
全般相場は、外部環境に左右されにくい、内需関連が物色されており、好業績予想で割安感がある同社株が見直される可能性が高い。
足元の業績、景気回復への期待感や「Windows XP」サポートの終了等、企業の入替え需要が増加すると見込みで、今5月期売上高は38億8700万円(前期比12.4%増)、営業利益は2億1300万円(同48.1%増)、経常利益は2億3000万円(同39.3%増)、純利益は1億1300万円(同59.5%増)と大幅増益見通し。年間配当は20円(同8円増)を予定している。
■利回り4%超、PER10倍
株価は、7月19日につけた年初来の高値555円から8月16日安値463円まで調整。その後、もみ合いとなっている。2014年4月9日に「Windows XP」のサポートが終了。廃棄物として処分されるPC・OA機器の引取り、情報漏洩防止処理や洗浄・修理等の再生処理、更に販売または廃棄に至るまでを一貫して手がける同社が受ける恩恵は大きい。また、今期予想PER10倍台、PBR0.73倍と割安感がある。配当利回り4.21%と利回り妙味が増しており、見直し余地が広がる。この水準は、中長期で待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(N)
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