「一寸先は闇」といわれるのは、政界、永田町である。現に支持率がアッという間に20%を割った麻生自民党の死に体が、いつまで持ちこたえられるのか分からない、新聞辞令は数多いが、確たる予測は見当たらない。しかし、麻生自民党の心配をしている場合ではない。兜町の足元も、この「一寸先は闇」では決して永田町には負けてはいない。2月相場は「二日新甫」だからである。「二日新甫」は相場が荒れるとするのが、兜町のジンクス、経験則だが、この「二日新甫」が、今年は念がいったことに3月も続くダブルの厄月となる。科学的な根拠は曖昧とはされてはいるが、「一寸先」どころか「前・後・左・右・上・下」と360度すべてが「闇」となり、「買ってやられ」、「売ってやられ」進むも戻るもジリ貧となる難解ささえ示唆しているようである。
「二日新甫」を先取りするように、すでに決算発表が大荒れである。世界の勝ち組のトヨタ自動車(7203)が、営業赤字転換するくらいだから、これからも業績の下方修正・赤字転落、果ては正社員首切りの非情企業とマスコミの矢面に立たされ、記者会見で社長が頭を下げる銘柄が続出することは、ほぼ間違いない。
そんな2月相場にどう対処するか?株安がプラスに働く銘柄をスクリーニングすることが第一となる。となれば、インカムゲイン狙いの配当利回り買いとなる。配当利回りは、分子の配当を分母の株価で割って算出するから、株価が値下がりすればするほど利回りは高くなる。好配当銘柄を安値で仕込む逆張り投資が成立することになる。もちろん、分子の配当が減配、無配となれば、元も子もない。いっぺんに計算式が逆転して「一寸先は闇」を嘆かざるを得なくなる。
減配、無配の心配のない銘柄をセレクトすることがポイントになる。そこで浮上するのがコンビニエンスストア株である。生活防衛関連銘柄の先駆株で、昨年は「タスポ」関連特需まであって業績は好調で、増配をする銘柄まである。しかも幸いなことにすべて2月決算会社である。債券投資で定石とされる所有期間利回り買い的感覚で、わずか1カ月の保有で好配当利回りが謳歌できるとすれば、資金効率はこのうえもない。
ローソン(2651)、サークルKサンクス(3337)、セブン&アイ・ホールディングス(3382)、ミニストップ(9946)が該当することになり、穴は第3四半期決算が失速気味に終わりやや「一寸先は闇」的なシー・ヴイ・エス・ベイエリア(2687)となる。
・【一覧】コンビニエンスストア関連銘柄
浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。























■東京一極集中改め地方活性化で生き生きニッポンの再生が大切


先日、日本映画『ハンサム☆スーツ』を見て、ビックリした。映画に協賛しているとはいえ、作品中に「よ・う・ふく〜の青山〜♪」と、コマーシャル映像が入っているのだ。それと、青山商事の店舗でのロケ撮影のシーンあり、(たぶん)社員さんがエキストラで出ていたり。映画にこんなに宣伝(っぽい)映像が入っているのは、あまり見たことがないので驚いた。青山商事側の強力な協力体制(シャレではないが)がうかがえて、すごいと思った。というわけで、「スーツ」銘柄。(2009/01/15 株マニ)

また、民間調査機関の富士経済(東京・中央)は国内のバイオマス(生物資源)関連市場の規模が2015年度に07年度比5.4倍の3817億円に拡大するとの調査結果を明らかにしており、需要は確実に拡大する見通しで、オバマ政権誕生が後押しし、今後バイオエタノール関連は折に触れ物色される可能性は高まりそうだ。
2008年相場は5〜7月頃までは堅調だったが、アメリカの金融不安の影響が製造業の代表であるGMなどビッグスリーの経営不安にまで波及。しかも、オリンピック特需の一巡も追い打ちとなって、世界の景気は急速に後退した。トヨタ自動車の赤字転落が象徴的だった。世界の政策当局は一斉に金利下げ、公共投資増加など景気テコ入れに乗り出した。これを、「効果ありと見るか」、「効果なしとみるか」、が2009年相場のポイントとなるだろう。もちろん、目に見える形での効果発現には時間がかかるとしても、「兆し」だけでも見えれば相場は先取りを始めるはずだ。5人の株式評論家に2009年の展望を聞いた。
ざっくり言えば、09年の日経平均は6000〜8000円の動きではないか。まず、足元は1月20日のオバマ新政権誕生までは歓迎ムードというか、成り行きを見るというか、売りも買いも手控えだろう。
前半は企業業績への不安で横ばいだろう。後半には景気、企業業績に少しは明るさも予想され日経平均は1万〜1万1000円と見ている。
前半安、後半高のパターンではないかとみている。安値は7100円程度、高値も1万円程度と、あまり大きな動きではないと思われる。1月は大きい行事が控えている。5日には日本の国会が始まる。20日にはオバマ新政権が正式に誕生する。特に、1月後半になれば、3月期決算の第3四半期決算が出始める。
後半は正直分からないが、前半にひと山ありそうだ。1万500〜1万1000円はあるのではないだろうか。ひとことで言えば、2007年、2008年の下げに対するリバウンドと、「これ以上は悪くならないだろう」という期待だ。








