フリービット<3843>(東マ)=単位100株=は2011年4月期を底に業績急回復中。いま利用者が急増しているスマートフォン間の無料通話システム「LINE」(ライン)などの基盤になるクラウド型次世代システムで注目される。4月決算銘柄。2ヵ月近く前に開示した四半期決算では今期の連結純利益を前期比2.45倍とし、連続急拡大の見込み。予想1株利益は30円49銭。本日の株価終値530円(前日比27円高)はPER17倍台前半になり、IT関連の好業績株としては割安感が強烈といっていい。また、約51%を保有するネット広告などの子会社・フルスピード<2159>(東マ)の株価も順調で、業績の上ぶれが現実味を帯びてくる可能性もある。
2013年4月期を到達年度とする中期計画では、独自技術を基礎としたスマートインフラ事業を推進し、その結果、クラウド事業のVDC(仮想データセンター)では大手ソーシャルゲーム会社のプラットフォーム上の推奨環境に採用されるなど、現在は約200社との取引実績に至る事業規模へと成長させ、12年4月期の第4四半期に黒字転換を達成した。これに続く新・中期計画(14年4月期〜16年4月期)では、今後の3年間で活性化することが予想される「モバイル革命」「生産革命」「生活革命」の3つの革命領域に水平展開するなどで、売上高300億円、営業利益30億円を目標とし、更に詳細な事業計画については、13年4月期の決算発表で公表する予定。投資家にとっては、材料性・話題性ともに見逃せなくなってきたといえる。(ステルス)
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(04/30)【狙い場・買い場】フリービットは「LINE」(ライン)関連の割安株で中期計画の詳細も注目材料
(04/30)【狙い場・買い場】日本ERIは3Q減益転換業績織り込み済みで下げ過ぎ訂正へ好材料続出も
(04/30)【狙い場・買い場】翻訳センターは急騰後の調整良好、出直り整う、専門性の高い翻訳サービス好調
(04/30)【狙い場・買い場】キトーの今期は資源開発、自動車関連を中心に好調な需要、円安メリットも
(04/29)【狙い場・買い場】ANAホールディングスは「787」の影響出尽くす可能性
(04/27)【狙い場・買い場】古野電気は単独上場の割安銘柄、電子機器が舶用、産業用とも好調
(04/26)【狙い場・買い場】ミタチ産業はパチンコ関連の勝ち組入りの割安修正で上放れ様相
(04/26)【狙い場・買い場】平和不動産に「日経平均採用」で見直し、チャート妙味十分
(04/26)【狙い場・買い場】星光PMCは急騰後も強い展開、新技術・新分野に高評価
(04/26)【狙い場・買い場】うかいは高級レストランに高額消費活発化の追い風、3月既存店8.4%伸長
(04/26)【狙い場・買い場】ネットワークバリューコンポネンツはクラウド市場拡大で今期45%増益、チャート下値確認
(04/26)【狙い場・買い場】GMOクラウドは好業績にネット選挙関連、07年以来の20万円へ
(04/26)【狙い場・買い場】松田産業は調整完了、生産活動上向きで貴金属市況も上昇
(04/25)【狙い場・買い場】三信電は業績再下方修正・上方修正交錯も低PBR修正で大きく底上げ余地
(04/25)【狙い場・買い場】タンク専業トーヨーカネツにロシア人気、LNG基地に参画
(04/25)【狙い場・買い場】業績絶好調のインフォマート、中期計画でさらに飛躍、食品ほか美容、医療分野にも展開
(04/25)【狙い場・買い場】寿スピリッツは絶好調の業績に景気好転加わり加速、ブランド戦略的中
(04/25)【狙い場・買い場】巴工業は高値圏でのモミ合い煮詰まる、油井掘削関連の材料性も
(04/25)【狙い場・買い場】リユースショップのトレジャー・ファクトリーは上場来高値挑戦の構え、今期も増収増益
(04/25)【狙い場・買い場】作業関連用品販売大手のワークマン、既存店も好調に推移
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2013年04月30日
【狙い場・買い場】フリービットは「LINE」(ライン)関連の割安株で中期計画の詳細も注目材料
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:17
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【狙い場・買い場】日本ERIは3Q減益転換業績織り込み済みで下げ過ぎ訂正へ好材料続出も
日本ERI<2419>(東2)は、今年3月に発表した今5月期第3四半期(3Q)業績が、減益転換して昨年12月に上方修正した通期業績に対して低利益進捗率にとどまったことが響き、窓を開けて400円安し下値もみ合いを続けているが、25日移動平均線からの5%のマイナスかい離は明らかに下げ過ぎである。昨年12月施行の二酸化炭素排出の抑制を目指す「都市の低炭素化の促進に関する法律(エコまち法)」をビジネスチャンスに全国で開催しているセミナーや、同社自身が、東証第1部指定替え銘柄の有力候補株にノミネートされている好材料、思惑材料が続出していることが見直されて、東証第2部上場来高値1827円奪回に進もう。
3Q業績は、前年同期比5%増収、4%営業減益、5%経常減益、6%純益増益と伸び悩み、通期業績対比の利益進捗率は、65〜68%と目安の75%を下回った。確認検査事業は、大幅に売り上げを伸ばしたが、住宅性能評価・関連事業が減収となり、今後の需要拡大に備えた人員増強に伴う人件費増加や、大型建築物の増加による適合性判定手数料の増加が響き減益転換した。純利益は、法人税率引き下げや新株予約権戻入益の寄与で増益転換した。
5月通期業績は、3Q業績は計画通りとして昨年12月の上方修正値に変更はなく、純利益は、8億5900万円(前期比22%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。続く2014年5月期業績も、消費税引き上げ前の駆け込み需要による新設住宅着工件数の増加や、「エコまち法」関連の専門部署設置などで続伸、純利益は、東洋経済会社四季報春号では、8億8000万円と連続過去最高更新が観測されている。
一方、同社の東証第1部指定替えについては、昨年5月23日の東証第2部上場から1年を過ぎ指定替え基準を充足することから、みずほリサーチ&コンサルティングの指定替え候補株レポート(今年3月4日付け)で候補株16銘柄のなかの1銘柄として同社が取り上げられており、すでに同レポートの16銘柄のうち5銘柄が指定替えを実現しているだけに、同社株にも関連思惑が強まろう。
株価は、昨年12月の今期業績上方修正・増配で東証2部上場来高値まで8割高し、3Q業績を嫌って3分の1押し水準でもみ合っている。PERは14倍台と割安であり、リバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
3Q業績は、前年同期比5%増収、4%営業減益、5%経常減益、6%純益増益と伸び悩み、通期業績対比の利益進捗率は、65〜68%と目安の75%を下回った。確認検査事業は、大幅に売り上げを伸ばしたが、住宅性能評価・関連事業が減収となり、今後の需要拡大に備えた人員増強に伴う人件費増加や、大型建築物の増加による適合性判定手数料の増加が響き減益転換した。純利益は、法人税率引き下げや新株予約権戻入益の寄与で増益転換した。
5月通期業績は、3Q業績は計画通りとして昨年12月の上方修正値に変更はなく、純利益は、8億5900万円(前期比22%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。続く2014年5月期業績も、消費税引き上げ前の駆け込み需要による新設住宅着工件数の増加や、「エコまち法」関連の専門部署設置などで続伸、純利益は、東洋経済会社四季報春号では、8億8000万円と連続過去最高更新が観測されている。
一方、同社の東証第1部指定替えについては、昨年5月23日の東証第2部上場から1年を過ぎ指定替え基準を充足することから、みずほリサーチ&コンサルティングの指定替え候補株レポート(今年3月4日付け)で候補株16銘柄のなかの1銘柄として同社が取り上げられており、すでに同レポートの16銘柄のうち5銘柄が指定替えを実現しているだけに、同社株にも関連思惑が強まろう。
株価は、昨年12月の今期業績上方修正・増配で東証2部上場来高値まで8割高し、3Q業績を嫌って3分の1押し水準でもみ合っている。PERは14倍台と割安であり、リバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:59
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【狙い場・買い場】翻訳センターは急騰後の調整良好、出直り整う、専門性の高い翻訳サービス好調
国内最大規模の翻訳会社である翻訳センター<2483>(JQS)に注目したい。株価は3月急騰後の短期調整が一巡して、上値を試す展開が期待されるだろう。
特許・医薬・工業(IT関連)・法務・金融などの分野を中心に、企業向けの専門性の高い翻訳サービスを展開している。企業の知的財産権関連、新薬開発関連、新製品開発関連、海外展開関連、ディスクロージャー関連などで中期的な需要拡大が期待されている。12年8月には通訳・翻訳・国際会議運営のアイ・エス・エス(ISS)を子会社化して業容を拡大し、3月にはアイタスからIT関連のローカライゼーション/マニュアル翻訳事業の一部を譲り受ける(13年6月1日予定)と発表した。
前期(13年3月期)連結業績は、売上高が前回計画を下回ったとして3月19日に減額修正を発表し、増収ながら営業減益だった模様である。しかし今期(14年3月期)については、翻訳サービスの需要は拡大基調であり、ISSの通期連結なども寄与して好業績が期待されるだろう。
株価の動き(4月1日付で1株を100株に分割)を見ると、3月中旬に動意付いて直前の2300円〜2500円近辺から、3月22日の4500円まで急騰した。その後一旦反落して4月2日に2810円まで調整する場面があったが、足元では徐々に水準を切り上げている。4月23日には4060円まで戻す場面もあった。前期減額修正の影響は限定的で、中期的な収益拡大に対する期待感を強める動きだろう。4月26日の終値3535円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想連結EPSに100分割を考慮した118円73銭で算出)は30倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想に100分割を考慮した年間45円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPSに100分割を考慮した1367円91銭で算出)は2.6倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインのようだ。急騰後の短期調整が一巡して上値を試す展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
>>翻訳センターのMedia−IR企業情報
特許・医薬・工業(IT関連)・法務・金融などの分野を中心に、企業向けの専門性の高い翻訳サービスを展開している。企業の知的財産権関連、新薬開発関連、新製品開発関連、海外展開関連、ディスクロージャー関連などで中期的な需要拡大が期待されている。12年8月には通訳・翻訳・国際会議運営のアイ・エス・エス(ISS)を子会社化して業容を拡大し、3月にはアイタスからIT関連のローカライゼーション/マニュアル翻訳事業の一部を譲り受ける(13年6月1日予定)と発表した。
前期(13年3月期)連結業績は、売上高が前回計画を下回ったとして3月19日に減額修正を発表し、増収ながら営業減益だった模様である。しかし今期(14年3月期)については、翻訳サービスの需要は拡大基調であり、ISSの通期連結なども寄与して好業績が期待されるだろう。
株価の動き(4月1日付で1株を100株に分割)を見ると、3月中旬に動意付いて直前の2300円〜2500円近辺から、3月22日の4500円まで急騰した。その後一旦反落して4月2日に2810円まで調整する場面があったが、足元では徐々に水準を切り上げている。4月23日には4060円まで戻す場面もあった。前期減額修正の影響は限定的で、中期的な収益拡大に対する期待感を強める動きだろう。4月26日の終値3535円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想連結EPSに100分割を考慮した118円73銭で算出)は30倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想に100分割を考慮した年間45円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPSに100分割を考慮した1367円91銭で算出)は2.6倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインのようだ。急騰後の短期調整が一巡して上値を試す展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:03
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【狙い場・買い場】キトーの今期は資源開発、自動車関連を中心に好調な需要、円安メリットも
搬送機器メーカーのキトー<6409>(東1)に注目したい。株価は高値圏で堅調に推移している。好業績期待で上値追いの動きを強めそうだ。
工場内で使用されるチェーンブロック、レバーブロック、ロープホイスト、クレーンなどを主力とする搬送機器メーカーである。前期(13年3月期)の連結業績は、国内の復興関連、北米の資源開発関連、タイやインドネシアの自動車関連などが好調に推移し、値上げ効果、円安メリット、生産性向上効果なども寄与して増収増益の模様だ。今期(14年3月期)についても、資源開発関連や自動車関連を中心に好調な需要が予想され、円安メリットも寄与して好業績が期待されるだろう。なお前期の決算発表は5月13日の予定である。
株価の動き(4月1日付で1株を100株に株式分割)を見ると上昇トレンドが続いている。4月22日には1099円まで上値を伸ばして11年2月の1103円に接近した。その後も高値圏で推移している。好業績に対する期待感を強める動きだろう。4月26日の終値1068円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPSに100分割を考慮した62円08銭で算出)は17〜18倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想に100分割を考慮した年間20円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPSに100分割を考慮した1188円40銭で算出)は0.9倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。好業績を評価して、短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されそうだ。11年2月の1103円は射程圏であり、10年4月以来の1200円台が視野に入るだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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工場内で使用されるチェーンブロック、レバーブロック、ロープホイスト、クレーンなどを主力とする搬送機器メーカーである。前期(13年3月期)の連結業績は、国内の復興関連、北米の資源開発関連、タイやインドネシアの自動車関連などが好調に推移し、値上げ効果、円安メリット、生産性向上効果なども寄与して増収増益の模様だ。今期(14年3月期)についても、資源開発関連や自動車関連を中心に好調な需要が予想され、円安メリットも寄与して好業績が期待されるだろう。なお前期の決算発表は5月13日の予定である。
株価の動き(4月1日付で1株を100株に株式分割)を見ると上昇トレンドが続いている。4月22日には1099円まで上値を伸ばして11年2月の1103円に接近した。その後も高値圏で推移している。好業績に対する期待感を強める動きだろう。4月26日の終値1068円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPSに100分割を考慮した62円08銭で算出)は17〜18倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想に100分割を考慮した年間20円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPSに100分割を考慮した1188円40銭で算出)は0.9倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。好業績を評価して、短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されそうだ。11年2月の1103円は射程圏であり、10年4月以来の1200円台が視野に入るだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00
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2013年04月29日
【狙い場・買い場】ANAホールディングスは「787」の影響出尽くす可能性
■運行再開が決まり30日の決算発表で業績懸念など一巡の期待
ANAホールディングス<9202>(東1)の全日本空輸は28日付けの同社ホームページで「ボーイング787型機」について、必要な改修を完了した最初の機体の確認フライトを同日に滞りなく終了したと発表した。営業便の運航再開には触れなかったものの、関連報道では、状況によって5月中にも臨時便から復帰するとの予想が出ている。787型機の運行再開を巡っては、26日にFAA(米連邦航空局)が再開を承認し、国土交通省も再開を承認。27日にはボーイング社の副社長が東京都内で会見し、日本の乗客に対する配慮をうかがわせた。
前週末の株価終値は209円(1円安)。FAAによる運行再開の承認などには反応が薄かった。ただ、3月21日に213円の年初来高値をつけ、前週末にかけての25日には212円まで戻り高値に進んだため、値動きからは運行再開に対する期待が小さくない様子。運航再開のスケジュールが発表になるなどの材料が出れば、期待再燃の可能性は大きい。また、3月決算の発表は4月30日の予定。これまでの運行休止の影響などが概略明らかになれば、業績への懸念はほとんど出尽くすことになり、値動きも軽くなりそうだ。(ステルス)
ANAホールディングス<9202>(東1)の全日本空輸は28日付けの同社ホームページで「ボーイング787型機」について、必要な改修を完了した最初の機体の確認フライトを同日に滞りなく終了したと発表した。営業便の運航再開には触れなかったものの、関連報道では、状況によって5月中にも臨時便から復帰するとの予想が出ている。787型機の運行再開を巡っては、26日にFAA(米連邦航空局)が再開を承認し、国土交通省も再開を承認。27日にはボーイング社の副社長が東京都内で会見し、日本の乗客に対する配慮をうかがわせた。
前週末の株価終値は209円(1円安)。FAAによる運行再開の承認などには反応が薄かった。ただ、3月21日に213円の年初来高値をつけ、前週末にかけての25日には212円まで戻り高値に進んだため、値動きからは運行再開に対する期待が小さくない様子。運航再開のスケジュールが発表になるなどの材料が出れば、期待再燃の可能性は大きい。また、3月決算の発表は4月30日の予定。これまでの運行休止の影響などが概略明らかになれば、業績への懸念はほとんど出尽くすことになり、値動きも軽くなりそうだ。(ステルス)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:42
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2013年04月27日
【狙い場・買い場】古野電気は単独上場の割安銘柄、電子機器が舶用、産業用とも好調
魚群探知機トップで、総合舶用電子機器メーカーの古野電気<6814>(大1)は、大証単独上場の好業績の割安株として、上昇基調を鮮明にしており、注目度が高い。7月16日に東京証券取引所と大阪証券取引所の現物株市場は統合するが、東証株価指数(TOPIX)への算入に伴う、指数連動型投信への組み入れ期待などから、大証単独上場の同社は大きく見直される可能性が高い。
主力市場である舶用事業の分野においては、リプレース需要や新たな規制対応による需要の取り込みを積極的に進めるほか、新興国漁業市場での販売拡大を図る。また、産業用事業の分野においては、生化学自動分析装置を中心とする医療機器やETC車載器のさらなるコストダウンを進めるほか、GPS機器については、新製品の市場投入で販売拡大を図り、今14年2月期売上高は755億円(前期比5.4%増)、営業利益は23億円(同88.8%増)、経常利益は27億円(同26.0%増)、純利益は20億円(同27.8%増)を見込む。本業の儲けを示す営業利益は、12年2月期の水準まで回復する見通しで、今期予想PER12倍台・PBR0.75倍と割安感がある。
株価は、週足では25日移動平均線をサポートラインに上昇トレンドを鮮明。月足では9カ月移動平均線が24カ月移動平均線を上抜き、一段と騰勢を強める方向となっている。1株純資産水準にあたるリーマンショック直前の08年10月高値950円までフシはなく上値余地はある。7月の東証との統合を目安に上昇基調が続く可能性が高まっており、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
主力市場である舶用事業の分野においては、リプレース需要や新たな規制対応による需要の取り込みを積極的に進めるほか、新興国漁業市場での販売拡大を図る。また、産業用事業の分野においては、生化学自動分析装置を中心とする医療機器やETC車載器のさらなるコストダウンを進めるほか、GPS機器については、新製品の市場投入で販売拡大を図り、今14年2月期売上高は755億円(前期比5.4%増)、営業利益は23億円(同88.8%増)、経常利益は27億円(同26.0%増)、純利益は20億円(同27.8%増)を見込む。本業の儲けを示す営業利益は、12年2月期の水準まで回復する見通しで、今期予想PER12倍台・PBR0.75倍と割安感がある。
株価は、週足では25日移動平均線をサポートラインに上昇トレンドを鮮明。月足では9カ月移動平均線が24カ月移動平均線を上抜き、一段と騰勢を強める方向となっている。1株純資産水準にあたるリーマンショック直前の08年10月高値950円までフシはなく上値余地はある。7月の東証との統合を目安に上昇基調が続く可能性が高まっており、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:59
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2013年04月26日
【狙い場・買い場】ミタチ産業はパチンコ関連の勝ち組入りの割安修正で上放れ様相
ミタチ産業<3321>(東1)は、2009年3月以来、4年間にわたって500円台を出没する下値固めを続けてきたが、上放れ様相を強めている。今5月期純利益が黒字転換して、パチンコ関連の勝ち組入りを鮮明化しているためだ。パチンコ関連株は、勝ち組・負け組の2極化が続いているが、上方修正などの好材料が続く勝ち組のオーイズミ<6428>(東1)は、前日25日、きょう26日と連続してストップ高、ダイコク電機<6430>(東1)も、きょう26日に5日続伸して年初来高値を更新しており、比較感から連想買いして割安修正が期待されているもので、年初来高値590円奪回から2008年7月以来の700円台回復も射程圏に捉えよう。
同社の500円台出没の下値固めは、2009年3月に業務提携したミナミ(東京都府中市)とのパートナーシップが、当初の計画通りに推移せず貸倒引当金を計上するなど業績負担となったことなどが背景となっている。ミナミは、昨年3月に小切手の不渡りを発生させており、これで同社は業務提携を解消、前5月期に貸倒引当金の特別損失を計上し経営負担を軽減した。
今5月期純利益は、この特別損失一巡で3億9000万円(前期は1億8500万円の赤字)と黒字転換を予想、今期第2四半期(2Q)累計業績は、予想通りの受注を確保、諸経費の抑制も寄与したとして昨年12月に上方修正した。今年3月開示の今期第3四半期業績は、前年同期比17%減収、18%経常減益と減益転換したが、経常利益は、アミューズ分野での新規案件の獲得などで通期業績に対して90%の高利益進捗率を示し、純利益は、3億4800万円(前年同期は5億8200万円の赤字)と黒字転換した。通期純利益は、前期計上の貸倒引当金の動向次第では上ぶれも期待されている。
株価は、2Q累計業績上方修正で年初来高値まで6割高し、半値押し水準まで調整して25日移動平均線水準の500円台を固めている。PERは10倍台、PBRは0.8倍と割安であり、同業他社の勝ち組を追撃しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社の500円台出没の下値固めは、2009年3月に業務提携したミナミ(東京都府中市)とのパートナーシップが、当初の計画通りに推移せず貸倒引当金を計上するなど業績負担となったことなどが背景となっている。ミナミは、昨年3月に小切手の不渡りを発生させており、これで同社は業務提携を解消、前5月期に貸倒引当金の特別損失を計上し経営負担を軽減した。
今5月期純利益は、この特別損失一巡で3億9000万円(前期は1億8500万円の赤字)と黒字転換を予想、今期第2四半期(2Q)累計業績は、予想通りの受注を確保、諸経費の抑制も寄与したとして昨年12月に上方修正した。今年3月開示の今期第3四半期業績は、前年同期比17%減収、18%経常減益と減益転換したが、経常利益は、アミューズ分野での新規案件の獲得などで通期業績に対して90%の高利益進捗率を示し、純利益は、3億4800万円(前年同期は5億8200万円の赤字)と黒字転換した。通期純利益は、前期計上の貸倒引当金の動向次第では上ぶれも期待されている。
株価は、2Q累計業績上方修正で年初来高値まで6割高し、半値押し水準まで調整して25日移動平均線水準の500円台を固めている。PERは10倍台、PBRは0.8倍と割安であり、同業他社の勝ち組を追撃しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:41
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【狙い場・買い場】平和不動産に「日経平均採用」で見直し、チャート妙味十分
東京・名古屋・大阪・福岡の各証券取引所ビルの保有と運営管理など賃貸事業や不動産開発事業を営む平和不動産<8803>(東1)は、日経225採用銘柄の循環物色が続くと予想され、チャート妙味も増すことから、注目したい。トヨタ自動車が、14年3月期業績予想に対する期待感から2週間ぶりに年初来の高値を更新し、日経平均株価は、1万4000円を目前にしており、225採用銘柄の底上げ機運が高まると見られることから、平和不動産が大きく見直されると予想する。
足元の業績、13年3月期売上高は320億円(前の期比8.2%減)、営業利益は65億円(同3.6%減)、経常利益は38億円(同2.8%減)、純利益は20億円(同2.7%減)を見込んでいるが、昨年10月、証券の街として知名度の高い日本橋兜町・茅場町地域に「東京証券会館」など3棟のビルを保有する、株式会社東京証券会館を子会社化。株式相場の活況も大きく後押し、資本業務提携関係にある三菱地所と進める日本橋兜町地区の再開発に弾みが付くと期待される。14年3月期増収増益が観測されており、4月30日に発表が予定される13年3月期決算に期待が持てる。
株価は、4月9日に年初来の高値2370円と買われた後、16日安値2020円まで短期調整を挟んで上昇。下値を切り上げる形で、高値保ち合いも煮詰まりつつある。日銀による金融緩和策が下支え、含み資産関連で、225採用銘柄の循環物色の流れに乗り、高値奪回から上値を伸ばす可能性があり、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
足元の業績、13年3月期売上高は320億円(前の期比8.2%減)、営業利益は65億円(同3.6%減)、経常利益は38億円(同2.8%減)、純利益は20億円(同2.7%減)を見込んでいるが、昨年10月、証券の街として知名度の高い日本橋兜町・茅場町地域に「東京証券会館」など3棟のビルを保有する、株式会社東京証券会館を子会社化。株式相場の活況も大きく後押し、資本業務提携関係にある三菱地所と進める日本橋兜町地区の再開発に弾みが付くと期待される。14年3月期増収増益が観測されており、4月30日に発表が予定される13年3月期決算に期待が持てる。
株価は、4月9日に年初来の高値2370円と買われた後、16日安値2020円まで短期調整を挟んで上昇。下値を切り上げる形で、高値保ち合いも煮詰まりつつある。日銀による金融緩和策が下支え、含み資産関連で、225採用銘柄の循環物色の流れに乗り、高値奪回から上値を伸ばす可能性があり、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:59
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【狙い場・買い場】星光PMCは急騰後も強い展開、新技術・新分野に高評価
製紙用薬品の星光PMC<4963>(東1)に注目したい。株価は急騰後の反動もなく高値圏で堅調に推移している。景気回復が追い風であり、セルロースナノファイバーなど新技術・新分野も材料視されるだろう。
製紙用薬品や印刷インキ用樹脂などを展開し、前期(13年3月期)連結業績は景気低迷の影響を受けて減収の模様だ。ただし、プロダクトミックス改善やコスト低減などの効果で、主力の製紙用薬品の営業損益改善が進み、全体で営業増益を確保した模様だ。
なお1月31日に決算期の変更を発表している。国際会計基準(IFRS)への対応に向けて海外連結子会社との決算期を統一するため、現在の3月決算を12月決算に変更する。このため今期(13年12月期)は9カ月決算となる。前期低調だった製紙用薬品、オフセットインキ用樹脂、記録材料用(トナー用)樹脂などの需要が上向き、実質的な増収増益が期待されるだろう。
株価の動きを見ると4月中旬に動意付き、直前の350円近辺から4月15日の527円まで急騰して、一気に06年5月以来の水準を回復した。その後も急騰の反動なく、高値圏の500円近辺で堅調に推移している。今期業績に対する期待感を強める動きだろう。4月25日の終値488円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS27円70銭で算出)は17〜18倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS636円73銭で算出)は0.8倍近辺である。
4月中旬に動意付いたため足元ではやや過熱感を残しているが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から動意付いた形であり、強基調を継続しているようだ。日足チャートで見てサポートラインの25日移動平均線が追い付いてくれば、再動意で上値追いの可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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製紙用薬品や印刷インキ用樹脂などを展開し、前期(13年3月期)連結業績は景気低迷の影響を受けて減収の模様だ。ただし、プロダクトミックス改善やコスト低減などの効果で、主力の製紙用薬品の営業損益改善が進み、全体で営業増益を確保した模様だ。
なお1月31日に決算期の変更を発表している。国際会計基準(IFRS)への対応に向けて海外連結子会社との決算期を統一するため、現在の3月決算を12月決算に変更する。このため今期(13年12月期)は9カ月決算となる。前期低調だった製紙用薬品、オフセットインキ用樹脂、記録材料用(トナー用)樹脂などの需要が上向き、実質的な増収増益が期待されるだろう。
株価の動きを見ると4月中旬に動意付き、直前の350円近辺から4月15日の527円まで急騰して、一気に06年5月以来の水準を回復した。その後も急騰の反動なく、高値圏の500円近辺で堅調に推移している。今期業績に対する期待感を強める動きだろう。4月25日の終値488円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS27円70銭で算出)は17〜18倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS636円73銭で算出)は0.8倍近辺である。
4月中旬に動意付いたため足元ではやや過熱感を残しているが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から動意付いた形であり、強基調を継続しているようだ。日足チャートで見てサポートラインの25日移動平均線が追い付いてくれば、再動意で上値追いの可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:52
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【狙い場・買い場】うかいは高級レストランに高額消費活発化の追い風、3月既存店8.4%伸長
和洋食の高級料理店うかい<7621>(JQS)に注目したい。株価は期末の権利落ちも影響して3月の高値から急反落したが、足元では調整一巡感を強めている。資産効果による高額消費の活発化が支援材料だろう。
前期(13年3月期)業績(非連結)は減益の模様だが、既存店売上高(前年比、速報値)の状況を見ると13年3月は108.4%、12年4月〜13年3月累計は101.0%であり、増額の可能性が高まっている。第3四半期(10〜12月期)以降は結婚式などお祝いの席が好調となり、既存店売上高が回復傾向を強めた模様だ。株価上昇による資産効果などで高額消費が活発化していることが追い風であり、今期(14年3月期)は好業績が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、3月26日の戻り高値1808円から急反落して4月3日の1561円まで調整した。3月期末の株主優待の権利落ちが影響した可能性があるだろう。しかし売り一巡後は1600円台で堅調に推移し、足元では1700円台に接近している。4月25日の終値1675円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS25円18銭で算出)は67倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は0.6%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS782円39銭で算出)は2.1倍近辺である。
日足チャートで見ると窓を開けて割り込んだ25日移動平均線を、4月25日の大幅上昇で回復した。また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下ヒゲを付けて反発し、足元では13週移動平均線を回復した。サポートラインを確認した形であり、短期調整が一巡して強基調に回帰する動きのようだ。3月高値を目指す動きを強めるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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前期(13年3月期)業績(非連結)は減益の模様だが、既存店売上高(前年比、速報値)の状況を見ると13年3月は108.4%、12年4月〜13年3月累計は101.0%であり、増額の可能性が高まっている。第3四半期(10〜12月期)以降は結婚式などお祝いの席が好調となり、既存店売上高が回復傾向を強めた模様だ。株価上昇による資産効果などで高額消費が活発化していることが追い風であり、今期(14年3月期)は好業績が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、3月26日の戻り高値1808円から急反落して4月3日の1561円まで調整した。3月期末の株主優待の権利落ちが影響した可能性があるだろう。しかし売り一巡後は1600円台で堅調に推移し、足元では1700円台に接近している。4月25日の終値1675円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS25円18銭で算出)は67倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は0.6%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS782円39銭で算出)は2.1倍近辺である。
日足チャートで見ると窓を開けて割り込んだ25日移動平均線を、4月25日の大幅上昇で回復した。また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下ヒゲを付けて反発し、足元では13週移動平均線を回復した。サポートラインを確認した形であり、短期調整が一巡して強基調に回帰する動きのようだ。3月高値を目指す動きを強めるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36
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【狙い場・買い場】ネットワークバリューコンポネンツはクラウド市場拡大で今期45%増益、チャート下値確認
ネットワーク関連製品の輸入販売・運用・保守事業のネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)に注目したい。株価は急騰の反動もあって3月高値後に上げ一服の形だが、好業績見通しを評価して再動意の可能性があるだろう。
今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比6.2%増の28億31百万円、営業利益が同44.8%増の1億78百万円、経常利益が同37.4%増の1億69百万円、純利益が同31.5%増の1億44百万円としている。クラウドサービス市場の拡大を背景として、主力のネットワークソリューション事業でクラウドストレージ製品やセキュリティ関連製品が好調であり、商品ラインナップ充実も寄与する模様だ。4月11日には、米国ニュータニックス社の仮想インフラアプライアンス製品についての販売代理店契約締結を発表している。他の製品群との相乗効果も期待される模様だ。
株価の動きを見ると、10万円〜13万円近辺でモミ合う展開だったが3月に入って動意付き、3月29日には29万3000円まで上値を伸ばして10年5月の32万円に接近した。急騰の反動もあって足元は上げ一服の形だが、概ね22万円近辺で堅調に推移している。今期好業績見通しを評価する動きだろう。4月25日の終値21万9700円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1万5321円85銭で算出)は14〜15倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万0305円37銭で算出)は7倍近辺である。
急騰後の反動で目先的には調整局面だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだろう。今期好業績見通しを評価して短期調整一巡後に上値追いの展開が期待され、10年5月の32万円を試す可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比6.2%増の28億31百万円、営業利益が同44.8%増の1億78百万円、経常利益が同37.4%増の1億69百万円、純利益が同31.5%増の1億44百万円としている。クラウドサービス市場の拡大を背景として、主力のネットワークソリューション事業でクラウドストレージ製品やセキュリティ関連製品が好調であり、商品ラインナップ充実も寄与する模様だ。4月11日には、米国ニュータニックス社の仮想インフラアプライアンス製品についての販売代理店契約締結を発表している。他の製品群との相乗効果も期待される模様だ。
株価の動きを見ると、10万円〜13万円近辺でモミ合う展開だったが3月に入って動意付き、3月29日には29万3000円まで上値を伸ばして10年5月の32万円に接近した。急騰の反動もあって足元は上げ一服の形だが、概ね22万円近辺で堅調に推移している。今期好業績見通しを評価する動きだろう。4月25日の終値21万9700円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1万5321円85銭で算出)は14〜15倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万0305円37銭で算出)は7倍近辺である。
急騰後の反動で目先的には調整局面だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだろう。今期好業績見通しを評価して短期調整一巡後に上値追いの展開が期待され、10年5月の32万円を試す可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:32
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【狙い場・買い場】GMOクラウドは好業績にネット選挙関連、07年以来の20万円へ
GMOクラウド<3788>(東マ)に注目したい。好業績に加えてネット選挙関連も材料視され、株価は上値追いの展開が続いている。07年1月以来の20万円台も視野に入りそうだ。
ホスティングサービス(サーバ管理)や電子認証サービスなどを展開している。公職選挙法改正によるネット選挙解禁に伴って、第三者によるウェブサイトや電子メールの「なりすまし」を防止するための認証サービスを、子会社のGMOグローバルサインが全政党に提供(寄付)する。すでに自民党、民主党、日本維新の会、みんなの党の導入が決定している。
今期(13年12月期)連結業績の見通しは、売上高が前期比5.3%増の99億10百万円、営業利益が同11.4%増の10億83百万円、経常利益が同11.2%増の10億80百万円、純利益が同19.7%増の6億26百万円としている。ホスティングサービスの投資負担などが利益圧迫要因だが、ホスティングサービス事業はクラウドサービスの顧客数が増加基調である。セキュリティサービス事業は販売代理店拡大などで好調を見込み、ソリューションサービス事業でのスピード翻訳サービスも利用者数の増加を見込んでいる。なお第1四半期(1月〜3月)業績発表は5月7日の予定である。
クラウドサービス市場の拡大が追い風であり、ホスティングサービス事業、セキュリティサービス事業ともに海外展開を加速している。ストック型ビジネスの強みで中期的にも収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、上値追いの展開が続き4月22日には15万5000円まで上値を伸ばした。今期好業績見通しを評価するとともに、ネット選挙関連を材料視する動きだろう。4月25日の終値13万8000円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5379円52銭で算出)は25〜26倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間1900円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万8037円96銭で算出)は3.6倍近辺である。
大幅に水準を切り上げたため、週足チャートで見るとやや過熱感を残しているが、月足チャートで見ると長期の底練り展開から脱した形であり、上昇余地は大きいだろう。短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待され、07年1月以来の20万円台も視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展示)
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ホスティングサービス(サーバ管理)や電子認証サービスなどを展開している。公職選挙法改正によるネット選挙解禁に伴って、第三者によるウェブサイトや電子メールの「なりすまし」を防止するための認証サービスを、子会社のGMOグローバルサインが全政党に提供(寄付)する。すでに自民党、民主党、日本維新の会、みんなの党の導入が決定している。
今期(13年12月期)連結業績の見通しは、売上高が前期比5.3%増の99億10百万円、営業利益が同11.4%増の10億83百万円、経常利益が同11.2%増の10億80百万円、純利益が同19.7%増の6億26百万円としている。ホスティングサービスの投資負担などが利益圧迫要因だが、ホスティングサービス事業はクラウドサービスの顧客数が増加基調である。セキュリティサービス事業は販売代理店拡大などで好調を見込み、ソリューションサービス事業でのスピード翻訳サービスも利用者数の増加を見込んでいる。なお第1四半期(1月〜3月)業績発表は5月7日の予定である。
クラウドサービス市場の拡大が追い風であり、ホスティングサービス事業、セキュリティサービス事業ともに海外展開を加速している。ストック型ビジネスの強みで中期的にも収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、上値追いの展開が続き4月22日には15万5000円まで上値を伸ばした。今期好業績見通しを評価するとともに、ネット選挙関連を材料視する動きだろう。4月25日の終値13万8000円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5379円52銭で算出)は25〜26倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間1900円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万8037円96銭で算出)は3.6倍近辺である。
大幅に水準を切り上げたため、週足チャートで見るとやや過熱感を残しているが、月足チャートで見ると長期の底練り展開から脱した形であり、上昇余地は大きいだろう。短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待され、07年1月以来の20万円台も視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展示)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:11
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【狙い場・買い場】松田産業は調整完了、生産活動上向きで貴金属市況も上昇
貴金属リサイクルの松田産業<7456>(東1)に注目したい。株価は3月の高値から急反落したが、足元では調整一巡感を強めている。強基調への回帰が期待されるだろう。
貴金属リサイクル事業を主力として、農林水産品を扱う食品関連事業も展開している。貴金属リサイクル事業では、エレクトロニクス産業が成長している東アジアを中心に、海外拠点網の拡大を推進している。前期(13年3月期)連結業績は半導体・電子部品関連の生産低迷の影響を受けて減収減益だが、期後半の貴金属価格上昇が寄与して減益幅は期初計画に比べて縮小した模様だ。今期(14年3月期)については、景気回復などで半導体・電子部品関連の生産活動が上向くことが予想され、貴金属市況も上昇傾向になれば収益改善が期待されるだろう。なお前期の決算発表は5月13日の予定である。
株価の動きを見ると、3月22日の戻り高値1585円から急反落して、4月16日には1256円まで調整する場面があった。しかし足元では1400円近辺まで戻して調整一巡感を強めている。今期の収益改善を期待する動きだろう。4月25日の終値1397円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS134円06銭で算出)は10〜11倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS1490円19銭で算出)は0.9倍近辺である。
日足チャートで見ると、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復する動きを強めている。また週足チャートで見ると、13週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だろう。PBR1倍割れ水準で指標面に割安感もあり、調整一巡して強基調へ回帰し、3月高値を試す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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貴金属リサイクル事業を主力として、農林水産品を扱う食品関連事業も展開している。貴金属リサイクル事業では、エレクトロニクス産業が成長している東アジアを中心に、海外拠点網の拡大を推進している。前期(13年3月期)連結業績は半導体・電子部品関連の生産低迷の影響を受けて減収減益だが、期後半の貴金属価格上昇が寄与して減益幅は期初計画に比べて縮小した模様だ。今期(14年3月期)については、景気回復などで半導体・電子部品関連の生産活動が上向くことが予想され、貴金属市況も上昇傾向になれば収益改善が期待されるだろう。なお前期の決算発表は5月13日の予定である。
株価の動きを見ると、3月22日の戻り高値1585円から急反落して、4月16日には1256円まで調整する場面があった。しかし足元では1400円近辺まで戻して調整一巡感を強めている。今期の収益改善を期待する動きだろう。4月25日の終値1397円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS134円06銭で算出)は10〜11倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS1490円19銭で算出)は0.9倍近辺である。
日足チャートで見ると、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復する動きを強めている。また週足チャートで見ると、13週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だろう。PBR1倍割れ水準で指標面に割安感もあり、調整一巡して強基調へ回帰し、3月高値を試す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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2013年04月25日
【狙い場・買い場】三信電は業績再下方修正・上方修正交錯も低PBR修正で大きく底上げ余地
三信電気<8150>(東1)は、前日24日大引け後に前2013年3月期業績を昨年11月に続いて修正、再下方修正・上方修正が交錯したが、織り込み済みとして4月4日につけた年初来安値574円から大きく底上げする展開が有力である。5月15日予定の3月期決算発表を前に今2014年3月期業績の続伸も観測されており、低PBRランキングでトップ10にランクインする下げ過ぎが一段と歴然となるためだ。年初来高値679円抜けから昨年3月高値840円を射程圏に捉えよう。
同社の前期売り上げは、昨年11月の下方修正値よりさらに170億円引き下げられ、1480億円(前々期比2%増)と増収転換率を縮めた。家庭用ゲーム機向けやモバイル向けの売り上げが減少したことが要因で、為替レートは、11月想定の1ドル=80円から83.11円と円安方向で見直したが、カバーできなかった。一方、営業利益は、売上高総利益率の改善や販管費削減などを要因に11月の上方修正値より5億円引き上げ20億円(同98%増)とV字回復を鮮明化した。ただし経常利益、純利益は、11月と同様に期初予想に変更はなく、経常利益は、16億円(同99%増)、純利益は、11億円(同2.1倍)と見込んでいる。
株価は、昨年11月の業績修正で600円台を回復し、今年2月開示の前期第3四半期の増益転換業績と3月実施の自己株式立会外買付取引(買付価格643円)で年初来高値679円まで買われたが、息切れして再度、25日移動平均線を下回り600円台出没の下値固めに逆戻りした。2014年3月期業績の続伸観測から、PBR0.3倍の下げ過ぎ訂正の逆張り妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社の前期売り上げは、昨年11月の下方修正値よりさらに170億円引き下げられ、1480億円(前々期比2%増)と増収転換率を縮めた。家庭用ゲーム機向けやモバイル向けの売り上げが減少したことが要因で、為替レートは、11月想定の1ドル=80円から83.11円と円安方向で見直したが、カバーできなかった。一方、営業利益は、売上高総利益率の改善や販管費削減などを要因に11月の上方修正値より5億円引き上げ20億円(同98%増)とV字回復を鮮明化した。ただし経常利益、純利益は、11月と同様に期初予想に変更はなく、経常利益は、16億円(同99%増)、純利益は、11億円(同2.1倍)と見込んでいる。
株価は、昨年11月の業績修正で600円台を回復し、今年2月開示の前期第3四半期の増益転換業績と3月実施の自己株式立会外買付取引(買付価格643円)で年初来高値679円まで買われたが、息切れして再度、25日移動平均線を下回り600円台出没の下値固めに逆戻りした。2014年3月期業績の続伸観測から、PBR0.3倍の下げ過ぎ訂正の逆張り妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:57
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【狙い場・買い場】タンク専業トーヨーカネツにロシア人気、LNG基地に参画
タンク専業最大手のトーヨーカネツ<6369>(東1)は、調整一巡感が出ており、注目したい。丸紅がロシア国営石油最大手のロスネフチと提携し、極東ロシアで液化天然ガス(LNG)基地プロジェクトに参画すると伝わっているほか、米政府は現在、日本などの自由貿易協定(FTA)を結んでいない国にもシェールガス輸出を認める準備を進め、今月中にも日本向けの輸出が解禁される見込みと伝わっており、再び、シェールガス関連として見直される可能性が高い。
足元の業績、13年3月期売上高は467億円(前の期比14.6%増)、営業利益は23億7000万円(同54.1%増)、経常利益は24億7000万円(同72.5%増)、純利益は12億7000万円(同77.9%増)を見込んでいる。続く14年3月期増収増益が観測されており、5月10日に発表が予定される13年3月期決算に期待が持てる。
株価は、原子力発電所再稼動の先行き不透明感を背景としたシェールガスの大量受け入れのタンク新設の受注期待から、3月12日に年初来の高値426円と買われた後、4月2日安値301円、同19日安値308円と売り直され下値を確認し、目先調整一巡した感がある。日足では25日移動平均線を上抜き、週足では13週移動平均線がサポートラインとして意識された感があり、上値を試すと予想されることから、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
足元の業績、13年3月期売上高は467億円(前の期比14.6%増)、営業利益は23億7000万円(同54.1%増)、経常利益は24億7000万円(同72.5%増)、純利益は12億7000万円(同77.9%増)を見込んでいる。続く14年3月期増収増益が観測されており、5月10日に発表が予定される13年3月期決算に期待が持てる。
株価は、原子力発電所再稼動の先行き不透明感を背景としたシェールガスの大量受け入れのタンク新設の受注期待から、3月12日に年初来の高値426円と買われた後、4月2日安値301円、同19日安値308円と売り直され下値を確認し、目先調整一巡した感がある。日足では25日移動平均線を上抜き、週足では13週移動平均線がサポートラインとして意識された感があり、上値を試すと予想されることから、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:52
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【狙い場・買い場】業績絶好調のインフォマート、中期計画でさらに飛躍、食品ほか美容、医療分野にも展開
EC事業を展開するインフォマート<2492>(東マ)に注目したい。株価は上値追いの展開が続き06年8月の上場直後の高値を突破した。目先的には過熱感も意識されるが中期的な成長期待が強く、短期調整を挟みながら上値を追う可能性があるだろう。
フード業界向けの企業間電子商取引(BtoBプラットフォーム)サービス事業を展開している。プラットフォーム「FOODS info Mart」の利用企業数は、前期(12年12月期)末時点で前々期比5744社増加の3万1479社となり増加基調である。
今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比16.0%増の43億88百万円、営業利益が同22.3%増の9億97百万円、経常利益が同21.2%増の9億88百万円、純利益が同19.8%増の5億94百万円としている。次世代プラットフォームの償却負担が増加するが、ASP受発注システム、ASP商談システム、ASP受注・営業システムなどの利用企業数増加や利用拡大に伴って、システム使用料収入が増加する見込みだ。
クラウドサービスに対応した次世代プラットフォームの開発、ASPメニュー管理システムなど新サービス開発に加えて、海外は中国への展開を進め、来期(14年12月期)末の利用企業数は4万社を目指している。既存プラットフォームの償却期間を短縮しているため、来期は償却負担が大幅に減少することも好業績に繋がりそうだ。さらに美容業界向けや医療業界向けなどにも事業領域を広げる模様であり、中期的にも収益拡大が期待されるだろう。
株価の動き(1月1日付で1株を200株に株式分割)を見ると、今期好業績見通しを評価して上値追いの展開が続いている。3月25日の3000円から一旦反落して4月2日の2180円まで調整する場面があったが、すぐに反発して4月18日に3200円を付け、06年8月の上場直後の高値3100円を突破した。4月24日には3300円まで上値を伸ばしている。中期的成長に対する期待感を強める動きだろう。4月24日の終値3300円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS80円42銭で算出)は41倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間42円25銭で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS396円59銭で算出)は8倍近辺である。
移動平均線からのプラス乖離が拡大して目先的には過熱感が意識されるが、日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形だろう。08年6月の上場直後の高値を突破して先高感を強めているうえに、中期的成長に対する期待感も強い。短期調整を挟みながら上値を追う可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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フード業界向けの企業間電子商取引(BtoBプラットフォーム)サービス事業を展開している。プラットフォーム「FOODS info Mart」の利用企業数は、前期(12年12月期)末時点で前々期比5744社増加の3万1479社となり増加基調である。
今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比16.0%増の43億88百万円、営業利益が同22.3%増の9億97百万円、経常利益が同21.2%増の9億88百万円、純利益が同19.8%増の5億94百万円としている。次世代プラットフォームの償却負担が増加するが、ASP受発注システム、ASP商談システム、ASP受注・営業システムなどの利用企業数増加や利用拡大に伴って、システム使用料収入が増加する見込みだ。
クラウドサービスに対応した次世代プラットフォームの開発、ASPメニュー管理システムなど新サービス開発に加えて、海外は中国への展開を進め、来期(14年12月期)末の利用企業数は4万社を目指している。既存プラットフォームの償却期間を短縮しているため、来期は償却負担が大幅に減少することも好業績に繋がりそうだ。さらに美容業界向けや医療業界向けなどにも事業領域を広げる模様であり、中期的にも収益拡大が期待されるだろう。
株価の動き(1月1日付で1株を200株に株式分割)を見ると、今期好業績見通しを評価して上値追いの展開が続いている。3月25日の3000円から一旦反落して4月2日の2180円まで調整する場面があったが、すぐに反発して4月18日に3200円を付け、06年8月の上場直後の高値3100円を突破した。4月24日には3300円まで上値を伸ばしている。中期的成長に対する期待感を強める動きだろう。4月24日の終値3300円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS80円42銭で算出)は41倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間42円25銭で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS396円59銭で算出)は8倍近辺である。
移動平均線からのプラス乖離が拡大して目先的には過熱感が意識されるが、日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形だろう。08年6月の上場直後の高値を突破して先高感を強めているうえに、中期的成長に対する期待感も強い。短期調整を挟みながら上値を追う可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36
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【狙い場・買い場】寿スピリッツは絶好調の業績に景気好転加わり加速、ブランド戦略的中
菓子製造販売の寿スピリッツ<2222>(東2)に注目したい。株価は急騰後の反動で一旦反落したが、短期調整が完了して再動意の構えを見せている。好業績を評価して3月高値を試す動きを強めそうだ。
「ラングドシャ」ブランドの寿製菓、「ルタオ」ブランドの北海道のケイシイシイ、東京で洋菓子を展開するシュクレイなど、傘下の子会社で地域限定ブランドの菓子を製造・販売している。前期(13年3月期)連結業績は、ケイシイシイがテレビ放映効果で好調だった前期の反動減だったが、寿製菓の好調や製造原価改善効果、シュクレイの収益改善などで大幅増益の模様だ。4月15日発表の前期売上高(概算)は前々期比4.7%増の206億58百万円であり、公表数値の207億40百万円とほぼ同水準だった。なお3月18日には期末配当の増額修正も発表している。
今期(14年3月期)も引き続き、寿製菓やシュクレイの好調が期待されるだろう。さらに今後の事業戦略として、新商品・新ブランド・新業態・新市場の開発、大型売り場の確保、新業態店含む新規出店の加速などを掲げ、健康食品も事業化する模様だ。中期的にも収益拡大が期待されるだろう。
なお3月27日に東証2部市場への新規上場の承認を受け、4月3日からJASDAQ市場と東証2部市場の重複上場となっている。
株価の動き(JQS)を見ると、3月に入って上げ足を速めて3月14日の1462円まで上値を伸ばした。その後は急騰後の反動もあって一旦反落したが、足元では再動意の構えを見せている。短期調整が完了し、好業績を評価して高値を窺う態勢のようだ。4月24日の終値1262円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS111円82銭で算出)は11〜12倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.4%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS601円48銭で算出)は2.1倍近辺である。
日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発している。サポートラインを確認して強基調に回帰する形だろう。指標面に割高感はなく、好業績を評価して3月高値を試す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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「ラングドシャ」ブランドの寿製菓、「ルタオ」ブランドの北海道のケイシイシイ、東京で洋菓子を展開するシュクレイなど、傘下の子会社で地域限定ブランドの菓子を製造・販売している。前期(13年3月期)連結業績は、ケイシイシイがテレビ放映効果で好調だった前期の反動減だったが、寿製菓の好調や製造原価改善効果、シュクレイの収益改善などで大幅増益の模様だ。4月15日発表の前期売上高(概算)は前々期比4.7%増の206億58百万円であり、公表数値の207億40百万円とほぼ同水準だった。なお3月18日には期末配当の増額修正も発表している。
今期(14年3月期)も引き続き、寿製菓やシュクレイの好調が期待されるだろう。さらに今後の事業戦略として、新商品・新ブランド・新業態・新市場の開発、大型売り場の確保、新業態店含む新規出店の加速などを掲げ、健康食品も事業化する模様だ。中期的にも収益拡大が期待されるだろう。
なお3月27日に東証2部市場への新規上場の承認を受け、4月3日からJASDAQ市場と東証2部市場の重複上場となっている。
株価の動き(JQS)を見ると、3月に入って上げ足を速めて3月14日の1462円まで上値を伸ばした。その後は急騰後の反動もあって一旦反落したが、足元では再動意の構えを見せている。短期調整が完了し、好業績を評価して高値を窺う態勢のようだ。4月24日の終値1262円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS111円82銭で算出)は11〜12倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.4%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS601円48銭で算出)は2.1倍近辺である。
日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発している。サポートラインを確認して強基調に回帰する形だろう。指標面に割高感はなく、好業績を評価して3月高値を試す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:33
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【狙い場・買い場】巴工業は高値圏でのモミ合い煮詰まる、油井掘削関連の材料性も
化学機械の巴工業<6309>(東1)に注目したい。株価は3月の減額修正を嫌気した売りが一巡して水準を切り上げ、2月高値を試す動きを強めている。油井掘削関連も材料視されるだろう。
今期(13年10月期)連結業績見通しは、3月4日に減額修正して売上高が前期比0.3%増の417億円、営業利益が同12.1%減の21億50百万円、経常利益が同17.5%減の21億50百万円、純利益が同20.8%減の12億80百万円としている。機械事業では北米の油井掘削向け遠心機械の受注が遅れ、化学工業製品事業では半導体製造用セラミックス、鉄鋼用添加剤、香港の成形機販売などが低調な模様だ。ただし、円安進行メリットや世界的な設備投資回復などで、下期(13年5月〜10月)は受注改善が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、2月20日に戻り高値2130円を付けた後、今期減額修正も嫌気して一旦は1800円近辺まで調整したが、売り一巡後は強基調に回帰して徐々に水準を切り上げている。4月11日には2092円まで戻す場面があり、足元も概ね2000円台で推移している。短期調整が一巡して2月高値を窺う態勢のようだ。4月23日の終値2040円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円27銭で算出)は16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間45円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2235円59銭で算出)は0.9倍近辺である。
2月の高値圏から一旦は反落したが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。指標面に割高感はなく、油井掘削関連も材料視されるだろう。06年6月以来の2000円台乗せで先高感を強めているだけに、上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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今期(13年10月期)連結業績見通しは、3月4日に減額修正して売上高が前期比0.3%増の417億円、営業利益が同12.1%減の21億50百万円、経常利益が同17.5%減の21億50百万円、純利益が同20.8%減の12億80百万円としている。機械事業では北米の油井掘削向け遠心機械の受注が遅れ、化学工業製品事業では半導体製造用セラミックス、鉄鋼用添加剤、香港の成形機販売などが低調な模様だ。ただし、円安進行メリットや世界的な設備投資回復などで、下期(13年5月〜10月)は受注改善が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、2月20日に戻り高値2130円を付けた後、今期減額修正も嫌気して一旦は1800円近辺まで調整したが、売り一巡後は強基調に回帰して徐々に水準を切り上げている。4月11日には2092円まで戻す場面があり、足元も概ね2000円台で推移している。短期調整が一巡して2月高値を窺う態勢のようだ。4月23日の終値2040円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円27銭で算出)は16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間45円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2235円59銭で算出)は0.9倍近辺である。
2月の高値圏から一旦は反落したが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。指標面に割高感はなく、油井掘削関連も材料視されるだろう。06年6月以来の2000円台乗せで先高感を強めているだけに、上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:13
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【狙い場・買い場】リユースショップのトレジャー・ファクトリーは上場来高値挑戦の構え、今期も増収増益
リサイクルショップのトレジャー・ファクトリー<3093>(東マ)に注目したい。好業績を評価して株価は水準を切り上げる展開が続いている。利益確定売りが一巡して4月11日に付けた高値を試す動きを強めそうだ。上場直後の07年12月高値も視野に入るだろう。
関東圏を中心に、総合リユースショップや服飾専門リユースショップを直営とFCで展開している。4月12日に発表した前期(13年2月期)の業績(非連結)は、前々期比10.8%増収、同10.2%営業増益だった。新規出店効果に加えて既存店売上高も同0.9%増と堅調だった。商品別には衣料・服飾雑貨が同22.2%増収と特に好調だった。一般顧客からの仕入れ構成比上昇なども売上総利益率改善に繋がったようだ。なお新規出店は直営7店舗、FC1店舗の合計8店舗、期末店舗数は直営62店舗、FC4店舗の合計66店舗となった。
今期(14年2月期)見通しは、売上高が前期比15.7%増の92億40百万円、営業利益が同8.2%増の6億80百万円、経常利益が同8.2%増の6億92百万円、純利益が同1.2%増の3億76百万円としている。今期から関西エリアへの直営店の出店を開始する計画だ。リユース市場の拡大が追い風であり、出店エリア拡大と新規出店加速の効果に加えて、原価率の高い業者仕入れ抑制や値下げ販売抑制などで売上総利益率改善も期待されるだろう。配当については前期比1円増配の年間18円(期末一括)とした。
なお月次売上動向(前年比、速報値、FC除く)を見ると、13年3月は全店が113.8%、既存店が102.5%だった。気温上昇などにより衣料・服飾雑貨が好調だった模様である。
株価の動きを見ると、1100円近辺でのモミ合い展開だったが、3月下旬から動意付いて4月11日の1540円まで上値を伸ばした。その後は利益確定売りが優勢になって1300円近辺まで調整したが、足元では1400円台を回復して高値を窺う態勢のようだ。好業績見通しを評価する動きだろう。4月23日の終値1439円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS136円01銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS745円53銭で算出)は1.9倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。利益確定売りが一巡して目先的な過熱感が解消され、好業績を評価して高値を窺う態勢のようだ。上場直後の07年12月の高値1800円も視野に入るだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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関東圏を中心に、総合リユースショップや服飾専門リユースショップを直営とFCで展開している。4月12日に発表した前期(13年2月期)の業績(非連結)は、前々期比10.8%増収、同10.2%営業増益だった。新規出店効果に加えて既存店売上高も同0.9%増と堅調だった。商品別には衣料・服飾雑貨が同22.2%増収と特に好調だった。一般顧客からの仕入れ構成比上昇なども売上総利益率改善に繋がったようだ。なお新規出店は直営7店舗、FC1店舗の合計8店舗、期末店舗数は直営62店舗、FC4店舗の合計66店舗となった。
今期(14年2月期)見通しは、売上高が前期比15.7%増の92億40百万円、営業利益が同8.2%増の6億80百万円、経常利益が同8.2%増の6億92百万円、純利益が同1.2%増の3億76百万円としている。今期から関西エリアへの直営店の出店を開始する計画だ。リユース市場の拡大が追い風であり、出店エリア拡大と新規出店加速の効果に加えて、原価率の高い業者仕入れ抑制や値下げ販売抑制などで売上総利益率改善も期待されるだろう。配当については前期比1円増配の年間18円(期末一括)とした。
なお月次売上動向(前年比、速報値、FC除く)を見ると、13年3月は全店が113.8%、既存店が102.5%だった。気温上昇などにより衣料・服飾雑貨が好調だった模様である。
株価の動きを見ると、1100円近辺でのモミ合い展開だったが、3月下旬から動意付いて4月11日の1540円まで上値を伸ばした。その後は利益確定売りが優勢になって1300円近辺まで調整したが、足元では1400円台を回復して高値を窺う態勢のようだ。好業績見通しを評価する動きだろう。4月23日の終値1439円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS136円01銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS745円53銭で算出)は1.9倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。利益確定売りが一巡して目先的な過熱感が解消され、好業績を評価して高値を窺う態勢のようだ。上場直後の07年12月の高値1800円も視野に入るだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:08
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【狙い場・買い場】作業関連用品販売大手のワークマン、既存店も好調に推移
ワークマン<7564>(JQS)に注目したい。株価は3月高値後に上げ一服の形だったが、短期調整が一巡して3月高値に接近している。好業績を評価して高値を試す動きを強めるだろう。
ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンを、FC中心に展開している。前期(13年3月期)の業績(非連結)は、新規出店効果に加えて、既存店も堅調に推移して増収増益だった模様である。
月次売上高(FC店と直営店の店舗売上高の合計、前年比、速報値)を見ると、13年3月は全店が101.2%、既存店が98.9%だった。3月は気温上昇で作業服などが堅調だったが、降水量が前年より少なく雨具類が伸び悩んだ模様だ。ただし12年4月〜13年3月累計は全店が104.8%、既存店が102.4%だった。累計ベースで見れば好調に推移した模様だ。
今期(14年3月期)についても、新規出店、店舗のスクラップ&ビルド、PB商品強化などの効果で好業績が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、好業績を評価する形で3月中旬に動意付き、3月25日には3180円まで上値を伸ばして07年1月と2月の高値3100円を突破した。その後は上げ一服の形となり2600円台まで調整する場面があったが、切り返して足元では3000円近辺に戻している。利益確定売りが一巡して3月高値を窺う態勢のようだ。4月23日の終値3025円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS241円15銭で算出)は12〜13倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間65円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS1571円97銭で算出)は1.9倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調を維持している。07年1月と2月の3100円を突破して先高感を強めているだけに、好業績を評価する形で上値を追う展開が期待されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンを、FC中心に展開している。前期(13年3月期)の業績(非連結)は、新規出店効果に加えて、既存店も堅調に推移して増収増益だった模様である。
月次売上高(FC店と直営店の店舗売上高の合計、前年比、速報値)を見ると、13年3月は全店が101.2%、既存店が98.9%だった。3月は気温上昇で作業服などが堅調だったが、降水量が前年より少なく雨具類が伸び悩んだ模様だ。ただし12年4月〜13年3月累計は全店が104.8%、既存店が102.4%だった。累計ベースで見れば好調に推移した模様だ。
今期(14年3月期)についても、新規出店、店舗のスクラップ&ビルド、PB商品強化などの効果で好業績が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、好業績を評価する形で3月中旬に動意付き、3月25日には3180円まで上値を伸ばして07年1月と2月の高値3100円を突破した。その後は上げ一服の形となり2600円台まで調整する場面があったが、切り返して足元では3000円近辺に戻している。利益確定売りが一巡して3月高値を窺う態勢のようだ。4月23日の終値3025円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS241円15銭で算出)は12〜13倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間65円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS1571円97銭で算出)は1.9倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調を維持している。07年1月と2月の3100円を突破して先高感を強めているだけに、好業績を評価する形で上値を追う展開が期待されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
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