「バブルの損はバブルで取り返せるのか?」−−サブプライムローン・バブルの崩壊途上でついそう考えてしまった。日米欧の金融当局が、金融商品の時価会計適用の一部凍結を検討していると伝えられたからだ。欧米の金融大手が、証券化商品の評価損で巨額の損失を計上し資本不足に見舞われ、経営破たんさえ相次いでおり、この未曾有の金融危機に対応する緊急措置だという。背に腹は換えられない切羽詰った挙句というのは分かる。しかし「それって、まるで後出しジャンケンじゃないの」とルール違反にクレームをつけたくなってくる。時価会計基準は、日本の株式持合い制度を粉々に砕き、さらにあのバブル崩壊後の平成不況下では、BIS(国際決済銀行)の自己資本比率規制とも重なって大手金融機関の貸し渋り、貸し剥がしの遠因ともなった。要するに「ジャパン・バッシング(日本叩き)」の有力なツールだったのである。それを今度は凍結とは、いくらなんでも身勝手すぎはしないかと、ついつい文句の一言、二言が口をついて出てしまうのである。
それと同時に、今回のバブル崩壊は、意外と早期に収束し、次のバブルが直ぐ手が届くようにやってくるかもしれないとの願望も高まる。これだけ世界各国で公的資金や流動性が供給され、しかも世界協調利下げである。マネーがジャブジャブと余り、ますます市場を駆け回ることになるからだ。日本の大手不動産株の株価は、昨年5月に前回の資産バルブ当時の高値を上抜き史上最高値をつけた。不動産投信(REIT)バブルが起こって、都心の地価が急反発したことが背景だった。これと同様なことが、今後はグローバル・ベースで再現されるのではないかと期待してみたくなってしまう。
大恐慌脱出の即効薬は、昔から戦争といわれおり、ぜひキナ臭くならないように願うばかりだが、次のバブルが起こるのか起こらないのか、起こるとしたら何にどこに起こるのかは、なお今回の金融危機の行方をしばらくウオッチする必要がある。
その間に目先の救世主銘柄として浮上しそうなのは、パチンコ関連株である。前週末17日に関連株の3社もが、揃って業績の上方修正を発表した。ゲンダイエージェンシー(2411・JQ)、藤商事(6257・JQ)、タイヨーエレック(6429・JQ)である。平和(6412)、マースエンジニアリング(6419)、オーイズミ(6428)、ダイコク電機(6430)、新光商事(8141)、日本ゲームカード(6261・JQ)なども含めて、かつて不況に強いといわれたパチンコ関連株の株価特性を試してみるのも一興となりそうだ。
浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。























10月も後半に入ったのに、東京では、まだそんなに涼しい感じはしない。全国の紅葉情報サイトによると、北海道の一部地域で「見ごろ」となっているようだが、ほかはまだ、緑の青葉マークだ。
■昔・仕手筋、今・外国人投資家

日経平均について、データの取れる、過去16年間について、「9月末と10月末」を比較した。16回中で「高い」が7回、「安い」が9回。7勝9敗で負け越し。勝率は約44%という数値。10月は下期入りの月だが、勝率はあまりよくない。しかも、値動き幅も大きくないのが特徴。
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産地・製造年月日偽装、使いまわし、さらには基準値を超える不純物や残留農薬、毒性物質の混合など、「食」に対する信用・安全を脅かす事件が相次ぐ昨今。警察庁のまとめによれば「食品の安全」に関わる事件は過去最悪だった昨年を既に上回るペースで増加しているとのこと。








