[特集]の記事一覧
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記事一覧 (11/07)新日本製鐵の株価は(相場&銘柄−強弱対立)
記事一覧 (11/05)業績相場は年4回やって来る。来年2月の上方修正予備群を静かにマーク
記事一覧 (11/05)東京駅前にオープン、『グラントウキョウ』関連銘柄(田北知見の銘柄ウォッチ)
記事一覧 (10/29)SEO対策コンサルティング事業の需要拡大、新たなマーケティング手法として関連銘柄に注目
記事一覧 (10/29)ザラ場業績上方修正銘柄は「一粒で二度おいしい」
記事一覧 (10/23)1日5リットルの奪い合いにビールは勝てるか
記事一覧 (10/22)IPO・MM銘柄投資は内需業態に注目し再浮上素地
記事一覧 (10/15)業績相場再発進のカギはまず精密株の決算動向
記事一覧 (10/01)ビーマップの杉野文則社長に事業の概要を聞く
記事一覧 (09/20)株式投資情報ブログ・銘柄アクセスランキングベスト30(2007年4月1日〜9月20日)
記事一覧 (09/14)雑誌・経済界(9/18発売)で犬丸正寛が本格実力銘柄選び「10の法則」と題した特集を大々的に掲載!
記事一覧 (09/14)ポスト安倍晋三・福田康夫関連銘柄一覧
記事一覧 (09/12)ポスト安倍晋三・麻生太郎関連銘柄一覧
記事一覧 (08/17)日経平均は今年最大の下げ幅で連日の年初来安値を更新、その原因とは・・
記事一覧 (07/13)月足チャートで確実に稼ぐ必勝銘柄−サンフロンティア不動産
記事一覧 (07/06)個人投資家向けサービスを支えるIT
記事一覧 (06/22)月足チャートで確実に稼ぐ必勝銘柄−フェローテック
記事一覧 (06/20)月足チャートで確実に稼ぐ必勝銘柄−星光PMC
記事一覧 (06/13)月足チャートで確実に稼ぐ必勝銘柄−双信電機
記事一覧 (05/24)1ヶ月半の日経平均はわずか418円の動きと小幅
2007年11月07日

新日本製鐵の株価は(相場&銘柄−強弱対立)

相場&銘柄 強弱対立 新日本製鉄<5401>(東証1部)の株価が去る8月17日につけた安値700円へ、11月6日にツラ合わせした。果たして株価の行方は。

わーい(嬉しい顔)強気 これで典型的なダブル底だ。買っていい。

がく〜(落胆した顔)弱気 目先は底となることは認める。しかし、君はどこまで戻ると思ってるんだ。

わーい(嬉しい顔)強気 08年3月期の予想1株利益58円、PERはわずかに12倍と、平均(17.47倍)を大きく下回っている。平均並みで1013円だ。そこまで見込まなくても1000円はある。当然、7月23日の高値964円は抜く。

がく〜(落胆した顔)弱気 本気でそう思ってるの? おめでたい人だ。信用買残が1億3595万株もあって、ほとんど減っていないよ。これから高値期日が来る。それを肩代わりできる力が買い方にあるとは思えない。

わーい(嬉しい顔)強気 そこが甘い、相場には理外の理がある。カラ売りの残だって、君のような弱気が多いから794万株ある。踏み上げの可能性だってある。それに、来年は中国のオリンピックだ。オリンピック前に大きな相場は必ずある。

がく〜(落胆した顔)弱気 オリンピク相場は終わったよ。オリンピック施設を作るのは2年も3年も前で、今年初めに日本の公園からスベリ台が消えた時が鉄鋼のいちばんおいしいところだった。オリンピック関連は、ミズノとか上新電機を買っているんだよ。鉄はオリンピックの後が心配だ。

わーい(嬉しい顔)強気 弱気の君は、目先は底といったが、どこまで戻るとみているのかね。

がく〜(落胆した顔)弱気 26週線を割り込んでいるのがチャートは良くない。戻っても26週線の830円程度までと見ているよ。まあ、お互いに、素直に相場を見ようではないか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:27 | 特集
2007年11月05日

業績相場は年4回やって来る。来年2月の上方修正予備群を静かにマーク

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 業績相場は年間4回やって来る。米国株安より強いーーこう教えてくれたのが、コニカミノルタホールディングス(4902)の11月2日の急騰である。9月中間期決算発表とともに3月通期業績を上方修正し、前日の米国株の大幅安をハネ返して日経平均上昇寄与度トップの逆行高を演じた。大幅増益で着地した第1四半期(1Q)決算発表時に続く快挙である。これに対して下方修正銘柄、予想据え置き銘柄は、対照的にいわば「安心売り」とばかり値を崩された。少々やりすぎの感もあるが、四半期決算制度導入以来、決算発表のたびに年間4回繰り返される業績相場は、市場が健全化している証でもある。ただここで一考を要するのが、上ぶれ着地・予想据え置き銘柄だ。
 例えば住友金属鉱山(5713)である。同社は、1Q業績が大幅増益となったあと、9月に中間期・通期業績を上方修正し、中間期決算はその増額値を上回ったにもかかわらず、通期業績は据え置きとしたことが響き株価は反落したままだ。
 米国経済の減速懸念やニッケル価格の下落などの不透明要因を前に保守的に予想をした結果である。ということは裏を返せば、この見極めがつく来年2月の第3四半期決算発表に向け、また業績を再増額してくる可能性が残ることになる。次の業績相場のスター株の有力候補となるわけで、中間期決算発表がピ−クを迎える環境下、住友金鉱に代表される失望売りで反落したこうした次の上方修正予備群を静かにマークすることも忘れてはならない。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:17 | 特集

東京駅前にオープン、『グラントウキョウ』関連銘柄(田北知見の銘柄ウォッチ)

田北知見の銘柄ウォッチ 11月6日、JR東京駅前に、『グラントウキョウ』タワーがオープンする。ツインタワーで、オフィスや百貨店などが入っている。建築主・事業主は、東日本旅客鉄道<9020>(東1)など。サウスタワーは地上42階、地下4階、高さ200メートル。ノースタワーは地上43階、地下4階、高さは同じく200メートル。東京駅 八重洲口の大規模再開発プロジェクトとして注目を集めている。関連銘柄を特集した。

【東日本旅客鉄道<9020>(東1)】
 東日本旅客鉄道<9020>(東1)は8月14日につけた直近安値から反発し、上昇トレンドを形成中。ディフェンシブ株人気のなか、このままジリ高で100万円ラインを目指したい。
 10月31日終値は94万7000円。その株価で、PERは20.02倍、PBRは2.54倍。
 30日に発表した9月中間連結決算は、純利益のみ前年同期比減益だったが、売上高、営業・経常利益は増収増益。また、2008年3月通期連結業績予想を上方修正した。
 また、証券各社が相次いでレーティングを出した。国内証券は「1M」(買い、中リスク)、目標株価119万円。外資系証券は「買い」据え置きとしている。

【J.フロント リテイリング<3086>】(東1)
 『グラントウキョウ』ノースタワーには、『大丸東京』が移転オープンする。J.フロント リテイリング<3086>(東1)はご存知、今年9月に大丸と松坂屋の統合で設立した持株会社だ。
 J.フロント リテイリングの9月上場時からのチャートを見ると、上場当初に基準値897円を一瞬、下回った以外は、その株価を割ったことはない。凸凹しながらも、下値を切り上げる上昇トレンドを形成している。
 日足チャートを見ると、10月22日につけた直近安値985円から、ほぼ続けて7本の陽線が出ている。
 10月31日終値1035円で、PERは25.12倍。
 今期2008年2月期連結業績予想と、前期2007年2月期の、松坂屋ホールディングスと大丸の実績を単純に足した数字を比べると、売上高と純利益は減となるが、営業・経常利益は増益となる。さらに、業界観測では、次期2009年2月期は、増収増益と見られている。
 このまま続伸トレンドで、まずは前の高値フシ1150円ライン突破を目標としてみる。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:18 | 特集
2007年10月29日

SEO対策コンサルティング事業の需要拡大、新たなマーケティング手法として関連銘柄に注目

特集新たなマーケティング手法

 SEO対策とは「ヤフー(yahoo!)」や「グーグル(google)」などのサーチエンジンによる検索結果をページの上位に表示されるように工夫して、ホームページ(WEBサイト)のアクセスを増やす事で、「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」とも呼ばれています。
 社名や自社製品が上位表示されないことは「世の中に存在しないのと同じ」とまで言われており、アクセスアップを図る事で売り上げを増やしたり、ビジネスチャンスを獲得する機会を得る事が出来ます。自社製品や商品・サービスに興味を持つ見込み客を、いかにWEBサイトへ誘導するかと言ったマーケティング手法(需要の増加と新たな市場開発)の一つと言えるでしょう。

WEBサイトにおけるキーワードの重要性

検索エンジン(株式投資情報ブログ 証券オンライン) たとえば、消費者がインターネットで欲しい商品を検索する場合、お店の名前や商品名・特長などで探すでしょう。ですから消費者が頭の中で連想するキーワードや関連するキーワードが最も重要になってきます。そうしたキーワードをWEBサイトに組み込むことによって、ヤフーやグーグルは、そのキーワードにとって重要なページであると認識するので上位表示につながっていくのです。
 また、当サイト(株式投資情報ブログ・証券オンライン)のように、アクセス数も多く膨大なキーワードを有しているサイトからリンクされたり、紹介される事も上位表示に貢献しています。ですから企業のPRやIR活動などの広報活動がニュースとして取り上げられるという事は、大きな影響を与える事になります。
 たとえば今話題になっている「スティールパートナーズジャパン保有銘柄」をヤフーで検索してみますと上位1番に弊社の取り上げた記事が登場しています。同じく「ノーザントラスト保有銘柄」とグーグルで検索すると上位1〜4番までが弊社の記事が登場しています。また、「株の情報をリアルタイムで報道している新聞社」を調べたい場合は複数のキーワードで検索します。「株 情報 リアルタイム 報道 新聞社」とグーグルで検索しますと弊社(日本インタビュ新聞社)の記事が1・3・5番目に表示されています。(2007.10.26現在)

「SEO対策」のコンサルティング事業の需要拡大
2008年には100億円を突破


 実際には、サーチエンジン独自の様々なアルゴリズム(処理手順)によって判断されており、頻繁に順位の変更が行われています。
 企業では検索順位を上げるために(SEO)、様々な試みを行なって他社と競いあっていますが、こうした「SEO対策」をコンサルティングするビジネスの需要が旺盛となっています。2006年のSEO対策の市場規模は、前年比24%増の79億7000万円で、今後は、2008年に100億円を突破し、2010年には121億円規模へ成長すると試算されています(アウンコンサルティング調べ)。

 SEO対策関連銘柄では、アウンコンサルティング<2459>(東証マ)アイレップ<2132>(HC)フルスピード<2159>(東証マ)バリューコマース<2491>(東証マ)ゴメス・コンサルティング<3813>(HC)フラクタリスト<3821>(名証セ)デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム<4281>(HC)サイバーエージェント<4751>(東証マ)サイバー・コミュニケーションズ<4788>(東証マ)などがあげられます。

(代表的な検索エンジン)
・Yahoo! JAPAN http://www.yahoo.co.jp/
・Google http://www.google.co.jp/
・goo http://www.goo.ne.jp/
・Excite http://www.excite.co.jp/
・Infoseek Japan http://www.infoseek.co.jp/
・Fresheye http://www.fresheye.com/
・百度 http://www.baidu.jp/
・MSN http://jp.msn.com/
・ライブドア http://www.livedoor.com/
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:02 | 特集

ザラ場業績上方修正銘柄は「一粒で二度おいしい」

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 9月中間期決算の発表がたけなわである。業績の上方修正銘柄は急騰し、下方修正銘柄はそれ以上に急落している。この上方修正銘柄を事前にキャッチできれば百戦百勝は間違いない。しかし、インサイダー情報の入手は証取法のトガメを受けるし、並みの業績分析力では事前察知は至難の技である。
 そこで簡便法として注目したいのが、取引時間中(ザラ場)に上方修正する銘柄である。「一粒で二度おいしい」二段ロケット型の急騰が期待できるからである。業績修正を受け当日はもちろん急騰する。そして翌日も、この修正を日本経済新聞が、大きな見出し付きで報道し、初めて業績修正を知った投資家が改めて買いを入れさらに急騰するのである。
 代表例は、10月25日の13時に業績増額を発表した資生堂<4911>だ。発表を受けて当日は前場引け値から65円高まで買われたが、翌26日は日経紙のフォローもあり、さらに185円高と急騰した。修正発表から買い出動しても、十分に値幅取りができた計算になり、「第2の資生堂」を狙うのである。これにもし証券会社の投資判断や目標株価のアップでも加われば、三段ロケットも夢ではない。もちろんすべてのザラ場修正銘柄が、日経紙の記事になるわけではない。その場合は見切りをつけて、寄り付きで早々に手仕舞うのが無難となる。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:10 | 特集
2007年10月23日

1日5リットルの奪い合いにビールは勝てるか

 犬丸正寛の株で見る世の中

〜1日5リットルの奪い合いにビールは勝てるか〜

犬丸正寛の株で見る世の中 キリンホールディングス(2503・東証1部)が、協和発酵工業(4151・東証1部)と提携することが決まった。が、キリンHの株価はほとんど反応していない。キリンHの事業はビール等の酒類事業が64%、飲料24%、医薬4%他。今回の提携は、かえって主力の酒類事業の厳しさを印象づける形となっている。いつ、どのくらいまで医薬事業の構成比率が上がってくるか予想できないためだ。
 むしろ、高齢化と若者のビール離れ、しかも人口減少で主力のビール事業がダウンする心配がある。
 ちなみにビール3社の株価最高値はいずれも、日本の「元気がよかった」1980年代だった。ビールは、社会の元気と共に飲まれるものだと思う。

・キリンホールディングス(2503・東1)=1987年に3170円。現在1541円。今12月期営業利益率6.39%(06年12月期6.98%)
・アサヒビール(2502・東1)=1989年に2500円。現在1731円。今12月期営業利益率5.91%(06年12月期6.13%)
・サッポロホールディングス(2501・東1)=1987年に2300円。現在754円。今12月期営業利益率2.72%(06年12月期1.98%)

 ビール会社が3社で食べていけるのだろうか、そんな気持ちを持つ。1社だけのホールディングスとなって、北海道地区、関東地区、関西以西のビール会社となったほうがよいのではないだろうか。人口減少=胃袋数の減少だからだ。成人は1日5リットルの水分を摂るといわれるが、5リットルの奪い合いにビールが勝てるとは思えない。

(関連記事)
・2007年10月19日 協和発酵工業は買い気配から始まる、キリンが協和発酵を傘下にと報道
・2007年10月16日 協和発酵工業が続伸し年初来高値に肉薄、中間期業績予想を上方修正
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:30 | 特集
2007年10月22日

IPO・MM銘柄投資は内需業態に注目し再浮上素地

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー  「ブラックマンデー」20周年の10月19日に米NYダウはまたまた大暴落した。「サブプライムローン問題」の本震なのか余震なのか、世界の株式市場は影響を免れられない。ところがこのところの日本市場は、新興市場のインターネット関連株が復調著しい。「ライブドアショック」から1年9カ月を経過、塀の中に落ちた「ホリエモン」の呪縛が解けかのようだ。この復調からIPO(新規株式公開)市場も、8月末ー9月初の6銘柄連続の公開価格割れの初値形成から、6銘柄連続で公開価格を上回る初値形成と高人気化した。IPO本来の内需関連業態やシコリの少なさ、値動きの良さが買い評価されており、全般相場調整下で今後、IPO投資がより注目される再浮上する可能性がある。そしてこのIPO投資の次に控えるのが、マイケットメーク(MM)銘柄投資となるのが新興市場の定石である。もちろん先着順・逃げ足勝負でリスクは大きく、深追いは禁物となる。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:32 | 特集
2007年10月15日

業績相場再発進のカギはまず精密株の決算動向

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 10月24日の花王<4452・東1>を皮切りに、3月決算会社の主力株の9月中間期決算発表がスタートするが、これをきっかけに業績相場が再発進する期待が高まっている。このリード役として注目されるのが精密株である。デジタルカメラとカラー複合複写機の2大ヒット商品を擁し、世界経済の成長エンジンとなっている欧州市場向けの輸出比率が高いためだ。米国のサブプライムローン問題では、この影響の圏外にいるとされた中国市場に関連する海運、鉄鋼株などに人気が高まったが、欧州市場は、ユーロがすでに米ドルと肩を並べる世界の基軸通貨の位置を不動にしている。業種全体の増益率は、キヤノン<7751・東1>(12月期決算)の減価償却方法変更に伴う下方修正でやや低下しているが、代役のタレントの続出が予想される。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:26 | 特集
2007年10月01日

ビーマップの杉野文則社長に事業の概要を聞く

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ビーマップ(4316・大証ヘラクレス)

 「メタデータ」をご存知だろうか。直訳すれば、データについてのデータということだが、データそのものではなく、そのデータに関連する情報、という意味である。ビーマップ(4316・HC)が、昨年から放送メタデータの配信事業を展開している。
 同社の杉野文則社長に事業の概要を聞いた。「テレビから発信された膨大な情報をテキスト化し、データベース化することで、過去2年間の関東キー局で放送された番組の内容をキーワード検索できるサービス・・・−−−>続きを読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:11 | 特集
2007年09月20日

株式投資情報ブログ・銘柄アクセスランキングベスト30(2007年4月1日〜9月20日)

【株式投資情報ブログアクセスランキング】 2007.4.1-9.20

(1) スティール・パートナーズ保有銘柄
(2) スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド保有銘柄一覧
(3) レーザーテックは7日続伸し年初来高値を更新、銀行系証券が投資判断を「2+」継続
(4) スティールパートナーズ保有株式が昨年来高値を更新、アデランスも後を追う
(5) 新日本製鐵が保有する銘柄一覧
(6) オー・エイチ・ティーが7日営業日ぶりにザラ場で寄り付く
(7) ポスト安倍晋三・福田康夫関連銘柄一覧
(8) 新日鉄に忍び寄る「二番天井」の恐怖、業績横ばいが頭押さえる
(9) 不動テトラは本格的な上昇局面。続いて五洋建設→十六銀行→七十七銀行の流れ?
(10) 三菱商事が保有する銘柄一覧
(11) 明治海運がストップ高、商船三井系は宝の山!!!
(12) テイクアンドギヴ・ニーズが6日連続ストップ安、下げ止まりのメドは?
(13) サハダイヤモンドにウルトラCはあるか?
(14) ノーザントラスト(AVFC)保有銘柄一覧
(15) ソフトバンクとSBIが保有する銘柄一覧
(16) ソリッドグループホールディングスは続落にインサイダー容疑が追い討ち
(17) これから狙える高配当銘柄
(18) フィデリティ投信の保有銘柄が堅調
(19) 太平洋海運が一時、東証1部値上がり率トップ。海運株は軒並み高い
(20) SBIホールディングスとGSグループの提携でSBI保有銘柄が注目
(21) セックは25日の大陽線で反騰相場確認、押し目は強気
(22) 日本製鋼所は米市場の影響で全面安のなか、小幅反発
(23) 日本ビクターはリストラどこまで奏功?の疑問あるも、安値圏の買い時と見る
(24) ポスト安倍晋三・麻生太郎関連銘柄一覧
(25) ソフトバンクとSBIが保有する銘柄一覧
(26) ひまわり証券 「どこよりも早い!朝一為替ニュース」ポッドキャスト配信開始
(27) 双日が商い伴なって上伸、PERわずか10倍の割安株
(28) 新日本製鐵が3日続落
(29) 日本製鋼所は米市場の影響で全面安のなか、小幅反発
(30) ノーザン・トラスト大株主銘柄が大暴れ、上場廃止懸念・不祥事勃発企業の動きに注目
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:28 | 特集
2007年09月14日

雑誌・経済界(9/18発売)で犬丸正寛が本格実力銘柄選び「10の法則」と題した特集を大々的に掲載!

雑誌・経済界 投資に適した銘柄選びのヒントを日本インタビュ新聞社代表(経済・株式評論家)の犬丸正寛氏が伝授!
果たしてその銘柄選択法とは!? 注目銘柄とは!?・・・・

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ポスト安倍晋三・福田康夫関連銘柄一覧

【福田康夫関連銘柄一覧】

●同氏は丸善石油社員で2年間米国駐在
コスモ石油(5007)

●地元の群馬県高崎市に本社を置く企業
藤田エンジニアリング(1770)
井上工業(1858)
群栄化学工業(4229)
免疫生物研究所(4570)
小島鉄工所(6112)
三益半導体工業(8155)
セキチュー(9976)

●その他群馬県に本社を置く企業
赤城水産(2878)
イチタン(5645)
小倉クラッチ(6408)
平和(6412)
SANKYO(6417)
サンデン(6444)
明星電気(6709)
ミツバ(7280)
ワークマン(7564)
やすらぎ(8919)
両毛システムズ(9691)

ポスト安倍晋三・麻生太郎関連銘柄一覧
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2007年09月12日

ポスト安倍晋三・麻生太郎関連銘柄一覧

 安倍晋三首相の辞意報道で後任として有力視されている麻生太郎関連銘柄に買いが入った。麻生氏の地元九州は地方活性化のモデルケースになれるのか!?アニメ関連が国内景気を刺激できるのか!?

●ポスト安倍晋三・麻生太郎関連銘柄一覧
麻生フオームクリート(1730)
アリサカ(2328)
ジー・モード(2333)
ウィーヴ(2360)
まんだらけ(2652)
コーエーネット(2697)
ブロッコリー(2706)
三井鉱山(3315)
コスモス薬品(3349)
創通エージェンシー(3711)
ドワンゴ(3715)
マッグガーデン(3720)
日本ファルコム(3723)
バンダイネットワークス(3725)
GDH(3755)
アエリア(3758)
ケイブ(3760)
ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)
プロダクション・アイジー(3791)
セルシス(3829)
ディースリー(4311)
ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(4815)
東映アニメーション(4816)
ハドソン(4822)
ヤマウ(5284)
ハピネット(7552)
幻冬舎(7843)
マーベラスエンターテイメント(7844)
ジャレコ・ホールディング(7954)
ベスト電器(8175)
MrMax(8203)
ふくおかフィナンシャルグループ (8354)
ディックスクロキ(8884)
TBS(9401)
角川グループホールディングス(9477)
テクモ(9650)
コーエー(9654)
コナミ(9766)
フタタ(9879)
ジョイフル(9942)

●当ブログで取り上げた九州地盤関連銘柄検索
http://syoukenn.seesaa.net/pages/user/search/?keyword=%8B%E3%8FB%92n%94%D5

●安倍晋三首相辞任でどうなる山口県銘柄?
http://syoukenn.seesaa.net/pages/user/search/?keyword=%8ER%8C%FB%8C%A7%96%C1%95%BF

●当ブログで取り上げたアニメ関連銘柄検索http://syoukenn.seesaa.net/pages/user/search/?keyword=%83A%83j%83%81

■ポスト安倍晋三・福田康夫関連銘柄一覧



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2007年08月17日

日経平均は今年最大の下げ幅で連日の年初来安値を更新、その原因とは・・

 犬丸正寛の株で見る世の中

〜暴落した相場、「需給悪」が原因〜

犬丸正寛の株で見る世の中 日経平均が大暴落となった。最大の理由は、材料より、「需給悪」である。買いたいという人より、売りたい人が一気に増えたからだ。
 「売り」には、保有株を売りたい人と、株券を借りて売る「カラ売り」がある。今の局面は、保有株の処分売りである。なぜ、急に、処分売りが増えたのか。現実の景気、企業業績が良かったため、「期待」が大きかったから、今の今まで処分できなかったからだ。 良い例が新日本製鉄だ。08年3月期の予想1株利益が57円。つい数年前までは、10円にも満たない数字だったことを思えば、様変わりであり、大相場を期待するのもやむを得なかった。高値964円をつけた時点のPERは16.9倍と1部平均の19倍を下回っていた。平均並みのPER19倍で1100円前後の相場は当然と思われた。
 ところが、新日鉄の株価は伸び切れなかった。『株価が期待の割りに、動きが鈍くなったら要注意』の格言から、慎重を唱えるチャート派も多かった。数字という「デジタル」ではよくても、チャートいう「アナログ」では動きが悪かった。理屈通り行かないところに相場の難しさがある。「デジタル」と「アナログ」の両方で患者を診察するドクターのように、株を診る場合も、両方の目でみることが大切である。
 需給にも短期と中長期がある。目先の需給は投げが、ほぼ一巡で改善される。腕に自信のある向きには、戻りを取りに行く、またとないチャンスである。
 一方、中長期投資を考える向きには買い出動はまだ早い。民主党の勝利したことによる日米関係の行方、オリンピック終了後の中国経済の行方、国内の景気、企業業績の見直しなどが必要となってくる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:23 | 特集
2007年07月13日

月足チャートで確実に稼ぐ必勝銘柄−サンフロンティア不動産

月足チャートで確実に稼ぐ

 サンフロンティア不動産<8934>(東1)

絶好調の"リプラニング"事業、業績も絶好調続く

●東京都23区に経営資源を集中、さらに飛躍はかる

必勝株シリーズ サンフロンティア不動産<8934>(東1)は、平成11年の会社設立からわずか5年後にはジャスダックへ上場、さらに今年2月から東証1部へ上場と、スピード成長ぶり。京セラの稲盛会長の、「利他の心」に出会ってから業績飛躍をはかることができたと、堀口社長は常に、「利他の心」を強調。当然、この言葉は、同社の社是となっている。

 主力事業はリプラニング。平たくいえば、事業用不動産(賃貸ビル)の再生事業である。都市部に大量にストックされた事業用賃貸ビルにスポットを当て、老朽化し稼働率の落ちた事業用ビルをリニューアルし、新たな役割を創出することにより、再び、価値を生み出す資産として蘇えさせる。活気ある都市づくりの一翼を担い、同時に資源の有効活用ということで、地球環境に貢献する。

 事業環境は明るい。同社は東京都心部にマトを絞った営業を展開している。とくに、東京都心5区だけで、日本全国の賃貸オフィス・ストックの約46%を占める。しかも、リプラニングの対象となる「築20年以上」の物件は多い。

●07年3月期の営業利益は2.3倍、2015年の売上1000億円計画は前倒し達成へ

サンフロンティア不動産チャート 07年3月期は、売上げ110.7%増、営業利益2.32倍、経常利益2.38倍と大幅な増収増益だった。06年3月に3分割を行ったが、1株利益は1万5192円と高い水準をキープし、配当は年1000円。

 2005年の時点で、2015年に連結売上げ1000億円を目標として掲げたが、好調な現在のペースでは計画を早く達成できる見通しだ。

 株価は2005年と2006年に連続2回の分割を実施、現在はこの1年は、ほぼ25万円を挟んだモミ合いに推移している。下値は十分固まっており、そろそろ、上値の見込めるところである。

 買い目標=24万5000円、 売り目標=40万円
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:42 | 特集
2007年06月22日

月足チャートで確実に稼ぐ必勝銘柄−フェローテック

月足チャートで確実に稼ぐ

 フェローテック<6890>(JQ)

液体なのに磁力に反応する不思議な
「磁性流体」の世界的企業


●半導体製造装置用シール剤など先端分野には不可欠

必勝株シリーズ フェローテック<6890>(JQ)は、磁性流体やサーモモジュール分野で世界的なシェアを誇る。世界的とはシェアが70%程度と高いことだ。用語解説的となるが、若干紹介すると、「磁性流体」は、通常、鉄などの金属固体を磁石に近づけるとくっつくが、液体でありながら磁石にくっつくという不思議な物質である。1960年代のアメリカNASAで、無重力空間での液体燃料を補給するために研究されたことに始まる。
 固体の磁性体と同じように磁界に反応し、意図する位置に保持させたり変化させたりできる材料としては唯一の素材。その正体は、直径が10nm程度の磁性超微粒子、水、有機溶剤、界面活性剤などによって成り立っている。
 使われる先は、スピーカーへの応用、あるいはコンピューターのHDD(ハードディスクドライブ)内に用いられる導電性防塵シールや半導体製造装置用真空シールなどのシール剤として必要不可欠な製品として存在感を発揮している。同社は、この真空シールなどの輸入販売を目的に設立した会社である。
 一方のサーモモジュールは、熱電半導体を用いたヒートポンプの一種。半導体製造工程のウエハクーリングプレート、自動車温調シートなどに使用される。可動部分がなくコンパクトなため温度制御に優れている。小型、軽量で精密な音調ができるため応用範囲は広い。

 同社の売り上げは、事業を製品用途の類似性と取引形態により種類別に区別し、「装置関連事業」「電子デバイス事業」「CMS事業」の3部門に区分している。
 (1)装置関連事業=主な製品は真空シール、石英製品、シリコン製品など。前期は売り上げ37.0%増の159億7200万円(構成比率49.1%)。同部門の営業利益は7.3%増の20億1400万円(構成比率88.0%)。売り上げ、利益ともこの装置関連が稼ぎ頭。
 (2)電子デバイス事業=主な製品はサーモモジュール、磁性流体など。前期は売り上げ55.1%増の52億8700万円(構成比率16.2%)、営業利益では6500万円の黒字に転換した。
 (3)CMS事業=他社製品を製造する事業。製品は多岐にわたる。顧客との守秘義務契約のため詳細は発表されていないが、太陽電池用シリコン単結晶引上装置、シリコンウエハ加工、工作機械製造などがある。前期は売り上げ29.1%増の114億5800万円(構成比率35.2%)、営業利益で43.1%増の2億6400万円(構成比率22.8%)。

●中国含むアジアでの営業利益が約半分を占め、中国進出成功組

 なお、地域別内訳では、売上高は「日本国内」が213億5400万円、中国中心の「アジア地域」が187億4000万円、「欧米地域」で89億6100万円と、日本とアジアが肩を並べる。営業利益では、アジア地域が11億2300万円と、日本の8億3000万円を抜いて、稼ぎ頭。早くから、中国進出を果たした効果が現れている。
 今期については、装置関連事業は真空シール拡販を目的に設立した台湾及び韓国のメンテナンス会社を中心に営業を強化。石英製品は、海外顧客からのOEM製品の増加要請に応じて加工設備の増強を図る。
 電子デバイス事業では、自動車温調シート向けに加え、需要が伸長しているCCDカメラ向けサーモモジュールの受注拡大に努める。CMS事業については、不採算受託製品の見直しを行い、太陽電池用シリコン単結晶引上装置及び関連製品での受注拡大を目指す。また、中国工場での操業度と歩留まり向上によりCMS事業の収益向上に努める。

●配当性向低く増配期待強く PERは12.5倍と割安水準

 株価は、2003年以降、概ね下値680円、上値1000円の往来で推移している。移動平均線との関係では、昨年12月に25カ月線を上抜いて買い転換、その後は移動平均線の上昇を待つ形でモミ合っている。1000円に乗せてくれば、次のチャートのフシである2004年4月水準の1270円程度も見込めるだろう。仮に、その水準まで買ったとしてもPERは約18倍と、割高感はない。ただ、今期の年10円配当(前期は記念を含め年12円)に対する配当性向が14%と低く、今後、増配の可能性が出てくれば、配当面からも注目度は高まるだろう。

 買い目標=900円、 売り目標=1150円

月足チャートは4年におよぶ680〜1000円の大モミ合い相場
フェローテック
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:39 | TrackBack(0) | 特集
2007年06月20日

月足チャートで確実に稼ぐ必勝銘柄−星光PMC

月足チャートで確実に稼ぐ

 星光PMC<4963>(東2)

製紙用薬品のトップメーカー
紙・段ボールの増強と耐水に必要不可欠


連載の必勝株シリーズ 星光PMC<4963>(東2)は、製紙用薬品製造販売の日本PMCと、製紙用紙増強剤等の製造販売を行う星光化学工業が合併して、2003年4月に新会社としてスタート。当時、日本PMCは東証2部、星光化学工業はジャスダック上場。星光PMCが存続会社。
 前期実績で、総売り上げの70.2%に当る165億8400万円が「製紙用薬品」事業である。
 これをさらに大きく分けると、「サイズ剤」と「紙力増強剤」の2つ。
サイズ剤=紙に耐水性を与えるもの。筆記用紙、PC用紙、インクジェット用紙などの印刷用紙や液体容器などに使われる。
紙力増強剤=紙の強度を強める働きがある。紙・板紙の製造、とくに段ボール原紙などの古紙を再生利用する際に強度を強めるために使われる。身近なとこでは、ティッシュペーパーで鼻をかんだときにペーパーがべっとり顔にくっつくのを防ぐ「湿潤紙力増強剤」もある。

●紙需要急増の中国で本格的に事業展開

 業界においては、こうした製紙用増強剤では、自社製造ベースではトップの座にある。
 ただ、紙の国内生産量は伸び悩み、紙需要自体が成熟化している。紙と板紙を合わせた合計の生産高は2006年度3107万トンと前年比横ばい。4年前の2002年度の3076万トンと比べても伸びていない。
 このため、需要先を中国にマトを当て、投資を進めてきた。経済発展で、中国での紙需要は2006年で6800万トンと日本を大きく上回り、世界トップのアメリカの8300万トンに肩を並べるのも時間の問題とみられている。当然、紙需要が増えれば、同社の製紙用薬品も伸びる。
 中国・江蘇省で現地生産会社を昨年5月から、サイズ剤、増強剤を年3万トンで製造を始めている。06年3月設立の現地販売会社(上海)で年商16億円計画で販売を行っている。
 前期は、中国先行投資負担で減益となったが、今期は急回復する。株価は前期の減益を嫌気した売りが出て、05年12月の738円を高値に下げた。しかし、350円台は月足で2番底を形成、底入れとなった。指標的面での見直し余地は大きく、今後、中国関連としての見直し人気も予想され、底値圏は中期で好買い場といえる。

 買い目標=365円、売り目標=500円

月足・2番底形成で底値確認
今期62%営業増益、PBR0.6倍、利回り2.6%
「チャート」「業績」「指標」の3拍子揃う

星光PMC<4963>(東2)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:24 | TrackBack(0) | 特集
2007年06月13日

月足チャートで確実に稼ぐ必勝銘柄−双信電機

月足チャートで確実に稼ぐ

 双信電機<6938>(東1)

PER14倍、PBR1倍
今期70周年で増配など1000円以下は買い余地大きい


必勝株シリーズ 双信電機<6938>(東1)は、マイカ(雲母)コンデンサの製造販売からスタート、今年12月で創業70年の歴史がある。家庭用電気製品から宇宙開発にいたるまでの幅広い分野において、各種フィルタやコンデンサなど、独自の技術に基いた特徴ある電子部品を提供してきた。

 現在の事業分野は大きく分けて次の4つ。カッコ内数字は07年3月期での売上構成比。
(1)情報通信端末市場(19%)=携帯電話・無線LAN・ブルートゥースなどの情報通信端末に使用される積層誘導体フィルタなどセラミック多層製品の製造販売。(※ブルートゥースは、短い距離での情報機器接続に使われる短距離無線通信技術)
(2)情報通信インフラ市場(23%)=光伝送・ADSL・無線伝送装置及び第三世代携帯電話基地局に使用されるLCフィルタ・EMIフィルタ・カプラ・バラン・コンデンサの製造販売。(※フィルタ(濾波器)は信号を周波数によって選別する。LC型は部品数が少ない特徴がある。EMIフィルタは電子機器から発生するノイズを防ぐ。カプラは光りや高周波信号をまとめたり分配する機器)
(3)オーディオ・放送機器(16%)=地上デジタル放送機器・業務用放送映像機器・CATV・MP3などに使用されるLCフィルタ及びコンデンサの製造販売及びPDF(プラズメディスプレイ)の組立受託。(※MP3は、パソコンで手軽に音楽を楽しむための技術)
(4)一般産業機器(42%)=半導体製造装置・医療機器・鉄道信号・電気計測・エレベータ・空調・自動車・工作機械などの各種装置に使用されるコンデンサ・LCフィルタ・EMIフィルタ・厚幕印刷基板の製造販売。

 これら製品の主要取引先は日立製作、デンソー、日本電気、ソニー、三菱電機、東芝、シャープ、松下など。海外ではモトローラ、シーメンスなど。情報通信分野での積層誘電フィルタ、産業分野でのEMIフィルタ、マイカコンデンサなど国内シェア1位の製品を数多く有している。
 今後は、ユビキタスネットワーク時代の中核となる携帯電話、無線LAN、ブルートゥースなどのマーケットに的を絞った展開をはかっていく。

●中期売上200億円、経常利益25億円目標

 07年3月期の連結業績は売上高14.3%増の147億6500万円、営業利益37.2%増の15億8700万円と好調で、1円増配して年11円配当とした。配当性向はなお16.9%と低い。
 にもかかわらず、株価は今年春に1500円のモミ合いを下放れたのは、第4・四半期に入って、積層誘電体フィルタが在庫調整の影響を受けたことなどにより、予想していた経常利益20億円を下方修正したためだ。実際には前期35.5%増の16億6500万円と好調だったが、期待が大きかった分、反動安につながった。
 営業利益も9.0%増の17億3000万円の見通し。営業利益率11.5%へさらに向上する。配当は記念で2円以上の増配が見込める。中期目標で売上高200億円、経常利益25億円へ。
 株価は5月に869円まで下げたが、月足で陰線が5本連続し底打ち。今後、改めて、業績の好調を評価して1500円奪回へ向けて戻すとみていい。

 買い目標=950円、 売り目標=1450円

双信電機チャート
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:03 | TrackBack(0) | 特集
2007年05月24日

1ヶ月半の日経平均はわずか418円の動きと小幅

 犬丸正寛の株で見る世の中

〜企業々績の増益率鈍化が頭を押さえる〜

犬丸正寛の株で見る世の中 ほぼ1ヶ月半前、3月末の日経平均は1万7705円、これが5月23日現在で1万7287円。振幅幅は、わずか418円にとどまっている。
 もたついているともいえるし、高値圏で頑強な動きともいえる。ニューヨークダウ、中国上海株が高値を大きく更新していることと照らし合わせると、やはり、もたついているとみるのが当っているのではないか。
 企業々績は、08年3月期も6期連続増益見通しと、明るいのになぜか。理由は2つある。(1)リストラ効果が一巡した、(2)減価償却費の規模が見えない事だ。
 バブル崩壊後、企業はこぞって、人・物・金のリストラを行ってきた。たとえば、新日鉄<5401>(東1)は90年当時、グループ全体で6万人を超える従業員を抱えていたが、現在は2万人を切るところまで減少し、これ以上は減らすことが困難なところまできている。いうまでもなく、利益=(売上高)−(経費)である。経費削減が限界に来ているうえに、売上高は少子高齢化もあって簡単には増えないから、利益の伸びが小さくなる。
 実際、新日鉄の連結経常利益の伸び率は、06年3月期=47%、07年3月期=9%、08年3月期=0.4%と、期を追って小さくなっている。
 しかも、今年4月から減価償却制度が変更になった。細かい点を省けば、外国並みに資産の全額を減価償却で認めるもの。企業にとっては財務内容が向上するが、今期の決算については、償却費の増加で利益圧迫となる。問題は、どの程度利益を圧迫するのか、触れられていないことだ。
 これでは、投資家が企業々績を判断することは難しい。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:40 | TrackBack(0) | 特集