の7億20百万円、純利益が同3.2%増の4億10百万円としている。低価格の生活必需商品群の品揃え強化、コンビニエンス性の高い地域における生活便利店としての店舗運営などの施策などで既存店が好調に推移する。
月次売上情報を見ると、16年11月は全店106.3%、既存店103.8%だった。既存店は15年4月から16年11月まで20ヶ月連続プラスを継続している。また通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高52.5%、営業利益62.1%、経常利益63.3%、純利益63.7%と高水準だった。消費者の低価格志向の強まりも背景として通期会社予想に増額余地がありそうだ。
株価は12月29日に423円まで上伸し、16年3月と5月の398円、15年11月の421円を突破した。そして15年3月高値436円に接近している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形であり、上値を試す展開が期待される。また15年3月高値436円を突破すれば、上値フシ突破の形となって上げ足を速める可能性がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:04
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2017年01月04日
【注目銘柄】アルトナーは15年高値目指す、技術者派遣需要が好調で17年1月期業績に増額余地
技術者派遣のアルトナー<2163>(JQ)に注目したい。17年1月期は自動車分野や情報通信分野の派遣需要が好調に推移して増収・2桁増益予想である。第3四半期累計の進捗率が高水準であり、通期予想に増額余地がありそうだ。株価はボックスレンジから上放れて基調転換した。好業績を評価して15年12月の上場来高値を目指す展開となりそうだ。
17年1月期第3四半期累計(2〜10月)の非連結業績は、売上高が前年同期比7.4%増の38億50百万円、営業利益が同10.1%増の4億20百万円、経常利益が同13.3%増の4億30百万円、純利益が同19.4%増の2億82百万円だった。自動車分野や情報通信分野の派遣需要が好調に推移し、稼働人員および技術者単価が前年同期を上回った。16年4月に新卒技術者103人が入社し、キャリア採用は計画どおり進捗した。また新卒技術者の初配属単価も高水準で推移した。
通期の予想は据え置いて、売上高が前期比5.0%増の50億円、営業利益が同15.7%増の4億99百万円、経常利益が同16.0%増の5億01百万円、純利益が同20.8%増の3億34百万円としている。第3四半期累計の進捗率は売上高77.0%、営業利益84.1%、経常利益85.8%、純利益84.4%と高水準である。通期予想に増額余地がありそうだ。
なお月次動向を見ると、16年11月の稼働率は98.4%だった。16年10月の96.0%に対して2.4ポイント上昇し、16年3月の99.5%以来の高水準だった。
株価は1000円〜1200円近辺のボックスレンジから上放れた。1月4日には1354円まで上伸して16年8月の戻り高値1389円に接近してきた。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して15年12月の上場来高値1648円を目指す展開となりそうだ。
17年1月期第3四半期累計(2〜10月)の非連結業績は、売上高が前年同期比7.4%増の38億50百万円、営業利益が同10.1%増の4億20百万円、経常利益が同13.3%増の4億30百万円、純利益が同19.4%増の2億82百万円だった。自動車分野や情報通信分野の派遣需要が好調に推移し、稼働人員および技術者単価が前年同期を上回った。16年4月に新卒技術者103人が入社し、キャリア採用は計画どおり進捗した。また新卒技術者の初配属単価も高水準で推移した。
通期の予想は据え置いて、売上高が前期比5.0%増の50億円、営業利益が同15.7%増の4億99百万円、経常利益が同16.0%増の5億01百万円、純利益が同20.8%増の3億34百万円としている。第3四半期累計の進捗率は売上高77.0%、営業利益84.1%、経常利益85.8%、純利益84.4%と高水準である。通期予想に増額余地がありそうだ。
なお月次動向を見ると、16年11月の稼働率は98.4%だった。16年10月の96.0%に対して2.4ポイント上昇し、16年3月の99.5%以来の高水準だった。
株価は1000円〜1200円近辺のボックスレンジから上放れた。1月4日には1354円まで上伸して16年8月の戻り高値1389円に接近してきた。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して15年12月の上場来高値1648円を目指す展開となりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:35
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【注目銘柄】アライドアーキテクツは調整一巡、16年12月期黒字化予想で17年12月期も収益拡大期待
SNSマーケティングのアライドアーキテクツ<6081>(東マ)に注目したい。16年12月期黒字化予想で、17年12月期も収益拡大が期待される。株価は直近安値圏から反発している。16年9月高値後の調整が一巡して戻りを試す展開が期待されそうだ。
16年12月期の連結業績予想は、売上高が前期比2.1倍の55億09百万円で、営業利益が3億01百万円、経常利益が2億24百万円、純利益が2億32百万円の黒字化予想としている。
国内事業が堅調に推移し、海外子会社のSNS広告売上も増加する。利益面では大幅増収効果に加えて、販管費コントロール効果も寄与する。海外子会社は第2四半期、第3四半期と2四半期連続して営業黒字を達成している。そして17年12月期も収益拡大が期待されそうだ。
株価は16年9月高値3595円から反落して調整局面だったが、12月22日の直近安値1763円から急反発している。そして12月30日には前日比253円(12.42%)高の2290円まで急伸する場面があった。高値からほぼ半値水準で調整が一巡したようだ。
日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると52週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だ。調整一巡して戻りを試す展開が期待されそうだ。
16年12月期の連結業績予想は、売上高が前期比2.1倍の55億09百万円で、営業利益が3億01百万円、経常利益が2億24百万円、純利益が2億32百万円の黒字化予想としている。
国内事業が堅調に推移し、海外子会社のSNS広告売上も増加する。利益面では大幅増収効果に加えて、販管費コントロール効果も寄与する。海外子会社は第2四半期、第3四半期と2四半期連続して営業黒字を達成している。そして17年12月期も収益拡大が期待されそうだ。
株価は16年9月高値3595円から反落して調整局面だったが、12月22日の直近安値1763円から急反発している。そして12月30日には前日比253円(12.42%)高の2290円まで急伸する場面があった。高値からほぼ半値水準で調整が一巡したようだ。
日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると52週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だ。調整一巡して戻りを試す展開が期待されそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:33
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【注目銘柄】フィード・ワンは15年7月高値目指す、17年3月期利益予想は増額の可能性
飼料大手のフィード・ワン<2060>(東1)に注目したい。12月27日に畜産用配合飼料価格の値上げを発表している。17年3月期増収増益予想で利益予想は増額の可能性がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開となった。好業績を評価して15年7月高値を目指す展開だろう。
17年3月期の連結業績予想(5月13日公表)は、売上高が前期比3.5%増の2370億円、営業利益が同14.5%増の40億円、経常利益が同7.1%増の40億円、純利益が同21.3%増の28億円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高43.9%、営業利益65.6%、経常利益63.4%、純利益67.9%だった。
主原料とうもろこしの価格低下や為替の円高で配合飼料販売価格の大幅値下げを行ったため売上高の進捗率はやや低水準だったが、継続的なコスト改善と新製品発売効果などで利益進捗率が高水準だった。また12月27日には17年1〜3月期の畜産用配合飼料価格を、16年10〜12月期に対して値上げすると発表している。通期利益予想に増額の可能性がありそうだ。
株価は基調転換して水準を切り上げた。そして一気に年初来高値更新の展開となった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。15年7月高値196円を目指す展開だろう。
17年3月期の連結業績予想(5月13日公表)は、売上高が前期比3.5%増の2370億円、営業利益が同14.5%増の40億円、経常利益が同7.1%増の40億円、純利益が同21.3%増の28億円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高43.9%、営業利益65.6%、経常利益63.4%、純利益67.9%だった。
主原料とうもろこしの価格低下や為替の円高で配合飼料販売価格の大幅値下げを行ったため売上高の進捗率はやや低水準だったが、継続的なコスト改善と新製品発売効果などで利益進捗率が高水準だった。また12月27日には17年1〜3月期の畜産用配合飼料価格を、16年10〜12月期に対して値上げすると発表している。通期利益予想に増額の可能性がありそうだ。
株価は基調転換して水準を切り上げた。そして一気に年初来高値更新の展開となった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。15年7月高値196円を目指す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:28
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【注目銘柄】日本コークス工業は年初来高値更新して15年高値に接近、17年3月期最終黒字化予想
コークス製造大手の日本コークス工業<3315>(東1)に注目したい。17年3月期はコークス市況の回復などで2桁営業増益・経常増益、そして最終黒字化予想である。株価は年初来高値を更新して15年3月高値に接近してきた。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
17年3月期連結業績予想(10月14日に売上高、各利益、および配当予想を増額修正)は、売上高が前期比9.7%減の835億円、営業利益が同17.5%増の27億円、経常利益が同36.1%増の16億円、純利益が18億円(前期は16億81百万円の赤字)としている。
上期途中から原料炭およびコークス市況が急騰しているため、第3四半期(10〜12月)以降は原料炭およびコークス製品の割安在庫によって収益が大幅改善する見込みだ。またコスト削減効果、一過性利益、繰延税金資産積み増しなども寄与して最終黒字化予想だ。
株価は6月の上場来安値58円から切り返し、基調転換してほぼ一本調子の上昇トレンドとなった。そして年初来高値を更新して12月6日の115円まで上伸し、15年3月高値124円に接近している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。15年3月高値を突破すれば上げ足を速める可能性もありそうだ。
17年3月期連結業績予想(10月14日に売上高、各利益、および配当予想を増額修正)は、売上高が前期比9.7%減の835億円、営業利益が同17.5%増の27億円、経常利益が同36.1%増の16億円、純利益が18億円(前期は16億81百万円の赤字)としている。
上期途中から原料炭およびコークス市況が急騰しているため、第3四半期(10〜12月)以降は原料炭およびコークス製品の割安在庫によって収益が大幅改善する見込みだ。またコスト削減効果、一過性利益、繰延税金資産積み増しなども寄与して最終黒字化予想だ。
株価は6月の上場来安値58円から切り返し、基調転換してほぼ一本調子の上昇トレンドとなった。そして年初来高値を更新して12月6日の115円まで上伸し、15年3月高値124円に接近している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。15年3月高値を突破すれば上げ足を速める可能性もありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:24
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2016年12月30日
【注目銘柄】TOKYO BASEは調整一巡して上値試す、17年2月期大幅増収増益予想を見直し
日本発ブランドを世界に発信するファッションカンパニーTOKYO BASE<3415>(東マ)に注目したい。17年2月期は大幅増収増益予想である。株価は10月の上場来高値から反落したが、調整一巡して上値を試す展開だろう。
17年2月期連結業績予想(4月13日公表)は、売上高が前期比32.5%増の80億65百万円、営業利益が同36.3%増の9億円、経常利益が同38.0%増の8億93百万円、純利益が同38.3%増の5億98百万円としている。
主力のセレクトショップ「STUDIOUS業態」における新規出店効果、および前期から開始したグローバルコンテンポラリーブランド「UNITED TOKYO」業態の収益化などで、大幅増収増益予想である。なお17年4月には香港「コーズウェイベイエリア」に路面店を出店予定である。
株価は10月の上場来高値2599円から利益確定売りで反落し、上値を切り下げる形となったが、12月8日の直近安値1650円から切り返しの動きを強めている。12月28日には2077円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋り、サポートラインを確認した形だ。調整一巡し、17年2月期大幅増収増益予想を見直して上値を試す展開だろう。
17年2月期連結業績予想(4月13日公表)は、売上高が前期比32.5%増の80億65百万円、営業利益が同36.3%増の9億円、経常利益が同38.0%増の8億93百万円、純利益が同38.3%増の5億98百万円としている。
主力のセレクトショップ「STUDIOUS業態」における新規出店効果、および前期から開始したグローバルコンテンポラリーブランド「UNITED TOKYO」業態の収益化などで、大幅増収増益予想である。なお17年4月には香港「コーズウェイベイエリア」に路面店を出店予定である。
株価は10月の上場来高値2599円から利益確定売りで反落し、上値を切り下げる形となったが、12月8日の直近安値1650円から切り返しの動きを強めている。12月28日には2077円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋り、サポートラインを確認した形だ。調整一巡し、17年2月期大幅増収増益予想を見直して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:45
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2016年12月29日
【注目銘柄】パレモは17年2月期第3四半期累計が大幅増益で通期増額余地
婦人衣料専門店チェーンのパレモ<2778>(JQ)に注目したい。28日発表した17年2月期第3四半期累計の非連結業績は大幅増益だった。既存店売上も改善傾向を強めており、通期予想に増額余地がありそうだ。株価は急伸した9月の年初来高値に接近している。収益改善を評価して上値を試す展開だろう。
17年2月期第3四半期累計の非連結業績は、売上高が前年同期比9.8%減の187億85百万円、営業利益が同5.9倍の5億70百万円、経常利益が同4.4倍の5億85百万円、純利益が2億78百万円(前年同期は1億48百万円の赤字)だった。不採算店中心に60店舗の退店を実施したため減収だったが、既存店売上が104.0%と好調に推移し、商品供給と在庫のコントロール適正化などの効果で収益が大幅に改善した。
通期予想は据え置いて、売上高が前期比11.7%減の241億円、営業利益が同4.4倍の6億円、経常利益が同3.3倍の6億20百万円、純利益が1億80百万円(前期は3億13百万円の赤字)としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が77.9%、営業利益が95.0%、経常利益が94.4%、純利益が154.4%と高水準である。
また月次売上(速報)によると、16年12月は全社が88.0%だが、既存店が101.7%と好調だった。既存店は3ヶ月連続のプラスとなり、3月〜12月累計でも103.8%と好調である。既存店売上の改善傾向も考慮すれば通期予想に増額余地がありそうだ。
株価は10月〜11月の直近安値圏300円割れ水準から反発し、急伸した9月の年初来高値368円に接近している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。収益改善を評価して上値を試す展開だろう。
17年2月期第3四半期累計の非連結業績は、売上高が前年同期比9.8%減の187億85百万円、営業利益が同5.9倍の5億70百万円、経常利益が同4.4倍の5億85百万円、純利益が2億78百万円(前年同期は1億48百万円の赤字)だった。不採算店中心に60店舗の退店を実施したため減収だったが、既存店売上が104.0%と好調に推移し、商品供給と在庫のコントロール適正化などの効果で収益が大幅に改善した。
通期予想は据え置いて、売上高が前期比11.7%減の241億円、営業利益が同4.4倍の6億円、経常利益が同3.3倍の6億20百万円、純利益が1億80百万円(前期は3億13百万円の赤字)としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が77.9%、営業利益が95.0%、経常利益が94.4%、純利益が154.4%と高水準である。
また月次売上(速報)によると、16年12月は全社が88.0%だが、既存店が101.7%と好調だった。既存店は3ヶ月連続のプラスとなり、3月〜12月累計でも103.8%と好調である。既存店売上の改善傾向も考慮すれば通期予想に増額余地がありそうだ。
株価は10月〜11月の直近安値圏300円割れ水準から反発し、急伸した9月の年初来高値368円に接近している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。収益改善を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:50
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【注目銘柄】日本電技は上場来高値圏で堅調、自律調整一巡して上値試す
空調計装・産業計装工事の日本電技<1723>(JQ)に注目したい。17年3月期は増額して増収増益・増配予想である。株価は上場来高値圏で堅調に推移している。自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。
17年3月期の非業績予想(11月2日に増額修正)は売上高が前期比6.6%増の275億円で、営業利益が同6.0%増の29億円、経常利益が同5.2%増の29億30百万円、純利益が同9.7%増の19億80百万円としている。
空調計装関連事業は首都圏再開発などを追い風に、産業計装関連事業は食品や医薬品関連が伸長し、いずれも好調に推移して売上総利益率の改善も寄与する。
配当予想(11月2日に期末6円増額修正)は年間73円(第2四半期末5円、期末68円)としている。前期の年間66円との比較では7円増配となる。
株価は12月6日の上場来高値2024円まで上伸した。その後も2000円近辺で堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。そして日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して自律調整一巡感を強めている。上値を試す展開だろう。
17年3月期の非業績予想(11月2日に増額修正)は売上高が前期比6.6%増の275億円で、営業利益が同6.0%増の29億円、経常利益が同5.2%増の29億30百万円、純利益が同9.7%増の19億80百万円としている。
空調計装関連事業は首都圏再開発などを追い風に、産業計装関連事業は食品や医薬品関連が伸長し、いずれも好調に推移して売上総利益率の改善も寄与する。
配当予想(11月2日に期末6円増額修正)は年間73円(第2四半期末5円、期末68円)としている。前期の年間66円との比較では7円増配となる。
株価は12月6日の上場来高値2024円まで上伸した。その後も2000円近辺で堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。そして日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して自律調整一巡感を強めている。上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:10
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2016年12月28日
【注目銘柄】DCMホールディングスは17年2月期第3四半期累計は増収増益で順調、通期利益予想に増額余地
ホームセンター大手のDCMホールディングス<3050>(東1)に注目したい。12月27日発表した17年2月期第3四半期累計連結業績は増収増益と順調だった。そして通期利益予想には増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開だ。好業績を評価して15年高値を目指す展開が期待される。
17年2月期第3四半期累計(3〜11月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.4%増の3376億10百万円で、営業利益が同8.3%増の175億03百万円、経常利益が同7.1%増の166億35百万円、そして純利益が同10.3%増の101億03百万円と順調だった。新規出店(新規出店21店舗、退店5店舗)効果に加えて、15年7月子会社化したDCMサンワの通期連結、ユニーから譲り受けたホームセンター8店舗も寄与した。グループ期末店舗数は633店舗となった。
17年2月期通期の連結業績予想は据え置いて売上高が16年2月期比2.2%増の4472億円、営業利益が同4.6%増の193億円、経常利益が同5.2%増の184億円、純利益が同3.3%増の109億円としている。16年12月子会社化したDCMくろがねやも寄与する。通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高75.5%、営業利益90.7%、経常利益90.4%、純利益92.7%と高水準である。通期利益予想には増額余地がありそうだ。
株価は12月28日に1084円まで上伸して年初来高値更新の展開となった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して15年8月高値1233円を目指す展開が期待される。
17年2月期第3四半期累計(3〜11月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.4%増の3376億10百万円で、営業利益が同8.3%増の175億03百万円、経常利益が同7.1%増の166億35百万円、そして純利益が同10.3%増の101億03百万円と順調だった。新規出店(新規出店21店舗、退店5店舗)効果に加えて、15年7月子会社化したDCMサンワの通期連結、ユニーから譲り受けたホームセンター8店舗も寄与した。グループ期末店舗数は633店舗となった。
17年2月期通期の連結業績予想は据え置いて売上高が16年2月期比2.2%増の4472億円、営業利益が同4.6%増の193億円、経常利益が同5.2%増の184億円、純利益が同3.3%増の109億円としている。16年12月子会社化したDCMくろがねやも寄与する。通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高75.5%、営業利益90.7%、経常利益90.4%、純利益92.7%と高水準である。通期利益予想には増額余地がありそうだ。
株価は12月28日に1084円まで上伸して年初来高値更新の展開となった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して15年8月高値1233円を目指す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:35
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【注目銘柄】ヘリオステクノホールディングスは17年3月期配当予想を増額修正、14年高値目指す
ランプやFPD製造装置などを展開するヘリオステクノホールディングス<6927>(東1)に注目したい。12月27日、17年3月期配当予想の増額修正を発表した。株価は年初来高値更新の展開だ。配当増額を好感して14年高値を目指す展開が期待される。
17年3月期の配当予想は前回予想に対して、期末3円増額して年間18円(期末一括)とした。16年3月期の年間15円(期末一括)との比較でも3円増配となる。
17年3月期連結業績予想(11月4日に売上高を減額、利益を増額)は、売上高が16年3月期比32.5%減の174億円、営業利益が同14.2%増の13億50百万円、経常利益が同10.4%増の12億90百万円、純利益が同5.2%増の8億50百万円としている。ランプがやや低調だが、大型FPDパネル用配向膜製造装置などが好調に推移し、台湾南部地震で破損した設備復旧特需も寄与する。
株価は、ほぼ一本調子に上昇して年初来高値更新の展開となり、12月28日には520円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。配当増額修正も好感して14年高値629円を目指す展開が期待される。
17年3月期の配当予想は前回予想に対して、期末3円増額して年間18円(期末一括)とした。16年3月期の年間15円(期末一括)との比較でも3円増配となる。
17年3月期連結業績予想(11月4日に売上高を減額、利益を増額)は、売上高が16年3月期比32.5%減の174億円、営業利益が同14.2%増の13億50百万円、経常利益が同10.4%増の12億90百万円、純利益が同5.2%増の8億50百万円としている。ランプがやや低調だが、大型FPDパネル用配向膜製造装置などが好調に推移し、台湾南部地震で破損した設備復旧特需も寄与する。
株価は、ほぼ一本調子に上昇して年初来高値更新の展開となり、12月28日には520円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。配当増額修正も好感して14年高値629円を目指す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:36
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2016年12月27日
【注目銘柄】シグマ光機は17年5月期業績予想を増額修正、14年高値突破すれば上げ足速める可能性
レーザーなどの光学機器メーカーであるシグマ光機<7713>(JQ)に注目したい。12月26日、17年5月期第2四半期累計および通期連結業績予想の増額修正を発表した。株価は年初来高値圏で堅調だ。増額修正を評価して上値を試す展開が期待される。14年高値を突破すれば上げ足を速める可能性がありそうだ。
17年5月期第2四半期累計(6〜11月)の連結業績予想については、売上高を1億37百万円増額して前年同期比4.3%増の37億67百万円、営業利益を1億23百万円増額して同29.9%増の4億43百万円、経常利益を1億61百万円増額して同23.4%増の4億96百万円、そして純利益を1億12百万円増額して同20.2%増の3億27百万円とした。減益予想から一転して増益予想となった。スマホ関連の需要が堅調に推移し、利益面では全社的な経費削減効果も寄与した。
通期連結業績予想については、売上高を25百万円増額して前期比2.5%増の76億50百万円、営業利益を30百万円増額して同1.3%減の7億80百万円、経常利益を75百万円増額して同1.7%減の8億60百万円、純利益を55百万円増額して同5.2%減の5億65百万円とした。需要が堅調に推移して減益幅が縮小する見込みだ。
第2四半期累計で未実施となっていた研究開発投資や設備投資の時期ズレでの実施や販促費の増加などを考慮しているため、第2四半期累計の増額に比べて小幅な増額だが、需要が堅調で通期予想には再増額余地がありそうだ。
株価は11月の年初来高値1046円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく1000円近辺で堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を評価して上値を試す展開が期待され、14年高値1055円を突破すれば上げ足を速める可能性がありそうだ。
17年5月期第2四半期累計(6〜11月)の連結業績予想については、売上高を1億37百万円増額して前年同期比4.3%増の37億67百万円、営業利益を1億23百万円増額して同29.9%増の4億43百万円、経常利益を1億61百万円増額して同23.4%増の4億96百万円、そして純利益を1億12百万円増額して同20.2%増の3億27百万円とした。減益予想から一転して増益予想となった。スマホ関連の需要が堅調に推移し、利益面では全社的な経費削減効果も寄与した。
通期連結業績予想については、売上高を25百万円増額して前期比2.5%増の76億50百万円、営業利益を30百万円増額して同1.3%減の7億80百万円、経常利益を75百万円増額して同1.7%減の8億60百万円、純利益を55百万円増額して同5.2%減の5億65百万円とした。需要が堅調に推移して減益幅が縮小する見込みだ。
第2四半期累計で未実施となっていた研究開発投資や設備投資の時期ズレでの実施や販促費の増加などを考慮しているため、第2四半期累計の増額に比べて小幅な増額だが、需要が堅調で通期予想には再増額余地がありそうだ。
株価は11月の年初来高値1046円から利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押すことなく1000円近辺で堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。増額修正を評価して上値を試す展開が期待され、14年高値1055円を突破すれば上げ足を速める可能性がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:27
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【注目銘柄】ユーザベースは16年12月期業績予想を増額修正
ビジネスデータ「SPEEDA」と経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」を運営するユーザベース<3966>(東マ)に注目したい。12月26日、16年12月期連結業績予想の増額修正を発表した。株価はIPO後の落ち着きどころを探る展開だが、増額修正を好感して上値を試す可能性がありそうだ。
16年12月期連結業績予想について、売上高を31百万円増額して15年12月期比60.6%増の30億76百万円、営業利益を84百万円増額して2億38百万円(15年12月期は3億32百万円の赤字)、経常利益を98百万円増額して2億15百万円(同3億38百万円の赤字)、純利益を1億65百万円増額して同2.3倍の2億48百万円とした。
第4四半期に上場・M&Aに伴う専門家報酬、特別賞与、従業員トレーニングなど一過性の支出を計上するが、主力のSPEEDA事業において契約ID数が順調に増加し、人員計画に対して採用のタイミングが遅れて経費が想定を下回った。またNewsPicks事業の黒字転換も寄与した。さらに純利益は繰延税金資産64百万円計上も寄与した。
株価は16年10月IPO後の落ち着きどころを探る展開だが、増額修正を好感してIPO直後の10月24日の上場来高値3545円を試す可能性がありそうだ。
16年12月期連結業績予想について、売上高を31百万円増額して15年12月期比60.6%増の30億76百万円、営業利益を84百万円増額して2億38百万円(15年12月期は3億32百万円の赤字)、経常利益を98百万円増額して2億15百万円(同3億38百万円の赤字)、純利益を1億65百万円増額して同2.3倍の2億48百万円とした。
第4四半期に上場・M&Aに伴う専門家報酬、特別賞与、従業員トレーニングなど一過性の支出を計上するが、主力のSPEEDA事業において契約ID数が順調に増加し、人員計画に対して採用のタイミングが遅れて経費が想定を下回った。またNewsPicks事業の黒字転換も寄与した。さらに純利益は繰延税金資産64百万円計上も寄与した。
株価は16年10月IPO後の落ち着きどころを探る展開だが、増額修正を好感してIPO直後の10月24日の上場来高値3545円を試す可能性がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:12
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2016年12月26日
【注目銘柄】小津産業は17年5月期第2四半期累計と通期の予想を増額修正
不織布や家庭紙・日用雑貨などを展開する小津産業<7487>(東1)に注目したい。12月22日、17年5月期第2四半期累計および通期の連結業績予想の増額修正を発表した。通期利益は再増額余地がありそうだ。株価は徐々に下値を切り上げている。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
17年5月期第2四半期累計(6〜11月)連結業績予想は、売上高を3億16百万円増額して前年同期比5.5%増の203億16百万円、営業利益を1億27百万円増額して同15.0%増の4億67百万円、経常利益を1億39百万円増額して同15.6%増の4億89百万円、純利益を1億26百万円増額して同27.2%増の3億46百万円とした。不織布事業のエレクトロニクス分野の売上増加、ウェットティッシュの売上原価減少、家庭紙・日用雑貨事業の売上増加や収益構造見直しの効果などで計画を上回った。減益予想から一転して増益での着地となった。
通期連結業績予想は、売上高を据え置いて16年5月期比3.2%増の400億円、営業利益を70百万円増額して同5.8%増の6億20百万円、経常利益を80百万円増額して同10.0%増の6億50百万円、純利益を50百万円増額して同13.8%増の4億20百万円とした。営業利益と経常利益は減益予想から一転して増益予想となった。なお下期を減額修正した形だが、家庭紙・日用雑貨事業において下期に販売数量減が見込まれるとしている。ただし修正後の第2四半期累計利益の進捗率が高水準であり、通期利益予想は再増額余地がありそうだ。
株価は2000円〜2100円近辺でモミ合う形だが、徐々に下値を切り上げている。週足チャートで見ると下値を支える形となった26週移動平均線が上向きに転じてきた。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
17年5月期第2四半期累計(6〜11月)連結業績予想は、売上高を3億16百万円増額して前年同期比5.5%増の203億16百万円、営業利益を1億27百万円増額して同15.0%増の4億67百万円、経常利益を1億39百万円増額して同15.6%増の4億89百万円、純利益を1億26百万円増額して同27.2%増の3億46百万円とした。不織布事業のエレクトロニクス分野の売上増加、ウェットティッシュの売上原価減少、家庭紙・日用雑貨事業の売上増加や収益構造見直しの効果などで計画を上回った。減益予想から一転して増益での着地となった。
通期連結業績予想は、売上高を据え置いて16年5月期比3.2%増の400億円、営業利益を70百万円増額して同5.8%増の6億20百万円、経常利益を80百万円増額して同10.0%増の6億50百万円、純利益を50百万円増額して同13.8%増の4億20百万円とした。営業利益と経常利益は減益予想から一転して増益予想となった。なお下期を減額修正した形だが、家庭紙・日用雑貨事業において下期に販売数量減が見込まれるとしている。ただし修正後の第2四半期累計利益の進捗率が高水準であり、通期利益予想は再増額余地がありそうだ。
株価は2000円〜2100円近辺でモミ合う形だが、徐々に下値を切り上げている。週足チャートで見ると下値を支える形となった26週移動平均線が上向きに転じてきた。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:35
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2016年12月22日
【注目銘柄】ニコンは2月の年初来高値に接近、希望退職実施して構造改革推進
ニコン<7731>(東1)に注目したい。FPD用露光装置(ステッパー)が牽引して17年3月期大幅増益予想である。カメラの営業損益も改善傾向だ。またグループ全体の収益力強化を目指し、希望退職を実施して構造改革を推進する。株価は2月の年初来高値に接近してきた。半導体・液晶製造装置関連銘柄としては出遅れ感が強く、上値を試す展開だろう。
17年3月期連結業績予想は、売上高が16年3月期比2.4%減の8000億円、営業利益が同54.6%増の490億円、経常利益が同37.3%増の520億円、純利益が60億円の赤字としている。FPD用露光装置(ステッパー)の台数大幅増加が牽引して大幅営業増益予想である。カメラも商品ミックス改善効果などで営業損益改善傾向だ。また足元のドル高・円安傾向もプラス要因となりそうだ。
なお11月8日発表の構造改革実施に基づいて、12月12日に希望退職者募集を発表した。企業価値向上に向けたグループ全体の収益力強化を最優先課題として、製品の選択と集中、生産・販売・R&D体制の最適化、および人員の最適化を推進する。
株価は12月21日に1806円まで上伸し、2月の年初来高値1906円に接近してきた。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。半導体・液晶製造装置関連銘柄としては出遅れ感が強く、上値を試す展開だろう。
17年3月期連結業績予想は、売上高が16年3月期比2.4%減の8000億円、営業利益が同54.6%増の490億円、経常利益が同37.3%増の520億円、純利益が60億円の赤字としている。FPD用露光装置(ステッパー)の台数大幅増加が牽引して大幅営業増益予想である。カメラも商品ミックス改善効果などで営業損益改善傾向だ。また足元のドル高・円安傾向もプラス要因となりそうだ。
なお11月8日発表の構造改革実施に基づいて、12月12日に希望退職者募集を発表した。企業価値向上に向けたグループ全体の収益力強化を最優先課題として、製品の選択と集中、生産・販売・R&D体制の最適化、および人員の最適化を推進する。
株価は12月21日に1806円まで上伸し、2月の年初来高値1906円に接近してきた。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。半導体・液晶製造装置関連銘柄としては出遅れ感が強く、上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:53
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【注目銘柄】エランは16年12月期配当予想を増額修正、17年12月期も収益拡大基調
病院CSセット(入院セット)を展開するエラン<6099>(東1)に注目したい。12月21日、16年12月期配当予想の増額修正を発表した。CSセット売上が好調で17年12月期も収益拡大基調が期待される。株価は配当増額修正も好感して戻りを試す展開が期待される。
16年12月期配当予想は、前回予想に対して期末4円増額して年間12円(期末一括)とする。15年12月期の年間6円(普通配当3円+記念配当3円)との比較では6円増配となる。
業績は好調だ。16年12月期非連結業績予想(11月9日に増額修正)は、売上高が15年12月期比22.1%増の110億円、営業利益が同8.8%増の6億40百万円、経常利益が同9.9%増の6億50百万円、純利益が同14.3%増の4億15百万円としている。新規施設導入も寄与してCS(ケア・サポート)セットの売上が計画以上に好調に推移している。そして17年12月期も収益拡大基調が期待される。
株価は10月の戻り高値1407円から反落したが、直近安値圏1200円近辺から切り返しの動きを強めている。12月21日には1318円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、日足チャートで見ると25日移動平均線を突破して基調転換の動きだ。配当増額修正も好感して戻りを試す展開が期待される。
16年12月期配当予想は、前回予想に対して期末4円増額して年間12円(期末一括)とする。15年12月期の年間6円(普通配当3円+記念配当3円)との比較では6円増配となる。
業績は好調だ。16年12月期非連結業績予想(11月9日に増額修正)は、売上高が15年12月期比22.1%増の110億円、営業利益が同8.8%増の6億40百万円、経常利益が同9.9%増の6億50百万円、純利益が同14.3%増の4億15百万円としている。新規施設導入も寄与してCS(ケア・サポート)セットの売上が計画以上に好調に推移している。そして17年12月期も収益拡大基調が期待される。
株価は10月の戻り高値1407円から反落したが、直近安値圏1200円近辺から切り返しの動きを強めている。12月21日には1318円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、日足チャートで見ると25日移動平均線を突破して基調転換の動きだ。配当増額修正も好感して戻りを試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:59
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2016年12月21日
【注目銘柄】三機サービスは上場来高値更新の展開、17年5月期2桁増収増益予想
ビル・店舗・施設のトータルメンテナンスを展開する三機サービス<6044>(東2)に注目したい。17年5月期は新規大型案件も寄与して2桁増収増益予想である。株価は急伸した11月の上場来高値から一旦反落したが、自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。
17年5月期の連結業績予想は、売上高が16年5月期比17.9%増の78億円、営業利益が同19.8%増の4億72百万円、経常利益が同25.0%増の4億47百万円、純利益が同18.3%増の2億98百万円としている。
空調機器メンテナンス事業における省エネ・更新工事の堅調推移、トータルメンテナンス事業における大手スーパーマーケット大型案件の通期寄与などで、2桁増収増益予想である。空調機器メンテナンス事業においては、省エネルギー化需要の高まりやフロン改正法の影響で、空調機器更新工事が増加基調である。またトータルメンテナンス事業においては、大手小売業からの受注が拡大基調のようだ。
株価は上場来高値更新の展開となって11月21日には990円まで急伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押す動きは見られず800円台で推移している。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。
17年5月期の連結業績予想は、売上高が16年5月期比17.9%増の78億円、営業利益が同19.8%増の4億72百万円、経常利益が同25.0%増の4億47百万円、純利益が同18.3%増の2億98百万円としている。
空調機器メンテナンス事業における省エネ・更新工事の堅調推移、トータルメンテナンス事業における大手スーパーマーケット大型案件の通期寄与などで、2桁増収増益予想である。空調機器メンテナンス事業においては、省エネルギー化需要の高まりやフロン改正法の影響で、空調機器更新工事が増加基調である。またトータルメンテナンス事業においては、大手小売業からの受注が拡大基調のようだ。
株価は上場来高値更新の展開となって11月21日には990円まで急伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、大きく下押す動きは見られず800円台で推移している。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:58
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【注目銘柄】DOWAホールディングスは年初来高値更新の展開で15年高値視野、17年3月期業績予想に増額余地
DOWAホールディングス<5714>(東1)に注目したい。17年3月期通期の減収減益予想を据え置いているが、第2四半期累計が計画超となり、通期予想にも増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開である。15年高値も視野に入りそうだ。
17年3月期連結業績予想は、売上高が前期比5.3%減の3850億円、営業利益が同17.3%減の290億円、経常利益が同17.3%減の290億円、純利益が同8.4%減の200億円としている。
為替や金属価格など相場環境が流動的として従来予想を据え置いているが、第2四半期累計が計画超の増益となり、通期予想に対する進捗率は売上高48.0%、営業利益46.0%、経常利益46.8%、純利益49.4%と順調な水準である。非鉄金属価格が高値圏で推移し、円安進行も追い風となって通期予想に増額余地がありそうだ。
株価は6月の年初来安値497円から切り返し、その後はほぼ一本調子に上昇している。12月12日には959円まで上伸して年初来高値更新の展開となった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。上値を試す展開で、15年8月高値1243円も視野に入りそうだ。
17年3月期連結業績予想は、売上高が前期比5.3%減の3850億円、営業利益が同17.3%減の290億円、経常利益が同17.3%減の290億円、純利益が同8.4%減の200億円としている。
為替や金属価格など相場環境が流動的として従来予想を据え置いているが、第2四半期累計が計画超の増益となり、通期予想に対する進捗率は売上高48.0%、営業利益46.0%、経常利益46.8%、純利益49.4%と順調な水準である。非鉄金属価格が高値圏で推移し、円安進行も追い風となって通期予想に増額余地がありそうだ。
株価は6月の年初来安値497円から切り返し、その後はほぼ一本調子に上昇している。12月12日には959円まで上伸して年初来高値更新の展開となった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。上値を試す展開で、15年8月高値1243円も視野に入りそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:27
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【注目銘柄】パウダーテックは17年3月期配当予想を増額修正、年初来高値更新で99年来水準視野
電子複写機用キャリアなどを展開するパウダーテック<5695>(JQ)に注目したい。12月20日、17年3月期配当予想の増額修正を発表した。17年3月期連結業績は2桁増益予想で再増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開だ。配当予想増額を好感して上値を試す展開だろう。99年以来の600円台が視野に入りそうだ。
17年3月期配当予想は、前回予想の年間12円(期末一括)に対して、4円増額して年間16円(期末一括)とした。16年3月期の年間15円(創業50周年記念配当3円含む)との比較では1円増配となる。
業績は好調だ。17年3月期連結業績予想(11月7日に売上高、利益とも増額修正)は、売上高が16年3月期比6.4%増の102億円、営業利益が同15.9%増の15億50百万円、経常利益が同17.9%増の15億50百万円、純利益が同15.4%増の10億20百万円としている。主力のキャリア事業が、新規製品も本格寄与して好調に推移する。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.0%、営業利益が52.6%、経常利益が53.0%、純利益が53.7%と高水準であり、再増額余地がありそうだ。
株価は年初来高値更新の展開となって12月21日の565円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。配当予想増額を好感して上値を試す展開だろう。そして99年以来の600円台が視野に入りそうだ。
17年3月期配当予想は、前回予想の年間12円(期末一括)に対して、4円増額して年間16円(期末一括)とした。16年3月期の年間15円(創業50周年記念配当3円含む)との比較では1円増配となる。
業績は好調だ。17年3月期連結業績予想(11月7日に売上高、利益とも増額修正)は、売上高が16年3月期比6.4%増の102億円、営業利益が同15.9%増の15億50百万円、経常利益が同17.9%増の15億50百万円、純利益が同15.4%増の10億20百万円としている。主力のキャリア事業が、新規製品も本格寄与して好調に推移する。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.0%、営業利益が52.6%、経常利益が53.0%、純利益が53.7%と高水準であり、再増額余地がありそうだ。
株価は年初来高値更新の展開となって12月21日の565円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。配当予想増額を好感して上値を試す展開だろう。そして99年以来の600円台が視野に入りそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:01
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