■円安傾向も好感
ニコン<7731>(東1)に注目したい。7日の株価は17円高の1572円まで上げて4日続伸している。FPD用露光装置(ステッパー)が牽引して17年3月期大幅増益予想である。カメラの営業損益も改善傾向だ。株価は戻り歩調だが、半導体・液晶製造装置関連銘柄としては出遅れ感が強い。円安傾向も好感して上げ足を速める可能性があるだろう。
■17年3月期は大幅増益予想
17年3月期連結業績予想は売上高が前期比0.1%増の8200億円、営業利益が同45.1%増の460億円、経常利益が同29.4%増の490億円、純利益が同64.3%増の300億円としている。FPD用露光装置(ステッパー)の台数大幅増加が牽引する。カメラも商品ミックス改善効果などで営業損益が改善傾向だ。
第1四半期は前年同期比8.9%減収だが、2.9倍営業増益、2.1倍経常増益、2.8倍最終増益と大幅増益だった。そして通期予想に対する進捗率は、売上高20.7%、営業利益32.5%、経常利益34.9%、純利益38.3%で、利益進捗率が高水準である。足元のドル高・円安傾向もプラス要因であり、通期増額余地がありそうだ。
なお9月16日には3Dプリンターを手掛けるベンチャー企業の米Carbon社への出資、9月20日には映像機器のロボット制御ソリューションを提供する英MRMC社の子会社化を発表している。
株価は6月の年初来安値1305円から切り返して戻り歩調だ。週足チャートで見ると26週移動平均線を突破して基調転換を確認した形だ。ただし半導体・液晶製造装置関連銘柄としては出遅れ感が強い。円安傾向も好感して上げ足を速める可能性があるだろう。
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(10/07)【注目銘柄】ニコンは4日続伸、半導体・液晶製造装置関連としては出遅れ感強い
(10/05)【注目銘柄】日本化学工業は好業績を評価して3日続伸、戻り歩調で年初来高値に接近
(10/05)【注目銘柄】SRAホールディングスは好業績を評価して3日続伸、下値切り上げて基調転換
(10/05)【注目銘柄】ニイタカは年初来高値更新、大幅増益を好感して上げ足速める可能性あり
(09/29)【注目銘柄】竹本容器は年初来高値更新して15年の上場来高値目指す、16年12月期利益予想に増額余地
(09/28)【注目銘柄】丸大食品は年初来高値更新、フシ突破して15年8月高値試す
(09/28)【注目銘柄】日進工具は2月の年初来高値に接近、15年6月高値目指す流れに変化なし
(09/28)【注目銘柄】MCJは好業績を評価して上値追いの展開、06年以来となる1000円台が視野
(09/27)【注目銘柄】イーエムシステムズは好業績を評価して年初来高値更新の展開、07年以来の2000円台が視野
(09/23)【注目銘柄】レックは年初来高値圏モミ合いから上放れの動き、17年3月期利益予想に再増額余地
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(09/15)【注目銘柄】ブイ・テクノロジーは大型案件受注が相次いで17年3月期大幅増益予想、さらに増額余地
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2016年10月07日
【注目銘柄】ニコンは4日続伸、半導体・液晶製造装置関連としては出遅れ感強い
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:07
| 注目銘柄
2016年10月05日
【注目銘柄】日本化学工業は好業績を評価して3日続伸、戻り歩調で年初来高値に接近
■好業績を評価して上値を試す展開
日本化学工業<4092>(東1)に注目したい。株価は5日、3円高の246円まで上げて3日続伸し、戻り歩調の展開で年初来高値に接近している。17年3月期利益予想に増額余地があり、好業績を評価して上値を試す展開だろう。
■1月の年初来高値268円に接近
17年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比7.3%減収だったが、利益は営業利益が同36.0%増益、経常利益が同27.2%増益、純利益が同22.1%増益の大幅増益だった。売上面では農薬や医薬中間体が堅調だったが、鉄鋼向けクロム製品などの需要がやや低調だった。ただし円高メリットによる輸入原材料価格低下やコスト削減効果で、原価率が大幅に改善した。販管費抑制も寄与した。
通期会社予想は据え置いて売上高が前期比0.1%増の360億円、営業利益が同1.4%増の35億円、経常利益が同1.4%増の34億50百万円、純利益が同1.5%増の25億円としている。横ばい予想だが、通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が22.8%、営業利益が32.4%、経常利益が31.4%、純利益が27.6%と利益進捗率が高水準である。通期利益予想に増額余地がありそうだ。
株価は下値を切り上げて戻り歩調だ。そして10月5日は246円まで上伸して1月の年初来高値268円に接近してきた。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線も上向きに転じた。基調転換を確認した形であり、好業績を評価して上値を試す展開だろう。
日本化学工業<4092>(東1)に注目したい。株価は5日、3円高の246円まで上げて3日続伸し、戻り歩調の展開で年初来高値に接近している。17年3月期利益予想に増額余地があり、好業績を評価して上値を試す展開だろう。
■1月の年初来高値268円に接近
17年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比7.3%減収だったが、利益は営業利益が同36.0%増益、経常利益が同27.2%増益、純利益が同22.1%増益の大幅増益だった。売上面では農薬や医薬中間体が堅調だったが、鉄鋼向けクロム製品などの需要がやや低調だった。ただし円高メリットによる輸入原材料価格低下やコスト削減効果で、原価率が大幅に改善した。販管費抑制も寄与した。
通期会社予想は据え置いて売上高が前期比0.1%増の360億円、営業利益が同1.4%増の35億円、経常利益が同1.4%増の34億50百万円、純利益が同1.5%増の25億円としている。横ばい予想だが、通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が22.8%、営業利益が32.4%、経常利益が31.4%、純利益が27.6%と利益進捗率が高水準である。通期利益予想に増額余地がありそうだ。
株価は下値を切り上げて戻り歩調だ。そして10月5日は246円まで上伸して1月の年初来高値268円に接近してきた。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線も上向きに転じた。基調転換を確認した形であり、好業績を評価して上値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:47
| 注目銘柄
【注目銘柄】SRAホールディングスは好業績を評価して3日続伸、下値切り上げて基調転換
■好業績を評価して出直りの動きが本格化
システム開発を展開するSRAホールディングス<3817>(東1)に注目したい。5日の株価は55円高の2315円まで上げて3日続伸し、下値を切り上げて基調転換の動きだ。17年3月期通期連結業績予想に増額余地があり、好業績を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。
■17年3月期通期業績予想に増額余地
17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比7.9%増収、46.0%営業増益、23.1%経常減益、19.1%最終減益だった。営業外費用で為替差損を計上したため経常減益、最終減益だが、売上面では開発事業が10.1%増収、運用・構築事業が2.0%増収、販売事業が6.9%増収と好調に推移し、利益率向上も寄与して大幅営業増益だった。売上高と営業利益は第1四半期として過去最高だった。
通期予想は売上高が前期比2.2%増の400億円、営業利益が同5.4%増の39億40百万円、経常利益が同7.1%増の41億25百万円、純利益が同5.8倍の26億67百万円としている。純利益は前期計上した特別損失一巡も寄与する。第1四半期の進捗率はやや低水準の形だが、システム開発は第4四半期の構成比が高くなる収益構造のためネガティブ要因とはならない。第1四半期の大幅営業増益を考慮すれば通期予想に増額余地がありそうだ。
5日の株価は55円高の2315円まで上げて3日続伸し下値を切り上げて戻り歩調だ。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じて下値を支える形となった。さらに戻りを押さえていた26週移動平均線突破の動きを強めている。基調転換を確認する形であり、好業績を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。
システム開発を展開するSRAホールディングス<3817>(東1)に注目したい。5日の株価は55円高の2315円まで上げて3日続伸し、下値を切り上げて基調転換の動きだ。17年3月期通期連結業績予想に増額余地があり、好業績を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。
■17年3月期通期業績予想に増額余地
17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比7.9%増収、46.0%営業増益、23.1%経常減益、19.1%最終減益だった。営業外費用で為替差損を計上したため経常減益、最終減益だが、売上面では開発事業が10.1%増収、運用・構築事業が2.0%増収、販売事業が6.9%増収と好調に推移し、利益率向上も寄与して大幅営業増益だった。売上高と営業利益は第1四半期として過去最高だった。
通期予想は売上高が前期比2.2%増の400億円、営業利益が同5.4%増の39億40百万円、経常利益が同7.1%増の41億25百万円、純利益が同5.8倍の26億67百万円としている。純利益は前期計上した特別損失一巡も寄与する。第1四半期の進捗率はやや低水準の形だが、システム開発は第4四半期の構成比が高くなる収益構造のためネガティブ要因とはならない。第1四半期の大幅営業増益を考慮すれば通期予想に増額余地がありそうだ。
5日の株価は55円高の2315円まで上げて3日続伸し下値を切り上げて戻り歩調だ。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じて下値を支える形となった。さらに戻りを押さえていた26週移動平均線突破の動きを強めている。基調転換を確認する形であり、好業績を評価して出直りの動きが本格化しそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:42
| 注目銘柄
【注目銘柄】ニイタカは年初来高値更新、大幅増益を好感して上げ足速める可能性あり
■17年5月期第四半期大幅増益
ニイタカ<4465>(東1)に注目したい。5日の株価は5円高の1435円と3月につけた年初来高値を更新している。9月30日に発表した17年5月期第1四半期(6〜8月)連結業績は大幅増益だった。今後、上げ足を速める可能性がありそうだ。
■通期ベースでも好業績に期待
フード業界向け業務用洗剤・洗浄剤および固形燃料の製造・販売を主力としている。17年5月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比5.3%増の36億90百万円、営業利益が同2.1倍の1億83百万円、経常利益が同76.3%増の1億94百万円、純利益が同87.6%増の1億33百万円だった。食の安全・安心意識の高まりも背景として、環境にやさしくコストパフォーマンスにも優れた「パウチ包装タイプ高濃度洗剤・洗浄剤」が好調に推移した。増収効果、コスト低減効果、円高による原材料費低減効果などで大幅増益だった。
通期予想は据え置いて、売上高が前期比4.3%増の155億円、営業利益が同45.2%増の9億50百万円、経常利益が同39.9%増の9億70百万円、純利益が同37.0%増の6億50百万円としている。通期予想に対する第1四半期の進捗率はやや低水準の形だが、期初時点で下期偏重の計画のため、通期ベースでも好業績が期待される。
株価は7月〜9月の1300円〜1400円近辺でのモミ合いから上放れ、5日の株価は5円高の1435円と3月につけた年初来高値を更新している。今後、さらに上値を試す展開となり上げ足を速める可能性がありそうだ。
ニイタカ<4465>(東1)に注目したい。5日の株価は5円高の1435円と3月につけた年初来高値を更新している。9月30日に発表した17年5月期第1四半期(6〜8月)連結業績は大幅増益だった。今後、上げ足を速める可能性がありそうだ。
■通期ベースでも好業績に期待
フード業界向け業務用洗剤・洗浄剤および固形燃料の製造・販売を主力としている。17年5月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比5.3%増の36億90百万円、営業利益が同2.1倍の1億83百万円、経常利益が同76.3%増の1億94百万円、純利益が同87.6%増の1億33百万円だった。食の安全・安心意識の高まりも背景として、環境にやさしくコストパフォーマンスにも優れた「パウチ包装タイプ高濃度洗剤・洗浄剤」が好調に推移した。増収効果、コスト低減効果、円高による原材料費低減効果などで大幅増益だった。
通期予想は据え置いて、売上高が前期比4.3%増の155億円、営業利益が同45.2%増の9億50百万円、経常利益が同39.9%増の9億70百万円、純利益が同37.0%増の6億50百万円としている。通期予想に対する第1四半期の進捗率はやや低水準の形だが、期初時点で下期偏重の計画のため、通期ベースでも好業績が期待される。
株価は7月〜9月の1300円〜1400円近辺でのモミ合いから上放れ、5日の株価は5円高の1435円と3月につけた年初来高値を更新している。今後、さらに上値を試す展開となり上げ足を速める可能性がありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:48
| 注目銘柄
2016年09月29日
【注目銘柄】竹本容器は年初来高値更新して15年の上場来高値目指す、16年12月期利益予想に増額余地
竹本容器<4248>(東2)に注目したい。株価は戻り歩調の展開で年初来高値を更新した。16年12月期利益予想に増額余地があり、15年8月の上場来高値を目指す展開が期待される。
16年12月期の連結業績予想(円高による円換算額減少で8月5日に売上高を減額修正、利益を据え置き)は減益予想だが、計画超の増益となった第2四半期累計の利益進捗率は営業利益61.6%、経常利益63.1%、純利益61.3%と高水準だった。通期利益予想は増額余地があるだろう。
なお8月26日に株式立会外分売を実施した。また16年12月期から株主優待制度を導入する。
株価は6月下旬〜8月上旬の直近安値圏1500円台から反発して水準を切り上げている。そして9月下旬に動意づく形となり、9月28日には年初来高値1987年まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じ、1500円〜1800円近辺のボックスレンジから上放れて基調転換を確認した形だ。15年8月の上場来高値2344円を目指す展開が期待される。
16年12月期の連結業績予想(円高による円換算額減少で8月5日に売上高を減額修正、利益を据え置き)は減益予想だが、計画超の増益となった第2四半期累計の利益進捗率は営業利益61.6%、経常利益63.1%、純利益61.3%と高水準だった。通期利益予想は増額余地があるだろう。
なお8月26日に株式立会外分売を実施した。また16年12月期から株主優待制度を導入する。
株価は6月下旬〜8月上旬の直近安値圏1500円台から反発して水準を切り上げている。そして9月下旬に動意づく形となり、9月28日には年初来高値1987年まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じ、1500円〜1800円近辺のボックスレンジから上放れて基調転換を確認した形だ。15年8月の上場来高値2344円を目指す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:49
| 注目銘柄
2016年09月28日
【注目銘柄】丸大食品は年初来高値更新、フシ突破して15年8月高値試す
丸大食品<2288>(東1)に注目したい。9月27日の株価は年初来高値を更新して506円まで上伸した。500円近辺のフシを突破した形だ。17年3月期連結業績は増額の可能性が高く、15年8月高値518円を試す展開だろう。
業績は好調だ。17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比0.5%増収、同53.7%営業増益、同54.4%経常増益、同61.5%最終増益だった。加工食品事業ではハム・ソーセージがやや伸び悩んだが、調理加工品が伸長した。利益面では加工食品事業でコスト削減や原材料・エネルギーコストの低下、食肉事業で輸入冷凍牛肉の収益改善が寄与した。
通期会社予想を据え置いたが、第1四半期の進捗率は売上高24.0%、営業利益37.4%、経常利益36.8%、純利益39.1%と高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
9月27日の株価は前日比12円(2.43%)高の506円まで上伸して年初来高値を更新した。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって500円近辺のフシを突破した形だ。15年8月高値518円を試す展開だろう。これを突破すれば一段高の可能性もありそうだ。
業績は好調だ。17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比0.5%増収、同53.7%営業増益、同54.4%経常増益、同61.5%最終増益だった。加工食品事業ではハム・ソーセージがやや伸び悩んだが、調理加工品が伸長した。利益面では加工食品事業でコスト削減や原材料・エネルギーコストの低下、食肉事業で輸入冷凍牛肉の収益改善が寄与した。
通期会社予想を据え置いたが、第1四半期の進捗率は売上高24.0%、営業利益37.4%、経常利益36.8%、純利益39.1%と高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
9月27日の株価は前日比12円(2.43%)高の506円まで上伸して年初来高値を更新した。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって500円近辺のフシを突破した形だ。15年8月高値518円を試す展開だろう。これを突破すれば一段高の可能性もありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:46
| 注目銘柄
【注目銘柄】日進工具は2月の年初来高値に接近、15年6月高値目指す流れに変化なし
■年初来高値に接近
日進工具<6157>(JQ)に注目したい。28日の株価は、48円高の2398円まで上げて6連騰している。株価は水準を切り上げて2月の年初来高値に接近。17年3月期通期業績予想に増額余地があり、15年6月高値を目指す流れに変化はないだろう。
■通期業績予想に増額余地
業績は好調だ。17年3月期第1四半期連結業績はエンドミルの好調で前年同期比6.5%増収、26.9%営業増益、20.2%経常増益、19.3%最終増益だった。そして通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.7%、営業利益30.2%、経常利益29.8%、純利益27.9%と高水準であり、通期増額余地がありそうだ。また17年3月期配当予想は16年3月期比10円増配の年間70円(第2四半期末30円、期末40円)としている。
株価は6月下旬〜7月上旬の年初来安値圏1700円台から反発して戻り歩調の展開だ。そして9月28日には2398円まで上伸して2月の年初来高値2448円に接近してきた。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線に続いて52週移動平均線を突破した。強基調への転換を確認した形だ。15年6月の上場来高値2890円を目指す流れに変化はないだろう。
日進工具<6157>(JQ)に注目したい。28日の株価は、48円高の2398円まで上げて6連騰している。株価は水準を切り上げて2月の年初来高値に接近。17年3月期通期業績予想に増額余地があり、15年6月高値を目指す流れに変化はないだろう。
■通期業績予想に増額余地
業績は好調だ。17年3月期第1四半期連結業績はエンドミルの好調で前年同期比6.5%増収、26.9%営業増益、20.2%経常増益、19.3%最終増益だった。そして通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.7%、営業利益30.2%、経常利益29.8%、純利益27.9%と高水準であり、通期増額余地がありそうだ。また17年3月期配当予想は16年3月期比10円増配の年間70円(第2四半期末30円、期末40円)としている。
株価は6月下旬〜7月上旬の年初来安値圏1700円台から反発して戻り歩調の展開だ。そして9月28日には2398円まで上伸して2月の年初来高値2448円に接近してきた。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線に続いて52週移動平均線を突破した。強基調への転換を確認した形だ。15年6月の上場来高値2890円を目指す流れに変化はないだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:18
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【注目銘柄】MCJは好業績を評価して上値追いの展開、06年以来となる1000円台が視野
■7連騰して上値追いの展開
MCJ<6670>(東2)は28日、32円高の903円まで上げて年初来高値を更新し7連騰している。株価は14年12月高値を突破して06年来の1000円台が視野に入ってきた。17年3月期通期予想は利益増額の可能性が高く、上値追いの展開だろう。
■17年3月期通期増額の可能性
17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比2.3%増収、同81.2%営業増益、同82.2%経常増益、同99.6%最終増益だった。前期の店舗大量撤退の影響を吸収し、広告宣伝効果で増収だった。またパソコン、モニタとも高利益率のハイエンド製品が好調に推移して大幅増益だった。
第1四半期の進捗率は、第2四半期累計予想に対して売上高48.5%、営業利益84.2%、経常利益83.3%、純利益85.3%、そして通期予想に対しても売上高23.9%、営業利益38.9%、経常利益38.9%、純利益43.5%と利益進捗率が高水準である。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。
株価は14年12月高値786円を突破して9月27日には871円まで上伸し、28日は32円高の903円まで上げて7連騰している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなってほぼ一本調子の上昇トレンドだ。好業績を評価して上値追いの展開が期待され、06年以来となる1000円台が視野に入りそうだ。
MCJ<6670>(東2)は28日、32円高の903円まで上げて年初来高値を更新し7連騰している。株価は14年12月高値を突破して06年来の1000円台が視野に入ってきた。17年3月期通期予想は利益増額の可能性が高く、上値追いの展開だろう。
■17年3月期通期増額の可能性
17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比2.3%増収、同81.2%営業増益、同82.2%経常増益、同99.6%最終増益だった。前期の店舗大量撤退の影響を吸収し、広告宣伝効果で増収だった。またパソコン、モニタとも高利益率のハイエンド製品が好調に推移して大幅増益だった。
第1四半期の進捗率は、第2四半期累計予想に対して売上高48.5%、営業利益84.2%、経常利益83.3%、純利益85.3%、そして通期予想に対しても売上高23.9%、営業利益38.9%、経常利益38.9%、純利益43.5%と利益進捗率が高水準である。通期利益予想は増額の可能性が高いだろう。
株価は14年12月高値786円を突破して9月27日には871円まで上伸し、28日は32円高の903円まで上げて7連騰している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなってほぼ一本調子の上昇トレンドだ。好業績を評価して上値追いの展開が期待され、06年以来となる1000円台が視野に入りそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:35
| 注目銘柄
2016年09月27日
【注目銘柄】イーエムシステムズは好業績を評価して年初来高値更新の展開、07年以来の2000円台が視野
イーエムシステムズ<4820>(東1)に注目したい。株価は17年3月期第1四半期(4〜6月)の大幅増益を好感して年初来高値更新の展開だ。通期予想に増額余地があり、07年以来の2000円台が視野に入りそうだ。
17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比9.3%増収で、利益は同2.9倍営業増益、同2.2倍経常増益、同23.4%最終増益と大幅増益だった。調剤システム事業の好調が牽引し、医科システム事業の営業損益改善も寄与した。
通期予想は据え置いたが、通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が21.8%、営業利益が25.2%、経常利益が26.2%、純利益が26.3%と順調な水準である。期初時点で下期偏重の計画であることを考慮すれば、通期増額余地があるだろう。
株価は第1四半期の大幅増益を好感して年初来高値更新の展開となり、9月26日には1615円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。上げ足を速めて07年以来の2000円台が視野に入りそうだ。
17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比9.3%増収で、利益は同2.9倍営業増益、同2.2倍経常増益、同23.4%最終増益と大幅増益だった。調剤システム事業の好調が牽引し、医科システム事業の営業損益改善も寄与した。
通期予想は据え置いたが、通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が21.8%、営業利益が25.2%、経常利益が26.2%、純利益が26.3%と順調な水準である。期初時点で下期偏重の計画であることを考慮すれば、通期増額余地があるだろう。
株価は第1四半期の大幅増益を好感して年初来高値更新の展開となり、9月26日には1615円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。上げ足を速めて07年以来の2000円台が視野に入りそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:42
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2016年09月23日
【注目銘柄】レックは年初来高値圏モミ合いから上放れの動き、17年3月期利益予想に再増額余地
レック<7874>(東1)に注目したい。株価は年初来高値圏でのモミ合いから上放れの動きを強めてきた。17年3月期通期利益予想は再増額余地があり、好業績を評価して上値追いの展開となりそうだ。
17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比20.5%増収、3.2倍営業増益、58.6%経常増益、2.8倍最終増益だった。サニタリー用品、清掃用品、キッチン用品、ベビー・キッズ用品などが好調に推移し、新規調達ルート開拓による調達品コストダウン、グループ内工場改廃による生産性向上、連結子会社の連結除外に伴う特別利益計上も寄与した。
そして第2四半期累計予想、通期予想とも営業利益を3億70百万円、経常利益を3億20百万円、純利益を4億円増額修正した。通期予想は第2四半期累計の増額分を上乗せした形で、前期比10.3%増収、83.2%営業増益、2.1倍経常増益、75.4%最終増益としている。
修正後の通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が24.5%、営業利益が40.5%、経常利益が31.0%、純利益が35.8%である。利益進捗率が高水準であり、通期利益予想は再増額余地があるだろう。
株価の動きを見ると、8月25日の年初来高値2199円まで上伸し、その後は2100円近辺でモミ合う形だったが、9月21日は2180円まで上伸してモミ合い上放れの動きを強めてきた。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値追いの展開となりそうだ。
17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比20.5%増収、3.2倍営業増益、58.6%経常増益、2.8倍最終増益だった。サニタリー用品、清掃用品、キッチン用品、ベビー・キッズ用品などが好調に推移し、新規調達ルート開拓による調達品コストダウン、グループ内工場改廃による生産性向上、連結子会社の連結除外に伴う特別利益計上も寄与した。
そして第2四半期累計予想、通期予想とも営業利益を3億70百万円、経常利益を3億20百万円、純利益を4億円増額修正した。通期予想は第2四半期累計の増額分を上乗せした形で、前期比10.3%増収、83.2%営業増益、2.1倍経常増益、75.4%最終増益としている。
修正後の通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が24.5%、営業利益が40.5%、経常利益が31.0%、純利益が35.8%である。利益進捗率が高水準であり、通期利益予想は再増額余地があるだろう。
株価の動きを見ると、8月25日の年初来高値2199円まで上伸し、その後は2100円近辺でモミ合う形だったが、9月21日は2180円まで上伸してモミ合い上放れの動きを強めてきた。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値追いの展開となりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:45
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【注目銘柄】ケンコーマヨネーズは上場来高値更新して上値追い期待
ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)は23日、45円高の3420円まで上げて3日続伸し、上場来高値を更新している。好業績を評価して上値追いの展開が期待される。
マヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品・サラダ類・総菜分野への事業領域拡大戦略を加速している。17年3月期連結業績予想は16年3月期比4.6%増収、0.4%営業増益、2.1%経常増益、2.1%最終増益と保守的だが、第1四半期(4〜6月)の進捗率が高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。配当は3期連続増配予想である。
株価は7月の3370円から利益確定売りで一旦反落していたが、8月29日の直近安値2566円から切り返し、9月21日には前日比105円(3.21%)高の3375円まで上伸して上場来高値を更新した。
週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返して13週移動平均線を回復した。サポートラインを確認して上昇トレンドの形だ。好業績や中期成長力を評価する流れに変化はなく、上値追いの展開が期待される。
マヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品・サラダ類・総菜分野への事業領域拡大戦略を加速している。17年3月期連結業績予想は16年3月期比4.6%増収、0.4%営業増益、2.1%経常増益、2.1%最終増益と保守的だが、第1四半期(4〜6月)の進捗率が高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。配当は3期連続増配予想である。
株価は7月の3370円から利益確定売りで一旦反落していたが、8月29日の直近安値2566円から切り返し、9月21日には前日比105円(3.21%)高の3375円まで上伸して上場来高値を更新した。
週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返して13週移動平均線を回復した。サポートラインを確認して上昇トレンドの形だ。好業績や中期成長力を評価する流れに変化はなく、上値追いの展開が期待される。
IR-Solution
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:07
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【注目銘柄】セントケア・ホールディングスは17年3月期業績予想を増額修正、9月末株主優待を新設
セントケア・ホールディングス<2374>(東2)に注目したい。9月21日に17年3月期第2四半期累計および通期の利益予想の増額修正を発表した。株価は8月の年初来高値から一旦反落したが、増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第2四半期累計(4〜9月)については、売上高を71百万円減額したが、営業利益を2億25百万円増額、経常利益を2億55百万円増額、純利益を1億39百万円増額した。新規顧客獲得が順調に推移して稼働率上昇が寄与する。
通期予想については第2四半期累計の増額修正を踏まえて、売上高を5百万円増額、営業利益を1億79百万円増額、経常利益を2億58百万円増額、純利益を1億40百万円増額した。下期営業利益は減額の形であり、通期予想は再増額余地がありそうだ。
なお8月8日に株主優待制度の新設を発表している。毎年9月末日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して一律にクオカード1000円分を贈呈する。16年9月末現在の株主を対象として開始する。
株価の動きを見ると、8月31日の年初来高値1440円から利益確定売りで一旦反落したが、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して反発のタイミングだ。さらに17年3月期利益予想の増額修正も好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第2四半期累計(4〜9月)については、売上高を71百万円減額したが、営業利益を2億25百万円増額、経常利益を2億55百万円増額、純利益を1億39百万円増額した。新規顧客獲得が順調に推移して稼働率上昇が寄与する。
通期予想については第2四半期累計の増額修正を踏まえて、売上高を5百万円増額、営業利益を1億79百万円増額、経常利益を2億58百万円増額、純利益を1億40百万円増額した。下期営業利益は減額の形であり、通期予想は再増額余地がありそうだ。
なお8月8日に株主優待制度の新設を発表している。毎年9月末日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して一律にクオカード1000円分を贈呈する。16年9月末現在の株主を対象として開始する。
株価の動きを見ると、8月31日の年初来高値1440円から利益確定売りで一旦反落したが、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して反発のタイミングだ。さらに17年3月期利益予想の増額修正も好感して上値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:53
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2016年09月21日
【注目銘柄】バイタルケーエスケー・ホールディングスは戻り歩調で5月高値試す、17年3月期業績予想に増額余地
バイタルケーエスケー・ホールディングス<3151>(東1)に注目したい。17年3月期は減益予想だが、第1四半期が大幅増益となり通期増額余地がありそうだ。株価は調整一巡して戻り歩調だ。
17年3月期の連結業績予想は16年3月期比0.8%減収、30.4%営業減益、19.7%経常減益、11.5%最終減益だが、第1四半期が前年同期比6.9%増収、4.2倍営業増益、82.0%経常増益、75.0%最終増益の大幅増益だった。
前期爆発的な売上を記録したC型肝炎治療薬等の新薬販売、一部メーカーでの共同仕入による利益獲得、単品単価による納入価格交渉、得意先別営業戦略の実行、不採算先の取引改善交渉などが寄与した。そして通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が24.7%、営業利益が29.6%、経常利益が27.8%、純利益が28.0%と高水準である。通期増額余地がありそうだ。
株価は8月31日の直近安値928円から切り返し、9月20日には1018円まで上伸した。調整一巡して戻り歩調だ。日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなり、13週移動平均線も上向きに転じた。強基調への回帰を確認して5月の年初来高値1072円を試す展開だろう。
17年3月期の連結業績予想は16年3月期比0.8%減収、30.4%営業減益、19.7%経常減益、11.5%最終減益だが、第1四半期が前年同期比6.9%増収、4.2倍営業増益、82.0%経常増益、75.0%最終増益の大幅増益だった。
前期爆発的な売上を記録したC型肝炎治療薬等の新薬販売、一部メーカーでの共同仕入による利益獲得、単品単価による納入価格交渉、得意先別営業戦略の実行、不採算先の取引改善交渉などが寄与した。そして通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が24.7%、営業利益が29.6%、経常利益が27.8%、純利益が28.0%と高水準である。通期増額余地がありそうだ。
株価は8月31日の直近安値928円から切り返し、9月20日には1018円まで上伸した。調整一巡して戻り歩調だ。日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなり、13週移動平均線も上向きに転じた。強基調への回帰を確認して5月の年初来高値1072円を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:52
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【注目銘柄】リンクアンドモチベーションは自律調整一巡して上値試す、16年12月期大幅営業増益予想
リンクアンドモチベーション<2170>(東1)に注目したい。16年12月期はビジネス部門の好調が牽引して大幅営業増益予想である。株価は自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。
16年12月期連結業績予想(8月9日に増額修正)は、売上高が15年12月期比6.4%増の340億円、営業利益が同90.1%の16億50百万円、経常利益が同2.1倍の16億円、純利益が10億円の黒字(15年12月期は3億16百万円の赤字)としている。純利益は過去最高を更新する。
ビジネス部門における利益率の高い組織人事コンサルティング事業好調が牽引して、人件費やオフィス・システム経費など販管費の増加を吸収する。特別利益での子会社リンクスポーツエンターテインメント(プロバスケットボールチーム運営)株式売却益計上や税金費用減少も寄与する。配当予想(8月9日に増額修正)は同90銭増配の年間5円30銭(第1四半期末1円25銭、第2四半期末1円25銭、第3四半期末1円40銭、期末1円40銭)としている。
株価は8月の年初来高値254円から利益確定売りで一旦反落したが、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。14年1月高値283円も視野に入りそうだ。
16年12月期連結業績予想(8月9日に増額修正)は、売上高が15年12月期比6.4%増の340億円、営業利益が同90.1%の16億50百万円、経常利益が同2.1倍の16億円、純利益が10億円の黒字(15年12月期は3億16百万円の赤字)としている。純利益は過去最高を更新する。
ビジネス部門における利益率の高い組織人事コンサルティング事業好調が牽引して、人件費やオフィス・システム経費など販管費の増加を吸収する。特別利益での子会社リンクスポーツエンターテインメント(プロバスケットボールチーム運営)株式売却益計上や税金費用減少も寄与する。配当予想(8月9日に増額修正)は同90銭増配の年間5円30銭(第1四半期末1円25銭、第2四半期末1円25銭、第3四半期末1円40銭、期末1円40銭)としている。
株価は8月の年初来高値254円から利益確定売りで一旦反落したが、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。14年1月高値283円も視野に入りそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:51
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2016年09月20日
【注目銘柄】ユニバーサル園芸社は高値圏モミ合い煮詰まり感、上放れて6月の上場来高値試す
ユニバーサル園芸社<6061>(JQ)に注目したい。株価は高値圏でのモミ合い展開だが煮詰まり感を強めている。モミ合いから上放れて6月高値を試す展開だろう。
業績は新規連結も寄与して増収増益基調である。16年6月期連結業績は15年6月期比45.7%増収、38.7%営業増益、23.9%経常増益、9.4%最終増益だった。グリーン事業が32.3%増収、卸売事業が2.1倍増収、小売事業が65.1%増収といずれも好調に推移し、全体として計画超の増収増益だった。
17年6月期の連結業績予想は、売上高が16年6月期比23.3%増の72億07百万円、営業利益が同12.4%増の8億68百万円、経常利益が同22.1%増の9億05百万円、純利益が同20.8%増の5億97百万円としている。主力のグリーン事業において、レンタルグリーンの新規顧客獲得を推進する。
株価は6月の上場来高値2984円から利益確定売りで一旦反落し、6月中旬以降は概ね2600円〜2800円近辺でモミ合う展開だ。ただし煮詰まり感を強めている。今期予想連結PER11倍近辺で指標面に割高感はなく、モミ合いから上放れて6月の上場来高値を試す展開が期待される。
業績は新規連結も寄与して増収増益基調である。16年6月期連結業績は15年6月期比45.7%増収、38.7%営業増益、23.9%経常増益、9.4%最終増益だった。グリーン事業が32.3%増収、卸売事業が2.1倍増収、小売事業が65.1%増収といずれも好調に推移し、全体として計画超の増収増益だった。
17年6月期の連結業績予想は、売上高が16年6月期比23.3%増の72億07百万円、営業利益が同12.4%増の8億68百万円、経常利益が同22.1%増の9億05百万円、純利益が同20.8%増の5億97百万円としている。主力のグリーン事業において、レンタルグリーンの新規顧客獲得を推進する。
株価は6月の上場来高値2984円から利益確定売りで一旦反落し、6月中旬以降は概ね2600円〜2800円近辺でモミ合う展開だ。ただし煮詰まり感を強めている。今期予想連結PER11倍近辺で指標面に割高感はなく、モミ合いから上放れて6月の上場来高値を試す展開が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:36
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【注目銘柄】福島工業は自律調整一巡して7月高値試す、17年3月期業績予想に上振れ余地
福島工業<6420>(東1)に注目したい。株価は7月の上場来高値から一旦反落したが、自律調整が一巡して切り返しの動きを強めている。17年3月期業績予想の上振れ余地を評価して7月高値を試す展開だろう。
17年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績は前年同期比16.1%増収、15.2%営業増益、2.4%経常増益、41.8%最終増益だった。営業外で為替差損益が悪化したため経常利益の伸びは小幅だが、ファーストフード、コンビニ、スーパーマーケット、ドラッグストア向けに、汎用業務用冷凍冷蔵庫、製氷機、ブラストチラー、冷凍冷蔵ショーケース、大型食品加工機、大型・小型パネル冷蔵設備など主力製品の販売が総じて好調に推移して2桁増収・営業増益だった。
17年3月期通期連結業績予想は据え置いて、売上高が16年3月期比3.0%減の715億18百万円、営業利益が同6.6%減の70億77百万円、経常利益が同5.6%減の72億46百万円、純利益が同10.4%減の44億60百万円としている。減収減益予想だが、第1四半期の進捗率は売上高が25.7%、営業利益が26.1%、経常利益が24.0%、純利益が36.1%と順調な水準であり、通期業績予想に上振れ余地がありそうだ。
株価は7月27日に上場来高値3735円まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、8月30日の直近安値3030円から切り返しの動きを強めている。今期予想連結PERは14倍近辺で割高感はない。自律調整が一巡し、17年3月期業績予想の上振れ余地を評価して7月高値を試す展開だろう。
17年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績は前年同期比16.1%増収、15.2%営業増益、2.4%経常増益、41.8%最終増益だった。営業外で為替差損益が悪化したため経常利益の伸びは小幅だが、ファーストフード、コンビニ、スーパーマーケット、ドラッグストア向けに、汎用業務用冷凍冷蔵庫、製氷機、ブラストチラー、冷凍冷蔵ショーケース、大型食品加工機、大型・小型パネル冷蔵設備など主力製品の販売が総じて好調に推移して2桁増収・営業増益だった。
17年3月期通期連結業績予想は据え置いて、売上高が16年3月期比3.0%減の715億18百万円、営業利益が同6.6%減の70億77百万円、経常利益が同5.6%減の72億46百万円、純利益が同10.4%減の44億60百万円としている。減収減益予想だが、第1四半期の進捗率は売上高が25.7%、営業利益が26.1%、経常利益が24.0%、純利益が36.1%と順調な水準であり、通期業績予想に上振れ余地がありそうだ。
株価は7月27日に上場来高値3735円まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、8月30日の直近安値3030円から切り返しの動きを強めている。今期予想連結PERは14倍近辺で割高感はない。自律調整が一巡し、17年3月期業績予想の上振れ余地を評価して7月高値を試す展開だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:40
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【注目銘柄】昭和産業はフシ突破して15年8月高値に接近、96年高値も視野
昭和産業<2004>(東1)に注目したい。株価は好業績を評価する形で高値圏のフシを突破して15年8月高値に接近している。
業績は好調だ。17年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績は、前年同期比4.4%減収だが、利益は29.5%営業増益、27.1%経常増益、10.4%最終増益だった。飼料事業は減益だったが、販売数量増や販売価格改定などの効果で製粉事業、油脂事業、家庭用食品事業などが増益だった。
17年3月期通期の連結業績予想は据え置いて売上高が16年3月期比1.1%減の2450億円、営業利益が同15.7%増の92億円、経常利益が同9.2%増の98億円、純利益が同19.5%増の71億円としている。第1四半期の進捗率は売上高24.2%、営業利益29.7%、経常利益31.6%、純利益27.4%である。利益進捗率が高水準のため通期利益予想に増額期待が高まっている。
株価は好業績を評価する形でモミ合いから上放れ、高値圏500円近辺のフシを突破した。9月13日には年初来高値となる520円まで上伸し、15年8月の高値527円に接近している。指標面に割高感はなく、これを突破すれば上げ足を速めて96年の高値597円も視野に入りそうだ。
業績は好調だ。17年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績は、前年同期比4.4%減収だが、利益は29.5%営業増益、27.1%経常増益、10.4%最終増益だった。飼料事業は減益だったが、販売数量増や販売価格改定などの効果で製粉事業、油脂事業、家庭用食品事業などが増益だった。
17年3月期通期の連結業績予想は据え置いて売上高が16年3月期比1.1%減の2450億円、営業利益が同15.7%増の92億円、経常利益が同9.2%増の98億円、純利益が同19.5%増の71億円としている。第1四半期の進捗率は売上高24.2%、営業利益29.7%、経常利益31.6%、純利益27.4%である。利益進捗率が高水準のため通期利益予想に増額期待が高まっている。
株価は好業績を評価する形でモミ合いから上放れ、高値圏500円近辺のフシを突破した。9月13日には年初来高値となる520円まで上伸し、15年8月の高値527円に接近している。指標面に割高感はなく、これを突破すれば上げ足を速めて96年の高値597円も視野に入りそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:56
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【注目銘柄】ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングスは急反発して底打ち確認、17年1月期第2四半期累計の利益上振れを好感
ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>(東1)に注目したい。17年1月期第2四半期累計の連結業績は減収減益だったが、株価は利益上振れを好感して年初来安値圏から急反発した。底打ちを確認した形であり、出直りの動きが本格化しそうだ。
17年1月期第2四半期累計(2〜7月)の連結業績は、前年同期比3.9%減収、34.9%営業減益、48.6%経常減益、65.2%最終減益だった。前年同期との比較では減収減益だった。ただし期初計画との比較でみると、英国のEU離脱問題による円高影響で海外売上高が計画を下回ったが、国内でプレイステーション4向けソフトのデバッグ受注が堅調に推移して各利益は計画超となり、期初計画に対して減益幅が縮小した。
17年1月期通期連結業績予想は据え置いて売上高が16年1月期比13.3%増の205億31百万円、営業利益が同4.5%増の24億66百万円、経常利益が同7.1%増の23億86百万円、純利益が同7.1%増の13億78百万円としている。第2四半期累計の進捗率は売上高43.3%、営業利益34.6%、経常利益28.1%、純利益19.4%と低水準だが、期初時点で下期偏重の計画であり、第2四半期累計の利益が計画超だったことを考慮すれば、通期連結業績予想は達成可能だろう。
株価は8月29日の年初来安値685円まで調整していたが、第2四半期累計の利益が計画超となったことを好感して急反発し、9月16日には887円まで上伸する場面があった。そして週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。急反発して底打ちを確認した形だ。今期予想連結PERは11〜12倍近辺で割高感はない。出直りの動きが本格化しそうだ。
17年1月期第2四半期累計(2〜7月)の連結業績は、前年同期比3.9%減収、34.9%営業減益、48.6%経常減益、65.2%最終減益だった。前年同期との比較では減収減益だった。ただし期初計画との比較でみると、英国のEU離脱問題による円高影響で海外売上高が計画を下回ったが、国内でプレイステーション4向けソフトのデバッグ受注が堅調に推移して各利益は計画超となり、期初計画に対して減益幅が縮小した。
17年1月期通期連結業績予想は据え置いて売上高が16年1月期比13.3%増の205億31百万円、営業利益が同4.5%増の24億66百万円、経常利益が同7.1%増の23億86百万円、純利益が同7.1%増の13億78百万円としている。第2四半期累計の進捗率は売上高43.3%、営業利益34.6%、経常利益28.1%、純利益19.4%と低水準だが、期初時点で下期偏重の計画であり、第2四半期累計の利益が計画超だったことを考慮すれば、通期連結業績予想は達成可能だろう。
株価は8月29日の年初来安値685円まで調整していたが、第2四半期累計の利益が計画超となったことを好感して急反発し、9月16日には887円まで上伸する場面があった。そして週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。急反発して底打ちを確認した形だ。今期予想連結PERは11〜12倍近辺で割高感はない。出直りの動きが本格化しそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:15
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【注目銘柄】パーカーコーポレーションは基調転換して出直り本格化、好業績や割安感に注目
パーカーコーポレーション<9845>(東2)に注目したい。株価は基調転換して出直りの動きが本格化している。好業績や割安感に注目して戻り歩調だろう。1月の年初来高値を突破すれば上げ足を速めそうだ。
17年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績は、前年同期比1.9%増収、34.4%営業増益、16.3%経常増益、11.0%最終増益だった。化学品部門が大口設備機械の売上計上も寄与して大幅営業増益、産業用素材部門が自動車用防音材の好調などで大幅営業増益、化工品部門がアジア市場における大手ユーザーの工場稼働率アップなどで大幅営業増益だった。機械部門は大型案件がなく減収だが営業黒字化した。化成品部門は円高影響で減収だが営業増益だった。
17年3月期通期連結業績予想は据え置いて売上高が16年3月期比1.0%増の460億円、営業利益が同1.3%増の28億50百万円、経常利益が同3.2%増の29億円、純利益が同5.0%増の20億円としている。第1四半期の進捗率は売上高24.8%、営業利益29.1%、経常利益27.0%、純利益24.5%と順調な水準である。通期連結業績予想は上振れ余地があるだろう。
株価は6月の年初来安値262円から切り返し、8月以降は戻り高値圏350円〜360円近辺で推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が上向きに転じた。基調転換して出直り本格化の動きだ。今期予想連結PER4〜5倍近辺、前期実績連結PBR0.4倍近辺と指標面の割安感は強い。好業績や割安感に注目して戻り歩調だろう。1月の年初来高値を突破すれば上げ足を速めそうだ。
17年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績は、前年同期比1.9%増収、34.4%営業増益、16.3%経常増益、11.0%最終増益だった。化学品部門が大口設備機械の売上計上も寄与して大幅営業増益、産業用素材部門が自動車用防音材の好調などで大幅営業増益、化工品部門がアジア市場における大手ユーザーの工場稼働率アップなどで大幅営業増益だった。機械部門は大型案件がなく減収だが営業黒字化した。化成品部門は円高影響で減収だが営業増益だった。
17年3月期通期連結業績予想は据え置いて売上高が16年3月期比1.0%増の460億円、営業利益が同1.3%増の28億50百万円、経常利益が同3.2%増の29億円、純利益が同5.0%増の20億円としている。第1四半期の進捗率は売上高24.8%、営業利益29.1%、経常利益27.0%、純利益24.5%と順調な水準である。通期連結業績予想は上振れ余地があるだろう。
株価は6月の年初来安値262円から切り返し、8月以降は戻り高値圏350円〜360円近辺で推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が上向きに転じた。基調転換して出直り本格化の動きだ。今期予想連結PER4〜5倍近辺、前期実績連結PBR0.4倍近辺と指標面の割安感は強い。好業績や割安感に注目して戻り歩調だろう。1月の年初来高値を突破すれば上げ足を速めそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:57
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2016年09月15日
【注目銘柄】ブイ・テクノロジーは大型案件受注が相次いで17年3月期大幅増益予想、さらに増額余地
ブイ・テクノロジー<7717>(東1)に注目したい。海外大手パネルメーカーからの大型受注が相次いでいる。17年3月期大幅増益予想で、さらに増額余地がありそうだ。株価は7月高値から反落したが、調整一巡して出直りが期待される。
■FPD製造装置の大型受注が相次ぐ
FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置メーカーである。M&Aも活用して検査装置と露光装置を主力としている。
海外大手パネルメーカーからの大型受注が相次いでいる。17年3月期業績に寄与する案件として、15年9月連結子会社VNシステムズ(旧NSKテクノロジー、15年6月連結子会社化して社名変更)がカラーフィルター用露光装置(総額51億円)を受注、15年11月VNシステムズがカラーフィルター用露光装置(総額70億円と総額40億円の2件)を受注、16年5月検査装置(総額60億円)を受注、16年8月検査装置(総額60億円)を受注、18年3月期以降の業績に寄与する案件として、16年3月VNシステムズがカラーフィルター用露光装置(総額150億円)を受注、16年8月製造装置(総額80億円)を受注した。
なお輸出販売は原則円建てで行われている。一部に外貨建て決済があるが、必要に応じて受注時に、為替予約によって為替変動リスクをヘッジしている。したがって装置販売に関する為替レート変動による影響は軽微としている。
>>>記事の全文を読む
■FPD製造装置の大型受注が相次ぐ
FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置メーカーである。M&Aも活用して検査装置と露光装置を主力としている。
海外大手パネルメーカーからの大型受注が相次いでいる。17年3月期業績に寄与する案件として、15年9月連結子会社VNシステムズ(旧NSKテクノロジー、15年6月連結子会社化して社名変更)がカラーフィルター用露光装置(総額51億円)を受注、15年11月VNシステムズがカラーフィルター用露光装置(総額70億円と総額40億円の2件)を受注、16年5月検査装置(総額60億円)を受注、16年8月検査装置(総額60億円)を受注、18年3月期以降の業績に寄与する案件として、16年3月VNシステムズがカラーフィルター用露光装置(総額150億円)を受注、16年8月製造装置(総額80億円)を受注した。
なお輸出販売は原則円建てで行われている。一部に外貨建て決済があるが、必要に応じて受注時に、為替予約によって為替変動リスクをヘッジしている。したがって装置販売に関する為替レート変動による影響は軽微としている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:22
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