[注目銘柄]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (11/08)【狙い場・買い場】サニックスは2Q決算発表を先取り期日向かいで逆張り妙味
記事一覧 (11/07)【じっくり投資コーナー】内田洋行の今期営業利益65%増益、教育関連で利回りでも3.4%と魅力
記事一覧 (11/06)【狙い場・買い場】日本マニュファクチャリングサービスは大幅増益へ、分割後1株益ではPER8倍
記事一覧 (11/06)【狙い場・買い場】佐鳥電機は高値目前も高配当利回り買いから入ってなお上値余地
記事一覧 (11/05)【狙い場・買い場】天馬は1Q高利益進捗率業績をテコに2Q業績に期待を強め高値奪回は通過点
記事一覧 (11/01)【狙い場・買い場】日立化成は業績再上方修正を見直し日立系の出遅れ株として上値評価余地
記事一覧 (11/01)【じっくり投資コーナー】オリエンタルランドは増額修正の好業績見直す、開業30周年イベント好調
記事一覧 (10/31)【狙い場・買い場】三信電気は3月通期業績を先回り買いし大幅に割安修正余地
記事一覧 (10/30)【狙い場・買い場】共立印刷はファイナンス安一巡し電子書籍関連思惑も底流し超割安修正に好望
記事一覧 (10/30)【狙い場・買い場】京写は1株利益を36.9円に増額、PERはわずか4倍台で割安
記事一覧 (10/30)【じっくり投資コーナー】ツヴァイはレンジ下限に到達、好業績で好利回り
記事一覧 (10/28)【狙い場・買い場】クオールは2Q決算発表を先取りボックス上値抜けから窓埋めへ弾み
記事一覧 (10/28)【じっくり投資コーナー】アイネットは期待のデータセンター完成で見直し、株価好位置でモミ合う
記事一覧 (10/28)【狙い場・買い場】スターティアは本格出直りの好チャートと増額で昨年秋高値に挑戦
記事一覧 (10/25)【狙い場・買い場】パナソニック デバイスSUNXは2Q決算への反応は限定的も中国関連株人気再燃で割安修正余地
記事一覧 (10/25)【狙い場・買い場】東洋建設の300円台は中期で好仕込み場、1〜3月に活躍の習性
記事一覧 (10/24)【狙い場・買い場】大建工は1Q好決算、10期ぶりの通期純益最高肉薄を見直しに値ごろ割安株買い再燃も
記事一覧 (10/24)【じっくり投資コーナー】三陽商会は『冬』関連、気象庁が今冬は『寒い』
記事一覧 (10/23)【狙い場・買い場】ファースト住建は期末の2つの相場イベントに積極対処して値幅効果も期待
記事一覧 (10/23)【狙い場・買い場】テラの戻り高値更新後の一服は好狙い場、ガン治療の本命的存在で先行き1万円相場も
2013年11月08日

【狙い場・買い場】サニックスは2Q決算発表を先取り期日向かいで逆張り妙味

狙い場・買い場 サニックス<4651>(東1)は、7月につけた年初来高値1727円から右肩下がりで4割超も調整し、安値圏推移を続けているが、需給的には高値期日の正念場の4カ月に差し掛かっており、定石通りに期日向かいに一考余地があり、リバウンド狙いの逆張り妙味がありそうだ。11月13日に予定している今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表が、産業用太陽光発電システムの好展開を再アピール、割安放置を再認識するとみられるためで、先取り余地がある。全般相場が波乱ム−ドを強めるなか、材料株相場のリバイバルで急騰思惑も再燃しよう。

 同社の株価は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度がスタートした昨年7月の300円台から今年7月の1727円まで5.2倍化、とくに前3月期業績を上方修正した今年2月からは上昇ピッチに拍車が掛かった。この間、同社の信用取組は、売り残・買い残とも急増して拮抗、買い残は、5月に約457万株、7月高値時も307万株まで積み上がった。その買い残は、調整場面で約190万株まで減少、ここやや拡大しているが、約242万株にとどまっており、高値期日の4カ月を迎え買い残整理が進捗、上値の重さが軽減されたことを示唆している。

 株価そのものは、PER10倍台と割安である。前期第4四半期から施工が本格化した産業用発電システムが高成長し、今3月期業績が、売り上げ715億円(前期比64%増)、経常利益79億1000万円(同4.4倍)、純利益51億円(同3.2倍)と大幅続伸、純利益が、12期ぶりの過去最高更新を予想されているためだ。産業用発電システムの売り上げは、前々期実績の14億900万円から前期に96億1500万円に急拡大、今期はさらに397億6400万円へ4.1倍増を見込んでいる。2Q累計の同システムの売り上げも184億8100万円を計画、2Q決算発表でこの好展開・好業績を再確認することになる。

 株価は、8月の今期第1四半期の好決算発表でいったん約300円高、1519円高値をつけており、この再現思惑を強めて2Q累計決算発表で本格出直りにつながる展開も想定される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:01 | 注目銘柄
2013年11月07日

【じっくり投資コーナー】内田洋行の今期営業利益65%増益、教育関連で利回りでも3.4%と魅力

じっくり投資コーナー
 オフィス家具商社大手で、学校教材・システム首位の内田洋行<8057>(東1)は、11月6日(水)前日と変わらずの286円。教育関連でテーマ性があり、今期大幅増益見込みでチャート妙味が増すほか、配当利回りなど見直し余地が広がり、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。

  足元の業績、政府が掲げる教育分野のICT(情報通信技術)強化戦略を追い風に、公共関連事業分野では、引き続きICT分野での伸長を図るほか、補正予算案件での確実な受注獲得に努めるなど、収益を確保する。情報関連事業分野では、不採算案件の終息に伴う利益率向上、またオフィス関連事業分野でも原価低減、コスト削減の効果を見込み、今7月期売上高は1350億円(前年同期比5.3%増)、営業利益は15億円(同65.6%増)、経常利益は17億円(同38.2%増)を予想。投資有価証券売却益がなくなり純利益は7億円(同28.8%減)を見込む。年間配当は10円を予定している。

 株価は、3月12日に年初来の高値326円、5月22日高値324円と買い直された後、6月7日安値239円、8月1日安値250円と下値を確認し、10月7日高値293円と上昇。その後、小幅もみ合いで日柄調整を続けているが、PBR0.49倍と割り負け、配当利回り3.4%と利回り妙味もソコソコあり見直し余地はある。日足では25日移動平均線がサポートしており、底堅い動きとなっており、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:58 | 注目銘柄
2013年11月06日

【狙い場・買い場】日本マニュファクチャリングサービスは大幅増益へ、分割後1株益ではPER8倍

狙い場・買い場 日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS・売買単位1株)は4万円を挟んだモミ合いが続いている。年初来高値は5月15日の8万5000円で日柄及び値幅とも調整は十分である。

 製造派遣・請負の大手で、日本のメーカーは地産地消に立脚した東南アジアでの生産拠点構築を進めていることから派遣サービスは拡大している。

 今3月期は前期比15.8%増収、営業利益2.1倍の見通し。11月中旬に9月中間決算を発表の予定である。

 来年1月1日付けで株式100分割を実施、売買単位を100株とする。分割後の投資指標では1株利益48.9円、配当年3円の見通し。

 現在の株価4万円ていどを単純に100分割後の株価に置き直してみると400円ていどである。分割後の1株利益48.9円に対しPERはわずか8.1倍ていどと割安が目立つ。仕込み場とみてよいだろう。(甘栗)

>>日本マニュファクチャリングサービスのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:44 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】佐鳥電機は高値目前も高配当利回り買いから入ってなお上値余地

狙い場・買い場 佐鳥電機<7420>(東1)は、10月10日に発表した今5月期第1四半期(1Q)業績が、V字回復して着地し期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対して高利益進捗率を示したことを評価して上ぶれ、年初来高値597円に顔合わせして高値調整を続けているが、11月26日に迫っている今期2Qの中間配当の権利付き最終日を前に、高配当利回り買いを優先して、値幅効果も期待できそうだ。有機EL照明パネル、防災システム製品、鉄道関連システムなど取扱商材を拡大していることも、時流性人気を高めよう。

 同社の業績は、前5月期に欧州経済不安、中国など新興国経済の減速などの悪環境下、PC市場を中心とする海外事業の遅れや、半導体メーカーなどの製造業の設備投資抑制などによる電子機器、電子部品の売り上げ減少で下方修正され、対応して希望退職者募集などの事業構造改革を実施、構造改革費用8億6700万円を計上したことから、純利益は、18億6300万円の赤字(前々期は3億5500万円の黒字)と落ち込んだ。これに対して今期業績は、売り上げ1330億円(前期比2%増)、経常利益13億5000万円(同83%増)と続伸、純利益は、構造改革費用一巡で11億円の黒字転換を見込んでいる。

 この今期第1ステップの1Q業績は、前年同期比2%減、2.9倍経常増益とV字回復、純利益も3億6700万円(前年同期は700万円の赤字)と急浮上した。国内ではデジタルカメラ用マイコンや専用IC、PC用バッテリーなどが減少したが、海外事業では超薄型ノートPC用電子部品が増加、構造改革効果も上乗せとなったことが要因で、1Q利益は、期初予想の2Q累計業績に対して83〜81%の利益進捗率と目安の50%を上回り、業績上ぶれ期待を高めた。

 一方、配当は、業績を下方修正、役員報酬を減額、希望退職者を募集した前期も年間20円を続けた。今期配当は、今期純利益が黒字転換、配当性向を30%以上とする配当政策から20円継続に問題はない。

 株価は、5月期末の配当権利取りで年初来高値をつけ、配当権利落ちで449円安値まで調整、前期業績の一転した上方修正と今期業績のV字回復予想で底上げ、高値に顔合わせした。高値水準でも年間配当利回りは3.4%と市場平均を上回っており、PER9倍台、PBR0.3倍の割安修正からも2010年10月高値715円を次の上値フシとする値幅効果が期待される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:39 | 注目銘柄
2013年11月05日

【狙い場・買い場】天馬は1Q高利益進捗率業績をテコに2Q業績に期待を強め高値奪回は通過点

狙い場・買い場 天馬<7958>(東1)は、11月8日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表を予定しているが、今期第1四半期(1Q)業績の高利益進捗率から上ぶれ着地も期待され、割安修正に再発進する展開が見込めそうだ。前期も、期中に下方修正した前期業績を期末に一転して上方修正して年初来高値1379円まで5割高しており、再現思惑が高まろう。

 同社の今期1Q業績は、前年同期比8%増収、23%営業減益、20%経常増益、23%純益増益と増減マチマチで着地したが、期初予想の2Q累計業績対比の利益進捗率は、63〜97%と目安の50%を大きく上回った。売り上げは、国内では大型収納ケースの新製品やカラー企画製品などが好調に推移し、自動車産業からの受注も増加、海外でも中国子会社の業績が続伸してインドネシア子会社の電機電子・家電関連向けの伸び悩みをカバーして続伸し、営業利益は、原材料価格の高騰や海外の人件費増などで減益転換したが、経常利益、純利益は、為替差益や有価証券売却益の増加で2ケタの連続増益となった。

 2Q累計・3月通期業績は、原材料価格の高騰、欧州景気の低迷長期化、新興国経済の減速など不透明感が強まっているとして期初予想を据え置き、通期経常利益は34億円(前期比10%減)、純利益は29億円(同50%増)と見込んでいる。ただ1Q業績は、期初予想を上回るペースで推移したことは認めており、これが業績上ぶれ期待につながっている。東洋経済会社四季報秋号では、通期経常利益を40億円、純利益を33億円と観測しており、11月8日発表予定の2Q累計決算動向が注目される。

 株価は、年初来高値から1063円まで調整、1Q好決算で年初来高値にあと1円と迫る1378円まで持ち直して1300円台を出没している。PER11倍台、PBR0.5倍の割安修正で高値奪回を通過点に、次の上値フシとして2008年12月高値1552円が意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:00 | 注目銘柄
2013年11月01日

【狙い場・買い場】日立化成は業績再上方修正を見直し日立系の出遅れ株として上値評価余地

狙い場・買い場 日立化成<4217>(東1)は、10月25日の今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示に合わせて、今年7月に続いて3月通期業績の再上方修正を発表したが、株価は、1株純資産1488円水準での小動きと限定的な反応にとどまっている。日立グループ株は、親会社の日立製作所<6501>(東1)を筆頭に軒並み今期業績を上方修正、株価も好感高しているだけに、日立化成の出遅れが目立つ。低PER・PBR修正でグループ各社を追撃、年初来高値1809円をターゲットにしよう。

 同社の今期通期業績は、売り上げと営業利益を期初予想の据え置きとしたが、経常利益を7月の上方修正値より5億円、純利益を20億円それぞれ引き上げ、純利益は、245億円(前期比30%増)と連続増益率を伸ばす。再上方修正要因は、7月と同様に円安進行による為替差益発生と福島第一原子力発電所の事故による操業停止期間の逸失利益に対する東京電力<9501>(東1)からの補償金を特別利益に計上したことにある。この特別利益が、業績再上方修正への業績評価・株価感応度を鈍くしているが、業績実態を詳しくみれば業績好転は明らかである。

 現に2Q累計業績は、利益が、7月の上方修正値を約19億円〜32億円上ぶれて着地しているが、これは機能材料セグメントでは、半導体用エポキシ封止材や半導体ダイボンディング材料の新規採用が増加し、先端部品・システムセグメントでは、粉末冶金製品や車両用電池が順調に推移していることなどが要因で、半導体用エポキシ封止材は、昨年10月に日東電工<6988>(東1)から同事業を譲り受けたことがフル寄与しており、スマートフォン向けのディスプレイ用回路接続フィルムも売り上げを伸ばしている。

 株価は、年初来高値から1412円まで調整、7月の1回目の上方修正では1779円まで上値を伸ばしたが、外資系証券が自ら予想した同社の今期業績を自ら下方修正したことが売り材料視されて1432円まで再調整、PBR1倍水準での下値もみ合いを続けている。PER12倍台の出遅れ訂正で高値キャッチアップに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:18 | 注目銘柄

【じっくり投資コーナー】オリエンタルランドは増額修正の好業績見直す、開業30周年イベント好調

じっくり投資コーナー  東京ディズニーランド・シーを運営し、ホテルや商業設備へ拡大している、オリエンタルランド<4661>(東1)は、10月31日(木)50円高の1万5720円と4営業日続伸している。サポートラインとなっていた9カ月移動平均線から出直る動きとなっており、上昇トレンドを堅持していることから、連続最高益更新の業績絶好調銘柄として中長期的な視点で注目したい。

  足元の業績、10月17日に今3月期第2四半期・通期業績予想の上方修正を発表した。4月15日から来年3月20日まで340日間の日程で開催中の東京ディズニーランドの開業30周年イベント「ザ・ハピネス・イヤー」の効果が大きく、通期売上高は従来予想の4137億3000万円(前年同期比4.6%増)から4603億4000万円(同16.4%増)、営業利益は同827億8000万円(同1.6%増)から1066億9000万円(同31.0%増)、経常利益は同823億5000万円(同1.8%増)から1055億2000万円(同30.5%増)、純利益は同522億8000万円(同1.5%増)から662億円(同28.6%増)と連続過去最高益更予想を上乗せする。年間配当予想120円は据え置いている。

  株価は、今3月第1四半期営業利益が前年同期比5割増益と好調に推移したことを受け、当初の会社計画は保守的との見方が強まり、8月6日に上場来の高値1万6800円と買われたため、その後、外資系証券による投資判断「買い」継続、目標株価2万円据え置きのレーティングや、13年度上半期(4月1日−9月30日)の東京ディズニーランドと東京ディズニーシー合計の入園者数が、上半期としては過去最高となる1535万9000人(前年同期比15.9%増)に達したと発表されるも、高値を奪回することが出来ず、もみ合いとなっていた。今回の上方修正も市場予想内と受け止められ目先好材料出尽くし感が出て売り優勢に、10月25日安値1万5150円まで調整し切り返す動き。会社側の通期業績見通しは依然として保守的との見方が根強く、富士山の世界遺産登録、2020年東京オリンピック開催がフォローの風となり、海外からの入園者は増加すると期待されることから、観光立国関連の中心銘柄として中長期的にも成長は続くと予想される。9カ月移動平均線がしっかりサポートしており、高値奪回となれば、2万円大台乗せが視野に入ろう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | 注目銘柄
2013年10月31日

【狙い場・買い場】三信電気は3月通期業績を先回り買いし大幅に割安修正余地

狙い場・買い場 三信電気<8150>(東1)は、今年10月23日に今3月期第2四半期(2Q)累計業績を上方修正し、利益が大幅続伸したものの、株価は限定的な反応にとどまり、中段でのもみ合いを続けているが、11月6日に予定している2Q累計決算の発表時に3月通期業績の上方修正を期待して先回り買い、割安修正の大幅値幅取りが狙えそうだ。同社は、前期も2Q累計業績を上方修正したあと、3月通期業績を2回上方修正しており、再現思惑もサポートしよう。

 今期2Q累計業績の上方修正は、モバイル向けや新規ビジネスの立ち上げに円安進行、販管費削減などが加わったことが要因となった。期初予想より売り上げを160億円、経常利益を5億5000万円、純利益を3億円それぞれ引き上げ、純利益は、7億円(前年同期比2.0倍)と大幅続伸する。

 3月通期業績は、今後の市場動向や顧客動向を検討した上で2Q累計決算発表時に公表するとしている。期初予想では、通期経常利益を20億円(前期比22%増)、純利益を14億円(同23%増)と続伸を予想しているが、スマートフォン向けの好調推移などから前期と同様の上方修正期待も高まる。

 株価は、前期業績が再上方修正値を上ぶれて着地し、今期業績も続伸を予想したことで年初来高値740円まで買い進まれたが、この後実施した自己株式立会外買付取引(買付価格611円)や今期第1四半期のV字回復業績にも反応薄で600円台固めを続けてきた。PERは13倍台、PBRはわずか0.3倍と割安であり、高値奪回から2012年高値840円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:33 | 注目銘柄
2013年10月30日

【狙い場・買い場】共立印刷はファイナンス安一巡し電子書籍関連思惑も底流し超割安修正に好望

狙い場・買い場 共立印刷<7838>(東1)は、7月23日払い込みで実施した新株式発行(発行価格248円)・株式売出しを嫌い窓を開けて241円まで急落、年初来安値223円に迫ったが、この窓埋め目前となっており、織り込み済みとして超割安修正買いが再燃する可能性がある。10月31日に発表予定の今3月期第2四半期(2Q)累計決算で好業績を確認し、11月20日予定の電子書籍関連のメディアドゥ<3678>(東マ)の新規株式公開(IPO)では、共立印刷にも関連人気が波及すると予想されるためだ。

 同社のファイナンスは、今年4月に株式を100%取得して連結子会社化した暁印刷(東京都文京区)の取得資金8億5000万円と共立印刷の本庄第1・第2工場の輪転印刷設備の増強資金などの調達を目的にした。暁印刷は、文庫本、書籍の印刷を得意としており、商業印刷、雑誌印刷中心の共立印刷とのシナジー効果を高めるが、そのほか暁印刷は、電子書籍関連のデジタルコンテンツ制作技術でも高実績を誇っており、連結子会社化で最先端分野への展開力が強化される。電子書籍関連株各社は、メディアドゥのIPO承認とともに軒並みストップ高するなど、IPO高人気を先取りして急騰を演じており、共立印刷にもIPO人気の波及が期待される。

 同社は、業績も好調に推移している。商業印刷では通販カタログや流通チラシの受注量が増加して、暁印刷の書籍関連の受注が上乗せ、同社工場の内製化率を高めるとともに暁印刷の利益がオンしていることなどが要因で、今3月期第1四半期(1Q)業績は、前年同期比11%増収、27%経常増益、41%純益増益と続伸した。

 2Q累計・3月通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は、12億4000万円(前期比35%増)と大幅続伸を見込み、配当も、年間11円(前期実績9.5円)と連続増配を予定しており、2Q累計決算発表で好決算継続が見直されよう。

 株価は、窓埋めがほぼ最終局面となっているが、PERは8倍台、PBRは0.9倍となお超割安放置となっている。年初来高値299円抜けからまず2012年高値327円奪回に向かおう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:47 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】京写は1株利益を36.9円に増額、PERはわずか4倍台で割安

狙い場・買い場 京写<6837>(JQS・売買単位1000株)は220〜250円を固め上値指向の展開である。去る23日に好調見通しの今3月期について経常利益と純益を増額修正しているが、株価にはまだ織り込まれていない。

 今3月期は10.1%増収、営業利益35.5%増益の見通し。さらに、経常利益と純益を増額修正し、とくに1株利益は36.9円(前期22.1円)と向上する。

 片面プリント配線基板が海外で家電製品や自動車関連分野に好調。海外での製造設備の自動化推進による省人化でコスト削減も寄与している。加えて、円安効果で経常利益を増額した。

 29日の238円はPERがわずか6.4倍にすぎない。利回りも2.1%ていどある。とくに、配当性向が13%台と低いため今期は増配も期待できそうだ。

 今年5月には415円の高値があり上値余地は大きい。先ずは、300円台乗せが見込めるだろう。(甘栗)

>>京写のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:41 | 注目銘柄

【じっくり投資コーナー】ツヴァイはレンジ下限に到達、好業績で好利回り

じっくり投資コーナー  イオン系でPC利用の結婚相手紹介サービス大手、ツヴァイ<2417>(東2)は、10月29日(火)6円高の807円と反発。レンジ下限に届き、下値を固める動き。割安感があり配当利回り妙味もソコソコあることから、外部環境の影響を受けにくい好業績株として、中長期狙いで押し目は注目されよう。

  足元の業績、ツヴァイ事業では販売コースのシンプル化を図りながら、エブリディロープライス戦略を推進。営業拠点のマリッジ・コンサルタントによる入会から成婚までの強化に取り組み。クラブチャティオ事業ではパーティ専用ラウンジを新設するとともに、人材育成を図りながらローコストオペレーションに取り組み。ウエディングデスク事業を拡大の取り組み。海外ではタイでサービスを開始するなどし、トップラインを上げる施策に取り組み、今2月期売上高は44億円(前年同期比2.4%増)、営業利益は3億8000万円(同13.7%増)、経常利益は4億1000万円(同12.3%増)、純利益は1億9500万円(同0.7%増)を見込む。年間配当は期末一括30円を予定している。

  株価は、ここ8カ月780円〜860円前後で往来相場が続いている。直近では9カ月移動平均線がサポートラインに下値を徐々に切り上げつつあり、800円処が下値として意識された感がある。PBR0.78倍と割り負け、配当利回りは3.7%と利回り妙味もある。レンジ上限の860円前後までの上昇を期待し、中長期狙いで押し目を丹念に拾うところだろう。(N)


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:24 | 注目銘柄
2013年10月28日

【狙い場・買い場】クオールは2Q決算発表を先取りボックス上値抜けから窓埋めへ弾み

狙い場・買い場 クオール<3034>(東1)は、今年6月17日払い込みで実施した新株式発行(発行価格548円)が響き、東証第1部指定替え後安値515円を下値、600円を上値とする小幅ボックス展開が続いたが、10月31日に発表を予定する今3月期第2四半期(2Q)決算の発表を前に業績上ぶれ期待を高めボックス上限を上放れており、割安修正でファイナンス実施時に開けた窓埋めに弾みをつけよう。きょう28日付けの日本経済新聞で報道された処方薬販売へのポイント付与も、押し上げ効果を発揮しよう。

 同社の今3月期業績は、前期の下方修正・減益転換業績から一転して増益転換、売り上げ1000億円(前期比30%増)、経常利益34億円(同20%増)、純利益14億円(同3%増)と見込んでいる。前期は、新規出店を49店舗、同業他社の子会社化による取得64店舗、事業譲り受けによる取得4店舗など合計117店舗を出店(閉店6店舗)し、薬価のマイナス改定、調剤報酬改定の影響を吸収したが、新業態のロ−ソン<2651>(東1)ビックカメラ<3048>(東1)との提携店舗の新規出店時期がズレ込み、計画に未達となり、積極的なM&Aの先行投資費用増などから減益転換した。

 今期は、ローソン併設店70店舗を含む111店舗の出店を計画し、ローソン事業の収益改善や、今年4月に買収したアルファーム(茨城県水戸市)の取得店舗23店舗、同4月に1号店がオープンしたJR大阪駅の駅ナカ薬局の寄与などから増益転換を見込んでいる。処方薬へのポイント付与は、患者の負担額100円につき1ポイントを付け「1ポイント=1円」としてこのローソン併設店で開始され、ローソン店舗での支払いに使えると報道されている。

 今年7月開示の1Q業績は、新期出店が43店舗(閉店4店舗)とスピードアップしたことなどから、前年同期比44%増収、2.2倍経常増益、63%純益増益とV字回復しており、これが今期業績の上ぶれ期待につながっている。東洋経済会社四季報秋号では、通期純利益は15億円と2012年3月期の過去最高(15億6000万円)にキャッチアップすると観測しているだけに、10月31日の2Q累計決算に注目が集まる。

 株価は、ファイナンス発表で700円台から窓を開けて1株純資産511円目前まで200円安、下値ボックス展開が続いているが、PERは11倍台と明らかに下げ過ぎである。ボックスを抜けたここから窓埋めの一段高に進もう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:12 | 注目銘柄

【じっくり投資コーナー】アイネットは期待のデータセンター完成で見直し、株価好位置でモミ合う

じっくり投資コーナー  独立系の情報処理中堅で受託システム開発が主力のアイネット<9600>(東1)の株化は、年初来高値が845円(5月)、同安値が616円(2月)で前週末25日は731円と高値安値の中間値(730円)に位置している。

 24日付の日本経済新聞社が、『同社が横浜市内に建設していた同社として4棟目のデータセンターが完成した。クラウドサービスの拠点として活用することで、従来のデータセンターよりも床面積当たりのサーバーの数を2割近く増やせるほか、サーバー当たりのデータ処理能力を10倍程度に高められる。年内に稼働する』と伝えている。

 スマートフォンで社内情報を共有したり、カメラを通して動画で相談ができたりするクラウドサービスを開始するなど、新センターとの相乗効果を狙うもようで、同社が営業益2ケタ増益の連続最高益更新見通しで、割安感があることを見直される可能性があり、中長期で注目したい。

  足元の業績、同社は継続して既存顧客との関係強化や新規顧客の開拓を図り、顧客のIT投資に対する需要を積極的に取り組み、インフラを中心にしたクラウドサービスに共通アプリケーションを加えた新クラウドサービス「Dream Cloud」を開発し、サービス領域を拡大して顧客ニーズに対応。システム開発サービス及び情報処理サービスの売上が増加しており、今3月期売上高は227億円(前年同期比5.2%増)、営業利益は18億9000万円(同22.9%増)、経常利益は17億3000万円(同16.3%増)、純利益は10億円(同13.0%増)と2ケタ増益で連続営業最高益更新見通し。年間配当は25円を予定している。

  株価は、5月9日に年初来の高値845円と買われた後、8月30日安値641円まで調整を挟んで10月11日高値780円まで上昇。同24日安値719円と下げてもみ合いとなっているが、25日移動平均線がサポート、週足一目均衡表の雲の先行スパンが下値として意識されており、トレンドは崩れていない。調査会社のIDCジャパンによると、日本における企業向けのクラウドサービスの市場規模は2012年の3215億円から2017年には1兆4129億円と4倍以上に拡大する見通しで、今期予想PER10倍台と割安感があり、配当利回り3.4%と利回り妙味もソコソコあり、見直し余地は広がる。ここから押し目買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:08 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】スターティアは本格出直りの好チャートと増額で昨年秋高値に挑戦

狙い場・買い場 スターティア<3393>(東マ・売買単位100株) の本格出直りにつきたい。今3月期の9月中間期を増額修正し通期に対し期待できる。

 電子ブック作成ソフト『ActiBook』の絶好調などで9月中間期の営業利益を従来比49.1%大幅増額した。これによって、11月1日発表予定の9月中間決算発表時に今3月期通期見通しを増額するものとみられる。

 現時点での今期見通しは前期比22.9%増収、営業利益21.9%増益、1株利益79.8円となっている。これが、1株利益で90円近くとなる可能性がある。

 週足チャートは6月の980円をボトムに下値を切り上げている。強気転換の目安となる『26週線』を9月に上抜いている。また、昨年11月高値2085円と、その後今年5月の高値1794円を結んだ『上値抵抗線』についてもまもなく上抜く展開である。

 前週末株価1542円は1株利益90円が見込めるとするならPER17倍である。電子ブック関連という成長分野のテーマにマッチすることと好業績を見込めば買い余地はあるだろう。

 5月の年初来高値1794円抜けから昨年年11月の2085円挑戦が見込めるだろう。(甘栗)

>>スターティアのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:01 | 注目銘柄
2013年10月25日

【狙い場・買い場】パナソニック デバイスSUNXは2Q決算への反応は限定的も中国関連株人気再燃で割安修正余地

狙い場・買い場 パナソニック デバイスSUNX<6860>(東1)は、10月23日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、増収増益転換したものの、下ヒゲを伸ばして25日移動平均線で下値を確認する限定的な反応にとどまっており、明らかに評価不足として割安修正買いが再燃する展開が見込まれる。前日24日取引時間中に発表された中国の10月のHSBC製造業購買担当者景気指数が、プラスとなり3カ月連続で好不況の分かれ目の50%超となり市場予想を上回ったことも、同社の中国関連株人気の再燃につながる追撃材料として見直されそうだ。

 2Q累計業績は、7%増収、22%経常増益、28%純益増益と好転し、3月通期業績対比の利益進捗率も、58〜63%と目安の50%を上回った。国内の半導体・液晶関連、自動組立機械関連の設備投資は、本格的な回復にまで至っていないが、中国では、企画開発・調達・生産・販売・サービスを現地化する「地産地消」を推進し、社会インフラ設備関連やスマートフォン・タブレット製造設備関連向けに新商品が拡大し、従来商品も、工場設備自動化需要が増加、円安効果も加わって売り上げが、2Q累計業績として過去最高となったことが要因となった。

 3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、22億円(前期比14%増)と続伸して、2006年3月期の過去最高(21億7700万円)の8期ぶりの更新を見込んでいる。

 株価は、今期業績の続伸予想で年初来高値486円をつけて365円まで調整、7月開示の今期第1四半期業績は、増収増益転換して期初予想の3月通期業績対比で高利益進捗率を示したが、中国景気の減速懸念が強まって381円まで再調整し25日線をサポートラインに下値を切り上げてきた。PERは11倍台、PBRは0.8倍と割安で値ごろ妙味もあり、高値更新から2011年7月高値529円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:33 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】東洋建設の300円台は中期で好仕込み場、1〜3月に活躍の習性

狙い場・買い場 東洋建設<1890>(東1・売買単位100株)の310円台は中期狙い場とみてよいだろう。

 チャートでは、去る9月10日に300円台に乗せ、それ以降、ほぼ2ヶ月近くにわたって300円台で下値を固めている。この間、一時的に大台割れがあったものの、『終値』ベースでは9月17日以降は300円台をキープしている。今は、きっかけ待ちである。

 そのキッカケの一つとして、11月11日(月)に発表予定の9月中間決算が注目される。今3月期見通しが営業利益で22.9%増益、1株利益16.2円となっており、決算発表で業績好調が改めて見直されるものとみられる。

 もう一つは、これから年末に向かうことから、マーケットでは『来年のテーマ』が急浮上することが予想される。

 『海底設置型フラッグゲート式可動防波堤』開発、河川、海底土の除染など日本強靭化計画のテーマ性に乗っている。

 同社株は比較的1〜3月に活躍することが多く、近年では2006年1月に権利修正値で4ケタの実績がある。

 当面はモミ合い継続とみられるが、中期狙いには絶好の仕込み場といえるだろう。(甘栗)

>>東洋建設のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:15 | 注目銘柄
2013年10月24日

【狙い場・買い場】大建工は1Q好決算、10期ぶりの通期純益最高肉薄を見直しに値ごろ割安株買い再燃も

狙い場・買い場 大建工業<7905>(東1)は、13週移動平均線水準での中段固めが続いているが、11月5日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表を予定しており、これを先取りして今期第1四半期(1Q)の好業績や今期通期純利益が、10期ぶりに過去最高に肉薄することを見直し値ごろ割安株買いが再燃する展開が見込まれる。2Q累計・3月通期業績の上ぶれが観測されていることも、買い有利に働こう。

 同社の1Q業績は、前年同期比15%増収、3.1倍経常増益、7.5倍純益増益とV字回復し、期初予想の2Q累計業績に対する利益進捗率も、48〜58%と目安の50%をクリアした。今後の金利上昇や来年4月の消費税増税を見越して住宅取得マインドが高まり、新設住宅着工戸数の連続プラスで同社の内装建材が伸び、今年1月にホクシン<7897>(東1)の子会社の株式を取得してMDF(中質繊維板)などのエコ素材を強化、リフォーム市場向けの営業も積極化、固定費削減、物流費低減に前期から推進してきた生産拠点統合による合理化効果も加わってV字回復した。

 2Q累計・3月通期業績は期初予想を据え置き、2Q純利益を10億円(前年同期比95%増)、通期純利益を26億円(同97%増)と予想、通期純利益は、2004年3月期の過去最高(26億3300万円)に迫る。なお東洋経済会社四季報秋号では、2Q累計純利益を12億円、通期純利益を28億円と観測し、通期純利益は過去最高を更新するとしており、11月5日発表の2Q累計決算の動向が注目されることになる。

 株価は、前期業績の再上方修正で年初来高値306円まで買い進まれ、今期業績の続伸予想では利益確定売りも交錯し、全般相場の急落も響いて同安値227円まで調整、1Q好決算をテコに調整幅の半値戻し水準でもみ合っている。PERは12倍台、PBRは0.9倍と割安であり、相場セオリー通りに「半値戻しは全値戻し」にトライ、高値抜けからは2011年4月高値327円が次の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:05 | 注目銘柄

【じっくり投資コーナー】三陽商会は『冬』関連、気象庁が今冬は『寒い』

じっくり投資コーナー 総合アパレル大手、三陽商会<8011>(東1)は、厳寒関連として中長期狙いで注目したい。23日は前日比3円安の263円。9月25日に気象庁が発表した冬(12〜2月)の予報によると、今冬は寒気の影響を受けやすく、平均気温は平年並みか低い見込みという。同社は三陽商会設立70周年アニバーサリー企画商品として、『京鴨』ダウンコートを今月下旬から全国有名百貨店及びサンヨー・アイストアで販売を開始する予定で、冬のボーナスシーズンの到来と消費増税を前に販売増が見込まれることから、厳寒関連として待ち伏せ買い妙味が膨らもう。

  足元の業績、前期に「中期経営戦略」を策定し、事業の選択と集中を基本方針に、業績の向上に努め、今12月期売上高は1080億円(前期比0.3%増)、営業利益は64億円(同9.3%増)、経常利益は65億円(同9.6%増)、純利益は30億円(同39.9%増)を見込んでいる。年間配当は期末一括8円を予定している。

  株価は、4月18日に年初来の高値322円と買われた後、6月7日安値235円まで調整。250円割れを下値にもみ合いが続いている。自社運営のネット通販サイトで動画を使った商品紹介を開始し、通販で攻勢をかけているほか、7月からダウン製品で生産国を中国からミャンマーに切り替え人件費を抑制し量産を本格化、秋冬商戦向けに備えていることも注目される。今期予想PER11倍台・PBR0.66倍と割安感があり、配当利回り3.0%と利回り妙味はソコソコあり、押し目は注目されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:56 | 注目銘柄
2013年10月23日

【狙い場・買い場】ファースト住建は期末の2つの相場イベントに積極対処して値幅効果も期待

狙い場・買い場 ファースト住建<8917>(東1)は、この10月末に重要な相場イベントが2つ控えている。一つは、10月28日を権利付き最終日とする10月期期末の連続増配の配当権利取りで、もう一つは、10月31日に実施される東証1部・大証1部の市場統合に伴う東証株価指数(TOPIX)への2回目の組み入れである。期末の配当権利取りを経て権利落ち後に需給好転の思惑再燃で値幅効果も期待できることになる。

 同社株は、旧大証1部単独上場株の一角に位置し、7月16日の東証・大証の市場統合では1499円の高値をつけ、8月30日の1回目のTOPIX組み入れでは1590円まで270円高するなど、統合効果に敏感に反応してきた。10月31日に2回目のTOPIX組み入れを控えており、TOPIX連動型のファインドの買い増しなど需給好転思惑が再燃することになる。

 一方、今10月期配当は、37円(前期実績32円)と連続増配が予想されている。内部留保の確保と業績連動型の利益還元を基本に配当性向を20%にする配当政策を続けており、今9月期純利益を29億5000万円(前期比12%増)と連続の過去最高更新を予想していることをベースに連続増配する。

 この連続最高純利益は、戸建事業では前期から開始した太陽光発電システム搭載の戸建分譲住宅の販売に加え、昨年11月に電子キー、今年5月にLEDダウンライトを標準採用するなど差別化戦略を強化して1900棟(前期実績1767棟)の通期販売を目指し、マンション事業でも、前期のリノベーション案件中心から、今期は新築分譲マンションの分譲が加わり順調に推移していることが要因となっている。来10月期業績も、地盤の近畿圏に加えて九州・関東圏への進出が寄与して続伸が有力で、東洋経済会社四季報秋号では、純利益を30億5000万円、配当の上積みも観測している。

 株価は、年初来高値1810円から1168円まで調整し25日移動平均線をサポートラインに下値を切り上げてきた。配当利回りは2.2%と市場平均を上回り、PERも7倍台と割安であり、積極対処で報われそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:10 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】テラの戻り高値更新後の一服は好狙い場、ガン治療の本命的存在で先行き1万円相場も

狙い場・買い場 テラ<2191>(JQS・売買単位100株)の戻り高値更新後の小幅調整場面は好狙い場だろう。

 去る、21日に3530円と買われ、9月30日の3470円を抜いて戻り高値を更新した。22日は3280円と調整だが、調整というよりも戻り高値更新後の一服といえる動きだろう。30日線も着実に上昇基調にある。そして、なによりも週足チャートの形が抜群と言ってよいほどすばらしい。

 また、マーケットの物色のホコ先ということでも、為替など不透明な輸出関連よりアベノミクス成長戦略にマッチした内需関連に向いていることもある。

 主力のガン治療『樹状細胞ワクチン療法』が提携機関との提携が好調に拡大している。さらに、今春には、
『ヘリオス』(旧日本網膜研究所)に資本参加しiPS関係にも意欲をみせている。

 バイオベンチャーに多くみられる業績赤字についても同社の場合は黒字を継続している。

 2009年上場で東大発バイオベンチャーとして、同社の将来性は高く評価され期待することができる。上場時始値300円に対し上場来高値は今年5月の4970円である。このことからも上場後に同社株に対する評価が急速に高まっていることがうかがえる。

 ガン治療の本命的存在とみる向きもあり先行きの株価ということでは1万円の可能性も膨らんでくるものとみられる。足元では高値4970円が目処だろうが、中長期投資ならいっそう妙味があるだろう。個人投資家の資産形成の有力銘柄として注目したい。(甘栗)

>>テラのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:32 | 注目銘柄