[注目銘柄]の記事一覧
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記事一覧 (11/21)【注目銘柄】ホクリョウは7期ぶり最高純益更新の業績上方修正と大幅増配を見直す
記事一覧 (11/17)【注目銘柄】中部鋼鈑は続落も減益転換率縮小の上方修正と減配幅を縮める増配を手掛かりに下げ渋る
記事一覧 (11/16)【注目銘柄】日本特殊陶業は反落も最高純益を伸ばす業績上方修正と増配を手掛かりに押し目買い余地
記事一覧 (11/15)【注目銘柄】東エレデバイスは業績上方修正で増益転換、連続して最高純益を更新し続伸
記事一覧 (11/14)【注目銘柄】東京きらぼしFGは反落も業績上方修正を手掛かりに下値に最割安銀行株買いが交錯
記事一覧 (11/10)【注目銘柄】旭有機材は業績上方修正・連続最高純益を手掛かりに割安半導体関連株買いが再燃へ
記事一覧 (11/02)【注目銘柄】遠藤照明は2Q業績が2回の上方修正値を上ぶれ着地しS市場移行をカバー
記事一覧 (10/19)【注目銘柄】オンワードは主力ブランド好調で今期業績を再上方修正、株価は下げ過ぎ修正買いが増勢
記事一覧 (10/18)【注目銘柄】群栄化学は業績上方修正、V字回復を見直して2Q決算発表に期待高まる
記事一覧 (10/17)【注目銘柄】アイデミーはDX支援サービスが好調で業績上ぶれ、株価は売られ過ぎ修正へ
記事一覧 (10/13)【注目銘柄】タムロンは業績上方修正・増配を見直しハイテクバリュー株買いが再燃
記事一覧 (10/05)【注目銘柄】ピックルスホールディングスは業績上方修正と新工場建設で業界シェア拡大へ
記事一覧 (09/20)【注目銘柄】カナレ電気は業績上方修正と増配を見直し割安株買いが増勢
記事一覧 (09/15)【注目銘柄】小糸製作所は業績上方修正の見直しに東北地方進出もオンし突っ込み打診買い一考余地
記事一覧 (09/12)【注目銘柄】デルソーレはV字回復の業績上方修正を見直しリオープン関連のバリュー株買いが再燃
記事一覧 (09/06)【注目銘柄】K&Oエナは反落も業績上方修正にヨウ素関連人気も底流し押し目買い妙味
記事一覧 (09/01)【注目銘柄】コーユーレンティアは年初来高値に肉薄、市場予想上回る2Q好業績を見直し割安修正
記事一覧 (08/22)【注目銘柄】フジマックは業績上方修正・増配を見直し割安リオープン関連株買いが再燃
記事一覧 (08/18)【注目銘柄】扶桑電通は業績上方修正、再増配を手掛かりに割安修正買いが膨らむ
記事一覧 (08/10)【注目銘柄】アイデミーはDX推進強化に生成AI関連の直近IPO関連人気再燃がオン
2023年11月21日

【注目銘柄】ホクリョウは7期ぶり最高純益更新の業績上方修正と大幅増配を見直す

■鶏卵相場急騰で過去最高益

 ホクリョウ<1384>(東証スタンダード)は、9月25日につけた年初来高値1205円を再び視界に捉えている。同社株は、今年11月14日に今2024年3月期の上方修正と増配を発表し、株価はストップ高と窓を開けて急伸したが、年初来高値を前に利益確定売りに押され続落していた。ただその業績修正で純利益が7期ぶりに過去最高を更新し、PER評価も、6.06倍と東証スタンダード市場の低PERランキングの94位とトップ100入りとなっていることを手掛かりに買い再燃となった。同社の主力製品の鶏卵が、クリスマス需要などの需要期入りとなることも先取りされている。

■生産量減少を鶏卵販売価格上昇でカバーして飼料価格コストも安定

 同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げを5億1500万円、営業利益を6億9800万円、経常利益を7億700万円、純利益を4億500万円それぞれ引き上げ、売り上げ187億6400万円(前期比5.3%増)、営業利益22億4600万円(同70.2%増)、経常利益23億1300万円(同17.1%増)、純利益15億5600万円(同2.08倍)と見込んだ。昨年秋以来の鳥インフルエンザの感染拡大で全国で1700万羽近い採卵鶏が殺処分されて需給ひっ迫で鶏卵相場が急騰し、足元の今期第2四半期の鶏卵相場は、北海道Mサイズで前年同期比97.58円高、東京Mサイズで同113.22円高となお高値をキープしており、この価格上昇で同社農場での感染発生による生産量の減少をカバーし、飼料価格も落ち着き飼料安定基金からの補填も加わり飼料コストが相対的に低下したことなどが要因となっている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | 注目銘柄
2023年11月17日

【注目銘柄】中部鋼鈑は続落も減益転換率縮小の上方修正と減配幅を縮める増配を手掛かりに下げ渋る

 中部鋼鈑<5461>(東証プライム)は、前日16日に5円安の1955円と4営業日続落して引けた。ただ11月8日につけた直近安値1925円を下ヒゲを伸ばして確かめ下げ渋る動きもみせた。今年11月1日に発表した今2024年3月期業績上方修正と増配で、今期業績の減益率が縮小し、配当の前期比減配幅が縮小することを見直し売られ過ぎ修正期待の打診買いが交錯した。テクニカル的にも足元の株価水準が、エリオット波動理論の修正3波の最終局面にあることも意識されている。

■販売価格、鉄スクラップ価格は想定通りに推移し固定資産除却損は想定下回る

 同社の今3月期業績は、売り上げを期初予想より30億円引き下げたが、営業利益、経常利益、純利益を各2億円引き上げ、売り上げ676億円(前期比11.4%減)、営業利益99億円(同19.3%減)、経常利益98億円(同20.5%減)、純利益67億円(同21.9%減)と見込み、前期の過去最高業績からの減益転換率をやや縮小させる。主力の厚板は、産業機械向けが設備投資意欲の減退、建設向け需要も人手不足による工期の遅れで伸び悩み販売数量が当初想定を下回ったが、販売価格は当初想定価格を維持し、電力などのエネルギー価格は上昇したものの鉄スクラップ価格が安定推移し、固定資産除却損が当初想定を下回ったことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:12 | 注目銘柄
2023年11月16日

【注目銘柄】日本特殊陶業は反落も最高純益を伸ばす業績上方修正と増配を手掛かりに押し目買い余地

 日本特殊陶業<5334>(東証プライム)は、前日15日に17円安の3427円と5営業日ぶりに反落して引けた。同社株は、今年10月30日に今2024年3月期業績の上方修正と増配を発表し、前日の取引時間中の高値3502円まで377円高しており、目先の利益を確定する売り物に押された。ただその上方修正では、今期純利益が前期の過去最高を大幅に連続更新し、配当も減配幅が縮小することになり、押し目買いも一考余地がありそうだ。テクニカル的にも、年初来高値から直近安値3070円まで調整する場面で25日移動平均線が、75日移動平均線を下抜くデッドクロス(DC)を示現したが、同安値からのリバウンド場面では5日移動平均線が25日線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆し、前日の反落でも5日線をキープしたこともフォローの材料となりそうだ。

■想定為替レートを1ドル=130円から140円へ円安恩恵が業績を押し上げ

 同社の今3月期業績は、期初予想より売上収益を70億円、営業利益を135億円、税引前利益を190億円、純利益を135億円それぞれ引き上げ、売上収益6070億円(前期比7.9%増)、営業利益1100億円(同23.3%増)、税引前利益1160億円(同24.2%増)、純利益810億円(同22.2%増)と続伸を見込み、純利益は、前期の過去最高(662億9300万円)を大幅に連続更新する。新車組付け製品が一部地域の自動車販売の伸び悩みで減少したが、円安・ドル高の進行が業績を押し上げる。想定為替レートは、期初予想の1ドル=130円、1ユーロ=140円から下期レートとしてそれぞれ140円、150円と円安方向で見直し、3月期通期の自動車事業の売上収益が4978億2000万円(同12.1%増)、営業利益が1189億3700万円(同27.5%増)と見込んだことが要因となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:28 | 注目銘柄
2023年11月15日

【注目銘柄】東エレデバイスは業績上方修正で増益転換、連続して最高純益を更新し続伸

 東京エレクトロン デバイス<2760>(東証プライム)は、前日14日に125円高の4195円と急反発して引け、取引時間中には4220円と買われる場面があり、今年10月18日につけた株式分割の権利落ち後高値4385円を視界に捉えた。同社が、10月31日に発表した今2024年3月期業績の上方修正と増配を見直し、純利益が、期初の減益転換予想から増益に変わり、連続して過去最高を更新することを見直し割安グロース株買いが増勢となった。テクニカル的にも25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆し、下値が25日線にサポートされて右肩上がりとなっていることも、フォローの材料視されている。

■半導体が産業機器・車載向けに堅調に推移しコンピュータシステム関連事業も好調

 同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げを200億円、経常利益を15億円、純利益を13億2000万円それぞれ引き上げ、売り上げ2500億円(前期比4.0%増)、経常利益135億円(同8.2%増)、純利益97億7000万円(同11.3%増)と見込み、純利益は、前期の過去最高(87億7800万円)を連続更新する。期初は、半導体の調整期入りや国内外の景気見通しの不透明化などで保守的に予想していたが、半導体製品・電子デバイス事業では、半導体の販売が、産業機器・車載向けに堅調に推移し、電子デバイスも産業機器・医療機器向けの設計・受託量産サービスが続伸、コンピュータシステム関連事業でもセキュリティ製品やサブスクリプション型ライセンス及びサービスの販売などが好調を持続、円安も寄与したことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:28 | 注目銘柄
2023年11月14日

【注目銘柄】東京きらぼしFGは反落も業績上方修正を手掛かりに下値に最割安銀行株買いが交錯

 東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>(東京プライム)は、前日13日に60円安の4300円と3営業日ぶりに反落した。同社株は、下ヒゲで75日移動平均線を確かめ、上ヒゲで25日移動平均線を試す往来相場を続けており、25日線接近場面では戻り売りも出て上値を抑えられた。ただ取引時間中の安値からは、小戻して引けており、下値では今年11月1日に発表した今2024年3月期業績の上方修正を手掛かりにバリュー株(割安株)買いが交錯した。上方修正により東証プライム市場の低PERランキングの第29位にランクインし、銀行株で最割安となることも意識されている。

■貸出金利息が貸出残高増加や金利上昇で増加し与信費用も減少

 同行の今3月期業績は、期初予想より経常利益、純利益がそれぞれ20億円引き上げられ経常利益301億円(前期比2.1%減)、純利益240億円(同13.4%増)と見込んでいる。同時発表の今期第2四半期(2023年4月〜9月期、2Q)累計業績も、期初予想より経常利益が45億900万円、純利益が45億7300万円上ぶれ、経常利益が183億900万円(前年同期比38.5%増)、純利益134億7300万円(同56.2%増)と続伸して着地しており、これに伴って今3月期通期業績を上方修正した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:41 | 注目銘柄
2023年11月10日

【注目銘柄】旭有機材は業績上方修正・連続最高純益を手掛かりに割安半導体関連株買いが再燃へ

■株価はダブルボトムからリバウンド相場が本格化

 旭有機材<4216>(東証プライム)は、前日9日に55円高の3900円と反発して引け、前々日8日の深押し場面から出直る動きを強めた。同社が、今年10月31日に発表した今2024年3月期業績の上方修正で、今期純利益が、期初の減益転換予想から増益となり、連続して過去最高を更新することを手掛かりに半導体関連の割安株買いが再燃した。テクニカル的にも10月につけた3400円と3420円の安値でダブルボトムを形成しこのネックラインの3400円を明確に上放れていることからリバウンド相場が本格化するとして買い材料視もされている。

■国内の半導体関連大型案件が下支えし米中向け高付加価値製品も寄与

 同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げを20億円、営業利益を25億円、経常利益を26億円、純利益を20億円それぞれ引き上げ、売り上げ860億円(前期比11.5%増)、営業利益145億円(同21.4%増)、経常利益148億円(同21.9%増)、純利益100億円(同6.1%増)と見込んだ。純利益は、期初に前期に計上した繰延税金資産計上に伴い法人税等調整額がマイナス11億4300万円となった税金費用の反動で前期比15.1%減と減益転換を予想していたが、これをカバーして続伸し前期の過去最高94億2500万円を連続更新する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:11 | 注目銘柄
2023年11月02日

【注目銘柄】遠藤照明は2Q業績が2回の上方修正値を上ぶれ着地しS市場移行をカバー

 遠藤照明<6932>(東証スタンダード)は、10月31日に今2024年3月期第2四半期(2023年4月〜9月期、2Q)累計決算を発表した。同業績が、今年10月26日に開示した2回目の上方修正値をやや上ぶれて着地したことから、前期と同様に3月期通期業績も上方修正の可能性があると期待して割安修正買い再燃している。直近安値は、同社株が東証プライム市場から東証スタンダード市場への市場変更を選択し、スタンダード市場に上場されたことが響いてつけており、需給悪化懸念を好業績がカバーしている。

■高効率照明器具の取り換え需要が増加し新製品シリーズも拡充

 同社の今期2Q累計業績は、今年7月、10月と相次いで上方修正されており、10月の再上方修正値を売り上げは9億700万円、営業利益は1800万円、経常利益は7000万円、純利益は400万円それぞれ上ぶれ、売り上げ239億700万円(前年同期比12.8%増)、営業利益20億1800万円(同73.1%増)、経常利益23億7000万円(同38.9%増)、純利益18億400万円(同87.5%増)で着地し、経常利益と純利益は、期初の減益転換予想から大幅増益となった。エネルギー価格高騰による電気料金の引き上げで、大型商業施設などで既存照明器具から高効率照明器具への取り換え需要が増加し、次世代無線調光調色器具の製品シリーズを拡充して内外の売り上げが伸び、円安によるコスト上昇負担も想定を下回ったことが要因となった。3月期通期業績は、期初予想通り売り上げ485億円(前期比6.1%増)、営業利益48億円(同55.2%増)、経常利益45億円(同23.9%増)、純利益32億円(同8.0%増)と見込んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29 | 注目銘柄
2023年10月19日

【注目銘柄】オンワードは主力ブランド好調で今期業績を再上方修正、株価は下げ過ぎ修正買いが増勢

■秋冬物の販売期待で下げ過ぎ修正買いに

 オンワードホールディングス<8016>(東証プライム)は、10月5日に今2024年2月期業績の2回目の上方修正と2回目の増配を発表したが、同時公表の9月期月次売上高が、厳しい残暑の影響で伸び悩んだことが響いて下値を探る展開が続いていた。その残暑も一巡し気温も低下し秋冬物の販売に期待が持てるとして下げ過ぎ修正買いが増勢となっている。バリュー的にもPERは11.8倍、テクニカル的にも、25日移動平均線からなお7%もマイナスかい離していることが買い手掛かりとなっている。

■主力ブランドが好調に推移しECサイトの利用拡大でリアル店舗に融合効果

 同社の今2月期業績は、今年7月に上方修正されたが、その修正値をさらに再上方修正した。7月修正値より売り上げを4億1100万円、営業利益を10億2200万円、経常利益を10億1200万円、純利益を4億6200万円それぞれ引き上げたもので、売り上げ1892億1100万円(前期比7.5%増)、営業利益100億2200万円(同2.11倍)、経常利益100億1200万円(同88.2%増)、純利益54億6200万円(同78.4%増)と見込み、連続増益率を伸ばす。主力ブランドの「23区」、「ペットパラダイス」が好調で、新ブランドの「KASHIYAMA」や「UNFILO」も伸長し、グループECサイト「クリック&トライ」の利用者が拡大してリアル店舗とオンラインストアの融合効果が高まり、SNSを活用したマーケティング施策の精度が上がったことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:13 | 注目銘柄
2023年10月18日

【注目銘柄】群栄化学は業績上方修正、V字回復を見直して2Q決算発表に期待高まる

■株価は煮詰まり感を強めて上放れを意識

 群栄化学<4229>(東証プライム)は、9月20日に今2024年3月期の第2四半期(2023年4月〜9月期、2Q)累計業績と通期業績の上方修正を発表し、V字回復を鮮明化させたとして年初来高値3665円まで買い進まれたが、通期業績の上方修正幅が、2Q累計業績より小幅にとどまるほか、全般相場の波乱も波及して3085円まで売られた。その10月31日に予定している2Q累計決算の発表を前に通期業績の再上ぶれを催促して割安株買いが再燃している。テクニカル的にも、上値抵抗線となっている25日移動平均線を前にした三角保ち合いに煮詰まり感を強めており上放れが意識されている。

■フェノール樹脂が好調に推移し製品価格改定効果も上乗せ

 同社の今3月期通期業績は、売り上げを期初予想より10億円引き下げたが、営業利益と経常利益を各5億円、純利益を4億円引き上げ、売り上げ310億円(前期比1.2%減)、営業利益24億円(同44.6%増)、経常利益26億円(同34.0%増)、純利益18億円(同49.8%増)と大幅増益転換を見込んだ。利益の上方修正幅は、2Q累計業績の修正幅より各1億円小幅にとどまる。上期は、ディスプレイ向けや倉庫などの非住宅用断熱材向けのフェノール樹脂が好調に推移し、前期に複数回実施した製品価格の値上げ効果も寄与したが、下期は、半導体市況の回復の遅れや中国経済の悪化などを懸念して慎重な業績予想になった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:31 | 注目銘柄
2023年10月17日

【注目銘柄】アイデミーはDX支援サービスが好調で業績上ぶれ、株価は売られ過ぎ修正へ

■「半値八掛け二割引き」の底値から反転へ

 アイデミー<5577>(東証グロース)は、前週末13日に発表した今2024年5月期第1四半期(2023年6月〜8月期、1Q)決算で、売り上げが過去最高となり、営業利益が増益で着地し期初計画を上ぶれる進捗率を示したことが買い手掛かりとなりそうだ。テクニカル的にも、今年6月23日の新規株式公開(IPO)時につけた上場来高値5760円から前日の上場来安値まで大きく調整し、底打ちの相場アノマリーとされる「半値八掛け二割引き」の水準を下回ったことから底値での打診買いも交錯している。

■DX支援の顧客伴走型サービス「Modeloy」が35%増と伸び業績押し上げ

 同社の今期1Q業績は、売り上げ4億7200万円(前年同期比18.5%増)、営業利益6000万円(同1.3%増)、経常利益5700万円(同5.8%減)、純利益6200万円(同3.7%増)となった。働き方改革に伴い生産性向上や業務改善のためDX(デジタルトランスメーション)需要が高まる好事業環境下、売り上げは、四半期ベースでは過去最高となったが、これはデジタル改革を顧客企業に伴走しながら支援するサービス「Modeloy(モデロイ)」で、長期継続企業が122社に増加し、受注も順調に拡大し売り上げが1億1800万円(同35.6%増)と大きく伸び、案件単価も上昇し収益性が向上したことが要因となった。1Qの売上原価は、「モデロイ」の大幅増で外注費が増加して1億3500万円(同54.5%増)と負担増となったが、営業利益は、増益着地するとともに、売上高営業利益率は12.9%と高水準をキープした。この1Q業績の今5月期通期予想業績に対する進捗率は、売り上げで22%、営業利益で21.8%となったが、業績自体に下期偏重の会計特性があり期初計画を上ぶれた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:24 | 注目銘柄
2023年10月13日

【注目銘柄】タムロンは業績上方修正・増配を見直しハイテクバリュー株買いが再燃

■株価は上場来高値を目指す

 タムロン<7740>(東証プライム)は、前日12日に104円高の4595円と急反発して引け、今年8月15日につけた上場来高値4855円を視野に捉えた。同社は、8月8日に今2023年12月期業績の上方修正と増配を発表しており、純利益が、前期の過去最高を大幅に連続更新することを見直しにハイテクバリュー株買いが再燃した。テクニカル的にも、25日移動平均線を出没する三角保ち合いを上放れており、目先調整一巡感の騰勢加速が期待されている。

■ミラーレスカメラ用レンズが好調で車載カメラ用レンズも需要旺盛

 同社の今12月期業績は、今年4月に今期第2四半期(2023年1月〜6月期、2Q)累計業績を期初予想から上方修正し、その2Q累計業績が上方修正値を上ぶれて着地したことから12月期通期業績を上方修正した。期初予想より売り上げを10億円、営業利益を10億円、経常利益を12億円、純利益を10億3000万円それぞれ引き上げたもので、売り上げ710億円(前期比11.9%増)、営業利益125億円(同13.2%増)、経常利益127億円(同10.5%増)、純利益94億円(同12.6%増)と見込み、純利益は、前期の過去最高(83億5000万円)を大幅に連続更新する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:26 | 注目銘柄
2023年10月05日

【注目銘柄】ピックルスホールディングスは業績上方修正と新工場建設で業界シェア拡大へ

■茨城工場でキムチ製品の供給力強化

 ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は、日経平均株価が、後場一段と下げ幅を拡大させ711円安と5営業日続落し、5カ月ぶりの安値に落ち込んだことが波及し同社も持ち高調整の売りに押された。ただ取引時間中は1188円まで買われてプラス圏で推移する時間も長く、今年4月24日につけた年初来安値1100円を前に下げ渋る動きもみせた。9月29日に開示した今2024年2月期第2四半期(2023年3月〜8月期、2Q)累計業績が、期初予想を上ぶれて着地し、今2月期通期業績に対して高利益進捗率を示したことや、2Q累計業績と同時発表した漬物業界トップの同社の業界シェアをさらに拡大させる新工場建設も、手掛かり材料となっている。

■巣ごもり需要の反動減が一巡しキャンペーン効果でコンビニ向けが好調推移

 同社の今2月期2Q業績は、売り上げ231億1100万円、営業利益12億8000万円、経常利益13億5500万円、純利益9億1500万円となった。昨年9月に持株会社化して上場されたため前年同期比較はないが、期初予想より売り上げは9億2300万円、営業利益は1億400万円、経常利益は1億1900万円、純利益は1億1500万円それぞれ上ぶれ、通期予想業績に対する利益進捗率も、77%〜79%と目安の50%を上回った。巣ごもり需要の反動減が落ち着き、新製品や増量のキャンペーンなどでコンビニエンスストア向けの販売が好調に推移しており、原材料価格上昇に対応して価格改定を進めたことなどが要因となった。今2月期通期業績は、期初予想を据え置き売り上げ422億円(前期比2.8%増)、営業利益16億2000万円(同5.3%増)、経常利益17億5500万円(同6.3%増)、純利益11億5000万円(同1.0%増)と見込んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:27 | 注目銘柄
2023年09月20日

【注目銘柄】カナレ電気は業績上方修正と増配を見直し割安株買いが増勢

■ダブルボトム確認で出直り態勢強める

 カナレ電気<5819>(東証スタンダード)は、前日19日に18円高の1467円と3営業日続伸して引け、7月25日につけた年初来高値1500円を射程圏に捉えた。今年7月28日に発表した今2023年12月期業績の上方修正と増配を見直し割安株買いが増勢となった。テクニカル的にも年初来高値をつけたあと1300円台下位の安値でダブルボトム(二点底)を確認しており、目先調整一巡として買い評価されている。

■放送システムの更新需要に円安、価格改定効果も上乗せ

 同社の今12月期通期業績は、今年4月27日の今期第2四半期(2023年1月〜6月期、2Q)累計業績の上方修正に続いて上方修正された。期初予想より売り上げを4億5500万円、営業利益を2億5000万円、経常利益を2億9000万円、純利益を2億5500万円それぞれ引き上げ、売り上げ116億9500万円(前期比4.8%増)、営業利益11億8000万円(同0.3%増)、経常利益12億7000万円(同0.8%増)、純利益9億1000万円(同4.8%増)と見込み、利益は、期初の減益転換予想が小幅ながら続伸する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | 注目銘柄
2023年09月15日

【注目銘柄】小糸製作所は業績上方修正の見直しに東北地方進出もオンし突っ込み打診買い一考余地

■業績はV字回復、東北進出も決定

 小糸製作所<7276>(東証プライム)は、前日14日に75円安の2340円と急続落して引けた。外資系証券が、投資判断と目標株価を引き下げたことで商い急増の逆行安となり、東証プライム市場の値下がり率ランキングの第27日と売られた。ただ同社株は、今年7月26日に今2024年3月期業績を上方修正し、V字回復を鮮明化させたときも株価は限定的な反応にとどまり、今年6月15日につけた株式分割の権利落ち後の高値2866円からの調整を続けてきており、14日の急落がダメ押しのダメ押しとなる可能性もあり、突っ込み場面の打診買いも一考余地がありそうだ。業績上方修正に続き、東北地方への進出を発表し、国内5番目の工場を建設することも、「KOITO VISION」で掲げている2030年度経営目標を達成する積極政策としてサポート材料となることも見込まれる。

■日本、米国、アジアの自動車生産が堅調に推移しグループあげての合理化も寄与

 同社の今3月期通期業績は、今期第1四半期(2023年4月〜6月期、1Q)決算発表時に第2四半期(2023年4月〜9月期、2Q)累計業績とともに上方修正された。期初予想より売り上げを70億円、営業利益を25億円、経常利益を50億円、純利益を70億円それぞれ引き上げ、売り上げ9340億円(前期比8.0%増)、営業利益670億円(同43.0%増)、経常利益725億円(同49.4%増)、純利益490億円(同65.2%増)と見込み、V字回復を鮮明化させる。自動車生産が、中国で日系車の販売不振、シェア低下が続いているが、半導体不足による自動車減産の影響は徐々に縮小し、日本、米国、アジアでの生産が堅調に推移し、グループ上げて改善合理化に取り組んだことが要因となった。ただし通期業績の上方修正幅は、2Q累計業績の上方修正額を期初予想の通期業績に上乗せしただけにとどめており、今後の自動車生産や為替動向次第では、なお業績再上ぶれの可能性を残している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:23 | 注目銘柄
2023年09月12日

【注目銘柄】デルソーレはV字回復の業績上方修正を見直しリオープン関連のバリュー株買いが再燃

■創業60周年に向け増配も視野

 デルソーレ<2876>(東証スタンダード)は、前日11日に12円高の530円と5営業日ぶりに反発して引け、取引時間中には537円と買われる場面があり、8月16日につけた年初来高値577円を窺った。同社は、今年8月14日に今2024年3月期第1四半期(2023年4月〜6月期、1Q)決算の開示に合わせて、今3月期通期業績を上方修正しており、通期業績がV字回復するのを見直しリオープン(経済活動再開)関連のバリュー株(割安株)買いが再燃した。通期業績上方修正時には、2日連続ストップ高を演じており、この急騰後の目先調整一巡の三角保ち合いの煮詰まり感も再現期待を高めている。

■食品事業では業務用が好調に推移し価格転嫁効果も上乗せ

 同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げ4億円、営業利益を6億2000万円、経常利益を6億円、純利益を3億6000万円それぞれ引き上げ、売り上げ175億円(前期比3.6%増)、営業利益8億円(同91.5%増)、経常利益8億円(同55.0%増)、純利益4億8000万円(同58.4%増)と見込み、期初の連続減益予想が増益転換してV字回復する。食品事業では、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が「5類」に移行し、インバウンド需要の拡大などから外食需要が回復し、主要顧客の業務用売り上げが好調に推移し、円安・ドル高や原材料価格の上昇に対応して価格転嫁も進め、生産性向上による原価低減効果なども上乗せとなったことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:31 | 注目銘柄
2023年09月06日

【注目銘柄】K&Oエナは反落も業績上方修正にヨウ素関連人気も底流し押し目買い妙味

■ペロブスカイト太陽電池の原料としても注目

 K&Oエナジーグループ<1663>(東証プライム)は、前日6日に36円安の2473円と3営業日ぶりに反落して引けた。この日前場取引所間中に2529円まで買われ、8月8日につけた上場来高値2589円に肉薄しており、全般業績が伸び悩むなか目先の利益を確定する戻り売りが優勢となった。ただ3連休前の米国市場で原油先物(WTI)価格が、7営業日続伸して1バーレル=85ドル台と昨年11月中旬以来の高値まで上昇したことや、今年8月14日に今2023年12月期業績を上方修正し、期初の減益転換予想が2ケタ増益と続伸することは不変であり、押し目買い妙味を示唆している。なかでも上方修正要因となったヨウ素事業では、被爆防止の安定ヨウ素剤や折り曲げられる次世代の太陽光電池「ペロブスカイト太陽電池」の各原料として需要が拡大していることも、側面支援材料視されている。

■ヨウ素の販売価格上昇に円安進行に伴う為替差益がオン

 同社の今12月期通期業績は、今期第2四半期(2023年1月〜6月期、2Q)累計利益が、期初予想を大きく上ぶれて着地したことを受けて上方修正された。売り上げだけは期初予想より15億円下方修正したが、営業利益は20億円、経常利益は23億円、純利益は14億円それぞれ引き上げ、売り上げ956億円(前期比10.0%減)、営業利益86億円(同17.7%増)、経常利益94億円(同18.5%増)、純利益57億円(同19.6%増)と見込み、利益は、期初の減益転換予想が2ケタ続伸とトレンドが変わった。売り上げは、ガス事業で発電用途のガス販売量が減少する影響で減収転換するが、ヨード事業では、ヨウ素販売価格の上昇と為替の円安が寄与して2Q累計業績の売り上げが54億5300万円(前年同期比52.9%増)、営業利益が32億1400万円(同78.5%増)と好調に推移したことが要因となった。今期通期の為替レートは、1ドル=135円(前期実績1ドル=131円)と想定しているが、足元の為替相場は、1ドル=146円台とさらに円安水準で推移しており、業績再上ぶれ要因として注目されている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:25 | 注目銘柄
2023年09月01日

【注目銘柄】コーユーレンティアは年初来高値に肉薄、市場予想上回る2Q好業績を見直し割安修正

■高利益進捗率で市場予想を上回る

 コーユーレンティア<7081>(東証スタンダード)は、前日31日に11円高の1863円と反発して引け、後場取引時間中には1871円と買われる場面があり、8月2日につけた年初来高値1879円に肉薄した。今年8月10日に発表した今2023年12月期第2四半期(2023年1月〜12月期、2Q)累計業績が、12月期通期予想業績に対して高利益進捗率を示して市場コンセンサスを上回ったことを見直し割安修正買いが再燃した。8月28日に発表したセキュア<4264>(東証グロース)との監視カメラシステムや入退室管理システムなどでの戦略的業務提携や、同8月30日に発表した業界初の建設現場向けの「防災備蓄品レンタルサービス」の開始なども、業容拡大・多様化を促進するとして側面支援材料視されている。

■レンタル事業が建設現場向け、イベント会場向けに好調に推移

 同社の2Q累計業績は、売り上げ147億1900万円(前年同期比14.7%増)、営業利益14億4200万円(同5.5%増)、経常利益14億6100万円(同7.2%増)、純利益8億7300万円(同19.9%増)と続伸した。主力のレンタル事業では、都市部に加えて地方圏でも再開発が拡大していることを背景に建設現場向けが好調に推移し、イベント会場向けでも、スポーツイベントや大型フェスの開催件数・会場規模がコロナ前の水準を回復し業績を牽引したことなどが要因となった。2Q累計業績の今12月期通期予想業績に対する利益進捗率は、59%〜60%と目安の50%を上回った。市場コンセンサスに対しても利益が、4100万円〜7300万円オーバーした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:23 | 注目銘柄
2023年08月22日

【注目銘柄】フジマックは業績上方修正・増配を見直し割安リオープン関連株買いが再燃

■業績上方修正と増配で年初来高値窺う

 フジマック<5965>(東証スタンダード)は、前日21日に4円高の721円と3営業日ぶりに反発して引け、8月10日につけた年初来高値749円を窺った。今年8月10日に発表した今2013年12月期業績の上方修正と期末配当の増配を見直し、リオープン(経済活動再開)関連の割安株買いが再燃した。今回の業績上方修正により業務用厨房機器株のなかで最割安となる比較感も、買い手掛かりとなっている。

■インバウンド需要もオンして売り上げを伸ばし為替差益計上も寄与

 同社の今12月期業績は、今期第2四半期(2023年1月〜6月期、2Q)累計決算の開示とともに上方修正され、売り上げを期初予想より17億円、営業利益を3億5000万円、経常利益を6億円、純利益を3億3000万円それぞれ引き上げ、売り上げ357億円(前期比10.3%増)、営業利益16億5000万円(同46.7%増)、経常利益19億4000万円(同23.1%増)、純利益12億6000万円(同26.9%増)と見込んだ。売り上げと営業利益は、前期比続伸幅を伸ばし、経常利益と純利益は期初の減益転換予想が2ケタ増益となる。昨年12月に米国現地法人の営業を開始するなど海外販路を拡大させ、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが「5類」に引き下げられたリオープン需要やインバウンド需要の増加により売り上げが増加し、エネルギー価格や原材料価格の上昇はコストダウンや昨年4月、6月に続く今年4月の一部製品の値上げでカバーし、2Q累計決算では1億5000万円の為替差益を計上したことなどが寄与する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:21 | 注目銘柄
2023年08月18日

【注目銘柄】扶桑電通は業績上方修正、再増配を手掛かりに割安修正買いが膨らむ

■割安修正期待でハイテクバリュー株買いが増勢

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 扶桑電通<7505>(東証スタンダード)は、前日17日に4円高の1412円と続伸して引け、8月10日につけた年初来高値1496円を視界に捉えた。今年8月9日に発表した今2023年9月期業績の上方修正と再増配を手掛かりに割安修正期待を高めハイテクバリュー株買いが増勢となった。テクニカル的にも5日移動平均線が、25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、年初来高値抜けから2021年9月の株式分割権利落ち後高値1650円への再キャッチアップが期待されている。

■上方修正の9月通期業績はなお3QのV字回復利益を下回る

 同社の今9月期通期業績は、今期第3四半期(2022年10月〜2023年6月期、3Q)業績が、前年同期比12.1%増収、3.87倍営業増益、2.96倍経常増益、3.38倍純益増益とV字回復して着地し、すでに従来の今期通期予想業績を上回ったことから上方修正された。期初予想より売り上げを5億円、営業利益を2億6000万円、経常利益を3億1000万円、純利益を2億7000万円それぞれ引き上げ、売り上げ405億円(前期比11.0%増)、営業利益9億円(同2.31倍)、経常利益10億6000万円(同94.7%増)、純利益7億7000万円(同2.35倍)と見込み、V字回復幅を拡大させる。それでもこの通期予想利益は、3Q実績利益を1億5000万円〜4700万円下回っており、第2四半期に売り上げが他の四半期より高くなる会計特性があるとしてなお保守的な予想となっている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:23 | 注目銘柄
2023年08月10日

【注目銘柄】アイデミーはDX推進強化に生成AI関連の直近IPO関連人気再燃がオン

■株価は半値八掛けから3分の1戻し水準へ

 アイデミー<5577>(東証グロース)は、今年6月22日に新規株式公開(IPO)されたばかりで、7月26日にはクロスキャット<2307>(東証プライム)と業務提携して大手企業向けのDX(デジタルトランスフォ−メーション)内製化に向け総合的に支援を強化することを発表しており、さらに9月以降に生成AI(人工知能)のChatGPIのプロンプトエンジニアリングのコンテンツ10コースのリリースを目標としていることを手掛かりに直近IPO株買いが再燃している。業績的にも、今2024年5月期売上高が、年率30%の高成長を続けると見込まれていることも見直されている。

■クロスキャットの提携では無料セミナーを開催し生成AIは10コースをリリース

 クロスキャットとの業務提携は、クロスキャットのデータ分析基盤構築やデータ活用分析支援サービスと、アイデミーのDXラーニング「Aidemy Business」とデジタル人材研修「Aidemy Practice」とを連携させて新たに提供し、顧客企業のDX内製化を総合的に支援するもので、8月24日には「生産性を高めるDX推進を爆上げする方法とは?」と題する無料セミナーを開催する。生成AIでは、すでにアマゾン社と提携して製作している2コースを含め合計4コースをリリース予定で、9月以降は半年間に合計10コースのリリースを目指す。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:34 | 注目銘柄