
足元の業績、世界的な景気停滞の影響を受けるものの、コスト削減と合理化が奏功し、13年3月期売上高は217億4000万円(前期比4.3%減)、営業利益は12億6000万円(同19.0%増)、経常利益は13億2000万円(同19.3%増)、純利益は8億4000万円(同2.4倍)を見込んでいる。海外連結子会社との決算期の統一を行うことから、決算期は3月31日から12月31日に変更となり、来期は13年12月期の9カ月変則決算になる。直近13年3月期第3四半期(10−12月)経常利益が前年同期比2.8倍の4億円(7−9月期は2億3200万円)と大幅増益だったことから、13年12月期業績も好調に推移しそうだ。
株価は、2月6日に昨年来の高値400円と買われた後、25日移動平均線をサポートラインに3月6日高値389円と上昇。もみ合いから25日に398円と買い直され高値にあと2円と迫る場面も見られ、三角保ち合いを形成している。26日は3月期権利付き最終日となるが、配当12円(前期比3円減)を実施見通しで、配当利回り3.1%とソコソコある。PBR0.61倍と割り負け、権利落ち後も押し目優位に上値を試す可能性が高く、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
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