[注目銘柄]の記事一覧
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記事一覧 (05/26)【注目銘柄】オカダアイヨンは連続最高純益予想を手掛かりに押し目買い妙味
記事一覧 (05/25)【注目銘柄】カワタは続落も連続の大幅増益業績・増配を手掛かりに下値耐性
記事一覧 (05/24)【注目銘柄】第一稀元素化学工業は6期ぶり過去最高純益更新を見直し割安修正へ
記事一覧 (05/21)【注目銘柄】日本ケミコンは純益黒字転換業績を手掛かりに割安修正期待の下値買いが交錯
記事一覧 (05/19)【注目銘柄】ワットマンは小反発も分割権利落ち後高値を意識、連続最高純益更新を見直し割安株買い
記事一覧 (05/18)【注目銘柄】シミックホールディングスは業績再上方修正と最高純益更新をテコに底値打診買い
記事一覧 (05/17)【注目銘柄】エンビプロ・ホールディングスは業績再上方修正で市場予想を上回り再増配も
記事一覧 (05/17)【注目銘柄】日本特殊陶業は固体酸化物形燃料電池の材料にGPIF流入期待
記事一覧 (05/14)【注目銘柄】フルハシEPOは続伸業績が市場予想を上回り割安直近IPO株買い再燃
記事一覧 (05/12)【注目銘柄】三菱自動車が連日高値、短期トレードの対象に
記事一覧 (05/12)【注目銘柄】大阪有機化学工業は1Q続伸・高利益進捗率業績を見直し売られ過ぎ修正
記事一覧 (05/11)【注目銘柄】キムラユニティは連続最高純益・増配の支援で株式分割の権利取りが交錯
記事一覧 (05/10)【注目銘柄】キヤノンは業績上方修正見直しに追加還元策期待と円安進行がオン
記事一覧 (05/07)【注目銘柄】東光高岳が連日高値、日印のEV用充電器共同開発で思惑増幅
記事一覧 (05/01)【注目銘柄】帝国電機製作所が高値更新、原発再稼働の思惑に自社株買い
記事一覧 (04/20)【注目銘柄】中央自動車はアルコール検知器特需を手掛かりに底値買いも一法
記事一覧 (04/19)【注目銘柄】ニッポン高度紙は続落もコンデンサ生産能力増強を手掛かりにEV関連人気再燃へ
記事一覧 (04/14)【注目銘柄】アオイ電子は業績再々上方修正、V字回復を見直し売られ過ぎを修正買い
記事一覧 (04/13)【注目銘柄】日本精線は業績再上方修正・再増配を見直し売られ過ぎ修正へ
記事一覧 (04/12)【注目銘柄】浅沼組は株式分割の権利取りを中期計画がサポート、年初来高値奪回に再発進
2022年05月26日

【注目銘柄】オカダアイヨンは連続最高純益予想を手掛かりに押し目買い妙味

 オカダアイヨン<6294>(東証プライム)は、今2023年3月期純利益を前期に続く過去最高更新と予想し、配当も連続増配を予定していることなどを手掛かりに押し目買い妙味を示唆している。ウクライナへ軍事侵攻したロシアに対する経済制裁によりロシア産木材の輸出が禁止され、世界的に木材価格が上昇し、木材増産に向け同社の林業機械に特需が発生すると観測されていることも、業績期待を高める見込みだ。

■解体工事向けに圧砕機などが続伸し林業機械も木材価格上昇特需

 同社の今2023年3月期業績は、売り上げ215億円(前期比5.9%増)、営業利益20億円(同12.9%増)、経常利益20億円(同10.1%増)、純利益13億4000万円(同12.6%増)と続伸が見込まれ、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。主力の圧砕機などの解体環境アタッチメントが、都市再開発に伴う解体工事や老朽化した社会インフラの更新工事向けなどに続伸し、林業機械も、昨年年初の木材不足を背景とした「ウッド・ショック」対応で国産木材への代替需要向けなどに順調に推移することなどが要因となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:12 | 注目銘柄
2022年05月25日

【注目銘柄】カワタは続落も連続の大幅増益業績・増配を手掛かりに下値耐性

 カワタ<6292>(東証スタンダード)は、前日24日に28円安の1005円と続落して引けた。日経平均株価が、3営業日ぶりに253円安と急反落して引けたことから、今年5月11日に1099円まで買われストップ高を演じた同社株にも目先の利益を確定する売り物が増勢となった。ただ25日移動平均線を前に踏み止まる下値耐性も示しており、今2023年3月期業績が、前期に続き大幅増益と予想され、配当の大幅増配を予定していることを手掛かりに割安修正買いも交錯した。同社株自体が、好材料や好業績に反応してストップ高するなど急騰特性があることも、待ち伏せ買い余地があるとして注目されている。

■プラスチック部品の需要が拡大しEV向け材料も続伸

 同社の今2023年3月期業績は、売り上げ230億円(前期比25.1%増)、営業利益15億2000万円(同99.8%増)、経常利益14億7000万円(同62.7%増)、純利益10億円(同84.9%増)と大幅続伸が見込まれている。前2022年3月期の受注高が、前々期比38.7%増の211億4400万円、期末の受注残高が、同83.4%増の86億3100万円と好調に推移しており、自動車生産の持ち直しや自動車の電動(EV)化、自動運転化、車体の軽量化でプラスチック部品の需要が拡大、中国を中心にEV向けのリチウムイオン電池関連や電子材料向けが続伸することなどが寄与する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:09 | 注目銘柄
2022年05月24日

【注目銘柄】第一稀元素化学工業は6期ぶり過去最高純益更新を見直し割安修正へ

 第一稀元素化学工業<4082>(東証プライム)は、今年5月13日に3月期決算を発表しており、今2023年3月期純利益が、前期に続き大幅増益と予想され、6期ぶりに過去最高を更新し市場コンセンサスも上回っていることを見直し割安修正買いが再燃している。テクニカル的にも5日移動平均線が、25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆して、側面支援材料視されている。

■EV向け電子材料の需要が拡大し前期計上の特別損失も一巡

 同社の今2023年3月期業績は、売り上げ345億円(前期比17.5%増)、営業利益48億円(27.4%増)、経常利益48億円(同20.0%減)、純利益39億円(同2.10倍)と増減マチマチと予想されている。環境規制の強化でハイブリッド車向けなどの高機能の自動車用触媒材料が続伸し、カーボンニュートラルへの対応で自動車電動(EV)化が加速して電子材料やセラミックスの需要が拡大することなどが寄与する。経常利益は、前期に計上したベトナム子会社向けに発生した為替差益約が一巡することなどから減益転換し、純利益は、前期に計上したベトナムの鉱物会社関連の特別損失が一巡して大幅続伸する。純利益は、2017年3月期の過去最高(37億3200万円)を更新し、市場コンセンサスも約12億円上回る。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:18 | 注目銘柄
2022年05月21日

【注目銘柄】日本ケミコンは純益黒字転換業績を手掛かりに割安修正期待の下値買いが交錯

 日本ケミコン<6997>(東証プライム)は、19日に27円安の1782円と反落して引けた。日経平均株価が、508円安と5営業日ぶりに大幅反落したことから、25日移動線を出没しもみ合っていた同社株も目先の利益を確定する売り物に押された。ただ取引時間中の安値1724円からは小戻して引けており、下値には同社の今2023年3月期純利益の2期ぶりの黒字転換予想を手掛かりに割安修正期待の買い物も交錯した。テクニカル的にも今年4月の1600円台からの底上げで25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、サポート材料となりそうだ。

■車載・ICT市場向けにアルミ電解コンデンサーが好調推移

 同社の3月期業績は、前2022年3月期業績が、今年2月の上方修正値を上ぶれて着地したあと、今2023年3月期業績は、売り上げ1550億円(前期比10.5%増)、営業利益93億円(同5.7%増)、経常利益82億円(同2.0%増)、純利益63億円(前期は121億2400万円の赤字)と見込み、純利益は、2020年3月期以来2期ぶりに黒字転換する。アルミ電解コンデンサーのトップ企業として、EV(電気自動車)向けの車載市場や、5G基地局やデータセンター向けのICT市場でアルミ電解コンデンサーの需要が好調に推移することが要因で、純利益は、前期に計上した米国での集団訴訟の和解金184億300万円が一巡して黒字転換する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:55 | 注目銘柄
2022年05月19日

【注目銘柄】ワットマンは小反発も分割権利落ち後高値を意識、連続最高純益更新を見直し割安株買い

 ワットマン<9927>(東証スタンダード)は、今年5月16日につけた株式分割の権利落ち後高値1474円を意識する動きを強めている。同社株は、5月16日に発表した3月期決算で、前期・今期業績とも純利益が、2ケタの増益となり連続して過去最高更新と予想されていることを見直して割安修正買いが再燃した。相次ぐ積極的なM&Aを推進するインオーガニック戦略で売り上げが、前期に48.8%増、今期が28.1%増予想と大きく伸びていることも、評価ポイントとなっている。

■ホビーサーチ社がフル寄与し前期出店の国内店舗も戦力化

 同社は、昨年7月にホビー用品を中心にネット通販を展開するホビーサーチ社(東京都墨田区)を子会社化(株式取得金額は非公表)し、M&A費用負担により前2022年3月期業績を下方修正したが、業績自体は、前々期比48.8%増収、0.1%営業増益、6.0%経常増益、27.2%純益増益と増収増益転換し、純利益2億6300万円は、2期ぶりに過去最高を更新した。とくに売り上げは、家電・ファッションなどのリユース用品の買取・再販事業の堅調推移に2021年2月にシナノ・グループ(長野県長野市)から事業譲受したゲームステーション事業が寄与して大幅増収転換した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:31 | 注目銘柄
2022年05月18日

【注目銘柄】シミックホールディングスは業績再上方修正と最高純益更新をテコに底値打診買い

 シミックホールディングス<2309>(東証プライム)は、5月16日に突っ込んだ年初来安値1373円から底上げしている。同社株は、今年4月28日に今2020年9月期業績の2回目の上方修正を発表し、純利益が、10期ぶりの過去最高更新の更新幅を拡大させたが、反応は限定的で手仕舞い売りに押されてきたが、1株純資産(BPS)1544円割れは売られ過ぎとして底上げ期待の打診買いが入った。テクニカル的にも、25日移動平均線から約6%マイナスかい離し、株式需給的にも昨年11月高値1685円の高値期日が一巡することも、「陰の極」として買い手掛かり視されている。

■コロナ治療薬・ワクチンの開発案件と大規模接種案件が堅調推移

 同社の今9月期業績は、今期第1四半期決算発表時の今年1月に期初予想から上方修正されたが、その増額値を第2四半期(2021年10月〜3月期、2Q)決算開示の4月28日にさらに上ぶれ修正された。1月修正値より売り上げを20億円、営業利益を16億円、経常利益を20億円、純利益を9億円それぞれアップさせたもので、売り上げ970億円(前期比13.1%増)、営業利益76億円(同54.4%増)、経常利益78億円(同53.2%増)、純利益39億円(同92.7%増)と見込み、純利益は、過去最高の22億4100万円(2012年9月期)を10期ぶりに更新するが、その更新幅を拡大させる。新型コロナウイルス感染症の治療薬やワクチンの開発案件や、自治体向けのワクチン接種支援事業が堅調に推移していることが寄与した。ただ2Q業績を牽引した大規模ワクチン接種は減少しているとした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:30 | 注目銘柄
2022年05月17日

【注目銘柄】エンビプロ・ホールディングスは業績再上方修正で市場予想を上回り再増配も

■資源関連の割安株買いが増勢

 エンビプロ・ホールディングス<5698>(東証プライム)は、16日に150円高の1042円とストップ高と急続伸して引け、今年5月12日につけた株式分割の権利落ち後安値868円から底上げするとともに、4月19日につけた分割落ち後高値1079円に肉薄した。

 同社は、5月13日に今2022年6月期予想業績の再上方修正と再増配を発表し、純利益が連続の過去最高の更新幅を拡大させ、市場コンセンサスを上回ったことを手掛かりにし、資源関連の割安株買いが増勢となっている。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻による地政学リスクで、レアメタル価格の急騰など資源価格が上昇しており、同社の積極的な中期経営計画の目標経常利益を4年前倒しで達成することになることも、支援材料視されている。

■3Qの鉄スクラップ価格が66%高と急騰し取扱量も増加

 同社の今6月期業績は、今年3月28日に上方修正されたが、その修正業績を5月13日の今期第3四半期(2021年7月〜2022年3月期、3Q)決算の発表に合わせてさらに再上方修正した。3月増額値より売り上げを20億円、営業利益を5億9000万円、経常利益を8億円、純利益を5億7000万円それぞれアップさせ、売り上げ570億円(前期比39.2%増)、営業利益33億1000万円(同55.4%増)、経常利益40億円(同59.5%増)、純利益28億7000万円円(同92.4%増)と見込み、純利益は、前期の過去最高を大幅更新し、市場コンセンサスを4億円超上回る。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:32 | 注目銘柄

【注目銘柄】日本特殊陶業は固体酸化物形燃料電池の材料にGPIF流入期待

 日本特殊陶業<5334>(東証プライム)は、16日に50円高の2418円まで上げて年初来高値を更新し連日買い進まれている。

■連続最高益更新・連続増配を予定

 森村グループ4社(ノリタケカンパニーリミテド<5331>(東証プライム)TOTO<5332>(東証プライム)日本碍子<5333>(東証プライム)日本特殊陶業<5334>(東証プライム))の2022年3月期決算が出揃ったが、中でも日本特殊陶業は、今23年3月期連続最高益更新見通しで、連続増配を予定していることを好感され高値もみ合いを上抜く方向となっている。

 日本特殊陶業の前22年3月期業績は、売上高4917億3300万円(前の期比15.0%増)、営業利益755億1200万円(同59.3%増)、経常利益836億4200万円(同60.8%増)、純利益602億円(同56.9%増)に着地。

 自動車関連事業では、欧州と北米中心に補修用製品の販売が好調。セラミック事業では、自動車関連向け機械工具の出荷が回復基調のほか、半導体製造装置用部品も販売が堅調に推移した。

 今23年3月期業績は、売上高5705億円(前期比16.0%増)、営業利益960億円(同27.1%増)、経常利益978億円(同16.9%増)、純利益701億円(同16.4%増)の連続最高益更新を見込む。配当は、年間配当138円(同26円増)の連続増配を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:15 | 注目銘柄
2022年05月14日

【注目銘柄】フルハシEPOは続伸業績が市場予想を上回り割安直近IPO株買い再燃

 フルハシEPO<9221>(東証スタンダード)は、12日に117円高の1562円と4営業日ぶりに急反発して引け、この日の前場取引時間中に突っ込んだ上場来安値1406円から底上げするとともに、東証スタンダーズ市場の値上がり率ランキングの第7位に躍り出た。同社株は、今年4月21日に新規株式公開(IPO)されたばかりで、IPO後の初決算となる3月期業績をこの日後場取引時間中の13時20分に発表しており、前2022年3月期業績が、IPO時予想を上ぶれて着地し、今2023年3月期業績も連続の増収増益を見込み、いずれも市場コンセンサスを上回ったことから、売買代金も、東証マザーズ市場のランキングの第16位と急増させ割安直近IPO株買いが再燃した。

■戸建て住宅拡大で木質系廃材の処理量が増加し鉄くずの有償販売も好調

 前2022年3月期業績は、売り上げ77億1600万円(前期比0.3%増)、営業利益7億8700万円(同29.2%増)、経常利益8億3700万円(同34.4%増)、純利益5億6900万円(同38.6%増)で着地し、利益は、IPO時予想を400万円〜3900万円上回った。木質系廃材を処理して生産する木質リサイクルチップを販売するバイオマテリアル事業では、住宅着工戸数の増加で解体工事が発生し、同チップの販売が拡大し、木質処理工程で発生する鉄くずの市況上昇で有償販売も好調に推移、資源循環事業では郊外型住宅の拡大に対応しパワービルダーや中堅建設会社向けの営業に注力し、環境物流事業では木質再生パレットのニーズが増加したことなどが寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:14 | 注目銘柄
2022年05月12日

【注目銘柄】三菱自動車が連日高値、短期トレードの対象に

 三菱自動車工業<7211>(東証プライム)は5月12日、361円の21円高(6.18%高)と続伸。高値362円と買い進まれ、連日の年初来高値更新で3月8日につけた年初来安値253円から43%上昇している。

■今期営業増益を確保する見通し

 5月10日大引後に2022年3月期決算を発表。今23年3月期営業増益を確保する見通しを好感した買いが入っている。

 新型アウトランダーやエクスパンダ―の販売が貢献、値引き抑制効果にコスト改善効果が奏功、為替の円安がフォローとなり、前22年3月期売上高2兆0389億0900万円(前の期比40.%増)、営業損益873億3100万円(同953億2100万円の赤字)、経常損益1009億6900万円の黒字(同1052億0300万円の赤字)、最終損益740億3700万円の黒字(同3123億1700万円の赤字)に着地。配当は年間無配を継続。

 今23年3月期売上高2兆2900億円(前期12.3%増)、営業利益900億円(同3.1%増)、経常利益930億円(同7.9%減)、純利益750億円(同1.3%増)を予想。ロシア情勢や半導体不足、原料価格の高騰等の影響を考慮したうえで、営業増益を確保する見通し。年間配当については、未定としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:36 | 注目銘柄

【注目銘柄】大阪有機化学工業は1Q続伸・高利益進捗率業績を見直し売られ過ぎ修正

 大阪有機化学工業<4187>(東証プライム)は、今年4月8日に発表した今2022年11月期第1四半期(2021年12月〜2022年2月期、1Q)の続伸・高利益進捗率業績を見直し、関連の売られ過ぎ修正買いが再燃している。今年3月に突っ込んだ年初来の1番底2503円からは、半導体材料の新規研究・試作設備増設の発表もオンして600円超幅の急伸を演じた場面があり、再現期待も高めている。

■1Q利益伸長率は28%と目安を上回り年間配当は連続増配

 今期1Q業績は、売り上げ81億2500万円(前年同期比0.4%増)、営業利益16億6500万円(同8.7%増)、経常利益17億3300万円(同3.7%増)、純利益12億1100万円(同3.8%増)と続伸して着地し、今11月期通期予想業績に対する利益進捗率は、28%と目安の25%を上回った。電子材料事業では、主力の半導体向けのArFレジスト用原料の販売が好調を持続し、化成品事業では自動車塗料用や光学材料向けの粘着剤用の原料の販売が堅調に推移したことなどが寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:08 | 注目銘柄
2022年05月11日

【注目銘柄】キムラユニティは連続最高純益・増配の支援で株式分割の権利取りが交錯

 キムラユニティー<9368>(東証スタンダード)は、前日10日に28円安の1440円と続落して引けた。日経平均株価が一時、2万6000円台を下回るなど3営業日続落したことから、今年4月28日に年初来高値1522円まで買い進まれていた同社株にも目先の利益を確定する売り物が続いた。ただ取引時間中の安値からは小戻して引けており、下値には今年6月末割り当てで予定している株式分割の権利取りの買い物が交錯した。今2023年3月期純利益が、連続過去最高更新と予想され、PER・PBR評価とも割り負けていることや連続増配を予定し高配当利回り水準にあることも、サポート材料視されている。

■トヨタの生産正常化で格納器具など物流サービス事業が増収増益

 株式分割は、同社株式の投資単位当たりの金額を引き下げることにより投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的にしており、6月30日を基準日に1株を2株に分割する。またこれと別の株主への利益還元策では、今2023年3月期の配当権利落ち後の配当を年間30円と予定しており、株式分割勘案の年間配当は60円(前期実績52円)と連続増配を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:25 | 注目銘柄
2022年05月10日

【注目銘柄】キヤノンは業績上方修正見直しに追加還元策期待と円安進行がオン

 キヤノン<7751>(東証プライム)は5月10日、3133.0円(86.0円高)まで上げ、4月20日につけた年初来高値3144円に迫っている。同社株は、今年4月26日の今2022年12月期第1四半期(2022年1月〜3月期)決算の開示と同時に今12月期通期業績の上方修正を発表し、大型連休前の全般調整相場下で売り先行となったが、連休明け後に為替相場が一段と円安・ドル高に傾いていることからこの上方修正の見直し、さらに今期配当が増配含みとなっているなど追加株主還元策期待がオンして割安修正買いが増勢となった。実際に前日9日の取引時間終了後の午後3時には、約2年ぶりの自己株式取得を発表しており、サポート材料となりそうだ。

■プリンティング事業ではオフィス需要が回復し半導体露光装置には旺盛な需要

 同社の今12月期通期業績は、期初予想より売り上げを1100億円、営業利益を280億円、経常利益を100億円、純利益を70億円それぞれ引き上げ、売り上げ3兆9800万円(前期比13.3%増)、営業利益3600億円(同27.7%増)、経常利益3700億円(同22.2%増)、純利益2520億円(同17.4%増)と見込み、連続増収増益幅を拡大させる。プリンティングビジネスユニットでは、オフィス向け複合機の需要が、オフィス稼働率の回復で増加し、レーザープリンターとインクジェットプリンターでは在宅需要とオフィス需要が堅調に推移、インダストリアルその他ビジネスユニットでは、半導体露光装置が、メモリーやロジック向けに旺盛な需要が続き、FPD露光装置もパネルメーカーの堅調な投資の恩恵を受けており、想定為替レートを対ユーロでは期初予想の1ユーロ=130円に据え置いたものの、対ドルでは期初予想の1ドル=120円から1ドル=130円へ円安方向に見直したことも寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:28 | 注目銘柄
2022年05月07日

【注目銘柄】東光高岳が連日高値、日印のEV用充電器共同開発で思惑増幅

 東光高岳<6617>(東証プライム)は2日、1716円の71円高(4.32%高)と3連騰した。高値引けで連日の年初来高値更新と堅調だ。

■中期経営計画を増額、24年3月期営業利益は最高益更新へ

 4月20日大引後に前22年3月業績予想を上方修正したことを好感し、同21日高値1614円と急伸した後、上げ一服となっていたが、同27日大引後に今2023年3月期業績予想と併せて中期経営計画の修正を発表。今23年3月期年間配当55円(前期比5円増)見通しに加え、中計の目標増額を評価し、買い優勢の展開となった。

 中期経営計画の数値目標を24年3月期売上高900億円から950億円(23年3月期予想930億円)、同営業利益40億円から50億円(同44億円)、同純利益25億円から35億円(同30億円)に増額した。電力機器と計量事業で需要が堅調に推移しているほか、エネルギーソリューション事業で電気自動車用急速充電器の需要が高まっていること、情報・光応用検査機器事業で世界的な半導体需要の急速な高まりにより三次元検査装置の受注が拡大したこと等を踏まえたもので、24年3月期営業利益は2期ぶり最高益更新を目指す。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:36 | 注目銘柄
2022年05月01日

【注目銘柄】帝国電機製作所が高値更新、原発再稼働の思惑に自社株買い

 帝国電機製作所<6333>(東証プライム)は4月28日、1651円の41円高(2.55%高)。高値は1660円と買い進まれ年初来の高値を更新し堅調である。

■原発再稼働が進展、関連銘柄として思惑買い

 岸田首相が26日に「再生可能エネルギーの最大限の導入と原子力の活用を進めることも極めて大切だ」と語ったことを受け、原子力発電所の再稼働が進展するとの期待感が高まり、同社が、完全無漏洩の「キャンドモータポンプ」を主な製品として石油化学プラントなどを中心に、ファインケミカル、医薬・食品業界、原子力発電所、変電所などに供給していることから、原発関連として思惑買いが入っている。

■円安享受も後押し

 前2022年3月期業績は、米国において、冷凍機向けポンプやアフターサービスが先行回復しているほか、中国において、ケミカルポンプを中心に好調で、経常利益は27億3000万円(前の期比8.6%増)を見込む。配当は年間50円(同36円)を予定しているが、円安を享受できることも株価を後押ししている。

■自社株買いの余力十分

 また、需給面では自社株買いを実施していることが注目される。80万株(4.2%)・8億円を上限に2月10日から10月31日まで自己株式を取得すると2月9日に発表しているが、浮動株数は7.7%であることから、市場に与えるインパクトは大きくなっている。3月31日時点の累計では97,500株・1億3708万7,600円市場から買い付け済み。現時点で4月の買い付けは不明であるが、買い余力は十分あり、この調子で自社株買いが続くか注目される。

 5月11日に22年3月期決算の発表が予定されているが、無難に通過出来れば、2018年11月高値1795円奪回から2007年7月高値1950円も視野に入りそうだ。(信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:07 | 注目銘柄
2022年04月20日

【注目銘柄】中央自動車はアルコール検知器特需を手掛かりに底値買いも一法

 中央自動車工業<8117>(東証スタンダード)は、4月17日付けの日本経済新聞で、道路交通法施行規則の改正、施行に伴い今年10月1日からアルコール検知器によるドライバーの飲酒検査が義務付けられアルコール検知器が品薄になっていると報道されたが、ハンディ型の検知器を展開している同社の株価が、すでに改正道交法が交付された昨年11月に株価が急騰しており、材料織り込み済みと反応は限定的にとどまり、むしろ手仕舞い売りに押されている。ただ4月18日につけた年初来安値2087円を前に下値抵抗感を示しており、同社の業績寄与を先取りすれば材料株人気の再燃も期待でき底値買いも一考余地がありそうだ。ファンダメンタルズ的にもPERは8倍台で、テクニカル的にも25日移動平均線から約7%のマイナスかい離となっており、下げ過ぎ修正余地も大きい。

■道交法施行規則改正の飲酒運転測定の義務付けで品薄化

 改正道交法施行規則は、飲酒運転による悲惨な交通事故が頻発したことに対応し、昨年11月1日に交付され、10月1日から5台以上の営業車(白ナンバー)を使用する事業者などは、1名の安全運転管理者を選任し、アルコール検知器による飲酒の有無を確認することを義務付けている。中央自動車は、ハンディ型のアルコール検知器「ソシアック」を3万以上の企業、官公庁、協会に納入実績があり、警察の飲酒検問にも使用されている。電気式化学センサーを搭載し高精度で測定し、ブルートゥースを搭載してスマートフォンとの連携を可能としており、対象となる事業者は全国で30万を超え、管理下にある白ナンバーのドライバーは約782万人に及び、直行直帰も多いだけに需要増につながると観測されている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:24 | 注目銘柄
2022年04月19日

【注目銘柄】ニッポン高度紙は続落もコンデンサ生産能力増強を手掛かりにEV関連人気再燃へ

 ニッポン高度紙工業<3891>(東証スタンダード)は、今年3月28日に発表したアルミ電解コンデンサの生産能力の2倍増強計画を手掛かりに割安EV(電気自動車)関連株買いが再燃している。ホンダ<7267>(東証プライム)が、4月12日にEVを2030年までに30車種展開し、年間200万台超を生産する計画を発表しており、2021年12月にトヨタ自動車<7203>(東証プライム)も、積極的な「バッテリーEV戦略」を発表したことが見直されている。ファンタメンタルズでも、4月26日に発表予定の2022年3月期業績が、期中の上方修正値を上ぶれて着地する可能性があり、期待材料となっている。

■トヨタ、ホンダの積極的なEV戦略を受け増強設備が戦力化

 同社は、アルミ電解コンデンサで世界シェアが6割に達するトップに位置し、同コンデンサが車載・産業機器・通信設備関連市場向けに需要が拡大しており、現在の稼働状況から生産設備を増強することを決定した。増設する生産設備は、市場の伸びが期待できる高付加価値の車載向けを中心に置き、米子工場(鳥取県米子市)に約80億円を投資、2022年12月に着工し、2024年12月の設備稼働を予定している。ホンダのEV計画も2024年春が目標となっており、EV車種を30車種に拡充し年間販売台数を350万台とするトヨタの「バッテリーEV戦略」も、2030年までとしており、ニッポン高度紙の生産設備増強は、戦力化して業績高成長要因となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:12 | 注目銘柄
2022年04月14日

【注目銘柄】アオイ電子は業績再々上方修正、V字回復を見直し売られ過ぎを修正買い

 アオイ電子<6832>(東証スタンダード)は、3月31日につけた配当権利落ち後の年初来安値1979円からの底上げを窺っている。同社株は、目下集計中の2022年3月期業績の3回目の上方修正を今年4月1日に発表しており、これを見直し今年5月11日の決算発表時に開示される次期2023年3月期業績への期待を高め売られ過ぎ修正買いが再燃した。株価自体も、2020年8月以来の安値水準となっているが、この2000円出没場面は2020年にほぼ1年間を掛けて固めており、下値信頼性が強いとして買い手掛かり視されている。

■世界的な半導体需要拡大で生産量が増加しスケールメリット

 同社の2022年3月期業績は、昨年7月、10月、今年4月と3回上方修正され売り上げ433億円(前期比7.5%増)、営業利益32億5000万円(同2.41倍)、経常利益39億円(同2.49倍)、純利益26億2000万円(同2.48倍)とV字回復を鮮明化させる。期初予想に比べ売り上げは38億円、営業利益は倍強の16億5000万円、経常利益も23億円、純利益は15億2000万円それぞれ上ぶれて着地することになり、市場コンセンサスを2億円〜3億円上回る。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:27 | 注目銘柄
2022年04月13日

【注目銘柄】日本精線は業績再上方修正・再増配を見直し売られ過ぎ修正へ

 日本精線<5659>(東証プライム)は、3月9日につけた年初来安値4000円に並ぶ安値水準から底離れする動きを強めている。同社株は、目下集計中で4月27日に発表予定の2022年3月期業績を今年3月31日に再上方修正し、配当も再増配したが、すでに期末通過となっていることから株価は限定的な反応にとどまった。ただ推進中の新中期経営計画を勘案すると次期2023年3月期業績も続伸が期待できるとして売られ過ぎ修正の打診買いが入った。また同社は、ステンレス鋼線の二次加工のトップメーカーであり、ステンレスの原材料のニッケルが、主要輸出国のロシアへの経済制裁で供給懸念を強め価格も動意含みであることも、業績押し上げ要因として思惑材料視されている。

■ニッケル価格高騰で売り上げが伸び超精密ガスフィルターの寄与で利益上ぶれ

 同社の2022年3月期業績は、昨年7月に上方修正した修正値を今年3月に再上方修正した。7月増額値より売り上げを26億円、営業利益を4億5000万円、経常利益を4億円、純利益を2億6000万円それぞれ引き上げ、売り上げ446億円(前期比30.7%増)、営業利益46億5000万円(同95.3%増)、経常利益46億円(同76.7%増)、純利益32億円(同75.3%増)と大幅続伸を見込み、純利益は、過去最高28億1800万円(2018年3月期)を4期ぶりに更新する。売り上げは、ニッケル価格の急騰で上ぶれ、利益は、自動車生産の回復でステンレス鋼線、半導体製造設備の需要拡大で超精密ガスフィルター、太陽光発電パネル・電子部品製造用のスクリーン印刷向けの極細線などが好調に推移したことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:40 | 注目銘柄
2022年04月12日

【注目銘柄】浅沼組は株式分割の権利取りを中期計画がサポート、年初来高値奪回に再発進

 浅沼組<1852>(東証プライム)は、配当権利落ち後安値4865円から底離れする動きを強めてる。同社株は、3月31日に株式分割を発表しており、この分割権利取りを同社が推進する中期経営計画がサポートしており、株主厚遇銘柄として買い増勢となった。また大阪を地盤とする民間建築主体の業態から、大阪・関西万博、カジノ関連の人気材料も底流するとして側面支援材料視されている。

■中期計画の還元政策変更で高配当は次期、次々期も積極予定

 株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げ同社株式の流動性を高め、投資しやすい環境を整え投資家層の拡大を図ることを目的にしている。7月31日を基準日に1株を2株に分割する。一方、中期経営計画では、昨年11月に株主還元政策の配当を上方修正し、2022年3月期配当は、昨年4月の当初策定時の年間260円から363円へ引き上げるとともに、2023年3月期配当も同じく274円から382円、2024年3月期配当も282円から395円にそれぞれ増配している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:31 | 注目銘柄