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記事一覧 (05/30)【狙い場・買い場】インド関連で注目の日本信号、新幹線建設で信号受注に期待
記事一覧 (05/29)【狙い場・買い場】ミライアルは「リターン・リバーサル」で3分の1戻し水準からリバウンド幅拡大余地
記事一覧 (05/29)【狙い場・買い場】ビューティガレージは登録会員16万サロン突破、好業績続く
記事一覧 (05/28)【狙い場・買い場】ヒマラヤは三浦雄一郎の快挙で上方修正・連続最高純益を見直し高値再アタック
記事一覧 (05/28)【狙い場・買い場】科研製薬の自社株買いは評価、「アルツ」好調で増益
記事一覧 (05/27)【狙い場・買い場】日創プロの分割後安値水準はソーラー関連の全国区人気を期待し待ち伏せ買いチャンス
記事一覧 (05/26)【狙い場・買い場】日新電機は全般波乱の中で高値更新、ミヤンマー関連
記事一覧 (05/24)【狙い場・買い場】山下医科器械は下値確認済みの好チャート、5月期増額、次期も好望で上場来高値挑戦へ
記事一覧 (05/24)【狙い場・買い場】早めに調整入りの大京は半値押し水準から新規まき直しも
記事一覧 (05/24)【狙い場・買い場】アステラス製薬は無借金の好財務内容、小野薬品上昇の連想も
記事一覧 (05/23)【狙い場・買い場】安値で三角保ち合いが煮詰まるラウンドワンは赤字転落業績を織り込み下げ過ぎ訂正も
記事一覧 (05/23)【狙い場・買い場】富士通フロンテックは地銀向けATM伸長、今期57%増益
記事一覧 (05/22)【狙い場・買い場】カメイは連続減益業績を織り込み3分の2戻しのリバウンド展開に再現思惑
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2013年05月30日

【狙い場・買い場】インド関連で注目の日本信号、新幹線建設で信号受注に期待

狙い場・買い場 日本信号<6741>(東1)は、インド関連として、注目したい。29日付の日本経済新聞朝刊が「安倍晋三首相は29日、首相官邸でインドのシン首相と会談し、今夏にも最大都市ムンバイと工業都市アーメダバード間の高速鉄道計画の安全性や価格の共同調査に入ることで合意する」と報じた。日本が新幹線を受注する確率が一段高まったことで、鉄道信号や自動改札などを手がける同社は大きく見直されると予想される。

 足元の業績、連動装置、列車集中制御装置(CTC)といった製品の設備更新が増加が見込まれるほか、アジアを中心に主力商品の販路拡大を見込む。また、交通安全設備市場に加えて、道路管理者市場向けに画像による認識・識別技術を活用した製品や、災害への備えから需要が高いリチウムバッテリーを使用した電源装置の提案・販売を推進。関東地区において駅務機器の更新が見込まれ、今3月期売上高は870億円(前期比1.9%増)、営業利益は60億円(同18.1%増)、経常利益は65億円(同8.0%増)、純利益は33億円(同5.2%増)と営業2ケタ増益を計画。年間配当は15円(同2円増)を予定している。

 株価は、5月8日に年初来の高値809円と買われた後、もみ合いを下放れ、28日安値686円と下げて4月2日安値675円にほぼ並び、26週移動平均線に届いたことで値幅調整一巡感が出ている。今期予想PER13倍台・PBR0.78倍と割安感があり、見直し余地は広がる。高値奪回が期待されることから、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:50 | 注目銘柄
2013年05月29日

【狙い場・買い場】ミライアルは「リターン・リバーサル」で3分の1戻し水準からリバウンド幅拡大余地

狙い場・買い場 ミライアル<4238>(東1)は、昨年11月の東証1部指定替え後の高値2400円から全般相場の急落に巻き込まれて2割安、25日移動平均線から9%超のマイナスかい離と突っ込んだが、この3分の1戻し水準から下げた株ほど良く戻るとする投資セオリーの「リターン・リバーサル」買いでさらにリバウンド幅を拡大する可能性がある。今1月期業績も、期初の今年3月に連続減益を予想して市場コンセンサスを下回って年初来安値1528円まで突っ込んだが、同安値から同高値まで900円高、打たれ強さを示しており、連想を誘う展開も想定される。急落後のリバウンド相場は、まず主力株から再発進することがセオリーとなっているが、これに続いて同社株などの小型株の追撃が加速しよう。

 同社の今1月期業績は、売り上げ108億円(前期比7%減)、経常利益16億8000万円(同26%減)、純利益10億3000万円(同28%減)と予想され、純利益は、市場コンセンサスを約5億円下回った。主力の半導体製造向けの300ミリシリコンウエハ容器「FOSB」の受注が、前期第3四半期に調整の完了で直前の第2四半期比で増加に転じたが、第4四半期は、再び在庫調整局面となって2ケタ減と減少しており、今期も半導体業界の成長率が微増にとどまる厳しい環境を予想、次世代シリコンウエハ容器の450ミリ容器向けの設備投資の多くが、前期までに完了、今期はこの減価償却費負担が、先行して本格化するとして慎重な業績予想となった。

 今年6月早々には今期第1四半期(1Q)決算の発表を予定しており、「FOSB」売り上げが、20%増加したことを要因に2ケタの増益転換した前年同期に対して、どのような業績推移を示すか注目される。また、今期配当は、前期に実施した東証1部指定替えの記念配当10円が一巡し、60円配当を予想しているが、配当利回りが、3%前後と高水準となっており、この1Q決算発表とともに、2Q期末の好配当利回り買いの再燃も見込まれる。

 株価は、5月24日に突っ込んだ1903円安値から約140円戻し今期の連続減益予想業績でPERが20倍台と市場予想平均を上回るが、小型株特有の値動きの軽さを発揮して、半値戻しの25日線の2100円台、3分の2戻しの2200円台とリバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:28 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】ビューティガレージは登録会員16万サロン突破、好業績続く

狙い場・買い場 ビューティガレージ<3180>(東マ)は、直近IPOとして見直される可能性が高いことから、待ち伏せ銘柄として注目したい。美容業界最大級のインターネット卸サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」と、年に数回発行されるカタログ通販誌「BG STYLE」、そして全国12か所のショールーム店舗を通じた対面販売という、ネットとリアルを連携融合した販売スタイルにて、ビューティサロンに必要なありとあらゆる美容商材を提供している。

 足元の業績、前13年4月期売上高は52億4400万円(前の期比20.7%増)、営業利益は2億9300万円(同17.2%増)、経常利益は2億9600万円(同17.5%増)、純利益は1億7100万円(同16.3%増)と2ケタの増収増益を見込む。年間配当は期末一括20円(前の期は無配)を予定している。東京本社総合ショールームの開設、物流拠点を拡大で、 今14年4月期増収増益が観測されており、好調が続く見通し。

 株価は、顧客基盤である登録会員口座数が、16万サロンを突破したことを手がかりに、5月23日に上場直後の2月15日高値5200円を上回り5320円の上場来高値と買われた後、27日安値4205円まで短期的に調整。25日移動平均線がサポートラインとして意識されたことで、再度、騰勢を強める可能性がある。6月10日の決算発表に対する期待感があり、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:38 | 注目銘柄
2013年05月28日

【狙い場・買い場】ヒマラヤは三浦雄一郎の快挙で上方修正・連続最高純益を見直し高値再アタック

狙い場・買い場 ヒマラヤ<7514>(東1)は、今年5月2日につけた年初来来高値1358円から、全般相場の急落が響き964円安値まで約3割の棒下げとなったが、5月23日に冒険家の三浦雄一郎が、世界最高齢の80歳で世界最高峰のエベレストの登頂に成功したことも加わり、今8月期の上方修正・連続最高純益更新を見直し、登山関連の割安株買いが再燃する展開が有力である。夏山登山のシーズン到来や、6月の富士山の世界文化遺産正式決定もフォローの材料となろう。

 同社の今8月期業績は、今年3月に第2四半期(2Q)累計業績を上方修正し、その2Q累計業績開示時には今度は8月通期業績を上方修正した。「山ガール」やアクティブ・シニア層などに広がる登山ブームを背景に、アウトドア用品の需要が大きく伸び、一般スポーツ用品も、ランニングブームでシューズを中心に関連商品群が好調に推移、プライベートブランド商品の機能性ウェアも販売が拡大、新規出店が期初計画の10店舗に対して12店舗と前倒しとなった効果などが要因となった。純利益は、期初予想の13億円を13億5000万円(前期比49%増)に引き上げ、前期の過去最高を連続更新する。

 株価は、2Q累計業績上方修正で窓を開けて今年3月高値999円まで37%高し、通期業績上方修正で年初来高値まで43%高した。全般相場の急落にツレ安してほぼ3月高値水準まで棒下げしたが、PERは8倍台、PBRは1倍ソコソコと下げ過ぎを示唆している。下げた株ほど良く戻るとする投資セオリーの「リターン・リバーサル」買いを強めて高値奪回に再アタックしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:49 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】科研製薬の自社株買いは評価、「アルツ」好調で増益

狙い場・買い場 科研製薬<4521>(東1)は、高値形成から調整し、値ごろ感が出ていることから注目したい。株価は、5月8日につけた年初来の高値1883円と買われた後、27日安値1558円まで調整し、26週移動平均線に届き4月2日安値1535円に接近したことで、値ごろ感が出ている。また、同社は1,200,000株( 発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 1.4% )・23億円を上限に5月14日〜12月27日自社株買いを実施すると発表済。過去自社株買いを継続しており、需給面で下支えすると期待される。

 足元の業績、「アルツ」のほか「セプラフィルム」の伸長に後発医薬品も寄与、研究開発費の増加に伴う販売費及び一般管理費の増加を予定し、今3月期売上高は902億円(前期比3.6%増)、営業利益は150億円(同2.7%増)、経常利益は146億円(同2.5%増)、純利益は93億円(同3.4%増)と増収増益を確保する見通し。年間配当は48円(同4円増)と連続増配を予定で、配当利回りは2.93%と利回り妙味もソコソコある。

 導出先のバリアント社が米国FDAに承認申請した外用の爪真菌症治療薬の結果が近々発表される予定で、来期以降業績に寄与する見通し。断続的な自社株買い実施と連続増配見通しが下支え、中長期的な視点で、1600円割れは好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:07 | 注目銘柄
2013年05月27日

【狙い場・買い場】日創プロの分割後安値水準はソーラー関連の全国区人気を期待し待ち伏せ買いチャンス

狙い場・買い場 日創プロニティ<3440>(福Q)は、福証Qボード単独上場の地方銘柄で、株価もストップ安を交えて株式分割権利落ち安値7110円まで大きく調整しているハンディはあるが、この安値水準は、メガソーラー関連の全国区人気の高まりを先取り、待ち伏せ買いのチャンスを示唆している。今7月期業績の上方修正・6期ぶり最高純利益更新、期末の大幅記念増配なども側面支援しよう。

 同社は、再生可能エネルギーの買取価格制度の施行により全国各地でメガソーラー(大規模太陽光発電所)や中・小規模の産業用発電施設の建設が相次いだことを背景に、同発電所・設備向けの架台受注が、急増したことで、今年3月に今7月期売り上げを上方修正したあと、4月9日には、重点的に生産効率アップに取り組んだことも加わり、今度は利益も上方修正した。このうち7月通期純利益は、期初予想の5億4000円を11億2500万円(前期は1500万円)へ引き上げてV字回復、2007年8月期の過去最高(1億6300万円)を大幅に更新するとともに、期末配当も、創立30周年の記念配当50円を上乗せして57.5円(前期実績7.5円)へ大幅増配する。

 前期業績も、同様の理由で上方修正され株価はストップ高の急伸を演じており、さらに今年2月28日を基準日とする株式分割(1対200)の発表で160万円高値まで100万円高してスンナリと分割権利を落とし、今期売り上げの上方修正で分割落ち後高値3万400円まで大きく上昇したが、通期利益の上方修正では材料出尽くしとして8250円までほぼ往って来いの調整をした。

 同安値からは、経済産業省が、再生エネルギー導入促進に向け住宅の屋根を借りて太陽光パネルを設置する企業を対象に低利融資制度を創設すると伝えられたことに反応して、ストップ高するなど全国区銘柄的な人気を高めた。全般相場の急落場面では同社株もストップ安するなど、値動きは荒くなっているが、高値ではやや買いの手が引っ込んだPER12倍台の割安修正の待ち伏せ買いの好機となろう。きょう27日に日経平均株価が、585円安と急反落するなか、同社株は、540円高と4営業日ぶりに急反発しており、逆行高展開と値幅取り妙味とを示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:44 | 注目銘柄
2013年05月26日

【狙い場・買い場】日新電機は全般波乱の中で高値更新、ミヤンマー関連

狙い場・買い場 日新電機<6641>(東1)は、日経平均株価が1000円幅で乱高下する中、年初来の高値と買われており、市場の注目を集め、一段と騰勢を強める可能性がある。23日付の日本経済新聞朝刊が「安倍首相が24日から26日にかけてミャンマーを公式訪問する際に、同国のテイン・セイン大統領と会談し、同国の経済成長に向けた包括的な支援策について合意する」と伝えたことが買い手がかり。同国で経済成長の足かせとなっている深刻な電力不足を解消するため、30年までの電力開発の基本を日本が立案する見通しで、同社が、新エネルギーの活用とそれに伴う電力系統の安定化や電力インフラ整備、水資源不足へ対応した事業展開をしており、電気設備から水処理など幅広い範囲で収益機会が広がるとの期待感が高まっている。

 足元の業績、主に太陽光発電用パワーコンディショナを中心とした新エネルギー分野や、FPD製造用イオン注入装置などビーム・真空応用事業での増収を見込み、今3月期売上高は1100億円(前期比6.5%増)、営業利益は80億円(同13.0%増)、経常利益は80億円(同11.3%増)、純利益は50億円(同49.9%増)と5割増益を見込む。年間配当は11円(同1円増)見通し。

 株価は、レンジ上限である昨年8月高値595円を突破し、500円を軸とした200円幅のもみ合い上放れ方向となっている。外国人持株比率は8.1%と比較的低く売り圧力が少ない。11年7月高値802円までフシはなく、同社の親会社である住友電工が蓄電池や超電導ケーブルなどの研究開発費を前期までの5年間に比べて1割増の4500億円の中期経営計画を発表していることも刺激材料となっており、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:33 | 注目銘柄
2013年05月24日

【狙い場・買い場】山下医科器械は下値確認済みの好チャート、5月期増額、次期も好望で上場来高値挑戦へ

狙い場・買い場 山下医科器械<3022>(東1・売買単位100株)は、全般相場の調整から2100円強水準へ下げているが、絶好の買い場といえるだろう。

 去る、5月16日に長い「下ヒゲ」足をつけたことで下値は確認できている。今回の下げで二番底を確認する展開といえる。まもなく、集計を締める2013年5月期は、去る、16日に売上で16億8400万円、営業利益で1億5900万円、純益で8300万円、それぞれ増額修正している。修正後の営業利益は前期比23.4%増益、1株利益は131.0円(前期79.2円)に向上する。配当は年38円(前期年24円)へ増配の予定。

 医療機関の業務効率化、コスト削減等の経営改善に対する提案営業が奏功。とくに、SPD(病院医療材料管理業務)契約施設の増加で医療材料の売上が大きく増加している。

 高額医療機器の伸びが今後も期待され、来期(3014年5月期)も見通しは明るい。PER17倍程度と買い余地は十分あるだろう。先ずは、2006年2月の上場時につけた上場来高値2660円へ挑戦の展開だろう。(甘栗)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】早めに調整入りの大京は半値押し水準から新規まき直しも

狙い場・買い場 前日23日に日経平均株価が、1143円安と13年11カ月の大暴落となる環境下、早めに調整入りしていた大京<8840>(東1)の新規まき直しに注目したい。株価水準も年初来安値206円から同高値419円までの上昇幅の半値押し水準まで下げて値幅調整、この水準で下げ止まれば、低位値ごろの割安株買いが再燃する可能性がある。かつて前々回の1980年代のバブル景気の過剰流動性相場では、6510円の高株価を示現した実績もあり、突っ込み場面は、先祖返りも期待する逆張り余地を示唆している。

 同社株が、4月22日につけた年初来高値から早めに調整期入りしたのは、もちろん、長期金利の上昇で住宅ローン金利のアップ懸念が強まったことが第一である。それに加えて、同社は、今3月期業績の減益転換を予想したことも売り材料視された。不動産開発事業でマンション販売の仕入れを厳選、売上戸数のバリュームが減少することが要因となる。売り上げは3300億円(前期比9%減)、経常利益は145億円(同28%減)と予想、ただ純利益は、今年3月に更生会社・穴吹工務店の株式を取得し連結子会社化したことで負ののれん発生益を特別利益に計上、210億円(同35%増)と増益転換を見込んでいる。

 同社は、3大都市圏を中心にマンション分譲事業を展開、この発売戸数ランキングでは2012年実績で6位に位置しシェアは3.3%、首都圏に限れば5位でシェアが4.3%と大手企業の一角を形成し、地方都市主力の穴吹工務店をグループ化したことも、シナジー効果を発揮する。今後、消費税引き上げ前の駆け込み需要が激化するなかで、業績期待も高まる。またマンション管理受託戸数も、グループ全体では業界トップを占めており、これも業績を下支えする。

 株価は、前々回の過剰流動性相場時には同社が旧司法研修所の跡地を高値落札したことなどで上場来高値をつけ、バブル破綻とともに長い苦難を経てオリックス<8591>(東1)傘下で経営を再建してきた。PERは6倍台と下げ過ぎを示唆しており、リバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:55 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】アステラス製薬は無借金の好財務内容、小野薬品上昇の連想も

狙い場・買い場 アステラス製薬<4503>(東1)は、ディフェンシブ銘柄として注目したい。長期金利が一時1.0%と上昇。急激な金利上昇による景気腰折れが懸念される中、海外勢の買いによって小野薬品が年初来の高値更新と独歩高しており、無借金で好財務内容の金利上昇にも強い医薬品株が見直される可能性が高い。

 足元の業績、今3月期売上高は1兆1700億円(前期比16.3%増)、営業利益は1700億円(同10.5%増)、経常利益は1700億円(同8.2%増)、純利益は1100億円(同32.8%増)と2ケタの増収増益を見込む。年間配当は135円(同5円増)見通しで、配当利回り2.46%とソコソコある。

 株価は、新薬創出力の強化に向けた研究体制の改革を実行することを評価し、5月15日に年初来高値6010円と買われた後、23日安値5450円と下げて、5500円割れの直近下値圏に届いた。現金等は2338億1400万円と豊富で金利上昇にも強い。新薬創出力の強化に向けた研究では、再生医療の取り組みを拡大することへの期待感があるほか、23日引け後にソリフェナシン/タムスロシン合剤ベソムニに関し、オランダ医薬品評価委員会から、「単剤治療で効果不十分な、前立腺肥大症に伴う中等症から重症の蓄尿症状(尿意切迫感、頻尿)と排尿症状」を効能・効果として、販売承認を取得したと発表しており、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:58 | 注目銘柄
2013年05月23日

【狙い場・買い場】安値で三角保ち合いが煮詰まるラウンドワンは赤字転落業績を織り込み下げ過ぎ訂正も

狙い場・買い場 ラウンドワン<4680>(東1)は、今年5月10日の3月期決算発表で、今期純利益の赤字転落を予想、株価は、707円安値まで突っ込み、この安値水準での三角保ち合いに煮詰まり感を強めており、下げ過ぎ訂正に再発進する展開も見込まれる。赤字転落は、同社のビジネスモデルを転換する確信的な財務リストラを背景にしており、2016年3月期には経常利益を7割強拡大する中期経営計画の目標達成のための加速材料とも位置付けられ、株価が底上げするにつれてリストラ効果の評価も高まってこよう。

 同社の財務リストラは、所有するボウリング場やアミューズメント施設の店舗資産を売却して賃貸借する方法(セール・アンド・リースバック)により有利子負債の削減を進めるもので、2010年3月期の直近ピークの有利子負債残高1388億円(保証債務を含めた実質では1398億円)を2015年3月期にゼロとして無借金会社に財務体質を強化することを目指している。このため前期末に902億円と前々期207億円削減した有利子負債を、今期はさらに520億円圧縮して382億円とする計画で、セール・アンド・リ−スバックによる特別損失計上で今2014年3月期の純利益は、75億円の赤字(前期は6億100万円の赤字)と水面下に落ち込む。

 一方、本業では「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのタイアップ企画やメール会員システムを利用したクーポン企画などを推進、4月から同社が放送を開始したテレビ番組「BLACK MILLION」を同社施設に使用することなどから新規顧客を開拓、売り上げは860億円(前期比0.1%増)、経常利益は84億円(同2%増)と小幅ながら増収増益転換を見込んでいる。財務リストラ達成時には、経常利益の200億円達成を見込んでおり、業績変化率は大きくなる。

 株価は、今年3月に発表した3店舗のセールス・アンド・リースバックではポジティブに評価して年初来高値888円まで200円幅超の上値追いとなったが、今期純利益の赤字転落予想では小幅ながら黒字幅拡大を予想していた市場コンセンサスを下回るとして約140円安した。PER評価では投資採算圏外となるが、PBR評価では0.8倍の下げ過ぎであり、逆張り余地を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:08 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】富士通フロンテックは地銀向けATM伸長、今期57%増益

狙い場・買い場 富士通フロンテック<6945>(東2)は、ATM関連として注目したい。東証1部市場では、海外でATM事業の積極展開を図る沖電気が年初来の高値更新と、上値を伸ばしており、地銀向けATMが堅調に推移し大幅増益見込みで割安感が顕著な富士通フロンテックの株価底上げも十分期待されよう。

 足元の業績、金融ビジネスでは、国内市場で、ATMおよび営業店端末の更改商談を確実に受注し、売上高の確保を図るいっぽうで、海外向けメカコンポーネントが、中国市場を中心に戦略的に拡販を図る。流通ビジネスでは、2012年度に取り組んだ構造改革の成果が現れ、経営・営業体制を強化し、利益体質への転換を進み、今3月期売上高は1030億円(前期比2.5%増)、営業利益は37億円(同57.0%増)、経常利益は25億円(同5.7%増)、純利益は15億円(同.8倍)と大幅増益を見込む。今期予想PER11倍台・PBR0.49倍と割安感が顕著。年間配当は16円継続予定で、配当利回りは2.29%とソコソコあり、見直し余地が広がる。

 株価は、5月9日付でSMBCフレンド調査センターが投資判断を新規「強気」としてことを手がかりに、同15日に年初来高値713円と買われた後、翌16日に安値633円と下げて切り返す動きで、下値を切り上げる形で上値指向を強めつつある。過小評価との感が強く、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:52 | 注目銘柄
2013年05月22日

【狙い場・買い場】カメイは連続減益業績を織り込み3分の2戻しのリバウンド展開に再現思惑

狙い場・買い場 カメイ<8037>(東1)は、今年5月9日に発表した3月期決算で今2014年3月期業績の連続減益を予想、株価は、866円安値まで200円安したが、織り込み済みとして下げ過ぎ訂正買いが再燃しよう。前2013年3月期業績も、前々期の過去最高業績からの減益転換を予想して急落したが、この急落幅の3分の2戻し水準までリバウンドしており、再現思惑を強めよう。

 同社の業績が続落することは、ほぼ市場の共通認識となっている。東北地方を地盤とする総合商社として、前々期業績は過去最高となったが、これはエネルギー事業、食料事業、住宅関連事業、自動車関連事業などのすべての商材に東日本大震災の復旧・復興需要が加わり、大震災に伴う設備損害額48億3800万円の計上も一巡したことなどが要因となった。前々期の純利益は、黒字転換して65億7700万円と一気に過去最高を更新した。前期純利益は、この反動で52億6500万円(前々期比19%減)と減益転換した。

 今期業績も、業績環境が平常時ペースに戻り大震災関連の特需がなくなるために連続減益、売り上げ5200億円(前期比0.7%増)、経常利益96億円(同6%減)、純利益47億円(同10%増)と予想している。ただ同社の業績予想は保守的な傾向が強く、前期業績も、期の進行とともに第2四半期累計業績、3月通期業績と相次いで上方修正、減益転換率を縮小するとともに、期末には創業110周年の記念配当を実施した。

 このため株価も、前期業績の減益転換予想で昨年3月高値1296円から11月の625円安値まで調整したが、今年3月の年初来高値1085円まで調整幅の3分の2水準までリバウンドした。今回も、今期業績の連続減益予想で連続の週足陰線を示現、年初来安値まで200円安、下値固めを続けている。昨年並みのリバウンド率として1012円の高値が計算できる。同高値回復でもなおPERは7倍台、PBRは0.5倍と割安であり、年初来高値奪回から昨年高値へのリカバリーを目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:46 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】児玉化学は三菱自動車関連人気に乗る、PERにも割安感

狙い場・買い場 三菱樹脂系プラスチック加工大手で大手自動車向けに内外装部品を供給している、児玉化学<4222>(東2)は、三菱自動車関連として注目したい。東証1部市場では、三菱自動車が日産自動車との軽自動車の生産開始に対する期待感からストップ高、また、ジーエス・ユアサコーポレーションもストップ高と人気を集めており、三菱自動車関連を物色する流れから、児玉化学が三菱系で好業績を見直されると予想されるほか、三菱自と日産自の軽自動車向けに部品供給との思惑も増幅する。

 足元の業績、今3月期売上高は210億円(前期比0.7%減)、営業利益は8億円(同58.9%増)、経常利益は6億円(同30.4%増)、純利益は3億円(同47.8%増)と5割増益を見込む。年間配当は無配継続予定だが、予想PER11倍台と割安感があるほか、HV/EV車の需要増大を睨んで板金の樹脂化に対応するコンポジット材による外装部品を手がけていることなども注目される。

 株価は、日足では25日移動平均線、週足では13週移動平均線がサポート、月足では9カ月移動平均線が24カ月移動平均線を上抜き4月10日につけた年初来高値110円を更新しており、上昇基調を鮮明にしている。08年5月高値126円突破となれば、07年12月高値153円までフシはなく、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | 注目銘柄
2013年05月21日

【狙い場・買い場】進学会は「アベノミクス」政策も支援しバリュー株買いチャンス

狙い場・買い場 進学会<9760>(東1)は、今年1月につけた年初来高値415円にあと21円と迫っているが、高値抜けとともに蓄積していたエネルギーを放出、一段とバリュー株買いのチャンスが拡大する展開が有力である。今3月期業績が続伸して投資採算的に割り負けが目立っており、「アベノミクス」による子・孫へ贈呈する教育資金を非課税とする税制制度や脱ゆとり教育への対応などで学習塾需要が増加するとの期待が支援材料となるもので、株価イメージ的に上値を抑えていた栄光ホールディングス<6053>(東1)の資本業務提携解消問題も、ほぼ織り込み済みとなっている。

 同社の今3月期業績は、売り上げ66億円(前期比0.8%増)、経常利益13億9000万円(同6%増)、純利益10億1500万円(同6%増)と続伸が予想されている。脱ゆとり教育で学習塾への関心が高まり、来年度から子・孫へ贈呈する教育資金が、1500万円まで非課税取り扱いとなることに対応して、合格実績をさらにアップさせることに取り組んで差別化、スクラップ&ビルドを進めながら教室網を拡充、夏期講習会のエリアを拡大させることなどが要因となる。

 一方、栄光HDとの資本業務提携は、2011年3月に約40億円を出資して栄光HD株式を取得したが、昨年6月に栄光HDから提携解消を通告され、提携継続を表明している同社との間での交渉が進展せず、膠着状態となっている。このため進学会の株価も、昨年後半の6カ月間は、300円台を出没する下値固めを余儀なくされた。

 この下値もみ合い商状の突破材料となったのが、「アベノミクス」による教育資金の非課税制度の決定で、年初来高値まで急伸して2009年8月の高値フシ378円を3年5カ月ぶりに一気に上抜き、これを今期業績の続伸予想がフォーローする展開となっている。

 株価は、PER7倍台、PBR0.3倍と超割安でバリュー株買い余地を示唆しており、2008年5月以来の500円台回復が意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:10 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】フジクラはインド関連、今期2.5倍増益、日経平均採用の出遅れ

狙い場・買い場 独立系の電線大手のフジクラ<5803>(東1)は、インド関連として注目したい。インドで原子力協定を受け、原発関連が物色されているが、中国との関係を睨み日本とインドの関係強化が進むと見られることから、同社が古河電気工業と共同で、2015年にもインドに送電線の工場を建設するが見直されると予想する。インドは経済成長に伴い、送電能力不足による停電が頻発しており、インフラ整備の重点事業として送電網の拡充が進む見通し。電線需要を取り込むことへの期待感が高まる方向。

 足元の業績、タイ洪水の影響から回復、円安も追い風として、今3月期売上高は5700億円(前期比16.1%増)、営業利益は160億円(同2.5倍)、経常利益は120億円(同9.4倍)、純利益は75億円(同2.5倍)と大幅増益を見込む。年間配当は6円(同1円増)を予定している。

 株価は、9カ月移動平均線が24カ月移動平均線を上抜く方向で、400円処のフシ突破を視野に入れている。市場では再生エネルギー関連が物色されており、スマートグリッド(次世代送電網)関連まで物色の範囲が広がると予想される。日経225採用銘柄の平均PBRは1.45倍。同採用銘柄であるフジクラは0.73倍と1株純資産を割り込んでおり、出遅れ感がある。信用取組倍率1.16倍の好取組となっており、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | 注目銘柄
2013年05月20日

【狙い場・買い場】アルプスは窓埋め終了から割り負け訂正で上値トライに弾み

狙い場・買い場 アルプス電気<6770>(東1)は、今年4月30日に3月期決算を発表、今期純利益の黒字転換を予想したが、市場コンセンサスを下回るとして窓を開けて100円安しており、この窓埋めを示現しており、4月26日につけた年初来高値787円抜けから、一段と割り負け訂正買いが増勢となる展開が見込まれる。かつては牧歌の歌詞になぞらえて「アルプス一万尺」と鼓吹され、高株価と高峰を連想する高人気を誇り、電子部品株の一角としての高値実績もあるだけに、先行高している主力電子部品株を追撃しよう。

 同社の3月期業績は、前期が今年1月31日の再下方修正値をやや上ぶれ、純利益は70億7400万円の赤字(前々期は41億7500万円の黒字)で着地し赤字転落幅を縮めた。再下方修正時の通期想定為替レート1ドル=81.25円が、83.10円(前々期実績79.08円)、1ユーロ=104.64円が、107.14円(同108.98円)とやや円安となったことなどが要因で、純利益は、不採算製品の整理・縮小、過剰生産の解消を目的に固定資産除売却損、減損損失を計上して赤字転落した。

 今期業績は、売り上げを6000億円(前期比9%増)、経常利益を193億円(同2.5倍)とV字回復を予想、純利益は95億円と黒字転換を見込んだ。為替レートを1ドル=90円、1ユーロ=117円とさらに円安と想定、電子部品事業では、スマートフォン向けに新製品を創出し車載関連製品も、自動車の安全性・省エネ向上のセンサや高周波部品の開発に注力、車載情報機器事業では新開発したスマートフォン用アプリケーションソフトウェアを搭載したヘッドユニットや、後方視認用リアビューカメラ、ディスプレイ製品などのシステム提案を自動車メーカー向けに行うことなどが要因となる。ただ、経常利益は約15億円、純利益は約9億円それぞれ市場コンセンサスを下回る。

 株価は、今年1月の前期業績の再下方修正では円安進行で悪材料出尽くしとして年初来高値787円まで44%高、今期予想業績が市場コンセンサスを下回ったことを嫌い、窓を開けて1株純資産651円を割る645円安値まで急落した。PERは14倍台と割り負けを示唆しており、窓埋め完了で高値奪回から次の上値フシとして2011年7月高値908円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:14 | 注目銘柄
2013年05月19日

【狙い場・買い場】オーイズミはカジノ関連、業績も好調で増配

狙い場・買い場 メダル計数機最大手のオーイズミ<6428>(東1)は、政策関連として、注目したい。全般相場は農業関連が騰勢を強めるなど、政府の政策に対する期待感からテーマ株買いが続いている。政府が6月に策定する新成長戦略にカジノ合法化の検討を盛り込むことで調整していることから、カジノ関連も再度動意付くと予想される。

 足元の業績、主力のメダル自動補給システムに加え各台計数機付ICカード高機能メダル・玉貸機を新たにラインナップして有力遊技場への提案営業を推進、不動産事業では既存賃貸物件をベースにして安定的に収益を確保し、今3月期売上高は136億3000万円(前期比3.3%増)、営業利益は18億0500万円(同5.0%増)、経常利益は18億1000万円(同3.7%増)、純利益は10億7800万円(同1.5%増)と増収増益を確保する見通し。年間配当は7円(同2円増)を予定している。

 株価は、4月30日に年初来高値1445円と買われた後、5月16日安値1020円まで短期調整を挟んで上昇。25日移動平均がサポートラインとして再度確認されており、上昇トレンドを堅持している。06年7月高値1362円突破後の初押し完了で、再騰機運が高まる方向で、05年3月高値1763円突破となれば、1800〜2000円まで上値を伸ばす余地があり、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:09 | 注目銘柄
2013年05月17日

【狙い場・買い場】自動車関連のリケン割安、2ケタ増益でPER11倍

狙い場・買い場 ピストンリングのトップのリケン<6462>(東1)は、自動車関連の好業績予想の割安株としてチャート妙味も増しており、注目したい。全般相場は乱高下する中、いすゞ自動車やマツダが年初来の高値更新と上値を伸ばしており、自動車関連の底上げの動きが広がると予想されことから、リケンは見直される可能性が高い。

 足元の業績、今3月期売上高は730億円(前期比2.0%増)、営業利益は58億円(同22.8%増)、経常利益は70億円(同15.2%増)、純利益は43億円(同18.0%増)と2ケタ増益を見込む。年間配当は12円(同1円増)の見通し。

 チャート的には、日足では5日移動平均線、週足では13週移動平均線がサポートし、上昇トレンドを継続。月足では9カ月移動平均線が24カ月移動平均線を上抜き11年2月高値444円を突破し騰勢を強める方向となっている。今期予想PER11倍台と割安感があるほか、配当利回り2.58%と利回り妙味もソコソコあり見直し余地がある。08年6月高値563円前後までフシはなく、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:51 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】明光ネットワークジャパンは高値圏でモミ合い煮詰まる、第2四半期は高進捗率

狙い場・買い場 個別指導塾などを展開する明光ネットワークジャパン<4668>(東1)に注目したい。今期(13年8月期)好業績見通しを評価して株価は高値圏で堅調に推移している。

 小中高生向け個別指導塾「明光義塾」の直営・FC事業を主力に、医系大学予備校事業(東京医進学院)、明光サッカースクール事業、早稲田アカデミー個別進学館事業、明光キッズ事業、未来キッズクラブ事業(アートスタジオと英語スタジオを融合)などを展開し、M&Aを活用して教育事業から保育事業や介護事業に事業領域を広げている。個別学習サービスへの期待の高まり、教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置、安倍晋三内閣による教育改革や小学校における英語教育必須化なども追い風だろう。

 今期の連結業績見通しは、売上高が前期比10.0%増の159億38百万円、営業利益が同8.6%増の38億46百万円、経常利益が同4.5%増の38億93百万円、純利益が同18.0%増の23億23百万円としている。明光義塾事業、その他事業ともに好調に推移し、新規連結のユーデックや新規持分法適用会社のライフサポートも寄与して連続最高益更新の見込みだ。

 なお4月10日発表の第2四半期累計(12年9月〜13年2月)は前年同期比6.9%増収、同8.9%営業増益と好調に推移した。通期予想に対する進捗率も売上高が48.2%、営業利益が54.3%と順調な水準である。

 株価の動きを見ると、水準を切り上げる展開が続き4月24日に年初来高値となる1438円を付けた。その後も概ね高値圏1400円近辺で堅調に推移している。5月15日の終値1400円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS84円23銭で算出)は16〜17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間27円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS366円72銭で算出)は3.8倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。指標面に割高感はなく、4月の高値を突破すれば短期モミ合いから上放れの形となり、上げ足を速める可能性もあるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:39 | 注目銘柄