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記事一覧 (10/17)【狙い場・買い場】ウシオ電機は1Q好決算を見直し2Q業績に期待を高め割安修正有望
記事一覧 (10/16)【狙い場・買い場】「ワケあり」のビットアイルは連続最高純益を買い直し下げ過ぎに再発進
記事一覧 (10/16)【じっくり投資コーナ−】外部環境の影響受け難い「ありがとう」、好配当利回りでも注目
記事一覧 (10/15)【狙い場・買い場】ペガサスは1QV字回復業績をテコに決算発表待ちで「全値戻し」も射程圏
記事一覧 (10/11)【狙い場・買い場】ユーシンはNISA関連の新たな買い材料を評価して超割安修正余地
記事一覧 (10/10)【狙い場・買い場】星光PMCは401円で底打ち確認、期待の新材料が離陸迎える
記事一覧 (10/10)【狙い場・買い場】権利落後理想的なサンコーテクノ、『公共施設の耐震未整備』伝わり上放れ近い
記事一覧 (10/10)【じっくり投資コーナー】ヒマラヤはウインタースポーツ関連、冬季五輪で人気化も
記事一覧 (10/09)【狙い場・買い場】博展は高値1100円からの調整十分、2ケタ増益で出直り近い
記事一覧 (10/09)【狙い場・買い場】ヒマラヤは3分の1押し水準から連続最高純益を見直し上値余地
記事一覧 (10/08)【狙い場・買い場】トリドールは1Q減益業績織り込み2Q決算発表を先取り保ち合い上放れ期待
記事一覧 (10/08)【じっくり投資コーナー】クオールに値ごろ感の魅力、好業績の消費関連
記事一覧 (10/07)【狙い場・買い場】電化は1Q好決算見直し3度目の挑戦で上値フシを払い値幅妙味
記事一覧 (10/04)【狙い場・買い場】オーハシテクニカは割安修正を自己株式消却がサポートし高値も視野
記事一覧 (10/03)【狙い場・買い場】トッパンフォは消費税増税関連で敢えて高値水準で順張りに一考余地
記事一覧 (10/02)【狙い場・買い場】ベストブライダルは希薄化懸念を織り込み下げ過ぎ訂正で底上げ余地
記事一覧 (10/02)【じっくり投資コーナ】ソトーはベトナムの大手繊維企業と提携、アセアン拡大に期待
記事一覧 (10/01)【狙い場・買い場】常和ホールディングスはもう一つの買い材料を手掛かりに最高値も射程圏
記事一覧 (09/29)【じっくり投資コーナー】日本駐車場開発は「スキー」事業展開に評価の芽、業績も堅調
記事一覧 (09/27)【狙い場・買い場】あみやき亭は株式分割落ち後安値から早期決算開示プレミアムの歓迎高を先取りして有望
2013年10月17日

【狙い場・買い場】ウシオ電機は1Q好決算を見直し2Q業績に期待を高め割安修正有望

狙い場・買い場 ウシオ電機<6925>(東1)は、10月31日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表を予定しているが、今期第1四半期(1Q)業績のV字回復・高利益進捗率を見直し上ぶれ着地期待を高めて割安修正に再発進する展開も有力である。テクニカル的にも、今期業績の増益転換予想でストップ高を交えて年初来高値1502円まで急伸し、このときに開けた窓を5カ月間掛かって埋めて、エネルギーを溜め込んでおり、再騰を支援しよう。

 1Q業績は、前年同期比1%減収、2.9倍経常増益、6.0倍純益増益とV字回復し、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対する利益進捗率も、58〜76%と目安の50%を上回った。想定為替レートの1ドル=90円に対して円安が進み、装置事業では、光学装置分野が、なお半導体・液晶市場の設備投資回復までに至らず低調に推移したが、光源事業では、スマートフォンやタブレット端末の需要拡大で液晶・半導体関連メーカーの設備稼働率が緩やかながら回復、露光用UVランプのリプレイス需要が堅調に推移したことなどが要因となった。前期業績は、液晶向けの低調推移で下方修正されただけに様変わりの好転となっている。

 2Q累計・3月通期業績は期初予想を据え置き、2Q累計純利益を40億円(前年同期比3.0倍)、3月通期純利益を100億円(同39%増)と見込んでいる。ただ、1Q好決算から業績上ぶれ期待も高まるもので、東洋経済会社四季報秋号では、2Q累計純利益を55億円、通期純利益を115億円と観測しており、10月31日発表予定の2Q累計決算の動向が注目される。

 株価は、窓埋めの三角保ち合いに煮詰まり感を強めて最終局面入りを示唆しており、PER16倍台、PBR0.9倍の割安修正で上放れ展開を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:47 | 注目銘柄
2013年10月16日

【狙い場・買い場】「ワケあり」のビットアイルは連続最高純益を買い直し下げ過ぎに再発進

狙い場・買い場 ビットアイル<3811>(東1)は、今7月期純利益が連続して過去最高を更新する好業績を誇る割りには明らかに下げ過ぎである。この低評価には、ワケ(理由)がある。今年7月の東証1部上場に合わせて新株式発行(発行価格934円)・株式売出しを実施、希薄化・需給悪化懸念が続いているためだ。「少々難あり」、「少々キズあり」として株価もアウトレット価格を余儀なくなれているが、新株式払い込み終了から3カ月を経過、800円台での下値鍛練も十分で、今期から展開する積極的な中期経営計画からもお買い得を示唆しており、ここは下値を仕込んで妙味が大きそうだ。

 同社は、東証1部に新規上場したにもかかわらず、今年6月に前7月期業績を下方修正し、上場に際したファイナンスも重なって、上場承認後高値1100円から今年8月の東証1部上場後安値801円まで約300円安した。前期業績の下方修正は、電力単価の上昇や一部大口契約の解約、新規契約の獲得がズレたことなどが要因となったが、業績そのものは続伸し、純利益は、17億300万円(前期比27%増)と連続の過去最高更新となった。

 続く今期業績も、250ラックの案件獲得を計画するとともに、データセンターの稼働率が、前期の74.5%から79.5%にアップ、広島メガソーラーの竹原第2期が、今年7月に稼働開始したことなどから続伸を見込み、経常利益は32億円(前期比16%増)、純利益は20億円(前期比17%増)と見込み、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。中期経営計画でも最終年度(2016年7月期)の経常利益を43億円に伸ばすことを目標にしている。

 株価は、東証1部上場後安値の800円台固めを3カ月経過、PERは15倍台と下げ過ぎを示唆している。東証上場後高値977円奪回からジャスダック市場(スタンダード)時代の年初来高値1850円も、視界に捉える値幅効果が期待される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:00 | 注目銘柄

【じっくり投資コーナ−】外部環境の影響受け難い「ありがとう」、好配当利回りでも注目

じっくり投資コーナー  ブックオフやハードオフ、モスフードサービスなどFCに加盟展開している、ありがとうサービス<3177>(JQS)は、外部環境の影響を受けにくい内需関連として見直し余地がある。出店計画に対する期待感のほか、バリュエーション的にも割安感があり、配当利回り妙味が増すことから、中長期で注目度は高まるだろう。

  足元の業績、11日大引け後に発表された今2月期第2四半期決算は、リユース事業において2店舗の新規出店、1店舗の業態転換、2店舗の移転を行い、8月末の店舗数はリユース事業74店舗、フードサービス事業32店舗の合計106店舗となり、売上高は36億5100万円(前期比5.0%増)、営業利益は1億9800万円(同5.6%減)、経常利益は1億9000万円(同8.5%減)、純利益は9100万円(同5.2%減)に着地。純利益は中間期計画を200万円ほど下回ったが、通期純利益2億4300万円(前期比45.0%増)予想は据え置き、年間配当は期末一括75円(同5円増)を予定している。長期的なビジョンとして2020年150店舗、売上高110億円、経常利益率10%以上の達成を掲げている。

  株価は、6月7日安値1561円から9月30日高値1809円と上昇。9日安値1760円と下げてもみ合いとなっている。モスバーガーと大戸屋の出店拡大に加えて、3世代対応ファミリーレストラン「とり壱」、とんかつ専門店「かつれつ亭」、体にやさしい食事と情報の提供「ティア家族のテーブル」の自社展開に対する期待感がある。今期予想PER7倍台と割安感があり、配当利回り4.2%と利回り妙味が増す。日足では25日移動平均線、週足では26週移動平均線がサポートしており、中長期でもみ合いを上放れる可能性大。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:10 | 注目銘柄
2013年10月15日

【狙い場・買い場】ペガサスは1QV字回復業績をテコに決算発表待ちで「全値戻し」も射程圏

狙い場・買い場 ペガサスミシン製造<6262>(東1)は、10月31日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表を予定しているが、今年7月に開示した今期第1四半期(1Q)業績のV字回復・高利益進捗率から業績上ぶれ期待を高めて割安修正買いが再燃する可能性が大きい。同社業績への影響が強い中国景気についても、今週に重要経済指標の発表が予定され、景気持ち直しが確認されるとの観測が強いだけに、年初来高値494円奪回の「全値戻し」へのサポート材料ともなろう。

 1Q業績は、売り上げが前年同期より25%増と大幅に増収転換し、経常利益が2億3900万円(前年同期は7400万円の赤字)、純利益が1億5000万円(同96%増)とV字回復した。期初予想の2Q累計業績に対して利益は、経常利益が85%と目安の50%を上回る高進捗率となり、純利益は、3カ月実績で6カ月予想をすでに1000万円上回った。工業用ミシンで、中国の縫製メーカーの設備投資意欲は低調なものの、その他の新興国の需要が堅調に推移し、ベトナムでの生産機種を拡大、中国生産拠点の合理化を推進し、また自動車部品を中心とするダイカスト部品も、米国、日本、中国での底堅い完成車販売を受け順調に推移したことなどが要因となった。

 2Q累計・3月通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は、5億6000万円(前期比3.2倍)と見込んでいるが、2Q累計決算発表時の業績ガイダンスが注目される。とくに今週末18日には、中国で7−9月期GDP(国内総生産)や9月の鉱工業生産などの重要経済指標が発表予定であり、景気持ち直しが確認されれば、同社業績の上ぶれ修正期待も高まる。

 株価は、前期業績の上方修正・黒字転換、今期業績の続伸・復配予想でストップ高を交えて年初来高値まで買い進まれたが、中国経済の減速懸念とともに312円安値まで調整、半値戻し水準目前まで持ち直してきた。PERは15倍台、PBRは0.8倍と割安であり、相場アノマリー通りに「半値戻しは全値戻し」にトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:23 | 注目銘柄
2013年10月11日

【狙い場・買い場】ユーシンはNISA関連の新たな買い材料を評価して超割安修正余地

狙い場・買い場 ユーシン<6985>(東1)に新たな買い材料が表面化しており、大幅な割安修正に進む展開が有力である。今年8月27日に発表した株主優待制度の拡充が、その新材料であり、今年10月から口座開設受付が開始され、来年1月からスタートする少額投資非課税制度(NISA)に関連するためだ。株価は、今年8月に発行した転換社債型新株予約権付社債(CB)を嫌って突っ込んだ595円安値から25日移動平均線にサポートされて下値を切り上げており、まず7月の戻り高値850円を奪回し、さらに年初来高値935円へキャッチアップしよう。

 株主優待制度は、今年2月に同社株式を保有している株主に一律にクオカード1000円分を贈呈する制度として新設したが、同制度を、1年未満保有の株主に1000円分とするとともに、1年以上保有する株主には、2000円分に拡充する。この理由については、同社は、NISA導入を境に同社株式の投資魅力を高めて中長期的に同社株式を保有する株主を増加させるためとしており、上場企業のなかでもNISAを意識した優遇制度発動のトップバッターとなっている。今後も、株主重視の株価対策の発動を期待させるもので、中期的な買い材料として潜在し続ける。

 業績も好調に推移している。今11月期業績は、今年7月に上方修正され純利益は、42億円(前期は15億3700万円の赤字)と大幅に黒字転換して、2010年11月期の過去最高(29億2100万円)を3期ぶりに一気に更新する。今年5月に仏バレオからアクセスメカニズム事業を買収、自動車向けキーセットで世界トップに躍り出ることなどが要因となる。

 株価は、この買収資金調達の借入金返済のために75億円のCB(転換価額742円)を発行して窓を開けて急落したが、このファイナンスが、「良いファイナンス」か「悪いフアイナンス」かは、これからの業績・株価動向で問われることになる。投資採算的には、PER5倍台、PBRは0.5倍と超割安であり、NISA先取りの株価対策から「良いファイナンス」となって、業績・株価を押し上げる展開が想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:06 | 注目銘柄
2013年10月10日

【狙い場・買い場】星光PMCは401円で底打ち確認、期待の新材料が離陸迎える

狙い場・買い場 星光PMC<4963>(東1・売買単位100株)は、今12月期(9ヶ月決算)の営業利益見通し9億円に対し、一部で7億円の予想が出たことから去る、7日には401円と年初来高値548円から26.8%の下げとなった。

 しかし、400円を割らなかったことと、4〜9月期については経常利益と純益について従来比で、それぞれ6.0%と12.0%の増額を行っている。営業利益については様子見となるだろうから、株価は一気に高値更新とはならないだろうが、下値は仕込み場といえるだろう。

 とくに、期待の材料、『セルロースナノファイバー』がある。植物由来の軽くて、強い新素材として有望視されている。京都大学などとの共同開発によるもので経産省もバックアップしている。自動車のボデー用等にそうとうの需用が見込まれ来年にサンプル供給が始まり、その後、量産が予定されている。いよいよ離陸期を迎えている。

 この新材料は業績を一変させる材料で、とくに中期的観点から株価は有望である。短期的には30日線の460円前後への反発が見込めるだろう。(甘栗)

>>星光PMCのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:18 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】権利落後理想的なサンコーテクノ、『公共施設の耐震未整備』伝わり上放れ近い

狙い場・買い場 サンコーテクノ<3435>(JQS・売買単位100株)の1500円台は好狙い場といえる。

 あと施工アンカーなどを中心に建物、橋などの耐震分野に展開しており、今後、ますます耐震補強が増える方向にあり事業環境はよい。このほど、会計検査院が発表の公表資料によると、『自治体が所有する公共施設のうち1万5476棟に震度6強の地震で倒壊する懸念がある』ということだ。道路につても耐震補強工事が遅れているという。

 さらに、民間のマンション等の建物を加えれば耐震補強マーケットは膨大といえる。

 このため、業績好調が続いており、去る、9月13日には今3月期を増額修正している。従来予想に対し売上で2.1%、営業利益で18.9%、それぞれ増額修正した。修正後の1株利益は149.9円と向上。株式2分割後の今期配当は年25円と実質増配となる。

 9月26日に株式分割の権利を落としており、修正チャートでみれば1500〜1600円でのモミ合いが続いている。10月4日に瞬間、1410円と下げたものの「長い下ヒゲ」となった。しかも、「30日線」で下げ止ったことにより、「下値確認」の好チャートとなっている。

 10日の1540円はPER10.2倍と割安が目立つ。権利落後だけに、もうしばらくモミ合うものとみられるが、好業績内需株に買い人気が高まっていることから上放れは遠くないだろう。来年年初には恐らく2000円台に乗せているものとみられる。(甘栗)

>>サンコーテクノのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:12 | 注目銘柄

【じっくり投資コーナー】ヒマラヤはウインタースポーツ関連、冬季五輪で人気化も

じっくり投資コーナー  一般スポーツ、ゴルフ用品等の小売りチェーンを展開している、ヒマラヤ<7514>(東1)は、冬季シーズンを控え、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。来年2月7日からロシア・ソチ冬季オリンピックが開催されるほか、オリンピックの前哨戦たるFISスキーワールドカップが、11月中旬から始まることもあり、ウインタースポーツ熱も徐々に盛り上がりを見せ、関連銘柄を物色する動きも期待されることから、注目度は高い。

 足元の業績、専門性の高い接客力と商品力の維持向上、付加価値の高いプライベートブランド商品のさらなる開発を行うとともに、グループ全体での業務プロセスの効率化などにより生産性の向上および競争力の強化。出店については、引き続き、連結会社は成長戦略の柱として積極的出店を継続し、既出店地域におけるドミナント化を進め、店舗は「ヒマラヤ」を10店舗、「ビーアンドディー」を2店舗の新規出店を計画し、今8月期売上高は700億円(前期比6.0%増)、営業利益は28億7000万円(同11.7%増)、経常利益は29億円(同8.6%増)、純利益は15億2000万円(同24.1%増)と2ケタ増益の連続最高益更新と好調が続く見通し。年間配当は20円(同2円増)を予定している。

  株価は、2020年夏季東京オリンピック招致決定を手がかりに、9月9日に年初来の高値1505円と買われた後、1370円割れを下値にもみ合いが続いている。週足では13週移動平均線がサポート、月足では9カ月移動平均線がサポートしており、上昇トレンドを堅持している。今期予想PER11倍台と割安感があり、日柄調整が進めば、底堅い動きから再度買い直される可能性は高く、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | 注目銘柄
2013年10月09日

【狙い場・買い場】博展は高値1100円からの調整十分、2ケタ増益で出直り近い

狙い場・買い場 博展<2173>(JQG・売買単位100株)の570円台は狙い場とみられる。去る、7月25日に1100円の高値をつけて以降、ほぼ2ヶ月半の調整。株価でも9月2日に506円まで下げ下値を確認している。

 しかも、足元では引き戻したあと600円を挟んだ頑強なモミ合いが続いている。業績好調でテーマに沿う銘柄は、モミ合いのあと上放れていることがほとんどだけに仕込み場だろう。

 業績は連続増益が続いている。今3月期も11.7%増収、営業利益10.6%増益と好調見通しにある。予想1株利益71.9円、配当は2円増配して年14円の予定だ。

 同社のフェース・トゥ・フェースマーケッティング手法の効果が見直され積極的に取り入れる企業が増加している。一つひとつの展示会出展や販促イベントを企画・制作・運営する「点」のサポートから、年間を通じたプロモーション施策等を提案し実行してく「線」へ。さらに、潜在顧客の掘り起こしや見込み顧客の創出など「面」への展開が業績伸長の原動力となっている。

 これから、景気好転で企業のイベントは増えるものと予想されるし、特に、東京オリンピック開催に向けて「追い風」が期待される。

 PER8倍前後、配当利回りも2.5%近くある。今はモミ合い放れのタイミング待ちだが、下値不安なく仕込んで待てば大きく報われるだろう。上放れた場合は先ず高値1100円奪回が見込まれるだろう。(甘栗)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:03 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】ヒマラヤは3分の1押し水準から連続最高純益を見直し上値余地

狙い場・買い場 ヒマラヤ<7514>(東1)は、富士山の世界文化遺産登録から2020年夏季オリンピックの東京開催決定を経て年初来高値1505円まで6割高して、3分の1押し水準を固める動きを続けているが、今8月期純利益の連続過去最高更新、増配を見直し、内需割安株買いが再燃する展開が予想される。

 同社の今期業績は、売り上げ700億円(前期比6%増)、経常利益29億円(同8%増)、純利益15億2000万円(同24%増)と予想されている。

 新規出店をヒマラヤで10店舗(前期実績12店舗)、子会社のビーアンドディーで2店舗(同3店舗)と高水準をキープし、既存店の改装を実施して地域一番店を目指し、吸汗・速乾、保温・発熱などの機能性を高めたプライベートブランド商品の開発とグループ全体の業務プロセスを効率化、生産性を向上させることなどが要因。

 また、富士山人気による登山ブームや東京オリンピック開催に向けたスポーツ熱の高まり、さらにサッカー・陸上競技用品を主力とするビーアンドディーへのサッカーの2014年ワールドカップの後押しなども要因となる見込みである。配当は、20円(前期実績18円)に増配する。

 株価は、今期業績を連続最高純利益更新と予想したが、市場コンセンサスを下回るとして利益確定売りが先行して1300円台まで調整した。PERは11倍台と割安であり、まず年初来高値を奪回し、2006年5月高値1650円も、次の上値目標として浮上しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:24 | 注目銘柄
2013年10月08日

【狙い場・買い場】トリドールは1Q減益業績織り込み2Q決算発表を先取り保ち合い上放れ期待

狙い場・買い場 トリドール<3397>(東1)は、今3月期第1四半期(1Q)業績が、減益転換したことがネガティブ・サプライズとなって年初来安値870円まで突っ込み、英国進出をハヤして1020円と150円高し、三角保ち合いを続けているが、国内外で積極化しているセルフうどん店「丸亀製麺」の新規出店から、10月31日に発表予定の今期第2四半期(2Q)累計決算を先取りして保ち合いを上放れ、下げ過ぎ訂正に再発進しよう。来年4月の消費税増税を前に、デフレ関連株人気の再燃も有力となる。

 同社の今期の新規出店は、国内100店舗(前期実績139店舗)、海外72店舗(同20店舗)を計画しているが、このうち1Qでは国内47店舗、海外9店舗の出店を完了した。この積極出店策は、中期経営計画で2016年3月期に店舗数を1300店舗、売り上げを1000億円に拡大、国内で成熟産業化した外食産業業界で競争力を強化するとともに、なお成長している海外市場への浸透により企業成長を加速することを目的にしている。今年9月には英国現地法人を設立し、来年春からロシアに次ぎ欧州への進出を強化することもこの一貫となる。

 業績は、1Q業績が、人件費増やエネルギーコストに上昇、円安による原材料価格の上昇などで前年同期比15%増収、30%経常減益、42%純益減益となり、期初予想の2Q累計業績対比で低利益進捗率にとどまったが、2Q累計・3月通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は、33億円(前期比1%増)と小幅ながら連続の過去最高更新を見込んでいる。配当も、年間17円(前期実績16.5円)と連続増配を予定している。

 株価は、25日移動平均線水準での三角保ち合いに煮詰まり感を強めており、PER11倍台の下げ過ぎ訂正で1020円の戻り高値奪回から7月高値1127円へ向け一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:18 | 注目銘柄

【じっくり投資コーナー】クオールに値ごろ感の魅力、好業績の消費関連

じっくり投資コーナー 調剤薬局大手クオール<3034>(東1)は、外部環境の影響を受け難い好業績の国内消費関連として値ごろ感が出ており、中長期で注目したい。

  足元の業績、薬剤料の収入増加が寄与し、既存店売上が堅調で、今3月期第1四半期は売上高は243億1100万円(前年同期比44.3%増)、営業利益は6億4500万円(同2.3倍)、経常利益は6億5200万円(同2.3倍)純利益は1億7700万円(同1.6倍)と大幅増益着地。第1四半期営業利益は中間期営業利益9億円(前年同期比48.6%増)に対する進捗率が72%と順調に推移。

  株価は、3月25日につけた年初来の高値957円から6月21日に年初来の安値515円まで調整。その後は、550円を軸にもみ合いとなっているが、540円割れが下値として意識された感がある。ローソンとの資本業務提携のほか、JR西日本グループとの業務提携、ビックカメラへの出店と新業態への展開に対する期待感がある。中間期業績の上ブレも予想されるほか、今期予想PER12倍台と割安感があり、配当利回り3.3%と利回り妙味もソコソコある。明日8日に予定されるローソンの今2月期第2四半期決算の発表を機に見直される可能性があり、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:42 | 注目銘柄
2013年10月07日

【狙い場・買い場】電化は1Q好決算見直し3度目の挑戦で上値フシを払い値幅妙味

狙い場・買い場 電気化学工業<4061>(東1)は、今年5月、8月と年初来高値409円抜けに挑戦し、撃退されて1株純資産385円水準での高値もみ合いを3カ月にわたって続けてきたが、3度目の正直でこの上値フシを払って上値を伸ばす展開が想定される。11月8日予定の今3月期第2四半期(2Q)決算の発表に向けて、今3月期第1四半期(1Q)の好決算を見直す割安株買いの再発進が期待されるためで、通期業績の上ぶれも観測されている。連結子会社・デンカ生研が供給している季節性インフルエンザワクチンの需要期入りも、サポート材料となろう。

 同社の1Q業績は、前年同期比6%増収、58%経常増益、72%純益増益とV字回復し、2Q累計業績対比の利益進捗率も、54〜58%と目安の50%を上回った。クロロプレンゴムの国内外の拡販に円安効果が加わり、スマートフォンのカバーガラス一体型タッチパネルの生産工程向けの仮固定用接着剤が続伸するなど好調に推移、前期業績を下方修正した原材料価格上昇に対しては価格改定が進んだことも寄与した。

 今期通期業績は、期初予想を据え置き、経常利益230億円(前期比29%増)、純利益150億円(同33%増)と増益転換を見込んでいる。ただこの1Q好決算から業績上ぶれ期待も高まってきている。前期は、2Q累計決算発表時に期初予想を下方修正したが、今期は逆に上方修正となる展開である。東洋経済会社四季報秋号では、経常利益を235億円、純利益
を152億円と観測しており、11月8日発表予定の2Q累計決算が注目されることになる。

 またインフルエンザのシーズン入りとともに、新型インフルエンザの流行が懸念されることになるが、同社が、2008年4月に株式交換で完全子会社化したデンカ生研は、同ワクチンの主要供給メーカーとなっており、感染拡大などのケースでは業績的にも株価的にも押し上げ材料として急浮上することになる。

 株価は、今期業績のV字回復予想で年初来高値をつけて302円まで調整、1Q好決算で年初来高値に顔合わせしたが、戻り売りに押されPBR1倍水準でもみ合っている。PERは11倍台と割安であり、高値抜けから2010年6月高値477円、さらに2007年12月以来の500円台奪回を目指す値幅効果が期待される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:53 | 注目銘柄
2013年10月04日

【狙い場・買い場】オーハシテクニカは割安修正を自己株式消却がサポートし高値も視野

狙い場・買い場 オーハシテクニカ<7628>(東1)は、今年9月26日に発表した自己株式の消却を10月10日実施することを予定しており、これをサポート材料に割安修正に再発進する展開が有力である。今3月期業績も連続増益を予想と好調で、連続増配も予定しており、今後も見込まれる株主優遇策・株価対策を追い風に今年5月につけた年初来高値1014円を視野に捉え意識することになろう。

 自己株式消却は、発行済み株式数の減少を通じて株主価値の増進を図ることを目的にしており、消却株式数は、75万株(発行済み株式総数の4.42%)に達する。同社は、現在推進中の中期経営計画の内容を追加・変更しており、株価が、1株純資産を下回っていることに対応する株価対策として新たな財務戦略を策定して追加、ROE(自己資本純利益率)などを最終年度に10%にアップさせるとともに、DOE(自己資本配当率)も2.3%とする配当目標も設定した。配当は、前期に18円(前々期実績15円)に増配し、今期はさらに20円へ連続増配する。新財務戦略でさらなる増配や自己株式消却などが期待できることになる。

 業績も好調で、今3月期業績は、売り上げ380億円(前期比9%増)、経常利益25億円(同19%増)、純利益15億円(同9%増)と予想されている。完成車メーカーの自動車生産が、海外シフトで国内は減産となっているものの、これを補って米州・アセアンで増産となっており、同社の車体組立用締結部品などの自動車部品事業が、米州、アセアンで続伸することが要因となる。8月に開示した今期第1四半期業績は、2ケタ増益と続伸し通期業績に対して高利益進捗率を示しており、前期と同様の期中の上方修正期待も潜在する。

 株価は、前期業績の上ぶれ着地・増配でつけた年初来高値から全般相場急落の影響で763円まで調整、800円台固めを続けている。PERは8倍台、PBRは0.7倍と割安であり、下値買い妙味は絶大である。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:39 | 注目銘柄
2013年10月03日

【狙い場・買い場】トッパンフォは消費税増税関連で敢えて高値水準で順張りに一考余地

狙い場・買い場 トッパン・フォ−ムズ<7862>(東1)は、9月24日に年初来高値997円をつけ高値調整中だが、敢えてこの高値での順張りを一考したい。10月1日に安倍晋三首相が、来年4月からの消費税増税を発表、同社主力製品のビジネスフォーム(BF)やICタグなどに特需発生が期待される関連株の一角に位置するためだ。今3月期業績も、小幅ながら続伸を予想、高値水準にいながらも低PERで、PBR評価でも割り負けており、当面の上値フシとして2009年10月高値1243円が意識されよう。

 消費税増税は、来年4月の実施に向けて価格転嫁、税務会計処理、商品への値付け方法などの模索が続き、産業界全般で現行方式の変更は不可避であり、同社のBFにも関連需要が発生するとみられる。同社は、このBFの印刷と、企業から預かった個人データをBFに印刷して通知物にするデータ・プリント・サービス(DPS)を中心にしたアウトソーシングサービスを展開しており、消費税増税では、企業をトータルでサポートすることになり、来年4月までの同社の関連需要動向が注目される。

 今期業績は、前期業績が今年1月に上方修正されたあと、小幅ながら続伸を予想している。金融機関向けプリント業務の一括アウトソーシングやオフィス用品、販売促進用ノベルティーなどの商品事業の拡大、アジア中心の海外事業展開の強化などが寄与するもので、純利益は、72億円(前期比1%増)と予想している。

 株価は、800円台固めから今期第1四半期業績が第2四半期累計業績対比で高利益進捗率を示し、今年3月、5月と相次いで実施した積極的なM&Aも見直されたことで年初来高値まで2割高して高値もみ合いを続けている。PER14倍、PBR0.7倍の割安修正で上値を伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:04 | 注目銘柄
2013年10月02日

【狙い場・買い場】ベストブライダルは希薄化懸念を織り込み下げ過ぎ訂正で底上げ余地

狙い場・買い場 ベストブライダル<2418>(東1)は、今年9月19日払い込みで50億円のユーロ円貨建転換社債型新株予約権付社債(転換価額852円)を発行して希薄化懸念を強めて、株式分割権利落ち後安値630円まで突っ込み、100円幅の底上げをしているが、悪材料織り込み済みとして今12月期純利益43億円(前期比31%増)の連続過去最高更新を見直し、一段の底上げ展開が見込まれる。2020年夏季オリンピックの開催都市が、東京に決まったことも、7年後を目指し結婚適齢者のブライダル願望を高めていると観測されており、株価押し上げ材料となろう。

 50億円のファイナンスは、ブライダル関連の挙式・宴会場事業を展開している同社が、「地域1番店戦略」に沿ってゲストハウスの強化拡充を図ることと、自己株式を上限149万株(発行済み株式数の3.04%)、取得総額10億円、買付価格671円で立会外買付するための資金を調達することを目的としていた。このうち自己株式の立会外買付は、9月4日に実施し、取得株式数が13万5000株、取得総額が9058万円にとどまったため、残金の使途は、名古屋駅南の大規模開発エリア「ささしまライブ24」への新規出店費用の一部に充当する。

 一方、同社の今期業績は、2ケタ増益ペースと好調に推移、通期純利益は連続の過去最高更新が見込まれている。株価は、この好業績評価に株式分割の歓迎高が加わって年初来高値15万8700円をつけて分割権利をスンナリ落として理論株価水準を固めていたが、ファイナンスを嫌って落ち後安値まで売られ底上げを窺っている。PERは8倍台と下げ過ぎを示唆しており、下値買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:55 | 注目銘柄

【じっくり投資コーナ】ソトーはベトナムの大手繊維企業と提携、アセアン拡大に期待

じっくり投資コーナー 毛織物染色大手で、複合繊維のほか不動産賃貸も営む、ソトー<3571>(東2)は、10月1日(火)13円安の892円と3営業日ぶりに反落。日足のボリンジャーバンドTP移動平均線−2αの888円まで下げて、値ごろ感が出ている。業績好調で、バリュエーション的にも割安感があるほか、配当利回り妙味も増しており、中長期狙いで押し目は注目されそうだ。

  足元の業績、主力の染色加工事業が、織物の生産減の影響を受けながらも、省エネ活動等によるコスト削減が奏功し、今3月期第1四半期売上高は27億円(前年同期比2.0%減)、営業利益は2億1000万円(同19.9%増)、経常利益は2億7600万円(同12.7%増)、純利益は1億8200万円(同11.8%増)と2ケタ増益着地。通期営業利益は5億円(前期比54.3%増)を見込む。

  株価は、3月21日につけた年初来の高値965円から6月7日安値820円まで調整を挟んで9月10日高値945円と買われた後、上げ一服で900円を割り込んでいる。ベトナムの大手繊維企業の28 CORPORATIONと業務提携し、アセアンでの繊維製品生産の増大に対応したウール素材を中心としたテキスタイル生産販売の拡大に期待感が高まる。PBR0.82倍と割り負け、年間配当は40円を予定し、利回り4.48%と利回り妙味は増し、見直し余地は広がる。9カ月移動平均線がサポートラインとして意識されることから、中長期狙いで押し目買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33 | 注目銘柄
2013年10月01日

【狙い場・買い場】常和ホールディングスはもう一つの買い材料を手掛かりに最高値も射程圏

狙い場・買い場 常和ホールディングス<3258>(東1)は、今年5月につけた上場来高値3300円から全般急落相場に巻き込まれて2011円安値まで突っ込み、3分の2戻しまで持ち直してきたが、今3月期純利益の連続過去最高更新を手掛かりにする内需割安株買いに加えて、2020年オリンピックが、東京で開催が決定された関連人気というもう一つの買い材料がオンして最高値を奪回する展開が有力である。

 東京オリンピック関連の買い材料は、同社の主力3事業の一角に位置するホテル事業の好展開にある。東京オリンピックは、外国人観光客を今年2013年目標の1000万人から年間2000万人に倍増させる大きな引き金になるとみられており、この宿泊スペースの確保、関連旅行客需要の観測から、オリンピック開催都市が東京に決定した今年9月初めに、帝国ホテル<9708>(東2)が、ストップ高を演じるなどホテル株への好波及が先取りされた。

 常和ホールディングスは、オフィス事業、ゴルフ事業とともにホテル事業を主力事業の3本柱の一つとしており、「HOTEL UNIZO」と「UNIZO INN」の2ブランドで観光客向けとビジネス客向けのホテルを10店舗、1938室展開している。このホテル事業は、稼働率の向上と客室単価のアップで今3月期第1四半期(1Q)に前年同期比23%増収、37%営業増益と伸びて今期通期業績の連続過去最高更新に寄与するが、このあとも来年4月に名古屋、9月に京都に各1店舗、再来年春・秋に東京に合計2店舗、再来年秋に札幌に1店舗開業予定で2016年3月末に15店舗、3225室に増強予定である。東京オリンピック関連特需の享受でホテル事業の高成長が期待されることになる。

 さらに中期経営計画では最終年度の3年後に20店舗、4000室を目標に3年間で200億円の積極投資を計画しており、不動産事業で保有ビル40棟を目標に300億円投資する設備投資計画と合わせて、業績も、連続過去最高更新となる今期純利益30億円(前期比42%増)に対してさらに40億円に拡大させる。

 株価は、 今年3月払い込みで実施した新株式発行(同1732円)・株式売出しを嫌って窓を開けて突っ込んだ年初来安値1661円から下げ過ぎ訂正で倍返しとなる年初来高値まで急騰、その後の2011円まで調整した調整幅の3分の2戻し水準を固めていた。PERは、16倍台と割安であり、全値戻しで上場来高値を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:20 | 注目銘柄
2013年09月29日

【じっくり投資コーナー】日本駐車場開発は「スキー」事業展開に評価の芽、業績も堅調

じっくり投資コーナー 日本駐車場開発<2353>(東1)は、底打ちから戻りに転じている。同社の連結子会社である日本スキー場開発株式会社が、株式会社エヴァーグリーン・アウトドアーセンターの株式を取得し、子会社化することを決定したことが買い手がかり。エヴァーグリーンは、ウインターシーズンでは、八方尾根スキー場で主に英語によるスキー・スノーボードスクールを展開。グリーンシーズンでは、主に白馬エリア周辺の湖などでラフティングなどのアウトドアスポーツのサービスを提供している。特に海外の富裕層の顧客から支持を得ていることが注目されている。

 足元の業績、海外駐車場事業はタイや中国において2ケタ成長を見込むほか、スキー場事業も2ケタ成長が見込まれ、今7月期売上高は150億円(前年同期比11.6%増)、営業利益は24億円(同18.7%増)、経常利益は24億5000万円(同9.6%増)、純利益は15億円(同8.8%増)を計画。年間配当は期末一括2円50銭を予定している。

 株価は、5月20日につけた年初来の高値9820円から6月7日安値6320円まで調整。8月30日安値6950円と売り直されて7000円割れで下値を固め上昇基調を強めつつある。東京オリンピック開催決定を機に海外からの観光客が増えると予想されており、グリーンシーズンに対応したアウトドアスポーツのサービス提供が収益に寄与するとの期待感が高まる。連続営業2ケタ増益見通しで、配当利回りは3.2%とソコソコあり、押し目買い優位に高値奪回を視野に入れよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:46 | 注目銘柄
2013年09月27日

【狙い場・買い場】あみやき亭は株式分割落ち後安値から早期決算開示プレミアムの歓迎高を先取りして有望

狙い場・買い場 あみやき亭<2753>(東1)は、前日26日に株式分割(1対100)と増配した中間配当の権利を落とし、落ち後の理論価格水準でもみ合っているが、ここは絶好の仕込み場となりそうだ。3月期決算会社の早期決算開示企業として、同社とアドヴァン<7463>(東1)が1位、2位を争うシーソーゲームを演じており、10月1日と見込まれる今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表で好業績を確認、歓迎する早期開示の株価プレミアムを追撃材料として、内需株買いが増勢となると予想されるためだ。

 同社の今期業績は、売り上げ250億円(前期比5%増)、経常利益25億円(同18%増)、純利益13億6400万円(同17%増)と予想され、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。2Q累計業績も、経常利益12億1000万円(前年同期比14%増)、純利益6億5200万円(同6%増)と見込まれている。新規出店を10店舗程度の純増として、和牛メニューを拡充、カット方法の改善による歩留まり向上に伴う原価低減などが利益を押し上げる。今年7月1日開示の今期第1四半期(1Q)業績は、2ケタ増益と続伸して着地し、期初予想の2Q累計業績に対して高利益進捗率を示しており、業績上ぶれ期待も高まっている。

 一方、株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い同社株式の単元株式数を100株とする単元株制度を採用するために実施したもので、同時に今期配当の増配も発表した。2Q配当を期初予想の1800円から2000円に増配、期末配当も、株式分割権利落ち換算で前期期末配当と横並びの20円として、実質で年間4000円(前期実績3800円)へ連続増配する。

 株価は、株式分割と1Q好決算の発表で年初来高値31万4500円まで買い進まれて分割権利を落とし、理論価格水準でもみ合っている。2Q累計業績開示まできょう27日を含めて残り2日間、先取りへ再考余地がありそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:31 | 注目銘柄