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記事一覧 (04/26)【狙い場・買い場】うかいは高級レストランに高額消費活発化の追い風、3月既存店8.4%伸長
記事一覧 (04/26)【狙い場・買い場】ネットワークバリューコンポネンツはクラウド市場拡大で今期45%増益、チャート下値確認
記事一覧 (04/26)【狙い場・買い場】GMOクラウドは好業績にネット選挙関連、07年以来の20万円へ
記事一覧 (04/26)【狙い場・買い場】松田産業は調整完了、生産活動上向きで貴金属市況も上昇
記事一覧 (04/25)【狙い場・買い場】三信電は業績再下方修正・上方修正交錯も低PBR修正で大きく底上げ余地
記事一覧 (04/25)【狙い場・買い場】タンク専業トーヨーカネツにロシア人気、LNG基地に参画
記事一覧 (04/25)【狙い場・買い場】業績絶好調のインフォマート、中期計画でさらに飛躍、食品ほか美容、医療分野にも展開
記事一覧 (04/25)【狙い場・買い場】寿スピリッツは絶好調の業績に景気好転加わり加速、ブランド戦略的中
記事一覧 (04/25)【狙い場・買い場】巴工業は高値圏でのモミ合い煮詰まる、油井掘削関連の材料性も
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2013年04月26日

【狙い場・買い場】うかいは高級レストランに高額消費活発化の追い風、3月既存店8.4%伸長

狙い場・買い場 和洋食の高級料理店うかい<7621>(JQS)に注目したい。株価は期末の権利落ちも影響して3月の高値から急反落したが、足元では調整一巡感を強めている。資産効果による高額消費の活発化が支援材料だろう。

 前期(13年3月期)業績(非連結)は減益の模様だが、既存店売上高(前年比、速報値)の状況を見ると13年3月は108.4%、12年4月〜13年3月累計は101.0%であり、増額の可能性が高まっている。第3四半期(10〜12月期)以降は結婚式などお祝いの席が好調となり、既存店売上高が回復傾向を強めた模様だ。株価上昇による資産効果などで高額消費が活発化していることが追い風であり、今期(14年3月期)は好業績が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、3月26日の戻り高値1808円から急反落して4月3日の1561円まで調整した。3月期末の株主優待の権利落ちが影響した可能性があるだろう。しかし売り一巡後は1600円台で堅調に推移し、足元では1700円台に接近している。4月25日の終値1675円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS25円18銭で算出)は67倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は0.6%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS782円39銭で算出)は2.1倍近辺である。

 日足チャートで見ると窓を開けて割り込んだ25日移動平均線を、4月25日の大幅上昇で回復した。また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下ヒゲを付けて反発し、足元では13週移動平均線を回復した。サポートラインを確認した形であり、短期調整が一巡して強基調に回帰する動きのようだ。3月高値を目指す動きを強めるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:36 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】ネットワークバリューコンポネンツはクラウド市場拡大で今期45%増益、チャート下値確認

狙い場・買い場 ネットワーク関連製品の輸入販売・運用・保守事業のネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)に注目したい。株価は急騰の反動もあって3月高値後に上げ一服の形だが、好業績見通しを評価して再動意の可能性があるだろう。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比6.2%増の28億31百万円、営業利益が同44.8%増の1億78百万円、経常利益が同37.4%増の1億69百万円、純利益が同31.5%増の1億44百万円としている。クラウドサービス市場の拡大を背景として、主力のネットワークソリューション事業でクラウドストレージ製品やセキュリティ関連製品が好調であり、商品ラインナップ充実も寄与する模様だ。4月11日には、米国ニュータニックス社の仮想インフラアプライアンス製品についての販売代理店契約締結を発表している。他の製品群との相乗効果も期待される模様だ。

 株価の動きを見ると、10万円〜13万円近辺でモミ合う展開だったが3月に入って動意付き、3月29日には29万3000円まで上値を伸ばして10年5月の32万円に接近した。急騰の反動もあって足元は上げ一服の形だが、概ね22万円近辺で堅調に推移している。今期好業績見通しを評価する動きだろう。4月25日の終値21万9700円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1万5321円85銭で算出)は14〜15倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万0305円37銭で算出)は7倍近辺である。

 急騰後の反動で目先的には調整局面だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだろう。今期好業績見通しを評価して短期調整一巡後に上値追いの展開が期待され、10年5月の32万円を試す可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:32 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】GMOクラウドは好業績にネット選挙関連、07年以来の20万円へ

狙い場・買い場 GMOクラウド<3788>(東マ)に注目したい。好業績に加えてネット選挙関連も材料視され、株価は上値追いの展開が続いている。07年1月以来の20万円台も視野に入りそうだ。

 ホスティングサービス(サーバ管理)や電子認証サービスなどを展開している。公職選挙法改正によるネット選挙解禁に伴って、第三者によるウェブサイトや電子メールの「なりすまし」を防止するための認証サービスを、子会社のGMOグローバルサインが全政党に提供(寄付)する。すでに自民党、民主党、日本維新の会、みんなの党の導入が決定している。

 今期(13年12月期)連結業績の見通しは、売上高が前期比5.3%増の99億10百万円、営業利益が同11.4%増の10億83百万円、経常利益が同11.2%増の10億80百万円、純利益が同19.7%増の6億26百万円としている。ホスティングサービスの投資負担などが利益圧迫要因だが、ホスティングサービス事業はクラウドサービスの顧客数が増加基調である。セキュリティサービス事業は販売代理店拡大などで好調を見込み、ソリューションサービス事業でのスピード翻訳サービスも利用者数の増加を見込んでいる。なお第1四半期(1月〜3月)業績発表は5月7日の予定である。

 クラウドサービス市場の拡大が追い風であり、ホスティングサービス事業、セキュリティサービス事業ともに海外展開を加速している。ストック型ビジネスの強みで中期的にも収益拡大が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、上値追いの展開が続き4月22日には15万5000円まで上値を伸ばした。今期好業績見通しを評価するとともに、ネット選挙関連を材料視する動きだろう。4月25日の終値13万8000円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5379円52銭で算出)は25〜26倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間1900円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万8037円96銭で算出)は3.6倍近辺である。

 大幅に水準を切り上げたため、週足チャートで見るとやや過熱感を残しているが、月足チャートで見ると長期の底練り展開から脱した形であり、上昇余地は大きいだろう。短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待され、07年1月以来の20万円台も視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展示)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:11 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】松田産業は調整完了、生産活動上向きで貴金属市況も上昇

狙い場・買い場 貴金属リサイクルの松田産業<7456>(東1)に注目したい。株価は3月の高値から急反落したが、足元では調整一巡感を強めている。強基調への回帰が期待されるだろう。

 貴金属リサイクル事業を主力として、農林水産品を扱う食品関連事業も展開している。貴金属リサイクル事業では、エレクトロニクス産業が成長している東アジアを中心に、海外拠点網の拡大を推進している。前期(13年3月期)連結業績は半導体・電子部品関連の生産低迷の影響を受けて減収減益だが、期後半の貴金属価格上昇が寄与して減益幅は期初計画に比べて縮小した模様だ。今期(14年3月期)については、景気回復などで半導体・電子部品関連の生産活動が上向くことが予想され、貴金属市況も上昇傾向になれば収益改善が期待されるだろう。なお前期の決算発表は5月13日の予定である。

 株価の動きを見ると、3月22日の戻り高値1585円から急反落して、4月16日には1256円まで調整する場面があった。しかし足元では1400円近辺まで戻して調整一巡感を強めている。今期の収益改善を期待する動きだろう。4月25日の終値1397円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS134円06銭で算出)は10〜11倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS1490円19銭で算出)は0.9倍近辺である。

 日足チャートで見ると、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復する動きを強めている。また週足チャートで見ると、13週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だろう。PBR1倍割れ水準で指標面に割安感もあり、調整一巡して強基調へ回帰し、3月高値を試す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | 注目銘柄
2013年04月25日

【狙い場・買い場】三信電は業績再下方修正・上方修正交錯も低PBR修正で大きく底上げ余地

狙い場・買い場 三信電気<8150>(東1)は、前日24日大引け後に前2013年3月期業績を昨年11月に続いて修正、再下方修正・上方修正が交錯したが、織り込み済みとして4月4日につけた年初来安値574円から大きく底上げする展開が有力である。5月15日予定の3月期決算発表を前に今2014年3月期業績の続伸も観測されており、低PBRランキングでトップ10にランクインする下げ過ぎが一段と歴然となるためだ。年初来高値679円抜けから昨年3月高値840円を射程圏に捉えよう。

 同社の前期売り上げは、昨年11月の下方修正値よりさらに170億円引き下げられ、1480億円(前々期比2%増)と増収転換率を縮めた。家庭用ゲーム機向けやモバイル向けの売り上げが減少したことが要因で、為替レートは、11月想定の1ドル=80円から83.11円と円安方向で見直したが、カバーできなかった。一方、営業利益は、売上高総利益率の改善や販管費削減などを要因に11月の上方修正値より5億円引き上げ20億円(同98%増)とV字回復を鮮明化した。ただし経常利益、純利益は、11月と同様に期初予想に変更はなく、経常利益は、16億円(同99%増)、純利益は、11億円(同2.1倍)と見込んでいる。

 株価は、昨年11月の業績修正で600円台を回復し、今年2月開示の前期第3四半期の増益転換業績と3月実施の自己株式立会外買付取引(買付価格643円)で年初来高値679円まで買われたが、息切れして再度、25日移動平均線を下回り600円台出没の下値固めに逆戻りした。2014年3月期業績の続伸観測から、PBR0.3倍の下げ過ぎ訂正の逆張り妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:57 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】タンク専業トーヨーカネツにロシア人気、LNG基地に参画

狙い場・買い場 タンク専業最大手のトーヨーカネツ<6369>(東1)は、調整一巡感が出ており、注目したい。丸紅がロシア国営石油最大手のロスネフチと提携し、極東ロシアで液化天然ガス(LNG)基地プロジェクトに参画すると伝わっているほか、米政府は現在、日本などの自由貿易協定(FTA)を結んでいない国にもシェールガス輸出を認める準備を進め、今月中にも日本向けの輸出が解禁される見込みと伝わっており、再び、シェールガス関連として見直される可能性が高い。

 足元の業績、13年3月期売上高は467億円(前の期比14.6%増)、営業利益は23億7000万円(同54.1%増)、経常利益は24億7000万円(同72.5%増)、純利益は12億7000万円(同77.9%増)を見込んでいる。続く14年3月期増収増益が観測されており、5月10日に発表が予定される13年3月期決算に期待が持てる。

 株価は、原子力発電所再稼動の先行き不透明感を背景としたシェールガスの大量受け入れのタンク新設の受注期待から、3月12日に年初来の高値426円と買われた後、4月2日安値301円、同19日安値308円と売り直され下値を確認し、目先調整一巡した感がある。日足では25日移動平均線を上抜き、週足では13週移動平均線がサポートラインとして意識された感があり、上値を試すと予想されることから、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:52 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】業績絶好調のインフォマート、中期計画でさらに飛躍、食品ほか美容、医療分野にも展開

狙い場・買い場 EC事業を展開するインフォマート<2492>(東マ)に注目したい。株価は上値追いの展開が続き06年8月の上場直後の高値を突破した。目先的には過熱感も意識されるが中期的な成長期待が強く、短期調整を挟みながら上値を追う可能性があるだろう。

 フード業界向けの企業間電子商取引(BtoBプラットフォーム)サービス事業を展開している。プラットフォーム「FOODS info Mart」の利用企業数は、前期(12年12月期)末時点で前々期比5744社増加の3万1479社となり増加基調である。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比16.0%増の43億88百万円、営業利益が同22.3%増の9億97百万円、経常利益が同21.2%増の9億88百万円、純利益が同19.8%増の5億94百万円としている。次世代プラットフォームの償却負担が増加するが、ASP受発注システム、ASP商談システム、ASP受注・営業システムなどの利用企業数増加や利用拡大に伴って、システム使用料収入が増加する見込みだ。

 クラウドサービスに対応した次世代プラットフォームの開発、ASPメニュー管理システムなど新サービス開発に加えて、海外は中国への展開を進め、来期(14年12月期)末の利用企業数は4万社を目指している。既存プラットフォームの償却期間を短縮しているため、来期は償却負担が大幅に減少することも好業績に繋がりそうだ。さらに美容業界向けや医療業界向けなどにも事業領域を広げる模様であり、中期的にも収益拡大が期待されるだろう。

 株価の動き(1月1日付で1株を200株に株式分割)を見ると、今期好業績見通しを評価して上値追いの展開が続いている。3月25日の3000円から一旦反落して4月2日の2180円まで調整する場面があったが、すぐに反発して4月18日に3200円を付け、06年8月の上場直後の高値3100円を突破した。4月24日には3300円まで上値を伸ばしている。中期的成長に対する期待感を強める動きだろう。4月24日の終値3300円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS80円42銭で算出)は41倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間42円25銭で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS396円59銭で算出)は8倍近辺である。

 移動平均線からのプラス乖離が拡大して目先的には過熱感が意識されるが、日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形だろう。08年6月の上場直後の高値を突破して先高感を強めているうえに、中期的成長に対する期待感も強い。短期調整を挟みながら上値を追う可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】寿スピリッツは絶好調の業績に景気好転加わり加速、ブランド戦略的中

狙い場・買い場 菓子製造販売の寿スピリッツ<2222>(東2)に注目したい。株価は急騰後の反動で一旦反落したが、短期調整が完了して再動意の構えを見せている。好業績を評価して3月高値を試す動きを強めそうだ。

 「ラングドシャ」ブランドの寿製菓、「ルタオ」ブランドの北海道のケイシイシイ、東京で洋菓子を展開するシュクレイなど、傘下の子会社で地域限定ブランドの菓子を製造・販売している。前期(13年3月期)連結業績は、ケイシイシイがテレビ放映効果で好調だった前期の反動減だったが、寿製菓の好調や製造原価改善効果、シュクレイの収益改善などで大幅増益の模様だ。4月15日発表の前期売上高(概算)は前々期比4.7%増の206億58百万円であり、公表数値の207億40百万円とほぼ同水準だった。なお3月18日には期末配当の増額修正も発表している。

 今期(14年3月期)も引き続き、寿製菓やシュクレイの好調が期待されるだろう。さらに今後の事業戦略として、新商品・新ブランド・新業態・新市場の開発、大型売り場の確保、新業態店含む新規出店の加速などを掲げ、健康食品も事業化する模様だ。中期的にも収益拡大が期待されるだろう。

 なお3月27日に東証2部市場への新規上場の承認を受け、4月3日からJASDAQ市場と東証2部市場の重複上場となっている。

 株価の動き(JQS)を見ると、3月に入って上げ足を速めて3月14日の1462円まで上値を伸ばした。その後は急騰後の反動もあって一旦反落したが、足元では再動意の構えを見せている。短期調整が完了し、好業績を評価して高値を窺う態勢のようだ。4月24日の終値1262円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS111円82銭で算出)は11〜12倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.4%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS601円48銭で算出)は2.1倍近辺である。

 日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発している。サポートラインを確認して強基調に回帰する形だろう。指標面に割高感はなく、好業績を評価して3月高値を試す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:33 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】巴工業は高値圏でのモミ合い煮詰まる、油井掘削関連の材料性も

狙い場・買い場 化学機械の巴工業<6309>(東1)に注目したい。株価は3月の減額修正を嫌気した売りが一巡して水準を切り上げ、2月高値を試す動きを強めている。油井掘削関連も材料視されるだろう。

 今期(13年10月期)連結業績見通しは、3月4日に減額修正して売上高が前期比0.3%増の417億円、営業利益が同12.1%減の21億50百万円、経常利益が同17.5%減の21億50百万円、純利益が同20.8%減の12億80百万円としている。機械事業では北米の油井掘削向け遠心機械の受注が遅れ、化学工業製品事業では半導体製造用セラミックス、鉄鋼用添加剤、香港の成形機販売などが低調な模様だ。ただし、円安進行メリットや世界的な設備投資回復などで、下期(13年5月〜10月)は受注改善が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、2月20日に戻り高値2130円を付けた後、今期減額修正も嫌気して一旦は1800円近辺まで調整したが、売り一巡後は強基調に回帰して徐々に水準を切り上げている。4月11日には2092円まで戻す場面があり、足元も概ね2000円台で推移している。短期調整が一巡して2月高値を窺う態勢のようだ。4月23日の終値2040円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円27銭で算出)は16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間45円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2235円59銭で算出)は0.9倍近辺である。

 2月の高値圏から一旦は反落したが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。指標面に割高感はなく、油井掘削関連も材料視されるだろう。06年6月以来の2000円台乗せで先高感を強めているだけに、上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:13 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】リユースショップのトレジャー・ファクトリーは上場来高値挑戦の構え、今期も増収増益

狙い場・買い場 リサイクルショップのトレジャー・ファクトリー<3093>(東マ)に注目したい。好業績を評価して株価は水準を切り上げる展開が続いている。利益確定売りが一巡して4月11日に付けた高値を試す動きを強めそうだ。上場直後の07年12月高値も視野に入るだろう。

 関東圏を中心に、総合リユースショップや服飾専門リユースショップを直営とFCで展開している。4月12日に発表した前期(13年2月期)の業績(非連結)は、前々期比10.8%増収、同10.2%営業増益だった。新規出店効果に加えて既存店売上高も同0.9%増と堅調だった。商品別には衣料・服飾雑貨が同22.2%増収と特に好調だった。一般顧客からの仕入れ構成比上昇なども売上総利益率改善に繋がったようだ。なお新規出店は直営7店舗、FC1店舗の合計8店舗、期末店舗数は直営62店舗、FC4店舗の合計66店舗となった。

 今期(14年2月期)見通しは、売上高が前期比15.7%増の92億40百万円、営業利益が同8.2%増の6億80百万円、経常利益が同8.2%増の6億92百万円、純利益が同1.2%増の3億76百万円としている。今期から関西エリアへの直営店の出店を開始する計画だ。リユース市場の拡大が追い風であり、出店エリア拡大と新規出店加速の効果に加えて、原価率の高い業者仕入れ抑制や値下げ販売抑制などで売上総利益率改善も期待されるだろう。配当については前期比1円増配の年間18円(期末一括)とした。

 なお月次売上動向(前年比、速報値、FC除く)を見ると、13年3月は全店が113.8%、既存店が102.5%だった。気温上昇などにより衣料・服飾雑貨が好調だった模様である。

 株価の動きを見ると、1100円近辺でのモミ合い展開だったが、3月下旬から動意付いて4月11日の1540円まで上値を伸ばした。その後は利益確定売りが優勢になって1300円近辺まで調整したが、足元では1400円台を回復して高値を窺う態勢のようだ。好業績見通しを評価する動きだろう。4月23日の終値1439円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS136円01銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS745円53銭で算出)は1.9倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。利益確定売りが一巡して目先的な過熱感が解消され、好業績を評価して高値を窺う態勢のようだ。上場直後の07年12月の高値1800円も視野に入るだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:08 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】作業関連用品販売大手のワークマン、既存店も好調に推移

狙い場・買い場 ワークマン<7564>(JQS)に注目したい。株価は3月高値後に上げ一服の形だったが、短期調整が一巡して3月高値に接近している。好業績を評価して高値を試す動きを強めるだろう。

 ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンを、FC中心に展開している。前期(13年3月期)の業績(非連結)は、新規出店効果に加えて、既存店も堅調に推移して増収増益だった模様である。

 月次売上高(FC店と直営店の店舗売上高の合計、前年比、速報値)を見ると、13年3月は全店が101.2%、既存店が98.9%だった。3月は気温上昇で作業服などが堅調だったが、降水量が前年より少なく雨具類が伸び悩んだ模様だ。ただし12年4月〜13年3月累計は全店が104.8%、既存店が102.4%だった。累計ベースで見れば好調に推移した模様だ。

 今期(14年3月期)についても、新規出店、店舗のスクラップ&ビルド、PB商品強化などの効果で好業績が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、好業績を評価する形で3月中旬に動意付き、3月25日には3180円まで上値を伸ばして07年1月と2月の高値3100円を突破した。その後は上げ一服の形となり2600円台まで調整する場面があったが、切り返して足元では3000円近辺に戻している。利益確定売りが一巡して3月高値を窺う態勢のようだ。4月23日の終値3025円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS241円15銭で算出)は12〜13倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間65円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS1571円97銭で算出)は1.9倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調を維持している。07年1月と2月の3100円を突破して先高感を強めているだけに、好業績を評価する形で上値を追う展開が期待されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】ゲームカード・ジョイコHDはカジノ関連で有望、足元業績も堅調

狙い場・買い場 遊戯機器関連のゲームカード・ジョイコホールディンス<6249>(JQS)に注目したい。株価は短期調整が一巡して再動意の構えを見せている。日本でのカジノの合法化を議論する超党派議員グループ「国際観光産業振興議員連盟」が24日の総会で、今秋の臨時国会に議員立法で法案を提出して早期成立を目指すことで一致したと伝えられており、カジノ関連としても注目されそうだ。

 前期(13年3月期)連結業績は減収減益見込みだが、パチンコ向けカードユニット各台計数タイプ関連機器が好調で、パチスロ向けメダル貸機の販売も期初計画を上回った模様であり、再増額の可能性もあるだろう。今期(14年3月期)については、パチンコ向けカードユニット各台計数タイプ関連機器の好調に加えて、パチスロ向け各台計数システム関連の需要増加も期待され、好業績が予想される。なお前期決算発表は5月10日の予定である。

 株価の動きを見ると、3月11日の高値1678円から一旦反落して4月2日の1400円まで調整したが、足元では1500円台に戻している。短期調整が一巡した模様であり、今期業績に対する期待感を強めて再動意の態勢だろう。4月24日の終値1565円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS98円16銭で算出)は16倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間60円で算出)は3.8%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS2881円68銭で算出)は0.5倍近辺である。

 日足チャートで見ると、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形であり、強基調へ回帰する動きだろう。指標面で見れば依然として低PBRであり、今期好業績見通しやカジノ関連なども支援材料だろう。3月高値を試す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:56 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】大和小田急建設に出番、PBR0.4倍で割安、急伸後の調整十分

狙い場・買い場 中堅ゼネコンの大和小田急建設<1834>(東1)に注目したい。株価は調整一巡して出直り態勢のようだ。市場全体に公共投資増加の恩恵を受ける建設関連を物色する動きを強めてきたこともあり、1月高値を目指す動きとなりそうだ。

 前期(13年3月期)連結業績は販売用不動産の売却時期遅れ、人件費や資材価格の上昇による工事採算悪化、資機材関連の評価損計上を主因に減額修正して最終赤字の模様だ。しかし大和ハウス工業<1925>や小田急電鉄<9007>の案件を中心に手持ち工事は増加している模様だ。今期(14年3月期)は公共投資増加に伴う老朽化インフラの補修・更新工事、建物や鉄道設備関連の耐震化工事が本格化することが予想され、前期の特殊要因も一巡するため収益改善が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、1月10日に戻り高値258円を付けた後、急騰の反動もあって調整局面となった。前期減額修正も嫌気されて2月には190円台まで調整した。ただし足元では220円台まで戻している。調整一巡して出直り態勢のようだ。4月23日の終値225円を指標面で見ると、前期推定配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS521円84銭で算出)は0.4倍近辺である。

 日足チャートで見ると、25日移動平均線を回復して徐々に水準を切り上げている。また週足チャートで見ると、4月2日の急落も26週移動平均線が支える形となって長い下ヒゲを付けた。サポートラインを確認して出直る形だろう。公共投資増加の恩恵が本格化する今期業績に対する期待感があり、高値圏へ回帰して1月高値を試す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:50 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】神鋼商事は鉄鋼、非鉄、機械に明るさ、指標すべて割安

狙い場・買い場 鉄鋼・非鉄金属・機械関連商社の神鋼商事<8075>(東1)に注目したい。株価は短期調整が一巡し、今期(14年3月期)収益改善に対する期待感で3月高値を試す動きを強めそうだ。出遅れ銘柄としても注目され、12年3月以来の200円台は射程圏だろう。

 前期(13年3月期)連結業績は、世界的な景気低迷の影響を受けて鉄鋼、鉄鋼原料、非鉄金属、溶接材料などの需要が低調だった。純利益については固定資産減損損失や過年度法人税も影響した模様だ。ただし機械・情報関連は堅調な模様であり、今期については世界的な景気回復や円安進行メリットで需要増加や市況改善が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、短期調整を挟みながら水準を切り上げる展開だ。3月19日の戻り高値199円から一旦反落して4月2日に168円まで調整する場面があったが、足元では190円近辺に戻している。今期業績に対する期待感を強めて3月高値を窺う態勢のようだ。4月24日の終値189円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS25円97銭で算出)は7〜8倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3.2%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS300円70銭で算出)は0.6倍近辺である。

 日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると、4月2日の急落は下ヒゲを付けて26週移動平均線が支え、足元では13週移動平均線を回復している。短期調整が一巡して強基調に回帰する形だろう。指標面には割安感があり、今期業績に対する期待感で高値を試す動きを強めそうだ。12年3月の209円は射程圏だろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:42 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】マーベラスAQLは調整一巡、再騰開始、オンライン事業絶好調

狙い場・買い場 オンラインゲーム開発などを展開するマーベラスAQL<7844>(東1)に注目したい。株価は短期調整が一巡し、3月高値を試す動きを強めている。

 11年10月にマーベラスエンターテイメント、AQインタラクティブ、ライブウェアの3社が合併し、オンライン事業(オンラインゲーム開発)、コンシューマ事業(家庭用ゲーム機向けゲームソフト開発など)、音楽映像事業(アニメ映像商品、ミュージカル公演など)を展開している。

 前期(13年3月期)連結業績は、オンライン事業の一部タイトルのサービス開始が遅れたが、オンライン事業の主力タイトル「ブラウザ三国志」が牽引し、コンシューマ事業のニンテンドー3DS向けソフトや、ポケモン事業の新型マシン「ポケモントレッタ」なども寄与して大幅営業増益の模様だ。なお前期の決算発表は5月13日の予定である。

 今期(14年3月期)については、12年11月リリースの「閃乱カグラ」シリーズ初のソーシャルゲーム、13年2月リリースの「ブラウザプロ野球NEXT」なども通期寄与して好業績が期待されるだろう。4月1日には、米国子会社が米社からオンラインゲーム事業を事業譲渡によって取得(3月31日付)したと発表している。海外でのオンラインゲーム事業を強化する模様であり、今期収益への寄与が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、3月13日に6万8500円まで上昇した後、目先的な過熱感を強めたこともあり上げ一服の形となった。しかし5万円割れ水準で短期調整が完了し、足元では5万円台後半まで戻している。4月18日には6万4500円まで戻す場面もあった。今期業績に対する期待感を強める動きだろう。4月23日の終値5万7000円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS3273円78銭で算出)は17〜18倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間1000円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS1万7028円50銭で算出)は3.3倍近辺である。

 日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発した。過熱感が解消し、サポートラインを確認して強基調に回帰した形だろう。指標面に割高感はなく、今期好業績期待で上値を試す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:35 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】老朽化インフラ補修が追い風のカナモト、好業績継続

狙い場・買い場 建設機械レンタル大手のカナモト<9678>(東1)に注目したい。老朽化インフラの補修・更新関連工事など公共投資増加を追い風として好業績が予想され、株価は短期的な過熱感が解消されて上値追いの展開となっている。

 今期(13年10月期)連結業績見通しは、売上高が前期比15.1%増の991億50百万円、営業利益が同10.7%増の71億20百万円、経常利益が同9.7%増の65億10百万円、純利益が同10.8%減の31億90百万円としている。純利益については負ののれん発生益一巡が影響するが、震災関連の復旧・復興・瓦礫処理・除染工事、北海道新幹線関連工事、首都圏の防災・減災関連工事など、12年度大型補正予算と13年度予算での公共投資増加が追い風となる。子会社化したユナイト(道路用建設機械レンタル・道路工事)や、関東以西への営業拠点新設も寄与する見込みだ。

 通期予想に対する第1四半期(12年11月〜13年1月)の進捗率は、売上高が28.9%、営業利益が54.5%、経常利益が59.2%、純利益が67.4%と高水準であり、早くも通期増額の可能性が高まっている。

 株価の動きを見ると右肩上がりの展開が続き、第1四半期の高進捗率も評価して上げ足を加速した。急騰後に上げ一服となる場面もあったが、足元では水準を切り上げて4月22日に2288円まで上値を伸ばしている。今期増額修正に対する期待感を強める動きだろう。4月24日の終値2207円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円16銭で算出)は23倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は0.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1221円56銭で算出)は1.8倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。3月の動意後に上げ一服となったことで目先的な過熱感も解消されたようだ。今期増額修正の可能性が高いだけに、上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展示)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:28 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】国際計測器は高値更新直前、自動車向け好調で上げ足速めそう

狙い場・買い場 バランシングマシンの国際計測器<7722>(JQS)に注目したい。株価は短期調整が一巡して3月高値に接近している。自動車メーカーの生産台数増加や業績改善に伴って設備投資回復が期待されるだけに、高値を試す動きを強めるだろう。

 自動車タイヤメーカー向けバランシングマシンを主力として、振動試験装置なども展開している。前期(13年3月期)連結業績は、中国のタイヤメーカーの設備投資一巡などで減収だった模様だ。しかし今期(14年3月期)については、北米自動車市場の好調、日系自動車メーカーの生産台数増加や業績改善などで、バランシングマシンの需要回復が期待されるだろう。シャフト歪自動矯正機や電気サーボモータ式振動試験機も堅調に推移し、動電型振動試験機のエミックとの業務提携効果も期待される。円安進行メリットも寄与して好業績が期待されるだろう。なお前期の決算発表は5月15日の予定である。

 株価の動きを見ると、3月21日の戻り高値717円から反落して4月3日の632円まで調整した。しかし反発して足元では700円台を回復し、3月高値に接近している。今期の好業績を期待する動きだろう。4月23日の終値709円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS44円24銭で算出)は16倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は4.2%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS444円36銭で算出)は1.6倍近辺である。

 日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復して上伸し、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発した。サポートラインを確認して強基調に回帰した形だろう。3月の高値717円、さらに12年4月の719円を試す動きを強めそうだ。これを突破すれば12年3月の767円も射程圏だろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23 | 注目銘柄
2013年04月24日

【狙い場・買い場】住友大阪は高値期日最終迫り決算発表を先取り下げ過ぎ訂正余地

狙い場・買い場 住友大阪セメント<5232>(東1)は、目下集計中の前2013年3月期業績が、第2四半期(2Q)累計業績を含めて2回も上方修正され、6期ぶり過去最高純利益に顔合わせする好実態からは、明らかに下げ過ぎである。この低株価評価は、信用買い残が、1235万株と積み上がり重石となっているためだが、この昨年12月の323円の高値期日が5カ月目と最終段階となっていることから、5月14日発表の3月期決算発表で好実態を再確認、出直る展開が有力である。下値での逆張り余地を示唆している。

 同社の前3月期業績は、昨年10月に2Q累計業績、11月に3月通期業績をそれぞれ上方修正、通期純利益は、60億円(前々期比64%増)と大幅に続伸して、2007年3月期の過去最高(60億円)に肩を並べる。セメント業界の国内需要が、東日本大震災の復興資材の拡大で2Qに前年同期比5.2%増の2134万トンと伸び、輸出分を含めた総販売数量が、同4.1%増の2599万トンとなり、この経営環境下で同社がグループ挙げてのコスト削減や事業拡大に取り組んだことが上方修正につながった。

 株価は、この相次ぐ上方修正で327円高値まで買い進まれたが、復興需要が本格化した年明け後は、2月開示の前期第3四半期業績がV字回復して3月通期業績対比で高利益進捗率を示したにもかかわらず、織り込み済みとして逆に年初来安値246円まで調整した。復興需要関連の本命株として期待をそれだけ高め、信用買い残が積み上がったことが響いたものである。

 この信用の高値期日は、今年6月に最終を迎えこの整理が本格化するのが5カ月目となるのが通例であり、5月の3月期決算発表で、前期業績の上ぶれ着地、今期業績の続伸の好実態が再認識され上値トライとなれば、買い残が一気に解消、回転が効く展開も有力となる。PERは19倍台と割安感は小さいが、PBRは0.9倍と割り負けており、高値奪回へ下げ過ぎ訂正をサポートしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:35 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】共同印刷は都内に広い土地保有、業績も堅調

狙い場・買い場 共同印刷<7914>(東1)に、注目したい。G20で日銀による金融緩和策が評価を得たとの見方から、東証1部市場では、よみうりランドや東京都競馬が連日の年初来高値更新と上値を伸ばしており、東京都内に土地を保有している他の銘柄にも物色の範囲が広がると予想されることから、共同印刷は見直されると期待される。

 同社は、主な土地として、東京都文京区の小石川工場20,821平方メートル、同本社1,521平方メートル、子会社の共同物流が文京区本社のほか関東地区の10営業所を含め8,962平方メートルなど保有しており、再度、市場の関心が向くと予想される。

 足元の業績、13年3月期売上高は1020億円(前の期比5.1%増)、営業利益は23億円(同19.0%増)、経常利益は28億円(同10.5%増)、純利益は14億円(同6.1%増)を見込んでいる。続く14年3月期増収増益が観測されており、5月10に発表が予定される13年3月期決算に期待が持てる。

 株価は、4月11日に年初来の高値419円と買われた後、高値圏で底堅い動きとなっている。全国10種類の交通系ICカードの相互利用サービスが3月23日から始まり、新しい交通系ICカード新時代の幕開けとも云われており、ソニーが開発した非接触ICカード技術方式「FeliCa」を搭載したマルチアプリケーションカードを手がけ、JR東日本の「SUICA」を引き受けている共同印刷は、注目度が高い。バリュエーション的にもPBR0.70倍と割り負け、配当利回り2.1%とソコソコあり、見直し余地が広がることから、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】ピックルスコーポレーションは野菜高騰で前期小幅減益も今期2ケタ増益、PER6〜7倍

狙い場・買い場 漬物最大手のピックルスコーポレーション<2925>(JQS)に注目したい。株価は足元で上げ足を速め、11年12月の高値を一気に突破した。指標面の割安感も強いだけに、一段高の可能性があるだろう。

 4月15日に発表した前期(13年2月期)連結業績は、売上高が前々期比11.5%増ながら、営業利益が同6.8%減、経常利益が同8.6%減、純利益が同3.5%減だった。主力の「ご飯がススムキムチ」などキムチ製品、浅漬、惣菜の販売が好調で2桁増収だった。しかし天候不順による野菜価格の高騰や、広島新工場の準備費用負担などで減益だった。

 今期(14年2月期)連結業績見通しについては売上高が前期比4.6%増の251億80百万円、営業利益が同11.2%増の10億18百万円、経常利益が同10.7%増の10億79百万円、純利益が同9.1%増の6億23百万円としている。主力のキムチ製品のブランド力が向上していることに加えて、5月1日から発売する「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など積極的な新製品投入効果も寄与して好調な推移が予想される。また広島工場が稼働して中国・四国地方での拡販を進めるとともに、コスト面では契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進する模様だ。

 株価の動きを見ると水準を切り上げる展開が続き、足元では今期の好業績見通しを評価して上げ足を速めている。4月23日には676円まで上値を伸ばして11年12月の高値670円を一気に上抜いた。4月23日の終値660円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円43銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.6倍近辺である。

 目先的には過熱感が意識される可能性もあるが、11年12月の高値670円を上抜いたことで先高感を強めている。指標面では依然として低PER、低PBRで割安感が強いだけに、上昇トレンドを継続して一段高の可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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