靴下の企画販売大手で、女性向け中心に直営とFCで「靴下屋」を展開しているタビオ<2668>(東2)は、8日(木)2円安(−0.23%)の853円と続落。株価は、13週移動平均線に接近し、値ごろ感が出始めているほか、この8月中旬から機能性レッグウエアシリーズ「TABIO LEG LABO」より、「かかとなめらかケア(おやすみ用)」の販売を開始することから、ウォームビズ関連の種まきの時期と捉え、中長期狙いで注目したい。
■第1四半期は増収増益
足元の業績、今2月期第1四半期売上高は従来予想の41億0200万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は2億7300万円(同6.0%増)、経常利益は2億8900万円(同13.9%増)、純利益は1億6500万円(同49.4%増)に着地。既に第1四半期純利益は上期計画の3900万円(前年同期は1700万円)を上回っており、通期純利益4億0200万円(前期比14.1%増)を上ブレする可能性が高まっている。
株価は、5月20日につけた年初来の高値919円から6月7日安値790円まで調整。その後、860円を軸にもみ合いとなっている。今期予想PER14倍台と割高感はなく、年間配当は期末一括配当30円を予定しており、利回り3.52%と利回り妙味もソコソコある。月足でもサポートラインの9カ月移動平均線に接近しており、稼ぎ時である年度後半の秋冬を控え、押し目買い妙味が膨らんでいる。(N)
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(08/09)【じっくり投資コーナー】タビオは13週線に接近仕込み場、8月から新商品投入
(08/08)【狙い場・買い場】田中商事は消費税関連思惑も潜在し万年割安返上へ待ち伏せ買い妙味
(08/08)【じっくり投資コーナー】新日本空調はゲリラ豪雨対策関連、浸水防止ダンパ開発
(08/07)【狙い場・買い場】コクヨは再開発関連の内需株人気を内包し下げ過ぎ訂正期待
(08/06)【狙い場・買い場】穴吹興産は需給好転の現実買いで内需割安株買いが増幅余地
(08/05)【狙い場・買い場】エスプールは二番底形成で狙い場、障がい者支援の農園運営が注目に
(08/05)【狙い場・買い場】京都銀行はハイテク株動意で京都株ファンド人気が再燃し追随高妙味
(08/03)【じっくり投資コーナー】トラストテックは利回り4.4%、自動車産業向けに人材需要が旺盛
(08/02)【狙い場・買い場】西尾レントは豪雨被害特需で業績期待を高めて待ち伏せ買い妙味
(08/01)【じっくり投資コーナー】日本コンセプトは中期経営計画を評価して中期投資狙い
(07/31)【狙い場・買い場】クックパッドは消費税増税関連で新規事業を再評価し落ち後安値固めから再騰思惑
(07/30)【狙い場・買い場】エレコムは値幅・日柄調整が十分で増益転換業績を買い直し下げ過ぎ訂正余地
(07/30)【じっくり投資コーナー】クラボウはイナリサーチと業務提携、DNA自動分離装置、組織切片自動作製装置などを供給
(07/29)【狙い場・買い場】第一稀元素は黒字転換業績を買い直し急騰相場再現で超割安修正期待
(07/25)【狙い場・買い場】JKHDは消費税増税関連で駆け込み需要を先取り値幅効果も
(07/24)【狙い場・買い場】ケンコーマヨネーズは短期・中期とも妙味十分、PER8倍台で中期大化けも
(07/24)【狙い場・買い場】イートアンドは王将フードとの株価ギャップを解消し上値妙味
(07/24)【じっくり投資コーナー】シグマ光機の14年5月期は2ケタ増収、2.1倍増益、利回り3.8%で投資妙味十分
(07/23)【狙い場・買い場】JSPは半値戻しから1Q決算発表に期待し全値戻しへ値幅効果
(07/22)【狙い場・買い場】株価倍増後のテラは強さ抜群、2段上げ接近、1000円高へ
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2013年08月09日
【じっくり投資コーナー】タビオは13週線に接近仕込み場、8月から新商品投入
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:34
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2013年08月08日
【狙い場・買い場】田中商事は消費税関連思惑も潜在し万年割安返上へ待ち伏せ買い妙味
田中商事<7619>(東1)は、8月6日に発表した今3月期第1四半期(1Q)業績が、増益転換して着地したものの、3月通期業績に対して低利益進捗率に止まったことが響き、再び25日移動平均線を試す下値確認となっている。しかし、この低利益進捗率は、電設資材商社の当社にとっては季節的な会計特性が要因となっており、通期純利益の連続大幅続伸予想に変更はなく、明らかに下げ過ぎである。政治的な綱引きが続く消費税増税が本決まりとなれば、住宅着工の増税前の駆け込み需要が、同社の関連特需として波及する可能性があり、下値は万年割安返上の待ち伏せ買い妙味を示唆している。
1Q業績は、前年同期比4%増収、88%経常増益と増益転換し、純利益は4800万円(前年同期は収支トントン)と急回復したが、3月通期業績対比の利益進捗率は、わずか6%強に止まった。電線、照明器具、配・分電盤などを地域の工務店、建設会社などに直接販売・配送する電設資材商社として、建設工事の竣工が、年末近くの11月〜12月、年度末の3月に集中し、同社の売り上げも期の下半期に集中的に計上されることが、この低利益進捗率の要因となっている。
3月通期業績は、自社保有営業所により地域密着型で全国転換している営業ネットワークを活用して新規顧客の開拓や既存顧客の掘り起こしにより地域シェアをアップさせ、太陽光発電関連のエコ商材も拡販して大幅続伸を予想、通期純利益は、7億3100万円(前期比2.7倍)と見込み、2007年3月期の過去最高(7億9900万円)に接近する。消費税増税で駆け込み需要が発生すれば、特需波及で最高純益更新の期待も高まろう。
株価は、前期業績の下方修正から今期業績の大幅続伸を予想したことでストップ高を交え窓を開けて年初来高値642円まで急伸し、窓埋めの調整で25日線を試す保ち合いを続けている。PER6倍台、PBR0.5倍の万年割安返上に向け、下値は逆張り対処で報われそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
1Q業績は、前年同期比4%増収、88%経常増益と増益転換し、純利益は4800万円(前年同期は収支トントン)と急回復したが、3月通期業績対比の利益進捗率は、わずか6%強に止まった。電線、照明器具、配・分電盤などを地域の工務店、建設会社などに直接販売・配送する電設資材商社として、建設工事の竣工が、年末近くの11月〜12月、年度末の3月に集中し、同社の売り上げも期の下半期に集中的に計上されることが、この低利益進捗率の要因となっている。
3月通期業績は、自社保有営業所により地域密着型で全国転換している営業ネットワークを活用して新規顧客の開拓や既存顧客の掘り起こしにより地域シェアをアップさせ、太陽光発電関連のエコ商材も拡販して大幅続伸を予想、通期純利益は、7億3100万円(前期比2.7倍)と見込み、2007年3月期の過去最高(7億9900万円)に接近する。消費税増税で駆け込み需要が発生すれば、特需波及で最高純益更新の期待も高まろう。
株価は、前期業績の下方修正から今期業績の大幅続伸を予想したことでストップ高を交え窓を開けて年初来高値642円まで急伸し、窓埋めの調整で25日線を試す保ち合いを続けている。PER6倍台、PBR0.5倍の万年割安返上に向け、下値は逆張り対処で報われそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:22
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【じっくり投資コーナー】新日本空調はゲリラ豪雨対策関連、浸水防止ダンパ開発
新日本空調<1952>(東1)は、6日(火)11円安(−1.86%)の581円と続落だが、ゲリラ豪雨の発生が頻繁に起こっており、同社が、洪水や豪雨が起きた場合、空調設備から建物のなかに水が浸入するのを防ぐ装置、浸水防止ダンパ「ジャバッShut」(特許出願中)を開発したが見直されると予想する。外気を取り込む通風管に水が流れ込むと、自動的に防水用の板が下りて浸入を食い止めるもので、災害時の防水対策が必要な原子力発電所やデータセンター、オフィスビルなどへの導入が期待される。
■今3月期は増収増益
足元の業績、5日に発表した今3月期第1四半期決算は、売上高が119億2900万円(前年同期比1.4%増)、営業損益は13億0300万円の赤字(同16億9100万円の赤字)、経常損益は11億5100万円の赤字(同15億9600万円の赤字)、最終損益は7億2000万円の赤字(同15億2600万円の赤字)と赤字幅を縮小。
通期売上高900億円(前期比5.2%増)、営業利益は23億円(同3.1%増)、経常利益は25億円(同1.7%増)、純利益は14億円(同5.8%増)と増収増益を確保する見通しを据え置いている。年間配当は15円を予定している。
株価は、5月9日につけた年初来の高値643円から6月7日安値510円まで調整を挟んで7月22日高値618円と上昇。その後、もみ合いとなっているが、26週移動平均線がサポートラインとして意識されつつある。今期予想PER10倍台・PBR0.48倍と割安感があるほか、配当利回り2.58%と利回り妙味もソコソコあり、下値不安は少ない。580円割れが下値として固まってきた感があり、押し目は注目されよう。(N)
■今3月期は増収増益
足元の業績、5日に発表した今3月期第1四半期決算は、売上高が119億2900万円(前年同期比1.4%増)、営業損益は13億0300万円の赤字(同16億9100万円の赤字)、経常損益は11億5100万円の赤字(同15億9600万円の赤字)、最終損益は7億2000万円の赤字(同15億2600万円の赤字)と赤字幅を縮小。
通期売上高900億円(前期比5.2%増)、営業利益は23億円(同3.1%増)、経常利益は25億円(同1.7%増)、純利益は14億円(同5.8%増)と増収増益を確保する見通しを据え置いている。年間配当は15円を予定している。
株価は、5月9日につけた年初来の高値643円から6月7日安値510円まで調整を挟んで7月22日高値618円と上昇。その後、もみ合いとなっているが、26週移動平均線がサポートラインとして意識されつつある。今期予想PER10倍台・PBR0.48倍と割安感があるほか、配当利回り2.58%と利回り妙味もソコソコあり、下値不安は少ない。580円割れが下値として固まってきた感があり、押し目は注目されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:47
| 注目銘柄
2013年08月07日
【狙い場・買い場】コクヨは再開発関連の内需株人気を内包し下げ過ぎ訂正期待
コクヨ<7984>(東1)は、上昇転換した25日移動平均線をサポートラインに下値を切り上げ、もみ合っているが、首都圏、関西圏などで高まっている大型オフィス需要・再開発関連株人気を内包しており、内需株ポジションを見直し一段の戻りを試す展開が有力である。信用取組も薄めながら売り買いが拮抗しており、買い方ペースの推移が想定される。
同社は、ステイショナリー(文房具)事業とファニチャー(家具)事業を経営の2本柱としているが、ファニチャー事業では、働き方やオフィスのレイアウトを顧客にその場で提案・体感してもらう劇場型オフィス「ライブオフィス」を国内外で展開し積極営業を掛けている。すでに「霞が関ライブオフィス」、「エコライブオフィス品川」、中国の「上海ライブオフィフス」などの主要拠点を展開しているが、関西圏でも7月に新たに「梅田ライブオフィス」を開設した。また欧州を中心とした輸入家具、インテリア小物を扱う子会社アクタスも関西圏に3店を出店した。
業績は、ファニチャー事業が、こうした積極策によりオフィスの移転需要をキャッチして順調に推移して、ステイショナリー事業の国内伸び悩みを埋め、今12月期純利益は、33億円(前期比35%増)と続伸が見込まれている。またステイショナリー事業でも、中国、インド、ベトナムでNO.1のメーカーに成長することが、アジアのNO.1メーカーの地位を確立することになることとしてインドなどで積極的な海外戦略を推進しており、業績押し上げ要因となってくる。
株価は、今期業績の続伸予想で年初?高値810円まで買われ、全般相場急落で年初来安値目前の623円まで調整、3分の2戻し水準まで持ち直したところで固定資産減損損失の計上でダメ押し、25日線で下値を再確認した。PER評価では26倍台と割高だが、PBRでは0.5倍と出遅れており、下値から高値奪回、2010年4月高値917円キャッチアップを目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社は、ステイショナリー(文房具)事業とファニチャー(家具)事業を経営の2本柱としているが、ファニチャー事業では、働き方やオフィスのレイアウトを顧客にその場で提案・体感してもらう劇場型オフィス「ライブオフィス」を国内外で展開し積極営業を掛けている。すでに「霞が関ライブオフィス」、「エコライブオフィス品川」、中国の「上海ライブオフィフス」などの主要拠点を展開しているが、関西圏でも7月に新たに「梅田ライブオフィス」を開設した。また欧州を中心とした輸入家具、インテリア小物を扱う子会社アクタスも関西圏に3店を出店した。
業績は、ファニチャー事業が、こうした積極策によりオフィスの移転需要をキャッチして順調に推移して、ステイショナリー事業の国内伸び悩みを埋め、今12月期純利益は、33億円(前期比35%増)と続伸が見込まれている。またステイショナリー事業でも、中国、インド、ベトナムでNO.1のメーカーに成長することが、アジアのNO.1メーカーの地位を確立することになることとしてインドなどで積極的な海外戦略を推進しており、業績押し上げ要因となってくる。
株価は、今期業績の続伸予想で年初?高値810円まで買われ、全般相場急落で年初来安値目前の623円まで調整、3分の2戻し水準まで持ち直したところで固定資産減損損失の計上でダメ押し、25日線で下値を再確認した。PER評価では26倍台と割高だが、PBRでは0.5倍と出遅れており、下値から高値奪回、2010年4月高値917円キャッチアップを目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:01
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2013年08月06日
【狙い場・買い場】穴吹興産は需給好転の現実買いで内需割安株買いが増幅余地
穴吹興産<8928>(東1)は、25日移動平均線を出没して株式分割権利落ち後の中段固めを続けているが、大証第1部と東証第1部の現物株市場の統合で、大証1部単独上場株だった同社株が、市場統合で東証株価指数(TOPIX)に算入される需給好転の理想買いが、現実買いに変わり内需割安株買いが増幅する展開が見込まれる。TOPIXへは、今月8月末、10月末と2回にわたり反映されるスケジュールとなっており、そのたびにTOPIX連動型のファンドなどの買い需要が、現実に発生する見込みである。
同社は業績も好調に推移している。目下集計中の2013年6月期業績は、今年2月に続いて5月に2回目の上方修正が実施され、純利益は、期初予想の13億1300万円が17億7700万円、さらに22億円(前期比92%)に引き上げられ、前期の過去最高を大幅に更新する。第3四半期の分譲マンション契約戸数が、前年同期比6%増の1936戸と伸び、過去最高となったことが、再上方修正要因となった。
続く2014年6月期業績も、今後の消費税増税に絡む政治情勢次第だが、増税を先取りする駆け込み需要の寄与などから、連続の過去最高更新が有力視されており、今週末9日に発表予定の6月期決算に注目が集まろう。
株価は、今年2月の1回目の業績上方修正に3月31日を基準日とする株式分割(1対2)の分割権利取りが加わって691円まで7割高して分割権利を落として285円をつけ、その後、下げ過ぎ訂正で買われた分割落ち後高値508円からは、業績再上方修正にもかかわらず全般相場急落で再度、303円安値まで売られ、半値戻し水準まで持ち直してきた。PERは9倍台と割安であり、権利落ち後高値奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社は業績も好調に推移している。目下集計中の2013年6月期業績は、今年2月に続いて5月に2回目の上方修正が実施され、純利益は、期初予想の13億1300万円が17億7700万円、さらに22億円(前期比92%)に引き上げられ、前期の過去最高を大幅に更新する。第3四半期の分譲マンション契約戸数が、前年同期比6%増の1936戸と伸び、過去最高となったことが、再上方修正要因となった。
続く2014年6月期業績も、今後の消費税増税に絡む政治情勢次第だが、増税を先取りする駆け込み需要の寄与などから、連続の過去最高更新が有力視されており、今週末9日に発表予定の6月期決算に注目が集まろう。
株価は、今年2月の1回目の業績上方修正に3月31日を基準日とする株式分割(1対2)の分割権利取りが加わって691円まで7割高して分割権利を落として285円をつけ、その後、下げ過ぎ訂正で買われた分割落ち後高値508円からは、業績再上方修正にもかかわらず全般相場急落で再度、303円安値まで売られ、半値戻し水準まで持ち直してきた。PERは9倍台と割安であり、権利落ち後高値奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:55
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2013年08月05日
【狙い場・買い場】エスプールは二番底形成で狙い場、障がい者支援の農園運営が注目に
エスプール<2471>(JQS・売買単位100株)は350〜360円で二番底を形成する展開となっている。5日(月)も360円台で堅調である。
500円前後で二番天井をつけた裏返しで、目下、底値を固めている動きといえる。年初来高値506円(5月24日)と同安値213円(2月14日)の『中間値』(359円)も上回っており相場の基調は強い。
今11月期はビジネスソリューション事業、人材ソリューション事業とも好調で6.5%増収、営業利益は65.8%増益の見通し。ビジネスソリューション事業では障がい者支援で農園運営を手がけ注目されている。人材ソリューション事業では、旺盛な人材需要に対応して都内に採用拠点を4ヶ所に拡大している。
日柄調整的にも十分でそろそろ出直りのタイミングにあるものとみられる。狙い場だろう。
>>エスプールのMedia−IR企業情報
500円前後で二番天井をつけた裏返しで、目下、底値を固めている動きといえる。年初来高値506円(5月24日)と同安値213円(2月14日)の『中間値』(359円)も上回っており相場の基調は強い。
今11月期はビジネスソリューション事業、人材ソリューション事業とも好調で6.5%増収、営業利益は65.8%増益の見通し。ビジネスソリューション事業では障がい者支援で農園運営を手がけ注目されている。人材ソリューション事業では、旺盛な人材需要に対応して都内に採用拠点を4ヶ所に拡大している。
日柄調整的にも十分でそろそろ出直りのタイミングにあるものとみられる。狙い場だろう。
>>エスプールのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:12
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【狙い場・買い場】京都銀行はハイテク株動意で京都株ファンド人気が再燃し追随高妙味
京都銀行<8369>(東1)は、8月1日に底放れを示唆する長大な陽線包み足を示現し注目の株価ステージ入りをしている。7月23日に同社が、第6位の大株主に名を連ねる日本電産<6594>(東1)が、今3月期業績を上方修正して株価が急伸して以来、京都に本社を置くエレクトロニクス関連のハイテク株の株価が動意付いてしており、この京都銘柄を多数保有する同社の保有有価証券の含み益拡大を手掛かりに京都株ファンド人気を高め割り負け修正期待を高めているものだ。京都株は、きょうの為替相場の円高反転で反落しており、同社株価も影響を受けているが、ハイテク株の再騰発進に追随して、同社株も、年初来高値1106円も射程圏に捉える展開が有力となりそうだ。
同社は、取引関係の維持・強化を目的に京都銘柄を中心にハイテク株を多数保有、日電産のほか任天堂<7974>(東1)では第6位、京セラ<6971>(東1)では第4位、村田製作所<6981>(東1)では第7位、堀場製作所<6856>(東1)では第8位のそれぞれ大株主の位置にある。このため有価証券報告書によれば、前2013年3月期末の資本金額の100分の1を超える保有株式は、64銘柄を数え、期末残高は3兆317億円、時価会計に伴う有価証券の含み益は、360億円増加して1917億円となった。
今年7月31日に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算でも、日経平均株価が、3月29日の1万2397円から6月28日に1万3677円と上昇したことから含み益が拡大、3月末に比較して265億円拡大して2182億円となった。今後、京都銘柄が、全般相場の「リスクオン」の高まりとともに上値を追う展開となれば、同社の含み益もさらに増勢となってくる。
同社は本業も好調で、今期1Q業績は、前年同期比4%増収、29%経常増益、32%純益増益と増収増益転換して着地した。役務取引等収益や国債などの債券売買益を中心としたその他業務収益の増加で増収転換し、利益は、資金調達費用や株式等償却を中心としたその他経常費用の減少で増益転換した。第2四半期(2Q)累計・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期経常利益は223億円(前期比20%減)、純利益は136億円(同22%減)と見込んでいるが、1Q利益は、通期予想業績に対して54〜56%の進捗率と目安の25%を大きく上回っている。
株価は、前期第3四半期の好決算に日銀の異次元の金融緩和が続いて年初来高値まで買い進まれ、全般相場急落とともに同安値715円までほぼ往って来いの調整となり、3分の1戻し水準で方向感を模索していた。PER評価では23倍台と市場平均を上回るが、PBRでは0.7倍と割り負けており、きょう5日付けの日本経済新聞で観測報道された地銀再編思惑も波及して一段の戻りにチャレンジしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社は、取引関係の維持・強化を目的に京都銘柄を中心にハイテク株を多数保有、日電産のほか任天堂<7974>(東1)では第6位、京セラ<6971>(東1)では第4位、村田製作所<6981>(東1)では第7位、堀場製作所<6856>(東1)では第8位のそれぞれ大株主の位置にある。このため有価証券報告書によれば、前2013年3月期末の資本金額の100分の1を超える保有株式は、64銘柄を数え、期末残高は3兆317億円、時価会計に伴う有価証券の含み益は、360億円増加して1917億円となった。
今年7月31日に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算でも、日経平均株価が、3月29日の1万2397円から6月28日に1万3677円と上昇したことから含み益が拡大、3月末に比較して265億円拡大して2182億円となった。今後、京都銘柄が、全般相場の「リスクオン」の高まりとともに上値を追う展開となれば、同社の含み益もさらに増勢となってくる。
同社は本業も好調で、今期1Q業績は、前年同期比4%増収、29%経常増益、32%純益増益と増収増益転換して着地した。役務取引等収益や国債などの債券売買益を中心としたその他業務収益の増加で増収転換し、利益は、資金調達費用や株式等償却を中心としたその他経常費用の減少で増益転換した。第2四半期(2Q)累計・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期経常利益は223億円(前期比20%減)、純利益は136億円(同22%減)と見込んでいるが、1Q利益は、通期予想業績に対して54〜56%の進捗率と目安の25%を大きく上回っている。
株価は、前期第3四半期の好決算に日銀の異次元の金融緩和が続いて年初来高値まで買い進まれ、全般相場急落とともに同安値715円までほぼ往って来いの調整となり、3分の1戻し水準で方向感を模索していた。PER評価では23倍台と市場平均を上回るが、PBRでは0.7倍と割り負けており、きょう5日付けの日本経済新聞で観測報道された地銀再編思惑も波及して一段の戻りにチャレンジしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:42
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2013年08月03日
【じっくり投資コーナー】トラストテックは利回り4.4%、自動車産業向けに人材需要が旺盛
神奈川県地盤の技術・技能者派遣会社、トラストテック<2154>(JQS)は、中長期狙いで注目したい。景気変動に伴った半導体市場の縮小で半導体関連企業向け技術者派遣は減少しているものの、業績好調な自動車産業向けに人材需要が旺盛で製造請負・受託・派遣事業が上向いてきていることから、今14年6月期業績予想に対する期待感が高まるほか、配当利回り妙味があり、見直される可能性はある。
足元の業績、前13年6月期売上高は150億円(前の期比3.0%減)、営業利益は7億2000万円(同14.3%増)、経常利益は8億円(同19.9%増)、純利益は4億6300万円(同30.7%増)を見込んでいる。
株価は、5月9日につけた年初来の高値909円から6月27日安値630円、7月30高値652円と売り直され、配当落ちに伴う処分売り一巡した感がある。労働規制の改革(人材派遣)に対する期待感に、前期予想PER13倍台と割高感はなく、配当利回り4.47%と利回り妙味が増すことから、9日に予定される13年6月期決算の発表を前に、押し目買い妙味が膨らもう。(N)
足元の業績、前13年6月期売上高は150億円(前の期比3.0%減)、営業利益は7億2000万円(同14.3%増)、経常利益は8億円(同19.9%増)、純利益は4億6300万円(同30.7%増)を見込んでいる。
株価は、5月9日につけた年初来の高値909円から6月27日安値630円、7月30高値652円と売り直され、配当落ちに伴う処分売り一巡した感がある。労働規制の改革(人材派遣)に対する期待感に、前期予想PER13倍台と割高感はなく、配当利回り4.47%と利回り妙味が増すことから、9日に予定される13年6月期決算の発表を前に、押し目買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:51
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2013年08月02日
【狙い場・買い場】西尾レントは豪雨被害特需で業績期待を高めて待ち伏せ買い妙味
西尾レントオール<9699>(東1)は、今年8月9日に今9月期第3四半期(3Q)決算の発表を予定しているが、業績期待を高めて再び割安修正に発進する展開が想定される。中国地方、北陸地方、東北地方などで被害を拡大させている豪雨の災害復旧関連の建機レンタル特需が、業績を押し上げる可能性が大きいためだ。同社の今期業績は、今年5月に第2四半期(2Q)累計業績に続き9月通期業績を各上方修正、このとき年初来高値2561円まで買い進まれており、5月急騰相場の再現へ向け先取り・待ち伏せ買い妙味を示唆している。
同社の今期通期業績は、2Q累計業績が、東日本大震災の復旧・復興需要や全国各地の災害復旧需要、防災関連工事需要などで建機レンタル事業が好調に推移して期初予想を上ぶれて着地したことを踏まえて上方修正された。このうち純利益は、期初予想の31億9700万円を43億3600万円(前期比53%増)へ引き上げ、連続増益率を伸ばす。業績増額につれ今期配当も期初予想の18円を20円(前期実績15円)へアップ、連続増配幅を拡大する。
同社の株価材料は、この好業績評価のみにとどまるものではない。今年7月16日に東証第1部と大証第1部の現物市場が統合されたことから、従来は大証第1部単独上場銘柄だった同社株に好需給思惑も高まっているのである。東証1部に市場統合されたことで東証株価指数(TOPIX)に算入され、TOPIX連動型のファンドなどの買い需要が発生するためだ。これからこの需給好転の本番を迎えることになる。
株価は、2Q累計業績上方修正でつけた年初来高値から全般相場急落に巻き込まれて1777円まで調整、東証・大証の市場統合で2399円まで持ち直し、2100円台を出没している。PERは13倍台と割安であり、待ち伏せ買いで高値奪回が狙えよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社の今期通期業績は、2Q累計業績が、東日本大震災の復旧・復興需要や全国各地の災害復旧需要、防災関連工事需要などで建機レンタル事業が好調に推移して期初予想を上ぶれて着地したことを踏まえて上方修正された。このうち純利益は、期初予想の31億9700万円を43億3600万円(前期比53%増)へ引き上げ、連続増益率を伸ばす。業績増額につれ今期配当も期初予想の18円を20円(前期実績15円)へアップ、連続増配幅を拡大する。
同社の株価材料は、この好業績評価のみにとどまるものではない。今年7月16日に東証第1部と大証第1部の現物市場が統合されたことから、従来は大証第1部単独上場銘柄だった同社株に好需給思惑も高まっているのである。東証1部に市場統合されたことで東証株価指数(TOPIX)に算入され、TOPIX連動型のファンドなどの買い需要が発生するためだ。これからこの需給好転の本番を迎えることになる。
株価は、2Q累計業績上方修正でつけた年初来高値から全般相場急落に巻き込まれて1777円まで調整、東証・大証の市場統合で2399円まで持ち直し、2100円台を出没している。PERは13倍台と割安であり、待ち伏せ買いで高値奪回が狙えよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:28
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2013年08月01日
【じっくり投資コーナー】日本コンセプトは中期経営計画を評価して中期投資狙い
化学品を中心に薬品、食品など液体貨物を国内外で輸送する、日本コンセプト<9386>(JQS)は、中長期で注目したい。足元の業績、今12月第1四半期決算は営業利益が3億6700万円と中間期計画の5億9000万円(前年同期比3.5%増)を超過し、順調に推移。通期営業利益は13億8000万円(前年同期比36.3%増)で好調が見込まれている。
本年2月に公表された中期経営計画では、シェール革命を背景として今後化学品の大幅な増産が見込まれる北米地域を始めとする海外のネットワークの整備と拡充に引き続き注力。本邦輸出入取引はもとより、大陸間の三国間取引を取り込み、国際輸送取引を伸長させ、最終年度となる2015年12月期売上高は98億5000万円(12年9月期実績73億3100万円)、営業利益は17億4000万円(同10億1200万円)、経常利益は14億7000万円(同11億1800万円)、純利益は9億2000万円(同6億6100万円)達成を目指している。
■上場来高値後の調整局面、PER10倍
株価は、5月20日に上場来の高値1940円と買われた後、6月7日安値1286円、6月16日安値1290円と売り直されて下値確認から上昇。業績上ブレ期待から、足元では8月13日に発表が予定される6月中間期決算に対する期待感がある。また、シェール革命を背景とした中長期的な成長が見込まれるほか、今期予想PER10倍台と割安感があり、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(N)
本年2月に公表された中期経営計画では、シェール革命を背景として今後化学品の大幅な増産が見込まれる北米地域を始めとする海外のネットワークの整備と拡充に引き続き注力。本邦輸出入取引はもとより、大陸間の三国間取引を取り込み、国際輸送取引を伸長させ、最終年度となる2015年12月期売上高は98億5000万円(12年9月期実績73億3100万円)、営業利益は17億4000万円(同10億1200万円)、経常利益は14億7000万円(同11億1800万円)、純利益は9億2000万円(同6億6100万円)達成を目指している。
■上場来高値後の調整局面、PER10倍
株価は、5月20日に上場来の高値1940円と買われた後、6月7日安値1286円、6月16日安値1290円と売り直されて下値確認から上昇。業績上ブレ期待から、足元では8月13日に発表が予定される6月中間期決算に対する期待感がある。また、シェール革命を背景とした中長期的な成長が見込まれるほか、今期予想PER10倍台と割安感があり、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:40
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2013年07月31日
【狙い場・買い場】クックパッドは消費税増税関連で新規事業を再評価し落ち後安値固めから再騰思惑
クックパッド<2193>(東1)は、今年4月30日を基準日に実施した株式分割(1対2)の権利落ち後、やや人気離散となり2200円台でダブルボトムを形成、底値固めを続けているが、新たな買い材料の思惑が台頭しつつある。消費者物価が、1年2カ月ぶりに上昇転換し、参議院選挙後に消費税増税が重要政治課題に浮上してきている環境下、消費者の生活防衛・節約意識が再度高まり、同社の新規事業に注目が集まっていることによる。分割落ち後安値水準での逆張りも一考余地が大きそうだ。
注目されている同社の新規事業は、昨年10月に提供を開始した新サービス「特売情報」である。同事業は、登録店舗約9800店のスーパーの毎日の特売情報と、特売商品を使用する料理レシピ検索を連動させており、これにアクセスして食費節約のサポート材料とする消費者が、テレビなどで紹介されており、今年7月3日にはこの登録ユーザーが、50万人を突破した。今後の厳しい消費環境下、同情報へのアクセスが一段と高まる展開が想定される。
同社は、同新規事業も含めて「食のインフラサービス」を進化させており、今年4月現在で同社の料理レシピサイトの月間延べ利用者数は、前年同期比34%増の3267万人、うちスマートフォン利用者は、倍増の1641万人、累計投稿レシピ数は、145万点に達し、プレミアム会員の増加、広告事業の続伸から業績も好調に推移し、前2013年4月期純利益は、16億1600万円(前々期比45%増)と連続して過去最高を更新した。
ただ、今期業績については、同社は売り上げ、営業利益が前期を上回る見込みとするだけにとどまり、具体的な数値予想を開示せず、配当も未定としており、市場参加者にとってはネガティブとなっている。このため予想PERは算定不能であり、前期1株利益をベースにした実績PERは53倍台と割高となる。そうしたややアゲインストな株価環境下での逆張りアタックとなるが、まず分割落ち後高値4020円から同安値までの調整幅の半値戻し3100円レベルへの一段の底上げが期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
注目されている同社の新規事業は、昨年10月に提供を開始した新サービス「特売情報」である。同事業は、登録店舗約9800店のスーパーの毎日の特売情報と、特売商品を使用する料理レシピ検索を連動させており、これにアクセスして食費節約のサポート材料とする消費者が、テレビなどで紹介されており、今年7月3日にはこの登録ユーザーが、50万人を突破した。今後の厳しい消費環境下、同情報へのアクセスが一段と高まる展開が想定される。
同社は、同新規事業も含めて「食のインフラサービス」を進化させており、今年4月現在で同社の料理レシピサイトの月間延べ利用者数は、前年同期比34%増の3267万人、うちスマートフォン利用者は、倍増の1641万人、累計投稿レシピ数は、145万点に達し、プレミアム会員の増加、広告事業の続伸から業績も好調に推移し、前2013年4月期純利益は、16億1600万円(前々期比45%増)と連続して過去最高を更新した。
ただ、今期業績については、同社は売り上げ、営業利益が前期を上回る見込みとするだけにとどまり、具体的な数値予想を開示せず、配当も未定としており、市場参加者にとってはネガティブとなっている。このため予想PERは算定不能であり、前期1株利益をベースにした実績PERは53倍台と割高となる。そうしたややアゲインストな株価環境下での逆張りアタックとなるが、まず分割落ち後高値4020円から同安値までの調整幅の半値戻し3100円レベルへの一段の底上げが期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:43
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2013年07月30日
【狙い場・買い場】エレコムは値幅・日柄調整が十分で増益転換業績を買い直し下げ過ぎ訂正余地
エレコム<6750>(東1)は、今年3月8日の東証第1部上場時につけた年初来高値1412円から下げ一方で、6月7日の同高値1070円まで値幅で24%、日柄で約5カ月と値幅・日柄調整が十分であり、今3月期の増益転換業績を買い直し下げ過ぎ訂正に進む展開が見込まれ、悪目買い妙味を示唆している。7月下旬から8月上旬に掛けて相次ぐ新製品の発売や、8月6日に予定されている今期第1四半期(1Q)決算の発表も、支援材料になりそうだ。
同社の株価は、ジャスダック市場(スタンダード)から東証第1部に新規上場された際に実施した新株式発行(発行価格1407円)・株式売出しが、需給面のボディーブローとなって上場初日につけた上場来高値から調整入りとなり、前期期末配当の上場記念配当上乗せの年間35円(前々期実績30円)の配当権利取りの一巡と、全般相場急落とが重なって長大下ヒゲを伸ばして上場来安値まで突っ込んだ。
この間、同社の業績は、スマートフォン・タブレット端末関連製品が好調に推移しているものの、パソコンの個人市場向けの伸び悩みでストレージ・メモリの販売が減少し、価格競争の激化と一昨年のタイの洪水による仕入価格上昇や円安の影響などで前期業績を下方修正するなど低調に推移した。前期業績は、この下方修正をやや上ぶれて着地したものの、純利益は、30億9800万円(前々期比6%減)と前々期の過去最高から減益転換した。
続く今3月期業績は、パソコン市場が安定化しスマホ・タブレット端末関連製品の開発を強化し、海外市場でも同社の「ELCOM」ブランドの専門ショップを展開することなどから増益転換を予想、純利益は、32億6000万円(前期比5%増)と前々期の過去最高(33億1300万円)目前となる。
この新製品開発については、今年7月下旬にはLED液晶ディスプレイから発生し、健康被害が懸念されるブルーライトを約65%もカットするブルーライト対策メガネ「PC GLASSES」の超吸収タイブを発売し、8月上旬には充電式のモバイルバッテリーを発売するなど、新製品投入が相次いでいる。業績についても、8月6日に予定している今期1Q決算の発表で、前年同期の減益転換からの増益転換を再確認する展開が想定される。
株価は、上場来安値から200円幅の底上げをして上場高値からの調整幅の半値戻し水準までリバウンドしているが、PERは7倍台となお下げ過ぎを示唆している。最高値奪回の全値戻しを目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社の株価は、ジャスダック市場(スタンダード)から東証第1部に新規上場された際に実施した新株式発行(発行価格1407円)・株式売出しが、需給面のボディーブローとなって上場初日につけた上場来高値から調整入りとなり、前期期末配当の上場記念配当上乗せの年間35円(前々期実績30円)の配当権利取りの一巡と、全般相場急落とが重なって長大下ヒゲを伸ばして上場来安値まで突っ込んだ。
この間、同社の業績は、スマートフォン・タブレット端末関連製品が好調に推移しているものの、パソコンの個人市場向けの伸び悩みでストレージ・メモリの販売が減少し、価格競争の激化と一昨年のタイの洪水による仕入価格上昇や円安の影響などで前期業績を下方修正するなど低調に推移した。前期業績は、この下方修正をやや上ぶれて着地したものの、純利益は、30億9800万円(前々期比6%減)と前々期の過去最高から減益転換した。
続く今3月期業績は、パソコン市場が安定化しスマホ・タブレット端末関連製品の開発を強化し、海外市場でも同社の「ELCOM」ブランドの専門ショップを展開することなどから増益転換を予想、純利益は、32億6000万円(前期比5%増)と前々期の過去最高(33億1300万円)目前となる。
この新製品開発については、今年7月下旬にはLED液晶ディスプレイから発生し、健康被害が懸念されるブルーライトを約65%もカットするブルーライト対策メガネ「PC GLASSES」の超吸収タイブを発売し、8月上旬には充電式のモバイルバッテリーを発売するなど、新製品投入が相次いでいる。業績についても、8月6日に予定している今期1Q決算の発表で、前年同期の減益転換からの増益転換を再確認する展開が想定される。
株価は、上場来安値から200円幅の底上げをして上場高値からの調整幅の半値戻し水準までリバウンドしているが、PERは7倍台となお下げ過ぎを示唆している。最高値奪回の全値戻しを目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:49
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【じっくり投資コーナー】クラボウはイナリサーチと業務提携、DNA自動分離装置、組織切片自動作製装置などを供給
クラボウ<3106>(東1)は、中長期で注目したい。7月8日付で、同社のバイオメディカル部が、イナリサーチと業務提携基本契約を締結し、創薬開発の基礎研究分野および前臨床試験分野において両社の強みを活かした受託関連サービス体制を構築し、事業の拡大を図ると発表済みで、クラボウが開発・販売を行っているDNA自動分離装置、組織切片自動作製装置などをイナリサーチへ供給することへの期待感が高まる。
足元の業績、今14年3月期売上高は1530億円(前年同期比4.1%増)、営業利益は32億円(同19.8%増)、経常利益は33億円(同46.2%増)、純利益は18億円(同2.1倍)と回復を見込む。年間配当は5円を予定している。新中期経営計画「Future’15」では、前中期経営計画「総意・総力(SS)’12」で実践した各施策の成果を確実に収益に結びつけ、さらにグループが一丸となってイノベーションの創出に努め、今後とも国内経済の低成長が続くと想定するなか、「海外戦略の充実」を新たな基本方針とした施策を積極的に展開し、事業環境の変化にもフレキシブルに対応できる事業基盤を構築し、最終年度となる16年3月期売上高1800億円、営業利益80億円を目指す。
株価は、5月22日につけた年初来高値203円から6月27日安値148円まで調整を挟んで7月8日高値177円と上昇。上げ一服から二番底をうかがっている。同社が開発した抗ウイルス機能繊維加工技術「クレンゼ」は、ノロウイルスや風邪の原因であるアデノウイルスなどに対して効果があると指摘されているほか、PBR0.46倍と割り負け、配当利回り3.16%と利回り妙味もソコソコあり、見直し余地は広がる。ここからの押し目は注目されよう。(N)
足元の業績、今14年3月期売上高は1530億円(前年同期比4.1%増)、営業利益は32億円(同19.8%増)、経常利益は33億円(同46.2%増)、純利益は18億円(同2.1倍)と回復を見込む。年間配当は5円を予定している。新中期経営計画「Future’15」では、前中期経営計画「総意・総力(SS)’12」で実践した各施策の成果を確実に収益に結びつけ、さらにグループが一丸となってイノベーションの創出に努め、今後とも国内経済の低成長が続くと想定するなか、「海外戦略の充実」を新たな基本方針とした施策を積極的に展開し、事業環境の変化にもフレキシブルに対応できる事業基盤を構築し、最終年度となる16年3月期売上高1800億円、営業利益80億円を目指す。
株価は、5月22日につけた年初来高値203円から6月27日安値148円まで調整を挟んで7月8日高値177円と上昇。上げ一服から二番底をうかがっている。同社が開発した抗ウイルス機能繊維加工技術「クレンゼ」は、ノロウイルスや風邪の原因であるアデノウイルスなどに対して効果があると指摘されているほか、PBR0.46倍と割り負け、配当利回り3.16%と利回り妙味もソコソコあり、見直し余地は広がる。ここからの押し目は注目されよう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34
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2013年07月29日
【狙い場・買い場】第一稀元素は黒字転換業績を買い直し急騰相場再現で超割安修正期待
第一稀元素化学工業<4082>(東2)は、業績高変化銘柄として急騰相場再現思惑が底流、超割安修正買いが再燃する展開が見込まれる。今3月期業績の3期ぶりの黒字転換を予想、この業績急回復を今年8月9日発表予定の今期第1四半期(1Q)決算で確認することが大前提となるが、この前提をクリアすれば前期業績の一転した上方修正や今期の黒字転換予想をテコにストップ高を繰り返した急騰相場の連想が強まるとみられるためだ。1Q決算もウオッチしつつ、待ち伏せ買い妙味を示唆している。
同社の業績は、市況の高騰と下落を繰り返したレアアースの市況波乱により大きく影響され、前々期業績、前期業績とも過剰在庫の評価損計上などで下方修正が相次いだ。前期業績も、昨年7月、11月と下方修正が続き、純利益は50億円の赤字(前々期は38億5700万円の赤字)と赤字幅を悪化させたが、今年4月期に一転して上方修正、純利益は、21億4400万円の赤字と赤字幅を縮小して着地した。
今期業績は、レアアースの過剰在庫が前期で解消し自動車向け触媒の続伸などから黒字転換を予想、通期純利益は10億円と見込み、配当も、前期に減配した年間20円配当の30円への復元増配を予定している。業績水準そのものは低いが、株価は「水準より変化率」によりポジティブに反応する習性が強いだけに、1Q決算で前年同期業績からのV字回復を確認した場合、急騰相場の再現が、十分に想定範囲内となる。
株価は、下方修正が続いた前期業績を一転して上方修正し、連続赤字幅を縮小したことでストップ高して年初来高値2400円をつけ、今期業績の黒字転換予想で再度、ストップ高して2378円まで買い進まれたが、全般相場急落とともに1480円まで突っ込み、調整幅の半値戻し水準までリバウンドして三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。PERは6倍台と割安であり、1Q決算確認後に高値奪回に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社の業績は、市況の高騰と下落を繰り返したレアアースの市況波乱により大きく影響され、前々期業績、前期業績とも過剰在庫の評価損計上などで下方修正が相次いだ。前期業績も、昨年7月、11月と下方修正が続き、純利益は50億円の赤字(前々期は38億5700万円の赤字)と赤字幅を悪化させたが、今年4月期に一転して上方修正、純利益は、21億4400万円の赤字と赤字幅を縮小して着地した。
今期業績は、レアアースの過剰在庫が前期で解消し自動車向け触媒の続伸などから黒字転換を予想、通期純利益は10億円と見込み、配当も、前期に減配した年間20円配当の30円への復元増配を予定している。業績水準そのものは低いが、株価は「水準より変化率」によりポジティブに反応する習性が強いだけに、1Q決算で前年同期業績からのV字回復を確認した場合、急騰相場の再現が、十分に想定範囲内となる。
株価は、下方修正が続いた前期業績を一転して上方修正し、連続赤字幅を縮小したことでストップ高して年初来高値2400円をつけ、今期業績の黒字転換予想で再度、ストップ高して2378円まで買い進まれたが、全般相場急落とともに1480円まで突っ込み、調整幅の半値戻し水準までリバウンドして三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。PERは6倍台と割安であり、1Q決算確認後に高値奪回に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:13
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2013年07月25日
【狙い場・買い場】JKHDは消費税増税関連で駆け込み需要を先取り値幅効果も
JKホールディングス<9896>(東1)は、参議院選挙後の重要政治課題として浮上している消費税増税関連で、駆け込み需要が業績と株価を押し上げる展開が有力で、値ごろは低位にあるが値幅効果が期待できそうだ。今3月期業績は、連続の過去最高純利益更新を予想、PER・PBR評価とも割安であり、今年8月7日に予定されている今期第1四半期決算の発表が、この発射台となる可能性も大きい。
同社の今期業績は、売り上げ3150億円(前期比5%増)、経常利益42億円(同0.9%増)、純利益21億円(同3%増)と予想されている。前期業績が、期末にきて上方修正され期初の減益転換予想が増益転換したが、今期もこの上方修正の要因となった好事業環境が続く。震災の復興需要で災害公営住宅や自力再建住宅向けに必要資材を供給する一方、今年度も新設住宅着工戸数が増加することを背景に、住宅省エネ関連の各種商材が、続伸するもので、とくに消費税増税では増税前に駆け込み需要が、業績を上ぶれさせる可能性もある。
消費税増税は、参議院選挙後に安倍晋三首相が今年10月にも政治決断すると表明する一方、麻生太郎財務大臣が9月に決定すると表明、前倒しとなる可能性も出てくるなど、より政治的な重要度を増しており、株式市場でも今夏相場の相場テーマとして浮上、関連株のマークは怠れなくなる。同社が、今期1Q決算を発表したあとの8月12日に今年4〜6月期GDP(国内総生産)が公表され、この動向で増税時期を政治判断するターニング・ポイントとなるだけに、同社の1Q業績も、株価的・業績的に注目度がアップする。
株価は、前期業績の上方修正で年初来高値735円まで約300円高、長期金利波乱の影響を受けて全般相場より早めに調整入りとなり551円安値まで200円安、25日移動平均線水準で下値を確かめつつ、エネルギーを備蓄している。PER7倍台、PBR0.7倍の割安修正で高値奪回に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社の今期業績は、売り上げ3150億円(前期比5%増)、経常利益42億円(同0.9%増)、純利益21億円(同3%増)と予想されている。前期業績が、期末にきて上方修正され期初の減益転換予想が増益転換したが、今期もこの上方修正の要因となった好事業環境が続く。震災の復興需要で災害公営住宅や自力再建住宅向けに必要資材を供給する一方、今年度も新設住宅着工戸数が増加することを背景に、住宅省エネ関連の各種商材が、続伸するもので、とくに消費税増税では増税前に駆け込み需要が、業績を上ぶれさせる可能性もある。
消費税増税は、参議院選挙後に安倍晋三首相が今年10月にも政治決断すると表明する一方、麻生太郎財務大臣が9月に決定すると表明、前倒しとなる可能性も出てくるなど、より政治的な重要度を増しており、株式市場でも今夏相場の相場テーマとして浮上、関連株のマークは怠れなくなる。同社が、今期1Q決算を発表したあとの8月12日に今年4〜6月期GDP(国内総生産)が公表され、この動向で増税時期を政治判断するターニング・ポイントとなるだけに、同社の1Q業績も、株価的・業績的に注目度がアップする。
株価は、前期業績の上方修正で年初来高値735円まで約300円高、長期金利波乱の影響を受けて全般相場より早めに調整入りとなり551円安値まで200円安、25日移動平均線水準で下値を確かめつつ、エネルギーを備蓄している。PER7倍台、PBR0.7倍の割安修正で高値奪回に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:51
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2013年07月24日
【狙い場・買い場】ケンコーマヨネーズは短期・中期とも妙味十分、PER8倍台で中期大化けも
ケンコーマヨネーズ<2915>(東1・売買単位100株)は、6月26日に30日線を抜いたあと840〜860円で頑強にモミ合っている。24日も850円台で底堅く推移している。業績好調で指標割安から好仕込み場といえる。
2013年3月期の営業利益29.6%増益に対し、2014年3月期は2.1%減益と慎重な見通し。円安に伴う原材料アップによるためだが、7月からキロ当り平均40円の製品値上げ交渉を進めていることから今期業績は上ブレの可能性が極めて強い。8月8日(木)発表の第1四半期決算には間に合わないものの、中間期決算では上方修正を期待できるだろう。
現段階での今期予想1株利益は99.9円と100円間近だ。9月中間期で上方修正となれば1株利益100円台となってPERでの割安はいっそう目立ってくる。アベノミクス効果で消費も上向き、同社の取引先である外食産業が明るさを増していることから製品値上げは実現するものとみられる。
年21円配当に対する利回りは2.5%ていど、PERは8.5倍にすぎない。短期的にも中期的にも有望な銘柄といえる。とくに、権利修正チャートでは910円前後に厚い上値の壁があるため短期的には900〜910円が目処となるものの、中期的には1000円乗せから1500円相場も十分に期待できるだろう(甘栗)。
>>ケンコーマヨネーズのMedia−IR企業情報
2013年3月期の営業利益29.6%増益に対し、2014年3月期は2.1%減益と慎重な見通し。円安に伴う原材料アップによるためだが、7月からキロ当り平均40円の製品値上げ交渉を進めていることから今期業績は上ブレの可能性が極めて強い。8月8日(木)発表の第1四半期決算には間に合わないものの、中間期決算では上方修正を期待できるだろう。
現段階での今期予想1株利益は99.9円と100円間近だ。9月中間期で上方修正となれば1株利益100円台となってPERでの割安はいっそう目立ってくる。アベノミクス効果で消費も上向き、同社の取引先である外食産業が明るさを増していることから製品値上げは実現するものとみられる。
年21円配当に対する利回りは2.5%ていど、PERは8.5倍にすぎない。短期的にも中期的にも有望な銘柄といえる。とくに、権利修正チャートでは910円前後に厚い上値の壁があるため短期的には900〜910円が目処となるものの、中期的には1000円乗せから1500円相場も十分に期待できるだろう(甘栗)。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:03
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【狙い場・買い場】イートアンドは王将フードとの株価ギャップを解消し上値妙味
イートアンド<2882>(東2)は、下ヒゲで上昇転換した25日移動平均線にタッチして下値確認運動を続けているが、東証第1部・大証第1部の市場統合をキッカケに年初来高値を更新した同業態の王将フードサービス<9936>(東1)との株価ギャップを解消、上値妙味を示唆している。今3月期業績は増益転換、純利益は過去最高肉薄を予想しており、今年8月9日に発表予定の今3月期第1四半期業績で好実態を再評価、再発進へのスタート信号となりそうだ。
同社は、大衆中華料理業態店「大阪王将」と食品販売事業を展開、両事業の主力商品を元祖焼餃子、冷凍餃子としており、餃子を中心メニューに外食店「王将」を展開している王将フードと同業態となっている。イートアンドの業績は、前期に低価格志向の継続、商品の利幅低下などで下方修正、減益転換したが、今期は増益転換、売り上げ205億5200万円(前期比3%増)、経常利益9億4500万円(同5%増)、純利益5億400万円(同17%増)と予想、純利益は、2012年3月期の過去最高(5億1300万円)に接近する。
昨年9月に元祖焼餃子、今年2月に冷凍餃子をニオイのしない商品にリニューアルし、昨年10月に稼働を開始した群馬新工場で内製化比率を高め、本社機能を東京に移設し首都圏攻勢を強めることなどが、円安による食材などの原材料価格の上昇をカバーする。なお王将フードは、今3月期業績の続落を予想しており、この面で対照的となっている。
投資採算面でもギャップがある。イートアンドはPER8倍台、PBR1.3倍となっており、王将フードのPER13倍、PBR1.7倍より割り負け放置となっている。
イートアンドの株価は、東証2部上場来高値1329円から前期業績の下方修正で同安値1024円と売られ25日線を下回ったが、この上昇転換した25日線にサポートされて下値を切り上げてきた。上場来高値が上値ターゲットとなるが、王将フードが、東証株価指数(TOPIX)算入開始による好需給思惑でさらに上値を追う展開が強まれば、王将フード並みのPER評価で1720円の上値目標も弾き出される。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社は、大衆中華料理業態店「大阪王将」と食品販売事業を展開、両事業の主力商品を元祖焼餃子、冷凍餃子としており、餃子を中心メニューに外食店「王将」を展開している王将フードと同業態となっている。イートアンドの業績は、前期に低価格志向の継続、商品の利幅低下などで下方修正、減益転換したが、今期は増益転換、売り上げ205億5200万円(前期比3%増)、経常利益9億4500万円(同5%増)、純利益5億400万円(同17%増)と予想、純利益は、2012年3月期の過去最高(5億1300万円)に接近する。
昨年9月に元祖焼餃子、今年2月に冷凍餃子をニオイのしない商品にリニューアルし、昨年10月に稼働を開始した群馬新工場で内製化比率を高め、本社機能を東京に移設し首都圏攻勢を強めることなどが、円安による食材などの原材料価格の上昇をカバーする。なお王将フードは、今3月期業績の続落を予想しており、この面で対照的となっている。
投資採算面でもギャップがある。イートアンドはPER8倍台、PBR1.3倍となっており、王将フードのPER13倍、PBR1.7倍より割り負け放置となっている。
イートアンドの株価は、東証2部上場来高値1329円から前期業績の下方修正で同安値1024円と売られ25日線を下回ったが、この上昇転換した25日線にサポートされて下値を切り上げてきた。上場来高値が上値ターゲットとなるが、王将フードが、東証株価指数(TOPIX)算入開始による好需給思惑でさらに上値を追う展開が強まれば、王将フード並みのPER評価で1720円の上値目標も弾き出される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:09
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【じっくり投資コーナー】シグマ光機の14年5月期は2ケタ増収、2.1倍増益、利回り3.8%で投資妙味十分
研究開発から生産設備まで、レーザー光学部品やユニット・システムの総合力に強みを持つ、シグマ光機<7713>(JQS)は、中長期狙いで、注目したい。今5月期大幅増益と回復見込みでバリュエーション的にも割安感があり、見直し余地が広がることから注目度は高い。
7月8日に発表した14年5月期業績見通しは、大学・官公庁向け研究開発分野の予算増額による売上増を見込むほか、産業分野では、研究開発投資や設備投資の今期中盤以降の投資意欲の改善に伴う需要回復、及び海外市場の展開強化により売上増を見込む。また、生産体制の合理化・効率化を実施して品質向上、短納期化、コストダウンを更に推進し、売上高は71億3000万円(前期比15.2%増)、営業利益は3億8000万円(同2.1倍)、経常利益は5億1000万円(同81.8%増)、純利益は2億7500万円(同2.1倍)と大幅増益で前の期の水準まで回復を見込んでいる。年間配当は30円(中間配当金15円、期末配当金15円)を予定している。
株価は、5月23日につけた年初来高値928円から6月21日に1月4日の年初来安値720円に並ぶ733円まで調整。7月9日安値736円と売り直されて下値を確認。その後はもみ合いとなっている。世界3大マーケット(米国・アジア・EU)でのブランド認知度の向上とグローバルビジネス強化に対する期待感があるほか、PBR0.56倍と割り負け、配当利回り3.87%と利回り妙味もあり、見直し余地が広がる。中長期で押し目買い妙味が膨らもう。(N)
7月8日に発表した14年5月期業績見通しは、大学・官公庁向け研究開発分野の予算増額による売上増を見込むほか、産業分野では、研究開発投資や設備投資の今期中盤以降の投資意欲の改善に伴う需要回復、及び海外市場の展開強化により売上増を見込む。また、生産体制の合理化・効率化を実施して品質向上、短納期化、コストダウンを更に推進し、売上高は71億3000万円(前期比15.2%増)、営業利益は3億8000万円(同2.1倍)、経常利益は5億1000万円(同81.8%増)、純利益は2億7500万円(同2.1倍)と大幅増益で前の期の水準まで回復を見込んでいる。年間配当は30円(中間配当金15円、期末配当金15円)を予定している。
株価は、5月23日につけた年初来高値928円から6月21日に1月4日の年初来安値720円に並ぶ733円まで調整。7月9日安値736円と売り直されて下値を確認。その後はもみ合いとなっている。世界3大マーケット(米国・アジア・EU)でのブランド認知度の向上とグローバルビジネス強化に対する期待感があるほか、PBR0.56倍と割り負け、配当利回り3.87%と利回り妙味もあり、見直し余地が広がる。中長期で押し目買い妙味が膨らもう。(N)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:50
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2013年07月23日
【狙い場・買い場】JSPは半値戻しから1Q決算発表に期待し全値戻しへ値幅効果
JSP<7942>(東1)は、年初来高値1706円から全般相場急落にツレ安して1308円まで調整、半値戻しの1500円台を回復しているが、今年7月30日予定の今3月期第1四半期(1Q)決算発表を先取り、好業績評価が高まりリバウンド幅を拡大する展開が有力である。相場格言の「半値戻しは全値戻し」通りに高値奪回に弾みをつけ値幅取り妙味を示唆している。
同社の今3月期業績は、売り上げ1010億円(前期比5%増)、経常利益67億円(同36%増)、純利益43億円(同29%増)と増益転換が予想されている。前期業績は、円安による原材料価格の上昇などで伸び悩んだが、今期は、原材料高の価格転嫁が進み、消費税引き上げを控えた駆け込み需要などで建築・住宅・土木分野で高性能断熱材や地盤かさ上げ材を中心に需要が増加し、ビーズ事業の自動車資材が、北米、中国、新興国向けに続伸、アジア向けにスマートフォンやタブレット端末などの多機能電子機器の包装材の需要が拡大することなどが要因となる。
7月30日の1Q決算発表では、この通期業績の2ケタ増益転換を確認することになり、前年同期は業績の増益転換とこれに新工場建設発表が続いて株価は上ぶれており、再現思惑を強めよう。
株価は、年初来高値から300円安して26週移動平均線で下値を確認、半値戻し水準まで持ち直した。PERは10倍台、PBRは0.9倍となお評価不足であり、全値戻しへスピードアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
>>JSPのMedia−IR企業情報
同社の今3月期業績は、売り上げ1010億円(前期比5%増)、経常利益67億円(同36%増)、純利益43億円(同29%増)と増益転換が予想されている。前期業績は、円安による原材料価格の上昇などで伸び悩んだが、今期は、原材料高の価格転嫁が進み、消費税引き上げを控えた駆け込み需要などで建築・住宅・土木分野で高性能断熱材や地盤かさ上げ材を中心に需要が増加し、ビーズ事業の自動車資材が、北米、中国、新興国向けに続伸、アジア向けにスマートフォンやタブレット端末などの多機能電子機器の包装材の需要が拡大することなどが要因となる。
7月30日の1Q決算発表では、この通期業績の2ケタ増益転換を確認することになり、前年同期は業績の増益転換とこれに新工場建設発表が続いて株価は上ぶれており、再現思惑を強めよう。
株価は、年初来高値から300円安して26週移動平均線で下値を確認、半値戻し水準まで持ち直した。PERは10倍台、PBRは0.9倍となお評価不足であり、全値戻しへスピードアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:36
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2013年07月22日
【狙い場・買い場】株価倍増後のテラは強さ抜群、2段上げ接近、1000円高へ
テラ<2191>(JQ・売買単位100株)は44円高の2742円と前週末の44円安を取り返す反発となって戻り高値圏で頑強である。6月の全般安相場で1500円まで調整し、7月4日にはボトムから2倍の3090円まで戻している。
値動きの軽快さでは抜群という魅力を持っている。ガン関連、iPS関連といった時流に乗ることが好人気の背景で短期急伸後のモミ合いは良好で再上昇場面が接近しているとみられる。好狙い場といえるだろう。
今年4月に理化学研究所認定ベンチャーの日本網膜研究所と出資に関する株式引受契約を締結している。iPS細胞由来の網膜色素上皮細胞移植の新たな治療法の研究・開発を推進し世界初の再生医療の実用化を目指している。樹状細胞ワクチン療法を中心とした独自のガン治療技術・ノウハウの提供を契約医療に機関に行っている事業も順調。
創薬ベンチャーには赤字の銘柄は多い中で同社は黒字をキープし、四季報では次期(2014年12月期)には復配も予想されている。8月中旬とみられる第2四半期決算の発表に期待したい。
年初来高値は5月の4970円でここからの上値余地は大きい。戻り高値を抜いて2段上げとなれば4000円は早いだろう。(甘栗)
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値動きの軽快さでは抜群という魅力を持っている。ガン関連、iPS関連といった時流に乗ることが好人気の背景で短期急伸後のモミ合いは良好で再上昇場面が接近しているとみられる。好狙い場といえるだろう。
今年4月に理化学研究所認定ベンチャーの日本網膜研究所と出資に関する株式引受契約を締結している。iPS細胞由来の網膜色素上皮細胞移植の新たな治療法の研究・開発を推進し世界初の再生医療の実用化を目指している。樹状細胞ワクチン療法を中心とした独自のガン治療技術・ノウハウの提供を契約医療に機関に行っている事業も順調。
創薬ベンチャーには赤字の銘柄は多い中で同社は黒字をキープし、四季報では次期(2014年12月期)には復配も予想されている。8月中旬とみられる第2四半期決算の発表に期待したい。
年初来高値は5月の4970円でここからの上値余地は大きい。戻り高値を抜いて2段上げとなれば4000円は早いだろう。(甘栗)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:28
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