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記事一覧 (10/31)【狙い場・買い場】岩崎電気は業績増額で割安感強い、LED好調、PER11倍
記事一覧 (10/29)【狙い場・買い場】ダイトは生活保護者向け薬品で注目、PER10倍台
記事一覧 (10/27)【狙い場・買い場】エレマテックは今3月期を増額、増配、PER9倍台
記事一覧 (10/23)【狙い場・買い場】共和レザーは今3月期を増額、営業利益32%増益、再増額の可能性
記事一覧 (10/22)【狙い場・買い場】シノブフーズは今期を増額修正、営業利益40%増益、PER割安
記事一覧 (10/21)【狙い場・買い場】千代田インテグレは今期も増収増益、念38円配当の魅力
記事一覧 (10/16)【狙い場・買い場】サカタのタネは高値奪回から一段と騰勢を強める可能性
記事一覧 (10/15)【狙い場・買い場】SHINPOは業績良く押し目買い、PERは10倍割れ
記事一覧 (10/15)【狙い場・買い場】東洋エンジニアリングは外資系証券が目標株価を750円へ引き上げ
記事一覧 (10/10)【狙い場・買い場】オオバは今期4割増益、建設コンサルタントで好事業環境
記事一覧 (10/09)【狙い場・買い場】Paltacは連続最高益、年44円配当の魅力
記事一覧 (10/07)【狙い場・買い場】京写は1ヶ月強の調整で出直り態勢整う、先ずは500円台へ、中間決算で増額と増配が有力で上値有望
記事一覧 (10/04)【狙い場・買い場】MUTOHホールディングスは3Dプリンターで成長期待、業績上ブレの公算
記事一覧 (10/03)【狙い場・買い場】ゲンキーは福井地盤で圧倒的強さ、業績好調、株価は上場来高値
記事一覧 (09/30)【狙い場・買い場】有沢製作所は今期の営業利益6割増益でPER8倍台
記事一覧 (09/25)【狙い場・買い場】ゼットはPER5倍台のスポーツ関連、アジア大会の好成績も材料
記事一覧 (09/24)【狙い場・買い場】ナックはダスキン代理店の最大手で今期2ケタの増収増益
記事一覧 (09/19)【狙い場・買い場】桑山は年初来高値に接近、利回り2.8%、PER8倍、業績良好
記事一覧 (09/17)【狙い場・買い場】ソーバルは業績好調に注目、第2四半期決算の発表が接近
記事一覧 (09/11)【狙い場・買い場】エフティコミュニケーションズは米アップル関連で最高益更新と業績好調
2014年10月31日

【狙い場・買い場】岩崎電気は業績増額で割安感強い、LED好調、PER11倍

狙い場・買い場 岩崎電気<6924>(東1)は、LED関連として見直される可能性があるほか、今3月期第2四半期と通期利益予想を増額し一転増益見通しで割安感があり、水準訂正高が期待されることから注目したい。

 同社は、各種光源、照明器具、光応用機器(紫外線・赤外線・電子線応用)等の製造および販売を行っている。今3月期第2四半期売上高は従来予想の235億円から233億円(前年同期比2.4%増)、営業損益は同7億円の赤字から2億8000万円の赤字(同6億8200万円の赤字)、経常損益は同8億が5000万円の赤字から4億3000万円の赤字(同8億3100万円の赤字)、最終損益は同6億円の赤字から4億円の赤字(同5億5000万円の赤字)と赤字幅を縮小。売上高は、情報機器事業において受注が伸び悩んだことが要因で当初計画を若干下回る見込みだが、利益面においては、LED新製品の売上拡大及びコスト改善効果が主因となり、営業利益、経常利益、四半期純利益とも当初計画を上回る見込み。

 通期売上高は従来予想の590億円(前期比3.5%増)を据え置いているが、営業利益は同22億円(同9.7%減)から25億円(同2.6%増)、経常利益は同19億円(同9.9%減)から22億円(同4.3%増)、純利益は同14億円(同2.7%減)から16億円(同11.2%増)と増益に転じる見通し。年間配当は未定(前期実績は2円)としている。

 株価は、3月7日に年初来の高値273円、7月29日高値268円と買い直された後、10月16日安値216円まで調整を挟んで同29日高値240円と上昇。日本人のノーベル物理学賞受賞でLED関連として見直される可能性はある。11月20日(木)・21日(金) に東京ビッグサイトで開催される「ハイウェイテクノフェア 2014」において、LED道路灯(レディオックロード)・簡易路面輝度測定システム eLscope(エルスコープ)、光環境評価システムQUAPIX(クオピクス)を紹介することから、再度、同社への関心が高まると期待される。今期予想PER11倍台・PBR0.87倍と割安感があり、24カ月移動平均線がサポートしており、高値奪回となるか注目されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:57 | 注目銘柄
2014年10月29日

【狙い場・買い場】ダイトは生活保護者向け薬品で注目、PER10倍台

狙い場・買い場 ダイト<4577>(東1)は、財務省が年末にかけての2015年度予算編成で、生活保護の受給者に安価な後発医薬品(ジェネリック)の使用を徹底するよう厚生労働省に求める方針と伝わっており、ジェネリック向け原薬製造販売を手がける同社に恩恵が大きく注目したい。

 同社は、原薬の生産と販売、ジェネリック医薬品の生産と販売、医薬品の受託製造、OTC医薬品の生産と販売、配置薬品・健康食品の生産と販売、海外への輸出を行っている。10月10日に発表済みの今5月期第1四半期業績は、売上高が74億2200万円(前年同期比5.1%増)、営業利益が7億1700万円(同9.9%増)、経常利益が7億1500万円(同7.7%増)、純利益が4億5600万円(同13.1%増)に着地。原薬では、高血圧症剤原薬及び糖尿病剤原薬などのジェネリック医薬品向け原薬の販売が順調に推移。製剤では、医療用医薬品において自社開発ジェネリック医薬品の販売増加があった一方、長期収載品における製造受託の減少。また一般用医薬品においては、市場自体の伸び悩み等の影響もあり厳しい状況で推移、健康食品についても、価格競争等により厳しい状況で推移したが、全体では2ケタ増益と好調に推移している。

 通期業績予想は、売上高が345億円(前期比10.6%増)、営業利益が34億5000万円(同17.4%増)、経常利益が34億5000万円(同18.1%増)、純利益はが22億円(同21.5%増)の連続最高益を更新する見通し。年間配当は期末一括30円を予定している。金融緩和によって為替相場が円安へと推移し、原材料等の輸入価格は上昇しコストが高くなり収益が圧迫されるものの、平成25年4月には厚生労働省より「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」が公表され、いままでのジェネリック医薬品の数量シェア目標に代わる新たな数量シェア目標が設定され、新たな定義ではその数量シェアを平成30年3月末までに60%以上を目標とすることになり、今後もジェネリック医薬品の使用促進が進むことが期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:18 | 注目銘柄
2014年10月27日

【狙い場・買い場】エレマテックは今3月期を増額、増配、PER9倍台

狙い場・買い場 電子材料、電子部品専門商社のエレマテック<2715>(東1)は、21日に今3月期業績予想と配当予想の上方修正を発表したことを好感した買いが継続している。割安感があり水準訂正高が続くと期待されることから注目したい。

 同社は、携帯電話や薄型テレビなどで使用される意匠部品や電子部品から、樹脂をはじめとする電気材料まで、多岐にわたるアイテムを提供している。スマートフォンやテレビ向けディスプレイ関連及びアミューズメント関連部材の販売が想定を上回り堅調に推移しているため、今3月期売上高は従来予想の1600億円から1760億円(前期比22.7%増)、営業利益は同56億円から62億円(同18.2%増)、経常利益は同56億5000万円から64億円(同13.4%増)、純利益は同40億円から48億円(同24.8%増)に増額し、増益幅を拡げる見通し。年間配当は配当性向3割で同59円から71円(同12円増)に増額を予定している。

 また、同社は今後の需要の増大が見込まれる産業機器業界への業容拡大を図ることを目的に、豊田通商の子会社トムキを10月31日に完全子会社化し、12月1日に吸収合併する予定で、トムキの顧客に電気・電子材料等の販売を行うことに加え、トムキの取扱商材を当社顧客に販売することでシナジー創出を図る計画している。今期業績予想への影響は軽微としているが、顧客基盤を拡充し取扱商品とサービスを多様化することで顧客のニーズへの対応力を向上させ、より効率的な経営を行い収益の拡大を図ることへの期待感が高まっている。

 株価は、8月7日安値1783円を底に10月1日高値2159円と上昇。同17日安値1844円まで調整を挟んで上昇している。筆頭株主である豊田通商との業務提携強化による収益拡大期待があるほか、連続最高益更新見通しで今期予想PER9倍台と割安感がある。配当利回り3.2%と利回り妙味も増すことから、見直し余地は広がる。月足では9カ月移動平均線がサポートしており、中長期で上昇トレンドを描く可能性が高い。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:56 | 注目銘柄
2014年10月23日

【狙い場・買い場】共和レザーは今3月期を増額、営業利益32%増益、再増額の可能性

狙い場・買い場 共和レザー<3553>(東1)は、15日に今3月期第2四半期業績予想と通期業績予想の上方修正を発表した買いが継続している。割安感があり一段高に向かうと期待されることから注目したい。

 同社は、自動車の内装材をはじめ、住宅用建材や、壁紙・家具、鞄・靴など各種合成樹脂製品の製造、加工ならびに販売を行っている。今3月期第2四半期売上高は従来予想の205億円から213億円(前年同期比9.3%増)、営業利益は同6億円から11億5000万円(同64.5%増)、経常利益は同6億5000万円から11億5000万円(同58.6%増)、純利益は同4億5000万円から9億5000万円(同46.8%増)に増額。これまで実施してきた拡販の効果が当初の計画を上回った。

 通期売上高は従来予想の425億円から438億円(前期比4.2%増)、営業利益は同18億円から23億5000万円(同31.9%増)、経常利益は同18億円から22億円(同25.3%増)、純利益は同14億円から18億円(同39.8%増)に増額し、増益幅を拡げる見通し。第2四半期上乗せ分の増額にとどまっており、通期業績予想の再増額も期待される。

 株価は、8月26日に年初来の高値818円と買われた後、モミ合っていたが、10月14日安値675円と下げて切り返す動き。今期予想PER10倍台・PBR0.83倍と割安感がある。市場では連続増配見通し銘柄を見直す動きが出ており、配当性向約3割で年間配当16円(前期比3円50銭)増配、配当利回り2.0%と利回り妙味もソコソコあり、注目される可能性はある。加えて、需給面では信用取組倍率0.53倍の好需給が下支えしており、高値奪回から一段高へ向かうか注目したい。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:54 | 注目銘柄
2014年10月22日

【狙い場・買い場】シノブフーズは今期を増額修正、営業利益40%増益、PER割安

狙い場・買い場 シノブフーズ<2903>(東2)は、20日に今3月期第2四半期業績予想と通期業績予想の上方修正を発表したことを好感しているが、割安感があり水準訂正高が続くと期待されることから注目したい。

 同社は、米飯加工食品(弁当、おにぎり、寿司等)、調理パン(サンドイッチ等)・惣菜等の製造販売を行っている。今3月期第2四半期売上高は従来予想の207億円から210億6600万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は同5億6000万円から7億2300万円(同60.3%増)、経常利益は同5億8000万円から7億3900万円(同57.6%増)、純利益は同3億3000万円から4億4900万円(同44.8%増)に増額した。米飯類・調理パンともに順調に推移したほか、原材料費の抑制および設備投資による労務効率の改善が奏功した。

 通期売上高は従来予想の410億円から414億円(前期比2.8%増)、営業利益は同10億6000万円から12億3000万円(同40.7%増)、経常利益は同11億円から12億6000万円(同37.6%増)、純利益は同5億5000万円から6億7000万円(同30.6%増)に増額した。第2四半期上乗せ分の増額にとどまっており、通期業績予想の再増額も期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:36 | 注目銘柄
2014年10月21日

【狙い場・買い場】千代田インテグレは今期も増収増益、念38円配当の魅力

狙い場・買い場 千代田インテグレ<6915>(東1)は、今8月期純利益増益を確保する見通しで、割安感があり押し目は注目したい。

 同社は、OA機器、AV機器、通信機器、自動車関連など各製品の機構部品、機能部品の製造販売を行っている。14日に発表済みの前2014年8月期業績は、売上高が454億1300万円(前の期比12.3%増)、営業利益が35億7400万円(同48.7%増)、経常利益が38億1300万円(同31.7%増)、純利益が25億1300万円(同21.5%増)と2けた増収増益着地。東南アジアでテレビやスマートフォン向けの受注が堅調だったほか、中国でスマートフォン向けの受注も好調に推移した。

 今2015年8月期業績予想は、売上高が475億円(前期比4.6%増)、営業利益が36億円(同0.7%増)、経常利益が38億円(同0.4%減)、純利益が26億円(同3.5%増)を見込む。年間配当は期末一括38円を予定している。売上高は、スマートフォンの特需剥落分を自動車、デバイス関連への拡販で補完。営業利益は、新事業領域の展開を図るため人件費が増加し減益だが、若干の為替差益を見込み経常利益・純利益は増益を確保する見通し。

 株価は、1月15日につけた年初来の高値2310円から5月16日の年初来の安値1324円まで約1000円の調整を挟んで7月10日高値1648円と上昇。その後、10月14日安値1388円と売り直され下値確認から16日高値1578円と買われモミ合っている。今期業績見通しについて、市場では減益を予想していただけにサプライズとなったほか、予想PER8倍台・PBR0.77倍と割安感がある。配当利回りも2.4%と利回り妙味もソコソコあり、底堅い動きとなっており、上値抵抗線の1648円を突破出来るか注目したい。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:45 | 注目銘柄
2014年10月16日

【狙い場・買い場】サカタのタネは高値奪回から一段と騰勢を強める可能性

狙い場・買い場 サカタのタネ<1377>(東1)は、今5月期第1四半期業績が大幅増益着地で業績が順調に推移していることが買い手がかり。5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロスを示現。モミ合い上放れが期待されることから、注目したい。

 同社は、種子・苗木・球根・農園芸用品の生産および販売、書籍の出版および販売。育種・研究・委託採種技術指導。造園緑化工事、温室工事、農業施設工事の設計、監理、請負を行っている。10日に発表した今2015年3月期第1四半期決算は売上高が136億6800万円(前年同期比11.5%増)、営業利益が27億9500万円(同76.8%増)、経常利益が30億9900万円(同95.8%増)、純利益が20億0200万円(同2.3倍)と大幅増益着地。国内卸売事業はトマト、ブロッコリー、キャベツなど野菜種子が好調。ハウス関連商材、農薬、ネット類など資材も好調に推移したほか、海外卸売事業では、アジア輸出がニンジン、ホウレンソウ、トルコギキョウなど大きく売上を伸ばした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:57 | 注目銘柄
2014年10月15日

【狙い場・買い場】SHINPOは業績良く押し目買い、PERは10倍割れ

狙い場・買い場 SHINPO<5903>(JQS)は、今期増収増益見込みで割安感があるほか、配当利回り妙味も増すことから注目したい。

 同社は、無煙ロースターの製造、販売及びその附帯工事を行っているが、焼肉ロースター国内シェアNo.1で国内16,000店・海外700店の実績を持つ。同社は、「繁盛店まるごとサポート」と銘打って顧客の役にたてるシンポ社員を育成し、そして世界シェアNo.1を確固たるものとするための物販強化に取り組んでいる。新製品・新システムの開発を実施、また、経費の削減を図り、利益の出せる企業体質の構築を図っている。また、フードクロス・マネジメント株式会社が運営するレストラン事業においても、新メニューの開発、接客・サービスの更なる向上を目指している。

 今2015年6月期第2四半期売上高19億6500万円(前年同期比6.0%増)、営業利益2億3500万円(同0.2%減)、経常利益2億3500万円(同2.1%減)、純利益1億円(同4.0%増)を見込んでいる。

 通期売上高40億8200万円(前期比4.3%増)、営業利益5億円(同8.9%増)、経常利益5億0200万円(同8.8%増)、純利益2億3200万円(同2.2%増)と増収増益を確保する見通し。年間配当は期末一括12円を予定している。

 株価は、2月7日に年初来高値393円をつけた後、360円を軸にモミ合いを続けているが、煮詰まり感が出始めている。主要マ−ケットである焼肉業界において、米国産牛肉の輸入条件緩和期待を背景とした出店加速がフォローの風となっている。今期予想PER9倍台、PBR0.83倍と割安感があるほか、配当利回り3.2%と利回り妙味も増し、見直し余地が広がる。週足では26週移動平均線、月足では9カ月移動平均線がサポートしており、上放れする可能性があり押し目買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:22 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】東洋エンジニアリングは外資系証券が目標株価を750円へ引き上げ

狙い場・買い場 総合エンジニアリング事業の東洋エンジニアリング<6330>(東1)は、有力外資系証券が、投資判断を「イコールウエート」(中立)から「オーバーウエート」(強気)に格上げ、目標株価を520円から750円に引き上げており、450円を軸としたモミ合い上放れ期待から、注目したい。

 同社は、エネルギー、石油精製、石油化学・肥料、石油・ガス開発、社会インフラ、環境、医薬・ファインケミカル、短期商業化、保全業務革新、海外進出支援、技術解析を行っている。足元の業績は、今2015年3月期第1四半期売上高556億4200万円(前年同期比1.5%減)、営業損益2億3300万円の黒字(同11億2600万円の赤字)、経常損益22億4200万円の黒字(同2億3400万円の赤字)、最終損益16億6100万円の黒字(同8億7400万円の赤字)と黒字転換着地。

 通期売上高2900億円(前期比26.0%増)、営業利益70億円(同15倍)、経常利益100億円(同2.0倍)、純利益60億円(同6.2倍)と大幅増収増益を見込む。年間配当は8円(同5円増)を予定している。ウクライナ情勢をめぐる欧米諸国によるロシア制裁の動きや、米国の金融緩和縮小が与える新興国経済への影響が懸念されるものの、同社を取り巻く事業環境は、新興国におけるエネルギー、素材需要の拡大や、北米地域におけるシェールガス等の開発を背景に、概ね良好となっている。

 株価は、昨年5月高値538円と買われた後、450円を軸にモミ合いを続けているが、週足でもゴールデンクロスを示現。月足では24カ月移動平均線がサポートラインとして意識されており、煮詰まり感が出始めている。バークレイズ証券では、イラク事業における地政学的リスクの低下のほか、マレーシアでの大型エチレン・プラント建設受注に伴う今期受注高予想の上方修正などを背景に、来16年3月期営業利益は従来予想の62億円から100億円に増額している。期待先行ながら上放れする可能性があり買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:15 | 注目銘柄
2014年10月10日

【狙い場・買い場】オオバは今期4割増益、建設コンサルタントで好事業環境

狙い場・買い場 調査測量、区画整理、GISなど情報技術が主軸の建設コンサルタント、オオバ<9765>(東2)は、4割増益見通しで割安感があるほか、配当利回り妙味から注目したい。

 同社は、国内で確固たる技術的基盤を有する「まちづくり業務」において、調査設計業務に加え業務代行者としての参画を企図し、「まちづくり業務」の収益性向上を図るとともに、再生可能エネルギー事業や農業分野への業域拡大により、「まちづくり業務」の更なる高付加価値化に注力している。今2015年5月期第2四半期売上高43億4300万円(前年同期比11.9%増)、営業損益3億4000万円の赤字(同4億6100万円の赤字)、経常損益3億2500万円の赤字(同4億3800万円の赤字)、最終損益3億2500万円の赤字(同4億2700万円の赤字)と赤字縮小を見込んでいる。

 通期売上高146億円(前期比3.5%増)、営業利益8億円(同37.2%増)、経常利益8億4000万円(同37.6%増)、純利益7億2000万円(同40.4%増)を見込んでいる。年間配当は期末一括10円(同3円増)を予定している。震災復興業務や国土強靭化関連業務などの公共事業が増勢、アベノミクス効果等による民間の経済活動の活発化で、新中期経営(本年1月10日発表)の最終年度となる16年5月期売上高147億円、営業利益7億円、経常利益7億円、純利益6億円目標を1年前倒しで達成できる見通し。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:28 | 注目銘柄
2014年10月09日

【狙い場・買い場】Paltacは連続最高益、年44円配当の魅力

狙い場・買い場 化粧品・日用品・一般用医薬品卸業界の最大手、Paltac<8283>(東1)は、連続最高益更新見通しで割安感があるほか、配当利回り妙味から注目したい。

 同社は、化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業、物流受託事業を行っている。足元の業績は、今15年3月期第1四半期売上高2002億5500万円(前年同期比1.9%減)、営業利益18億5500万円(同17.1%減)、経常利益32億7100万円(同11.2%減)、純利益17億8400万円(同21.8%減)に着地。消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動から減収減益。

 通期売上高8400億円(前期比1.0%増)、営業利益104億円(同1.8%増)、経常利益160億円(同1.4%増)、純利益100億円(同8.9%増)と小幅ながら連続最高益更新を見込んでいる。年間配当は44円(同1円増)を予定している。卸売事業で主要取引先でのインストシェアの拡大を図るとともに、物流受託事業で既存受託先との取組みを強化している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:53 | 注目銘柄
2014年10月07日

【狙い場・買い場】京写は1ヶ月強の調整で出直り態勢整う、先ずは500円台へ、中間決算で増額と増配が有力で上値有望

狙い場・買い場 好業績・増配含みの京写<6837>(JQ・売買単位100株)は、9月1日の高値465円からの調整はほぼ最終局面とみられ狙い場を迎えているといえる。

 世界トップの生産量を誇る片面配線プリント板は、家電、自動車、事務機、映像、アミューズメント、産業機器など幅広い用途から需用好調。2015年3月期は営業利益12.7%増益、1株利益45.3円の見通し。

 とくに、第1四半期の営業利益進捗率が28.1%と目安となる25%を上回っている。このため、第2四半期決算発表時点(昨年は10月28日に発表)に通期業績の上方修正が予想される。

 さらに、配当性向20%を目標に掲げていることから今期配当を年8〜9円(前期年5円)とすることも第2四半期に表明するものとみられる。

 仮に、年8円配当とすれば足元の株価410円台は利回り約2%、PER約9倍と割安である。

 9月1日の高値から1ヶ月強の調整で25日線との乖離率も縮小し出直りの見込めるところにきている。

 第2四半期決算発表での増額と増配の内容によっては一気に700円程度が見込めるとみられるが、足元の好業績だけでも500円台は期待できる内容である。(甘栗)

>>京写のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:27 | 注目銘柄
2014年10月04日

【狙い場・買い場】MUTOHホールディングスは3Dプリンターで成長期待、業績上ブレの公算

狙い場・買い場 MUTOHホールディングス<7999>(東1)は、10月3日(金)6円安(−1.10%)の537円と反落している。9月30日付でいちよし経済研究所が投資判断を新規に「A」、フェアバリュー880円としたことを好感し、1日に年初来高値579円と急伸。上げ一服となっているが、5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロスを示現。主力の大判インクジェットプリンターの販売拡大が見込まれるほか、新規分野の3Dプリンターの中期的な寄与が期待できるもようで、押し目に注目したい。

 同社は、情報画像関連機器や情報サービス(CAD/CAM)の開発・製造・販売、その他事業を展開している。足元の業績は、今15年3月期第1四半期売上高60億1900万円(前年同期比10.2%増)、営業利益6億2100万円(同2.1倍)、経常利益5億6700万円(同3.1%増)、純利益21億1600万円(同6.3倍)に着地。主力製品である大判インクジェットプリンタでは、4機種の新製品を投入したことが大きく業績に貢献。注目を集める3Dプリンタでは、自社ブランドのパーソナル3Dプリンタ「Value3D MagiX」シリーズの第2弾として、好評を得た「MF−1000」の高剛性技術に改良を加え造形エリアを「300mm」とパーソナル3Dプリンタでの最大値を実現させた「MF−2000」を5月から発売を開始している。

 会社側は今2015年3月期売上高250億円(前期比8.2%増)、営業利益10億円(同38.7%減)、経常利益10億円(同50.5%減)、純利益25億円(同3.9%増)を見込んでいる。年間配当は期末一括5円を予定している。将来を見据えた積極的な開発費用の計上などにより、営業・経常利益の段階で大幅減益を見込むが、厚生年金基金の代行部分返上に伴う特別利益の計上で純利益は小幅ながら増益を確保する見通し。

 株価は、月足では500円を軸としたモミ合いが煮詰まりつつある。先の第1四半期業績は営業利益が中間期計画を1億2100万円上ブレ着地。いちよし経済研究所では通期営業利益は会社計画に倍する20億円を観測しており、通期業績予想の上方修正が十分期待される。今期予想PER11倍台と割安感があり、レンジ上限の1月9日の年初来高値590円抜けとなれば、07年10月高値758円奪回も視野に入ることから、押し目買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:40 | 注目銘柄
2014年10月03日

【狙い場・買い場】ゲンキーは福井地盤で圧倒的強さ、業績好調、株価は上場来高値

狙い場・買い場 福井地盤のドラッグストアのゲンキー<2772>(東1)は、連続最高純利益更新で割安感があり、デイフェンシブ性の高い銘柄として注目したい。

 同社は、薬品・化粧品・食品・日用雑貨等の小売を行うメガドラッグストア、ドラッグストアのチェーンストア経営を行っている。チラシによる日替り販売や低価格のプライベートブランド商品の拡充により、客数の増加を図り顧客の囲い込みを継続。そして徹底したローコストオペレーションによるボトムプライスの更なる切り下げやエブリデイロープライスの訴求等によって、お買い求めやすい価格を追求している。

 今2015年6月期新規出店は、30店舗の出店を計画し、更なるドミナントエリアの深耕を図っている。直近の売上高は、7月が前年同月比15.4%増。8月が同11.2%増。9月が同11.5%増と前年同月比2ケタ増が続き好調。天候不順もあり、デオドラント系のエチケット商品やドリンク剤、ペットボトル飲料類、アイスが低調だが、カネボウの白斑問題から1年が経過したカウンセリング化粧品や、オーラルケア、介護用品、デング熱報道により殺虫剤エアゾールや虫よけ剤などが好調。食品においては、PBの第3のビール「麦のひかり」やスペイン直輸入低価格ワインを中心にリカー類が売上を伸ばし、天候や気温に左右されにくいパン・菓子などが堅調に推移している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:11 | 注目銘柄
2014年09月30日

【狙い場・買い場】有沢製作所は今期の営業利益6割増益でPER8倍台

狙い場・買い場 有沢製作所<5208>(東1)は、エレクトロニクス関連材料、オプトエレクトロニクス関連材料、電気絶縁材料、産業用構造材料などの製造・販売を行っている。足元の業績は、今15年3月期第1四半期売上高85億2100万円(前年同期比11.3%増)、営業利益4億3100万円(同61.9%増)、経常利益5億0200万円(同29.2%減)、純利益21億0200万円(同3.6)に着地。

 同社連結子会社と持分法適用会社が、多機能携帯端末を主用途とした電子材料の需要と産業用構造材料の需要が堅調に推移したほか、収益向上対策の推進が寄与。株式売却に伴う特別利益の計上が純利益を押し上げた。

 通期業績予想は売上高335億円(前期比10.8%増)、営業利益16億円(同62.3%増)、経常利益21億5000万円(同21.2%減)、純利益34億円(同17.2%減)を見込んでいる。年間配当は4円配当を予定している。

 電子材料分野の需要が堅調に推移しているため売上高は増加、営業利益、経常利益は当初計画を上回る見通し。年間配当予想は未定(前期実績は期末一括25円)としている。

 株価は、7月7日に年初来の高値809円と買われた後、750円を軸としてモミ合っているが、煮詰まり感が出ている。同社は、ハードコートフィルムや飛散防止フィルム、インデックスマッチングフィルム(IMフィルム)などを手がけており、スマートフォン(スマホ)関連株として見直される可能性がある。今期予想PER8倍台、PBR0.67倍と割安感があり、高値奪回から一段高へ向かうか注目したい。(信濃川)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:30 | 注目銘柄
2014年09月25日

【狙い場・買い場】ゼットはPER5倍台のスポーツ関連、アジア大会の好成績も材料

狙い場・買い場 ゼット<8135>(東2)は、オリンピック関連というテーマに乗る業績好調の割安銘柄として物色の矛先が向かうと期待されることから注目したい。

 同社はスポーツ用品の製造、加工、販売および輸出入を行っている。足元の業績は、今15年3月期第1四半期売上高99億0300万円(前年同期比2.5%減)、営業利益9600万円(同3.2倍)、経常利益1億0800万円(同3.3倍)、純利益1億円(同4.2倍)に着地。サッカーワールドカップブラジル大会効果により、サッカー用品が好調に推移し、「コンバース」ブランドのバスケットボールウェアも好調に推移。「外商・スクール」及び「アスレ」マーケット、「ライフスタイル」マーケット、「ボディケア」マーケットへの販売が低調に推移したため、全体の売上は若干減少したものの、グループのスリム化と中核事業への集中、自社品とカテゴリー別に独自の価値を創造、低コスト経営(コスト競争力)の追求、経営基盤(人材・IT・物流)の強化を基本方針とし、業績向上に努めたことが奏功し、大幅増益となった。

 通期業績予想は売上高386億円(前期比同1.8%減)、営業利益1億4000万円(同46.4%増)、経常利益1億9000万円(同33.4%増)、純利益4億8000万円(同69.4%増)を見込んでいる。年間配当は期末一括2円配当継続を予定している。同社は、量から質へ、売上指向から利益指向への転換を図り、採算を重視し経営資源の効率化とコスト削減に努め、安定して利益を計上できる経営を目指している。

 株価は、1月21日高値138円から4月11日の年初来安値102円まで調整、5月13日安値103円と売り直された後、8月19日に年初来高値146円と上昇。その後、高値モミ合いとなっているが、週足では13週移動平均線がサポートしている。2020年オリンピック・パラリンピック東京開催という明るい話題があり、消費増税の影響を受けにくく、スポーツ用品の消費は今後上向くと期待される。今期予想PER5倍台、PBR0.36倍と割安感があり、上放れする可能性はある。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:00 | 注目銘柄
2014年09月24日

【狙い場・買い場】ナックはダスキン代理店の最大手で今期2ケタの増収増益

狙い場・買い場 ダスキン代理店最大手のナック<9788>(東1)は、連続最高益更新見通しで割安感があるほか、配利回り妙味もソコソコある。リバウンド幅を拡げる可能性があることから注目したい。

 同社は、デリバリービジネスとして、クリクラ(宅配水)、ダスキン(レンタル商品)、with(環境衛生)、EARNEST(定期清掃)、JIMOS(化粧品・健康食品)。住宅ビジネスとして、レオハウス(注文住宅)、J−wood(注文住宅)、建築コンサルティング(工務店支援)、ビジネスプロダクト(太陽光・建築資材)を手がけている。足元の業績は、今15年3月期第1四半期売上高191億4900万円(前年同期比25.8%増)、営業損益6億7600万円の赤字(同3億7100万円の赤字)、経常損益6億9300万円の赤字(同3億5200万円の赤字)、最終損益5億5500万円の赤字(同5億4100万円の赤字)に着地。昨年7月に連結会社化した株式会社JIMOSの影響で、販管費は全体的に増加したほか、広告宣伝費も増加した。既存事業では、クリクラ・レオハウスを中心に人件費が増加したため赤字幅は膨らんだ。

 通期業績予想は売上高1010億円(前期比同10.2%増)、営業利益51億5000万円(同10.2%増)、経常利益52億5000万円(同10.4%増)、純利益28億5000万円(同2.0%増)と売上高・営業利益・経常利益・純利益ともに、連続最高益の更新を見込んでいる。全セグメントで前年を上回るほか、株式会社JIMOSと株式会社ジェイウッドの連結子会社化が通期で寄与する見通し。年間配当40円(第2四半期末20円 期末20円)と4円増配を予定している。

 株価は、1月21日の年初来高値1862円から8月29日に年初来安値1181円まで37%の調整を挟んで上昇している。昨年7月にJIMOSを連結子会社化。今期は広告費を投入し、顧客獲得に注力しているが、2月にマキアレイベルブランドリニューアル。化粧品・健康食品の通販事業のほか、卸販売、通販支援事業等で収益チャネルを多様化することへの期待感が高まる。連続最高益更新見通しで今期予想PER8倍台と割安感があり、配当利回り3.1%と利回り妙味もソコソコあり、見直し余地は広がる。上値抵抗線である26週移動平均線を突破出来るか注目したい。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:46 | 注目銘柄
2014年09月19日

【狙い場・買い場】桑山は年初来高値に接近、利回り2.8%、PER8倍、業績良好

狙い場・買い場 総合ジュエリーメーカーの桑山<7889>(JQS)は、7月24日につけた年初来の高値638円に肉薄している。業績好調見通しで割安感があり、モミ合い上放れが期待されることから注目したい。

 同社は、総合ジュエリーメーカーとして、オリジナルジュエリーをはじめとした各種製品の企画・デザインから生産、販売、サービス、さらにOEM/ODMまで手がけている。足元の業績は、今15年3月期第1四半期売上高74億1900万円(前年同期比10.7%減)、営業利益3億0700万円(同0.4%増)、経常利益3億1200万円(同2.0%減)、純利益2億3100万円(同0.7%増)と着地。消費税引き上げなどにより前年同期に比べ売上が減少したものの、開発力や調達力を生かした付加価値の高い新製品や、新規販路向けの製品の販売比率が増えたため、純利益では前年同期並みの実績を確保。

 通期業績予想は売上高378億円(前期比同5.5%増)、営業利益15億2000万円(同4.0%増)、経常利益13億5000万円(同4.2%増)、純利益8億2500万円(同3.1%増)を見込んでいる。年間配当18円(第2四半期末9円 期末9円)を予定している。同社は、国内外の製造拠点の連携による製造・開発の最適化とIT技術の積極利用により、製造技術の改善とより付加価値の高い製品の開発を目指している。これにより国内では引き続きシェア拡大。海外では、中国市場への深耕を中心に一層の売上拡大を狙い、中国での営業拠点を増強し、現地ニーズを捉えた営業活動を行っている。

 株価は、620円を軸に40円幅のモミ合いとなっている。円安進行は株高をもたらし宝飾品の消費を促すほか、外国人観光客の増加で高級パールの販売増も期待される。今期予想PER8倍台、PBR0.45倍と割安感があり、配当利回り2.8%と利回り妙味もソコソコある。週足では13週移動平均線、月足でも9カ月移動平均線がサポートしており、モミ合いを上放れし、昨年5月高値696円奪回を視野に入れよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:29 | 注目銘柄
2014年09月17日

【狙い場・買い場】ソーバルは業績好調に注目、第2四半期決算の発表が接近

狙い場・買い場 組み込みソフトの開発、技術者派遣が主力のソーバル<2186>(JQS)は、業績好調で割安感があり、9月30日に予定される今2月期第2四半期決算の発表に対する期待が高まることから注目したい。

 同社は、エンジニアリング事業(ソフトウエア・ハードウエアの設計開発、第三者検証、マニュアル制作)、その他事業(RFID製品・RFIDシステムの開発、販売)を運営している。足元の業績は、今15年2月期第1四半期売上高17億7400万円(前年同期比11.3%増)、営業利益2億0100万円(同27.6%増)、経常利益2億0200万円(同28.0%増)、純利益1億1800万円(同29.3%増)と2ケタ増収増益着地。エンジニアリング事業、その他事業ともに順調に推移。

 通期業績予想は売上高67億円(前期比同1.1%増)、営業利益5億4000万円(同4.2%増)、経常利益5億4700万円(同5.9%増)、純利益3億2000万円(同5.9%増)を見込んでいる。年間配当は配当性向を30%から35%に引き上げ26円(同5円増)、株主優待も食品等ギフトからQUOカードへの変更を株主重予定し、株主への利益還元の姿勢を高めている。案件は引き続き増加傾向で、技術力アップとローテーションによる稼動最適化の推進を図っている。子会社2社との連携強化、積極的なパートナー開拓に取り組むなどしている。

 株価は、7月29日につけた年初来の高値928円から9月8日安値857円まで調整を挟んで上昇。決算期越えに伴う処分売りも一巡、26週移動平均線がしっかりサポートする形で、高値奪回を視野に入れている。エンジニアリング事業に充実化として医療分野、自動車分野、航空・宇宙分野と多様化を図ることへの期待感がある。今期予想PER12倍台と割安感があるほか、配当利回り2.8%と利回り妙味もソコソコある。目先上げ一服場面も想定されるが、月足でも9カ月移動平均線がサポートしており、押し目買い優位の展開が続くと予想される。9月30日に予定される今2月期第2四半期の発表で好業績が確認されれば、昨年7月につけた上場来の高値1015円奪回を目指そう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:34 | 注目銘柄
2014年09月11日

【狙い場・買い場】エフティコミュニケーションズは米アップル関連で最高益更新と業績好調

狙い場・買い場 エフティコミュニケーションズ<2763>(JQS)は、米アップルが新型スマートフォンと腕時計型端末を発表。同社がドコモショップを運営しており関連銘柄として見直されている。5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロスを示現。連続最高益更新見通しで割安感があり注目したい。

 同社は、法人事業(情報通信機器、OA機器及びLED照明の販売、回線サービスの取次、FC加盟店開発・運営)、コンシューマ事業を運営している。足元の業績は、2014年3月期第1四半期売上高82億3300万円(前年同期比27.8%減)、営業利益9億2800万円(同58.8%増)、経常利益9億8400万円(同61.4%増)、純利益5億9800万円(同41.0増)に着地。前第2四半期からハイブリッド・サービス株式会社及びその連結子会社4社が連結対象から外れたことが響き売上は減少したが、ビジネスホン・OA機器の販売は堅調に推移。法人顧客の情報管理等のセキュリティ強化ニーズに対応するSOHO向けスモールサーバー・UTMのセキュリティ商材を拡販。環境関連商材におきましては、LED照明販売に加えて、自然冷媒ガスのエアコン等空調機器への入替サービスを開始。自社販売案件のLED照明等の設置工事・保守のみならず、産業用太陽光発電設備の施工案件の受注強化に注力。ドコモショップにおいて、新料金プランの開始に伴い、引き続き需要の高いスマートフォン等の拡販、販売数は堅調に推移したことなどが寄与した。
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