電炉中堅の東京鐵鋼<5445>(東1)は、9月20日(金)10円高の(+2.32%)の432円と続伸し、2月5日につけた年初来の高値434円に肉薄している。2020年夏季東京オリンピック開催で東京首都圏の再開発に弾みがつくとの期待感から買われている。同社が超高層ビルを支えるネジテツコン・継手から、施工省力化に寄与する製品群を手がけていることから、都市再開発関連として物色されている。
足元の業績、主原料の鉄スクラップ価格が上昇傾向にあることに加え、電力料金の値上げの拡大やその他エネルギー・諸資材価格の上昇の影響が避けられず、今3月期売上高は590億9200万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は26億円(同39.1%減)、経常利益は25億円(同39.0%減)、純利益は14億円(同51.8%減)と大幅減益を見込む。
株価は、2月5日につけた年初来の高値434円から4月2日安値313円まで調整を挟んで5月7日高値420円と上昇。その後、6月7日安値322円と売り直されて下値確認から上昇し、レンジ上限に達している。主力のネジテツコンは、高層マンションのみならず、中低層向けなどに伸びるとの期待感から来3月期業績は上向くと観測され、PBR0.63倍と割り負けしている。月足では24カ月移動平均線がサポートしており、中長期で押し目買い優位に上値を試し、上昇トレンドを描く可能性が高まろう。(N)
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(09/22)【じっくり投資コーナー】東京鐵鋼はオリンピック関連、超高層ビルで実力
(09/20)【狙い場・買い場】大日本印刷は高値目前も敢えて配当権利取り優先から値幅狙い
(09/19)【じっくり投資コーナー】日鍛バルブは『カローラHV』向け好調に、PBR0.4倍
(09/18)【狙い場・買い場】日東精工は業績上方修正、値ごろ割安株買いをテコに倍返しも有望
(09/17)【狙い場・買い場】日デジタルは消費税増税の税務会計ソフト特需を先取り割安修正を期待
(09/15)【じっくり投資コーナー】シノブフーズの米飯製品好調、ファミリーマート向け5割増も
(09/13)【狙い場・買い場】コナカはFOMC先取りなら業績上方修正を見直し超割安修正余地
(09/12)【狙い場・買い場】パナホームは月次受注高2ケタ増をテコに消費増税関連人気を先取り底値買い妙味
(09/12)【じっくり投資コーナー】藤商事が増額で急伸、東京湾カジノ構想期待も浮上
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(09/11)【狙い場・買い場】松井証券は中間配当の早めの権利取りと1Q好決算のサポートで高値直行展開も
(09/10)【狙い場・買い場】極東開発は業績上方修正、23期ぶり最高純益を見直し割安修正に加速ムード
(09/10)【じっくり投資コーナー】神鋼商事はオリンピック関連、製鐵会社の輸出価格引き引上も支援
(09/09)【狙い場・買い場】大真空はもう一つのヤマ場に向け好業績・需給評価で再離陸態勢
(09/09)【狙い場・買い場】テレビCM制作に追い風のティー・ワイ・オー、中期300円も
(09/06)【狙い場・買い場】アルバックは黒字転換業績をテコに割安修正で急騰習性再発揮を期待
(09/06)【じっくり投資コーナー】太平工業は新日鉄住金系で見直し人気、PBR0.5倍
(09/05)【狙い場・買い場】関西ペは連続最高純益を見直し日本ペとの株価ギャップ是正期待
(09/04)【狙い場・買い場】ALSOKは五輪の東京招致成功ならトリプル・メリット評価で再急騰思惑
(09/04)【じっくり投資コーナー】コロナは冬シーズンに備えて待ち伏せ、指標も割安
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2013年09月22日
【じっくり投資コーナー】東京鐵鋼はオリンピック関連、超高層ビルで実力
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:51
| 注目銘柄
2013年09月20日
【狙い場・買い場】大日本印刷は高値目前も敢えて配当権利取り優先から値幅狙い
大日本印刷<7912>(東1)は、5月23日につけた年初来高値1056円を指呼の間としているが、敢えてこの高値水準で配当権利取りを優先したい。株価的にも戻り売りがほぼ一巡、価格帯別売買高の動向から高値更新後は真空地帯となることも示唆しており、今3月期業績の続伸予想を見直し、東日本大震災発生前の2011年1月高値1172円を目指すなど値幅効果も期待できそうだ。
同社の今期業績は、前年同期比5%増収、21%経常増益、19%純益と続伸が予想されている。前期業績は、液晶テレビの世界的な販売低迷で大型液晶パネル向けのカラーフィルターや反射防止フィルムの売り上げが減少し、半導体市場の厳しい推移からフォトマスクなども減少し、期中に下方修正し期初予想より増益転換率を縮めたが、今期は、液晶カラーフィルターでスマートフォンやタブレット端末向けの中小型品の取り込みを図り、フォトプリンター用の昇華型熱転写記録材なども増加、建材向けの環境配慮商品が堅調に推移することなどが要因となる。
今期業績の続伸予想の第1関門の今期第1四半期(1Q)決算は、今年8月に発表、前期比1%減収、3.7倍経常増益とV字回復して、純利益は、70億6000万円(前年同期は42億1100万円の赤字)と黒字転換、通期業績対比の利益進捗率は、29〜30%と目安の25%をクリアした。今期配当は、32円(前期実績32円)と安定継続する。
株価は、年初来高値から全般相場急落の悪地合いのなか787円まで調整、1Q好決算などをテコに年初来高値に迫ってきた。PERは29倍台と割高だが、PBRは、1株純資産1402円に対して0.7倍と割り負けており、3.0%に回る好配当利回り買いから2011年1月高値を目指し、1株純資産クリアも期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社の今期業績は、前年同期比5%増収、21%経常増益、19%純益と続伸が予想されている。前期業績は、液晶テレビの世界的な販売低迷で大型液晶パネル向けのカラーフィルターや反射防止フィルムの売り上げが減少し、半導体市場の厳しい推移からフォトマスクなども減少し、期中に下方修正し期初予想より増益転換率を縮めたが、今期は、液晶カラーフィルターでスマートフォンやタブレット端末向けの中小型品の取り込みを図り、フォトプリンター用の昇華型熱転写記録材なども増加、建材向けの環境配慮商品が堅調に推移することなどが要因となる。
今期業績の続伸予想の第1関門の今期第1四半期(1Q)決算は、今年8月に発表、前期比1%減収、3.7倍経常増益とV字回復して、純利益は、70億6000万円(前年同期は42億1100万円の赤字)と黒字転換、通期業績対比の利益進捗率は、29〜30%と目安の25%をクリアした。今期配当は、32円(前期実績32円)と安定継続する。
株価は、年初来高値から全般相場急落の悪地合いのなか787円まで調整、1Q好決算などをテコに年初来高値に迫ってきた。PERは29倍台と割高だが、PBRは、1株純資産1402円に対して0.7倍と割り負けており、3.0%に回る好配当利回り買いから2011年1月高値を目指し、1株純資産クリアも期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:41
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2013年09月19日
【じっくり投資コーナー】日鍛バルブは『カローラHV』向け好調に、PBR0.4倍
日鍛バルブ<6493>(東2)も9月18日(水)株価は4円高の310円と3営業日続伸。東証2部指数が堅調で、自動車関連の出遅れ株として見直されている。トヨタ自動車が8月6日に発売した「カローラ」のハイブリッド車(HV)の受注が、今月9日までの約1カ月間で約2万2千台だったと発表。HVの立ち上がり好調で、HV向けにエンジンバルブの供給も好調と推測される。
足元の業績、国内では前年度第3四半期以降の落ち込みから復調傾向にあったものの全般は低調も、海外では円安効果に加え、自動車需要が回復傾向にある北米地域における生産拡大が寄与し、今3月期第1四半期売上高は92億9200万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は6億3100万円(同0.4%増)、経常利益は8億2100万円(同19.7%増)、純利益は3億7300万円(同2.6%増)に着地。純利益は通期計画に対する進捗率が57.4%と順調に推移。
株価は、5月10日につけた年初来高値395円から6月7日安値289円まで調整、9月2日安値292円と売り直されて下値を確認。月足では24カ月移動平均線がサポートしており、底堅い動きが続くと予想される。PBR0.39倍と割り負け、配当利回り3.23%と利回り妙味もソコソコあり出遅れ感がある。中長期で水準訂正に向かう場面が期待されよう。(N)
足元の業績、国内では前年度第3四半期以降の落ち込みから復調傾向にあったものの全般は低調も、海外では円安効果に加え、自動車需要が回復傾向にある北米地域における生産拡大が寄与し、今3月期第1四半期売上高は92億9200万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は6億3100万円(同0.4%増)、経常利益は8億2100万円(同19.7%増)、純利益は3億7300万円(同2.6%増)に着地。純利益は通期計画に対する進捗率が57.4%と順調に推移。
株価は、5月10日につけた年初来高値395円から6月7日安値289円まで調整、9月2日安値292円と売り直されて下値を確認。月足では24カ月移動平均線がサポートしており、底堅い動きが続くと予想される。PBR0.39倍と割り負け、配当利回り3.23%と利回り妙味もソコソコあり出遅れ感がある。中長期で水準訂正に向かう場面が期待されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:54
| 注目銘柄
2013年09月18日
【狙い場・買い場】日東精工は業績上方修正、値ごろ割安株買いをテコに倍返しも有望
日東精工<5957>(東1)は、5日移動平均線が、下から25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロスを示現しており、8月の戻り高値347円抜けから年初来高値383円にキャッチアップする動きを強めそうだ。今年8月の今12月期業績の上方修正が、この引き金となっており、低位値ごろ割安株買いの増勢から、この高値からの調整幅の倍返しで2008年高値479円を目指す値幅効果も期待される。
同社の今期業績は、第2四半期(2Q)累計業績が、期初予想を上ぶれて続伸幅を拡大したことを踏まえて上方修正された。ファスナー事業で、東南アジア向けが好調に推移し、軸力安定化ねじ「フリックス」などの新製品が寄与し、産機事業でも、自動車向けねじ締め機が続伸したほか、小型・軽量ドライバ「KXドライバ」の新製品を市場投入、需要喚起策を強化したことなどが要因となった。通期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を2億3000万円、純利益を1億1000万円それぞれ引き上げ、純利益は、14億2000万円(前期比36%増)と連続増益率を伸ばす。
株価は、前期期末配当の増配に今期業績の続伸予想が加わって年初来高値まで買い進まれ、全般相場急落のトバッチリで280円まで調整、半値押し水準まで持ち直してきた。PERは9倍台、PBRは0.7倍と割安であり、全値戻しに弾みをつけよう。この年初来高値は、5年来の上値フシとして2010年も挑戦して撃退された因縁の水準となっており、このフシ抜けは、業績そのものが、このところの伸び悩みから復調していることもフォローし高値からの調整幅の倍返し期待も刺激することになろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社の今期業績は、第2四半期(2Q)累計業績が、期初予想を上ぶれて続伸幅を拡大したことを踏まえて上方修正された。ファスナー事業で、東南アジア向けが好調に推移し、軸力安定化ねじ「フリックス」などの新製品が寄与し、産機事業でも、自動車向けねじ締め機が続伸したほか、小型・軽量ドライバ「KXドライバ」の新製品を市場投入、需要喚起策を強化したことなどが要因となった。通期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を2億3000万円、純利益を1億1000万円それぞれ引き上げ、純利益は、14億2000万円(前期比36%増)と連続増益率を伸ばす。
株価は、前期期末配当の増配に今期業績の続伸予想が加わって年初来高値まで買い進まれ、全般相場急落のトバッチリで280円まで調整、半値押し水準まで持ち直してきた。PERは9倍台、PBRは0.7倍と割安であり、全値戻しに弾みをつけよう。この年初来高値は、5年来の上値フシとして2010年も挑戦して撃退された因縁の水準となっており、このフシ抜けは、業績そのものが、このところの伸び悩みから復調していることもフォローし高値からの調整幅の倍返し期待も刺激することになろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:20
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2013年09月17日
【狙い場・買い場】日デジタルは消費税増税の税務会計ソフト特需を先取り割安修正を期待
日本デジタル研究所<6935>(東1)は、10月1日に安倍晋三首相が政治決断するとの観測が日に日に強まっている消費税増税を境に、株価の居所が大きく変わる割安修正が加速する展開が有力視される。会計事務所を中核に全国の中小企業向けに提供している税務会計ソフトに特需が発生することが予想されるためだ。今3月期業績の続伸推移も加わり、まず年初来高値1316円へキャッチアップし、特需本格化から中期的には2007年2月につけた1969円高値を目指す上値追いも想定される。
同社は、全国の中小企業向けに同社の税務会計ソフトを提供、シェアを拡大するため「サイバー会計事務所」構想と「記帳業務革新」構想を推進し、この中核商品の5年保証型商品が好調に推移、さらにタブレットなどの携帯端末からのアクセス可能としたことから好業績が続いている。今3月期業績は、売り上げ335億円(前期比6%増)、経常利益59億5000万円(同2%減)、純利益36億円(同6%減)と予想している。利益は、利息収入が減少して減益転換するが、純利益は、前期の過去最高並みの高水準をほぼキープする。
この好業績は、今期第1四半期(1Q)でさらに顕在化しており、1Q業績は、前期比11%増収、6%経常増益、21%純益増益と続伸して着地し、期初予想の第2四半期累計業績に対して順調な利益進捗率を示した。
株価は、前期決算発表前の今年4月に今期配当の創立45周年の記念増配10円を発表、今期配当を30円(前期実績20円)としたことで年初来高値まで約200円高し、倍返しの同安値922円まで調整、1000円台を出没してきた。PERは10倍台、PBRは0.5倍と割安であり、下値での待ち伏せ買い妙味は絶大である。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社は、全国の中小企業向けに同社の税務会計ソフトを提供、シェアを拡大するため「サイバー会計事務所」構想と「記帳業務革新」構想を推進し、この中核商品の5年保証型商品が好調に推移、さらにタブレットなどの携帯端末からのアクセス可能としたことから好業績が続いている。今3月期業績は、売り上げ335億円(前期比6%増)、経常利益59億5000万円(同2%減)、純利益36億円(同6%減)と予想している。利益は、利息収入が減少して減益転換するが、純利益は、前期の過去最高並みの高水準をほぼキープする。
この好業績は、今期第1四半期(1Q)でさらに顕在化しており、1Q業績は、前期比11%増収、6%経常増益、21%純益増益と続伸して着地し、期初予想の第2四半期累計業績に対して順調な利益進捗率を示した。
株価は、前期決算発表前の今年4月に今期配当の創立45周年の記念増配10円を発表、今期配当を30円(前期実績20円)としたことで年初来高値まで約200円高し、倍返しの同安値922円まで調整、1000円台を出没してきた。PERは10倍台、PBRは0.5倍と割安であり、下値での待ち伏せ買い妙味は絶大である。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:36
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2013年09月15日
【じっくり投資コーナー】シノブフーズの米飯製品好調、ファミリーマート向け5割増も
米飯加工品製造のシノブフーズ<2903>(東2)は、9月13日(金)1円高の(+0.25%)の406円と小じっかり。14日付の日本経済新聞朝刊が「ファミリーマートの2013年3〜8月期連結経常利益は、前年同期比3%増の275億円程度だったもようだ。従来予想(269億円)を上回り、3〜8月期として過去最高を更新した」と伝えている。シノブフーズが製造する、おにぎり、弁当等米飯加工品はファミリーマート向けが5割超と見られており、新規出店加速のファミリーマート関連として見直される可能性があり、中長期的な視点で注目したい。
足元の業績、今3月期第1四半期は、新規取引先の開拓を進めたほか、モンドセレクション3年連続金賞受賞の「エピ・ムー ミックスサンド」のテレビコマーシャル放映もあり、調理パンは売上を伸ばしたものの、激しい競争のなか、売上高は前年同期を下回った。ロス削減などコストダウンに取り組み、品質・衛生管理の充実を図ったが、岡山工場の操業開始に伴う立ち上げ費用がかさんだため、売上高は93億9000万円(前年同期比2.9%減)、営業利益は1億6500万円(同53.2%減)、経常利益は1億7300万円(同53.2%減)、純利益は1億0300万円(同52.2%減)に着地。
株価は、1月21日に年初来高値418円から4月2日に年初来安値331円まで調整を挟んで7月16日高値415円と買い直された後、400円割れを下値に小幅もみ合いが続いている。今期減益予想だが、来3月期は設備投資が一巡し、業績は上向くと予想される。PBR0.63倍と割り負け、配当利回り2.43%と利回り妙味もソコソコある。また、需給面では、同社が100万株・4億円を上限に自社株取得枠(今年5月13日〜来年3月31日)を設定し、8月末時点で52万3000株を取得、取得金額は2億0915万7000円と、市場から自社株を買い付けており、底堅い動きが続くと予想される。04円3月高値420円となれば、ボックス放れとなる可能性が高く、押し目買い姿勢が強まりそうだ。(N)
足元の業績、今3月期第1四半期は、新規取引先の開拓を進めたほか、モンドセレクション3年連続金賞受賞の「エピ・ムー ミックスサンド」のテレビコマーシャル放映もあり、調理パンは売上を伸ばしたものの、激しい競争のなか、売上高は前年同期を下回った。ロス削減などコストダウンに取り組み、品質・衛生管理の充実を図ったが、岡山工場の操業開始に伴う立ち上げ費用がかさんだため、売上高は93億9000万円(前年同期比2.9%減)、営業利益は1億6500万円(同53.2%減)、経常利益は1億7300万円(同53.2%減)、純利益は1億0300万円(同52.2%減)に着地。
株価は、1月21日に年初来高値418円から4月2日に年初来安値331円まで調整を挟んで7月16日高値415円と買い直された後、400円割れを下値に小幅もみ合いが続いている。今期減益予想だが、来3月期は設備投資が一巡し、業績は上向くと予想される。PBR0.63倍と割り負け、配当利回り2.43%と利回り妙味もソコソコある。また、需給面では、同社が100万株・4億円を上限に自社株取得枠(今年5月13日〜来年3月31日)を設定し、8月末時点で52万3000株を取得、取得金額は2億0915万7000円と、市場から自社株を買い付けており、底堅い動きが続くと予想される。04円3月高値420円となれば、ボックス放れとなる可能性が高く、押し目買い姿勢が強まりそうだ。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:46
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2013年09月13日
【狙い場・買い場】コナカはFOMC先取りなら業績上方修正を見直し超割安修正余地
コナカ<7494>(東1)は、今年5月に今9月期第2四半期(2Q)累計業績、9月通期業績を相次いで上方修正、通期純利益は、前期比16%増と伸び連続の過去最高更新となるにもかかわらず、足元の株価は、きょう13日にやっと25日移動平均線をクリアする下値調整を続けてきた。これは同社の業績・上方修正への信頼性が低く、上方修正が、主にデリバティブ評価益の計上によるものだからである。
しかし、この上方修正要因は、来週9月17〜18日に開催されるFRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公開市場委員会)で、市場予想通りに量的緩和策の縮小が決定されれば、目先の反応は兎も角、中期的にはドル高・円安の進行が予想されることから業績の再上ぶれも期待できることになる。超割安株買いの再燃につながり、下値は要マークということになる。
同社の今期通期業績は、2Q累計業績が期初予想から上方修正されたことを受けて2Q累計決算発表時に上方修正された。売り上げの上方修正幅は、期初予想より3億5200万円の引き上げにとどまったが、経常利益は49億7900万円、純利益は、31億900万円それぞれ大幅アップされ、純利益は、60億円(前期比16%増)と前期の過去最高を連続更新する。2Q累計業績で営業外収益でデリバティブ評価益50億4600万円を計上したことが主要因となった。
このデリバティブ評価益は、今年8月に発表した今期第3四半期(3Q)業績で、さらに62億3000万円に拡大、新製品「ウルトラライトスペック」などのクールビズ商品が好調に推移したこと加わり、9カ月実績の純利益は、73億5300万円(前年同期比35%増)と続伸し、5月の上方修正値を据え置いた通期の年間純利益を13億円強も上回って着地した。為替相場の動向次第で再上ぶれ期待を高める。
株価は、2Q累計業績上方修正では素直に年初来高値1490円をつけたが、通期業績上方修正では全般相場の急落も響いて反応は限定的で、889円まで調整、猛暑関連人気でいったん1184円までリバウンドしたが800円台への下値調整が続いた。PERは通期予想ベースで4倍台、3Q実績ベースで3倍台と割安で、PBRも0.6倍と割り負けており、下値買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
しかし、この上方修正要因は、来週9月17〜18日に開催されるFRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公開市場委員会)で、市場予想通りに量的緩和策の縮小が決定されれば、目先の反応は兎も角、中期的にはドル高・円安の進行が予想されることから業績の再上ぶれも期待できることになる。超割安株買いの再燃につながり、下値は要マークということになる。
同社の今期通期業績は、2Q累計業績が期初予想から上方修正されたことを受けて2Q累計決算発表時に上方修正された。売り上げの上方修正幅は、期初予想より3億5200万円の引き上げにとどまったが、経常利益は49億7900万円、純利益は、31億900万円それぞれ大幅アップされ、純利益は、60億円(前期比16%増)と前期の過去最高を連続更新する。2Q累計業績で営業外収益でデリバティブ評価益50億4600万円を計上したことが主要因となった。
このデリバティブ評価益は、今年8月に発表した今期第3四半期(3Q)業績で、さらに62億3000万円に拡大、新製品「ウルトラライトスペック」などのクールビズ商品が好調に推移したこと加わり、9カ月実績の純利益は、73億5300万円(前年同期比35%増)と続伸し、5月の上方修正値を据え置いた通期の年間純利益を13億円強も上回って着地した。為替相場の動向次第で再上ぶれ期待を高める。
株価は、2Q累計業績上方修正では素直に年初来高値1490円をつけたが、通期業績上方修正では全般相場の急落も響いて反応は限定的で、889円まで調整、猛暑関連人気でいったん1184円までリバウンドしたが800円台への下値調整が続いた。PERは通期予想ベースで4倍台、3Q実績ベースで3倍台と割安で、PBRも0.6倍と割り負けており、下値買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:30
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2013年09月12日
【狙い場・買い場】パナホームは月次受注高2ケタ増をテコに消費増税関連人気を先取り底値買い妙味
パナホーム<1924>(東1)は、今年7月に発表した今3月期第1四半期(1Q)業績が連続赤字で着地したことで再度、600円台を試す下値調整を続けている。ただこの連続赤字は、住宅会社独自の会計特性によるもので、3月通期業績の連続増益は変わらず、月次受注高も2ケタ増で推移していることから、消費税の増税前の駆け込み需要を享受して、業績も株価も上ぶれ展開する可能性がある。安倍晋三首相が、増税を政治決断する見込みの10月1日を前に待ち伏せ買い妙味を示唆している。
1Q業績は、売り上げが前年同期より2%増と続伸し、経常利益が11億7600万円の赤字(前年同期は20億100万円の赤字)、純利益が、8億9800万円の赤字(同13億700万円の赤字)となった。建物の引渡しが、第2四半期、第4四半期に集中するため、1Qは赤字計上となる会計特性となっている。ただこの間、同社の月次受注高は、今期に入った4月度から8月度まで前年同月比17〜45%増と好調に推移し、とくに集合住宅は、34〜72%と高い伸びを示した。
今年4月に戸建請負事業で太陽光発電パネルそのもので屋根を構成する「カサード・エコ・コルディス」、6月には賃貸事業で同じ形式の「フィカーサ エコソレーユ」を各発売、資産活用事業では、相続税制改正をテーマにした資産活用セミナーを開催して集客・受注拡大を進めており、消費増税駆け込み需要も高まっていることなどが寄与している。今3月期業績は期初予想を据え置き、純利益は、75億円(前期比2%増)と見込んでいるが、一部では79億円への上ぶれも観測されている。
株価は、PER14倍台、PBR0.8倍と割安であり、7月の戻り高値681円抜けから年初来高値780円奪回へ向けスピードアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
1Q業績は、売り上げが前年同期より2%増と続伸し、経常利益が11億7600万円の赤字(前年同期は20億100万円の赤字)、純利益が、8億9800万円の赤字(同13億700万円の赤字)となった。建物の引渡しが、第2四半期、第4四半期に集中するため、1Qは赤字計上となる会計特性となっている。ただこの間、同社の月次受注高は、今期に入った4月度から8月度まで前年同月比17〜45%増と好調に推移し、とくに集合住宅は、34〜72%と高い伸びを示した。
今年4月に戸建請負事業で太陽光発電パネルそのもので屋根を構成する「カサード・エコ・コルディス」、6月には賃貸事業で同じ形式の「フィカーサ エコソレーユ」を各発売、資産活用事業では、相続税制改正をテーマにした資産活用セミナーを開催して集客・受注拡大を進めており、消費増税駆け込み需要も高まっていることなどが寄与している。今3月期業績は期初予想を据え置き、純利益は、75億円(前期比2%増)と見込んでいるが、一部では79億円への上ぶれも観測されている。
株価は、PER14倍台、PBR0.8倍と割安であり、7月の戻り高値681円抜けから年初来高値780円奪回へ向けスピードアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:33
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【じっくり投資コーナー】藤商事が増額で急伸、東京湾カジノ構想期待も浮上
藤商事<6257>(JQS)は、9月11日(水)5700円高のの12万7200円と反発。前日10日に9月中間期業績予想の上方修正したことを好感したほか、東京オリンピック招致で、東京湾岸におけるカジノ構想が再浮上していることが買い手がかり。今月中に成長戦略第2弾などを含めた新たな経済対策をまとめる見通しで、カジノ法案成立に対する期待感が再度高まる方向となっている。同社がパチンコ、パチスロ機を手がけ、業績も好調に推移し、割安感があり見直し余地が広がることから注目したい。
パチンコ遊技機「CRゲゲゲの鬼太郎 地獄からの使者」、「CR呪念」などの新タイトルの市場投入や、パチスロ遊技機では「パチスロRAVEエンドレスラッシュ」の市場投入が好調で計画を上回り、9月中間期売上高は従来予想の269億円(前年同期比5.8%減)から300億円(前年同期比5.0%増)、営業利益は同40億円(同31.8%減)から62億円(同5.7%増)、経常利益は同40億円(同32.4%減)から62億円(同4.8%増)、純利益は同23億円(同12.0%減)から38億円(同45.4%増)と一転増収増益着地と好調。
株価は、5月14日につけた年初来の高値14万7700円から6月7日安値10万9300円まで調整。その後、12万円割れを下値にもみ合っていたが出直る動きを強めている。月足では9カ月移動平均線がサポート、通期業績予想は据え置いているが、今期予想PER8倍台・PBR0.69倍と割安感があり、配当利回り4%近くあり、見直し余地が広がる。また、9月30日を基準日として1株を100株の割合で分割を実施し、1単元の株数を100株とする単元株制度を採用することから、下値もみ合いを上放れする可能性が高く、押す場面があれば、中長期で買い妙味は膨らもう。(N)
パチンコ遊技機「CRゲゲゲの鬼太郎 地獄からの使者」、「CR呪念」などの新タイトルの市場投入や、パチスロ遊技機では「パチスロRAVEエンドレスラッシュ」の市場投入が好調で計画を上回り、9月中間期売上高は従来予想の269億円(前年同期比5.8%減)から300億円(前年同期比5.0%増)、営業利益は同40億円(同31.8%減)から62億円(同5.7%増)、経常利益は同40億円(同32.4%減)から62億円(同4.8%増)、純利益は同23億円(同12.0%減)から38億円(同45.4%増)と一転増収増益着地と好調。
株価は、5月14日につけた年初来の高値14万7700円から6月7日安値10万9300円まで調整。その後、12万円割れを下値にもみ合っていたが出直る動きを強めている。月足では9カ月移動平均線がサポート、通期業績予想は据え置いているが、今期予想PER8倍台・PBR0.69倍と割安感があり、配当利回り4%近くあり、見直し余地が広がる。また、9月30日を基準日として1株を100株の割合で分割を実施し、1単元の株数を100株とする単元株制度を採用することから、下値もみ合いを上放れする可能性が高く、押す場面があれば、中長期で買い妙味は膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27
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2013年09月11日
【狙い場・買い場】セキドはオリンピック関連人気で割安、外国人に好人気の『ギンザ・ラブラブ』
セキド<9878>(東2・売買単位1000株)の104円前後は好狙い場だろう。90円台で下値を十分に固めているし、オリンピック関連としての人気にも乗る。
とくに、『ギンザ・ラブラブ』は東南アジアの人に高い人気を持っている。その銀座店を旗艦店として高級バッグ、高級時計を中心にギンザ・ラブラブを全国に22ヵ店展開。さらに、都内に今後、自社ブランド品の小型専門店を展開する。
昨年10月に家電販売事業から撤退しファッション事業に特化している。その効果が集計中の8月中間期から現れる。営業利益は2000万円と前年同期の赤字2億5800万円から大きく向上する見通し。今2月期通期でも営業利益1億4000万円(前期赤字2億8800万円)と向上する見通し。配当は年1円の予定。
とくに、1株純資産は251.4円と優秀である。PBR0.4倍台に加え、収益が改善となっているだけに割安といえる。オリンピック関連人気からも年初来高値124円(4月)更新から2009年の190円も見込めるだろう。
>>セキドのMedia−IR企業情報
とくに、『ギンザ・ラブラブ』は東南アジアの人に高い人気を持っている。その銀座店を旗艦店として高級バッグ、高級時計を中心にギンザ・ラブラブを全国に22ヵ店展開。さらに、都内に今後、自社ブランド品の小型専門店を展開する。
昨年10月に家電販売事業から撤退しファッション事業に特化している。その効果が集計中の8月中間期から現れる。営業利益は2000万円と前年同期の赤字2億5800万円から大きく向上する見通し。今2月期通期でも営業利益1億4000万円(前期赤字2億8800万円)と向上する見通し。配当は年1円の予定。
とくに、1株純資産は251.4円と優秀である。PBR0.4倍台に加え、収益が改善となっているだけに割安といえる。オリンピック関連人気からも年初来高値124円(4月)更新から2009年の190円も見込めるだろう。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:37
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【狙い場・買い場】松井証券は中間配当の早めの権利取りと1Q好決算のサポートで高値直行展開も
松井証券<8628>(東1)は、7月25日以来1カ月半ぶりに1000円台大台を回復、7月16日につけた戻り高値1036円を3円上抜いたことから、価格帯別売買高で真空地帯となっている1100〜1200円台を突き抜け年初来高値1325円に直行する値幅効果に弾みをつける展開も想定される。この引き金になるのは、証券株で唯一、中間配当の実施を発表したことによる中間配当の権利取りと、2020年オリンピックの東京開催決定を材料に株式市場が再活況化していることで、証券株で日経平均株価の構成銘柄の一角を占めていることもフォローし、昨年11月から今年4月までの大化け相場の再現思惑も高まろう。
証券株は、株式市況の変動で業績が影響されるとして、業績・配当予想とも未定として開示している。同社も、期初に今3月期業績・配当を未定としてきたが、今3月期第1四半期(1Q)決算を開示した今年7月に中間配当を20円として実施することを発表した。前期の年間配当が20円(前々期実績15円)であり、これを中間配当として実施するものであり、期末配当は、期初予想通りに未定としているが、連続増配は有力となる。
中間配当実施は、1Q業績が、前年同期比3.3倍増収、6.8倍経常増益、5.9倍純益増益と大幅続伸し、純利益58億200万円が、前期の年間純利益の90%を3カ月間で稼ぎ出したことが背景となっている。「アベトレード」効果で、1Qの株式委託売買代金が13兆3000億円と四半期ベースで過去最高を更新、市場シェア10%をキープしたことによる。
今期第2四半期累計・通期業績は、期初予想通りに未定としており、今後の株式市場の動向次第となるが、今年8月には来年1月にスタートする少額投資非課税制度(NISA)の株式取引手数料を恒久的に無料化することを発表しており、新規口座の開設増などが業績を押し上げることが見込まれる。
株価は、昨年11月安値から「アベノミクス」効果による株価上昇・売買高急増で年初来高値まで2.5倍の大化けを演じ、5月以降の株価急落で793円まで急落、いったん戻した1036円から超閑散相場を嫌って824円へ再調整、東京オリンピック開催決定で4ケタ台を回復した。早めの中間配当の権利取りからは入って、待ち伏せ買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
証券株は、株式市況の変動で業績が影響されるとして、業績・配当予想とも未定として開示している。同社も、期初に今3月期業績・配当を未定としてきたが、今3月期第1四半期(1Q)決算を開示した今年7月に中間配当を20円として実施することを発表した。前期の年間配当が20円(前々期実績15円)であり、これを中間配当として実施するものであり、期末配当は、期初予想通りに未定としているが、連続増配は有力となる。
中間配当実施は、1Q業績が、前年同期比3.3倍増収、6.8倍経常増益、5.9倍純益増益と大幅続伸し、純利益58億200万円が、前期の年間純利益の90%を3カ月間で稼ぎ出したことが背景となっている。「アベトレード」効果で、1Qの株式委託売買代金が13兆3000億円と四半期ベースで過去最高を更新、市場シェア10%をキープしたことによる。
今期第2四半期累計・通期業績は、期初予想通りに未定としており、今後の株式市場の動向次第となるが、今年8月には来年1月にスタートする少額投資非課税制度(NISA)の株式取引手数料を恒久的に無料化することを発表しており、新規口座の開設増などが業績を押し上げることが見込まれる。
株価は、昨年11月安値から「アベノミクス」効果による株価上昇・売買高急増で年初来高値まで2.5倍の大化けを演じ、5月以降の株価急落で793円まで急落、いったん戻した1036円から超閑散相場を嫌って824円へ再調整、東京オリンピック開催決定で4ケタ台を回復した。早めの中間配当の権利取りからは入って、待ち伏せ買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:34
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2013年09月10日
【狙い場・買い場】極東開発は業績上方修正、23期ぶり最高純益を見直し割安修正に加速ムード
極東開発工業<7226>(東1)は、2点底から2割高するボックス相場を繰り返しつつボックス下限を切り上げ25日移動平均線を上放れてきており、年初来高値1255円奪回からさらに上値を拡大する加速展開が見込めそうだ。今3月期業績の早期上方修正で、3月通期業績は、23期ぶりに過去最高を更新することを見直して割安修正買いを強め、さらに東京オリンピックのインフラ整備特需関連思惑もフォローするためで、年初来高値1255円抜けから2005年9月高値1682円も意識されよう。
今期業績は、今期第1四半期(1Q)決算を開示した今年7月に早くも上方修正された。今期から推進している中期経営計画通りに、名古屋工場の大型ダンプトラックの生産増強や、5月に回転板式ごみ収集車の新型モデルを発表するなど積極的な営業活動で国内受注を着実に確保、マレーシアでの同社販売代理店の株式取得やインドネシア工場建設などの海外展開を積極的に進め、特装車事業の中国子会社で貸倒引当金を計上したが、不動産賃貸事業で販売用不動産を売却、1Q業績が、大きく続伸し、期初予想の第2四半期累計業績に対して順調な利益進捗率を示したことを踏まえて上方修正した。通期純利益は、期初予想の32億円を34億円(前期比7%増)に引き上げ、1991年3月期の過去最高(33億8800万円)を更新する。
株価は、前期業績の再上方修正や期末配当の再増配、今期業績の続伸・連続増配予想をテコに年初来高値をつけ、その後は、950円を二番底として1172円までリバウンドするボックス相場と、1012円を二番底として1100円台まで戻すボックス相場を2度繰り返してダメ押しし25日線を上回ってきた。PERは13倍台、PBRは0.7倍と割安であり、高値抜けからまず1株純資産1481円をクリアし、2005年高値1682円を目指す上値評価を強めよう。
今期業績は、今期第1四半期(1Q)決算を開示した今年7月に早くも上方修正された。今期から推進している中期経営計画通りに、名古屋工場の大型ダンプトラックの生産増強や、5月に回転板式ごみ収集車の新型モデルを発表するなど積極的な営業活動で国内受注を着実に確保、マレーシアでの同社販売代理店の株式取得やインドネシア工場建設などの海外展開を積極的に進め、特装車事業の中国子会社で貸倒引当金を計上したが、不動産賃貸事業で販売用不動産を売却、1Q業績が、大きく続伸し、期初予想の第2四半期累計業績に対して順調な利益進捗率を示したことを踏まえて上方修正した。通期純利益は、期初予想の32億円を34億円(前期比7%増)に引き上げ、1991年3月期の過去最高(33億8800万円)を更新する。
株価は、前期業績の再上方修正や期末配当の再増配、今期業績の続伸・連続増配予想をテコに年初来高値をつけ、その後は、950円を二番底として1172円までリバウンドするボックス相場と、1012円を二番底として1100円台まで戻すボックス相場を2度繰り返してダメ押しし25日線を上回ってきた。PERは13倍台、PBRは0.7倍と割安であり、高値抜けからまず1株純資産1481円をクリアし、2005年高値1682円を目指す上値評価を強めよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12
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【じっくり投資コーナー】神鋼商事はオリンピック関連、製鐵会社の輸出価格引き引上も支援
神鋼商事<8075>(東1)の9日(月)株価は7円高の203円と反発。日本の製鉄会社は鉄鋼製品の輸出価格を5〜9%引き上げると伝わり、新日鐵住金が連日高値、神戸製鋼所が反発。東京オリンピック開催も鉄鋼業界に追い風となることから、鐵鋼関連銘柄に見直し機運が高まっており、神戸製鋼系の商社である神鋼商事は割安訂正高が期待されよう。
足元の業績、鉄鋼部門、鉄鋼原料部門、非鉄金属部門が好調で、機械・情報部門と溶材部門の減少をカバーし、今3月期第1四半期売上高は2060億0200万円(前年同期比0.2%増)営業利益は12億8400万円(同27.3%増)、経常利益は12億6300万円(同20.4%増)、純利益は5億5700万円(同300万円)に着地。経常利益は中間期経常利益17億円(前年同期比22.5%減)に対する進捗率が74.3%と順調に推移。通期経常利益30億円(前期比59.5%増)を見込むが、16年3月期を最終年度とした中期経営計画では経常利益90億円を目指すことから、中長期で業績拡大に対する期待感が高まる。
株価は、5月22日に年初来の高値223円と買われた後、6月7日安値166円まで調整を挟んで8月7日高値208円まで上昇。その後、もみ合っているが、直近で下値を切り上げ、13週移動平均線が26週移動平均線を上抜きゴールデンクロスを示現。中期計画では鉄鋼部門の重点実施課題として国内取引の維持拡大において神戸製鋼グループとの更なる関係強化を掲げており、鉄鋼関連として注目度は高い。今期予想PER6倍台・PBR0.57倍と割安感があり、配当利回り約3%と利回り妙味もソコソコあり、水準訂正高に進むのは必至と見られる。業績好調で出遅れ感が顕著となっており、中長期で買い妙味が膨らもう。(N)
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足元の業績、鉄鋼部門、鉄鋼原料部門、非鉄金属部門が好調で、機械・情報部門と溶材部門の減少をカバーし、今3月期第1四半期売上高は2060億0200万円(前年同期比0.2%増)営業利益は12億8400万円(同27.3%増)、経常利益は12億6300万円(同20.4%増)、純利益は5億5700万円(同300万円)に着地。経常利益は中間期経常利益17億円(前年同期比22.5%減)に対する進捗率が74.3%と順調に推移。通期経常利益30億円(前期比59.5%増)を見込むが、16年3月期を最終年度とした中期経営計画では経常利益90億円を目指すことから、中長期で業績拡大に対する期待感が高まる。
株価は、5月22日に年初来の高値223円と買われた後、6月7日安値166円まで調整を挟んで8月7日高値208円まで上昇。その後、もみ合っているが、直近で下値を切り上げ、13週移動平均線が26週移動平均線を上抜きゴールデンクロスを示現。中期計画では鉄鋼部門の重点実施課題として国内取引の維持拡大において神戸製鋼グループとの更なる関係強化を掲げており、鉄鋼関連として注目度は高い。今期予想PER6倍台・PBR0.57倍と割安感があり、配当利回り約3%と利回り妙味もソコソコあり、水準訂正高に進むのは必至と見られる。業績好調で出遅れ感が顕著となっており、中長期で買い妙味が膨らもう。(N)
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2013年09月09日
【狙い場・買い場】大真空はもう一つのヤマ場に向け好業績・需給評価で再離陸態勢
大真空<6962>(東1)は、前3月期業績の上ぶれ着地・期末配当の増配、今期業績の続伸・連続増配予想に東証と大証の第1部市場の統合が加わって年初来高値496円まで4割高の逆行高を演じた。その後、株価は材料出尽くし感からほぼ往って来いの調整となった。しかし、この2つの買い材料は、10月末に第2のヤマ場を迎えることになっており、株価の再離陸が見込まれる。割安修正へ待ち伏せ買い妙味を示唆している。
同社の業績は、前期業績が、昨年11月の下方修正値を今年2月に一転して上方修正、その上方修正値を上ぶれ、純利益が10億8800万円(前々期は2億4900万円の赤字)と大幅黒字転換した。主力製品の水晶デバイス製品が、スマートフォン、タブレットPC向けに好調に推移し、為替相場の急速な円安で9億9000万円もの為替差益を計上したことが要因となった。期末配当は、3円を4円に引き上げ、年間6円(前々期実績4円)に増配した。
今期業績も、スマホ向け続伸に加えて、カーエレクトロニクス分野で電装化需要が拡大することから続伸、純利益は、11億円(同1%増)と予想し、配当も8円の連続増配を予定している。今年8月に開示した今期第1四半期業績は、純利益が4億5600万円(前期比91%増)とV字回復して着地し、通期業績対比で41%の高利益進捗率と目安の25%を大きく上回り、前期業績と同様の上方修正期待を高めている。
もう一方の買い材料の東証・大証の統合は、統合により東証株価指数(TOPIX)に算入され、TOPIX連動型のファンドなどの買い需要が発生する好需給要因である。この算入は、8月末に第1回目が実施されたが、第2回目は10月末と予定されている。この時期は、同社の今期第2四半期業績の観測報道や実際の決算発表が迫ることが重なるもので、株価的にも第2のヤマ場となってくる。
株価は、年初来高値からほぼ往って来いの調整をしてTOPIXへの第1回目の算入先取りで429円までリバウンドしたが、材料出尽くし感から400円台出没の値固めを続けている。PER15倍台、PBR0.5倍の割安修正から再離陸は必至であり、高値奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社の業績は、前期業績が、昨年11月の下方修正値を今年2月に一転して上方修正、その上方修正値を上ぶれ、純利益が10億8800万円(前々期は2億4900万円の赤字)と大幅黒字転換した。主力製品の水晶デバイス製品が、スマートフォン、タブレットPC向けに好調に推移し、為替相場の急速な円安で9億9000万円もの為替差益を計上したことが要因となった。期末配当は、3円を4円に引き上げ、年間6円(前々期実績4円)に増配した。
今期業績も、スマホ向け続伸に加えて、カーエレクトロニクス分野で電装化需要が拡大することから続伸、純利益は、11億円(同1%増)と予想し、配当も8円の連続増配を予定している。今年8月に開示した今期第1四半期業績は、純利益が4億5600万円(前期比91%増)とV字回復して着地し、通期業績対比で41%の高利益進捗率と目安の25%を大きく上回り、前期業績と同様の上方修正期待を高めている。
もう一方の買い材料の東証・大証の統合は、統合により東証株価指数(TOPIX)に算入され、TOPIX連動型のファンドなどの買い需要が発生する好需給要因である。この算入は、8月末に第1回目が実施されたが、第2回目は10月末と予定されている。この時期は、同社の今期第2四半期業績の観測報道や実際の決算発表が迫ることが重なるもので、株価的にも第2のヤマ場となってくる。
株価は、年初来高値からほぼ往って来いの調整をしてTOPIXへの第1回目の算入先取りで429円までリバウンドしたが、材料出尽くし感から400円台出没の値固めを続けている。PER15倍台、PBR0.5倍の割安修正から再離陸は必至であり、高値奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:41
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【狙い場・買い場】テレビCM制作に追い風のティー・ワイ・オー、中期300円も
ティー・ワイ・オー<4358>(JQS・売買単位100株)は、9月12日に7月期決算の発表を控えており、2014年7月期は好調の見込まれることから150円どころは狙い場だろう。
チャート面でも5月8日に年初来高値208円をつけて以降、日柄整理は十分である。また、150円前後でのモミ合いも十分で下値は固まっている。
まもなく発表の前7月期は営業利益14億円(2012年7月期14億4800万円)と微減見通しだが、1円増配して年3円配当とする。とくに、増配は先行き業績に対する自信の現れといえるだろう。
オリンピックで景気に明るさが加わり得意とするテレビCM制作の需用拡大が見込まれる。2014年7月期の増益はほぼ間違いないだろう。
200円台乗せから中期的には2007年3月以来となる300円相場も十分見込めるだろう。(甘栗)
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チャート面でも5月8日に年初来高値208円をつけて以降、日柄整理は十分である。また、150円前後でのモミ合いも十分で下値は固まっている。
まもなく発表の前7月期は営業利益14億円(2012年7月期14億4800万円)と微減見通しだが、1円増配して年3円配当とする。とくに、増配は先行き業績に対する自信の現れといえるだろう。
オリンピックで景気に明るさが加わり得意とするテレビCM制作の需用拡大が見込まれる。2014年7月期の増益はほぼ間違いないだろう。
200円台乗せから中期的には2007年3月以来となる300円相場も十分見込めるだろう。(甘栗)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:06
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2013年09月06日
【狙い場・買い場】アルバックは黒字転換業績をテコに割安修正で急騰習性再発揮を期待
アルバック<6728>(東1)は、上昇転換した25日移動平均線で下値を確認しつつ下値を切り上げているが、持ち前の急騰習性を発揮する場面の接近も予想され、値幅取り妙味を示唆している。急騰の手掛かり材料となるのは、今6月期純利益の4期ぶりの黒字転換予想で、今期から展開する中期経営計画の意欲的な業績目標数値もフォローしよう。
同社の今期業績は、売り上げ1800億円(前期比10%増)、経常利益70億円(同11%増)、純利益40億円(前期比38億700万円の赤字)と予想されている。売り上げは増収転換し、経常利益は、前期に黒字転換してその黒字幅を伸ばし、純利益は、2010年6月期以来の黒字転換となる。フラットパネルディスプレイ(FDP)業界で、大型液晶テレビ関連の設備投資が停滞し、半導体業界でもパソコン需要の減少で設備投資が低迷するなか、対応して前期に不採算製品・取引を見直し61億円の特別損失を計上するなどの事業構造改革を終了、次世代ディスプレイの有機EL関連の設備投資が動意付くなど一部回復の兆しがあり、半導体関連でもメモリ価格の底打ちで設備投資再開の動きがみられ、真空機器事業のFPD・PVD製造装置が、前期比17%増、半導体・電子部品製造装置が同35%増と伸びることなどを見込んでおり、純益黒字転換要因となる。
今期から推進する中期経営計画では、真空技術を核として付加価値を高める仕組みを再構築して、最終年度の2016年6月期の売り上げを2050億円(今期予想比13%増)、純利益を110億円(同2.7倍)と目標数値に掲げている。
株価は、前期第3四半期の黒字転換業績には窓を開けて急伸し年初来高値1335円まで4割高し、一転した前期業績の下方修正ではやはり窓を開けて735円まで急落、今期業績の続伸予想で窓を開けて965円をつけるなど急騰急落習性を発揮している。PER13倍台の割安修正による急騰習性の再発揮を待ち伏せて報われそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社の今期業績は、売り上げ1800億円(前期比10%増)、経常利益70億円(同11%増)、純利益40億円(前期比38億700万円の赤字)と予想されている。売り上げは増収転換し、経常利益は、前期に黒字転換してその黒字幅を伸ばし、純利益は、2010年6月期以来の黒字転換となる。フラットパネルディスプレイ(FDP)業界で、大型液晶テレビ関連の設備投資が停滞し、半導体業界でもパソコン需要の減少で設備投資が低迷するなか、対応して前期に不採算製品・取引を見直し61億円の特別損失を計上するなどの事業構造改革を終了、次世代ディスプレイの有機EL関連の設備投資が動意付くなど一部回復の兆しがあり、半導体関連でもメモリ価格の底打ちで設備投資再開の動きがみられ、真空機器事業のFPD・PVD製造装置が、前期比17%増、半導体・電子部品製造装置が同35%増と伸びることなどを見込んでおり、純益黒字転換要因となる。
今期から推進する中期経営計画では、真空技術を核として付加価値を高める仕組みを再構築して、最終年度の2016年6月期の売り上げを2050億円(今期予想比13%増)、純利益を110億円(同2.7倍)と目標数値に掲げている。
株価は、前期第3四半期の黒字転換業績には窓を開けて急伸し年初来高値1335円まで4割高し、一転した前期業績の下方修正ではやはり窓を開けて735円まで急落、今期業績の続伸予想で窓を開けて965円をつけるなど急騰急落習性を発揮している。PER13倍台の割安修正による急騰習性の再発揮を待ち伏せて報われそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:42
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【じっくり投資コーナー】太平工業は新日鉄住金系で見直し人気、PBR0.5倍
新日鐵住金系の総合エンジニアリング会社の太平工業<1819>(東1)は、9月5日(木)4円高の(+1.18%)の344円と4営業日続伸。新日鐵住金が高値頑強な動きのほか、同グループ内で住金物産と日鐵商事がこの10月に統合で水準訂正高が続いたこともあり、10月1日に日鉄エレックスと統合する太平工業にも見直し機運が高まると予想される。
足元の業績、今3月期第1四半期は売上高が274億9000万円(前期比19.9%減)、営業損益が4200万円の赤字(同17億9700万円の黒字)、経常損益は3700万円の赤字(同18億2800万円の黒字)、純損益は1億0800万円の赤字(同12億3800万円の黒字)に着地。今3月期業績見通しは、統合時に明らかになる予定。
株価は、5月30日に年初来の高値405円と買われた後、6月27日安値330円まで調整。8月21日安値326円と売り直されて下値を確認。PBR0.52倍と割り負け、日鉄エレックスとの統合による相乗効果が期待されることから、水準訂正の動きが期待されよう。(N)
足元の業績、今3月期第1四半期は売上高が274億9000万円(前期比19.9%減)、営業損益が4200万円の赤字(同17億9700万円の黒字)、経常損益は3700万円の赤字(同18億2800万円の黒字)、純損益は1億0800万円の赤字(同12億3800万円の黒字)に着地。今3月期業績見通しは、統合時に明らかになる予定。
株価は、5月30日に年初来の高値405円と買われた後、6月27日安値330円まで調整。8月21日安値326円と売り直されて下値を確認。PBR0.52倍と割り負け、日鉄エレックスとの統合による相乗効果が期待されることから、水準訂正の動きが期待されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:15
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2013年09月05日
【狙い場・買い場】関西ペは連続最高純益を見直し日本ペとの株価ギャップ是正期待
関西ペイント<4613>(東1)は、同業他社の日本ペイント<4612>(東1)が、連日の年初来更新と人気化、株価面では後塵を拝しているが、同社自体も今3月期純利益が、連続の過去最高更新が予想されており、割安修正で株価ギャップを解消、出遅れを訂正する展開が見込まれる。グローバル展開に高実績があることなども、改めて評価されよう。
もともと同社と日本ペの株価は、同社の株価が上サヤにあった。昨年2012年高値は、同社が933円に対して日本ペが742円、今年1月の年初来安値は、同社の930円に対して日本ペが751円と約200円の格差があった。この株価格差が逆転したのは、日本ペが、今年7月に今3月期業績を上方修正したのに続いて今期配当の増配、自己株式取得と相次いで好材料を発表、株価が年初来高値まで300円超の急伸を演じ、信用取組も売り長で逆日歩がついていることによる。
この間、関西ペは、今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、2ケタ増益と続伸し、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対して順調な利益進捗率を示したが、株価に反応は限定的にとどまった。1Q業績は、国内では自動車向けがエコカー補助金制度終了による自動車生産台数減少で伸び悩んだが、建築・防食分野で住宅建設や公共投資向けが増加し、インドでも自動車の販売台数が減少したが、売り上げは引き続き伸び、建築分野でも依然として需要拡大が続いたことで2ケタ続伸となった。2Q累計・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、200億円(前期比12%増)と連続の過去最高更新を予想、配当も、14円(前期実績12円)に連続増配する。
株価は、日本ペが300円超高と急伸する一方で、同社は、1200円を挟む上下100円幅の中段もみ合いと取り残された。PERは15倍台と日本ペの16倍台に対して割り負けが目立ってきており、本来の株価ポジション回復へ日本ペ追撃を開始しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
もともと同社と日本ペの株価は、同社の株価が上サヤにあった。昨年2012年高値は、同社が933円に対して日本ペが742円、今年1月の年初来安値は、同社の930円に対して日本ペが751円と約200円の格差があった。この株価格差が逆転したのは、日本ペが、今年7月に今3月期業績を上方修正したのに続いて今期配当の増配、自己株式取得と相次いで好材料を発表、株価が年初来高値まで300円超の急伸を演じ、信用取組も売り長で逆日歩がついていることによる。
この間、関西ペは、今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、2ケタ増益と続伸し、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対して順調な利益進捗率を示したが、株価に反応は限定的にとどまった。1Q業績は、国内では自動車向けがエコカー補助金制度終了による自動車生産台数減少で伸び悩んだが、建築・防食分野で住宅建設や公共投資向けが増加し、インドでも自動車の販売台数が減少したが、売り上げは引き続き伸び、建築分野でも依然として需要拡大が続いたことで2ケタ続伸となった。2Q累計・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、200億円(前期比12%増)と連続の過去最高更新を予想、配当も、14円(前期実績12円)に連続増配する。
株価は、日本ペが300円超高と急伸する一方で、同社は、1200円を挟む上下100円幅の中段もみ合いと取り残された。PERは15倍台と日本ペの16倍台に対して割り負けが目立ってきており、本来の株価ポジション回復へ日本ペ追撃を開始しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:38
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2013年09月04日
【狙い場・買い場】ALSOKは五輪の東京招致成功ならトリプル・メリット評価で再急騰思惑
2020年夏季オリンピックの開催都市は、9月7日開催予定の国際オリピック委員会(IOC)総会で決定され、すでに東京招致に成功するとの期待感から建設株、不動産株などが関連株人気を高めているが、ALSOK(綜合警備保障)<2331>(東1)は、東京開催が決定された場合は、トリプル・メリット発生が予想されており、関連の割安株買いが増勢となる展開が想定され、待ち伏せ買い妙味を示唆している。
同社は、オリンピックを東京に招致する委員会のオフィシャルパートナーの一員を占めて開催の際の会場警備需要を享受すると期待されるほか、同社社員の吉田沙保里選手などが、女子レスリングの日本代表として金メダルを連続獲得するなど競技面でのつながりも強い。さらに7日のIOC総会では、オリンピック種目に追加される競技が決定される予定になっており、一度除外されたレスリングが復活決定されれば、吉田沙保里選手などを同社のテレビCMのキャラクターに使用している同社自体の露出度も高まり、IOCの決定で一度に三重のメリットが発生、株価を刺激する展開が想定される。
同社は、業績も好調に推移している。今3月期業績は続伸、純利益は、108億円(前期比26%増)と連続の2ケタ増益が予想されている。セキュリティ事業では、機械警備業務の機器販売が続伸し、常駐警備業務では、東京スカイツリータウンの大型施設警備や大規模マラソンの大型臨時警備などを多数受注し、今期から新たに立ち上げる個人向けブランド「HOME ALSOK」では、従来の「家を守る」ホームセキュリティから顧客のライフステージごとのニーズに合わせた「生活全般の安心・安全を守るセキュリティ」へサービスを進化させることも寄与する。
株価は、前期業績の上ぶれ着地・期末配当増配に今期業績の続伸予想も加わってストップ高して年初来高値2013円をつけ、全般相場急落の波及で1477円まで調整、半値戻し水準で値固めを続けてきた。PERは17倍台と割安であり、オリンピック東京招致が実現した場合は歓迎高で高値奪回へ急伸展開が予想されるが、最悪ケースの招致失敗の場合も、バリューエーション評価で一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社は、オリンピックを東京に招致する委員会のオフィシャルパートナーの一員を占めて開催の際の会場警備需要を享受すると期待されるほか、同社社員の吉田沙保里選手などが、女子レスリングの日本代表として金メダルを連続獲得するなど競技面でのつながりも強い。さらに7日のIOC総会では、オリンピック種目に追加される競技が決定される予定になっており、一度除外されたレスリングが復活決定されれば、吉田沙保里選手などを同社のテレビCMのキャラクターに使用している同社自体の露出度も高まり、IOCの決定で一度に三重のメリットが発生、株価を刺激する展開が想定される。
同社は、業績も好調に推移している。今3月期業績は続伸、純利益は、108億円(前期比26%増)と連続の2ケタ増益が予想されている。セキュリティ事業では、機械警備業務の機器販売が続伸し、常駐警備業務では、東京スカイツリータウンの大型施設警備や大規模マラソンの大型臨時警備などを多数受注し、今期から新たに立ち上げる個人向けブランド「HOME ALSOK」では、従来の「家を守る」ホームセキュリティから顧客のライフステージごとのニーズに合わせた「生活全般の安心・安全を守るセキュリティ」へサービスを進化させることも寄与する。
株価は、前期業績の上ぶれ着地・期末配当増配に今期業績の続伸予想も加わってストップ高して年初来高値2013円をつけ、全般相場急落の波及で1477円まで調整、半値戻し水準で値固めを続けてきた。PERは17倍台と割安であり、オリンピック東京招致が実現した場合は歓迎高で高値奪回へ急伸展開が予想されるが、最悪ケースの招致失敗の場合も、バリューエーション評価で一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:33
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【じっくり投資コーナー】コロナは冬シーズンに備えて待ち伏せ、指標も割安
石油暖房機大手のコロナ<5909>(東1)は、9月3日(火)13円高の(+1.21%)の1089円と3営業日ぶりに反発。
異常気象で猛暑となった今夏、遅れまばせながら猛暑関連として見直される可能性がある。また、冬に備えた待ち伏せ銘柄として先回り買いが入ると期待されることから注目したい。
足元の業績、消費増税前の駆け込み需要による新設住宅着工戸数の増加への期待感のほか、環境意識の高まりを受け、省エネ性の高い住宅設備機器へのシフトが進むことが予想され、今3月期売上高は842億円(前期比1.1%増)、営業利益は43億円(同1.1%増)、経常利益は47億円(同0.3%増)、純利益は31億円(同3.3%増)と小幅ながら増収増益を確保する見通し。年間配当は26円を予定している。
株価は、5月20日に年初来の高値1131円と買われた後、6月7日安値980円まで調整を挟んで6月21日高値1114円と上昇。その後、1080円を軸にもみ合いとなっている。同社が、ウインド形・冷房・ヒートポンプ暖房兼用形エアコンを手がけており、今年は猛暑でエアコンの売り上げが好調と思われるほか、電力供給への不安が和らいでいたこともあり、エコキュートの伸びも予想され、10月下旬に予定される第2四半期決算は期待が持てる。今期予想PER10倍台・PBR0.47倍と割安感があり、配当利回り2.3%と利回り妙味もソコソコあり、下値不安は少なく、押し目は注目されよう。(N)
異常気象で猛暑となった今夏、遅れまばせながら猛暑関連として見直される可能性がある。また、冬に備えた待ち伏せ銘柄として先回り買いが入ると期待されることから注目したい。
足元の業績、消費増税前の駆け込み需要による新設住宅着工戸数の増加への期待感のほか、環境意識の高まりを受け、省エネ性の高い住宅設備機器へのシフトが進むことが予想され、今3月期売上高は842億円(前期比1.1%増)、営業利益は43億円(同1.1%増)、経常利益は47億円(同0.3%増)、純利益は31億円(同3.3%増)と小幅ながら増収増益を確保する見通し。年間配当は26円を予定している。
株価は、5月20日に年初来の高値1131円と買われた後、6月7日安値980円まで調整を挟んで6月21日高値1114円と上昇。その後、1080円を軸にもみ合いとなっている。同社が、ウインド形・冷房・ヒートポンプ暖房兼用形エアコンを手がけており、今年は猛暑でエアコンの売り上げが好調と思われるほか、電力供給への不安が和らいでいたこともあり、エコキュートの伸びも予想され、10月下旬に予定される第2四半期決算は期待が持てる。今期予想PER10倍台・PBR0.47倍と割安感があり、配当利回り2.3%と利回り妙味もソコソコあり、下値不安は少なく、押し目は注目されよう。(N)
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