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記事一覧 (01/08)【じっくり投資コーナー】北川鉄工所は13週線抜き上昇相場に転換、建設関連
記事一覧 (01/05)【じっくり投資コーナー】大日精化工業は自動車関連で有望、今年は700円目指す
記事一覧 (12/27)【じっくり投資コーナー】アルトナーは1月期の配当取りに妙味、利回り3.2%
記事一覧 (12/25)【じっくり投資コーナー】シミックホールディングスに調整一巡感、中期計画の下方修正織り込む
記事一覧 (12/20)【じっくり投資コーナー】リンクアンドモチベーションの12月期は2ケタ増益で最高益更新、次期も好調
記事一覧 (12/18)【狙い場・買い場】セキドはクリスマス商戦絶好調、ネット通販前年比倍増、高値からの調整十分
記事一覧 (12/18)【じっくり投資コーナー】サンエー化研は高値圏頑強、防災関連で指標割安
記事一覧 (12/15)【じっくり投資コーナー】ゼニス羽田は三角保合いの好狙い場、防災、インフラのテーマ性
記事一覧 (12/11)【じっくり投資コーナー】森永乳業はノロウイルス関連、下値固める
記事一覧 (12/07)【じっくり投資コーナー】免疫生物研究所はカイコ由来の化粧品強化に注目、アルツハイマーも
記事一覧 (12/05)【じっくり投資コーナー】日本ファルコムは上場10周年で業績がいっそう好調、株価見直しへ
記事一覧 (12/03)【じっくり投資コーナー】プラザクリエイトは米企業との資本業務提携期待、PBR、利回り割安
記事一覧 (11/29)【じっくり投資コーナー】ユアサ・フナショクは観光関連で割安
記事一覧 (11/27)【じっくり投資コーナー】富士通ゼネラルは『JPX日経400』採用で割安、今期を増額
記事一覧 (11/24)【じっくり投資コーナー】昭和シェル石油は配当利回り3.3%、バイオマス発電に期待
記事一覧 (11/21)【じっくり投資コーナー】メッセージは底打ち確認から本格出直り、3000円台へ
記事一覧 (11/21)【狙い場・買い場】トシン・グループは月足チャートで絶好の仕込み場、低PER
記事一覧 (11/19)【じっくり投資コーナー】新東工業は底値を放れる、世界のシェールガス埋蔵量膨大で関連人気
記事一覧 (11/13)【じっくり投資コーナー】KNT−CTホールディングスは7〜9月の売上43%増加、観光関連のテーマも
記事一覧 (11/09)【じっくり投資コーナー】日本工営はミヤンマーでの実績などアジアインフラ関連で有望
2014年01月08日

【じっくり投資コーナー】北川鉄工所は13週線抜き上昇相場に転換、建設関連

じっくり投資コーナー 自動車等の部品鋳造、工作機械、建設関連製品を手がける、北川鉄工所<6317>(東1)は、1月7日(火)8円高(+3.98%)の209円と急反発している。26週移動平均線がサポートラインに切り返し、13週移動平均線を上抜いたことで上昇基調を強める方向となっており、中長期的な視点で注目したい。

 工作機器の売上は減少しているものの、自動車関連部品や建設関連製品が好調に推移し、2014年3月期業績予想は、売上高428億円(前年同期比5.8%増)、営業利益18億円(同82.0%増)、経常利益21億円(同14.1%減)、純利益11億5000万円(同23.7%減)を見込む。年間配当は2円50銭(同50銭増)と増配を予定している。

 株価は、9月24日につけた年初来の高値230円から10月8日安値183円まで調整、12月24日安値180円と下げて切り返す動き。今年3月に20億円を投資しタイに鋳造2次ライン増設。日系企業のグローバル調達の進展により、現地での需要が増加していることに対応し、生産設備を増強する。設備の増強で鋳造ラインの生産能力が月700トンに向上し、中長期で業績に寄与する見通し。月足でも9カ月移動平均線がサポート、PBR0.84倍と割り負けしており、高値奪回となれば、上昇基調を強める可能性があり中長期で注目したい。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41 | 注目銘柄
2014年01月05日

【じっくり投資コーナー】大日精化工業は自動車関連で有望、今年は700円目指す

じっくり投資コーナー 大日精化工業<4116>(東1)の13年末株価は485円と、昨年5月の高値492円に急接近した。今年は700円水準を目指す展開が期待されるだろう。

 富士重工業やマツダが連日の年初来高値更新と上値を伸ばすなど自動車関連が円安をフォローの風として騰勢を強めており、大日精化も自動車関連の好業績・出遅れ銘柄として見直し余地が広がることから、中長期で注目したい。

 昨年11月に同社と三菱商事株は、メキシコ合衆国グアナファト州に樹脂コンパウンドを製造・販売する新会社を設立する事に合意したと発表。出資比率は大日精化65%、三菱商事35%で、2015年1月からの生産開始を目指す。メキシコの自動車生産台数は、現在約300万台(世界8位)に達し、今後更に生産能力が増える見通しで、当初年産10,000トンをメキシコや周辺地域への安定供給することへの期待感が高まる。

 2014年3月期業績予想は、売上高1530億円(前年同期比0.7%増)、営業利益92億円(同13.9%増)、経常利益89億円(同3.4%増)、純利益56億円(同2.2%減)を見込む。タイ洪水に伴う受取保険金が減少し純益は減益だが、化成品事業では住宅関連が好調、化学品事業では車両業界向けが好調で、営業2ケタ増益見通し。年間配当は12円を予定している。

 株価は、5月22日につけた年初来の高値492円から6月27日安値368円まで調整を挟んで7月19日高値445円と上昇。その後、8月30日安値400円、11月6日安値403円と売り直されて下値確認から上昇。25日移動平均線をサポートラインに騰勢を強めた高値奪回を視野に入れている。週足では13週移動平均線が26週移動平均線を上抜きゴールデンクロスを示現。今期予想PER8倍台・PBR0.73倍と割り負け、配当利回りは2.5%と利回り妙味もソコソコあり出遅れ感がある。同社が手がける「紺青」は、福島原発事故による放射能汚染水から放射性セシウム除去で寄与すると期待されており、折に触れ物色の矛先が向かう可能性がある。12年2月高値515円抜けとなれば、600円のフシまで上値余地があり、中長期で押し目は注目されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:36 | 注目銘柄
2013年12月27日

【じっくり投資コーナー】アルトナーは1月期の配当取りに妙味、利回り3.2%

じっくり投資コーナー  技術者派遣の古参で、機械設計、ソフト開発などが主力のアルトナー<2163>(JQS)は、12月26日(木)11円高の620円と反発している。10%の証券優遇税制廃止に伴う、利益確定売りが一巡、1月決算期銘柄で配当利回り妙味がソコソコあり、出直る動きが期待されることから、押し目は注目されよう。

  2014年1月期業績予想は、売上高40億5200万円(前年同期比0.5%増)、営業利益2億2000万円(同23.8%減)、経常利益2億2000万円(同24.4%減)、純利益1億3400万円(同52.9%減)と大幅減益見込みだが、直近8−10月期営業利益は6300万円(前年同期比96.9%増)と大幅増益着地。『利益単価の回復』及び『技術者数の回復』に加え、更なるステージアップのために、事業領域の拡大や業務の効率化を図り、16年1月期売上高60億円、営業利益率10%目標の中期経営計画を掲げており、中長期的な成長が期待される。

  株価は、11月15日に年初来の高値711円と買われた後、12月9日安値595円、12月17日安値600円、12月25日安値603円と下げて下値を確認した感がある。今期予想PER12倍台と割安感があり、今期配当は20円(中間配当10円、期末配当10円)を予定し、配当性向39.4%と高く、配当利回りは3.2%と利回り妙味もあり、中長期狙いで押し目は注目されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | 注目銘柄
2013年12月25日

【じっくり投資コーナー】シミックホールディングスに調整一巡感、中期計画の下方修正織り込む

じっくり投資コーナー 臨床試験支援大手で、製薬会社向け主体。医薬品受託製造にも進出している、シミックホールディングス<2309>(東1)は、12月24日(火)32円高(+2.64%)の1245円と続伸している。高値からの調整一巡し、見直し余地があり中長期的な観点から注目したい。

 2014年9月期業績予想は、コアであるCRO事業(医薬品開発支援する事業)は、引き続き、堅調に受注が推移。CSO事業(医薬品マーケティング・営業を支援する事業)やIPD事業(自社で知的財産を開発する事業)が好調見通しも、CMO事業(医薬品製造を支援する事業)で、シミックCMO株式会社の既存案件において受託生産量の大幅減少が見込まれることから、売上高515億円(前年同期比1.1%増)、営業利益25億円(同39.8%減)、経常利益23億円(同41.6%減)、純利益8億円(同54.4%減)。年間配当は35円を予定している。CMO事業およびヘルスケア事業の成長が、当初想定の中期計画のマイルストーンに対し達成が困難な状況から、中期計画を見直し、16年9月期売上高は従来予想の700億円から675億円、営業利益は同63億円から56億円に目標を下方修正したが、CMO 及びCSO事業においてM&Aやアライアンスを行うことから、15年9月期回復が見込まれる。

 株価は、5月10日につけた年初来の高値2900円から11月7日安値1150円と6割調整し、昨年11月末水準に届き往って来い。その後、1200円を挟んで底値もみ合いが続いている。11月29日に足利工場の譲受について田辺三菱製薬と最終合意したと発表。今回の譲受により、CMO事業の主力剤形である固形剤において、生産能力の向上と、案件に応じた柔軟な生産対応を図ることができるほか、注射剤においても新たな受注機会の創出につながるものと期待される。配当利回り3%水準が底値として確認された感があり、中長期的な観点で押し目は注目されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:38 | 注目銘柄
2013年12月20日

【じっくり投資コーナー】リンクアンドモチベーションの12月期は2ケタ増益で最高益更新、次期も好調

じっくり投資コーナー 教育研修や人事制度など組織変革や採用活動支援のコンサル会社、リンクアンドモチベーション<2170>(東1)は、12月19日(木)280円高の1万7090円と3営業日ぶりに反発している。株式分割後の高値は1万8240円(12月16日)である。業績拡大が続く見通しで、チャート妙味が増していることから、中長期的な視点で注目したい。

  2013年12月期業績予想は、ビジネス部門では、人事・教育支援、採用・動員支援、営業・販売支援が好調。コンシューマー部門では、スクール領域・学習塾領域、スポーツレストラン領域が好調で、売上高225億円(前年同期比20.3%増)、営業利益が15億5000万円(同34.9%増)、経常利益15億1000万円(同33.2%増)、純利益8億3000万円(同17.2%増)と2ケタ増収増益で最高益更新が見込まれている。年間配当は期末一括90円を予定している。

  株価は、4月25日に高値1万9250円と買われた後、6月7日安値1万2755円と調整。その後、1万6000円を軸にもみ合いから11月8日高値1万8625円と上昇。12月16日高値1万8240円と買い直されて上げ一服となっていたが、下げ止まる動きとなっている。景気回復を背景とした労働市場の活性化が同社にとってフォローの風となるほか、同社の連結子会社アビバと同子会社の大栄教育システムの経営統合によって事業の効率化が図られることから、14年12月期も業績は好調に推移する見通し。週足では13週移動平均線、月足では9カ月移動平均線がサポートし、高値保ち合いを形成しており、日柄調整が進めば、上放れする可能性が高い。中長期的な視点で押し目は注目されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:42 | 注目銘柄
2013年12月18日

【狙い場・買い場】セキドはクリスマス商戦絶好調、ネット通販前年比倍増、高値からの調整十分

狙い場・買い場 セキド<9878>(東2・売買単位1000株)は、11月28日の高値164円からの調整経過良好で、とくに30日線に接近した120円台は好仕込み場とみられる。

 高級ブランド品のショップ販売とネット通販を展開。ボーナスシーズンによるクリスマス需用が好調のもようである。とくに、ネット通販はチラシ一新の効果から前年比2倍を超える伸びということだ。加えて、このところの東南アジア中心に観光客増加による旗艦店の『ギンザ・ラブラブ』中心に店舗販売も好調という。

 とくに、同社とストリームは社長同士が互いに役員を努める関係にあり、そのストリームの運営するネット通販「ECカレント」が、このほどGoogleの認定ショップとなったことが大きい。

 今期(14年2月期)の営業利益は1億4000万円見通しと、前期の赤字2億8800万円)から大きく向上する。来期についても24店舗のうち残り13店舗の改装を来年秋までにはすべて終える予定。自社ブランドの強化も図っていることで業績続伸が予想される。

 1株純資産267円と優秀。家電販売店事業から撤退し高級ブランド品販売事業に特化して販売戦略など企画力で業績を伸ばしている点を評価すれば200円相場は十分に見込めるだろう(甘栗)

>>セキドのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:03 | 注目銘柄

【じっくり投資コーナー】サンエー化研は高値圏頑強、防災関連で指標割安

じっくり投資コーナー プラスチック包装大手のサンエー化研<4234>(JQS)は、12月17日(火)前日と変わらずの671円。高値圏で頑強だ。

防災関連の側面を持ち合わせテーマ性があり、好業績の低PER・低PBRの割安感のある銘柄として見直し余地があり、中長期狙いで注目したい。

 今3月期業績予想は、軽包装材では清涼飲料用パウチの受注増が貢献するほか、産業資材では電材用工程紙「アドテラ」や、高機能化に伴うFPC(フレキシブルプリント基板)の需要増加が寄与、全社的な原価低減活動の進展が奏功し、売上高が341億円(前年同期比6.5%増)、営業利益が14億円(同60.5%増)、経常利益が14億8000万円(同41.9%増)、純利益が8億8400万円(同2.7倍)と大幅増益を見込む。

  株価は、9月25日に年初来の高値734円と買われた後、700円処を上限としたもみ合いが3ヶ月半続いているが、月足では9カ月移動平均線がサポートしており、上昇トレンドを堅持している。冷凍食品やレトルト食品を袋のまま、電子レンジで加熱調理可能。多くの食品メーカーに採用されている「レンジDo!」など人気商品を開発した実績があり、災害時用エアーマット「エアロマット」や防水用飲料バッグ「ライフウォーターバッグ」など、防災分野への取り組みに対する期待感がある。今期予想PER8倍台・PBR0.49倍と割安感が顕著。配当利回り2%と利回り妙味もソコソコある。高値奪回から一段高を期待し、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 04:39 | 注目銘柄
2013年12月15日

【じっくり投資コーナー】ゼニス羽田は三角保合いの好狙い場、防災、インフラのテーマ性

じっくり投資コーナー ハネックスとゼニパイプが経営統合、防災や雨水向けコンクリ2次製品が主力のゼニス羽田<5289>(東2)は、11月につけた年初来高値183円に対し、週末13日は158円と高値から約14%下げた位置にある。
防災、インフラ関連でテーマ性があり、足元の業績は好調で、チャート的には日足が三角保ち合いを形成しており、中長期的な視点で押し目は注目されそうだ。

 今3月期業績予想は、11月12日に上方修正を発表済み。ボックスカルバート等のコンクリート製品の出荷が順調に伸びていることから、通期売上高は従来予想の180億円から185億5000万円(前期比0.3%増)、営業利益は同5億円から8億円(同3.3%増)、経常利益は同4億円から8億円(同0.9%減)、純利益は同2億円から5億円(同95.0%増)に増額している。年間配当は期末一括2円と復配を予想している。

 株価は、11月14日に年初来高値183円と買われた後、160円を軸とした高値もみ合いで三段上げを視野に入れている。中長期的には、2020年の東京オリンピック開催や、羽田空港跡地の国家戦略特区構想などから、インフラ整備にかかわる組立マンホールや、ヒューム管、浸透管などコンクリ2次製品の需要が拡大する見通し。足元では、この12月から2月にかけての3か月間の気温は、西日本は平年より低く、東日本や北日本で平年並みか低くなる見込みで豪雪も予想されることから、雪崩予防・落石防護のスノーロックフェンスを手がけていることを大きく見直される可能性はあり、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:10 | 注目銘柄
2013年12月11日

【じっくり投資コーナー】森永乳業はノロウイルス関連、下値固める

じっくり投資コーナー  森永乳業<2264>(東1)は、小幅ながら4日営業日続伸。ノロウイルスが流行しており、同社がたんぱく質の一種、ラクトフェリンを使った機能性ヨーグルト「ラクトフェリンヨーグルト」の本格販売を展開していることが中長期的な視点で注目される。 

 国際学会でラクトフェリンとノロウイルスの感染予防の調査結果を発表済みだが、ラクトフェリンは体内の免疫力を高めてウイルスの感染を防いだり、症状を軽減したりする効果があるとされており、ノロウイルスの予防に対する関心から同社が見直されると予想される。

 足元の業績、今14年3月期第2四半期業績は、ヨーグルトが好調のほか、連結子会社の業績が寄与し、売上高が3209億円(前年同期比1.2%増)、営業利益が96億3800万円(同0.2%増)、経常利益が101億1300万円(同3.1%増)、純利益が48億0100万円(同7.4%減)の着地。第2四半期営業利益は年計画営業利益115億円(前期比13.1%増)に対する進捗率が83.8%と業績上ブレ期待が高まる。

  株価は、9月24日につけた年初来の高値325円から11月11日安値290円、12月6日安値292円と売り直されて下値確認から出直る動き。PBR0.63倍と割り負け、配当利回り2.35%と利回り妙味もソコソコあり、見直し余地もある。300円を軸としたもみ合いが続いているが、月足では9カ月移動平均線が24カ月移動平均線を上抜いており、徐々に上昇基調を強めると期待されることから、中長期狙いで買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | 注目銘柄
2013年12月07日

【じっくり投資コーナー】免疫生物研究所はカイコ由来の化粧品強化に注目、アルツハイマーも

じっくり投資コーナー  研究用試薬の製造販売・受託を手がける、免疫生物研究所<4570>(JQG)は、9月後半に株式分割の権利を落とし、現在、権利落後高値からほぼ1000円下げの1300円台に位置する。

 同社は、遺伝子組換えカイコの繭から生産した「ネオシルク(R)−ヒト・コラーゲン」を含有した化粧品を消費者へ直接販売ができる体制を構築するため、同社の完全子会社として「株式会社ネオシルク化粧品」を11月28日に設立。ヒト・コラーゲン含有化粧品『ネオシルク-MC25』を海外化粧品業界やドラッグストアを中心とする量販店、直接消費者へ販売することへの期待感が高まることから、中長期で注目したい。

  足元の業績、今14年3月期売上高は7億2000万円(前期比10.0%減)、営業損益は2億円の赤字(同800万円の黒字)、経常損益は2億0500万円の赤字(同8000万円の黒字)、最終損益は2億2500万円の赤字(同1億5300万円の黒字)を見込むが、17年3月期を最終年度とした新中期経営計画では成長戦略として、アルツハイマーなど体外診断用医薬品のほか、遺伝子組換えの繭によるカイコ事業、ヒト・コラーゲン化粧品原料を主力とした化粧品関連事業、検査事業の強化を図り、売上高34億円、営業利益5億円を目指しており、中長期的な視点で成長が期待される。

  株価は、9月30日につけた分割後の高値2370円から11月12日安値1300円まで調整。12月4日安値1329円と売り直されて下値を確認している。遺伝子組換えカイコ事業においては、繭より生産される有用タンパク質の特徴を積極的に宣伝しているため、医薬品関連企業等から、引き合いが増加。また、動物用医薬品関連企業との連携を検討していることなども注目される。上値抵抗線として意識される13週移動平均線突破が期待されることから、中長期狙いで押し目買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:55 | 注目銘柄
2013年12月05日

【じっくり投資コーナー】日本ファルコムは上場10周年で業績がいっそう好調、株価見直しへ

じっくり投資コーナー ゲームソフトの企画・開発が主力で、ロールプレイング系に強みを持つ、日本ファルコム<3723>(東マ)は、12月4日(水)33円高の1035円と4営業日続伸。この12月でマザーズ上場10周年を迎えた同社だが、人気ゲーム作品に登場するキャラクターを題材としたギャグ4コマ漫画『みんな集まれ!ファルコム学園』のTVアニメーション化が決定。来年1月5日からTOKYO MX・サンテレビにて放映されることから、ゲーム関連の好業績株として連続最高益更新見通しを見直される可能性が高く、中長期狙いで注目されよう。

 足元の業績、11月13日に発表された今9月期業績予想は、「軌跡」シリーズ10周年に向けて、「英雄伝説 閃の軌跡」に続くシリーズ最新作の発売、様々なゲーム機プラットフォーム及びアプリへの展開、他社ゲーム及びアプリとのコラボ企画、メディアミックスを推進し、売上高19億円(前年同期比3.2%増)、営業利益7億5000万円(同5.5%増)、経常利益7億5000万円(同5.4%増)、純利益4億6000万円(同5.5%増)と増収増益を確保し連続最高益更新を見込む。年間配当は期末一括5円を予定している。

 株価は、7月17日につけた分割後の高値1739円から11月13日安値909円まで約5割調整。950円割れで底値を固め出直りつつある。同社は前期業績を上方修正していたことから、今期業績見通しは保守的との印象が強く、上ブレする可能性は高い。ここから押し目あれば、中長期で買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:09 | 注目銘柄
2013年12月03日

【じっくり投資コーナー】プラザクリエイトは米企業との資本業務提携期待、PBR、利回り割安

じっくり投資コーナー 日本最大手の写真プリントチェーンを運営する、プラザクリエイト<7502>(JQS)は、12月2日(月)9円高の635円と3営業日続伸。米国ナスダック上場のビスタプリント.N.Vの完全子会社ビスタプリント・ディストリビューション・ビー・ブイ(VDBV)との資本・業務提携に対する期待感があるほか、低PERで配当利回り妙味がソコソコあり、見直し余地が広がることから、中長期で注目されよう。

 プラザクリエイトは自己株式80万株(発行済み 株式総数の17.35%)をビスタプリント.N.Vに1株602円で第三者割当方式で処分。プラザクリエイトは自社株を処分して得た資金をVDBVが設立した日本法人ビスタプリント・ジャパン(VPJ)に49%出資し合弁会社化した上で、VPJする。ビスタプリント.N.Vのオンラインビジネスの強みとプラザクリエイトのリアル店舗を組み合わせることで、O2O(オンライン・ツー・オフライン)のシナジー効果創出を図り、高い利便性と安心感を両立させた総合的プリントサービスを展開する。

 足元の業績、11月8日に今3月期業績予想の上方修正を発表済み。モバイル事業の好調が維持できる見込みのほか、イメージング事業においても、第3四半期の最大の商戦であ る年賀状プリントの需要をしっかり捉え収益を確保できる取り組みを行うことから、通期売上高は従来予想の180億円(前期比3.4%減)から185億円(同0.7%減)、営業利益は同3億1000万円(同3.9%増)から5億円(同67.6%増)、経常利益は同3億1000万円(同横ばい)から5億円(同61.3%増)、純利益は同2億円(同11.3%増)から3億円(同67.0%増)と増益幅が拡大する見通し。

  株価は、10月11日に年初来の高値729円と買われた後、11月8日安値526円まで調整を挟んで11月22日高値680円と上昇。13週移動平均線がサポートする形で三角保ち合いを形成している。月足でも9カ月移動平均線がサポートし上昇トレンドを堅持。今期予想PER10倍台と割安感があるほか、年間配当は20円(前期比10円増)で配当利回りは3.1%と利回り妙味が下支えしている。VPJの合弁会社化の時期が来年2月末予定であるため、今3月業績予想に及ぼす影響は軽微で、収益に貢献するにも時間がかかると思われるが、日柄調整が済めば、期待先行で高値奪回から上値を伸ばす可能性があり、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:43 | 注目銘柄
2013年11月29日

【じっくり投資コーナー】ユアサ・フナショクは観光関連で割安

じっくり投資コーナー 首都圏地盤の食品卸中堅で、ホテルや不動産賃貸も営む、ユアサ・フナショク<8006>(東2)は、11月28日(木)2円高の232円と3営業日続伸。円相場が1ドル=102円台と円安が進行しているほか、政府が27日に東京電力福島第1原発の廃炉・汚染水対策として百数十億円の追加の国費投入を行う方針を固めたと伝わっていることから、訪日外国人客数が伸びるとの期待感が高まる方向となっている。同社がホテルを運営し、業績好調で割安感があることが、再度、見直されると予想する。

 足元の業績、今3月期第2四半期は、商事部門で冷凍・チルド商品、酒類が好調、畜産が成豚の取り扱い数量の増加、食肉価格が高値で推移。ホテル部門は景気の回復基調を背景に、一般の利用客が順調に推移。不動産部門が利益貢献し、売上高は539億5300万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は9億2000万円(同17.3%増)、経常利益は10億6600万円(同18.0%増)、純利益は7億1600万円(同3.0倍)に着地。純利益は中間期計画を2億1600万円上回り好調に推移。通期業績予想の上ブレが視野に入る。

  株価は、9月17日につけた年初来の高値278円から11月6日安値230円と調整。同20日安値227円と売り直されて下値から出直りつつある。9カ月移動平均線がサポートしており、中長期的なトレンドは崩れていない。今期予想PER10倍台・PBR0.48倍と割安感があるほか、配当利回りは3.85%と利回り妙味も増す。全般相場は底上げ機運が高まっており、出遅れ銘柄を物色する流れが徐々に強まると期待されることから、待ち伏せ感覚で注目したい。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:09 | 注目銘柄
2013年11月27日

【じっくり投資コーナー】富士通ゼネラルは『JPX日経400』採用で割安、今期を増額

じっくり投資コーナー 富士通系でエアコンが主力の富士通ゼネラル<6755>(東1)は、11月26日(火)17円高(+1.43%)の1205円と3営業日ぶりに反発。新株価指数のJPX日経400構成銘柄で割安感があるほか、チャート妙味が増しており、短期のみならず、中長期で上昇基調を強めると予想されることから、注目したい。

  足元の業績、10月24日に今3月期業績予想を上方修正済み。猛暑などを背景とした国内向け上半期における空調機の増収に加え、海外向け空調機でも欧州、北米、中国などで売上が計画を上回ったほか、下半期においても空調機、情報通信システムの売上が計画を上回ると予想されることから、通期売上高は従来予想の2350億円(前年同期比12.4%増)から2450億円(同17.1%増)、営業利益は同160億円(同5.8%増)から170億円(同12.4%増)、経常利益は同150億円(同25.5%減)から160億円(同20.5%減)、純利益は同100億円(同23.1%減)から110億円(同15.4%減)に増額。営業利益は連続最高益更新見通し。年間配当は12円を予定している。

  株価は、10月25日に年初来の高値1229円と買われた後、もみ合いとなっているが、日足では25日移動平均線、週足では26週移動平均線、月足では9カ月移動平均線がサポートしており、短期のみならず、中長期で上昇トレンドを堅持している。来年1月6日から運用が開始される予定の新株価指数、JPX日経400構成銘柄に入っており、資金流入期待が高まる。信用好需給も下支え、今期予想PER12倍台と割安感がある。高値奪回から上昇基調を強める可能性大。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | 注目銘柄
2013年11月24日

【じっくり投資コーナー】昭和シェル石油は配当利回り3.3%、バイオマス発電に期待

じっくり投資コーナー  昭和シェル石油<5002>(東1)は、9月につけた年初来高値1138円に対し前週末は1085円と高値圏にある。15年度から太陽光発電の買い取り価格を引き下げる予定が伝わり軟調展開となっていたが、ほとんど響いていない。
同社のエネルギーソリューション事業において、現在は主力の宮崎県の国富工場で生産されるCIS薄膜太陽電池の製品出力が順調だが、本年8月に同社の旧京浜製油所扇町工場跡地(神奈川県川崎市川崎区扇町)に木質バイオマスを燃料とする火力発電所の建設を決め、15年12月に稼動を目指すことへの期待感が高まる。金融緩和継続を背景とした旧製油所跡地を中心としたエネルギーソリューション事業の展開に対する将来性は明るく、中長期で注目されよう。

  足元の業績、石油事業が円安進行で好調なほか、エネルギーソリューション事業で太陽電池事業がフル操業と絶好調で、今13年12月期売上高は2兆9500億円(前年同期比12.2%増)、営業利益は同770億円(同5.2倍)、経常利益は同770億円(同6.1倍)、純利益は同540億円(同53倍)と大幅増益を見込む。年間配当は36円(同2.0倍)を予定している。

 株価は、9月22日に年初来の高値1138円と買われた後、10月8日安値1000円、11月8日安値1020円と売り直され下値確認から上昇。75日移動平均線がサポートラインとして意識され保ち合いを形成している。土地再生に対する期待感があるほか、日経225採用銘柄で今期予想PER7倍台と同採用銘柄の平均予想PER15倍台と比べて割安感が顕著。また、配当利回り3.3%と利回り妙味もあることも下支え、高値奪回から上値を伸ばす可能性が高く、押し目買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:56 | 注目銘柄
2013年11月21日

【じっくり投資コーナー】メッセージは底打ち確認から本格出直り、3000円台へ

じっくり投資コーナー 有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅を運営する、メッセージ<2400>(JQS)は、11月20日(水)55円高(+1.96%)の2855円と反発。この日は19円安の2781円と続落して始まったが、66円高の2866円と上昇に転じ19日高値2860円を上回り堅調持続。 

 今3月期第2四半期業績が好調でディフェンシブ性があることから中長期で上昇が見込まれそうだ。

  足元の業績、11月11日に今3月期第2四半期決算を発表済み。主力事業である介護付有料老人ホーム事業(アミーユ事業)は引き続き高評で9月末時点で96.9%と高い入居率を維持。また、サービス付き高齢者住宅事業(Cアミーユ事業)も計画通りに開設。開設後1年を経過した既存物件の入居率は93.2%と高い水準を維持。今3月期第2四半期売上高は363億9000万円(前年同期比10.5%増)、営業利益は31億3700万円(同8.8%増)、経常利益は30億5200万円(同18.8%増)、純利益は17億円(同29.2%増)と2ケタ増益着地。純利益は中間期計画を3億円上回り業績は順調に推移している。通期純利益は30億円(前期比33.1%増)を見込むが、業績予想の上ブレも視野に入る。

  株価は、5月17日につけた分割前の高値3120円から6月7日安値2294円、7月30日安値2367円と売り直され下値確認から9月27日に分割後の高値2963円と上昇。11月8日安値2627円まで調整を挟んで上昇している。日足では一目均衡表の雲の上限を上抜き、週足では26週移動平均線がサポートしており、上昇基調を強めている。外部環境の影響を受けにくく、ディフェンシブ性があり、押し目買い優位に3000円大台乗せが期待されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:37 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】トシン・グループは月足チャートで絶好の仕込み場、低PER

狙い場・買い場 トシン・グループ<2761>(JQS・売買単位100株)の2270円どころは仕込み場とみてよいだろう。年初来高値である5月の2650円に対し8.5合目にあり、PERでは11倍強と割安である。

 さらに、11月中間配当26円(年間52円)の権利付である。年間利回りなら約2.3%と魅力的水準である。

 事業環境は良い。首都圏に100ヵ所を超える営業拠点を持ち、工事業者2万社へ電気設備資材を販売している。住宅の新規着工やリフォームに伴い、LED、太陽光発電関連の需用が堅調である。

 今5月期の第1四半期では営業利益が前年同期比11.3%増益で通期見通しに対する進捗率も25%と好調である。通期の営業利益は8.6%増益、1株利益202.3円の見通しだが、夏場以降も需用堅調なことから前期比2ケタ増益へ上振れる可能性はありそうだ。

 年52円配当に対する余裕が加わるためマーケットでは年54円へ増配期待も膨らんでいる。

 足元の株価は2400円を挟んだモミ合いを下に放れた展開だが、相場的に崩れたということではない。1部市場の大型数量銘柄へ人気が移行したことで短期筋が小口売りしたためといえる。

 チャート的には24ヶ月線(2150円ていど)に接近したことで好い買い場提供といえる。短期はともかく中期投資には好仕込み場といえる。とくに、月足チャートでは2006年1月高値4700円からの下げ相場にピリオドを打って出直りとなっているだけにじっくり持つほど妙味はあるだろう。(甘栗)

>>トシン・グループのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:07 | 注目銘柄
2013年11月19日

【じっくり投資コーナー】新東工業は底値を放れる、世界のシェールガス埋蔵量膨大で関連人気

じっくり投資コーナー  新東工業<6339>(東1)は、11月18日(月)7円高(+0.92%)の771円と5営業日続伸で堅調。小泉純一郎元首相が先週12日に日本記者クラブで会見し、約300人の記者団の前で初めてマスコミ向けに「原発ゼロ」を訴えたことから、代替エネルギーへの関心が高まる方向だ。
 
 米エネルギー情報局(EIA)が今年の6月に発表した報告書では、世界で採掘可能な新型天然ガスのシェールガスの埋蔵量は約206兆立方メートルに上るとの推計結果が既に明らかになっており、シェールガスに対する関心は再度高まると見られる。中でもシェールガス採掘向けサンドコーティング設備を手がける同社は中長期的な視点で注目されるだろう。

  足元の業績、10月28日に今3月期第2四半期利益予想の増額修正を発表済み。環境分野の低調が響き、売上高は前回予想の410億円(前年同期比1.0%減)から408億8000万円(同1.3%減)したものの、特機分野で大幅に損失を圧縮し、営業利益は同12億円(同36.9%減)から12億5000万円(同34.2%減)増額、運用益と為替差益の増加により経常利益は同18億円(同11.0%減)から22億4000万円(同11.1%増)、純利益は同10億円(同4.1%増)から13億5000万円(同41.9%増)と純益は増額した。通期純利益は前回予想の24億円(前期比54.5%減)を据え置いている。

  株価は、5月24日につけた年初来の高値1089円から6月7日安値704円。8月28日安値682円、10月8日安値685円、11月11日安値710円と売り直されて下値確認から出直る動きとなっている。足元では北米でサンドコーティング設備は低調だが、中長期的な伸びは期待されるほか、11月にタイ国現地法人の新工場建設。日系の顧客をはじめ、ボリュームゾーンのローカルでの需要先に対しても、品質や価格面で競争力をもった魅力ある製品を生産・販売できる体制を確立。主に汎用ショットプラスト装置の生産を拡大させることから来3月期は上向くと見られる。PBR0.52倍と割り負け、26週移動平均線を上回っており、中長期で再度4ケタ大台を目指す展開は期待されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:00 | 注目銘柄
2013年11月13日

【じっくり投資コーナー】KNT−CTホールディングスは7〜9月の売上43%増加、観光関連のテーマも

じっくり投資コーナー  旅行業界2位のKNT−CTホールディングス<9726>(東1)は、11月12日(火)4円高(+2.61%)の157円と4営業日ぶりに反発。観光立国関連としてテーマ性があり、13週移動平均線がサポートラインとして意識された感がある。低位材料株の循環買いの流れに乗る可能性が高く、中長期で注目したい。

  足元の業績、近畿日本ツーリスト個人旅行株式会社のWeb専用宿泊商品やクラブツーリズム株式会社のバスツアー商品をはじめとする両社の看板商品の相互販売や、チャーター便の共同販売など、相乗作用の強化を図り、7−9月の売上高は1232億2900万円(前年同期比43.5%増)、営業利益は11億3300万円(同14倍)、経常利益は10億2800万円(同18倍)、純利益は6億5200万円(同72倍)と大幅増益と好調。今12月期営業利益は44億円(前期比87.6%増)は達成する見通し。

  株価は、富士山の世界遺産登録に続き、東京オリンピック開催決定で海外からの観光客が増加するとの期待感が先行し、9月17日に年初来の高値165円と買われた後、10月8日安値141円まで調整を挟んで10月30日高値164円と上昇。151円を下値として固め出直る動きで、週足では13週移動平均線、月足では9カ月移動平均線がサポートラインとして確認されており、上昇トレンドを堅持している。足元の業績好調で来12月期復配も期待されており、観光立国関連として200円台乗せとなるか注目されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:59 | 注目銘柄
2013年11月09日

【じっくり投資コーナー】日本工営はミヤンマーでの実績などアジアインフラ関連で有望

じっくり投資コーナー 総合建設コンサルタントの最大手、日本工営<1954>(東1)はの11月8日(金)株価は10円高(+2.20%)の464円と反発。16円高の470円まで買われ10月28日につけた年初来の高値に買い直され高値圏で頑強な動きとなっている。ミャンマーの経済特別区のインフラ整備における調査を獲得した実績があり、アジア諸国でのインフラ整備の増加に伴い、事業化調査や設計業務などの受注が見込まれ海外での事業展開に期待が持てるほか、割安感があり、中長期的な視点で注目したい。

 足元の業績、国内においては公共事業への重点的な予算配分が行われるとともに、海外においては旺盛なインフラ需要が継続する見通し。決算期を3月から6月に変更しており、単純な比較は出来ないが、今6月期売上高は750億円、営業利益は42億円、経常利益は42億円、純利益は30億円を見込んでいる。年間配当は7円50銭を予定している。今期予想PER13倍台と割安感はある。アジアでは、モンゴルの鉄道設計、インドの空港計画調査など既に受注し今後の事業展開に対する期待感が高まる方向のほか、モザンビークに拠点を設置しており、アフリカでのインフラ整備にかかわる事業展開も注目される。

 株価は、2006年1月高値593円からリーマンショック後の08年10月安値171円まで7割調整。10年10月安値206円と下げて底値を確認。2年間の下値もみ合いから出直る動きで半値戻りを達成しおり、中長期的には全値戻りも視野に入れよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:18 | 注目銘柄