大型通信アンテナの製造・工事を手掛ける電気興業<6706>(東1)は、チャート妙味が増し、アンリツ<6754>(東1)が5日に昨年来の高値を更新しており、LTE関連銘柄として注目度が高い。株価は、昨年3月4日につけた昨年来の高値444円から同9月7日安値287円まで調整。同10月11日安値296円と売り直され下値確認から3月8日高値410円と上昇。13週移動平均線をサポートラインに380円を軸としたもみ合いを上抜く方向となっている。
足元の業績、アンテナなど主力製品は、LTEで使用される周波数帯の拡充に伴う需要やプラチナバンド関連の需要で回復しているほか、MCA無線の周波数移行による製品・工事需要や地上波テレビ放送のデジタル化に伴うアナログ放送設備の撤去工事の需要が発生。また、北米とアジアで自動車関連向けに高周波関連事業が回復傾向で、13年3月期売上高は435億円(前期比20.7%増)、営業利益は22億円(同61.3%増)、経常利益は24億円(同54.8%増)、純利益は厚生年金基金制度における代行部分(将来分)に係る返上益がなくなり、13億円(同30.4%減)を見込んでいる。
東京スカイツリー関連の需要は一巡した感はあるが、次世代小型アンテナの開発に対する期待感がある。また、実質無借金の好財務内容を背景に、断続的に自社株買いを実施しており、需給関係は良好。PBR0.77倍と割り負け、昨年高値444円奪回を視野に入れており、好狙い場となろう。。(株式評論家・摩周湖)
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(03/09)【狙い場・買い場】電気興業にチャート妙味増す、無借金経営でLTE関連
(03/08)【狙い場・買い場】川崎重工業は円安効果を受け船舶などの採算が好転、来期の飛躍を評価へ
(03/08)【狙い場・買い場】ミルボンは最高純益更新にバイオ関連の新材料、07年8月高値3445円が目標
(03/08)【狙い場・買い場】業績復調鮮明化の竹内製は高株価実績の復活、急伸特性の再発揮も間近
(03/08)【狙い場・買い場】上値大きいオリコン、6蔓延まで真空地帯、スマホ向け着うた伸長
(03/08)【狙い場・買い場】300円台乗せ接近の川崎近海汽船、業績上振れの勢い、指標割安
(03/08)【狙い場・買い場】株価調整完了のピーエイ、復興背景に求人需要活発
(03/08)【狙い場・買い場】寿スピリッツの今期業績に再増額の可能性、東京地域好調
(03/08)【狙い場・買い場】三角保合い形成のトレジャー・ファクトリー、好仕込み場
(03/07)【狙い場・買い場】生化学工業は関節機能改善剤アルツ好調、来期に期待膨らむ
(03/07)【狙い場・買い場】テーマ豊富な丸紅、農業にシェールガス人気、好利回りも
(03/07)【狙い場・買い場】東洋建設は減額織込む、公共投資追い風に来期を期待
(03/06)【狙い場・買い場】江守商事は上場来高値1444円も見込める、高利回り
(03/06)【狙い場・買い場】松田産業の株価は上昇に勢い、今期増額、さらに来期にも期待
(03/06)【狙い場・買い場】テクノスジャパン12月上場後の経過良好、企業のERP需要取り込み、大幅増益路線
(03/06)【狙い場・買い場】マルサンアイ500円前後固める、1Q好決算を見直しへ
(03/06)【狙い場・買い場】住友精密シェールガス関連、気化装置大手
(03/06)【狙い場・買い場】一段高狙えるインフォメーションクリエーティブ、第1Q好スタート
(03/06)【狙い場・買い場】フランスベッドHD、上放れ後の相場頑強、再上昇近い
(03/06)【狙い場・買い場】高値圏のモミ合い上放れ近いゼリア新薬工業、利益進捗率高い
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(03/06)【狙い場・買い場】高値圏のモミ合い上放れ近いゼリア新薬工業、利益進捗率高い
2013年03月09日
【狙い場・買い場】電気興業にチャート妙味増す、無借金経営でLTE関連
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:18
| 注目銘柄
2013年03月08日
【狙い場・買い場】川崎重工業は円安効果を受け船舶などの採算が好転、来期の飛躍を評価へ
川崎重工業<7012>(東1)がすっきりした出直り相場に転じそう。2月7日の307円高値から調整に入り、2月15日の262円で底入れ。そこから戻り相場に転じてきたところ。
信用買い残は昨年9月28日のピーク2310万株から、2月1日申し込み現在では685万株まで減少した。減少率は70%にも達し、目先筋の売りは完全に一巡したと思われる。従ってここからの戻りに際し上値を抑える戻り待ちの売りは薄く、その分戻り足が軽快なものになると思われる。
タイミング良く、今期の見通しについてアナリスト筋の増額修正が明らかになった。今2013年3月期の営業利益については400億円(前期574億円)の減益が想定されている。しかし、円安好転を受けて船舶海洋、航空宇宙の損益の改善が顕著になり、来期についてはかなり大幅な増益確保が有望視されている。2015年をメドに液化天然ガス(LNG)を燃料とするタンカーなど大型船の生産を始めるとの見方も流れ、材料として注目されるところ。(株式評論家・隆盛)
信用買い残は昨年9月28日のピーク2310万株から、2月1日申し込み現在では685万株まで減少した。減少率は70%にも達し、目先筋の売りは完全に一巡したと思われる。従ってここからの戻りに際し上値を抑える戻り待ちの売りは薄く、その分戻り足が軽快なものになると思われる。
タイミング良く、今期の見通しについてアナリスト筋の増額修正が明らかになった。今2013年3月期の営業利益については400億円(前期574億円)の減益が想定されている。しかし、円安好転を受けて船舶海洋、航空宇宙の損益の改善が顕著になり、来期についてはかなり大幅な増益確保が有望視されている。2015年をメドに液化天然ガス(LNG)を燃料とするタンカーなど大型船の生産を始めるとの見方も流れ、材料として注目されるところ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:21
| 注目銘柄
【狙い場・買い場】ミルボンは最高純益更新にバイオ関連の新材料、07年8月高値3445円が目標
ミルボン<4919>(東1)は、10円高の3240円と3日続伸、強い展開。今年2月28日につけた昨年来高値3280円目前まで買い進まれている。
前12月期業績が、期初予想を上ぶれて着地して期末配当を増配、今期業績も続伸を予想、純利益が、2期ぶりに過去最高を更新する。さらに、今年3月4日には、女性ホルモンと毛髪成長の関係を遺伝子レベルで解析したと発表したことも、バイオ関連の新材料として側面支援視されている。
同社の前期業績は、新発売した新製品がいずれも順調に推移し、期初予想を上ぶれて着地し、純利益は、前々期に特別利益として計上した受取保険金が一巡したことをカバーして21億2800万円(前々期比7%減)と減益転換率を縮めた。
今期業績は、売り上げ231億円(前期比5%増)、経常利益39億6000万円(同6%増)、純利益24億4000万円(同14%増)と予想し、純利益は、2011年12月期の過去最高(23億400万円)を2期ぶりに更新する。今期から本物のオーガニック製品を提供する事業を日本全国に展開するとともに、取引先の美容室の新顧客創造をサポート、支援する営業・教育担当のフィールドパーソンも増員、1人当たり売上高の増強を計画することなどが寄与する。
なお、遺伝子レベルで解析に成功した女性ホルモンと毛髪成長の関係は、昨年末に学会報告されており、「カンゾウ葉エキス」が、血管新生を促進して毛髪成長遺伝子「VEGF−A」の発現促進効果があることを発見、今回の成果を今秋発売するエイジングケア製品から応用予定で、今期業績の押し上げ材料となる。
株価は、昨年11月の前期配当の増配に続く今期純利益の過去最高更新予想で昨年来高値まで買い進まれ、利益確定売りが交錯してスピード調整している。PERは18倍台と市場平均以下と評価不足で、高値更新から2007年8月高値3445円が目先の上値目標となろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
前12月期業績が、期初予想を上ぶれて着地して期末配当を増配、今期業績も続伸を予想、純利益が、2期ぶりに過去最高を更新する。さらに、今年3月4日には、女性ホルモンと毛髪成長の関係を遺伝子レベルで解析したと発表したことも、バイオ関連の新材料として側面支援視されている。
同社の前期業績は、新発売した新製品がいずれも順調に推移し、期初予想を上ぶれて着地し、純利益は、前々期に特別利益として計上した受取保険金が一巡したことをカバーして21億2800万円(前々期比7%減)と減益転換率を縮めた。
今期業績は、売り上げ231億円(前期比5%増)、経常利益39億6000万円(同6%増)、純利益24億4000万円(同14%増)と予想し、純利益は、2011年12月期の過去最高(23億400万円)を2期ぶりに更新する。今期から本物のオーガニック製品を提供する事業を日本全国に展開するとともに、取引先の美容室の新顧客創造をサポート、支援する営業・教育担当のフィールドパーソンも増員、1人当たり売上高の増強を計画することなどが寄与する。
なお、遺伝子レベルで解析に成功した女性ホルモンと毛髪成長の関係は、昨年末に学会報告されており、「カンゾウ葉エキス」が、血管新生を促進して毛髪成長遺伝子「VEGF−A」の発現促進効果があることを発見、今回の成果を今秋発売するエイジングケア製品から応用予定で、今期業績の押し上げ材料となる。
株価は、昨年11月の前期配当の増配に続く今期純利益の過去最高更新予想で昨年来高値まで買い進まれ、利益確定売りが交錯してスピード調整している。PERは18倍台と市場平均以下と評価不足で、高値更新から2007年8月高値3445円が目先の上値目標となろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:08
| 注目銘柄
【狙い場・買い場】業績復調鮮明化の竹内製は高株価実績の復活、急伸特性の再発揮も間近
竹内製作所<6432>(JQS)は、今年1月の2013年2月通期業績の上方修正で昨年来高値1769円まで短期400円高し、前日7日ザラ場に半値押し寸前まで調整したが、この急伸・急反落は、同社株のかつて定評のあった高株価実績・急伸特性が、本格的に復活する前触れとなる可能性がある。目下集計中の2013年2月期業績は、米国NYダウの史上最高値更新、住宅投資の復調が、追い風となって上ぶれ着地、さらに2014年2月期業績の続伸をサポートする可能性が強いからで、4月中旬予定の2月期決算の発表が、このスタートラインとなる展開も想定される。
同社の2013年2月期業績は、昨年10月に第2四半期(2Q)累計業績、今年1月に2月通期業績と2回上方修正された。米国の住宅市場の底打ち、住宅投資の回復でミニショベル、クローラーローダーなどの販売台数が増加し、英国のオリッピック関連需要も加わり、さらに為替相場を円安方向で見直したことが2回の上方修正の要因となっている。通期純利益は、期初予想の10億4000万円を19億4000万円(前期比4.4倍)に引き上げ大幅増益となる。
ミニショベルは、同社が1971年に世界で初めて開発したもので、大型機種と異なってその小回り特性は、住宅建設には不可欠な建設機械となっており、米国で住宅需要の回復とともに更新需要が活発化している。また業績の前提為替レートは、昨年10月の2Q累計業績上方修正時には、第3四半期以降に1ドル=78円、1ユーロ=98円を想定し、今回の1月の業績増額時は第4四半期以降をそれぞれ83円、110円と見直したが、実際の為替レートは、昨年11月以降、急速に円高修正が進み、想定為替レート以上の円安となっている。同社自体が、海外生産を行わず国内生産に特化しているだけに、この円安効果は大きく上ぶれ着地の可能性が高い。また米国NYダウの史上最高値更新は、資産効果から米国住宅市場の一段の回復を促進、同社の2014年2月期業績への期待も高める。
株価面でも、同社株の急伸特性、高株価実績は、新興市場でもとくに目立っている。2006年2月末割り当ての株式分割権利落ち前は1万500円の上場来高値まで買い進まれ、分割落ち後は、7350円の高値をつけ、分割権利落ち後でも月間の上昇幅が、1000〜2000円と大陽線・大陰線を描くのは、ザラであった。ただリーマンショック、欧州財政危機で業績が急悪化、株価も437円まで急落、昨年10月以降にようやく底上げに転じてきたところである。PERは13倍台、PBRは0.9倍と割安であり、下値買いから2008年9月以来の2000円台回復を試すことになろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社の2013年2月期業績は、昨年10月に第2四半期(2Q)累計業績、今年1月に2月通期業績と2回上方修正された。米国の住宅市場の底打ち、住宅投資の回復でミニショベル、クローラーローダーなどの販売台数が増加し、英国のオリッピック関連需要も加わり、さらに為替相場を円安方向で見直したことが2回の上方修正の要因となっている。通期純利益は、期初予想の10億4000万円を19億4000万円(前期比4.4倍)に引き上げ大幅増益となる。
ミニショベルは、同社が1971年に世界で初めて開発したもので、大型機種と異なってその小回り特性は、住宅建設には不可欠な建設機械となっており、米国で住宅需要の回復とともに更新需要が活発化している。また業績の前提為替レートは、昨年10月の2Q累計業績上方修正時には、第3四半期以降に1ドル=78円、1ユーロ=98円を想定し、今回の1月の業績増額時は第4四半期以降をそれぞれ83円、110円と見直したが、実際の為替レートは、昨年11月以降、急速に円高修正が進み、想定為替レート以上の円安となっている。同社自体が、海外生産を行わず国内生産に特化しているだけに、この円安効果は大きく上ぶれ着地の可能性が高い。また米国NYダウの史上最高値更新は、資産効果から米国住宅市場の一段の回復を促進、同社の2014年2月期業績への期待も高める。
株価面でも、同社株の急伸特性、高株価実績は、新興市場でもとくに目立っている。2006年2月末割り当ての株式分割権利落ち前は1万500円の上場来高値まで買い進まれ、分割落ち後は、7350円の高値をつけ、分割権利落ち後でも月間の上昇幅が、1000〜2000円と大陽線・大陰線を描くのは、ザラであった。ただリーマンショック、欧州財政危機で業績が急悪化、株価も437円まで急落、昨年10月以降にようやく底上げに転じてきたところである。PERは13倍台、PBRは0.9倍と割安であり、下値買いから2008年9月以来の2000円台回復を試すことになろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:42
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【狙い場・買い場】上値大きいオリコン、6蔓延まで真空地帯、スマホ向け着うた伸長
オリコン<4800>(JQS)の動きが強い。3月4日に3万6500円と、2月4日の高値3万5850円を更新し、再度の新展開入りを確認している。同社のコンテンツビジネスの成長への期待は大きく、上値指向のトレンドはなお継続の方向が予想される。
今2013年3月期の第3四半期累計決算は営業利益が5億3400万円と前年同期比27.1%の減益に見舞われた。ここで注目されるのは四半期ベースの利益の推移。営業利益は今期第1四半期の1億2700万円から、第2四半期1億8600万円、第3四半期2億2100万円と尻上がりに利益を伸ばしている。
従来の携帯型向けの着うた、着メロ等が減少する一方で、スマートフォン向けが大きく伸びており、そうした入れ替わりが急速に進展していることが利益の増加トレンドの背景。来期に向けての明るい傾向と捉えられる。市場筋もそうした変化を積極的に株価に取り込んでおり、上値指向の動きを継続していきそう。チャートでは6万円ていどまで真空地帯。(株式評論家・隆盛)
今2013年3月期の第3四半期累計決算は営業利益が5億3400万円と前年同期比27.1%の減益に見舞われた。ここで注目されるのは四半期ベースの利益の推移。営業利益は今期第1四半期の1億2700万円から、第2四半期1億8600万円、第3四半期2億2100万円と尻上がりに利益を伸ばしている。
従来の携帯型向けの着うた、着メロ等が減少する一方で、スマートフォン向けが大きく伸びており、そうした入れ替わりが急速に進展していることが利益の増加トレンドの背景。来期に向けての明るい傾向と捉えられる。市場筋もそうした変化を積極的に株価に取り込んでおり、上値指向の動きを継続していきそう。チャートでは6万円ていどまで真空地帯。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:58
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【狙い場・買い場】300円台乗せ接近の川崎近海汽船、業績上振れの勢い、指標割安
川崎近海汽船<9179>(東2)に注目したい。今期(13年3月期)業績上振れの可能性が高く、株価は業績改善期待で水準を切り上げ、11年4月以来の300円台回復も視野に入ってきた。
今期連結業績見通しについては、売上高が前期比0.6%増の418億円、営業利益が同3.4%減の16億50百万円、経常利益が同5.4%減の15億円、純利益が同76.4%増の10億円としている。純利益についてはバラ積み船の減損損失一巡が寄与する模様だ。近海部門では石炭のスポット輸送、内航部門では石灰石専用船やフェリー輸送などが堅調な模様だが、運賃市況低迷のため営業減益見込みとしている。ただし通期予想に対する第3四半期累計(4〜12月期)の進捗率は、売上高が76.8%、営業利益が95.6%、経常利益が98.5%、純利益が96.7%と高水準であり、通期上振れの可能性が高いだろう。来期(14年3月期)は景気回復を背景に海運市況改善が期待され、収益改善に繋がりそうだ。
株価の動きを見ると、水準を切り上げる展開が続き2月8日と3月6日には戻り高値となる278円まで上昇した。海運市況や収益の改善期待を強める動きだろう。3月7日の終値272円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS34円06銭で算出)は8倍近辺、予想配当利回り(会社予想の年間8円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS709円45銭で算出)は0.4倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調を継続し、11年4月以来の300円台回復が視野に入ってきた。指標面には割安感があり、今期増額修正期待や来期好業績期待で上値を伸ばす可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
>>川崎近海汽船のMedia−IR企業情報
今期連結業績見通しについては、売上高が前期比0.6%増の418億円、営業利益が同3.4%減の16億50百万円、経常利益が同5.4%減の15億円、純利益が同76.4%増の10億円としている。純利益についてはバラ積み船の減損損失一巡が寄与する模様だ。近海部門では石炭のスポット輸送、内航部門では石灰石専用船やフェリー輸送などが堅調な模様だが、運賃市況低迷のため営業減益見込みとしている。ただし通期予想に対する第3四半期累計(4〜12月期)の進捗率は、売上高が76.8%、営業利益が95.6%、経常利益が98.5%、純利益が96.7%と高水準であり、通期上振れの可能性が高いだろう。来期(14年3月期)は景気回復を背景に海運市況改善が期待され、収益改善に繋がりそうだ。
株価の動きを見ると、水準を切り上げる展開が続き2月8日と3月6日には戻り高値となる278円まで上昇した。海運市況や収益の改善期待を強める動きだろう。3月7日の終値272円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS34円06銭で算出)は8倍近辺、予想配当利回り(会社予想の年間8円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS709円45銭で算出)は0.4倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調を継続し、11年4月以来の300円台回復が視野に入ってきた。指標面には割安感があり、今期増額修正期待や来期好業績期待で上値を伸ばす可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
>>川崎近海汽船のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:05
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【狙い場・買い場】株価調整完了のピーエイ、復興背景に求人需要活発
ピーエイ<4766>(東マ)に注目したい。株価は短期調整が完了して高値圏への回帰が期待されるだろう。
新潟、長野、福島、宮城、岩手、および石川の6県で、紙媒体の無料求人情報誌「ジョブポスト」やフリーペーパー「仙台ポスト」などを発行し、インターネットサイト「ジョブポストweb」やスマートフォン向けモバイルサイト「ジョビー」も強化している。
前期(12年12月期)連結業績は、売上高が前々期比21.4%増、営業利益が同86.8増、経常利益が同97.6%増、純利益が同3.3倍の大幅増収増益だった。東北地方での求人需要が回復し、営業エリアの拡大やモバイル求人サービスの強化なども寄与して広告収入が増加した。純利益はのれん償却を特別損失に計上したが税効果会計の適用が寄与した。
今期(13年12月期)の見通しは、売上高が前期比25.1%増の16億円、営業利益が同43.1%増の2億円、経常利益が同31.7%増の2億円、純利益が同14.8%減の1.9億円としている。純利益は税効果会計適用の一巡で減益見込みだが、営業エリアの東北地方では復興予算増額などを背景として求人需要が旺盛であり、好業績が期待されるだろう。なお2月28日、生活情報等を掲載したフリーマガジン「トクッピ」(新潟県版および長野県版)の発行事業を譲渡すると発表している。無料求人情報誌「ジョブポスト」およびインターネット「ジョブポストweb」に経営資源を集中する方針で、業績への影響は軽微としている。
株価の動きを見ると、1月30日の戻り高値139円から反落して2月15日に114円まで調整したが、足元では120円近辺に戻して調整一巡感を強めている。今期好業績見通しを評価する動きだろう。3月7日の終値121円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円67銭で算出)は6〜7倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS74円58銭で算出)は1.6倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。短期調整が一巡して高値圏への回帰が期待されるだろう。今期好業績を評価して動意付けば12年4月の高値159円を試す可能性もありそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
>>ピーエイのMedia−IR企業情報
新潟、長野、福島、宮城、岩手、および石川の6県で、紙媒体の無料求人情報誌「ジョブポスト」やフリーペーパー「仙台ポスト」などを発行し、インターネットサイト「ジョブポストweb」やスマートフォン向けモバイルサイト「ジョビー」も強化している。
前期(12年12月期)連結業績は、売上高が前々期比21.4%増、営業利益が同86.8増、経常利益が同97.6%増、純利益が同3.3倍の大幅増収増益だった。東北地方での求人需要が回復し、営業エリアの拡大やモバイル求人サービスの強化なども寄与して広告収入が増加した。純利益はのれん償却を特別損失に計上したが税効果会計の適用が寄与した。
今期(13年12月期)の見通しは、売上高が前期比25.1%増の16億円、営業利益が同43.1%増の2億円、経常利益が同31.7%増の2億円、純利益が同14.8%減の1.9億円としている。純利益は税効果会計適用の一巡で減益見込みだが、営業エリアの東北地方では復興予算増額などを背景として求人需要が旺盛であり、好業績が期待されるだろう。なお2月28日、生活情報等を掲載したフリーマガジン「トクッピ」(新潟県版および長野県版)の発行事業を譲渡すると発表している。無料求人情報誌「ジョブポスト」およびインターネット「ジョブポストweb」に経営資源を集中する方針で、業績への影響は軽微としている。
株価の動きを見ると、1月30日の戻り高値139円から反落して2月15日に114円まで調整したが、足元では120円近辺に戻して調整一巡感を強めている。今期好業績見通しを評価する動きだろう。3月7日の終値121円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円67銭で算出)は6〜7倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS74円58銭で算出)は1.6倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。短期調整が一巡して高値圏への回帰が期待されるだろう。今期好業績を評価して動意付けば12年4月の高値159円を試す可能性もありそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:50
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【狙い場・買い場】寿スピリッツの今期業績に再増額の可能性、東京地域好調
傘下の子会社で地域限定ブランドなどの菓子を製造・販売する寿スピリッツ<2222>(JQS)に注目したい。今期(13年3月期)業績再増額の可能性があり、株価は上値追いの展開が続いている。
今期の連結業績見通しは、11月2日に第2四半期累計(4〜9月期)の超過達成分を上乗せする形で増額修正して、売上高が前期比5.1%増の207億40百万円、営業利益が同28.5%増の20億10百万円、経常利益が同32.4%増の20億20百万円、純利益が同65.0%増の11億60百万円としている。テレビ放映効果で前期が好調だったケイシイシイの「ルタオ」の反動減などを考慮しているが、通期予想に対する第3四半期累計(4〜12月期)の進捗率は、売上高が74.7%、営業利益が78.5%、経常利益が78.7%、純利益が78.9%と概ね順調な水準である。寿製菓の「ラングドシャ」などが好調であり、東京で洋菓子を展開するシュクレイの収益改善も進んでいる。再増額の可能性があるだろう。
今後の事業戦略として新商品・新ブランド・新業態・新市場の開発、大型売り場の確保、新業態店含む新規出店の加速などを掲げ、健康食品も事業化する模様だ。中期的にも収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、10年3月の高値1035円突破後は、高値を更新する右肩上がりの展開が続いている。3月7日には1280円まで上昇した。好業績見通しを評価する動きが続いているようだ。3月7日の終値1280円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS111円82銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS601円48銭で算出)は2.1倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線をサポートラインとする上昇トレンドを継続している。目先的には一服が必要でも、指標面に割高感はなく、10年3月の高値1035円を突破して先高感が強いことも支援材料だろう。好業績見通しを評価して、短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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今期の連結業績見通しは、11月2日に第2四半期累計(4〜9月期)の超過達成分を上乗せする形で増額修正して、売上高が前期比5.1%増の207億40百万円、営業利益が同28.5%増の20億10百万円、経常利益が同32.4%増の20億20百万円、純利益が同65.0%増の11億60百万円としている。テレビ放映効果で前期が好調だったケイシイシイの「ルタオ」の反動減などを考慮しているが、通期予想に対する第3四半期累計(4〜12月期)の進捗率は、売上高が74.7%、営業利益が78.5%、経常利益が78.7%、純利益が78.9%と概ね順調な水準である。寿製菓の「ラングドシャ」などが好調であり、東京で洋菓子を展開するシュクレイの収益改善も進んでいる。再増額の可能性があるだろう。
今後の事業戦略として新商品・新ブランド・新業態・新市場の開発、大型売り場の確保、新業態店含む新規出店の加速などを掲げ、健康食品も事業化する模様だ。中期的にも収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、10年3月の高値1035円突破後は、高値を更新する右肩上がりの展開が続いている。3月7日には1280円まで上昇した。好業績見通しを評価する動きが続いているようだ。3月7日の終値1280円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS111円82銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS601円48銭で算出)は2.1倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線をサポートラインとする上昇トレンドを継続している。目先的には一服が必要でも、指標面に割高感はなく、10年3月の高値1035円を突破して先高感が強いことも支援材料だろう。好業績見通しを評価して、短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:15
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【狙い場・買い場】三角保合い形成のトレジャー・ファクトリー、好仕込み場
首都圏中心にリサイクルショップを運営する、トレジャー・ファクトリー<3093>(東マ)は、チャート妙味が増しており、待ち伏せ銘柄として注目したい。株価は、昨年8月28日に昨年来の高値1258円と買われた後、10月17日安値854円、11月14日安値851円と売り直されて下値確認から1月15日高値1125円と上昇。その後、1050円を軸としてもみ合いが続いているが、1000円処を下値として固め、2月決算期越えによる処分売りを吸収し、13週移動平均線がサポートラインとして意識された感がある。
足元の業績、前13年2月期売上高は82億3100万円(前期比14.2%増)、営業利益は6億1100万円(同7.2%増)、経常利益は6億1700万円(同3.9%増)、純利益は3億3900万円(同14.9%増)と連続最高益更新を見込んでいる。前期予想PER8倍台と割安感があるほか、13年2月期決算の発表は4月12日とまだ先だが、増収増益が観測されており買い安心感がある。また、月足では三角保ち合いを形成しており、待ち伏せ買い妙味が増しており、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
足元の業績、前13年2月期売上高は82億3100万円(前期比14.2%増)、営業利益は6億1100万円(同7.2%増)、経常利益は6億1700万円(同3.9%増)、純利益は3億3900万円(同14.9%増)と連続最高益更新を見込んでいる。前期予想PER8倍台と割安感があるほか、13年2月期決算の発表は4月12日とまだ先だが、増収増益が観測されており買い安心感がある。また、月足では三角保ち合いを形成しており、待ち伏せ買い妙味が増しており、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:09
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2013年03月07日
【狙い場・買い場】生化学工業は関節機能改善剤アルツ好調、来期に期待膨らむ
関節機能改善剤「アルツ」が主力の生化学工業<4548>(東1)に注目したい。今期(13年3月期)再増額の可能性が高く、株価は上値追いが期待されるだろう。
今期連結業績見通しは11月6日に増額修正して、売上高が前期比1.2%減の267億50百万円、営業利益が同41.5%減の27億円、経常利益が同25.6%減の35億50百万円、純利益が同17.5%減の27億円としている。薬価引き下げの影響や研究用試薬事業の廃止などがマイナス要因となるが、国内および中国向けアルツの数量増加、特許訴訟勝訴に伴う米国向けジェル・ワンの出荷再開、受取ロイヤリティーの増加などに加えて、円安に伴い外貨建て資産が評価益に転じたことや、優遇税制適用によって税金費用が減少することもプラス要因となる模様だ。通期予想に対する第3四半期累計(4〜12月期)の進捗率は、売上高が77.2%、営業利益が110.0%、経常利益が109.3%、純利益が109.8%で、利益は超過達成の形となっている。第3四半期(10〜12月期)の海外向け前倒し出荷の反動減や研究開発費の消化を見込んでいる模様だが、円安進行メリットが大きいため再増額の可能性が高いだろう。
なお2月7日には、変形性膝関節症を適応症とする関節機能改善剤「SI−613」について、日本における第U相臨床試験を開始すると発表した。日本のみならず、米国も含めたグローバル展開を目指す製品と位置付けている。
株価の動きを見ると、900円近辺のモミ合いから上放れて11年4月以来の1000円台を回復し、2月7日には1025円まで上昇した。その後も概ね1000円近辺の高値圏で堅調に推移している。今期業績の再増額を期待する動きのようだ。21日の終値999円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS47円53銭で算出)は21倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1021円24銭で算出)は1.0倍近辺となる。
日足チャートで見ると足元は25日移動平均線近辺でモミ合う形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発し、サポートラインを確認した形だろう。強基調に変化はなく上値を窺う動きのようだ。今期業績の再増額の可能性が高く、中期的にも関節疾患関連は高齢者の増加に伴って市場拡大が予想されることも支援材料だろう。11年3月の高値1095円は射程圏であり、上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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今期連結業績見通しは11月6日に増額修正して、売上高が前期比1.2%減の267億50百万円、営業利益が同41.5%減の27億円、経常利益が同25.6%減の35億50百万円、純利益が同17.5%減の27億円としている。薬価引き下げの影響や研究用試薬事業の廃止などがマイナス要因となるが、国内および中国向けアルツの数量増加、特許訴訟勝訴に伴う米国向けジェル・ワンの出荷再開、受取ロイヤリティーの増加などに加えて、円安に伴い外貨建て資産が評価益に転じたことや、優遇税制適用によって税金費用が減少することもプラス要因となる模様だ。通期予想に対する第3四半期累計(4〜12月期)の進捗率は、売上高が77.2%、営業利益が110.0%、経常利益が109.3%、純利益が109.8%で、利益は超過達成の形となっている。第3四半期(10〜12月期)の海外向け前倒し出荷の反動減や研究開発費の消化を見込んでいる模様だが、円安進行メリットが大きいため再増額の可能性が高いだろう。
なお2月7日には、変形性膝関節症を適応症とする関節機能改善剤「SI−613」について、日本における第U相臨床試験を開始すると発表した。日本のみならず、米国も含めたグローバル展開を目指す製品と位置付けている。
株価の動きを見ると、900円近辺のモミ合いから上放れて11年4月以来の1000円台を回復し、2月7日には1025円まで上昇した。その後も概ね1000円近辺の高値圏で堅調に推移している。今期業績の再増額を期待する動きのようだ。21日の終値999円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS47円53銭で算出)は21倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1021円24銭で算出)は1.0倍近辺となる。
日足チャートで見ると足元は25日移動平均線近辺でモミ合う形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発し、サポートラインを確認した形だろう。強基調に変化はなく上値を窺う動きのようだ。今期業績の再増額の可能性が高く、中期的にも関節疾患関連は高齢者の増加に伴って市場拡大が予想されることも支援材料だろう。11年3月の高値1095円は射程圏であり、上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:03
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【狙い場・買い場】テーマ豊富な丸紅、農業にシェールガス人気、好利回りも
丸紅<8002>(東1)は、農業、シェールガス関連の日経平均採用の出遅れ銘柄として注目したい。TPPに絡んだ農業関連では、同採用銘柄のクボタ<6326>(東1)が昨年来の高値更新と上値を伸ばしており、米穀物取引大手ガビロンを買収する丸紅が穀物メジャーとして見直される可能性が高い。また、シェールガス関連では同採用銘柄のIHI<7013>(東1)が高値を更新しており、丸紅が総事業費1000億円の米イーグルフォード・シェールオイル・ガス開発事業に参画していることなどが再度クローズアップされよう。
足元の業績、穀物分野、石油トレーディング分野とLNG分野での取扱高の増加に、チリ銅事業が好調で、今3月期売上高は10兆6000億円(前期比0.1%増)、営業利益は1550億円(同1.5%減)、経常利益は2750億円(同5.4%増)、純利益は2000億円(同16.2%増)と連続最高純益更新を見込んでいる。今期予想PER6倍台と割安感があるほか、配当利回り3.47%と利回り妙味もソコソコあり、見直し余地はある。
株価は、2月12日に昨年来の高値717円と買われた後、もみ合いとなっているが、下値を切り上げる形で、上値指向を強めている。2008年8月高値781円までフシはなく、配当取りの動きも加わり、高値奪回から一段高へ進む可能性があり、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
足元の業績、穀物分野、石油トレーディング分野とLNG分野での取扱高の増加に、チリ銅事業が好調で、今3月期売上高は10兆6000億円(前期比0.1%増)、営業利益は1550億円(同1.5%減)、経常利益は2750億円(同5.4%増)、純利益は2000億円(同16.2%増)と連続最高純益更新を見込んでいる。今期予想PER6倍台と割安感があるほか、配当利回り3.47%と利回り妙味もソコソコあり、見直し余地はある。
株価は、2月12日に昨年来の高値717円と買われた後、もみ合いとなっているが、下値を切り上げる形で、上値指向を強めている。2008年8月高値781円までフシはなく、配当取りの動きも加わり、高値奪回から一段高へ進む可能性があり、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:42
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【狙い場・買い場】東洋建設は減額織込む、公共投資追い風に来期を期待
海洋土木工事が主力の東洋建設<1890>(東1)に注目したい。2月8日に今期(13年3月期)見通しを減額修正したが、公共投資増加が追い風であり、来期(14年3月期)の収益拡大を期待して株価は再動意の形となってきた。
今期連結業績見通しについては、前回予想に対して売上高を30億円減額して前期比20.4%増の1300億円、営業利益を6億円減額して同48.2%増の28億円、経常利益を5億円減額して同66.1%増の20億円、純利益を3億円減額して同8.8%増の13億円とした。国内建築事業での一部工事の進捗遅れが主因だが、増収増益は確保する模様だ。来期以降については老朽化インフラ更新需要など公共投資の増加が追い風となるだろう。
なお第2回優先株式の普通株式への転換が完了したことに伴い、発行済株式総数を適正化するため昨年10月1日付で株式5株を1株に併合し、単元株数を1000株から100株に変更している。
株価の動きを見ると、1月10日の戻り高値332円から反落し、今期減額修正も嫌気して2月15日の273円まで調整したが、足元では300円近辺に戻して再動意の構えを見せている。公共投資増加を追い風とする収益拡大を期待する動きだろう。3月6日の終値299円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS12円50銭で算出)は24倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS278円35銭で算出)は1.1倍近辺である。
日足チャートで見ると、短期的な抵抗線となっていた25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発した。サポートラインを確認した形だろう。公共投資関連、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質(セシウム)除染関連とテーマ性も豊富である。2月以降は建設セクター全般に物色一巡感を強めていたが、再動意で1月の高値を試す展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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今期連結業績見通しについては、前回予想に対して売上高を30億円減額して前期比20.4%増の1300億円、営業利益を6億円減額して同48.2%増の28億円、経常利益を5億円減額して同66.1%増の20億円、純利益を3億円減額して同8.8%増の13億円とした。国内建築事業での一部工事の進捗遅れが主因だが、増収増益は確保する模様だ。来期以降については老朽化インフラ更新需要など公共投資の増加が追い風となるだろう。
なお第2回優先株式の普通株式への転換が完了したことに伴い、発行済株式総数を適正化するため昨年10月1日付で株式5株を1株に併合し、単元株数を1000株から100株に変更している。
株価の動きを見ると、1月10日の戻り高値332円から反落し、今期減額修正も嫌気して2月15日の273円まで調整したが、足元では300円近辺に戻して再動意の構えを見せている。公共投資増加を追い風とする収益拡大を期待する動きだろう。3月6日の終値299円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS12円50銭で算出)は24倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS278円35銭で算出)は1.1倍近辺である。
日足チャートで見ると、短期的な抵抗線となっていた25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発した。サポートラインを確認した形だろう。公共投資関連、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質(セシウム)除染関連とテーマ性も豊富である。2月以降は建設セクター全般に物色一巡感を強めていたが、再動意で1月の高値を試す展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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2013年03月06日
【狙い場・買い場】江守商事は上場来高値1444円も見込める、高利回り
江守商事<9963>(東1)は、昨年来高値を更新、1100円水準に接近だ。1株純資産1099円を下回っており、同社株の好配当利回り買いの3月期期末高習性を評価すれば、上値余地があり、このインカムゲインのほか、今期純利益の連続過去最高更新を見直し、値幅効果のキャピタルゲインも期待できそうだ。このまま2008年8月高値1093円を抜けると2006年2月につけた東証第1部上場来高値1444円への展望も拓けてこよう。
同社株は、東日本大震災が発生した2010年を除き、2005年4月の東証第2部上場、2006年3月の東証第1部指定替え以降、その年の高値を年初につける習性がある。高配当を安定継続、期末にこの好配当利回りが増勢となるものだが、今3月期は、さらにこれに拍車が掛かることが予想される。これは昨年7月に地盤の福井県の特産品を贈呈する株主優待制度を廃止する代わりに今期第2四半期の配当を期初予想の15円から17円に引き上げ、年間38円(前期実績32円)と増配幅を拡大したからだ。年間配当利回りは3.5%と東証1部平均の1.81%のほぼ倍となる。
同社は、業績も連続の過去最高更新と好調に推移している。国内外でスマートフォン向け電子材料が伸び、国内では住宅市場向けの建材販売も堅調に推移、中国での資源関連や医薬中間体の新規取引が活発化していることが要因である。3月通期純利益は、19億円(前期比12%増)と予想され、連続して過去最高を更新する。
株価は、今期第1四半期、第2四半期の業績伸び悩みで800円台下位での下値もみ合いが続いたが、昨年12月に発表した中国の後発医薬品会社買収で底上げ、今年2月入りからは期末好配当利回り買いの再燃で、昨年5月以来の1000円大台回復となった。PERは5倍台と超割安であり、上場来高値を目指す値幅効果も見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)
同社株は、東日本大震災が発生した2010年を除き、2005年4月の東証第2部上場、2006年3月の東証第1部指定替え以降、その年の高値を年初につける習性がある。高配当を安定継続、期末にこの好配当利回りが増勢となるものだが、今3月期は、さらにこれに拍車が掛かることが予想される。これは昨年7月に地盤の福井県の特産品を贈呈する株主優待制度を廃止する代わりに今期第2四半期の配当を期初予想の15円から17円に引き上げ、年間38円(前期実績32円)と増配幅を拡大したからだ。年間配当利回りは3.5%と東証1部平均の1.81%のほぼ倍となる。
同社は、業績も連続の過去最高更新と好調に推移している。国内外でスマートフォン向け電子材料が伸び、国内では住宅市場向けの建材販売も堅調に推移、中国での資源関連や医薬中間体の新規取引が活発化していることが要因である。3月通期純利益は、19億円(前期比12%増)と予想され、連続して過去最高を更新する。
株価は、今期第1四半期、第2四半期の業績伸び悩みで800円台下位での下値もみ合いが続いたが、昨年12月に発表した中国の後発医薬品会社買収で底上げ、今年2月入りからは期末好配当利回り買いの再燃で、昨年5月以来の1000円大台回復となった。PERは5倍台と超割安であり、上場来高値を目指す値幅効果も見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)
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【狙い場・買い場】松田産業の株価は上昇に勢い、今期増額、さらに来期にも期待
松田産業<7456>(東1)が浮揚力を強めてきた。2月12日に今2013年3月期の営業利益について42億円から52億円(前期68億3700万円)に大幅に増額修正された。それと同時に自社株買いも発表され好材料がセットで発表されたことを受け、2月13日に1309円の高値を示現した。
しかし、自社株買いについては3月1日に取得終了が発表されており、3月4日に1328円の高値を更新する材料にはなり得ない。今回の増額の要因は、貴金属価格の上昇を受け貴金属関連事業が想定を上回ったことが要因。実際4半期ベースの営業利益は第1四半期の10億3800万円から第2四半期に7億7000万円に落ち込んだ後。第3四半期に入り23億円へ急回復している。
来期に入り環境が悪化する可能性は薄く、今3月期の第3四半期をベースにすれば、来期の見通しは明るさを増す方向と想定される。PBR0.9倍から見てもなお訂正高の余地は大きい。(株式評論家・隆盛)
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しかし、自社株買いについては3月1日に取得終了が発表されており、3月4日に1328円の高値を更新する材料にはなり得ない。今回の増額の要因は、貴金属価格の上昇を受け貴金属関連事業が想定を上回ったことが要因。実際4半期ベースの営業利益は第1四半期の10億3800万円から第2四半期に7億7000万円に落ち込んだ後。第3四半期に入り23億円へ急回復している。
来期に入り環境が悪化する可能性は薄く、今3月期の第3四半期をベースにすれば、来期の見通しは明るさを増す方向と想定される。PBR0.9倍から見てもなお訂正高の余地は大きい。(株式評論家・隆盛)
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【狙い場・買い場】テクノスジャパン12月上場後の経過良好、企業のERP需要取り込み、大幅増益路線
テクノスジャパン<3666>(JQS)はリバウンド相場一巡後の値固め場面となっている。昨年12月7日の新規上場は公開価格1540円に対し、1878円の初値となり好調なスタートとなった。初値時のPERが12倍と割安だったため、その後さらに買い人気が高まり、今年に入り1月25日には3995円まで買い進まれた。
現在はそこからの調整場面。既に2月13日の2572円で値幅整理を完了しており、戻り第2波を意識した足取りとなっている。今2013年3月期の第3四半期累計決算では営業利益は4億2000万円を確保した。前年同期は連結決算未導入のため比較はないが、既に前3月期の営業利益3億2600万円を上回っているだけに、素晴らしく好調と言えそう。
小売業やサービス業を中心とした新規顧客の開拓に注力し、ソリューションサービスの受注拡大に努めている。企業の情報化投資に対する慎重姿勢は続いているものの、ERP(統合型ソフトウェア)を活用したシステム更新需要は堅調に推移することが予想され、今期はもとより来期も業績好調が継続の見通しにある。来期まで見れば株価はなお割安である。(株式評論家・隆盛)
現在はそこからの調整場面。既に2月13日の2572円で値幅整理を完了しており、戻り第2波を意識した足取りとなっている。今2013年3月期の第3四半期累計決算では営業利益は4億2000万円を確保した。前年同期は連結決算未導入のため比較はないが、既に前3月期の営業利益3億2600万円を上回っているだけに、素晴らしく好調と言えそう。
小売業やサービス業を中心とした新規顧客の開拓に注力し、ソリューションサービスの受注拡大に努めている。企業の情報化投資に対する慎重姿勢は続いているものの、ERP(統合型ソフトウェア)を活用したシステム更新需要は堅調に推移することが予想され、今期はもとより来期も業績好調が継続の見通しにある。来期まで見れば株価はなお割安である。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:37
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【狙い場・買い場】マルサンアイ500円前後固める、1Q好決算を見直しへ
マルサンアイ<2551>(名2)は、前日比変わらずの504円で寄り、2月5日につけた昨年来高値535円を射程圏に捉えている。同社の株価は、今年1月25日に発表した今9月期第1四半期(1Q)の好決算を手掛かりに昨年来高値まで8営業日の短期間に2割高しており、この1Q好決算を見直し業績上ぶれ期待を高めて下値買いが続いている。
1Q業績は、前年同期比6%増収、73%経常増益、2.1倍純益増益と大きく伸び、利益は、3カ月分で期初予想の今期第2四半期(2Q)累計業績の6カ月分を1億円〜7000万円上回った。みそ事業は、企業間競争の激化で販売単価が下落し、出荷数量の減少する厳しい環境が続いているが、豆乳飲料事業の売り上げが、健康志向の高まりや新製品の投入効果により、豆乳部門の15%増の好調推移などから11%増と伸び、事業の効率化やコスト削減を継続したことなどが要因となった。
2Q累計・9月通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は、2億8100万円(前期比37%増)と続伸を見込んでいるが、業績上ぶれの期待も高まってくる。
株価は、25日移動平均線を下値支持ラインに年初来、上昇トレンドを鮮明化しており、今年2月の急騰相場再現なら同一上昇率で高値抜けから600円台乗せも想定範囲内となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
1Q業績は、前年同期比6%増収、73%経常増益、2.1倍純益増益と大きく伸び、利益は、3カ月分で期初予想の今期第2四半期(2Q)累計業績の6カ月分を1億円〜7000万円上回った。みそ事業は、企業間競争の激化で販売単価が下落し、出荷数量の減少する厳しい環境が続いているが、豆乳飲料事業の売り上げが、健康志向の高まりや新製品の投入効果により、豆乳部門の15%増の好調推移などから11%増と伸び、事業の効率化やコスト削減を継続したことなどが要因となった。
2Q累計・9月通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は、2億8100万円(前期比37%増)と続伸を見込んでいるが、業績上ぶれの期待も高まってくる。
株価は、25日移動平均線を下値支持ラインに年初来、上昇トレンドを鮮明化しており、今年2月の急騰相場再現なら同一上昇率で高値抜けから600円台乗せも想定範囲内となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:32
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【狙い場・買い場】住友精密シェールガス関連、気化装置大手
石油資源開発<1662>(東1)が4日、マレーシア国営石油会社ペトロナスがカナダで計画する「シェールガス」開発・液化天然ガス(LNG)輸出プロジェクトに参画すると発表。ペトロナスが2018年末をめどにLNG年1200万トンをアジア向けに輸出する計画と伝わったことを受け、LNGタンク工事大手のトーヨーカネツ<6369>(東1)が昨年来の高値を更新するなどシェールガス関連銘柄人気が再燃しており、住友精密工業<6355>(東1)も関連銘柄として見直される可能性があり注目したい。
同社は、超低温で冷却された液体状態のLNGを熱交換でガス化させるLNG気化装置を手がけているが、昨年12月にORV(オープンラックタイプ)のLNG気化装置の累計受注が300基に達成し、世界シェア首位であると発表。オープンラックタイプの気化装置は、輸入されたLNGの受け入れ基地で都市ガス用や火力発電用燃料となる天然ガスを供給するために使われるため、今般の日本へのLNG輸入増で受注が増えると予想される。
足元の業績、中国市場向けの液晶製造装置や油圧機器部品等の停滞に加え、国内向けのMEMS製造関連装置や熱交換器も需要回復の遅れが響き、今3月期売上高は430億円(前期比17.8%減)、営業利益は6億円(同85.7%減)、経常利益は5億5000万円(同85.9%減)、純利益は1億円(同98.5%減)と大幅減益を見込むが、PBR0.70倍と割り負けしている。来3月期は北米で航空機向け脚システムの受注獲得に対する期待感があり見直し余地はある。
株価は、9月6日に昨年来の安値302円、10月15日安値302円、11月12日安値305円と売り直されて底値確認から1月7日高値434円と上昇。その後、400円を軸にもみ合いとなっているが、徐々に下値を切り上げ、上値指向を強める方向となっており、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
同社は、超低温で冷却された液体状態のLNGを熱交換でガス化させるLNG気化装置を手がけているが、昨年12月にORV(オープンラックタイプ)のLNG気化装置の累計受注が300基に達成し、世界シェア首位であると発表。オープンラックタイプの気化装置は、輸入されたLNGの受け入れ基地で都市ガス用や火力発電用燃料となる天然ガスを供給するために使われるため、今般の日本へのLNG輸入増で受注が増えると予想される。
足元の業績、中国市場向けの液晶製造装置や油圧機器部品等の停滞に加え、国内向けのMEMS製造関連装置や熱交換器も需要回復の遅れが響き、今3月期売上高は430億円(前期比17.8%減)、営業利益は6億円(同85.7%減)、経常利益は5億5000万円(同85.9%減)、純利益は1億円(同98.5%減)と大幅減益を見込むが、PBR0.70倍と割り負けしている。来3月期は北米で航空機向け脚システムの受注獲得に対する期待感があり見直し余地はある。
株価は、9月6日に昨年来の安値302円、10月15日安値302円、11月12日安値305円と売り直されて底値確認から1月7日高値434円と上昇。その後、400円を軸にもみ合いとなっているが、徐々に下値を切り上げ、上値指向を強める方向となっており、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:03
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【狙い場・買い場】一段高狙えるインフォメーションクリエーティブ、第1Q好スタート
情報サービスのインフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)に注目したい。ソフトウェア開発とシステム運用を主力としている。株価は高値圏でのモミ合い展開から上放れた。一段高が期待されそうだ。
今期(13年9月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比6.2%増の62億56百万円、営業利益が同8.7%増の3億52百万円、経常利益が同4.9%増の3億71百万円、純利益が同18.2%増の1億96百万円としている。官公庁・民間案件とも受注が好調な模様で、クラウドコンピューティング関連や組み込み系ソリューション関連を強化する。さらに技術者の稼働率向上も寄与する模様だ。通期予想に対する第1四半期(10〜12月期)の進捗率は売上高が24.8%、営業利益が30.7%、経常利益が32.1%、純利益が38.8%だった。概ね順調な推移であり、通期上振れの期待感も高まるだろう。
株価の動きを見ると、概ね600円台で小動きだったが、徐々に水準を切り上げて08年1月以来となる700円台を回復した。2月25日には735円まで上値を伸ばす場面があった。今期好業績見通しや第1四半期(1Q)の進捗率の高さを評価する動きだろう。3月5日の終値725円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS51円41銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は3.3%近辺、実績PBR(前期実績のBPS759円54銭で算出)は1.0倍近辺である。
600円台半ばでのモミ合い展開から上放れた形となり、トレンド好転を確認して先高感を強めている。13週移動平均線がサポートラインとなって上値追いの展開が期待されそうだ。今期好業績見通しに加えて増額の可能性も考慮すれば指標面に割高感はなく、06年8月以来となる800円台乗せも射程圏だろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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今期(13年9月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比6.2%増の62億56百万円、営業利益が同8.7%増の3億52百万円、経常利益が同4.9%増の3億71百万円、純利益が同18.2%増の1億96百万円としている。官公庁・民間案件とも受注が好調な模様で、クラウドコンピューティング関連や組み込み系ソリューション関連を強化する。さらに技術者の稼働率向上も寄与する模様だ。通期予想に対する第1四半期(10〜12月期)の進捗率は売上高が24.8%、営業利益が30.7%、経常利益が32.1%、純利益が38.8%だった。概ね順調な推移であり、通期上振れの期待感も高まるだろう。
株価の動きを見ると、概ね600円台で小動きだったが、徐々に水準を切り上げて08年1月以来となる700円台を回復した。2月25日には735円まで上値を伸ばす場面があった。今期好業績見通しや第1四半期(1Q)の進捗率の高さを評価する動きだろう。3月5日の終値725円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS51円41銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は3.3%近辺、実績PBR(前期実績のBPS759円54銭で算出)は1.0倍近辺である。
600円台半ばでのモミ合い展開から上放れた形となり、トレンド好転を確認して先高感を強めている。13週移動平均線がサポートラインとなって上値追いの展開が期待されそうだ。今期好業績見通しに加えて増額の可能性も考慮すれば指標面に割高感はなく、06年8月以来となる800円台乗せも射程圏だろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:38
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【狙い場・買い場】フランスベッドHD、上放れ後の相場頑強、再上昇近い
フランスベッドホールディングス<7840>(東1)に注目したい。メディカルサービス事業(介護福祉用具レンタル、通所介護施設運営など)とインテリア健康事業(ベッド、リハビリ商品など)を展開している。株価はモミ合いレンジから上放れて水準を切り上げた。先高観が強まるだろう。
今期(13年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比5.8%増の527億円、営業利益が同42.7%増の23.2億円、経常利益が同41.2%増の22.5億円、純利益が同2.5倍の11.9億円としている。営業拠点新設などによる介護福祉用具や在宅医療機器の拡販効果で、営業損益が大幅に改善する見込みだ。通期予想に対する第3四半期累計(4〜12月期)の進捗率は、売上高が70.8%、営業利益が62.3%、経常利益が62.7%、純利益が75.1%で、営業利益と経常利益の進捗率がやや低水準だが、通所介護施設の期中の新設も寄与する模様だ。医療・介護用のベッド・マットレスや「リハテック」ブランドの介護福祉用具など、高齢化社会に対応したビジネスに経営資源をシフトしており、国の政策支援なども追い風として中期的に収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、160円〜180円近辺のモミ合い展開から上放れの形となり、1月25日には売買高を伴って225円まで急伸した。その後は上げ一服の形だが、概ね高値圏の200円近辺で推移している。今期好業績見通しを評価する動きだろう。3月5日の終値197円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5円40銭で算出)は36倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3円50銭で算出)は1.8%近辺、そして実績PBR(前期実績の連結BPS163円48銭で算出)は1.2倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線近辺で上げ一服の形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発して、サポートラインを確認した形だろう。モミ合いレンジから上放れて先高感を強めているだけに、上値を試す展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
今期(13年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比5.8%増の527億円、営業利益が同42.7%増の23.2億円、経常利益が同41.2%増の22.5億円、純利益が同2.5倍の11.9億円としている。営業拠点新設などによる介護福祉用具や在宅医療機器の拡販効果で、営業損益が大幅に改善する見込みだ。通期予想に対する第3四半期累計(4〜12月期)の進捗率は、売上高が70.8%、営業利益が62.3%、経常利益が62.7%、純利益が75.1%で、営業利益と経常利益の進捗率がやや低水準だが、通所介護施設の期中の新設も寄与する模様だ。医療・介護用のベッド・マットレスや「リハテック」ブランドの介護福祉用具など、高齢化社会に対応したビジネスに経営資源をシフトしており、国の政策支援なども追い風として中期的に収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、160円〜180円近辺のモミ合い展開から上放れの形となり、1月25日には売買高を伴って225円まで急伸した。その後は上げ一服の形だが、概ね高値圏の200円近辺で推移している。今期好業績見通しを評価する動きだろう。3月5日の終値197円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5円40銭で算出)は36倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3円50銭で算出)は1.8%近辺、そして実績PBR(前期実績の連結BPS163円48銭で算出)は1.2倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線近辺で上げ一服の形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発して、サポートラインを確認した形だろう。モミ合いレンジから上放れて先高感を強めているだけに、上値を試す展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:30
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【狙い場・買い場】高値圏のモミ合い上放れ近いゼリア新薬工業、利益進捗率高い
中堅医薬品メーカーのゼリア新薬工業<4559>(東1)に注目したい。消化器分野を主力とする医療用医薬品事業と、一般用医薬品などのコンシューマーヘルスケア事業を展開している。株価は高値圏でのモミ合いから上放れを窺う動きを強めている。
今期(13年3月期)の連結業績見通しについては、研究開発減税の寄与などを主因として2月5日に純利益を増額修正して、売上高が前期比5.3%増の560億円、営業利益が同0.7%増の46億円、経常利益が同1.9%増の45億円、純利益が同22.3%増の35億円とした。H2受容体拮抗剤「アシノン」や亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマック」が薬価改定の影響を受け、広告宣伝費も増加する模様だが、潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」が好調である。コンシューマーヘルスケア事業では「コンドロイチン群」が苦戦しているが、コンビニ向け「ヘパリーゼW(清涼飲料水)」が好調な模様だ。通期会社予想に対する第3四半期累計(4〜12月期)の進捗率は、売上高が72.0%、営業利益が75.7%、経常利益が81.6%、純利益が93.6%である。上振れの可能性もありそうだ。
なお2月22日には、原発性低リン血症性くる病など「低リン血症」を適応症とする経口リン酸製剤「ホスリボン配合顆粒」を3月4日から新発売すると発表している。
株価の動きを見ると、1月4日の戻り高値1459円を付けた後に上げ一服の展開となったが、足元では1430円近辺まで戻して上値を窺う動きとなっている。高値圏での短期調整が一巡した形だろう。3月5日の終値1433円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS84円66銭で算出)は16〜17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間26円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS734円06銭で算出)は2.0倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線を挟む展開だが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から水準を切り上げて、サポートラインを確認した形だろう。高値圏でのモミ合いから上放れの展開が期待され、12年3月の高値1509円は射程圏だろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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今期(13年3月期)の連結業績見通しについては、研究開発減税の寄与などを主因として2月5日に純利益を増額修正して、売上高が前期比5.3%増の560億円、営業利益が同0.7%増の46億円、経常利益が同1.9%増の45億円、純利益が同22.3%増の35億円とした。H2受容体拮抗剤「アシノン」や亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマック」が薬価改定の影響を受け、広告宣伝費も増加する模様だが、潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」が好調である。コンシューマーヘルスケア事業では「コンドロイチン群」が苦戦しているが、コンビニ向け「ヘパリーゼW(清涼飲料水)」が好調な模様だ。通期会社予想に対する第3四半期累計(4〜12月期)の進捗率は、売上高が72.0%、営業利益が75.7%、経常利益が81.6%、純利益が93.6%である。上振れの可能性もありそうだ。
なお2月22日には、原発性低リン血症性くる病など「低リン血症」を適応症とする経口リン酸製剤「ホスリボン配合顆粒」を3月4日から新発売すると発表している。
株価の動きを見ると、1月4日の戻り高値1459円を付けた後に上げ一服の展開となったが、足元では1430円近辺まで戻して上値を窺う動きとなっている。高値圏での短期調整が一巡した形だろう。3月5日の終値1433円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS84円66銭で算出)は16〜17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間26円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS734円06銭で算出)は2.0倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線を挟む展開だが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から水準を切り上げて、サポートラインを確認した形だろう。高値圏でのモミ合いから上放れの展開が期待され、12年3月の高値1509円は射程圏だろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:12
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