[注目銘柄]の記事一覧
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記事一覧 (06/12)【狙い場・買い場】福島工業は下値で株式分割の権利を取り夏高特性を待って値幅妙味
記事一覧 (06/12)【狙い場・買い場】3月上場時の好人気調整が一巡、PER10倍割る
記事一覧 (06/11)【狙い場・買い場】日本管財は二点底抜けから割安修正でダブルトップ抜けに再チャレンジ
記事一覧 (06/11)【狙い場・買い場】低位の割安、今期営業利益53%増益
記事一覧 (06/09)【狙い場・買い場】滝澤鉄工所は政府の設備投資支援でクローズアップ、今期2ケタ増益
記事一覧 (06/07)【狙い場・買い場】鈴茂器工:好業績で株価値ごろ感増す
記事一覧 (06/06)【狙い場・買い場】ピジョンは金融相場から業績相場へ移行で注目度高まる、第1四半期好調
記事一覧 (06/05)【狙い場・買い場】ウエストホールディングスは規制緩和の恩恵に注目
記事一覧 (06/05)【狙い場・買い場】日立金属は合併効果先取りを信用好需給が側面支援し三段上げに再発進思惑
記事一覧 (06/05)【狙い場・買い場】国内最多のATM誇るセブン銀行、好業績内需関連
記事一覧 (06/04)【狙い場・買い場】ノバレーゼは続落も株式分割・配当権利取りで超割安修正の逆張り妙味
記事一覧 (06/04)【狙い場・買い場】バイオ関連のテラ、iPS細胞使った眼科疾患治療法開発の日本網膜研究所へ1億円出資
記事一覧 (06/03)【狙い場・買い場】窓埋め中のEIZOは25日線にタッチしV字回復業績を見直し逆行高期待が底流
記事一覧 (06/02)【狙い場・買い場】サンコーテクノは耐震補強需要本格化で注目、愛知県は巨大地震の被害予想を発表、指標も割安
記事一覧 (05/31)【狙い場・買い場】ドウシシャは株式分割落ち後安値からジックリ腰を落としてバリュー株買い余地
記事一覧 (05/31)【狙い場・買い場】クラウディアはインショップ増加で今8月期35%増益、PER6倍台
記事一覧 (05/30)【狙い場・買い場】インド関連で注目の日本信号、新幹線建設で信号受注に期待
記事一覧 (05/29)【狙い場・買い場】ミライアルは「リターン・リバーサル」で3分の1戻し水準からリバウンド幅拡大余地
記事一覧 (05/29)【狙い場・買い場】ビューティガレージは登録会員16万サロン突破、好業績続く
記事一覧 (05/28)【狙い場・買い場】ヒマラヤは三浦雄一郎の快挙で上方修正・連続最高純益を見直し高値再アタック
2013年06月12日

【狙い場・買い場】福島工業は下値で株式分割の権利を取り夏高特性を待って値幅妙味

狙い場・買い場 福島工業<6420>(東1)は、102円安の2462円と3日ぶりに急反落しているが、この安値は、絶好の株式分割権利取りチャンスとなりそうだ。もともと同社株は、今年5月10日に株式分割を発表したにもかかわらず、その後の5月13日の決算発表で、今3月期業績の減益転換を予想したことが響いて下値を探り、全般相場の急落も波及して2219円まで調整して出直ってきたものだが、下値での権利取りから夏高特性を期待して値幅取り妙味が期待できるためだ。今期業績の減益転換予想も、前期と同様に期中で上方修正され、連続過去最高更新となる可能性も捨て切れない。

 株式分割は、同社株式の1株当たりの投資金額を引き下げ株式流動性を高め、投資しやすい環境を整えることで投資家層の拡大を図ることを目的にしている。6月30日を基準日に1株を2株に分割する。

 一方、同社の今3月期業績は、売り上げ498億9200万円(前期比5%増)、経常利益39億8700万円(同17%減)、純利益29億3100万円(同0.9%減)と減益転換が予想された。前期業績が、業務用冷蔵庫の省エネ機器の需要拡大などを要因に期中に2回上方修正され、純利益が、29億5900万円(前々期比70%増)と連続過去最高となったにもかかわらず、消費税引き上げが同社の主要顧客の流通業界、外食業界に与える影響が大きいとして慎重に予想したものである。

 ただ同社は、前期の期初も電力の供給問題の流通業界、外食業界に与える影響は大きいとして減益転換を予想したが、期中に2回も上方修正し、期末配当は、最高利益更新記念配当2円を上乗せして年間30円(前々期実績27円)に増配した。今期も、前期と同様の業績推移を辿る可能性が強い。

 株価は、前期第3四半期の高利益進捗率業績に業績再上方修正・期末配当の増配が続いて年初来高値3445円まで8割高したが、株式分割発表に今期業績の減益転換予想が相次いで2219円まで6割安と調整し、出直りを窺っているところである。PERは8倍台と割安で、6月25日に迫った権利付き最終日に向け、株式分割の権利を取り、7月中旬以降の梅雨明け後の猛暑特需思惑を先取り、値幅取りが狙えよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:48 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】3月上場時の好人気調整が一巡、PER10倍割る

<鴻池運輸・9025>

狙い場・買い場 総合物流大手の鴻池運輸<9025>(東1)は、高値から調整一巡し、割安感があり注目したい。同社は、本年3月15日に上場。初値1404円、3月21日に高値1778円と買われた後、6月7日に安値1221円まで調整。バリュエーション的にも割安感があり、値ごろ感が出ている。

 足元の業績、新規物流センターの本格稼動、ASEAN諸国での事業強化、不採算部門の収支改善に取り組み、今3月期売上高は2279億円(前期比0.1%増)、営業利益は77億円(同0.1%増)、経常利益は76億円(同0.8%増)、純利益は41億円(同3.1%増)を見込む。年間配当は15円を予想している。

 今期予想PER9倍台・PBR0.56倍と割安感が顕著。また、財務省6月7日受付の大量保有報告書で、株式会社C&I Holdingsが、148万200株(5.20%)取得したことが分かっており、需給面での下支え要因として意識される。11日にマザーズに上場のペプチドリームが買い物を集め高人気となっており、目先直近IPOとして見直される可能性もあり、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:51 | 注目銘柄
2013年06月11日

【狙い場・買い場】日本管財は二点底抜けから割安修正でダブルトップ抜けに再チャレンジ

狙い場・買い場 日本管財<9728>(東1)は、6月4日につけた1471円安値で4月2日につけた1447円にダブルボトム(二点底)を形成し、ここにきての全般相場急落で、この2点底を瞬間的に下抜ける年初来安値1378円まで急落したが、下げ過ぎとして底上げ展開が想定される。目指すのは今年1月15日、5月8日とつけた年初来高値1642円のダブルトップ抜けである。このエンジンになるのは建物管理運営事業の安定収益源に支えられた堅調な業績推移であり、低PER・PBR修正の割安株買いである。国内、豪州と続いた積極的なM&Aなども再評価されよう。

 同社の株価は、「アベノミクス」効果を先取りする含み資産相場に乗って昨年11月安値1454円から今年1月の年初来高値まで200円高し、前3月期第3四半期の減益着地業績などから往って来いの調整となり、同安値から今期業績の連続増益業績を評価して年初来高値に顔合わせするダブルトップを形成、長期金利上昇などで不動産株人気が後退する影響で再度、調整、ダブルボトムを形成、今回、この二点底を下抜けた。

 ただこのダブルボトム抜けは、下げ過ぎが明らかである。同社は、不動産セクターに属するが、不動産の開発や分譲などの景気状況や金利動向に左右されるフローのビジネスではなく、ビルやマンションの管理業務を受託するストックビジネスを中心としており、ストックの積み上がりとともに業績も安定的に推移するためである。今3月期業績も、連続の増収増益となり、純利益は、26億円(前期比8%増)と予想され、年間40円配当を安定継続する。

 この安定収益源は、今年3月の豪州の住宅管理会社PICA社の持分法適用会社化や、今年6月の関西地区を地盤とするマンション管理会社エヌ・ジェイ・ケイ・ホールディング(大阪市中央区)の完全子会社化などで一段と強化される。また成長分野としては、社会インフラの整備、公共施設の建設・運営業務を民間企業の資金とノウハウを利用して効率化するPFI事業も展開、環境施設管理事業として上下水道処理施設、ゴミ焼却施設、リサイクル施設などの新規案件の受託を進め、「アベノミクス」の成長戦略第3弾の先を行っている。

 株価は、この6カ月間、ダブルボトムとダブルトップを往復する200円幅のボックス相場が続き、その下限を下抜けたが、PERは9倍台、PBRは0.9倍台割れと割安である。高値奪回からは2009年10月高値1883円も上値目標に浮上しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:50 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】低位の割安、今期営業利益53%増益

<河合楽器製作所・7952>

狙い場・買い場 河合楽器製作所<7952>(東1)は、低位の割安株として注目したい。株価は、1月22日に年初来の高値199円をつけた後、4カ月にわたるもみ合いを下放れ、6月7日に年初来の安値144円と売られ、11月14日安値に顔合わせし、往って来いとなっており、値ごろ感が出ている。

 2016年3月期売上高600億円、営業利益30億円目標を掲げた第4次中期経営計画の初年度となる14年3月期は、最高級グランドピアノ『Shigeru Kawai』の全世界に向けての拡販強化や音楽文化の普及への貢献によってKAWAI ブランドの更なる浸透を図るほか、中国や新興国市場においては積極的な市場開拓・販売展開によって、売上高は570億円(前期比4.1%増)、営業利益は18億円(同53.7%増)、経常利益は16億円(同5.5%減)、純利益は11億円(同16.6%増)を見込む。年間配当は4円を予想している。

 今回のアベノミクス相場では、物色の圏外となり、仕切り直しといった感があるが、月足では、10年3月高値243円を基点とした三角保ち合いを堅持している。今期予想PER11倍台・PBR0.82倍と割安感があり、配当利回り2.61%と利回り妙味もあり、見直し余地はあり、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | 注目銘柄
2013年06月09日

【狙い場・買い場】滝澤鉄工所は政府の設備投資支援でクローズアップ、今期2ケタ増益

狙い場・買い場 工作機械中堅の滝澤鉄工所<6121>(東1)に、注目したい。8日付の日本経済新聞朝刊が「安倍晋三首相は7日、日本経済新聞のインタビューで、企業の生産設備の更新や事業再編を促す投資減税を実施する方針を表明した」と報じており、設備投資関連として大きく見直される可能性が高い。7日には、ドイツ証券が目標株価を引き上げたファナックが続伸。ファナックの新社長に稲葉清右衛門名誉会長(88)の孫で、稲葉善治社長(64)の長男である稲葉清典氏(35)を取締役に起用する人事を固めたと報じられており、同社が300万株(4.56%)保有する滝澤鉄工所は、ご祝儀的な動きに発展することが期待されよう。

 滝澤鉄工所は、中国市場における販売シェア拡大、顧客ニーズに取り組み、2015年3月期売上高235億円、経常利益率10%目標の中期経営計画を掲げ、14年3月期売上高は211億円(前期比0.3%増)、営業利益は17億6000万円(前期比13.6%増)、経常利益は17億5000万円(同16.4%増)、純利益は8億9000万円(同5.3%増)を見込む。年間配当は4円を予想している。

 株価は、4月25日に年初来の高値198円と買われた後、高値もみ合いを下放れ、6月7日安値133円まで調整、130円割れの下値圏に接近し、値ごろ感が出ている。今期予想PER10倍台・PBR0.78倍と割安感があり、配当利回り2.94%と利回り妙味もソコソコある水準に届いており、水準訂正が期待されることから、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:46 | 注目銘柄
2013年06月07日

【狙い場・買い場】鈴茂器工:好業績で株価値ごろ感増す

狙い場・買い場 米飯加工機械の製造・販売を手がける、鈴茂器工<6405>(JQS)に、注目したい。新興市場の銘柄の下げがきついが、同社は好業績予想で割安感があり、値ごろ妙味も増しており、十分リバウンドを狙えそうだ。

 足元の業績、新製品の市場投入や新規市場開拓の推進と提案営業を積極的に展開し、今3月期売上高は73億円(前期比2.1%増)、営業利益は10億3000万円(前期比7.5%増)、経常利益は10億4000万円(同7.3%増)、純利益は6億3000万円(同5.2%増)と連続最高益更新見通し。年間配当は15円を予想している。

 株価は、5月10日に上場来の高値1625円と買われた後、6月3日安値1020円と37%調整し、もみ合いとなっているが、26週移動平均線がサポートラインとして意識されつつあり、突っ込み買い妙味が増してきている。国内外では牛丼チェーン向けにシャリ弁ロボの販売増、海外では南米やアフリカ向け寿司ロボットの生産能力の増強、事業拡大に期待感がかかる。オンリーワンの好業績銘柄として、中長期的な視点で好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:55 | 注目銘柄
2013年06月06日

【狙い場・買い場】ピジョンは金融相場から業績相場へ移行で注目度高まる、第1四半期好調

狙い場・買い場 ピジョン<7956>(東1)に、注目したい。全般相場は軟調展開となっているが、金融相場から業績相場へ移行する時期として捉えた場合、好業績のオンリーワン企業に物色の矛先が向かうと予想されることから、育児用品トップで海外展開にも期待感のある同社は見直される可能性が高いだろう。

 足元の業績、6月3日に発表された今1月期第1四半期決算は中国事業が新商品の継続的な投入効果で収益を牽引。生産拠点の稼働率向上に加え、円安による為替差益の計上も利益を押し上げ、売上高は168億9500万円(前年同期比17.8%増)、営業利益は19億1300万円(前期比35.9%増)、経常利益は21億8700万円(同36.1%増)、純利益は13億2800万円(同26.4%増)に着地。第1四半期営業利益は年計画に対する進捗率は24.5%と順調に推移している。

 株価は、4月30日に上場来の高値8590円、5月8日に8590円と買い直された後、6月4日安値6960円と下げて切り返す動き。今期予想PER32倍台と割安感にやや欠けるが、待機児童を減らす取り組みが広がりを見せ始めており、少子化対策に対する期待感が高まり、連続最高益更新見通しが見直されると予想される。高値奪回から上昇トレンド復活となるか注目度は高く、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41 | 注目銘柄
2013年06月05日

【狙い場・買い場】ウエストホールディングスは規制緩和の恩恵に注目

狙い場・買い場 省エネ型リフォームや太陽光発電設備のウエストホールディングス<1407>(JQS)=売買単位100株=は本日、全体相場が午後に再び大崩れとなった中で高値を更新したまま終了。終値は3140円(208円高)となり、日経平均の518円安、JASDAQ指数の0.5%安などを尻目に強さを見せつけた。

 期待材料のひとつは、太陽光発電で得た電気を電力会社を通さずに直接付近の施設に供給することを政府が規制緩和すると本日の日本経済新聞で伝えられたこと。太陽光発電設備に関する事業にとっては少なからずフォローの風になる。

 今8月期の業績は2ケタ増益の見込み。株価はPER14倍台のため、市場平均との比較では特段、割安感が強くはないものの、その要因としては、信用倍率が2倍台前半で需給妙味があること、JASDAQ指数などに逆行してジリ高基調のため、買い安心感があること、などが挙げられる。動き出すと500円幅は軽いため、全体相場とりわけ東証1部の輸出関連株などに不透明感がある間は、引き続き値幅妙味を集めそうだ。(ステルス)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:41 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】日立金属は合併効果先取りを信用好需給が側面支援し三段上げに再発進思惑

狙い場・買い場 日立金属<5486>(東1)は、今年7月1日を効力発生日に日立電線<5812>(東1)と合併、合併後の今3月期予想業績は、一部分を開示、全体は未定としていたが、6月14日発売予定の東洋経済会社四季報夏号では、大幅増益転換と観測速報されており、先取りして三段上げへの再発進思惑が高まる見込みである。売り長で逆日歩のつく信用好需給も、側面支援材料となろう。

 同社の業績は、前期に昨年10月、今年1月と2回の下方修正が続き、営業利益は、期初予想の500億円が425億円、220億円、純利益が、同じく285億円が252億円、120億円と次々と引き下げられ、結局、営業利益は210億7900万円(前々期比53%減)、純利益は129億5500万円(同27%減)と減益転換して着地した。自動車関連分野の特殊鋼やダクタイル鋳鉄などの需要は、堅調に推移したものの、エレクトロニクス関連分野や工作機械・FA関連分野の需要回復が遅れていることが要因で、2回目の業績減額は、戦略的な備蓄を進めてきたレアアースの価格が低下、在庫評価損約150億円を計上したことなどが要因となった。

 これに対して今期業績は、日立電線との合併の影響を反映した予想数値がまとまり次第、開示するとして、合併前の業績として売り上げを5400億円、営業利益を430億円と見込んだ。同じく日立電線も、暫定的に今期売り上げを3100億円、営業利益を85億円と予想している。東洋経済会社四季報夏号では、合併後の今期業績を日立電線の9カ月分上乗せとして売り上げ7800億円、営業利益490億円、純利益300億円、1株利益70.1円と観測速報しており、早期の業績開示が求められることになる。

 株価は、前期業績の1回目に下方修正でつけた524円安値から今年3月高値959円まで一段上げ、同高値から調整した今年4月安値797円から年初来高値1237円まで二段上げし、この上げ幅の半値押し水準の1000円台固めを続けている。今期予想業績が、四季報の観測速報通りとなるとするならPERは14倍台と割安であり、売り方の買い戻しも加わって三段上げへの期待も高まってくる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:16 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】国内最多のATM誇るセブン銀行、好業績内需関連

狙い場・買い場 セブンイレブンを中心に国内最多のATMを全国展開している、セブン銀行<8410>(JQS)に、注目したい。日銀が長期金利の上昇を抑えるための追加策の検討に入ると伝わったことを受け、アイフルなどその他金融株が急騰しており、セブン銀行も追随する可能性が高い。

 足元の業績、ATMビジネスの更なる拡大、新サービスの成長で、今3月期経常収益は1041億円(前期比9.6%増)、経常利益は346億円(同8.5%増)、純利益は207億円(同6.8%増)を見込む。年間配当は7円(同0円25銭増)を予定している。

 株価は、5月8日に年初来の高値397円と買われた後、5月27日安値325円まで短期調整を挟んで5月31日高値367円と上昇。6月4日安値331円と売り直されて目先下値を確認した感はある。13週移動平均線がサポートし、上昇トレンドを堅持している。海外送金や海外ATM事業の強化など今後の展開に対する期待感があり、高値奪回が視野に入ることから、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | 注目銘柄
2013年06月04日

【狙い場・買い場】ノバレーゼは続落も株式分割・配当権利取りで超割安修正の逆張り妙味

狙い場・買い場 きょう4日のノバレーゼ<2128>(東1)は、3営業日続落し25日移動平均線から9%超のマイナスかい離と下値を探っているが、下げ過ぎであり、今年6月30日を基準日に実施する株式分割や、第2四半期(2Q)配当1200円の権利取りの逆張り妙味を示唆している。PERは8倍台、配当利回りは3.7%と超割安となっているだけに、年初来高値7万8500へアプローチする展開が有力である。前回2009年に実施の株式分割でも、権利落ち後安値からここにきて9割高した好パフォーマンスも、権利取りへの支援材料として意識されよう。

 株式分割は、全国取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い、同社も単元株式数を100株とする単元株制度を採用する目的で1株を100株に分割する。一方、同社の配当は、2500円の高配当を安定継続、うち2Q配当は1200円とし、分割権利落ち後の12月期期末配当は、13円とする。

 一方、同社の業績は、前期業績が、価格競争の影響などで期中の上方修正値を下ぶれて連続減益で着地したが、今期は、今年4月に国の重要文化財
「旧桜宮公会堂」(大阪市北区)、9月に有形文化財「辻家庭園」(石川県金沢市)を婚礼宴会施設に改装して開業する差別化戦略や、婚礼準備支援システム「WEDO」やカタログギフト「TIMELESS」の婚礼事業者向けのノウハウ提供などで回復、純利益は、前期計上の固定資産減損損失なども一巡し7億600万円(前期比46%増)と予想している。ただ、今年4月30日に発表した今期第1四半期(1Q)決算は、「旧桜宮公会堂」竣工のイニシャルコストが先行費用となり連続赤字となり、純利益は、3億8400万円の赤字(前年同期は1億6400万円の赤字)と落ち込んだ。

 株価は、今期業績の増益転換予想に株式分割が加わって年初来高値まで約2万円高、前回の株式分割権利落ち後の高値を更新したが、1Qの連続赤字業績を嫌い3分の2押し水準まで調整した。12月通期業績の増益転換予想は不変で、割安放置は歴然となっており、逆張り妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:29 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】バイオ関連のテラ、iPS細胞使った眼科疾患治療法開発の日本網膜研究所へ1億円出資

狙い場・買い場 テラ<2191>(JQS)は、次のバイオ関連の上場期待関連銘柄として注目したい。市場では、6月26日に上場予定のiPS細胞関連のリプロセルに出資しているメディネットやコスモ・バイオ、投資事業組合を通じて間接投資しているプレシジョン・システムサイエンスがストップ高と上値を伸ばしている。次に上場が噂されるのが、iPS細胞を使った眼科疾患の治療法開発を手掛ける日本網膜研究所で、テラが1億円出資していることを、見直されると予想する。

 足元の業績、細胞治療支援事業で新規受注が順調で、今12月期第1四半期売上高は3億4700万円(前期比4.1%増)、営業利益は2800万円(同23.3%増)、経常利益は2700万円(同29.3%増)、純利益は1300万円(同48.1%増)に着地と好調。

 株価は、5月8日に上場来の高値4970円と買われた後、5月24日安値2820円まで調整を挟んで上昇。今月には、同社と提携している医療機関でがん免疫細胞療法説明会やがんワクチン療法セミナーの開催が予定されており、同社に対する市場の関心も高まると予想されることから、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)

>>テラのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:54 | 注目銘柄
2013年06月03日

【狙い場・買い場】窓埋め中のEIZOは25日線にタッチしV字回復業績を見直し逆行高期待が底流

狙い場・買い場 EIZO<6737>(東1)は、今年5月8日に発表した今3月期業績のV字回復予想で、窓を開けて年初来高値2045円まで400円高し、全般相場の急落に先立ってこの窓埋めを続けてきた。ただ下値のメドとされている25日移動平均線にタッチする三角保ち合いに煮詰まり感が強まったことから、急落相場下で数少ない逆行高銘柄の一つとして浮上する期待感が底流している。PER10倍台、PBR0.6倍の下げ過ぎ訂正に進もう。

 同社の業績は、前期に2回も下方修正されるなど不振が続いた。コンピュータ用モニター、アミューズメント用モニターとも、欧州の景気低迷や国内のパチンコ関連の新機種販売減少などで売り上げが計画に達しなかったことが要因となった。とくに欧州向けでは、従来の主要代理店Avnet社 の販売から自社販売網ヘ移管するために、欧州販売子会社を設立、昨年7月から本格的に営業を開始したが、この販売代理店契約解消に伴う同代理店の保有在庫買い戻しなどの返品処理をしたことで売り上げの減少幅が悪化した。このため前期純利益は、期初予想の36億円が、18億円、15億5000万円へと次々に引き下げられ、実際は、15億9800万円(前々期比2%減)で着地したものの、連続減益となった。

 これに対して今3月期業績は、欧州販売子会社の販売・マーケティング活動の強化や、国内では、医療市場向けのLEDバックライト搭載のモニターの新製品や、セキュリティなどの警備用途向けの産業市場向けモニターなどのラインアップを充実することなどからV字回復、経常利益は、60億円(前期比93%増)、純利益は、37億円(同31%増)と予想されている。

 株価は、前期第3四期業績での4億2800万円の為替差益発生を受けて1715円高値をつけて1442円まで調整、今年4月の前期業績の再下方修正では、1622円安値で踏み止まり、今期業績のV字回復予想で窓を開けて年初来高値まで急伸、窓埋めの半値押し水準でもみ合ってきた。高値奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:23 | 注目銘柄
2013年06月02日

【狙い場・買い場】サンコーテクノは耐震補強需要本格化で注目、愛知県は巨大地震の被害予想を発表、指標も割安

狙い場・買い場 サンコーテクノ<3435>(JQS)は、耐震補修・補強関連で、バリュエーション的に割安感があり、注目したい。愛知県は30日、南海トラフを震源域とするマグニチュード(M)9級の巨大地震が発生した場合の市町村別の被害予測を発表した。県全体の16%強に当たる38万棟が全壊・焼失し、死者数は2万3000人に上る。県は今秋をメドに、市町村別の経済被害額や対応策をまとめる方針と伝わっており、コンクリートに建材を留める建設用特殊ねじ「あと施工アンカー」で4割強のシェアを誇り、古くなったトンネルなどの補修工事の受注が相次いでいる、同社を見直す動きが強まると予想される。

 足元の業績、今3月期売上高は160億4000万円(前期比5.9%増)、営業利益は9億円(同3.8%増)、経常利益は8億8000万円(同4.7%増)、純利益は5億2800万円(同19.1%増)を見込んでいる。年間配当は50円(同10円増)を予定している。今期予想PER11倍台・PBR0.88倍と割安感がある。

 株価は、5月15日に年初来の高値3290円と買われた後、5月24日安値2600円と調整。その後、もみ合いとなっているが、コスモ・バイオ<3386>(JQS)が連続ストップと連日の年初来の高値更新と上値を伸ばしており、同じく東京中小企業投資育成が大株主に入っているサンコーテクノにも思惑が増すことから、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:44 | 注目銘柄
2013年05月31日

【狙い場・買い場】ドウシシャは株式分割落ち後安値からジックリ腰を落としてバリュー株買い余地

狙い場・買い場 ドウシシャ<7483>(東1)は、今年3月末に株式分割(1対2)の権利を落とし落ち妥当値水準での下値固めが続いているが、ジックリ腰を落としてバリュー株買いを再考する余地がある。下方修正され減益転換した前3月期業績に対して今期業績の増益転換を予想していることが、買い手掛かりとなるもので、夏場に動意付く株価特性も、追い風として捉えたい。

 同社の業績は、東日本大震災発生後の前々2012年3月期の過去最高純利益50億100万円から、前期純利益は、44億9100万円(前期比10%減)と減益転換した。開発型ビジネスモデルでは節電・省エネ対策のLED照明器具、ヘルス&ビューティ関連のノンシリコンフレグランスシャンプー、高機能低価格美容液などの販売が伸び、卸売型ビジネスモデルでも、ギフト販売やご当地グルメの企画提案、有名ブランドのカジュアルブランドなどが好調に推移したが、A&V関連では、地上デジタルテレビ放送移行に伴う特需の反動減が響き、期初予想を下方修正して減益転換した。

 今期業績は、開発型ビジネスモデルで新商品カテゴリー、高付加価値商品などの開発を強化し、卸売型ビジネスモデルでは、お中元・お歳暮ギフト、生鮮ギフト、「母の日」プレゼントなどイベントギフトのラインアップを拡大することなどから増益転換、純利益を49億円(前期比9%増)と見込んでいる。

 株価は、株式分割権利付き高値2850円から権利を落として、1230円まで下ぶれ、1株純資産1319円水準まで底上げした。同社株は、大震災発生後の2011年8月以降、業界最安値のLED照明器具を評価して2200円台まで買い進まれる夏高実績がある。PER10倍台のバリュー株買いの逆張りでまず権利落ち後高値1689円奪回を目指し、さらに上値トライを待つところである。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:11 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】クラウディアはインショップ増加で今8月期35%増益、PER6倍台

狙い場・買い場 全般相場は乱高下する展開が続いているが、ウエディングドレスメーカーで結婚式場など運営する、クラウディア<3607>(東1)は、バリュエーション的に割安感があり、利回り妙味もソコソコと見直し余地が広がるほか、今後の展開に対する期待感もあり、注目したい。

 足元の業績はインショップ店舗の増加を年間4、5店程度計画し、今8月期売上高は153億4000万円(前期比4.3%増)、営業利益は14億7000万円(同35.5%増)、経常利益は15億1000万円(同36.2%増)、純利益は9億4000万円(同3.4%増)を見込んでいる。年間配当は40円を予定している。今期予想PER6倍台・PBR0.87倍と割安感があり、配当利回り3.05%と利回り妙味はソコソコある。

 株価は、3月25日に年初来の高値1420円と買われた後、1400円を上値抵抗線にもみ合っているが、直近では1300円割れを下値として固めてきており、煮詰まり感が出つつある。連結子会社クラウディアコスチュームサービスが、仮店舗で運営している「銀座クチュールナオコ 銀座本店」は、「結婚式は一番おしゃれをする日」をコンセプトに約20年間、たくさんの花嫁に支持されてきたが、当初予定の8月から2カ月早い、6月15日(土)にフラッグシップショップとしてニューオープンするとあって、今後の展開に対する期待感が高まっており、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:03 | 注目銘柄
2013年05月30日

【狙い場・買い場】インド関連で注目の日本信号、新幹線建設で信号受注に期待

狙い場・買い場 日本信号<6741>(東1)は、インド関連として、注目したい。29日付の日本経済新聞朝刊が「安倍晋三首相は29日、首相官邸でインドのシン首相と会談し、今夏にも最大都市ムンバイと工業都市アーメダバード間の高速鉄道計画の安全性や価格の共同調査に入ることで合意する」と報じた。日本が新幹線を受注する確率が一段高まったことで、鉄道信号や自動改札などを手がける同社は大きく見直されると予想される。

 足元の業績、連動装置、列車集中制御装置(CTC)といった製品の設備更新が増加が見込まれるほか、アジアを中心に主力商品の販路拡大を見込む。また、交通安全設備市場に加えて、道路管理者市場向けに画像による認識・識別技術を活用した製品や、災害への備えから需要が高いリチウムバッテリーを使用した電源装置の提案・販売を推進。関東地区において駅務機器の更新が見込まれ、今3月期売上高は870億円(前期比1.9%増)、営業利益は60億円(同18.1%増)、経常利益は65億円(同8.0%増)、純利益は33億円(同5.2%増)と営業2ケタ増益を計画。年間配当は15円(同2円増)を予定している。

 株価は、5月8日に年初来の高値809円と買われた後、もみ合いを下放れ、28日安値686円と下げて4月2日安値675円にほぼ並び、26週移動平均線に届いたことで値幅調整一巡感が出ている。今期予想PER13倍台・PBR0.78倍と割安感があり、見直し余地は広がる。高値奪回が期待されることから、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:50 | 注目銘柄
2013年05月29日

【狙い場・買い場】ミライアルは「リターン・リバーサル」で3分の1戻し水準からリバウンド幅拡大余地

狙い場・買い場 ミライアル<4238>(東1)は、昨年11月の東証1部指定替え後の高値2400円から全般相場の急落に巻き込まれて2割安、25日移動平均線から9%超のマイナスかい離と突っ込んだが、この3分の1戻し水準から下げた株ほど良く戻るとする投資セオリーの「リターン・リバーサル」買いでさらにリバウンド幅を拡大する可能性がある。今1月期業績も、期初の今年3月に連続減益を予想して市場コンセンサスを下回って年初来安値1528円まで突っ込んだが、同安値から同高値まで900円高、打たれ強さを示しており、連想を誘う展開も想定される。急落後のリバウンド相場は、まず主力株から再発進することがセオリーとなっているが、これに続いて同社株などの小型株の追撃が加速しよう。

 同社の今1月期業績は、売り上げ108億円(前期比7%減)、経常利益16億8000万円(同26%減)、純利益10億3000万円(同28%減)と予想され、純利益は、市場コンセンサスを約5億円下回った。主力の半導体製造向けの300ミリシリコンウエハ容器「FOSB」の受注が、前期第3四半期に調整の完了で直前の第2四半期比で増加に転じたが、第4四半期は、再び在庫調整局面となって2ケタ減と減少しており、今期も半導体業界の成長率が微増にとどまる厳しい環境を予想、次世代シリコンウエハ容器の450ミリ容器向けの設備投資の多くが、前期までに完了、今期はこの減価償却費負担が、先行して本格化するとして慎重な業績予想となった。

 今年6月早々には今期第1四半期(1Q)決算の発表を予定しており、「FOSB」売り上げが、20%増加したことを要因に2ケタの増益転換した前年同期に対して、どのような業績推移を示すか注目される。また、今期配当は、前期に実施した東証1部指定替えの記念配当10円が一巡し、60円配当を予想しているが、配当利回りが、3%前後と高水準となっており、この1Q決算発表とともに、2Q期末の好配当利回り買いの再燃も見込まれる。

 株価は、5月24日に突っ込んだ1903円安値から約140円戻し今期の連続減益予想業績でPERが20倍台と市場予想平均を上回るが、小型株特有の値動きの軽さを発揮して、半値戻しの25日線の2100円台、3分の2戻しの2200円台とリバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:28 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】ビューティガレージは登録会員16万サロン突破、好業績続く

狙い場・買い場 ビューティガレージ<3180>(東マ)は、直近IPOとして見直される可能性が高いことから、待ち伏せ銘柄として注目したい。美容業界最大級のインターネット卸サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」と、年に数回発行されるカタログ通販誌「BG STYLE」、そして全国12か所のショールーム店舗を通じた対面販売という、ネットとリアルを連携融合した販売スタイルにて、ビューティサロンに必要なありとあらゆる美容商材を提供している。

 足元の業績、前13年4月期売上高は52億4400万円(前の期比20.7%増)、営業利益は2億9300万円(同17.2%増)、経常利益は2億9600万円(同17.5%増)、純利益は1億7100万円(同16.3%増)と2ケタの増収増益を見込む。年間配当は期末一括20円(前の期は無配)を予定している。東京本社総合ショールームの開設、物流拠点を拡大で、 今14年4月期増収増益が観測されており、好調が続く見通し。

 株価は、顧客基盤である登録会員口座数が、16万サロンを突破したことを手がかりに、5月23日に上場直後の2月15日高値5200円を上回り5320円の上場来高値と買われた後、27日安値4205円まで短期的に調整。25日移動平均線がサポートラインとして意識されたことで、再度、騰勢を強める可能性がある。6月10日の決算発表に対する期待感があり、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:38 | 注目銘柄
2013年05月28日

【狙い場・買い場】ヒマラヤは三浦雄一郎の快挙で上方修正・連続最高純益を見直し高値再アタック

狙い場・買い場 ヒマラヤ<7514>(東1)は、今年5月2日につけた年初来来高値1358円から、全般相場の急落が響き964円安値まで約3割の棒下げとなったが、5月23日に冒険家の三浦雄一郎が、世界最高齢の80歳で世界最高峰のエベレストの登頂に成功したことも加わり、今8月期の上方修正・連続最高純益更新を見直し、登山関連の割安株買いが再燃する展開が有力である。夏山登山のシーズン到来や、6月の富士山の世界文化遺産正式決定もフォローの材料となろう。

 同社の今8月期業績は、今年3月に第2四半期(2Q)累計業績を上方修正し、その2Q累計業績開示時には今度は8月通期業績を上方修正した。「山ガール」やアクティブ・シニア層などに広がる登山ブームを背景に、アウトドア用品の需要が大きく伸び、一般スポーツ用品も、ランニングブームでシューズを中心に関連商品群が好調に推移、プライベートブランド商品の機能性ウェアも販売が拡大、新規出店が期初計画の10店舗に対して12店舗と前倒しとなった効果などが要因となった。純利益は、期初予想の13億円を13億5000万円(前期比49%増)に引き上げ、前期の過去最高を連続更新する。

 株価は、2Q累計業績上方修正で窓を開けて今年3月高値999円まで37%高し、通期業績上方修正で年初来高値まで43%高した。全般相場の急落にツレ安してほぼ3月高値水準まで棒下げしたが、PERは8倍台、PBRは1倍ソコソコと下げ過ぎを示唆している。下げた株ほど良く戻るとする投資セオリーの「リターン・リバーサル」買いを強めて高値奪回に再アタックしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:49 | 注目銘柄