インドのムンバイで10月26日夜、複数の場所で銃撃や爆破などのテロが起き、出張中の日本人ビジネスマンを含む100人以上が死亡した。現地の証券取引所は一時、取引を停止するなど混乱が続いているものの、28日午後現在、事態は収束に向かっているもようだ。日本からインドへ進出している企業は多いが、現在のところ、直接的な被害や株価への影響はほとんど見当たらないようだ。インドでの事業展開を行なっているものの、株価がしっかりしている優良銘柄を探した。(2008/12/01 株マニ)
■スズキ(7269)
インドで連結純利益の約半分を稼ぐスズキは、しっかり。割安・底値圏
スズキ<7269>(東1)は一時期、インド関連銘柄としてにぎわっていたが、実際、連結純利益の約半分をインドで稼いでいるという。
11月28日終値は14円高の1287円と、しっかり。チャートを見ると、21日につけた直近安値1140円から反発し、ジリ高トレンドとなっている。
ジリ高とはいえ、まだ底値圏。PERは11.63倍と、今期連結業績予想が前年比減収減益とはいえ、割安となっている。まずは次のフシ1600円ライン奪回を目指したい。
■国際計測器(7722)
タイヤ試験システムなどのメーカー国際計測器は、業績・株価ともリバウンドへ
国際計測器<7722>(JQ)は自動車・タイヤ試験システムを開発・製造・販売している。最近は包装貨物の耐振動試験などを行なう新製品を開発し、新事業分野を開拓中だ。主力のタイヤ関連試験機でインド向けが好調ということで、ここに入れる。
今期2009年3月期連結業績予想は、下方修正して前年比増収減益とした。現在、新製品・新事業分野を開拓しており、次期以降は業績の好転が見込まれている。中計では、2012年3月期の連結売上高125億円(今期予想112億円)、経常利益29億円(同16億円)、純利益17億4000万円(同9億6000万円)としている。
チャートを見ると、中期続落で来て、11月21日には年初来安値351円をつけた。以降は反発、ジリ高トレンドとなっている。11月28日終値は13円高の384円。技術力に定評のある会社なので、中期で業績・株価ともリバウンドしていくと見る。
田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。























「尻尾が犬を振り回す」と兜町中に大ブーイングが起こったのは、日経225先物取引がスタートし1988年9月である。先物価格の乱高下が、本体の現物株の株価を押し下げ波乱要因となったからである。これと同じことが、現在も進行中である。米国のサブプライムローン・バブルがはじけて起こった世界的な株価暴落、金融危機が、実体経済を直撃し不透明化させているからだ。いや「尻尾(金融危機」も「犬(実体経済)」も、ますます逆スパイラル化して、事態をますます深刻化させる懸念が拭い切れない。
■被害者も出て当面は「新興国売り」の「日本の内需買い」相場が本格化
麻生総理の政策で1人当り1万2000円の「生活応援料」が支給される見通しだ。65歳以上と、子供には8000円が上乗せされる。さすが、会社経営の経験のある総理だ。アメリカの新大統領オバマさん流に言えば、「黒人、白人ではなくアメリカ合衆国だ」というこから、「国民全員に1万2000円を支給して元気を出そう」ということだ。日本を元気にするには、「国民全員」の気持ちが大切である。











