[注目銘柄]の記事一覧
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記事一覧 (11/18)【注目銘柄】南陽は業績上方修正と増配を手掛かりに割安株買いが再燃余地
記事一覧 (11/17)【注目銘柄】タスキは連続の最高純益・増配に株式分割が追撃材料になって人気化
記事一覧 (11/16)【注目銘柄】ヒビノは黒転幅拡大の業績修正を見直し下げ過ぎ是正買い再燃へ
記事一覧 (11/12)【注目銘柄】石塚硝子は下期業績悪、S市場選択の二重苦で大幅続落も悪目買い一考余地
記事一覧 (11/11)【注目銘柄】イチネンホールディングスは業績上方修正・増配を見直し割安株買いへ
記事一覧 (11/04)【注目銘柄】IDOMは15期ぶり最高純益更新幅拡大を見直し下げ過ぎ訂正買いへ
記事一覧 (10/21)【注目銘柄】モリトは業績上方修正と期末配当の増配を見直し下げ過ぎ修正
記事一覧 (10/20)【注目銘柄】エランは2Q上ぶれ着地業績を見直して下げ過ぎ修正に期待
記事一覧 (10/19)【注目銘柄】新光商事は業績上方修正と増配のダブル効果を期待し押し目買い交錯
記事一覧 (10/17)【注目銘柄】川口化学は3Q高利益進捗業績と期末配当増配を見直して下値抵抗感
記事一覧 (10/13)【注目銘柄】新光電工は最高純益更新の業績上方修正と成長投資を手掛かりに押し目買い交錯
記事一覧 (10/09)【注目銘柄】ニッセイは業績再上方修正・V字回復を見直し仕切り直しの打診買いも一法
記事一覧 (10/07)【注目銘柄】ホソカワミクロンは分割落ち後安値水準から反発、業績上方修正を見直し売られ過ぎ修正
記事一覧 (10/06)【注目銘柄】中本パックスはファンダメンタルズ的にもテクニカル的にも売られ過ぎとして買い材料視
記事一覧 (10/03)【注目銘柄】積水ハウスは2期ぶり最高純益更新の業績上方修正と連続増配拡大を見直し
記事一覧 (09/19)【注目銘柄】アールプランナーは業績上方修正を手掛かりに割安直近IPO株買いへ
記事一覧 (09/16)【注目銘柄】東和ハイシスは続落も最高純益更新の業績再上方修正・増配拡大は押し目買い妙味示唆
記事一覧 (09/15)【注目銘柄】リバーホールディングスはIPO統合会社のシナジー効果先取りのラストチャンス
記事一覧 (09/14)【注目銘柄】エンバイオ・ホールディングスは業績上方修正とグリーン電力会社設立を材料視
記事一覧 (09/12)【注目銘柄】日本伸銅は8期ぶりの最高純益に肉薄、業績上方修正を手掛かりに高値奪回へ
2021年11月18日

【注目銘柄】南陽は業績上方修正と増配を手掛かりに割安株買いが再燃余地

 南陽<7417>(東1)は、75日線水準で一進一退を続けており、商いも薄く様子見ムードが強い。ただ同社株は、今年10月18日に今2022年3月期の上方修正と年間配当の連続増配を発表しており、割安株買いの再燃を期待して押し目買いも一考余地がありそうだ。テクニカル的にも25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現しており、もみ合い上放れをサポートする展開も想定される。

■レンタル機械の稼働率が向上し半導体製造装置も復調

 同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げを10億円、営業利益を2億5000万円、経常利益を3億円、純利益を2億円それぞれ引き上げ、売り上げ350億円(前期比8.0%増)、営業利益23億5000万円(同26.2%増)、経常利益25億円(同22.1%増)、純利益16億円(同20.3%増)と見込み、前期からの増収増益転換率を拡大させる。建設機械事業では、熊本地方の昨年の豪雨被害の復旧工事が本格化してレンタル機械の稼働率が向上し、産業機器事業では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の沈静化で半導体やロボット関連などの一部市場が回復に転じ、新製品の営業活動を積極推進していることなどが要因となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:31 | 注目銘柄
2021年11月17日

【注目銘柄】タスキは連続の最高純益・増配に株式分割が追撃材料になって人気化

 タスキ<2987>(東マ)は17日、130円高の3160円と続伸し人気化した。同社株は、今年11月8日に発表した今2022年9月期業績が、連続の過去最高と見込み、配当も連続増配を予定していることを歓迎してストップ高したが、さらに11月15日には株式分割を発表、追撃材料となって割安東マ株買いが増勢となった。同社の年間配当利回りは、前日16日の株価急伸にもかかわらず、東マ市場の配当利回りランキングで第13位、低PER株ランキングでも第56位にランクされており、なお上値余地大として期待を高めている。

■投資用レジデンス事業が続伸し不動産DXでも新サービス展開

 株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げ、同社株式の流動性を向上させ投資家層の拡大を図ることを目的にしており、12月9日を基準日に1株を2株に分割する。今9月期配当は、35%以上の配当性向を目標とする配当政策に基づき年間52円(前々期実績26円)へ大幅増配した前期に続き、56円と連続増配を予定し、株式分割権利落ち後は28円となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:07 | 注目銘柄
2021年11月16日

【注目銘柄】ヒビノは黒転幅拡大の業績修正を見直し下げ過ぎ是正買い再燃へ

■音楽ライブ、スポーツなど大規模イベント条件付き人数制限解除を検討

 ヒビノ<2469>(JQS)は、今年10月27日に発表した今2022年3月期業績の上方修正を見直し、黒字転換幅が拡大し同時に上方修正された第2四半期(2021年4月〜9月期、2Q)累計業績が、その通期予想業績対比で高利益進捗率を示したことを手掛かりに下げ過ぎ修正買いが再燃している。新型コロナウイルス感染症の新規感染者の減少とともに、音楽ライブ、スポーツなどの大規模イベントの条件付きながら人数制限解除が検討されており、年末年始のコンサートやイベント開催のシーズン入りとなることも、支援材料として期待を強めている。

■同じく上方修正の2Q純利益は通期予想対比で95%超も進捗

 同社の今3月期業績は、売り上げを期初予想通りの450億円(前期比47.5%増)と据え置いたが、営業利益を4億5000万円、経常利益を7億円、純利益を5億円それぞれ引き上げ、営業利益19億5000万円(前期は40億7300万円の赤字)、経常利益22億円(同26億3600万円の赤字)、純利益14億円(同24億2300万円の赤字)と黒字転換幅の拡大を見込んでいる。コンサート・イベントサービス事業では、東京オリンピック・パラリンピック関連事業が計画通りに推移し、建築音響・施工事業では大型案件が集中し順調に工事が進捗、一部休業による助成金収入があったことなどが寄与する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:36 | 注目銘柄
2021年11月12日

【注目銘柄】石塚硝子は下期業績悪、S市場選択の二重苦で大幅続落も悪目買い一考余地

 石塚硝子<5204>(東1)は11月12日、8営業日続落となっている。同社株は、今年10月25日に今2022年3月期業績を上方修正し、純利益が、大幅黒字転換して4期ぶりに過去最高を更新するが、第2四半期(2Q)までの上半期に比べ第3四半期(3Q)以降の下半期業績が大きく悪化すると見込んでおり、さらに来年4月スタートの東証の市場再編では、スタンダード(S)市場を選択すると発表、東証第1部から格下げとなることが二重苦となった。株価は、年初来高値2515円からこの日の安値2061円まで454円安と下げ一方で75日移動平均線をも下回ったが、PERは3倍台、PBRも0.37倍と下げ過ぎを示唆している。悪目買いも一考余地がありそうだ。

■原油・諸資材価格高騰が響くが通期純利益は4期ぶりに過去最高

 同社の今2022年3月期業績は、売り上げは期初予想通りの700億円(前期比7.8%増)としたが、営業利益を4億円、経常利益を6億円、純利益を5億円それぞれ引き上げ、営業利益25億円(前期比2.93倍)、経常利益25億円(同2.16倍)、純利益22億円(前期は30億2300万円の赤字)とV字回復を鮮明にする。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の沈静化とともに市況が復調し、産業器材事業の今期2Q累計の売り上げが、調理用トッププレートの受注増を中心に前年同期比34%増となったのを筆頭に、ガラスびん事業、ハウスウェア事業、紙容器事業など全セグメントの売り上げが増加し稼働率が向上したことが寄与する。純利益は、前期にガラスびん事業の生産体制を2工場から1工場に集約、生産撤退となる姫路工場の固定資産に計上した減損損失36億4800万円が一巡し、今期は、東京の営業拠点売却の特別利益7億8500万円を計上することで大幅黒字転換し、4期ぶりに過去最高(16億6700万円・2018年3月期)を更新する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:16 | 注目銘柄
2021年11月11日

【注目銘柄】イチネンホールディングスは業績上方修正・増配を見直し割安株買いへ

 イチネンホールディングス<9619>(東1)は、3月19日につけた年初来高値1467円を意識する動きとなっている。同社株は、今年10月28日に今2022年3月期業績の上方修正を発表しており、純利益が、過去最高に急接近し市場コンセンサスを上回ることや配当も増配を予定していることを見直し割安修正買いが再燃した。テクニカル的にも、5日移動平均線が25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、この2年来の上値のカベとなっている1400円台を突き抜けるとの期待も高めている。

■自動車リースの契約台数が続伸し中古車販売単価も上昇

 同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げを13億5000万円、営業利益を10億円、経常利益を10億2000万円、純利益を6億7000万円それぞれ引き上げ、売り上げ1183億5000万円(前期比5.1%増)、営業利益80億円(同6.4%増)、経常利益80億2000万円(同6.7%増)、純利益51億円(同69.6%増)と見込み、期初の減益予想が増益転換する。主力の自動車リ−ス事業では、比較的競合の少ない地方市場や中小口規模の企業をメーンターゲットとしているため契約台数が続伸し、リース満了の中古車の販売単価が上昇するとともに、メンテナンス受託契約台数が堅調に伸び、ケミカル事業でも燃料添加剤、石炭添加剤が順調に推移していることなどが寄与する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:29 | 注目銘柄
2021年11月04日

【注目銘柄】IDOMは15期ぶり最高純益更新幅拡大を見直し下げ過ぎ訂正買いへ

 IDOM<7599>(東1)は、今2022年2月期純利益が、すでに2回も上方修正され2007年2月期の過去最高(65億6600万円)を15期ぶりに更新する更新幅を拡大することを見直し下げ過ぎ訂正買いが続いた。テクニカル的にも、5日移動平均線が25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現しており、底値圏でやや信用買い残が積み上がるなか、一段の戻りを試す展開となっている。

■国内中古車販売は過去最高で資源景気の豪州新車販売も好調

 同社の今2月期業績は、今年7月に第2四半期(2021年3月〜8月期、2Q)累計業績と2月通期業績の1回目の上方修正をしたあと、その2Q累計決算発表時の10月に今期通期の純利益のみ2回目の上方修正をした。1回目の上方修正は、国内では新型コロナウイルス感染症の感染拡大のなか自動車メーカーが、サプライチェーン問題で減産を余儀なくされ納車に時間を要しているなか即時納車可能な中古車需要が高まり、同社が新規オープンした大型中古車チェーン店のフル稼働も寄与して小売台数が過去最高を更新し、オーストラリアでの新車販売も、鉄鉱石価格の上昇などの資源景気を背景し好調に推移し、豪ドルの円安メリットも上乗せになったことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:00 | 注目銘柄
2021年10月21日

【注目銘柄】モリトは業績上方修正と期末配当の増配を見直し下げ過ぎ修正

 モリト<9837>(東1)は、前日20日に15円高の695円と急反発して引け、このところ上値抵抗線となっていた25日移動平均線を上抜けた。今年10月14日に発表した今2021年11月期業績の上方修正と期末配当の増配を見直し下げ過ぎ修正買いが再燃した。来年4月の東証の市場区分再編では、最上位のプレミアム(P)市場の上場基準に一部不適合となっているが、適合計画を作成・提出し経過措置としてP市場上場を目指しており、株主還元策など株高政策に拍車が掛かると期待され追加の買い材料視されている。

■自動車内装部品が続伸しスケートボード関連商品も好調

 同社の今11月期業績は、売り上げを期初予想通りの430億円(前期比5.6%増)としたが、営業利益は期初予想より2億5000万円、経常利益は4億円、純利益は3億5000万円それぞれ引き上げ、営業利益15億5000万円(同81.0%増)、経常利益17億円(同83.2%増)、純利益10億5000万円(同2.23倍)とV字回復幅を拡大させる。服飾関連資材ではカジュアルウェア・スポーツ衣料やレジャー関連製品の付属品の売り上げが増加し、生活資材関連では日本、欧州で自動車内装部品やサーフィン・スケートボード関連商品の売り上げが続伸、利益率向上を重視し不採算品を見直し、外部委託倉庫を自社倉庫へ在庫移送し物流費を削減したことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:38 | 注目銘柄
2021年10月20日

【注目銘柄】エランは2Q上ぶれ着地業績を見直して下げ過ぎ修正に期待

 エラン<6099>(東1)は、19日に37円高の1249円と急反発、20日は1272円まで上げて三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。同社株は、今年11月11日に今2021年12月期第3四半期(2021年1月〜9月期、3Q)決算の発表を予定しており、今年8月12日に発表した今2021年12月期第2四半期(2021年1月〜6月期、2Q)累計業績が、今年5月13日に開示した上方修正値を上ぶれ連続増収増益率を伸ばして着地したことを見直し業績期待を強め下げ過ぎ修正買いが再燃した。新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言は全面解除されたが、同社の主力商品の「CS(ケア・サービス)セット」の未導入病院から感染予防のために導入の検討が始まっているとみられ、業績再上ぶれ材料として注目されている。

■CSセットの新規導入施設数が拡大し月間利用者数も続伸

 「CSセット」は、「手ぶらで入院」、「手ぶらで退院」をセールストークに入院生活に不可欠な病衣、タオル、身の回り品を安価に提供するサービスで、今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大でも入院患者の家族が面会できないケースがほとんどだったことから病院、介護施設での導入が進んだ。2Q末の契約施設数は、新規契約147件、解約件数41件の純増106件で1720施設と拡大、このうち病院契約数(50床以上)は1135施設、老健・介護医療施設(同)は272施設となり、月間利用者数は、昨年12月末比1万9945名増の30万3500人と続伸した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:18 | 注目銘柄
2021年10月19日

【注目銘柄】新光商事は業績上方修正と増配のダブル効果を期待し押し目買い交錯

 新光商事<8141>(東1)は、10月13日に発表した今2022年3月期業績の上方修正と増配のダブル効果による割安修正を期待して押し目買いが交錯した。テクニカル的にも5日移動平均線が、25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を強く示唆しており、買い手掛かりとなっている。

■半導体、電子部品の売り上げが大きく伸び総還元性向は100.5%

 同社の今2022年3月期業績は、期初予想より売り上げを200億円、営業利益、経常利益を各10億円、純利益を4億4000万円引き上げ、売り上げ1300億円(前期比26.3%増)、営業利益26億円(同68.5%増)、経常利益26億円(同66.5%増)、純利益17億円(同35.4%増)と見込み、大きく増収増益転換する。電子部品商社として産業機器向け、自動車電装向けが回復して好調に推移しており、今期第1四半期(2021年4月〜6月期、1Q)に半導体の売り上げが前年同期比61.0%増、電子部品が同48.3%増、アッセンブリ事業やソフトウエア受託開発なども順調に推移したことなどが要因となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:01 | 注目銘柄
2021年10月17日

【注目銘柄】川口化学は3Q高利益進捗業績と期末配当増配を見直して下値抵抗感

■S市場上場を目指すと表明

 川口化学工業<4361>(東2)は、下ヒゲでは上向きの75日移動平均線を確認して下値抵抗感も示し、売られ過ぎ訂正買いが交錯している。今年10月4日に開示した今2021年11月期第3四半期(2020年12月〜2021年5月期、3Q)業績が、今年5月に再上方修正された今11月期通期予想業績に対して高利益進捗率を示し、期末配当を増配したことを見直し手掛かりとなっている。来年4月にスタートする東証の市場区分変更に関して、スタンダード(S)市場の上場基準に一部不適合となったが、それでもS市場上場を目指すと表明したことも、株高政策に拍車がかかるとして思惑材料視されている。

■タイヤ用薬品がV字回復し3Qの利益進捗率は98〜99%

 同社の今11月期3Q業績は、売り上げ57億6300万円(前年同期比20.7%増)、営業利益3億4600万円(同6.62倍)、経常利益3億4800万円(同7.58倍)、純利益2億5900万円(同7.68倍)とV字回復して着地した。化学薬品工業事業で、半導体不足で世界的に自動車生産が減少するなか3Qまでは影響が及ばずタイヤ用薬品の売り上げが前年同期比32.8%増と急回復したことなどから売り上げが同20.8%増、セグメント利益が3億2300万円(前年同期は2900万円)とV字回復したことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:41 | 注目銘柄
2021年10月13日

【注目銘柄】新光電工は最高純益更新の業績上方修正と成長投資を手掛かりに押し目買い交錯

 新光電気工業<6967>(東1)は、日経平均株価が下げ幅を拡大させたことから、同社株にも目先の利益を確定する売り物が出ている。ただ反落幅は限定的で、今年7月29日に発表した今2022年3月期業績の上方修正を見直し、純利益が15年ぶりに過去最高を更新する更新幅が拡大することを手掛かりに押し目買いが交錯している。さらに今年10月4日には、1580億円を投資して新工場と新生産ラインを建設する成長投資を発表しており、業績成長性を高めるとして期待も高め買い材料視されている。

■最先端パッケージが大きく続伸し半導体製造装置用の基幹部品も好調

 同社の今2022年3月期業績は、第1四半期決算発表の今年7月に今期第2四半期(2021年4月〜9月期、2Q)累計業績と通期業績が合わせて上方修正された。このうち今3月期通期業績は、期初予想より売り上げを147億円、営業利益を72億円、経常利益を58億円、純利益を36億円それぞれ引き上げ、売り上げ2420億円(前期比28.9%増)、営業利益406億円(同74.0%増)、経常利益395億円(同49.0%増)、純利益269億円(同49.3%増)と見込み、純利益は、過去最高の192億2500万円(2007年3月期)を大幅に更新する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:47 | 注目銘柄
2021年10月09日

【注目銘柄】ニッセイは業績再上方修正・V字回復を見直し仕切り直しの打診買いも一法

 ニッセイ<6271>(東2)は、今年9月27日に今2022年3月期業績の2回目の上方修正と増配を発表し、株価は、窓を開けてストップ高を交えて年初来高値1360円まで32%高と急伸し、ほぼ往って来いとなったが、ストップ高で開けた窓を埋め一時1033円と小戻す場面もあり、続落幅は小幅にとどまった。再上方修正された今期業績は、V字回復見通しにあり、安値場面は仕切り直しの打診買いも一法となりそうだ。10月1日に公表された日銀短観で、大企業全産業の設備投資計画が10.1%増と市場予想を上回ったことも、設備投資関連株人気の再燃に追い風となりそうだ。

■減速機は海外向け中心に続伸し歯車はロボット向けに好調

 同社の今3月期業績は、今年8月の第1四半期(2021年4月〜6月期、1Q)決算発表時に上方修正されたが、同修正値をさらに9月に再上方修正した。8月増額値より売り上げを6億円、営業利益、経常利益を各3億5000万円、純利益を2億8000万円引き上げたもので、売り上げ191億円(前期比22.8%増)、営業利益12億5000万円(同5.48倍)、経常利益13億5000万円(同3.53倍)、純利益10億円(同3.47倍)と見込み、売り上げは増収転換し、営業利益と経常利益が大幅続伸し、純利益はV字回復する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:57 | 注目銘柄
2021年10月07日

【注目銘柄】ホソカワミクロンは分割落ち後安値水準から反発、業績上方修正を見直し売られ過ぎ修正

 ホソカワミクロン<6277>(東1)は、前日6日に10月5日につけた株式分割の権利落ち安値から底上げするとともに、9月29日につけた権利落ち高値3600円を再び意識する動きを強めた。今年8月6日に目下集計中の2021年9月期の上方修正を発表し、期初の連続減益予想が増益転換することを見直し、割安株買いが再燃した。テクニカル的にも、25日移動平均線から8%超も下方かい離しており、売られ過ぎとの評価を高めている。

■2次電池向け粉体装置などの受注高、受注残高が期初予想を上回り好調

 同社は、今年5月に2021年9月期第2四半期(2020年10月〜2021年3月期、2Q)累計業績を上方修正したあと、第3四半期(2020年10月〜2021年6月期、3Q)決算発表時に今度は9月期通期業績を上方修正した。このうち通期業績は、売り上げを期初予想より50億円、営業利益、経常利益を各16億円、純利益を11億円引き上げ、売り上げ580億円(前期比8.4%増)、営業利益56億円(同16.9%増)、経常利益56億円(同11.8%増)、純利益38億円(同14.5%増)と増収増益転換を見込んだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:53 | 注目銘柄
2021年10月06日

【注目銘柄】中本パックスはファンダメンタルズ的にもテクニカル的にも売られ過ぎとして買い材料視

■連続最高純益更新の業績上方修正を手掛かりに押し目買い交錯

 中本パックス<7811>(東1)は、日経平均株価が続落した間の下落幅が2400円超となりフシ目の2万8000円台を割ったことが響き、9月17日に年初来高値1975円をつけた同社株にも目先の利益を確定する売り物が増勢となっていた。ただ、下値には押し目買いも交錯している。今年9月29日に発表した今2022年2月期業績の上方修正で、純利益が、期初の減益転換予想が増益に変わって前期の過去最高を連続更新し、株価は25日移動平均線から6%超とマイナスかい離したものの下ヒゲで75日移動平均線にタッチして戻しており、ファンダメンタルズ的にもテクニカル的にも売られ過ぎとして買い材料視されている。

■中食・内食向け包材と電子部品向けフィルムが堅調に推移

 同社の今期純利益は、前期に持分法適用会社を連結子会社化し、負ののれん発生益2億2700万円を特別利益に計上する特殊要因が一巡することから期初に11億3300万円(前期比13.8%減)と減益転換を見込んでいた。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のために緊急事態宣言が発出されるなか、食品関連では中食・内食需要の高まりで冷凍食品、乳製品のスーパー向けの包材やテイクアウト・デリバリーの容器、トレーなどが堅調に推移し、IT・工業材関連でも、電子部品の製造工程向けのフィルムやパッケージの需要が5G関連や車の電装化向けに増加し、生産効率化による原価低減効果も上乗せとなったことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:47 | 注目銘柄
2021年10月03日

【注目銘柄】積水ハウスは2期ぶり最高純益更新の業績上方修正と連続増配拡大を見直し

 積水ハウス<1928>(東1)は、日経平均株価が続落したことから同社株にも目先の利益を確定する売り物が続いた。ただ下落幅は小幅で、今年9月9日に発表した今2022年1月期業績の上方修正による純利益の2期ぶりに過去最高更新や期末配当の連続増配幅の拡大を手掛かりに割安修正期待の下値買いも交錯した。テクニカル的にも、25日移動平均線が75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現し、高値もみ合いの下値が直近安値2125円から戻り高値への調整幅の3分の1押し水準にとどまっていることも、買い材料視されている。

■コロナ禍により在宅需要が拡大し新換気システムの採用率も80%超

 同社の業績推移は、前2021年1月期業績と今2022年1月期業績とで様変わりの好転となった。前期業績は、第2四半期(2Q)累計決算発表時に下方修正され配当も減配され、自己株式取得の取得株式数、取得総額も減額された。それに対して今2022年1月期業績は、同じく2Q累計決算発表時の今年9月9日に上方修正された。業績修正は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う在宅需要の拡大により国内外の戸建住宅事業、賃貸住宅事業の受注が好調に推移し、昨年12月に発売した新型コロナウイルスなどの汚染物質を換気する次世代室内環境システム「スマート イクス」の採用率が80%を超え、年間販売目標棟数2400棟を半年で超えた高付加価値化なども要因となっている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:57 | 注目銘柄
2021年09月19日

【注目銘柄】アールプランナーは業績上方修正を手掛かりに割安直近IPO株買いへ

■上場来高値を目指す展開も想定範囲内

 アールプランナー<2983>(東マ)は、今年9月13日につけた戻り高値4425円近辺で高値もみ合いを続けていた同社株にも目先の利益を確定する売り物が出ている。ただ、今年2月10日の新規株式公開(IPO)以来、業績の上方修正が、前2021年1月期業績、今2022年1月期第2半期(2021年2月〜7月期、2Q)累計業績、今1月期通期業績と続いたことを手掛かりに割安直近IPO株買いも交錯している。とくに今期業績の相次いだ上方修正では、株価が合計3回もストップ高し、IPO時にもストップ高したのと合わせて高ボラティリティの再現も期待されている。

■首都圏にも積極進出し受注棟数、販売棟数とも過去最高

 同社の今1月期業績は、9月6日に2Q累計業績が上方修正されたあと、その2Q累計業績開示時に今度は今1月期通期業績が上方修正された。この1月期通期業績は、期初予想より売り上げを10億円、営業利益を4億円、営業利益を4億1100万円、純利益を2億7200万円それぞれ引き上げ、売り上げ260億円(前期比22.7%増)、営業利益12億円(2.29倍)、経常利益10億5000万円(2.00倍)、純利益7億円(同2.00倍)と見込み、純利益は、上場前の2018年1月期の過去最高(4億4300万円)を大幅に更新する。期初には、首都圏進出や営業拠点増設、積極的な広告宣伝活動などの先行投資負担で減益転換するとしていたのが、これをカバーしてV字回復し続伸した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:31 | 注目銘柄
2021年09月16日

【注目銘柄】東和ハイシスは続落も最高純益更新の業績再上方修正・増配拡大は押し目買い妙味示唆

 東和ハイシステム<4172>(JQS)は、今年8月30日に今2021年9月期業績の2回目の上方修正を発表し、株価が255円高と大陽線を引いており、この日は日経平均株価が4日ぶりに反落し、日経ジャスダック平均株価も反落したことから、目先の利益を確定する売り物が増勢となった。ただ、この2回の上方修正で今期純利益が上場前の2015年2月期の過去最高(3億6300万円)を更新するともに、今期配当も増配を予定しおり、押し目買いの一考余地を示唆している。テクニカル的にも、25日移動平均線を出没する三角保ち合いに煮詰まり感を強めており、買い手掛かりとなりそうだ。

■歯科電子カルテが堅調に推移しオンライン診察システムも発売

 同社の今9月期業績は、今年4月に昨年12月の新規株式上場(IPO)時の予想業績が上方修正され、その修正値がさらに上方修正された。4月増額値より売り上げを6100万円、営業利益を3800万円、経常利益を4100万円、純利益を5500万円それぞれ引き上げ、売り上げ23億5500万円(前期比23.2%増)、営業利益5億8500万円(同52.3%増)、経常利益5億5600万円(同39.6%増)、純利益3億8500万円(同57.1%増)と増収増益率を伸ばし、純利益は、上場前の過去最高を6期ぶりに更新する。今期配当は、普通配当を期初予想の45円から50円、昨年12月のIPOの記念配当を同じく10円から15円に引き上げ、年間65円(前期実績35円)へ増配幅の拡大を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:06 | 注目銘柄
2021年09月15日

【注目銘柄】リバーホールディングスはIPO統合会社のシナジー効果先取りのラストチャンス

 リバーホールディングス<5690>(東2)は、今年7月28日につけた上場来高値1618円を視界に捉えた。同社株は、タケエイ<2151>(東1)と共同株式移転方法による経営統合を推進中で、両社の完全親会社となるTREホールディングス<9247>(東1)が、10月1日に東京第1部に新規株式上場(IPO)されることから、リサイクル事業の補完・協業を強める総合環境企業としてのシナジー効果が期待されるとして先取り買いが増勢となっている。株価的には、株式移転比率換算では両社株は同サヤにはあるものの、値ごろ的にはリバーHDが200円幅の下サヤにあることも、買い易いとして手掛かり材料となっている。

■総合環境企業として売り上げ1000億円を目指す

 リバーHDとタケエイは、今年3月に廃棄物処理とリサイクル事業を主力とするタケエイと金属有価物、廃家電、使用済み自動車、廃プラスチックなどの処理をするリバーHDの両社が統合することは、処理物量がタケエイの120万トン、リバーHDの80万トンが相乗して拡大し、収運車両も同じく400台と130台が合算して500台超と能力がアップ、リサイクル拠点の相互活用、さらに顧客企業へのクロスセリングも寄与し、ワンストップでリサイクル処理サービスや再生可能エネルギーを提供する総合環境企業に成長する出発点になるとして共同株式移転方式による経営統合に合意した。株式移転比率は、タケエイにはTREHDの株式を1.24株割り当て交付し、リバーHD株式1株には同じく1株を割り当て交付する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:41 | 注目銘柄
2021年09月14日

【注目銘柄】エンバイオ・ホールディングスは業績上方修正とグリーン電力会社設立を材料視

■割り負け再生エネルギー関連株として1月の年初来高値を目指す

 エンバイオ・ホールディングス<6092>(東マ)は、今年8月13日の今2022年3月期業績の上方修正を手掛かりに期初の連続減益予想が増益転換し、環境関連株としての割安修正が期待できる。また太陽光発電のグリーン電力を供給する新会社をシーアールイー<CRE、3458>(東1)と共同出資で設立することも、業容の拡大につながるとして追加材料視されている。

■土壌汚染対策事業、自然エネルギー事業など3本柱が揃って上ぶれ

 同社の今3月期業績は、売り上げを期初予想の85億5000万円(前期比25.0%)の据え置きとしたが、営業利益を2億8200万円、経常利益を2億9900万円、純利益を9900万円それぞれ引き上げ、営業利益7億4900万円(同21.9%増)、経常利益6億4500万円(同8.9%増)、純利益3億6100万円(同18.8%増)と増収増益転換見込んだ。土壌汚染対策事業では、用地仕入れ競争の激化を回避して土壌汚染の管理を目的とした受注割合を高めてセグメント利益が1億2000万円、汚染土地を有効利用するブラウンフィールド事業では、土地取引が依然として活発で同じく1億400万円、太陽光・バイオマス発電の自然エネルギー事業では天候に恵まれた太陽光発電所が複数に及び同じく5600万円それぞれ上ぶれたことが寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:11 | 注目銘柄
2021年09月12日

【注目銘柄】日本伸銅は8期ぶりの最高純益に肉薄、業績上方修正を手掛かりに高値奪回へ

 日本伸銅<5753>(東2)は、今年8月13日に今2022年3月期第1四半期(2021年4月〜6月期、1Q)決算の開示とともに上方修正した今3月期通期純利益が、8期ぶりに過去最高に肉薄することを手掛かりに割安修正買いに期待がかかる。業績上方修正の一つの要因となった銅建値が、今年5月に過去最高の1トン=119万円に急騰し、そこから値下がりしたものの、足元では107万円台と前年同月の76万円台に比べてなお高水準にあることも、フォローの材料視されている。

■銅建値は過去最高値で伸銅品の1Q売り上げは98%増

 同社の今3月期通期業績は、期初予想より売り上げを50億円、営業利益を7億3000万円、経常利益を5億3000万円、経常利益を5億3000万円、純利益を4億円それぞれ引き上げ、売り上げ230億円(前期比47.3%増)、営業利益16億円(同3.3%減)、経常利益14億円(同2.31倍)、純利益10億円(同2.40倍)と前期の減収減益業績からV字回復し、純利益は、過去最高純益10億7900万円(2014年3月期)にあと7900万円と迫る。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:17 | 注目銘柄