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記事一覧 (07/18)【ひとくち・ひとこと情報】ゼリア新薬、建設技術研究所、インフォマートなど
記事一覧 (07/18)【じっくり投資コーナー】文化シヤッターは『都市型ゲリラ豪雨』関連、簡易型止水シートに脚光
記事一覧 (07/17)【狙い場・買い場】高値から2ヶ月経過で狙える京写、PER7倍台、ダブル底形成
記事一覧 (07/17)【狙い場・買い場】リケンテクノスはV字回復業績を買い直し値ごろ割安株買いで倍返しも
記事一覧 (07/17)【じっくり投資コーナー】日本精工の業績に上ブレ期待、1円の円安で6億円の増益効果
記事一覧 (07/16)【狙い場・買い場】伊藤忠食品は猛暑関連株の一角で1Q決算発表を先取り全値戻しも
記事一覧 (07/15)【じっくり投資コーナー】サンリオは中期でも短期でも注目できる、連続最高益に夏本番関連
記事一覧 (07/12)【狙い場・買い場】藤倉ゴムはV字回復業績・復元増配を買い直し超割安修正に再発進
記事一覧 (07/11)【狙い場・買い場】佐藤商事はトラック株との業績・株価連動性を復活させ全値戻しに現実感
記事一覧 (07/11)【じっくり投資コーナー】ネットワンシステムズは配当利回り4.4%、業績に不安なし、待ち伏せに最適
記事一覧 (07/10)【狙い場・買い場】OKIは業績上ぶれ・復配期待で値ごろ割安株買いをテコに高値を照準
記事一覧 (07/09)【じっくり投資コーナー】アコーディア・ゴルフは優待含めた利回りは5%台、4期ぶり最高益、今秋に株式分割
記事一覧 (07/08)【狙い場・買い場】セガサミーは参議院選後のカジノ関連人気を先取りし割安本命株人気に弾み
記事一覧 (07/05)【狙い場・買い場】ニイタカは雌伏7年を経て決算発表とシーズン到来を先取りし大幅割り負け修正余地
記事一覧 (07/05)【狙い場・買い場】MUTOHホールディングスは3Dプリンター販売3.7倍、今期営業利益2.9倍
記事一覧 (07/04)【狙い場・買い場】アシックス商事は9月の開催地決定まで2020年五輪招致関連で出遅れ株人気長期化
記事一覧 (07/04)【狙い場・買い場】大日本住友製薬はストップ高の新日本科学に関連、日本網膜研究所に15億円出資
記事一覧 (07/03)【狙い場・買い場】オーデリックは「節電の夏」本番でLED人気を再燃させ値幅取り妙味
記事一覧 (07/03)【狙い場・買い場】東亜建設工業に出番、静岡県が防潮堤に2000億円、今期純益4.3倍
記事一覧 (07/02)【狙い場・買い場】アルペンは富士山文化遺産関連で業績期待を高めて高値奪回に直行も
2013年07月18日

【ひとくち・ひとこと情報】ゼリア新薬、建設技術研究所、インフォマートなど

ひとくち・ひとこと情報ゼリア新薬工業<4559・東1>は今秋に2000円台相場へ。好業績、指標割安で薬品株が秋に活躍習性も。株価診断。

建設技術研究所<9621・東1>は選挙後に本格出直りへ。公共投資・社会インフラ関連がマーケットの中心に。アナリストの銘柄分析。

インフォマート<2492・東マ>は今12月期第2四半期を増額修正。通期2ケタ増益。株価は高値接近。アナリストの銘柄分析。

ビー・エム・エル<4694・東1>は5月高値2740円へ接近。検査ラボの全国展開進み投資指標割安。アナリストの銘柄分析。

テクマトリックス<3762・東2>の株価は出直りのタイミングが接近、540円前後の動き煮詰まる、利回り、PERとも割安。アナリストの銘柄分析。

JSP<7942>(東1)の株価ジリ高、6月安値から17%上昇、今期営業利益42%増益、PER10倍と割安。アナリストの銘柄分析。

文化シヤッター<5930・東1>は『都市型ゲリラ豪雨』関連で注目。簡易型止水シートが脚光。じっくり投資コーナー。

ビールと暑さの関係、ポイントは湿度にあり。村山貢司の気象&経済歳時記。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29 | 注目銘柄

【じっくり投資コーナー】文化シヤッターは『都市型ゲリラ豪雨』関連、簡易型止水シートに脚光

じっくり投資コーナー 文化シヤッター<5930>(東1)は、中長期狙いで、注目したい。前週8日、1時間に50ミリ以上の「非常に激しい雨」が降る頻度が、過去30〜40年で3割余り増え、今世紀末ごろには現在の1・65倍に上る恐れがあることが気象庁の分析でわかったと伝わっている。都心で突発的な「ゲリラ豪雨」が今後も増えることが予想されることから、同社が簡易型止水シート(シャッタータイプ)、止水板付きシャッター、脱着式止水板、シート式止水板など止水製品の相談から施工・メンテナンスまでを一貫して行っていることが見直されそうだ。

 足元の業績、販売数量の増加に高付加価値商品の拡販が寄与、コスト削減が奏功し、今3月期売上高は1200億円(前期比6.3%増)、営業利益は70億円(同26.9%増)、経常利益は79億円(同16.5%増)、純利益は不二サッシの持分益が減少し60億円(同10.9%減)を見込んでる。年間配当は12円(同2円増)を予定している。

 株価は、5月29日につけた年初来高値745円から6月10日安値500円、同26日安値493円と売り直されて500円処で下値を固め595円と買われている。週足では13週移動平均線、月足では9カ月移動平均線がサポートしており、中長期で上昇トレンドを堅持している。短期的にも同社が2962万株(30.1%)保有している持分法適用会社の不二サッシ株が急騰していることも株価を大きく刺激しそうだ。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:11 | 注目銘柄
2013年07月17日

【狙い場・買い場】高値から2ヶ月経過で狙える京写、PER7倍台、ダブル底形成

狙い場・買い場 京写<6837>(JQ・売買単位1000株)の17日(水)株価は6円高の266円と小幅4日続伸している。5月20日に415円の高値をつけてから約2ヶ月経過し本格出直りの近いチャートとなっている。

 とくに、6月7日の205円に対し、6月27日の207円で『ダブル底』を形成し下値を固めている。足元では30日線を上抜いたところで、ここから戻りが本格化とみられる。

 5月に415円と買われたのは、2014年3月期の営業利益が35.5%増益、1株利益34.8円(前期22.0円)と好調見通しが見直された。7月末とみられる第1四半期(4〜6月)決算の発表が期待される。

 PERは7倍と依然、割安である。当面は6月安値から100円高の305円程度が見込めるだろう。狙い場といえる。(甘栗)

>>京写のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:23 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】リケンテクノスはV字回復業績を買い直し値ごろ割安株買いで倍返しも

狙い場・買い場 リケンテクノス<4220>(東1)は、26週移動平均線にサポートされ下値を切り上げ、年初来高値349円を目前として利益確定売りも交錯しているが、今3月期業績のV字回復予想を見直し値ごろ割安株買いが再燃する展開が有力である。今年6月に全般相場急落の波及で突っ込んだ269円安値から倍返しとジャンプ、2007年10月以来の400円台回復も射程圏に捉えよう。今年8月9日に発表予定の今期第1四半期(1Q)決算への期待感も、この引き金になりそうだ。

 同社の今期業績は、前期の下方修正・続落業績から、売り上げ850億円(前期比15%増)、経常利益35億円(同54%増)、純利益24億円(同77%増)と大幅な増収増益転換が予想され、純利益は、2006年3月期の過去最高(24億4300万円)に肉薄する。前期は、タイの洪水や欧州の金融危機の影響などでアジア向けが減少し、国内のエコカー減税期限切れや中国の反日デモなどで自動車向けが失速、期中の下方修正値を下ぶれて着地したが、今期は、コンパウンド事業で米国向けの自動車・住宅用途が底堅く推移し、国内でも下半期に復興需要や消費税引き上げ前の駆け込み需要が発生、東南アジア市場でのグローバル展開を加速、今年1月にタイ、5月にインドネシアでそれぞれ新工場の操業を開始させたことなどが要因となる。

 この今期業績のV字回復予想を確認する第1関門となるのが、8月開示予定の1Q決算となるが、前年同期が、2ケタの大幅減益転換で着地していただけに、プラス転換への期待を高めている。

 株価は、今年3月の自己株式立会外買付取引(買付価格265円)でいったん273円まで上ぶれたものの、業績低迷で年初来安値242円まで再び売られ、今期業績のV字回復予想で年初来高値までリバウンド、再度の269円安値への下値調整も26週線にタッチして下値を切り上げきた。年初来高値は、5年半ぶりの高値となり、ここから再調整の倍返しは429円となる計算で、上値フシ抜けから400円台回復に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:26 | 注目銘柄

【じっくり投資コーナー】日本精工の業績に上ブレ期待、1円の円安で6億円の増益効果

じっくり投資コーナー 日本精工<6471>(東1)は、短期狙いで、注目したい。4−6月期営業益最高益更新観測の富士重工業が、年初来の高値を更新したことで、自動車関連銘柄の底上げ期待が高まると予想される。日本精工については、通期業績予想の上ブレが観測されており、今月30日に発表が予定されている今3月期第1四半期決算に期待が持てることから、強気で狙える。

 足元の業績、産業機械向け軸受けの生産が向上、日系自動車メーカーの増産で軸受けや電動パワーステアリングが伸長し、今3月期売上高は7900億円(前期比7.8%増)、営業利益は490億円(同51.4%増)、経常利益は460億円(同51.8%増)、純利益は300億円(同90.6%増)と急回復を見込んでる。年間配当は12円(同1円増)を予定している。会社の想定為替レートは1ドル=90円で、1円の円安で6億円の増益効果と試算されており、業績の上ブレが観測されている。

 株価は、5月23日につけた年初来高値1137円から6月7日安値847円まで調整、同17日安値841円、同21日安値840円と売り直されて850円割れで下値を固め出直る動きを強めつつある。13週移動平均線がサポートしており、上昇トレンドを堅持。信用取組倍率1.54倍で比較的信用のシコリも少ない。高値奪回から上値を伸ばすことも期待されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:33 | 注目銘柄
2013年07月16日

【狙い場・買い場】伊藤忠食品は猛暑関連株の一角で1Q決算発表を先取り全値戻しも

狙い場・買い場 伊藤忠食品<2692>(東1)は、飲料、食品の卸大手として猛暑関連株の一角に位置し、今年7月30日に今3月期第1四半期(1Q)決算の発表を予定しており、この決算発表を先取り、小型株中心に盛り上がっている猛暑関連人気の波及が期待される。

 株価は、年初来高値3870円から今3月期業績の連続減益予想を嫌って3100円まで調整、半値戻し水準までリバウンドしているが、なお下げ過ぎを示唆しており、全値戻しも有力となる。

 同社の1Q業績が注目されるのは、前年同期の業績が、東日本大震災以降の雇用・所得環境の低迷、夏場の電力不足などで消費者の低価格志向が強まったことなどを背景に連続減益となったことにある。

 同社の商品別の売上高構成比は、ビールと飲料で全売上高のほぼ過半を占め、業態別の売上高も、スーパー、コンビニエンスストア向けで合計約70%に達し、ここにきて「アベノミクス」効果による消費マインドの好転でビールなどの消費がプラス転換しているからだ。これに猛暑需要先取りが加わって、発表される1Q業績が増益転換するか大きな株価ポイントとなる。

 今3月期業績は、第2四半期累計・通期業績とも連続減益が予想されている。優良顧客・メーカーとの取引深耕により取引拡大を継続し、「デパ地下」のグロッサリー売場の運営受託を強化、Eコマース向けWEB卸のメーンサプライヤーとしてECサイトへの出店を拡大、オリジナルブランド商品も開発・発売するが、価格競争の激化などで保守的に見込み、通期純利益は、38億円(前期比8%減)としている。ただ東洋経済会社四季報夏号では、前期のシステム投資費用が一巡したとして、純利益を41億円、連続増配含みと観測しており、1Q業績が、この先行きを示唆することになる。

 株価は、今年2月に発表した固定資産売却益計上を受けて年初来高値まで650円高、この高値から今期業績の連続減益予想で全般相場より早期に整理入りとなり、往って来い以上の値幅調整と日柄調整が続いた。PERは11倍台、PBRは0.6倍となお下げ過ぎであり、下値買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:38 | 注目銘柄
2013年07月15日

【じっくり投資コーナー】サンリオは中期でも短期でも注目できる、連続最高益に夏本番関連

じっくり投資コーナー サンリオ<8136>(東1)は、中長期的な視点で、注目したい。連続最高益更新見通しで、目先下値を確認し、底堅い動きとなっている。夏本番を迎えレジャー関連として見直されるほか、東京オリンピック招致となれば、観光客の増加で来場者の増加も期待されることから、上昇基調を強めると予想される。

 足元の業績、ハローキティを中心とするライセンス事業の伸長に加え、「サンリオピューロランド」を中核とするサンリオのテーマパーク事業が初の黒字化となる見通しで、今3月期売上高は797億円(前期比7.4%増)、営業利益は215億円(同6.4%増)、経常利益は214億円(同8.9%増)、純利益は133億円(同6.1%増)で連続営業最高益更新を見込んでいる。年間配当は60円(同15円増)と増配を予定している。

 株価は、5月21日につけた年初来高値5460円から6月13日安値4245円、4305円と売り直されて下値確認から上昇。26週移動平均線がサポートしているほか、信用取組倍率1.01倍の好取組も後押し、押し目買い優位の展開が続き、5月21日につけた年初来の高値5460円奪回から上値を伸ばすと予想する。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:18 | 注目銘柄
2013年07月12日

【狙い場・買い場】藤倉ゴムはV字回復業績・復元増配を買い直し超割安修正に再発進

狙い場・買い場 藤倉ゴム工業<5121>(東1)は、今3月期業績のV字回復予想から東証1部低PER株ランキングのトップ5にランクインしており、参議院選挙後に、3月期決算会社の第1四半期(1Q)決算発表をテコに本格化すると期待の高い業績相場で、超割安修正に再発進する展開が予想される。今年5月の今期業績のV字回復・復元増配予想発表では、株価は、年初来高値415円まで4割高しており、再現思惑を高めよう。

 同社の今期業績は、売り上げ270億円(前期比4%増)、経常利益10億円(前期は1700万円の黒字)、純利益22億円(同2億6600万円の赤字)と3期ぶりの大幅増益転換が予想されている。前期業績は、東日本大震災・東京電力<9501>(東1)の福島第1原子力発電所事故で同社小高工場(福島県南相馬市)の操業停止が続いて顧客からの受注回復が遅れ生産効率が悪化、税金資産の一部取り崩しや生産設備の減損損失4億900万円を計上したことも重なって再下方修正され、純利益が赤字転落した。

 これに対して今期は、4月に加須工場(埼玉県加須市)が竣工・稼働を開始し、5月には中国工場も竣工、産業用資材や引布加工品で自動車部品向けが、国内外で上向き、住宅関連でも前期の住宅メーカーの在庫調整一巡で回復することなどが要因となるもので、純利益は、東電の損害賠償額22億6200万円を特別利益に計上することで大幅黒字転換する。配当は、前期に年間8円(前々期実績10円)に減配したが、今期は9円に増配を予定している。

 株価は、昨年11月の業績下方修正・減配で247円安値まで売られて東電からの損害賠償金受領発表で300円台を回復、今期業績のV字回復・増配予想で年初来高値まで4割高し、ほぼ往って来いの調整となった。PERは3倍台と東証第1部低PERランキングのトップ5にランクイン、PBRも0.4倍、配当利回りも2.4%と割り負けており、今年8月8日予定の同社の1Q業績発表を先取り、下値買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:27 | 注目銘柄
2013年07月11日

【狙い場・買い場】佐藤商事はトラック株との業績・株価連動性を復活させ全値戻しに現実感

狙い場・買い場 佐藤商事<8065>(東1)は、年初来高値648円から同安値512円まで突っ込んだ調整幅の半値戻しまでリバウンドしたが、相場格言の「半値戻しは全値戻し」のクリアに向けより現実感が増す展開が想定される。同社株は、業績も株価もトラック株との連動性が高く、前々日9日に日野自動車<7205>(東1)が、今期第1四半期の好決算観測報道で株価が急伸し、いすゞ自動車<7202>(東1)にも好業績期待の連想買いが広がり、きょう12日は、両社株は、円高進行でさすがに利益確定売りが先行しているが、それでもなお高値で頑強に推移しているためだ。佐藤商事も、今3月期業績の増益転換・増配予想を再評価し万年割安放置を返上しよう。

 同社は、金属専門商社だが、事業部門別の売り上げは、鉄鋼事業が、前3月期実績で売り上げ1802億円、営業利益18億円と全売り上げ・営業利益のそれぞれ7割弱を占める最大セグメントとなっており、同事業を左右するのがトラック業界向けの販売の好不調である。前期業績では、同事業は、トラック業界向けでは、大震災の復興需要、エコカー減税、アジア新興国の需要などを支えに好調に推移したが、建設機械向けの落ち込みが厳しく減収・営業減益となった。今期は、「アベノミクス」効果の景気押し上げ、復興需要やアジア新興国需要の継続を予想している。

 このため今3月期業績は、前期末に計上した訴訟関連の損害賠償金支払いなどによる前期業績の下方修正、減益転換から売り上げ1630億円(前期比1%増)、営業利益26億1000万円(同0.1%増)、経常利益27億7000万円(同0.7%増)、純利益17億円(同1%増)と増益転換を予想している。同社の業績とトラック各社の業績への連動性は、遅行性があることは否めないが、今期後半には好波及が期待される。配当も、前期は業績下方修正で増配を見送ったが、今期は再度、20〜22.5円(前期実績20円)を予定、増配含みとなっている。

 株価は、前期業績の下方修正・増配見送りで536円まで売られ、今期業績の増益転換予想で年初来高値648円をつけ、全般相場急落とともに同安値512円まで突っ込み、半値戻し水準でもみ合っている。PERは7倍台、PBRは0.4倍と割安であり、全値戻しから2008年10月以来の700円台の上値評価も期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:05 | 注目銘柄

【じっくり投資コーナー】ネットワンシステムズは配当利回り4.4%、業績に不安なし、待ち伏せに最適

じっくり投資コーナー ネットワンシステムズ<7518>(東1)は、業績回復が見込まれバリュエーション的にも割安感があり、配当利回り妙味が増しており、待ち伏せ銘柄として中長期狙いで注目したい。

 足元の業績、民間企業市場では、製造業を中心に業績向上が期待され、設備投資意欲の回復を予想。通信事業者・インターネットサービスプロバイダー市場では、移動体通信及び固定通信事業者の設備向けは微減、サービス基盤向けの投資は増加を予想。地域・公共市場では、引き続き投資は順調に推移すると予想。パートナー事業では、最終ユーザの求める商材の提供をパートナーと協同して強化し、今3月期売上高は1620億円(前期比4.6%増)、営業利益は110億円(同30.2%増)、経常利益は110億円(同27.1%増)、純利益は65億円(同50.3%増)と回復を見込んでいる。年間配当は34円(中間期17円、期末17円)を予定している。

 株価は、2月8日の年初来高値954円、5月13日高値943円と買われ二番天井形成から6月14日に上場来の安値725円と調整。750円割れを底値として固め、もみ合いとなっている。7月25日に発表が予定される第1四半期決算が順調に推移していれば、今期予想PER11倍台と割安感があり、配当利回りは4.42%と利回り妙味も増すことから、大きく見直される可能性はある。ここからの押し目場面は、中長期で注目されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:51 | 注目銘柄
2013年07月10日

【狙い場・買い場】OKIは業績上ぶれ・復配期待で値ごろ割安株買いをテコに高値を照準

狙い場・買い場 OKI<沖電気工業、6703>(東1)は、13週移動平均線を支持線に下値を切り上げており、今3月期業績の上ぶれ期待、復配観測などで値ごろ割安株買いが増幅、年初来高値248円にキャッチアップ、2006年11月高値292円を目指す展開も想定される。為替相場が、今3月期想定レートを上回る円安となっており、事業構造改革が進んでいるプリンター事業の営業利益も黒字転換、3円の復配観測も現実味を増してくるためだ。200円台固め場面は、絶好の仕掛けチャンスとなろう。

 同社は、前3月期業績も期中の2回の下方修正から、今年2月、4月と相次いで上方修正した。為替レートが、想定より円安に推移し、通期で約88億円の為替差益が発生したことが要因で、プリンター事業のスペイン子会社の営業停止により計上した特別損失を吸収し、純利益は、135億9900万円(前々期比8.7倍)と大幅続伸した。今期業績は、ATM(現金自動預け払い機)事業が、中国向けなどの海外市場に支えられて高水準で推移して、プリンター事業の営業利益も、前期の88億円の赤字から事業構造改革効果で40億円の黒字とV字回復を予想、営業利益全体は220億円(前期比63%増)と大幅続伸を見込んでいる。

 ただ経常利益、純利益は、前期寄与の為替差益や固定資産譲渡益などが一巡するとして減益転換を予想、純利益は、115億円(同15%減)とし、市場コンセンサスを50億円弱下回った。この業績予想の前提になる為替レートは、1ドル=85円、1ユーロ=115円と想定しており、現在の円安水準からは、前期業績と同様の業績上ぶれ期待も高まってくる。期初予想の営業利益をクリアすれば、復配するとも観測されており、この配当動向とともに、今後の業績推移が、第1四半期決算発表時の注目ポイントとなる。

 株価は、前期業績の再上方修正で200円台にオンし、ブラジルでのATM事業提携で年初来高値まで上値を伸ばし、全般急落相場にツレ安したが、13週線で下値を確かめ、同社社長の財務体質改善発言で再度、200円台に復帰した。PERは14倍台と割り負けており、上値評価が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:24 | 注目銘柄
2013年07月09日

【じっくり投資コーナー】アコーディア・ゴルフは優待含めた利回りは5%台、4期ぶり最高益、今秋に株式分割

じっくり投資コーナー アコーディア・ゴルフ<2131>(東1)は、中長期で注目したい。同社は9月30日を基準日、10月1日を効力発行日として普通株式1株を100株の割合をもって分割を実施する。また、効力発生日の10月1日をもって単元株制度を採用し、単元株式数を100 株とする。分割の実施に伴い、今3月期期末配当は、1株当たり5600円から56円となる予定で、9月中間期配当は実施しないが、9月30日現在の株主に料金に最大3,000円分を充当できる「株主ご優待券」を保有株式数に応じて贈呈。現時点で配当利回りは5.17%と利回り妙味が増す。

 足元の業績はマルチブランド戦略にゴルフ練習場事業の拡大、最適コストの実現、リテール事業の強化を図り、今3月期売上高は942億円(前期比3.6%増)、営業利益は150億円(同12.8%増)、経常利益は128億円(同14.9%増)、純利益は63億円(同4.6%増)を予定し、4期ぶりに営業最高益を更新する見通し。

 株価は、4月24日に年初来の高値12万円と買われた後、6月7日安値9万4000円と調整を挟んで上昇。同業PGMによる敵対的TOBは失敗に終わったが、旧村上ファンドに近いと目されるファンドが筆頭株主に浮上しており、中長期的な視点では需給思惑が増幅することから、買い下がる気持ちで、まずは第一弾の打診買いとしたい。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:15 | 注目銘柄
2013年07月08日

【狙い場・買い場】セガサミーは参議院選後のカジノ関連人気を先取りし割安本命株人気に弾み

狙い場・買い場 セガサミーホールディングス<6460>(東1)は、7月21日に投開票日を迎える参議院選挙で、新聞各紙の事前情勢分析により自民党の圧勝が観測されるなか、参議院選挙後に議員立法で成立が目指されるカジノ法案に関連して、割安本命株人気に拍車が掛かる展開が想定される。株価も、年初来高値3015円から2160円安値までの調整幅の半値戻しをクリアしており、相場格言の「半値戻しは全値戻し」にトライしよう。

 同社は、パチンコ・パチスロ機の大手で、アミューズメント施設の運営、ゲームソフトの制作も行っているが、カジノ事業でも先行実績がある。韓国の仁川広域市、釜山広域市でカジノを含む複合施設の建設を進めており、仁川広域市は2016年、釜山広域市は2016年9月に開業を予定しており、日本でもカジノ法案が成立した場合、この先行実績がバネとなって同社の新ビジネスの誕生につながり、業績を押し上げる展開が想定される。

 業績も、今3月期にV字回復が予想されるなど好調である。前期業績は、パチスロ機の一部新機種の発売延期、年間販売台数の減少による下方修正と、米国子会社清算に伴う繰延税金資産計上、厚生年金代行返上益などの特別利益計上による上方修正が交錯したが、今期は、売り上げ4850億円(前期比50%増)、経常利益720億円(同3.4倍)とV字回復、純利益は、特別利益一巡でも470億円(同40%増)と続伸を予想している。

 株価は、年初来高値からの調整では上昇中の75日移動平均線にタッチして下値を確認、25日移動平均線をクリアしてから再騰トレンドを鮮明化している。PER13倍台の割安修正で高値奪回に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:59 | 注目銘柄
2013年07月05日

【狙い場・買い場】ニイタカは雌伏7年を経て決算発表とシーズン到来を先取りし大幅割り負け修正余地

狙い場・買い場 ニイタカ<4465>(東2)は、来週10日に2013年5月期決算の発表を予定しているが、この決算開示と今夏の旅行シーズン到来を先取り、大幅な割り負け修正余地を示唆している。過去最高純利益6億9800万円を計上した2006年5月期業績当時につけた2006年4月高値1537円から雌伏7年を経て、今夏の国内旅行が過去最高となることから、同社の固形燃料の回復による業績期待を高めるためで、2006年高値へキャッチアップ、5割高展開も意識されよう。

 同社は、国内の日本旅館で朝食・夕食に供される鍋物の燃料として使用される固形燃料のトップメーカーで、このほか業務用の食器洗浄剤、漂白剤なども展開している。国内旅行は、「失われた20年」のデフレ景気や団体旅行の激減などで低迷してきたが、ここにきて円安メリットで外国人旅行客が拡大しているほか、日本人の国内旅行も、好調に推移している。JTBが発表した今夏(7月15日〜8月31日)の国内旅行(1泊以上)予想では、海外旅行が減少する一方で、国内旅行客は、前年同期比2.2%増の7624万人と過去最高になると見通されており、同社に関連特需が予想されることとなる。

 同社の業績は、前2013年5月期の四半期業績が2ケタ増益転換ペースと好調に推移、今年3月に開示した第3四半期(3Q)業績は、期初予想の5月通期業績に対して高利益進捗率を示した。期初予想の通期純利益は、3億5000万円(前期比51%増)と大幅増益転換を予想したが、10日の決算発表で上ぶれ着地するか、さらに続く2014年5月期業績をどう予想するか注目されることになる。

 株価は、3Q好決算で年初来高値1100円をつけ、前期期末に2円の創立50周年記念配当を実施したが、配当権利落ちと全般相場の急落が重なって年初来安値880円まで突っ込み、半値戻し水準までリバウンドした。前期業績の期初予想ベースでもPERは17倍台と割安であり、PBRも0.9倍と割り負けている。年初来高値は、2009年8月高値1090円を上抜く戻り高値であり、このフシ突破から2006年4月高値へのキャッチアップに騰勢を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:01 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】MUTOHホールディングスは3Dプリンター販売3.7倍、今期営業利益2.9倍

狙い場・買い場 MUTOHホールディングス<7999>(東1)に、注目したい。全般相場は、4日の参議院選挙の公示を前にリバウンド一巡、材料株に物色の矛先が集中する可能性が高い。6月上旬に「同社が今期の3Dプリンターの販売目標を前期比3.7倍の1100台に設定した」と伝わったことが手がかり材料。3Dプリンタはテレビや新聞など各種メディアに取り上げられ注目度が高まっているが、昨年発表を行い、好評を得たパーソナル3Dプリンタ「3DTOUCH」の後継機として「CubeX」が6月より販売開始。7月9日(火)に3Dプリンタセミナーが本社にて開催されることから、再度、市場の関心を集めている。

 足元の業績、新製品の開発・投入、3Dプリンタの販売の体制・サービス体制の強化・拡充を行い、新たな市場開拓を目指すほか、インクジェットプリンタ技術を応用した導光板事業において開発と販売を本格化させ、収益力の強化に取り組み、今3月期売上高は200億円(前期比11.2%増)、営業利益は4億円(同2.9倍)、経常利益は4億5000万円(同37.1%減)、純利益は1億7000万円(同34.9%減)を予想しているが、厚生年金基金の代行部分(過去分)の返上を予定しており、業績に一定の影響(特別利益の計上)が生じる見込み。年間配当は3円を予定している。

 株価は、300円を軸としたもみ合いが続いているが、週足では26週移動平均線がサポート、月足では9カ月移動平均線が24カ月移動平均線を上抜く方向となっている、6月4日につけた年初来高値377円抜けとなれば、一段高に進む公算が大きく、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:42 | 注目銘柄
2013年07月04日

【狙い場・買い場】アシックス商事は9月の開催地決定まで2020年五輪招致関連で出遅れ株人気長期化

狙い場・買い場 アシックス商事<9814>(東2)は、出遅れ株買いで妙味が大きそうだ。昨日3日にスイスで開催された国際オリンピック委員会(IOC)委員への2020年夏季オリンピック招致の候補地のプレゼンテーションで、立候補した東京を含めて3都市によって積極的なアピールが行われ、関連して株式市場ではスポーツ用品株などが買われたが、アシックス商事は、今3月期業績を連続の過去最高更新と予想しているにもかかわらず評価不足となっており、開催地が決定する今年9月まであと2カ月間、折に触れて割安株買いが期待できるためだ。とくに親会社のアシックス<7936>(東1)に比べて低PER・PBR放置は際立っており、年初来高値1970円奪回も一通過点となりそうだ。

 同社の業績は、前期期中に2回も上方修正され期初の減益転換予想が増益転換して、純利益は、過去最高を更新、配当も年間35円(前々期実績30円)に増配した。海外事業が、中価格帯のスポーツシューズの販売拡大で、売り上げが87億5745万円(前々期比2.4倍)、営業利益が4億405万円(同3.8倍)と大きく伸びたことが業績を押し上げた。

 今期業績は、海外事業の売り上げを前期比2.8%増の90億円、国内事業も同2.8%増の106億円と見込んで、売り上げを275億円(前期比0.5%減)、経常利益を23億6000万円(同1%増)、純利益を14億6000万円(同6%増)と予想、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。

 株価は、前期業績の再上方修正で年初来高値まで400円高し、今期業績の発表とともに材料出尽くし感を強め全般相場急落も波及してほぼ往って来いの1610円まで調整、100円幅の底上げをしたところである。PERは9倍台、PBRは0.8倍と出遅れており、親会社のアシックスのPER23倍並みに買ったら、大きな上値余地が計算される。東証2部株のハンデや値付きにやや難はあるが、オリンピックの開催地が決定される今年9月まで出遅れ株買いが続き、仮に開催地が東京に決まった場合は、関連特需発生の歓迎高に拍車がかかろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:36 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】大日本住友製薬はストップ高の新日本科学に関連、日本網膜研究所に15億円出資

狙い場・買い場 大日本住友製薬<4506>(東1)に、注目したい。新日本科学が、日本網膜研究所とiPS細胞を用いた加齢黄斑変性治療法確立支援で業務提携を手がかりに、ストップ高と買われており、同研究所関連銘柄が、再度、動意付くと予想される。6月26日に厚生労働省の審査委員会が、理化学研究所などが申請していたiPS細胞を使う臨床研究計画を承認。日本網膜研究所は理化学研究所などが開発したiPS細胞の関連特許について使用許諾を受けているが、大日本住友は、3月に日本網膜研究所に15億円出資。日本網膜研究所との間で網膜疾患を適応症としたiPS細胞技術の実用化で連携することが大きく見直される可能性が高い。

 足元の業績、北米事業で、独占販売期間の終了した製品等の売上高は減少するものの、「ラツーダ」等の売上高の拡大に加え、換算レートを前期に比べ円安に想定したことにより増収となる見通しで、今3月期売上高は3690億円(前期比6.1%増)、営業利益は260億円(同3.8%増)、経常利益は250億円(同2.0%増)、純利益は130億円(同29.4%増)を見込む。年間配当は18円を予定している。

 株価は、5月8日につけた年初来高値1920円から6月26日安値1172円まで約4割の調整を挟んで上昇。5日移動平均線が、25日移動平均線を上抜く方向となっており、バイオ関連物色再燃の流れに乗りリバウンド幅を広げる可能性があり、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:28 | 注目銘柄
2013年07月03日

【狙い場・買い場】オーデリックは「節電の夏」本番でLED人気を再燃させ値幅取り妙味

狙い場・買い場 オーデリック<6889>(JQS)は、梅雨明け後の「節電の夏」本番を前に、猛暑関連・電力不足思惑先取りで急騰習性の再発揮が期待十分で、値幅取り妙味を示唆している。照明器具の専業メーカーとして、省エネ効果の高いLED照明器具にターゲットを絞った積極経営政策を続け、今3月期純利益は、過去最高を連続大幅更新、連続大幅増配が予想されていることがフォローの材料になる。株価も、前期業績の上方修正、増配、業績上ぶれ観測報道のたびにストップ高を演じており、この再現も有力となる。

 同社の今期業績は、売り上げ360億円(前期比19%増)、経常利益45億5000万円(同74%増)、純利益28億円(同82%増)と大幅続伸が予想されている。配当は、前期に期初予想の30円(前々期実績25円)を期中に相次いで増配、50円に引き上げたが、今期はさらに100円に大幅アップを予定している。

 照明器具の専業メーカーとしてLED照明器具、蛍光灯照明器具、白熱灯照明器具を手掛けているが、東日本大震災以降の節電・省エネ意識の高まりで、前期にLED照明器具が、前々期比2.4倍の150億円超と全売り上げの49.8%に達したことが、今期業績の続伸要因となる。その分、前期は蛍光灯、白熱灯は伸び悩んだが、同社では、今期もLED照明器具の品揃えを充実し、店舗、商業施設、オフィスなど非住宅分野向けのシェアを拡大し、蛍光灯では各ジャンルの品揃えを縮小させ、白熱灯も、各メーカーが白熱電球の製造・販売を停止させていることに対応し、取り扱いを限定する。

 株価は、合計3回実施した前期業績の上方修正と2回の増配のたびに上値を伸ばし、今年4月の上方修正と5月の今期業績の大幅続伸・増配予想ではストップ高をして年初来高値5770円をつけた。同高値から全般相場波乱で3690円安値まで2000円安となり、いったん1000円高と持ち直したものの、今度は新興市場の急落が響いて3720円まで再調整、4000円台を出没している。PERは8倍台、配当利回りは、値がさにもかかわらず2.3%と割安であり、再度の値幅効果が狙えよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:52 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】東亜建設工業に出番、静岡県が防潮堤に2000億円、今期純益4.3倍

狙い場・買い場 埋め立て・浚渫を手がける海上土木大手の東亜建設工業<1885>(東1)に、注目したい。全般は目先リバウンド相場が継続。前田建設や東鉄工業、ライト工業などが年初来の高値を更新しており、建設株の水準訂正の動きが続くと予想される。静岡県が第4次地震被害想定に伴う防災対策をまとめ、今後10年間に4000億円を投じるが、2000億円は防潮堤の整備など津波を防ぐ費用に充て、東海地震などによる津波の死者を8割減少させる目標を掲げ、海岸堤防で液状化対策や壊れにくい構造への改良実施などが予定されていることから、東亜建設工業は、液状化対策などで防災・震災関連として見直される可能性がある。

 足元の業績、今3月期売上高は1735億円(前期比7.8%増)、営業利益は28億円(同14.2%増)、経常利益は23億円(同3.7%増)、純利益は9億円(同4.3倍)を見込む。年間配当は2円復配を予定している。

 株価は、4月10日に169円、5月22日に年初来高値172円と買われ、二番天井形成から6月27日に4月2日の年初来安値122円に顔合わせし往って来い。仕切り直しの動きとなっている。PBR0.49倍と割り負け、25日移動平均線を突破しており、建設株の出遅れとして、リバウンド幅を広げる可能性があり、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:05 | 注目銘柄
2013年07月02日

【狙い場・買い場】アルペンは富士山文化遺産関連で業績期待を高めて高値奪回に直行も

狙い場・買い場 アルペン<3028>(東1)は、年初来高値2143円から全般相場急落とともに1712円安値まで突っ込み、下げ過ぎ訂正で25日移動平均線を回復して上昇トレンド転換しており、2013年6月期期末配当取りでつけた1940円を上抜いたここからは、一気に年初来高値2143円に直行する展開が有力である。富士山の世界文化遺産登録、7月1日の富士山の山開きと続いて登山ブームが予想され、同社のトレッキング・ウェア、トレッキング用品の販売増から2013年6月期業績の上ぶれ着地、2014年6月期業績の続伸など業績期待を高めているためだ。年初来高値は、4年8カ月ぶりの上値フシとなっており、フシ抜けから2007年8月高値2340円も視野に入れよう。

 同社の2013年6月期業績は、第2四半期累計業績が、期初予想を上ぶれて着地したものの、第1四半期、第3四半期と総体としては伸び悩んだ。中国、カンボジアなどの海外生産拠点でプライベートブランド(PB)商品を製造するビジネスモデルで差別化しているが、急速な円安でこのPB商品の仕入原価が上昇、このコストアップはPB商品の高利益率でカバーしたものの、積極的な新規出店で販売促進費が増加したことなどが利益を抑制した。ただ、6月期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、61億8700万円(前期比17%増)と続伸を予想している。

 続く2014年6月期業績の動向は、今年8月上旬の決算発表を待たなくてはならないが、今回の富士山の世界文化遺産登録、来年のサッカーのワールドカップなどスポーツ人気が盛り上がる環境が予想され、続伸期待が強い。東洋経済会社四季報夏号では、2013年6月期純利益が63億円と上ぶれ、2014年6月期純利益が68億円と続伸、連続増配も観測している。

 株価は、2Q累計業績の上ぶれ着地を手掛かりに25日線にサポートされて年初来高値まで500円高し、6月7日安値では、25日線と大幅に下方かい離したとして下げ過ぎ訂正で25日線までリバウンドした。PERは13倍台、PBRは0.7倍となお割安であり、高値奪回を強力支援しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:29 | 注目銘柄