
広島・岡山地盤の24時間営業が主体のスーパーを展開している、
ハローズ<2742>(JQS)の1130円台を狙いたい。5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロスを示現。連続最高益更新見通しで割安感があるほか、ディフェンシブ性があり、注目したい。
同社は、広島、岡山、香川の3県で食品スーパーを展開している。組織面において、この4月に組織変更を実施し、営業力の強化を図る一方、商品面において、従来からの開発商品に加え、新たな直輸入のお菓子等のプライベートブランド商品の開発に取り組んでいるほか、部門横断的に催事売場の販促計画を立案する専門の販促セレクターを設け、催事売場の標準化にも取り組んでいる。また、物流面において、継続して商品調達コスト及び物流コストの低減に取り組んでいる。足元の業績は、今2015年2月期売上高976億円(前期比7.7%増)、営業利益33億3000万円(同9.3%増)、経常利益32億4000万円(同9.1%増)、純利益19億5000万円(同8.9%増)と小幅増収増益ながら連続最高益更新を見込む。年間配当は期末一括14円を予定している。
株価は、1月9日につけた年初来の高値1299円から4月11日に年初来の安値979円まで調整を挟んで6月11日高値1172円と上昇。その後、もみ合いとなっている。同社が発電事業者と5月16日から岡山県都窪郡早島町の「ハローズ早島物流センター」屋上に整備を進めてきたメガソーラー(大規模太陽光発電所)は運転を開始。クリーンエネルギー創出による地球環境温暖化防止策に取り組み始めたことが注目される。連続最高益更新予想で今期予想PER10倍と割安感があり、水準訂正高に進む可能性がありそうだ。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:18
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