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記事一覧 (01/31)【狙い場・買い場】マーベラスAQL、株価上昇に勢い、業績拡大
記事一覧 (01/31)【狙い場・買い場】ネットワークバリューコンポネンツ、下値切り上げの展開、好業績
記事一覧 (01/30)【狙い場・買い場】翻訳センター、期待の決算発表に注目、高値挑戦
記事一覧 (01/30)【狙い場・買い場】六甲バターは配当落ち安値から割り負け訂正買いで大出直りへ
記事一覧 (01/30)【狙い場・買い場】ログハウスのアールシーコア、売上2ケタ伸長、来場者最高
記事一覧 (01/30)【狙い場・買い場】テクマトリックス増収増益、ストック型も奏功、割安
記事一覧 (01/30)【狙い場・買い場】ミロク情報サービス、急騰後の調整終了、高利回りで低PER
記事一覧 (01/30)【狙い場・買い場】クリーク・アンド・リバー社、モミ合い下値水準に到達、増額含み
記事一覧 (01/30)【狙い場・買い場】住金物産は鉄鋼関連の出遅れ、待ち伏せ
記事一覧 (01/29)【狙い場・買い場】クレスコ大幅増益で利回り3.7%、PER9倍は割安、金融関連
記事一覧 (01/29)【狙い場・買い場】業績V字回復予想のユーシンは下げ過ぎ訂正で高値キャッチアップ
記事一覧 (01/29)【狙い場・買い場】バリューコマースはヤフーとの連携に期待感
記事一覧 (01/29)【狙い場・買い場】キーウェアソリューションズ株価、戻り相場に基調転換、黒字転換
記事一覧 (01/29)【狙い場・買い場】クラウディア、結婚式場運営伸長で1Q好調、低PER
記事一覧 (01/28)【狙い場・買い場】東洋水産は想定為替が13円の為替差益になり意外性
記事一覧 (01/28)【狙い場・買い場】三角保ち合い煮詰まるJパイルは最高値更新から青空も
記事一覧 (01/28)【狙い場・買い場】医療衛生材の川本産業、好業績、ノロウイルス関連も伸長、割安
記事一覧 (01/28)【狙い場・買い場】株価上昇基調のGMOクラウド、前12月期大幅増益、今期も期待
記事一覧 (01/28)【狙い場・買い場】スターティア、期待の3Q発表接近、電子ブック作成ソフト好調
記事一覧 (01/28)【狙い場・買い場】日本エンタープライズ、今期の増額を見直しへ、電子書籍も
2013年01月31日

【狙い場・買い場】マーベラスAQL、株価上昇に勢い、業績拡大

狙い場・買い場 マーベラスAQL<7844>(東1)は、オンライン事業(オンラインゲーム開発)、コンシューマ事業(家庭用ゲーム機向けソフト開発)、音楽映像事業(アニメ映像商品、ミュージカル公演など)を展開している。株価は上値追いの展開が続いている。

 今期(13年3月期)連結業績見通しは、売上高が185億円、営業利益が22億円、経常利益が21.3億円、純利益が12.9億円としている。11年10月に3社合併したため前期との単純比較はできないが、第2四半期累計(4〜9月期)は、コンシューマ事業の新作ソフト受注なども寄与して計画以上となった。また通期予想に対する進捗率も、売上高が42.7%、営業利益が50.2%、経常利益が47.9%、純利益が50.0%と順調な水準だった。オンライン事業で主力タイトルの「ブラウザ三国志」などが順調であり、11月に配信開始した「閃乱カグラ」シリーズ初のソーシャルゲームなどの寄与も期待され、通期上振れの可能性もあるだろう。また12月21日には、オンラインゲーム開発のエンタースフィアの株式を取得して子会社化すると発表した。来期(14年3月期)の開発体制強化に繋がるだろう。

 株価の動きを見ると、短期調整を挟みながら右肩上がりの展開が続き、1月29日には3万9300円まで上昇する場面があった。好業績期待で上値を追う態勢だろう。30日の終値3万8950円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2413円24銭で算出)は16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間1000円で算出)は2.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万7028円50銭で算出)は2.3倍近辺となる。

 足元ではやや過熱感もあるが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって、上昇トレンドを継続している。通期見通し上振れに対する期待感で上値を追う展開が期待されそうだ。2月8日予定の第3四半期累計(4〜12月期)業績発表が接近して、上げ足を加速する可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】ネットワークバリューコンポネンツ、下値切り上げの展開、好業績

狙い場・買い場 ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)は、ネットワーク関連製品の輸入販売・運用・保守事業を展開している。株価は急騰と急反落を繰り返しながら徐々に水準を切り上げている。決算発表が接近して上値を試す可能性もありそうだ。

 前期(12年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比1.9%増の25億17百万円、営業利益が同0.4%増の1億29百万円、経常利益が同9.1%増の1億17百万円、純利益が同2.5倍の45百万円としている。クラウドサービス市場の拡大を背景としてセキュリティ関連製品が順調だった模様である。純利益は投資有価証券売却益計上や減損損失一巡も寄与する。通期予想に対する第3四半期累計(1〜9月期)の進捗率は売上高が76.4%、営業利益が79.1%、経常利益が87.2%、純利益が197.8%と高水準で、純利益はすでに計画を上回っていた。特別損失発生などの不確定要因を考慮した模様だが、通期上振れの可能性は高いだろう。

 株価の動きを見ると、動意付いて急騰しても人気が続かず急反落するパターンを繰り返しているが、水準は徐々に切り上げているようだ。1月21日には14万7000円まで上昇する場面があり、昨年11月7日の14万5000円を上抜いた。足元は概ね11万円〜12万円近辺で推移している。30日の終値11万6000円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS4843円62銭で算出)は24倍近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS1万3355円18銭で算出)は9倍近辺となる。

 急騰と急反落を繰り返しているが、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げているようだ。決算発表が接近して前期上振れや来期業績に対する期待感が高まり、一気に昨年6月25日の高値16万9000円に届く可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | 注目銘柄
2013年01月30日

【狙い場・買い場】翻訳センター、期待の決算発表に注目、高値挑戦

狙い場・買い場 翻訳センター<2483>(JQS)に注目したい。2月8日に今期(13年3月期)第3四半期累計(4〜12月期)業績の発表を予定している。株価は調整一巡感を強めており、強基調に回帰して上値を試す動きが期待されそうだ。

 特許・医薬・工業・金融の4分野を中心に、企業向けの専門性の高い翻訳サービスを展開し、企業の知的財産権関連、新薬開発関連、新製品開発関連、海外展開関連、ディスクロージャー関連などで需要拡大が期待されている。

 今期連結業績見通しについては、9月13日に増額修正して売上高が前期比31.8%増の73億円、営業利益が同18.1%増の5.2億円、経常利益が同18.2%増の5.2億円、純利益が同22.9%増の2.8億円としている。大阪本社移転費用が一時的な利益圧迫要因となるが、翻訳事業で特許・医薬・工業分野が好調な模様である。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が41.5%、営業利益が26.9%、経常利益が26.7%、純利益が24.7%と低水準だったが、新規連結した通訳・翻訳・国際会議運営のアイ・エス・エス(ISS)が下期にフル寄与するため達成可能だろう。

 株価の動きを見ると、昨年10月26日に高値28万6000円を付けた後に反落したが、18万円台から反発して1月29日には25万円まで上昇するなど、高値圏へ回帰の動きを強めている。利益確定売りが一巡して今期好業績見通しを再評価する動きだろう。29日の終値24万4900円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1万6622円14銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間4500円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS13万6790円51銭で算出)は1.8倍近辺となる。

 日足チャートで見ると、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復して強基調に回帰している。また週足チャートで見ても、13週移動平均線近辺から反発している。サポートラインを確認して上昇トレンドに回帰した形だろう。2月8日に第3四半期累計業績の発表を予定しており、上値を試す展開が期待されそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:30 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】六甲バターは配当落ち安値から割り負け訂正買いで大出直りへ

狙い場・買い場 六甲バター<2266>(大1)は、昨年12月25日に配当権利落ちで昨年来高値639円から12%の調整をしたが、大出直りに再発進する展開が有力である。昨年12月の大証1部承認・指定替え記念増配に続き、2月上旬には12月期決算発表が予定され、さらに今年7月に東証第1部と大証第1部が市場統合され、つれて大証1部の同社株も東証株価指数(TOPIX)に算入され需給好転思惑が強まるからだ。大証単独上場の地方株から全国銘柄にレベルアップ、大幅に割り負けを訂正しよう。

 同社の株価は、昨年11月に大証1部指定替えが承認され、2.5円の記念配当の増配を発表、さらに12月11日に自己株式立会外買付取引(買付価格629円)を実施したことも加わり昨年来高値まで100円高した。この配当落ちでほぼ往って来いの調整となっているが、目下集計中の前2012年12月期業績からも株価は出遅れが顕著となっている。

 2012年12月期業績は、輸入原料チーズ価格が、国際需給引き締まりで上昇に転じ、国内市場の競争も激化している厳しい環境下、新製品の開発、コスト低減、品質管理体制の強化などを進め小幅減益にとどめて、純利益は、18億5000万円(前期比3%減)を予想、昨年11月に発表の第3四半期業績の純利益進捗率は、通期業績対比で72%と前年同期並みにとどめた。

 続く2013年12月期業績の動向は、2月上旬の決算発表待ちとなるが、輸入原料価格の落ち着きなどから増益転換が見込まれ、東洋経済会社四季報最新号では、純利益が前期並みを維持すると観測されている。この業績水準から、PERは6倍台、PBRは0.8倍と割安となる。

 一方、東証1部・大証1部の市場統合による需給好転は、同社と同時に大証1部指定替えを承認された新晃工業<6458>(大1)遠藤照明<6932>(大1)が、東証・大証が経営統合、日本取引所グループ<8697>(東1)が設立され新規上場されたこともあり、昨年来高値追いとなっており、この面での同社株の出遅れも目立つ。

 株価は、1996年5月の上場来高値1470円から2002年11月に125円安値まで売られ、この調整幅の4割弱の底上げをしたところである。高値奪回から、調整幅の半値戻し水準797円への大出直りも想定範囲内となろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:32 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】ログハウスのアールシーコア、売上2ケタ伸長、来場者最高

狙い場・買い場 アールシーコア<7837>(JQS)に注目したい。ログハウス(丸太組み工法住宅)のオリジナルブランド「BESS」の販売を直営とFCで展開している。中期的な収益拡大を期待する形で、株価は上値追いの展開が続いている。

 今期(13年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比13.6%増の107.3億円、営業利益が同1.1%増の6.7億円、経常利益が同2.0%増の6.6億円、純利益が同30.8%増の3.9億円としている。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が48.0%、営業利益が56.3%、経常利益が52.0%、純利益が53.1%と概ね順調な水準だった。営業拠点新設に伴う人件費増加、社内基幹システム更新に伴う償却費増加などが利益圧迫要因だが、高水準の受注残高を背景に増収増益見込みである。通期上振れの可能性もありそうだ。なお4〜9月期の全国「BESS」展示場への新規来場者数は過去最高の1万2290人となり、前年同期比22%増加している。営業強化や知名度向上の効果で来期(14年3月期)も受注棟数増加が期待されるだろう。

 株価の動き(昨年10月1日付で1株を100株に株式分割)を見ると、強基調の展開が続き1月15日には昨年来高値となる848円まで上昇した。足元は上げ一服の形だが、高値圏の800円近辺で堅調に推移している。29日の終値812円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS94円40銭で算出)は8〜9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想年間28円で算出)は3.5%近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮した連結BPS734円18銭で算出)は1.1倍近辺となる。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、長期の上昇トレンドを継続している。ただし適度な調整を交えているためテクニカル面での過熱感がなく、指標面も依然として割安な水準と言えるだろう。金融緩和や消費増税前の駆け込み需要期待も支援材料であり、上値追いの展開で1000円台も視野に入りそうだ。2月8日に第3四半期累計(4〜12月期)業績発表を予定しており、期待感が高まる可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:39 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】テクマトリックス増収増益、ストック型も奏功、割安

狙い場・買い場 テクマトリックス<3762>(東2)は、クラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業と、ハードウェアを販売する情報基盤事業を展開している。株価は今期(13年3月期)好業績見通しや自己株式取得を支援材料として、上値追いの展開が続いている。

 今期連結業績見通しは、売上高が前期比4.7%増の160億円、営業利益が同9.1%増の10.6億円、経常利益が同4.7%増の10.6億円、純利益が同15.9%増の5億円としている。アプリケーション・サービス事業はCRM・医療分野の新サービス、情報基盤事業は負荷分散装置が好調で、保守・運用・監視というストック型ビジネスの強化も奏功している模様だ。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は売上高が49.1%、営業利益が49.5%、経常利益が51.8%、純利益が57.8%と概ね順調な水準だった。

 なお11月28日発表の自己株式取得(取得株式総数の上限1100株、取得価額総額の上限1億円、取得期間12年12月4日〜13年2月28日)については、12月31日時点での累計取得株式総数が450株、取得価額総額が3787万3600円となっている。

 株価の動きを見ると、今期好業績見通しや自己株式取得などを好感して上値追いの展開が続いている。1月22日には10万6800円まで上昇して10年12月の10万3800円を上抜いた。足元も概ね10万円近辺で推移している。29日の終値10万1600円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS8278円42銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2500円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS8万3932円94銭で算出)は1.2倍近辺となる。

 昨年9月末の5万6000円近辺から1月22日の10万6800円まで、2倍弱の水準まで上昇して強基調の展開が続いている。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだろう。第3四半期累計(4〜12月期)業績で好調さを確認すれば、上値追いの展開が続きそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】ミロク情報サービス、急騰後の調整終了、高利回りで低PER

狙い場・買い場 財務・会計ソフト開発のミロク情報サービス<9928>(東1)に注目したい。株価は高値圏で堅調に推移し、急騰後の日柄整理が一巡して上値を試すタイミングのようだ。

 今期(13年3月期)連結業績見通しについては、売上高が前期比3.2%増の202.3億円、営業利益が同2.3%増の20.7億円、経常利益が同2.5%増の20.5億円、純利益が同3.9%増の11億円としている。中堅・中小企業向けERP(統合業務)システムの導入契約が順調に増加し、ハードウェア売上もセキュリティ機器を中心に好調な模様である。また会計事務所向け総合保守サービスやソフト使用料などのサービス収入も、契約企業数増加に伴い順調に増加している模様だ。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が50.6%、営業利益が50.7%、経常利益が51.7%、純利益が54.6%と順調な水準だった。ストック型ビジネスであることを考慮すれば通期上振れの可能性もあるだろう。

 株価の動きを見ると、東証1部市場指定替え発表を好感して10月30日に352円まで急騰した後は上げ一服の展開だが、概ね320円〜350円近辺の高値圏で推移し、徐々に水準を切り上げている。1月29日の終値345円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS35円87銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は3.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS280円54銭で算出)は1.2倍近辺となる。

 日足チャートで見ると、25日移動平均線に対してプラス乖離を維持して徐々に水準を切り上げている。また週足チャートで見ても、13週移動平均線がサポートラインとなって徐々に水準を切り上げている。急騰後の日柄整理が一巡して、10月30日の高値352円を試すタイミングが接近しているようだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】クリーク・アンド・リバー社、モミ合い下値水準に到達、増額含み

狙い場・買い場 クリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)に注目したい。株価は高値圏でやや乱高下する場面があったが、今期(13年2月期)好業績見通しを再評価する動きが強まるだろう。

 1月10日発表の第3四半期累計(3〜11月期)連結業績は、売上高が前年同期比20.3%増、営業利益が同50.7%増、経常利益が同46.0%増、純利益が同63.3%増の大幅増収増益だった。主力のクリエイティブ分野は国内でテレビ番組制作関連、SNSゲーム開発関連、電子書籍制作関連、韓国でテレビ番組制作関連が好調であり、医療・IT・法曹・会計分野のエージェンシー事業、自社開発ソーシャルアプリ配信事業などの収益化も寄与した模様だ。

 通期見通しについては9月27日に続いて2度目の増額修正を発表し、売上高が前期比14.0%増の180億円、営業利益が同40.6%増の9.5億円、経常利益が同37.2%増の10億円、純利益が同77.2%増の4.5億円とした。国内のクリエイティブ分野、医療・IT分野が想定以上に好調な模様である。配当予想も200円増額して年間400円(期末一括)とした。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が78.8%、営業利益が96.9%、経常利益が96.5%、純利益が98.9%に達しており、3度目の増額修正となりそうだ。

 株価の動きを見ると、1月10日に5万4400円まで上昇して昨年11月19日の高値5万3000円を上抜ける場面があり、やや乱高下したが足元は概ね高値圏の4万円〜5万円近辺でのボックス展開のようだ。29日の終値4万2950円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2090円29銭で算出)は20〜21倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間400円で算出)は0.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万5123円27銭で算出)は2.8倍近辺となる。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を挟んでモミ合う展開のようだが、モミ合いの下値水準は狙える。電子書籍関連人気は一巡した形だが、今期業績について3度目の上振れ期待があり、好業績見通しを再評価する動きが強まるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:59 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】住金物産は鉄鋼関連の出遅れ、待ち伏せ

狙い場・買い場 住金物産<9938>(大1)は、鉄鋼関連の出遅れとして注目したい。日本鉄鋼連盟の友野宏会長は28日の会見で、『政府の経済対策や円安効果で、2013年度の粗鋼生産は12年度を少し超えるとの期待が見え始めた』と語ったことを受け、新日鐵住金<5401>(東1)が昨年来の高値に迫るなど、騰勢を強めており、新日鐵住金系の商社である住金物産を見直す動きが強まると期待される。

 足元の業績、今3月期売上高は8200億円(前期比1.6%増)、営業利益は140億円(同3.5%増)、経常利益は140億円(同12.8%増)、純利益は78億円(同8.3%増)と増収増益を確保する見通し。第2四半期利益は当初の計画を上ブレ着地しており、31日に発表が予定されている第3四半期決算に対する期待感がある。株価は、1月18日に昨年来の高値260円と買われた後、もみ合っているが、今期予想PER5倍台・PBR0.63倍と割安感があり、配当利回り3.1%と利回り妙味もソコソコあり、大きく下押す懸念は少ない。待ち伏せ銘柄として好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:41 | 注目銘柄
2013年01月29日

【狙い場・買い場】クレスコ大幅増益で利回り3.7%、PER9倍は割安、金融関連

狙い場・買い場 金融系に強いクレスコ<4674>(東1・売買単位100株)を狙いたい。29日の株価は10円高の633円と610円台の下値固めから出直りの動きを強めている。

 ソフト開発の受託が主力で金融系に強い。このところ金融関係の銘柄が軒並み高となっていることから同社株にとっても動きやすい。とくに、株式市場の不振で銀行等は保有株の値下りに見舞われていたが、最近のマーケット活況で余裕が出て開発等の投資にも期待ができそうだ。

 第2四半期を終えた時点での今3月期は前期比10.0%増収、営業利益21.3%増益、1株利益70.4円の見通し。年22円配当は継続の予定。

 利回り3.47%、PER8.9倍と2ケタ増益銘柄としては著しく割安だろう。2月8日に第3四半期決算が発表の予定。仮に、増額ということにでもなれば急伸するだろう。割安水準だけに好仕込み場といえるだろう。(甘栗)

>>クレスコのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:15 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】業績V字回復予想のユーシンは下げ過ぎ訂正で高値キャッチアップ

狙い場・買い場 ユーシン<6985>(東1)は、自動車部品株のなかで経営戦略も株価動向も、ユニークに動く独自性が際立っている。数少ないマツダ<7261>(東1)系の部品株で、同社の田邊耕二取締役会長兼社長の積極経営政策などが要因で、この経営策では、かつて同社社長を公募したことからもユニークさが明らかである。

 株価も、部品株全般に逆行高・逆行安するなど独特のリズムを持っているが、今11月期純利益が、大幅黒字転換して、一気に2010年11月期の過去最高を更新することから、下げ過ぎ訂正に弾みをつける展開が有力で、下値は割安修正買い余地が大きい。

 同社の前期業績は、下方修正に次ぐ下方修正であった。同社納入の自動車部品に不具合が発生して対応費用を相次ぎ計上したことが要因で、これに新工場建設に伴う減価償却費増、旧工場の減損損失10億4900万円、仏Valeo社からのアクセスメカニズム事業買収に先立つ準備・調査費用などが重なり、今年1月11日開示の前期決算は、純利益が、昨年10月の再下方修正値を下ぶれ、15億3700万円の赤字(前期は16億円の黒字)と赤字転落幅を悪化させた。

 これに対して今期は、広島新工場が昨年12月11日からマザー工場として本格稼働し、アクセスメカニズム事業も今年3月に株式を正式取得することなどから増益転換、純利益は、前期計上の特別損失も一巡して40億円の黒字と予想、3期ぶりに過去最高(29億2100万円)を大幅に更新する。

 また同社は、このV字回復予想業績と同時に自己株式取得も同時に発表、株価はストップ高を交えて36%高し、600円台固めを続けている。

 株価は、2006年4月にピッキング被害防止の住宅用キーメカニズムを評価して1450円の高値をつけ、219円まで大きく調整、この調整幅の3分の1戻し水準までリバウンドしたところである。PER評価はわずか4倍台、PBRは0.6倍と下げ過ぎを示唆しおり、まず昨年3月につけた昨年来高値729円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:52 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】バリューコマースはヤフーとの連携に期待感

狙い場・買い場 ヤフー<4689>(東1)の連結子会社で、アフィリエイト広告トップクラスのバリューコマース<2491>(東1)に注目したい。ヤフーが、29日の今3月期第3四半期決算の発表を前に連日の昨年来高値と上値を伸ばしているほか、ヤフーが資本参加しているネット広告のセプテーニ・ホールディングス<4293>(JQS)の今9月期第1四半期業績が想定を上回っており、バリューコマースの業績も好調が続くと予想される。

 足元の業績、12年12月期売上高は90億5000万円(前期比16.2%増)、営業利益は8億8500万円(同16.6%増)、経常利益は10億1500万円(同22.0%増)、純利益は6億円(同35.4%)と2ケタの増収増益で最高益更新を見込み、続く13年12月期もネット広告が好調で連続最高益更新が観測されている。株価は、25日移動平均線をサポートラインに、1ケ月にわたる高値もみ合いを上抜く方向で、昨年10月に親会社となったヤフーとの連携強化に対する期待感が下支えし上昇基調を強める可能性が高く、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)
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【狙い場・買い場】キーウェアソリューションズ株価、戻り相場に基調転換、黒字転換

狙い場・買い場 キーウェアソリューションズ<3799>(東2)はシステム開発事業、システムインテグレーション事業、ITサービス事業などを主力としている。株価は長期の下降トレンドから脱して戻り歩調の展開のようだ。

 今期(13年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比3.6%増の159億60百万円、営業利益が5億20百万円(前期は5億28百万円の赤字)、経常利益が3億90百万円(同5億79百万円の赤字)、純利益が3億38百万円(同11億54百万円の赤字)としている。公共システムやネットワークシステムの受託開発、ITサービスなどが堅調であり、事業構造改革効果も寄与して黒字化見込みとしている。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は売上高が47.7%、営業利益が15.0%、経常利益が8.2%、純利益が6.8%と低水準だった。通期下振れの可能性に注意が必要だが、官公庁関連を中心に第4四半期(1〜3月期)の比重が高いとしている。

 株価の動きを見ると、11月下旬に動意付いて一気に水準を切り上げる展開となった。1月22日には308円まで上昇して11年8月以来の300円台を回復する場面があり、強基調への転換を鮮明にしている。今期下振れの可能性を織り込んで200円近辺での下値固めが完了し、来期(14年3月期)業績に対する期待感と考えられる。28日の終値279円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS37円10銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS586円60銭で算出)は0.5倍近辺となる。

 日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開だろう。また週足チャートで見ると26週移動平均線、月足チャートで見ると24カ月移動平均線を突破して上伸し、11年から続いた長期下降トレンドから脱してトレンド好転の動きとなっている。今期業績下振れ懸念を織り込んだ可能性があり、出直り本格化が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:00 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】クラウディア、結婚式場運営伸長で1Q好調、低PER

狙い場・買い場 クラウディア<3607>(東1)は、ウェディングドレスの製造・販売・レンタル、結婚式場の運営などを展開している。今期(13年8月期)好業績見通しを評価して株価は出直り感を強めている。

 1月10日発表の第1四半期(9〜11月期)連結業績は、売上高が前年同期比7.0%増、営業利益が同17.4%増、経常利益が同17.8%増、純利益が同17.4%減だった。ショップ事業がやや伸び悩んだが、ホールセール事業は新規取扱ブランドが寄与し、式場事業は「アイネスヴィラノッツェ沖縄」の好調に新規運営の「ル・センティフォーリア」(大阪市)も寄与した。純利益は固定資産売却益一巡で減益だった。

 通期見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比4.3%増の153.4億円、営業利益が同35.5%増の14.7億円、経常利益が同36.2%増の15.1億円、純利益が同3.4%増の9.4億円としている。ホールセール事業でのラインナップ強化効果、国内ショップ事業での新規店舗の寄与、式場事業での「アイネスヴィラノッツェ沖縄」の好調や「ル・センティフォーリア」の通期寄与、海外生産工場での原価低減効果、システム関連の一時的費用一巡などで大幅営業増益の見込みだ。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が30.5%、営業利益が72.9%、経常利益が72.3%、純利益が76.1%と高水準であり通期上振れの可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、1000円近辺の短期モミ合いから上放れて出直り感を強めている。1月18日には1199円まで戻す場面があった。今期好業績見通しを評価する動きだろう。28日の終値1155円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS204円03銭で算出)は5〜6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は3.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1499円33銭で算出)は0.8倍近辺となる。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開だろう。昨年4月2日の戻り高値1177円を突破したことで先高期待を強めている。指標面には割安感があり、短期調整を挟みながら11年8月の1310円を試す展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:54 | 注目銘柄
2013年01月28日

【狙い場・買い場】東洋水産は想定為替が13円の為替差益になり意外性

狙い場・買い場 東洋水産<2875>(東1)は本日反落となり、終値は2522円(37円安)。しかし、ジリ高基調のまま、PERは16倍前後。東証1部銘柄の平均PER18倍台(日経225銘柄平均も18倍台)との比較で割安感がある。生めん風の即席めん新製品が、「塩味」などのラインアップ拡大もあり、引き続き即席袋めん市場を席巻。第3四半期の決算発表は1月31日の予定で、当面の大きな注目要因になる。

 第2四半期の段階では、海外即席めん事業の売り上げ高が前年同期比12.2%増加するなど好調。今3月期の業績予想は、想定為替レートを1ドル78円として、連結売上高を前期比2.8%増、純利益を同5.5%増、1株利益は166円40銭と想定する。足元の外為レートは91円のため、単純に見れば13円の為替差益になる。(ステルス)


 
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:42 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】三角保ち合い煮詰まるJパイルは最高値更新から青空も

狙い場・買い場 ジャパンパイル(Jパイル)<5288>(東1)は、今年1月18日に昨年来高値469円をつけスピード調整の三角保ち合いを続けているが、この煮詰まりから再発進し、2009年2月の東証第2部上場時につけた上場来高値475円更新から青空相場を展開することが有力である。東日本大震災の復興需要や首都圏の再開発需要をフル享受する時流性のある業容で、今3月期業績も、これまで2回上方修正しており、1月31日発表予定の今期第3四半期(3Q)決算が、再発進の狼煙となる可能性もある。

 同社の今期業績は、昨年8月、12月と上方修正され、純利益は、8月の増額値11億円を16億円(前期比22%増)に引き上げて減益転換予想が増益転換、大幅続伸すると予想した。東日本大震災の復興や首都圏を中心とする再開発プロジェクト向けに主力のコンクリートパイルの需要が増加したことが要因で、その後の「アベノミクス」による緊急経済対策、復興・復旧予算の上乗せなどの政策支援効果で、1月31日の3Q決算発表時にさらに業績上乗せがあるか注目されている。

 同社は、このほか好材料が目白押しである。昨年12月4日に東証2部から東証1部に指定替えされ、この指定替えに際して新株式発行(発行価格327円)・株式売出しを実施、株価はやや下ぶれたものの、東証株価指数(TOPIX)算入開始でTOPIX連動型ファンドの買い増しなどの需給好転思惑があり、これが今年年初の昨年来高値更新の要因となっている。

 また指定替えに際して記念配当2円を上乗せ、年間10円配当(前期実績8円)に増配することも好感されている。

 さらに昨年9月にはベトナムでコンクリートパイル製造の合弁会社を設立、日本企業が大挙進出、大型プロジェクトが予想されるなか、大きな経営拠点となる見込みである。

 株価は、東証2部上場時の最高値475円から2010年10月に117円まで大きく売られ、ようやく最高値にキャッチアップしてきたところだが、PERは7倍台、PBRは0.9倍と割安である。値ごろ妙味もあり、上値追いに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:53 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】医療衛生材の川本産業、好業績、ノロウイルス関連も伸長、割安

狙い場・買い場 ガーゼや手術用品など医療用衛生材料大手の川本産業<3604>(東2)に注目したい。今期(13年3月期)好業績見通しが評価され、株価は上値追いの展開が期待されそうだ。

 今期業績(非連結)見通しは11月5日に利益を増額修正し、売上高が前期比2.1%増の303億30百万円、営業利益が同37.9%増の5億82百万円、経常利益が同31.7%増の4億75百万円、純利益が同53.3%増の2億65百万円としている。繊維加工品が市場規模縮小の影響で低調だが、主力の衛生材料や医療用品が堅調であり、育児用品は想定以上に好調な模様である。高付加価値製品の販売強化による売上総利益率の改善、販管費抑制なども寄与して大幅増益の見込みである。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は、売上高が49.4%、営業利益が47.1%、経常利益が49.7%、純利益が50.6%と概ね順調な水準だった。下期はノロウイルスやインフルエンザ予防関連の需要も期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、昨年4月17日の379円を突破して上げ足に弾みがついた。1月15日には436円まで上昇する場面があり、足元も概ね410円近辺で推移している。今期好業績見通しを評価する動きだろう。25日の終値415円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS44円22銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は3.4%近辺、実績PBR(前期実績のBPS777円90銭で算出)は0.5倍近辺であり、依然として割安感のある水準だろう。

 日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインの形であり、強基調の展開だろう。また週足チャートで見ると380円近辺のフシを突破して上伸した形であり、13週移動平均線がサポートラインとして機能しそうだ。今期好業績見通しや指標面の割安感に加えて、ノロウイルスやインフルエンザなどの感染予防関連のテーマ性も支援材料だろう。上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:01 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】株価上昇基調のGMOクラウド、前12月期大幅増益、今期も期待

狙い場・買い場 ホスティングサービス(サーバ管理)や電子認証サービスなどを展開するGMOクラウド<3788>(東マ)に注目したい。株価は短期調整を挟みながら上値を追う展開が続いている。

 前期(12年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比5.2%増の95億02百万円、営業利益が同31.9%増の10億04百万円、経常利益が同26.8%増の10億07百万円、純利益が同55.7%増の5億87百万円としている。セキュリティサービスの拡販効果に加えて、クラウドサービスへの大型投資一巡による減価償却費減少も増益要因の模様だ。通期予想に対する第3四半期累計(1〜9月期)の進捗率は、売上高が74.0%、営業利益が73.0%、経常利益が73.7%、純利益が68.8%と概ね順調な水準だった。

 主力のホスティングサービス事業はクラウドサービスの市場拡大が追い風であり、セキュリティサービス事業の海外展開や、ソリューションサービス事業でのスピード翻訳サービスも順調な模様である。ストック型ビジネスの強みで今期(13年12月期)も収益拡大が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、昨年5月16日の安値3万9500円を起点として、短期調整を挟みながら上昇トレンドを継続している。1月18日には8万円まで上昇して11年7月以来の水準に回復した。足元も概ね7万円台で推移している。好業績見通しを評価する動きだろう。25日の終値7万7100円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5066円38銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間1800円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万4444円60銭で算出)は2.2倍近辺となる。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを維持している。足元は昨年来高値8万円を付けた後で上げ一服の形だが、今期業績に対する期待感も高まるだけに上値を追う展開となり、10万円大台も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:34 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】スターティア、期待の3Q発表接近、電子ブック作成ソフト好調

狙い場・買い場 スターティア<3393>(東マ)に注目したい。電子ブック作成ソフトやWebアプリケーションなどの開発、ネットワーク関連機器の販売などを展開している。1月31日に第3四半期累計(4〜12月期・3Q)業績発表を予定しており、期待感が高まる可能性もあるだろう。

 今期(13年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比18.8%増の60億39百万円、営業利益が同30.7%増の6億円、経常利益が同26.1%増の6億円、純利益が同7.7%増の3億円としている。ウェブソリューション事業は電子ブック作成ソフト「ActiBook」が好調であり、レンタルサーバーなどのネットワークソリューション事業はストック型ビジネスへのシフトも寄与する模様だ。通期予想に対する第2四半期累計(4〜9月期)の進捗率は売上高が51.2%、営業利益が46.0%、経常利益が47.2%、純利益が55.7%と概ね順調な水準だった。電子書籍関連市場の拡大が追い風であり、中国に子会社を設立して海外展開も開始する模様だ。中期的にも収益拡大が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、昨年11月5日の高値2085円から反落して調整局面だったが、概ね1500円近辺から反発して足元では1600円台に戻している。利益確定売りが一巡して出直り態勢のようだ。25日の終値1666円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円53銭で算出)は28倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円05銭で算出)は0.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS534円86銭で算出)は3.1倍近辺となる。

 日足チャートで見ると、25日移動平均線を回復して強基調に転換したようだ。また週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だろう。利益確定売りは一巡したと考えられ、電子書籍関連市場の拡大期待で11月の高値を試す可能性があるだろう。1月31日発表予定の第3四半期累計業績に対する期待感が高まる可能性もありそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:15 | 注目銘柄

【狙い場・買い場】日本エンタープライズ、今期の増額を見直しへ、電子書籍も

狙い場・買い場 日本エンタープライズ<4829>(東2)は、携帯サイト構築やモバイルコンテンツ制作などを主力としている。1月10日の今期(13年5月期)業績見通し増額修正を好感し、株価は安値圏でのボックスレンジから上放れて水準を切り上げている。

 1月10日発表の第2四半期累計(6〜11月期)連結業績は、売上高が前年同期比53.3%増、営業利益が同35.4%増、経常利益が同33.2%増、純利益が同39.0%増の大幅増収増益だった。コンテンツサービス事業ではコンテンツの自社制作強化、ソーシャルゲームアプリの配信開始、中国での電子コミック配信、ソリューション事業では新規連結のフォー・クオリアとの連携強化なども寄与した模様だ。

 通期の見通しについては、前回予想に対して売上高を5億30百万円増額して前期比47.6%増の41億20百万円、営業利益を65百万円増額して同28.2%増の3億90百万円、経常利益を65百万円増額して同25.8%増の4億円、純利益を25百万円増額して同32.3%増の2億25百万円としている。コンテンツサービス事業では交通情報の通期寄与などに加えて、携帯電話販売会社と共同展開している有料サービスの会員獲得が想定以上に伸びる模様だ。ソリューション事業ではアフィリエイト広告が好調な模様である。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が46.3%、営業利益が48.5%、経常利益が49.3%、純利益が53.8%と概ね順調な水準である。スマートフォン対応を強化しており、通期上振れの可能性もあるだろう。

 株価の動きを見ると、1月10日の増額修正を好感して、翌11日には前日比1480円(16.09%)高の1万680円まで急騰し、15日には1万970円まで上昇する場面があった。足元は上げ一服の形だが、概ね1万円近辺で推移している。25日の終値9980円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS596円82銭で算出)は16〜17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間150円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS8132円79銭で算出)は1.2倍近辺である。

 増額修正を好感して急騰し、昨年7月から続いた概ね8000円〜9000円近辺のボックスレンジから上放れの形となった。足元は上げ一服の形だが、日足チャートで25日移動平均線、週足チャートで13週移動平均線がサポートラインとして機能すれば、強基調の展開が期待されるだろう。今期好業績見通しに加えて電子書籍関連のテーマ性も支援材料であり、昨年7月3日の戻り高値1万1870円が視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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