イムラ<3955>(東証スタンダード)は、前日11日に12円高の1016円と反発して引け、取引時間中には1023円と買われ今年3月16日につけた年初来来高値1019円を更新した。今2024年1月期業績が、大幅続伸して13期ぶりに純利益が過去最高を更新すると見込まれていることを手掛かりに割安修正買いが再燃した。また今年4月9日の前半選挙に続く4月23日投開票の後半選挙の統一地方選挙次第では、今年5月19日に開催予定の主要7カ国首脳会議(広島サミット)後に衆議院の解散・総選挙の可能性が観測されていることも、選挙関連株人気を高めサポート材料視されている。
■統一地方選挙でパッケージソリューション事業に関連需要
同社の今2024年1月期業績は、売り上げ230億円(前期比5.8%増)、営業利益19億5000万円(同37.1%増)、経常利益20億円(同28.1%増)、純利益14億5000万円(同42.7%増)と2ケタの続伸が見込まれ、純利益は、2001年1月期の過去最高(11億8400万円)を23期ぶりに更新する。今期は、同社の長期ビジョン「IMURA VISION2030」の「Stage1」の最終年度に当たり、生産改革によるコスト競争力の強化やメーリングサービス事業でのバリューチェーンの拡大、事業機能の多角化、DX(デジタル・トランスフォーメーション)による業務改善などを推進し、さらに4月に実施される統一地方選挙では投票所の入場整理券を封入する封筒などのパッケージソリューション事業の関連需要が上乗せになることなどが要因となる。配当は、年間35円(前期実績30円)と増配を予定している。
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(04/12)【注目銘柄】イムラは一時年初来高値更新、23期ぶり最高純益更新に選挙関連株人気がオン
(04/07)【注目銘柄】エスケイジャパンは業績上方修正を見直し決算発表を先取り、割安株買いが再燃
(04/06)【注目銘柄】オービスは業績上方修正・増配を手掛かりに高配当利回り買い、2024年問題関連も側面材料
(04/05)【注目銘柄】山王は業績上方修正を見直し割安修正買いが増勢、水素関連のテーマ株人気も高まる
(04/04)【注目銘柄】シーアールイーは業績上方修正を大型物件売却がフォローして割安修正買い再燃
(03/17)【注目銘柄】日本パレットプールは「2024年問題」関連株人気を2期ぶり最高純益更新が支援
(03/14)【注目銘柄】ドウシシャは続落も3Q高利益進捗率業績を手掛かりに下値にバリュー株買い交錯
(03/10)【注目銘柄】うるるは3Q黒字転換業績を手掛かりに来期大幅増益を先買い
(03/08)【注目銘柄】ランサーズは3Q営業赤字縮小業績と「ChatGPT」連携を見直す
(03/07)【注目銘柄】ITbookはAI関連株人気の高まりを3Q赤字縮小業績がサポート
(03/03)【注目銘柄】イオレは相次ぐ事業譲受でペット総合メディア化を先取り急騰再現期待高める
(03/02)【注目銘柄】クオールホールディングスは3Q経常増益業績を手掛かりに下値に内需割安株買い続く
(03/01)【注目銘柄】トレードワークスは今期続伸予想業績をテコに中期計画を買い直し下げ過ぎ修正買いが再燃
(02/17)【注目銘柄】小野建は3Q業績減益転換も前向きに評価し増配配当の権利取り再燃
(02/16)【注目銘柄】マイクロアドは1Q大幅増益・高利益進捗率業績がサポートして躍進
(01/13)【注目銘柄】グローバルSは商い出来ずもリオープン関連株人気が支援して下値に株式分割の権利取り
(01/12)【注目銘柄】片倉コープは業績上方修正・増配見直しに高機能バイオ炭関連株人気がオンして3連騰
(01/11)【注目銘柄】コーセルは業績再上方修正など株高3点セットを見直し割安株買いが再燃し反発
(01/06)【注目銘柄】トーホーは続落も突っ込み買い一考余地、業績再々上方修正を手掛かりにウイズ・コロナ株人気再燃を期待
(01/05)【注目銘柄】VTHDは大納会比変わらずも株主優待一部変更を織り込み下げ過ぎ修正期待の打診買いが交錯
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2023年04月12日
【注目銘柄】イムラは一時年初来高値更新、23期ぶり最高純益更新に選挙関連株人気がオン
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:42
| 注目銘柄
2023年04月07日
【注目銘柄】エスケイジャパンは業績上方修正を見直し決算発表を先取り、割安株買いが再燃
■年初来安値504円からの底上げ幅を拡大
エスケイジャパン<7608>(東証スタンダード)は、前日6日に28円高の580円と3営業日ぶりに急反発して引け、今年3月14日に突っ込んだ年初来安値504円からの底上げ幅を拡大させた。同社株は、今年4月14日に2月期決算の発表を予定しており、今年1月12日に発表した目下集計中の前2023年2月期業績の上方修正を見直し、次期2024年2月期業績への期待を高めて低位値ごろの割安株買いが再燃した。同社の筆頭株主で同社を持分法適用会社としているラウンドワン<4680>(東証プライム)が、6日前場取引終了後に発表した今年3月の月次売上高で、アミューズメント施設が前年同月比21.2%増と続伸したことも、クレーンゲーム市場の一段の活況につながりキャラクター商品を拡大させるとして業績期待を高めている。
■クレーンゲーム市場向けのキャラクター商品が堅調に推移
同社が4月14日に発表を予定している前2023年2月期業績は、期初予想より売り上げを7億円、営業利益、経常利益をそれぞれ3億円引き上げ、売り上げ95億円(前々期比46.4%増)、営業利益5億3000万円(同16.5%増)、経常利益5億3000万円(同12.4%増)と見込み、期初の1ケタ増益予想から2ケタ増益と伸ばし、純利益は期初予想を据え置き3億4000万円(同1.7%増)とした。キャラクターエンタテインメント事業では、クレーンゲーム市場向けに「サラブレットコレクション」や「星のカービイ」などのキャラクター商品の受注が堅調に推移し、キャラクター・ファンシー事業では、お菓子キャラクターの「たべっ子どうぶつ」商品や「星のガービイ」、「ポケットモンスター」などの定番キャラクター商品の販売が好調に推移したことなどが要因となった。
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エスケイジャパン<7608>(東証スタンダード)は、前日6日に28円高の580円と3営業日ぶりに急反発して引け、今年3月14日に突っ込んだ年初来安値504円からの底上げ幅を拡大させた。同社株は、今年4月14日に2月期決算の発表を予定しており、今年1月12日に発表した目下集計中の前2023年2月期業績の上方修正を見直し、次期2024年2月期業績への期待を高めて低位値ごろの割安株買いが再燃した。同社の筆頭株主で同社を持分法適用会社としているラウンドワン<4680>(東証プライム)が、6日前場取引終了後に発表した今年3月の月次売上高で、アミューズメント施設が前年同月比21.2%増と続伸したことも、クレーンゲーム市場の一段の活況につながりキャラクター商品を拡大させるとして業績期待を高めている。
■クレーンゲーム市場向けのキャラクター商品が堅調に推移
同社が4月14日に発表を予定している前2023年2月期業績は、期初予想より売り上げを7億円、営業利益、経常利益をそれぞれ3億円引き上げ、売り上げ95億円(前々期比46.4%増)、営業利益5億3000万円(同16.5%増)、経常利益5億3000万円(同12.4%増)と見込み、期初の1ケタ増益予想から2ケタ増益と伸ばし、純利益は期初予想を据え置き3億4000万円(同1.7%増)とした。キャラクターエンタテインメント事業では、クレーンゲーム市場向けに「サラブレットコレクション」や「星のカービイ」などのキャラクター商品の受注が堅調に推移し、キャラクター・ファンシー事業では、お菓子キャラクターの「たべっ子どうぶつ」商品や「星のガービイ」、「ポケットモンスター」などの定番キャラクター商品の販売が好調に推移したことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:32
| 注目銘柄
2023年04月06日
【注目銘柄】オービスは業績上方修正・増配を手掛かりに高配当利回り買い、2024年問題関連も側面材料
オービス<7827>(東証スタンダード)は、前日5日に6円安の1165円と変わらずを含めて8営業日ぶりに小反落して引けた。日経平均株価が、4営業日ぶりに474.16円安と大幅反落して心理的なフシ目の2万8000円台を下回ったことから、今年3月15日に年初来高値1190円まで買い進まれていた同社株も、目先の利益を確定する売り物に押された。ただ取引時間中には1170円と買われる場面もあり、今年3月14日に発表した今2023年10月期の第2四半期累計業績と通期業績の上方修正と増配を手掛かりに、中間期末を控えて高配当配当利回り買いと割安修正期待の買い物が交錯した。また木材事業で物流パレットを手掛けていることから、トラックドライバーの残業時間を規制する「2024年問題」の関連株の一角に位置することも、側面材料として意識されている。
■顧客掘り起こし、新販路拡大で受注量を確保し工場稼働率は高水準
同社の業績上方修正のうち7月期通期業績は、期初予想より売り上げを4900万円、営業利益を5600万円、経常利益を5900万円、純利益を1億7200万円それぞれ引き上げ、売り上げ119億9900万円(前期比5.8%増)、営業利益5億1300万円(同33.4%減)、経常利益5億700万円(同35.9%減)、純利益5億7400万円(同6.1%増)と見込み、売り上げは続伸し、営業利益、経常利益は期初予想の減益転換率を縮小させ、純利益は期初の減益転換予想が増益転換する。
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■顧客掘り起こし、新販路拡大で受注量を確保し工場稼働率は高水準
同社の業績上方修正のうち7月期通期業績は、期初予想より売り上げを4900万円、営業利益を5600万円、経常利益を5900万円、純利益を1億7200万円それぞれ引き上げ、売り上げ119億9900万円(前期比5.8%増)、営業利益5億1300万円(同33.4%減)、経常利益5億700万円(同35.9%減)、純利益5億7400万円(同6.1%増)と見込み、売り上げは続伸し、営業利益、経常利益は期初予想の減益転換率を縮小させ、純利益は期初の減益転換予想が増益転換する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:43
| 注目銘柄
2023年04月05日
【注目銘柄】山王は業績上方修正を見直し割安修正買いが増勢、水素関連のテーマ株人気も高まる
■5営業日続伸
山王<3441>(東証スタンダード)は、前日4日に1円高の1031円と小幅ながら5営業日続伸して引け、取引時間中には1044円まで買われ今年2月28日につけた年初来高値1132円を射程圏に捉えた。同社株は、今年3月14日に今2023年7月期第2四半期(2022年8月〜2023年1月期、2Q)累計決算の発表とともに、今7月期通期業績も上方修正しており、これを見直して7月期通期業績になお上ぶれ余地があるとして割安株買いが増勢となった。4月3日には一部メディアが、政府が改定作業を進めている「水素基本戦略」の骨子案を報道しており、水素関連株の一角に位置する同社株にテーマ株人気も高まっている。
■通期業績は2Q業績並みの上方修正幅なら営業利益は連続増益
同社の今期業績は、2Q累計業績も7月期通期業績とも期初予想が上方修正された。2Q累計業績は期初予想より売り上げを3億1400万円、営業利益を2億3100万円、経常利益を2億4500万円、純利益を2億3500万円それぞれ引き上げ、売り上げ52億1400万円(前年同期比16.6%増)、営業利益4億3100万円(同36.1%増)、純利益3億6300万円(同13.9%増)と大幅続伸して着地した。5G向けを中心に通信分野の部品需要が継続し、産業機器向け分野の受注も堅調に推移したことなどが要因となった。
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山王<3441>(東証スタンダード)は、前日4日に1円高の1031円と小幅ながら5営業日続伸して引け、取引時間中には1044円まで買われ今年2月28日につけた年初来高値1132円を射程圏に捉えた。同社株は、今年3月14日に今2023年7月期第2四半期(2022年8月〜2023年1月期、2Q)累計決算の発表とともに、今7月期通期業績も上方修正しており、これを見直して7月期通期業績になお上ぶれ余地があるとして割安株買いが増勢となった。4月3日には一部メディアが、政府が改定作業を進めている「水素基本戦略」の骨子案を報道しており、水素関連株の一角に位置する同社株にテーマ株人気も高まっている。
■通期業績は2Q業績並みの上方修正幅なら営業利益は連続増益
同社の今期業績は、2Q累計業績も7月期通期業績とも期初予想が上方修正された。2Q累計業績は期初予想より売り上げを3億1400万円、営業利益を2億3100万円、経常利益を2億4500万円、純利益を2億3500万円それぞれ引き上げ、売り上げ52億1400万円(前年同期比16.6%増)、営業利益4億3100万円(同36.1%増)、純利益3億6300万円(同13.9%増)と大幅続伸して着地した。5G向けを中心に通信分野の部品需要が継続し、産業機器向け分野の受注も堅調に推移したことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:21
| 注目銘柄
2023年04月04日
【注目銘柄】シーアールイーは業績上方修正を大型物件売却がフォローして割安修正買い再燃
シーアールイー(CRE)<3458>(東証プライム)は、4月3日に28円高の1314円と急反発して引け、今年3月28日につけた年初来高値1296円を更新した。同社株は、今年3月15日に今2023年7月期業績を上方修正し、同23日にはこの上方修正要因となった大型物件(信託受益権)の売却を発表しており、割安修正買いが再燃した。テクニカル的にも、今年2月の年初来安値1015円からの底上げで25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、側面支援材料視されている。
■物流投資事業で期初計画を上回る価格で大型物件を売却
同社の今7月期業績は、期初予想より売り上げを99億円引き下げたが、逆に営業利益を3億5000万円、経常利益を6億5000万円、純利益を4億円それぞれ引き上げ売り上げ519億円(前期比17.3%減)、営業利益67億円(同34.2%減)、純利益56億円(同37.7%減)と見込み、過去最高だった前期業績からの減益転換率を縮小させる。同社は、不動産管理事業と物流投資事業、アセントマネジメント事業を経営の3本柱としており、期初には前2022年7月期の物流投資事業の売り上げが前々期比49・4%増、セグメント利益が同78.8%増と大きく伸びた反動減もあり減収減益転換を予想していた。
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■物流投資事業で期初計画を上回る価格で大型物件を売却
同社の今7月期業績は、期初予想より売り上げを99億円引き下げたが、逆に営業利益を3億5000万円、経常利益を6億5000万円、純利益を4億円それぞれ引き上げ売り上げ519億円(前期比17.3%減)、営業利益67億円(同34.2%減)、純利益56億円(同37.7%減)と見込み、過去最高だった前期業績からの減益転換率を縮小させる。同社は、不動産管理事業と物流投資事業、アセントマネジメント事業を経営の3本柱としており、期初には前2022年7月期の物流投資事業の売り上げが前々期比49・4%増、セグメント利益が同78.8%増と大きく伸びた反動減もあり減収減益転換を予想していた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:19
| 注目銘柄
2023年03月17日
【注目銘柄】日本パレットプールは「2024年問題」関連株人気を2期ぶり最高純益更新が支援
■上昇トレンド転換を示唆
日本パレットプール<4690>(東証スタンダード)は、パレットレンタルの一社として物流業界で大きな経営テーマとなっている「2024年問題」の関連株の一角に位置しており、この関連株買いを今2023年3月期業績が上方修正され、3期ぶり過去最高純利益更新の更新幅を拡大すると見込まれていることが支援材料となっている。テクニカル的にも、25日移動平均線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、下値支持線の25日線での値固めに煮詰まり感を強めていることも、一段高の期待を高めている。
■一貫パレチゼーションの導入が増えネステナーなど物流機器も好調
「2024年問題」は、トラックドライバーの長時間労働・劣悪な労働環境を改善するために働き方改革法でトラックドライバーの残業時間を年間900時間以内に制限する規制で、2024年4月1日から中小企業にも適用される。トラックドライバーの長期間労働の要因の一つとなっているのが、物流現場での荷待ち時間の長期化やバラ積み・ばら降ろしによる物流の非効率化とされており、この課題解決にパレットによる荷役や、積み地から目的地まで輸送する同社の「一貫パレチゼーション」が期待されており導入企業が増加している。またパレットレンタルだけでなく、ネステナー(棚式ラック)やフォールド・デッキなどの物流機器の取り扱いも増加している。
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日本パレットプール<4690>(東証スタンダード)は、パレットレンタルの一社として物流業界で大きな経営テーマとなっている「2024年問題」の関連株の一角に位置しており、この関連株買いを今2023年3月期業績が上方修正され、3期ぶり過去最高純利益更新の更新幅を拡大すると見込まれていることが支援材料となっている。テクニカル的にも、25日移動平均線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、下値支持線の25日線での値固めに煮詰まり感を強めていることも、一段高の期待を高めている。
■一貫パレチゼーションの導入が増えネステナーなど物流機器も好調
「2024年問題」は、トラックドライバーの長時間労働・劣悪な労働環境を改善するために働き方改革法でトラックドライバーの残業時間を年間900時間以内に制限する規制で、2024年4月1日から中小企業にも適用される。トラックドライバーの長期間労働の要因の一つとなっているのが、物流現場での荷待ち時間の長期化やバラ積み・ばら降ろしによる物流の非効率化とされており、この課題解決にパレットによる荷役や、積み地から目的地まで輸送する同社の「一貫パレチゼーション」が期待されており導入企業が増加している。またパレットレンタルだけでなく、ネステナー(棚式ラック)やフォールド・デッキなどの物流機器の取り扱いも増加している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:38
| 注目銘柄
2023年03月14日
【注目銘柄】ドウシシャは続落も3Q高利益進捗率業績を手掛かりに下値にバリュー株買い交錯
ドウシシャ<7483>(東証プライム)は、前日13日に16円安の1941円と続落して引けた。日経平均株価が、米国の金融システム不安が強まったことが響いて311.01円と大幅続落したことから、今年3月10日に昨年来高値2007円まで買われていた同社株にも目先の利益を確定する売り物が増勢となった。ただこの日の寄り付き直後に売られた1914円からは下げ幅をやや縮小させて引けた。今年1月31日に発表した今2023年3月期第3四半期(2022年4月〜12月期)業績が、増益転換して着地し今3月期通期業績に対して高利益進捗率を示したことを手掛かりに下値にバリュー株買いが交錯した。「コカ・コーラ」デザインのシャワーサンダルをパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>(東証プライム)のドン・キホーテで3月上旬から販売することも、インバウンド関連株人気期待を高めている。
■卸売型ビジネスモデルではブランド品が好調でキャラクター玩具も販売強化
同社の今期3Q業績は、売り上げ847億3700万円(前年同期比5.4%増)、営業利益72億5400万円(同8.9%増)、経常利益74億500万円(同6.5%増)、純利益49億9100万円(同6.4%増)と増益転換し、3月期通期業績に対する利益進捗率は、87%〜89%と目安の75%を上回った。開発型ビジネスモデルは、売り上げが416億5100万円(同1.8%増)と伸びたが、セグメント利益は、急激な円安・ドル高や原材料コストの上昇の影響を受け29億6700万円(同13.5%減)と伸び悩んだ。一方、卸売型ビジネスモデルでは、ブランドバッグやスマートウオッチが好調に推移し、アミューズ関連でのアニメキャラクターを用いた玩具商品の販売を強化したことから売り上げが398億2400万円(同10.5%増)、セグメント利益が44億5700万円(同29.7%増)と2ケタ増収増益となったことが要因となった。
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■卸売型ビジネスモデルではブランド品が好調でキャラクター玩具も販売強化
同社の今期3Q業績は、売り上げ847億3700万円(前年同期比5.4%増)、営業利益72億5400万円(同8.9%増)、経常利益74億500万円(同6.5%増)、純利益49億9100万円(同6.4%増)と増益転換し、3月期通期業績に対する利益進捗率は、87%〜89%と目安の75%を上回った。開発型ビジネスモデルは、売り上げが416億5100万円(同1.8%増)と伸びたが、セグメント利益は、急激な円安・ドル高や原材料コストの上昇の影響を受け29億6700万円(同13.5%減)と伸び悩んだ。一方、卸売型ビジネスモデルでは、ブランドバッグやスマートウオッチが好調に推移し、アミューズ関連でのアニメキャラクターを用いた玩具商品の販売を強化したことから売り上げが398億2400万円(同10.5%増)、セグメント利益が44億5700万円(同29.7%増)と2ケタ増収増益となったことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:57
| 注目銘柄
2023年03月10日
【注目銘柄】うるるは3Q黒字転換業績を手掛かりに来期大幅増益を先買い
うるる<3979>(東証グロース)は、昨2022年1月につけた昨年来高値1838円を視界に捉えている。今月3月に相次ぎ個人投資家向けの会社説明会に参加してIR(投資家広報)を積極化することから、今年2月14日に発表した今2023年3月期第3四半期(2022年4月〜12月期、3Q)業績のEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)と営業利益、経常利益が黒字転換して着地したことを手掛かりに来期2024年3月期の大幅増益業績を期待して買い物が再燃している。テクニカル的にも5日移動平均線が25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロスを示現し、さらにその25日線が、75日移動平均線を上抜くGCを示現して短期、中期とも上昇トレンド転換を示唆しており、買い手掛かり材料となっている。
■「NJSS」の新規契約好調などが寄与してEBITDAは2.9倍
同社の今期3Q業績は、売り上げ35億900万円(前年同期比18.4%増)、EBITDA1億1200万円(同2.90倍)、営業利益4500万円(前年同期は1700万円の赤字)、経常利益5000万円(同1900万円の赤字)、純利益1100万円の赤字(同1億800万円の赤字)と水面上に浮上するV字回復となった。入札情報速報サービス「NJSS」では新規契約の獲得に加えて新機能をリリースしたことなどから契約件数が、5398件と前期末比694件増加して売り上げが前年同期比18.1%増、セグメント利益が20.2%増となり、クラウドワーカ―を活用する電話受付代行サービス「fondesk」も、同じく有料契約数が581件増の3896件となり売り上げが同44.1%増、セグメント利益が9.0倍と伸びたことなどが要因となった。
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■「NJSS」の新規契約好調などが寄与してEBITDAは2.9倍
同社の今期3Q業績は、売り上げ35億900万円(前年同期比18.4%増)、EBITDA1億1200万円(同2.90倍)、営業利益4500万円(前年同期は1700万円の赤字)、経常利益5000万円(同1900万円の赤字)、純利益1100万円の赤字(同1億800万円の赤字)と水面上に浮上するV字回復となった。入札情報速報サービス「NJSS」では新規契約の獲得に加えて新機能をリリースしたことなどから契約件数が、5398件と前期末比694件増加して売り上げが前年同期比18.1%増、セグメント利益が20.2%増となり、クラウドワーカ―を活用する電話受付代行サービス「fondesk」も、同じく有料契約数が581件増の3896件となり売り上げが同44.1%増、セグメント利益が9.0倍と伸びたことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:30
| 注目銘柄
2023年03月08日
【注目銘柄】ランサーズは3Q営業赤字縮小業績と「ChatGPT」連携を見直す
ランサーズ<4484>(東証グロース)は、今年2月20日につけた直近高値346円を意識する動きを強めている。今年2月13日に発表した今2023年3月期第3四半期(2022年4月〜12月期、3Q)の営業利益の赤字が縮小し第4四半期の黒字計上が期待され、さらに2月20日には自然言語生成モデル「ChatGPT」と連携してプラン内容作成をアシストする機能をリ−リースするほか、デジタル人材マッチングサイト「Lancers」のプランの出品を開始すると発表したことを見直し急騰再現期待を強め買い再燃となった。テクニカル的も、25日移動平均線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、サポート材料視されている。
■4Q黒字転換の下地を固め来2024年3月期は恒常的に黒字
同社の今期3Q業績は、売り上げ34億7000万円(前年同期比15・4%増)、営業利益3億400万円の赤字(前年同期は2億3200万円の赤字)、経常利益2億9900万円の赤字(同2億2700万円の赤字)、純利益3億600万円の赤字(同2億9500万円の赤字)と売り上げが続伸したものの、利益は連続赤字で着地した。ただ3Qの3カ月ベースでは、営業利益は5000万円の赤字と前年同期の1億2100万円の赤字や前の四半期の第2四半期の1億円の赤字から改善を示した。「Lancers」を中心とするマーケットプレイス事業の施策が奏功して新規クライアント獲得の課題が解決し、販売管理費の適正化を進めたことなどが寄与した。このため第4四半期(2023年1月〜3月期、4Q)には黒字転換する下地固めが完了した。
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■4Q黒字転換の下地を固め来2024年3月期は恒常的に黒字
同社の今期3Q業績は、売り上げ34億7000万円(前年同期比15・4%増)、営業利益3億400万円の赤字(前年同期は2億3200万円の赤字)、経常利益2億9900万円の赤字(同2億2700万円の赤字)、純利益3億600万円の赤字(同2億9500万円の赤字)と売り上げが続伸したものの、利益は連続赤字で着地した。ただ3Qの3カ月ベースでは、営業利益は5000万円の赤字と前年同期の1億2100万円の赤字や前の四半期の第2四半期の1億円の赤字から改善を示した。「Lancers」を中心とするマーケットプレイス事業の施策が奏功して新規クライアント獲得の課題が解決し、販売管理費の適正化を進めたことなどが寄与した。このため第4四半期(2023年1月〜3月期、4Q)には黒字転換する下地固めが完了した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:33
| 注目銘柄
2023年03月07日
【注目銘柄】ITbookはAI関連株人気の高まりを3Q赤字縮小業績がサポート
■2期ぶりに過去最高を更新か
ITbookホールディングス<1447>(東証グロース)は、今年2月21日につけた直近高値436円を射程圏に捉えている。今年2月20日に発表した建設業界初のAIを活用した技術・製品の技術審査証明取得を手掛かりにAI関連株人気が高まっており、今2023年3月期第3四半期(2022年4月〜12月期、3Q)業績の赤字が縮小して着地し、なおかつ3月期通期純利益が黒字転換して2期ぶりに過去最高を更新すると見込まれていることも見直され、フォローの材料となっている。
■業界初の画像処理AIで地盤改良施工後の採取コアの品質を判定
同社が建設技術審査証明協議会から技術審査証明を取得したのは、ボーリング「コア(試験片)」判定アプリケーション「MARCRAY」で、地盤改良施工後に採取したコアを画像処理AIにより品質を判定するもので、建設業界初のAI活用となり、建設現場のさまざまな課題を解決する建設DXとして推進されている。このDXでは、続く今年3月1日にもため池破堤予防防災DXも発表しており、異常気象下、全国で年間1000カ所以上、被害額が100億円超ともなるため池決壊の予防防災をサポートする。農林水産庁では、応急措置が必要なため池は、全国に1540カ所に及ぶとしており、ビジネスチャンスにもなる。
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ITbookホールディングス<1447>(東証グロース)は、今年2月21日につけた直近高値436円を射程圏に捉えている。今年2月20日に発表した建設業界初のAIを活用した技術・製品の技術審査証明取得を手掛かりにAI関連株人気が高まっており、今2023年3月期第3四半期(2022年4月〜12月期、3Q)業績の赤字が縮小して着地し、なおかつ3月期通期純利益が黒字転換して2期ぶりに過去最高を更新すると見込まれていることも見直され、フォローの材料となっている。
■業界初の画像処理AIで地盤改良施工後の採取コアの品質を判定
同社が建設技術審査証明協議会から技術審査証明を取得したのは、ボーリング「コア(試験片)」判定アプリケーション「MARCRAY」で、地盤改良施工後に採取したコアを画像処理AIにより品質を判定するもので、建設業界初のAI活用となり、建設現場のさまざまな課題を解決する建設DXとして推進されている。このDXでは、続く今年3月1日にもため池破堤予防防災DXも発表しており、異常気象下、全国で年間1000カ所以上、被害額が100億円超ともなるため池決壊の予防防災をサポートする。農林水産庁では、応急措置が必要なため池は、全国に1540カ所に及ぶとしており、ビジネスチャンスにもなる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:44
| 注目銘柄
2023年03月03日
【注目銘柄】イオレは相次ぐ事業譲受でペット総合メディア化を先取り急騰再現期待高める
イオレ<2334>(東証グロース)は、前日2日の取引時間中に下ヒゲを伸ばし75日移動平均線で下値を確認し、大引けでは37円高の1277円と急反発した。同社株は、今年2月28日にポケットカルチャー社(東京都中央区)から旅行事業を8400万円で事業譲受すると発表しており、1日遅れで今年1月に事業譲受したペット旅行事業と合わせてペット総合メディア化に拍車が掛かるとして今年1月の株価急騰の再現期待を強め下値買いが再燃した。今年2月14日に発表した今2023年3月期第3四半期(2022年4月〜12月期、3Q)の売り上げが過去最高となり、3月期通期売り上げを上方修正したことも見直されている。
■「休日いぬ部」と日帰りツアー中心の旅行事業がシナジー効果
同社は、昨年11月に会員数700万人を誇る「らくらく連絡網」や2000万人のデータベースを活用する広告配信サービス「pinpoint」などをベースに「ペットの総合情報サービス」事業への参入を発表し、今年1月にはオモイデノ社(大阪市西区)からペットの宿泊可能な約1万2000施設の情報と月間30万人が訪問するペット専門メディア「休日いぬ部」を9000万円で事業譲受した。今回のポケットカルチャー社からの事業譲受は、譲り受けた日帰りツアーを中心の旅行事業と「休日いぬ部」とのシナジー効果によりペット総合メディア化を目指すことを目的としている。このほか同社は、昨年11月にデジタル エンターテインメント アセット社(DEA、シンガポール)と代理店契約を締結し新事業としてオンラインゲーム事業も開始している。
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■「休日いぬ部」と日帰りツアー中心の旅行事業がシナジー効果
同社は、昨年11月に会員数700万人を誇る「らくらく連絡網」や2000万人のデータベースを活用する広告配信サービス「pinpoint」などをベースに「ペットの総合情報サービス」事業への参入を発表し、今年1月にはオモイデノ社(大阪市西区)からペットの宿泊可能な約1万2000施設の情報と月間30万人が訪問するペット専門メディア「休日いぬ部」を9000万円で事業譲受した。今回のポケットカルチャー社からの事業譲受は、譲り受けた日帰りツアーを中心の旅行事業と「休日いぬ部」とのシナジー効果によりペット総合メディア化を目指すことを目的としている。このほか同社は、昨年11月にデジタル エンターテインメント アセット社(DEA、シンガポール)と代理店契約を締結し新事業としてオンラインゲーム事業も開始している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20
| 注目銘柄
2023年03月02日
【注目銘柄】クオールホールディングスは3Q経常増益業績を手掛かりに下値に内需割安株買い続く
■昨年来高値奪回に弾み
クオールホールディングス<3034>(東証プライム)は、ドラッグストア株が既存店の月次売上高が伸び悩んだとして軒並み安となっており、同社株にも連想売りが波及している。ただ同社の調剤薬局の処方箋応需枚数は、直近の今年1月も前年同月比プラスが続いており、今年2月3日に発表した今2023年3月期第3四半期(2022年4月〜12月期、3Q)の経常利益、純利益が、それまでの四半期決算と異なり増益をキープして着地したことを手掛かりに内需割安株買い続いており、下ヒゲを伸ばして確認した25日移動平均線で下値抵抗力も発揮している。テクニカル的にも、25日移動平均線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、さらに株式需給的に信用売り残が買い残を上回る売り長となっており、どちらも今後の株高側面支援材料視されている。
■処方箋応需枚数は続伸し昨年12月発売の抗原検査キットも寄与
同社の今3月期3Q業績は、売り上げ1261億100万円(前年同期比1.2%増)、営業利益68億4100万円(同1.2%減)、経常利益70億9400万円(同0.3%増)、純利益41億5800万円(同0.1%増)と増減マチマチで着地したが、経常利益、純利益は第1四半期、第2四半期の微減益が増益とプラス転換した。調剤薬局事業の売り上げは、処方箋応需枚数が、1107万4000枚(同3.2%増)と続伸してプラスとなったが、セグメント利益は、薬価改定や調剤報酬改定で処方単価が、前年同期を下回り伸び悩んだ。ただ医療関連事業で昨年12月にグループ子会社が製造販売承認を取得した新型コロナウイルス感染症の抗原検査キット「デカルナ スティック」の販売を開始したことや全国のグループ薬局で電子処方箋の対応を進める薬局DXを加速させることなどから経常利益、純利益は増益を維持した。この3Qまでの3カ月単位の純利益は、第1四半期の10億100万円が第2四半期に13億6500万円、3Qは17億9200万円と回復を示している。
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クオールホールディングス<3034>(東証プライム)は、ドラッグストア株が既存店の月次売上高が伸び悩んだとして軒並み安となっており、同社株にも連想売りが波及している。ただ同社の調剤薬局の処方箋応需枚数は、直近の今年1月も前年同月比プラスが続いており、今年2月3日に発表した今2023年3月期第3四半期(2022年4月〜12月期、3Q)の経常利益、純利益が、それまでの四半期決算と異なり増益をキープして着地したことを手掛かりに内需割安株買い続いており、下ヒゲを伸ばして確認した25日移動平均線で下値抵抗力も発揮している。テクニカル的にも、25日移動平均線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、さらに株式需給的に信用売り残が買い残を上回る売り長となっており、どちらも今後の株高側面支援材料視されている。
■処方箋応需枚数は続伸し昨年12月発売の抗原検査キットも寄与
同社の今3月期3Q業績は、売り上げ1261億100万円(前年同期比1.2%増)、営業利益68億4100万円(同1.2%減)、経常利益70億9400万円(同0.3%増)、純利益41億5800万円(同0.1%増)と増減マチマチで着地したが、経常利益、純利益は第1四半期、第2四半期の微減益が増益とプラス転換した。調剤薬局事業の売り上げは、処方箋応需枚数が、1107万4000枚(同3.2%増)と続伸してプラスとなったが、セグメント利益は、薬価改定や調剤報酬改定で処方単価が、前年同期を下回り伸び悩んだ。ただ医療関連事業で昨年12月にグループ子会社が製造販売承認を取得した新型コロナウイルス感染症の抗原検査キット「デカルナ スティック」の販売を開始したことや全国のグループ薬局で電子処方箋の対応を進める薬局DXを加速させることなどから経常利益、純利益は増益を維持した。この3Qまでの3カ月単位の純利益は、第1四半期の10億100万円が第2四半期に13億6500万円、3Qは17億9200万円と回復を示している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:40
| 注目銘柄
2023年03月01日
【注目銘柄】トレードワークスは今期続伸予想業績をテコに中期計画を買い直し下げ過ぎ修正買いが再燃
■AI実績などを手掛かりに上放れ期待高める
トレードワークス<3997>(東証スタンダード)は、直近安値948円に並ぶ安値水準から出直る動きをみせている。今2023年12月期業績が、続伸予想にあることを見直し、積極的な中期経営計画の達成に弾みがつくとして売られ過ぎ修正買いが再燃した。テクニカル的にも、1000円大台出没の三角保ち合いに煮詰まり感を強めており、法律相談向けのチャットボットを開発したAI(人工知能)実績などを手掛かりに上放れ期待を高めている。
■中期計画では売り上げは今期予想比71%増、営業利益は2.3倍と高成長
同社の今12月期業績は、売り上げ35億円(前期比7.0%増)、営業利益3億4000万円(同3.8%増)、経常利益3億4000万円(同3.8%増)、純利益2億2000万円(同9.8%増)と続伸が見込まれている。強みと高実績を誇る金融業界・証券業界向けのオンライン取引システムで、既存顧客との取引拡大や新規顧客の開拓が続いており、前期に提供を開始した暗号資産取引システムや米国株ネット取引システムのソフトウエア開発、FXシステムのシェア拡大が引き続き寄与し、昨年3月のあじょ(大阪市中央区)の子会社化で、グループのエンジニア数が前々期末の90人から前期末に124人と拡大したことなども業績を押し上げる。配当は、前期と同様の年間15円の安定継続を予定している。
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トレードワークス<3997>(東証スタンダード)は、直近安値948円に並ぶ安値水準から出直る動きをみせている。今2023年12月期業績が、続伸予想にあることを見直し、積極的な中期経営計画の達成に弾みがつくとして売られ過ぎ修正買いが再燃した。テクニカル的にも、1000円大台出没の三角保ち合いに煮詰まり感を強めており、法律相談向けのチャットボットを開発したAI(人工知能)実績などを手掛かりに上放れ期待を高めている。
■中期計画では売り上げは今期予想比71%増、営業利益は2.3倍と高成長
同社の今12月期業績は、売り上げ35億円(前期比7.0%増)、営業利益3億4000万円(同3.8%増)、経常利益3億4000万円(同3.8%増)、純利益2億2000万円(同9.8%増)と続伸が見込まれている。強みと高実績を誇る金融業界・証券業界向けのオンライン取引システムで、既存顧客との取引拡大や新規顧客の開拓が続いており、前期に提供を開始した暗号資産取引システムや米国株ネット取引システムのソフトウエア開発、FXシステムのシェア拡大が引き続き寄与し、昨年3月のあじょ(大阪市中央区)の子会社化で、グループのエンジニア数が前々期末の90人から前期末に124人と拡大したことなども業績を押し上げる。配当は、前期と同様の年間15円の安定継続を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:50
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2023年02月17日
【注目銘柄】小野建は3Q業績減益転換も前向きに評価し増配配当の権利取り再燃
小野建<7414>(東証プライム)は、前日16日に6円高の1486円と反発して引け、25日移動平均線水準での三角保ち合いに煮詰まり感を強めた。同社の今年2月10日に開示した今2023年3月期第3四半期(2022年4月〜12月期、3Q)業績が、減益転換して着地したが、昨年11月に上方修正された今期通期予想業績に対して順調な利益進捗率を示したことで前向きに評価して割安株買いが再燃し、同じく増配された今期配当を見直し権利取りの買い物も交錯した。同社の年間配当利回りが、東証プライム市場の高配当利回りランキングの第35位と上位にランクされていることも側面支援している。
■前向き投資負担で減益転換も3Q利益進捗率は目安の75%を上回る
同社の今期3Q業績は、売り上げ1923億9200万円(前年同期比18.3%増)、営業利益73億4800万円(同26.7%減)、経常利益74億7000万円(同26.7%減)、純利益49億1100万円(同28.3%減)と増収減益となった。売り上げは、鉄鋼商品販売業で販売数量はほぼ前年同期並みとなり、鉄鋼商品市況の上昇とともに販売価格も上昇し、建材商品販売業でも土木商品が増加し、工事請負業でも大型案件中心に工事が順調に進行して続伸した。損益面では、鉄鋼商品市況高止まりで仕入れ単価上昇により利益率が低下したほか、燃料費高騰による運賃上昇、人員増加による人件費負担増、さらに販売エリア・販売シェア拡大に向けた新営業拠点の新・増設、自社加工増強に向けた加工機導入などの積極的な設備投資による減価償却費増などが重なり減益となった。
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■前向き投資負担で減益転換も3Q利益進捗率は目安の75%を上回る
同社の今期3Q業績は、売り上げ1923億9200万円(前年同期比18.3%増)、営業利益73億4800万円(同26.7%減)、経常利益74億7000万円(同26.7%減)、純利益49億1100万円(同28.3%減)と増収減益となった。売り上げは、鉄鋼商品販売業で販売数量はほぼ前年同期並みとなり、鉄鋼商品市況の上昇とともに販売価格も上昇し、建材商品販売業でも土木商品が増加し、工事請負業でも大型案件中心に工事が順調に進行して続伸した。損益面では、鉄鋼商品市況高止まりで仕入れ単価上昇により利益率が低下したほか、燃料費高騰による運賃上昇、人員増加による人件費負担増、さらに販売エリア・販売シェア拡大に向けた新営業拠点の新・増設、自社加工増強に向けた加工機導入などの積極的な設備投資による減価償却費増などが重なり減益となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:44
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2023年02月16日
【注目銘柄】マイクロアドは1Q大幅増益・高利益進捗率業績がサポートして躍進
■直近の1月高値1742円を更新
マイクロアド<9553>(東証グロース)は、前日15日に寄り付きから買い気配値を切り上げ、大引けで比例配分により300円高の1769円とストップ高し、4営業日ぶりに急反発して直近の1月高値1742円も更新した。東証グロース市場の値上がり率ランキングでも、第7位に躍進する高人気となった。
同社が前々日14日に発表した今2023年9月期第1四半期(2022年10月〜12月期、1Q)業績が、大幅増益で着地し、連続して過去最高を更新すると見込まれている今9月期通期業績に対して高利益進捗率を示したことから、前期業績と同様の業績上方修正を期待して催促する買い物が集中した。また今年1月26日にはインバウンド関連のプラットフォームサービス会社・WAmazing(東京都台東区)との業務提携も発表しており、観光シーズン入りを前に業績を押し上げる側面支援材料視されている。
■粗利率が40%と高いデータプロダクトの売り上げが前年同期比36%増
同社の今期1Q業績は、売り上げ33億5300万円(前年同期比10.6%増)、営業利益3億3300万円(同60.7%増)、経常利益3億1300万円(同68.9%増)、純利益2億1100万円(同68.9%増)と高成長し、9月期通期予想業績に対する利益進捗率は、34%〜43%と目安の25%を大きく上回った。同社は、データプラットフォーム「UNIVERS」と屋外広告、交通広告のデジタルサイネージサービスなどで企業のマーケティング活動の支援や顧客属性の分析レーポートの作成などを展開しているが、1Qは、粗利率が約40%と収益性の高いデータプロダクトの売り上げが、15億5200万円(同36.7%増)と伸び、売り上げ増加に対する追加のコスト発生が限定的だったことが業績高成長要因となった。
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マイクロアド<9553>(東証グロース)は、前日15日に寄り付きから買い気配値を切り上げ、大引けで比例配分により300円高の1769円とストップ高し、4営業日ぶりに急反発して直近の1月高値1742円も更新した。東証グロース市場の値上がり率ランキングでも、第7位に躍進する高人気となった。
同社が前々日14日に発表した今2023年9月期第1四半期(2022年10月〜12月期、1Q)業績が、大幅増益で着地し、連続して過去最高を更新すると見込まれている今9月期通期業績に対して高利益進捗率を示したことから、前期業績と同様の業績上方修正を期待して催促する買い物が集中した。また今年1月26日にはインバウンド関連のプラットフォームサービス会社・WAmazing(東京都台東区)との業務提携も発表しており、観光シーズン入りを前に業績を押し上げる側面支援材料視されている。
■粗利率が40%と高いデータプロダクトの売り上げが前年同期比36%増
同社の今期1Q業績は、売り上げ33億5300万円(前年同期比10.6%増)、営業利益3億3300万円(同60.7%増)、経常利益3億1300万円(同68.9%増)、純利益2億1100万円(同68.9%増)と高成長し、9月期通期予想業績に対する利益進捗率は、34%〜43%と目安の25%を大きく上回った。同社は、データプラットフォーム「UNIVERS」と屋外広告、交通広告のデジタルサイネージサービスなどで企業のマーケティング活動の支援や顧客属性の分析レーポートの作成などを展開しているが、1Qは、粗利率が約40%と収益性の高いデータプロダクトの売り上げが、15億5200万円(同36.7%増)と伸び、売り上げ増加に対する追加のコスト発生が限定的だったことが業績高成長要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:23
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2023年01月13日
【注目銘柄】グローバルSは商い出来ずもリオープン関連株人気が支援して下値に株式分割の権利取り
グローバルスタイル<7126>(東証スタンダード)は、前日12日に商い出来ずとなった。ただ下値支持線となっている25日移動平均線に掛けて買い物を入っており、リオープン(経済再開)関連株人気の後押しを期待して今年1月31日を基準日に実施する株式分割の権利取りが手掛かりとなっている。昨年12月13日に株式分割と同時に発表した今2023年7月期第1四半期(2022年8月〜10月期、1Q)業績は、連続赤字で着地したが、赤字幅が縮小し、積極的な出店政策効果で昨年10月の受注額が、単月で過去最高となったことも合わせて見直されている。
■積極的な新規出店策が続いて昨年10月の受注高は月間過去最高
株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げることにより同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的に実施するもので、1株を2株に分割する。また同社は、前期に未定としていた期末配当を期中に普通配当22円に2021年8月の新規株式公開(IPO)の記念配当20円を上乗せして42円(前々期実績19円)に大幅増配しており、これに続く株主還元策となる。今期配当は、まだ未定としているが、期末に向けて配当動向が要注目となる。
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■積極的な新規出店策が続いて昨年10月の受注高は月間過去最高
株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げることにより同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的に実施するもので、1株を2株に分割する。また同社は、前期に未定としていた期末配当を期中に普通配当22円に2021年8月の新規株式公開(IPO)の記念配当20円を上乗せして42円(前々期実績19円)に大幅増配しており、これに続く株主還元策となる。今期配当は、まだ未定としているが、期末に向けて配当動向が要注目となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:23
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2023年01月12日
【注目銘柄】片倉コープは業績上方修正・増配見直しに高機能バイオ炭関連株人気がオンして3連騰
片倉コープアグリ<4031>(東証スタンダード)は、前日11日に7円高の1594円と小幅ながら3営業日続伸して引け、昨年11月30日につけた昨年来高値1659円を視界に捉えた。同社株は、昨年11月14日に今2023年3月期の業績上方修正と期末配当の大幅増配を発表しており、これを手掛かりに割安修正買いが増勢となった。さらに昨年12月19日には、同社が共同開発する高機能バイオ炭が、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー産業技術総合開発機構)の「グリーンイノベーション基金事業」に採択されたことも、追撃材料視されている。
■肥料価格の値上げと値上げ前の駆け込み需要拡大が業績押し上げ
同社の今2023年3月期業績は、売り上げが期初予想より64億円、営業利益が11億円、経常利益が12億円、純利益が7億円それぞれ引き上げられ、売り上げ529億円(前期比35.8%増)、営業利益25億円(同2.22倍)、経常利益26億円(同2.15倍)、純利益16億円(同56.5%増)と見込み、V字回復を鮮明化させる。原材料価格の上昇を価格転嫁するため昨年6月と11月に肥料価格を値上げしており、この価格効果と値上げ前に駆け込み需要が拡大した数量効果が業績を大きく押し上げた。業績の上方修正とともに配当性向50%を目標とする配当政策に基づき、今期配当を期初予想の50円から89円(前期実績57円)へ大幅に引き上げ、期初の減配予想が連続増配に変わる。
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■肥料価格の値上げと値上げ前の駆け込み需要拡大が業績押し上げ
同社の今2023年3月期業績は、売り上げが期初予想より64億円、営業利益が11億円、経常利益が12億円、純利益が7億円それぞれ引き上げられ、売り上げ529億円(前期比35.8%増)、営業利益25億円(同2.22倍)、経常利益26億円(同2.15倍)、純利益16億円(同56.5%増)と見込み、V字回復を鮮明化させる。原材料価格の上昇を価格転嫁するため昨年6月と11月に肥料価格を値上げしており、この価格効果と値上げ前に駆け込み需要が拡大した数量効果が業績を大きく押し上げた。業績の上方修正とともに配当性向50%を目標とする配当政策に基づき、今期配当を期初予想の50円から89円(前期実績57円)へ大幅に引き上げ、期初の減配予想が連続増配に変わる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:30
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2023年01月11日
【注目銘柄】コーセルは業績再上方修正など株高3点セットを見直し割安株買いが再燃し反発
コーセル<6905>(東証プライム)は、前日10日に12円高の1000円と3営業日ぶりに反発して引け、昨年12月28日につけた昨年来高値1042円を意識する動きを強めた。昨年12月19日に発表した今2023年5月期業績の再上方修正や増配、さらに自己株式取得の株高3点セットを見直し、割安株買いが再燃した。テクニカル的にも25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜きゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆し、株式需給的にも薄めながら売り長となっていることも、フォローの材料視されている。
■半導体製造装置向けなどにスイッチング電源の需要が堅調で円安も寄与
同社の今5月期業績は、第2四半期(2022年6月〜11月期、2Q)累計業績が、12月9日に上方修正されたあと、その2Q累計決算の発表時に今度は5月期通期業績が上方修正された。5月期通期業績は、期初予想より売り上げを15億1000万円、営業利益を7億8000万円、経常利益を10億4000万円、純利益を7億5500万円それぞれ引き上げ、売り上げ337億3000万円(前期比20.1%増)、営業利益40億3000万円(同45.5%増)、経常利益43億4000万円(同45.5%増)、純利益30億7000万円(同62.0%増)と見込み、V字回復を鮮明化させる。スイッチング電源の需要が、半導体製造装置向けを中心にFA機器、通信機器向けなどに堅調に推移し、前期の業績を押し下げていた半導体などの部品不足も安定調達を進め、為替相場も前期より大きく円安・ドル高のなったことなどが要因となっている。
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■半導体製造装置向けなどにスイッチング電源の需要が堅調で円安も寄与
同社の今5月期業績は、第2四半期(2022年6月〜11月期、2Q)累計業績が、12月9日に上方修正されたあと、その2Q累計決算の発表時に今度は5月期通期業績が上方修正された。5月期通期業績は、期初予想より売り上げを15億1000万円、営業利益を7億8000万円、経常利益を10億4000万円、純利益を7億5500万円それぞれ引き上げ、売り上げ337億3000万円(前期比20.1%増)、営業利益40億3000万円(同45.5%増)、経常利益43億4000万円(同45.5%増)、純利益30億7000万円(同62.0%増)と見込み、V字回復を鮮明化させる。スイッチング電源の需要が、半導体製造装置向けを中心にFA機器、通信機器向けなどに堅調に推移し、前期の業績を押し下げていた半導体などの部品不足も安定調達を進め、為替相場も前期より大きく円安・ドル高のなったことなどが要因となっている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20
| 注目銘柄
2023年01月06日
【注目銘柄】トーホーは続落も突っ込み買い一考余地、業績再々上方修正を手掛かりにウイズ・コロナ株人気再燃を期待
トーホー<8142>(東証プライム)は、前日5日に32円安の1652円と3営業日続落して引け、取引時間中には昨年12月23日につけた直近安値1641円にほぼ顔合わせした。同社株は、昨年12月12日に今2023年1月期第3四半期(2021年2月期〜10月期、3Q)決算の開示とともに1月期通期業績の3回目の上方修正を発表し、材料出尽くし感から利益確定売りが優勢となっている。ただ3年ぶりの行動制限のない年末年始、正月休みを迎え各地の観光地や飲食店で客足が戻ってきており、業務用食品卸の最大手としてウイズ・コロナ関連株の一角として再人気化も見込まれ突っ込み買いも一考余地がありそうだ。食品スーパー子会社を売却することに伴い、株主優待制度を見直し期末に向け新たな株主還元策を催促する動きも想定範囲内となる。
■ホテル、飲食店の客足が戻って業務用食品卸売業が好調推移
同社の今1月期業績は、昨年6月、9月、12月と合計3回上方修正されてV字回復し、このうち昨年6月には業績再上方修正とともに今期配当を期初予想の年間5円(前期実績5円)から20円に増配した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大で落ち込んでいたホテル、商業施設、外食産業向けの需要が、昨年3月のまん防止等重点措置の解除や同10月の全国旅行支援キャンペーンなどにより大きく回復したことが要因となっている。今1月期業績は、売り上げ2120億円(前期比12.4%増)、営業利益29億円(前期は4億4600万円の赤字)、経常利益31億円(同1億7800万円の黒字)、純利益14億円(同3億3500万円の黒字)とV字回復を見込み、売り上げは3回の上方修正を経て期初予想より120億円、営業利益は24億円、経常利益は24億5000万円、純利益は13億円それぞれ上ぶれる。
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■ホテル、飲食店の客足が戻って業務用食品卸売業が好調推移
同社の今1月期業績は、昨年6月、9月、12月と合計3回上方修正されてV字回復し、このうち昨年6月には業績再上方修正とともに今期配当を期初予想の年間5円(前期実績5円)から20円に増配した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大で落ち込んでいたホテル、商業施設、外食産業向けの需要が、昨年3月のまん防止等重点措置の解除や同10月の全国旅行支援キャンペーンなどにより大きく回復したことが要因となっている。今1月期業績は、売り上げ2120億円(前期比12.4%増)、営業利益29億円(前期は4億4600万円の赤字)、経常利益31億円(同1億7800万円の黒字)、純利益14億円(同3億3500万円の黒字)とV字回復を見込み、売り上げは3回の上方修正を経て期初予想より120億円、営業利益は24億円、経常利益は24億5000万円、純利益は13億円それぞれ上ぶれる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:54
| 注目銘柄
2023年01月05日
【注目銘柄】VTHDは大納会比変わらずも株主優待一部変更を織り込み下げ過ぎ修正期待の打診買いが交錯
VTホールディングス<7593>(東証プライム)は、前日大発会の4日に前年大納会の終値と変わらずの472円で引けた。ただ下ヒゲでつけた取引時間中の安値464円からは小戻しており押し目買いも交錯した。同社株は、昨年12月26日に株主優待制度の一部変更と今2023年3月期の期末配当の増配を発表し、株価は窓を開けて売られたが、優待制度変更では100株以上保有の株主には現行の購入割引券贈呈などを継続し、増配により年間配当利回りが、4.97%に高まることを見直し、下げ過ぎ修正が打診された。
■一律優待制度は継続し期末配当は特別配当を上乗せし連続増配
同社の株主優待制度は、100株以上保有の株主を対象とする一律優待と1000株以上を保有する株主を対象とする優待制度の二本立てとなっていた。一律優待は、新車・中古車購入時の割引券3万円などを贈呈し、1000株以上の株主には保有株式数に応じてカタログギフト5000円相当などを贈呈する。変更して廃止とするのは、このうち1000株以上の優待制度で、一律優待制度は継続する。今期配当は、期末に特別配当0.5円を増配し、年間23.5円(前期実績22円)と連続増配幅を拡大させる。なお株主優待制度は、すでに昨年8月に基準日を3月31日から9月30日に変更しており、今回の優待制度変更の影響を受けない。
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■一律優待制度は継続し期末配当は特別配当を上乗せし連続増配
同社の株主優待制度は、100株以上保有の株主を対象とする一律優待と1000株以上を保有する株主を対象とする優待制度の二本立てとなっていた。一律優待は、新車・中古車購入時の割引券3万円などを贈呈し、1000株以上の株主には保有株式数に応じてカタログギフト5000円相当などを贈呈する。変更して廃止とするのは、このうち1000株以上の優待制度で、一律優待制度は継続する。今期配当は、期末に特別配当0.5円を増配し、年間23.5円(前期実績22円)と連続増配幅を拡大させる。なお株主優待制度は、すでに昨年8月に基準日を3月31日から9月30日に変更しており、今回の優待制度変更の影響を受けない。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05
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