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記事一覧 (08/03)【特集】資源関連株の「温故知新」相場も一考余地
記事一覧 (07/27)【特集】コロナ禍再拡大の関連株として「チーム・アンジェス」に注目
記事一覧 (07/20)【特集】「第1波」で業績の上方修正した小型株や関連人気を高めた原点銘柄などの「ファクターX株」に注目
記事一覧 (07/06)【特集】リスクオフ関連の金価格関連株、キャッシュリッチ関連株に注目
記事一覧 (06/29)【特集】「第2のアンリツ」探しも一法、信用大取組株にスポット
記事一覧 (06/22)【特集】立会外分売銘柄を中心に市場変更候補株に目配りして、「小玉成功株」にアプローチ
記事一覧 (06/22)【どう見るこの相場】「材料より需給」優先で市場変更予備軍株に「小玉は成功」を目指しスタンバイ余地
記事一覧 (06/15)【特集】第2のイムラ封筒、小型株で値ごろ妙味のある割安株をスクリーニング
記事一覧 (06/08)【特集】好需給株の一角に食い込んでいる地方銀行株に注目
記事一覧 (06/01)【特集】自分流の業績相場は未定変更の早期予想業績開示株と増益予想の小型株の2本立て
記事一覧 (05/25)【特集】新興市場でも割り負け感のある「金曜日の引けピン」のJQ市場株に注目
記事一覧 (05/18)【特集】自己株式取得に踏み出したプラスαのある注目銘柄
記事一覧 (05/11)【特集】キー・ワードは、PCR検査・抗体検査、ワクチン・治療薬の開発関連銘柄
記事一覧 (04/27)【特集】連休明け後を期待して買い待機できる「持ちこたえている」銘柄にアプローチ
記事一覧 (04/20)【特集】ネット通販のアマゾン関連株のリアル株、物流関連株、物流資機材株にアプローチ
記事一覧 (04/13)【特集】大暴落した原油価格関連株と米国の10年物国債利回り関連株にスタンバイ
記事一覧 (04/06)【特集】万が一に備えて信用保証関連株をマークするのも一考余地
記事一覧 (03/30)【特集】究極の安全資産の金価格関連株と買い溜め関連株に注目
記事一覧 (03/23)【特集】新型コロナウイルス関連株に優先順位、まだまだ再々々アプローチ余地!?
記事一覧 (03/16)【特集】逆張り銘柄の逆張り、積極的な設備投資計画を発表した銘柄の数々
2020年08月03日

【特集】資源関連株の「温故知新」相場も一考余地

特集 今年3月のコロナ・ショック安後の急反騰場面では、緊急事態宣言発出に伴う外出自粛で、テレワーク中の「巣ごもり投資家」が大量に市場に進出し、海外投資家の売りに果敢に買い向かう逆張りで大きなリターンをゲットした。米国市場でも、著名投資家のウオーレン・バフェットが損切りした空運株を逆張りしたロビンフッダーの例もある。そこで今週の当特集では、この「巣ごもり投資家」の逆張りのメガネに叶うかどうかは不確かだが、資源関連株の「温故知新」相場も一考余地があるとして取り上げ、参考とすることとした。

■帝国石油の復活や石油リグ株、掘削機械株などに海洋開発ドリーム

 磐城沖ガス田開発の帝国石油は、2008年に吸収合併されて国際石油開発帝石<1605>(東1)となっており、これが茨城沖海底油田の関連株の第1号となる。次いで開発移行となれば、石油リグのオペレーションの三井海洋開発<6269>(東1)、石油リグ建造の三井E&Sホールディングス<7003>(東1)、日立造船<7004>(東1)、掘削機械の鉱研工業<6297>(JQS)、シームレスパイプの日本製鉄<5401>(東1)などが関連してくる。

 またかつて常磐炭鉱を開発した地元の「フラガール」の常磐興産<9675>(東1)や子会社の常磐開発<1782>(JQS)にも関連人気が波及する可能性もある。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:13 | 特集
2020年07月27日

【特集】コロナ禍再拡大の関連株として「チーム・アンジェス」に注目

特集 今回の特集では、コロナ禍再拡大の関連株として「チーム・アンジェス」に注目してみることとした。アンジェスは、前述の通り株式需給的に高値ぶら下がりで身動きが取れなくなっているが、DNAワクチンの開発・製造プロジェクトに参画している各社は、この需給的な重みは相対的に軽くなっており、ワンチームとしての投資妙味を示唆しているからだ。さらにこのチーム構成を大阪大学発のベンチャーまで広げれば「チーム・阪大発ベンチャー」として意外株が浮上する可能性があるかもしれない。

■3月のパンデミックの「第1波」では株価V字反騰を強力サポート

 「チーム・アンジェス」株は、アンジェスがプロジェクトへの参画を発表するたびに急動意となった。発表順にあげると3月5日のタカラバイオ<4974>(東1)以下、ダイセル<4202>(東1)、EPSホールディングス<4282>(東1)、新日本科学<2395>(東1)、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<、HMT、6090>(東1)、フューチャー<4722>(東1)、スリー・ディー・マトリックス<3Dマトリックス、7777>(JQG)、AGC<5201>(東1)、塩野義製薬と続いた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:25 | 特集
2020年07月20日

【特集】「第1波」で業績の上方修正した小型株や関連人気を高めた原点銘柄などの「ファクターX株」に注目

特集 「第1波」で業績の上方修正した小型株や関連人気を高めた原点銘柄などの「ファクターX株」に注目し、リターンマッチの一考をお薦めすることとした。

■まず原点銘柄のマスク・防護服株の1Q決算の確認がポイント

 新型コロナウイルス感染症関連の原点銘柄といえば、マスク・防護服・防塵マスク株である。昨年末に中国で正体不明の肺炎が流行したと伝えられた年初早々に動意付き、世界保健機関(WHO)が、緊急事態宣言を公表した1月30日に向け大化けを演じた。川本産業<3604>(東2)は、9営業日連続のストップ高を交えて9.1倍化、アゼアス<3161>(東2)、興研<7963>(JQS)、重松製作所<7980>(JQS)もそれぞれ3倍超化した。株価は、その後大きく調整したが、この関連特需は、実際に業績寄与しその後の業績上方修正につながった。ワクチン開発のアンジェス<4563>(東マ)も、同じく大化けを演じたが、開発プロジェクトに新規企業が参画するたびに株価が急伸し、現在の段階では業績面の寄与に関して若干の違いがある。

 川本産業は、業績寄与は2021年3月期第1四半期(1Q)からとしており、そのほか各社の決算発表とともに8月早々に予定され、1月〜2月の高値期日が一巡することもあり、1Q決算に注目して仕切り直しとしたい。

 このほかPCR検査・ワクチン・治療薬・除菌剤関連で業績を上方修正したり関連材料をリリースした銘柄にも妙味がありそうだ。コード番号順にあげると、シキボウ<3109>(東1)、レカム<3323>(JQS)、デンカ<4061>(東1)、アイカ工業<4206>(東1)、広栄化学工業<4367>(東2)、栄研化学<4549>(東1)、キョーリン製薬ホールディングス<4569>(東1)、タカラバイオ<4974>(東1)、ヘリオス テクノ ホールディング<6927>(東1)、ナック<9788>(東1)となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:30 | 特集
2020年07月06日

【特集】リスクオフ関連の金価格関連株、キャッシュリッチ関連株に注目

特集 週明けは、小池百合子都知事再選のご祝儀相場から始まるかもしれず、リスクオンかリスクオフか何とも悩ましいことになるが、やはり国内では、熊本県・鹿児島県の豪雨被害の影響や米国など海外の感染者の動向をなおウオッチする慎重さが不可欠となるはずだ。そこで今週の当特集では、一歩後退、二歩前進よろしく、まずはリスクオフに肩入れしてリスクオフ関連の金価格関連株、キャッシュリッチ関連株に注目してみることとした。

■貴金属リサイクル関連3社は前期業績を再三の上方修正実績

 金先物価格は、今年7月1日に一時、1トロイオンス=1807ドルまで9年ぶりに高値となり、前週末2日も1790ドルの高値をキープした。早期の経済活動再開による新型コロナウイルス感染症の感染再拡大でリスクオフ買いが増勢となり、ゴールドマン・サックス証券が、金先物価格の12カ月見通しを1トロイオンス=1800ドルから2000ドルに引き上げたこともサポート材料となった。

 日本株の関連株は、まず産金株では、菱刈鉱山の住友金属鉱山<5713>(東1)、黒鉱や貴金属リサイクルのDOWAホールディングス<5714>(東1)、ついで貴金属リサイクルのアサヒホールディングス<5857>(東1)アサカ理研<5724>(JQS)松田産業<7456>(東1)が上げられる。このうちDOWAHDやアサヒHD、松田産業が、期中に前2020年3月期業績を上方修正し増配、自己株式取得を実施し、アサカ理研も今2020年9月期第2四半期業績を上方修正するなど金価格上昇の恩恵を受けている。

 このほか小型株の商品先物会社の岡藤ホールディングス<8705>(JQS)フジトミ<8740>(JQS)小林洋行<8742>(東1)豊商事<8747>(JQS)なども、金価格上昇の感応度が高く見逃せない。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:35 | 特集
2020年06月29日

【特集】「第2のアンリツ」探しも一法、信用大取組株にスポット

特集 週明けは、売り方と買い方の攻防でアンリツの方向感も決まってくることになる。アンリツ<6754>(東1)が一段高となれば、買い方寄りで追随し、「第2のアンリツ」探しも一法となりそうで、今週の当特集では、信用大取組株にスポットを当ててみたい。

■ロードサイド関連、EC関連のテーマ株人気再燃の思惑も

 アンリツと同様の信用好需給株を信用買い残が100万株を上回り、今年6月に年初来高値を更新した銘柄に限定して絞り込むと次の6銘柄がスクリーングされる。信用売り残が多い順に列挙するとZホールディングス<4689>(東1)コジマ<7513>(東1)ZOZO<3092>(東1)資生堂<4911>(東1)ヤマシンフィルタ<6240>(東1)資生堂<4911>(東1)と続き、新興市場株でも日本マクドナルドホールディングス<2702>(JQ)が含まれる。

 コロナ禍のなかロードサイド関連で高値追いとなったコジマやマクドナルド、EC関連のZOZOなど高値でのテーマ株人気再燃があるか、投資採算面から買われ過ぎと評価されるか注目されることになる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:12 | 特集
2020年06月22日

【特集】立会外分売銘柄を中心に市場変更候補株に目配りして、「小玉成功株」にアプローチ

特集 今回の特集は、立会外分売銘柄を中心に市場変更候補株リストにも目配りして、「小玉成功株」にアプローチすることとした。参考=どう見るこの相場

■形式要件充足の立会外分売株には株価大化けの先駆株が相次ぐ

 形式要件充足のために立会外分売を実施した銘柄は、年初来多数にのぼり、このうち前記のプロレドのほかトビラシステム<4441>(東1)ダイコー通産<7673>(東1)が、今年4月、5月にすでに東証第1部への市場変更を実現している。分売価格比で足元の株価は、トビラシステムは3割高しており、ダイコー通産は、分売価格並みにとどまるがTOPIX組み入れ時期が迫り売買高が漸増傾向を強めている。

 このほか立会外分売を実施した銘柄を発表順にあげるとレアジョブ<6096>(東マ)gooddaysホールディングス<4437>(東マ)Link−U<4446>(東マ)ヴィッツ<4440>(東マ)ソーシャルワイヤー<3929>(東マ)フロンティア・マネジメント<7038>(東マ)コプロ・ホールディングス<7059>(東マ)ピアラ<7044>(東マ)ODKソリューションズ<3839>(東2)シノプス<4428>(東マ)フェイスネットワーク<3489>(東マ)などとなる。

 東証マザーズ指数が年初来高値を更新するマザーズ(東マ)市場株が多く、「巣ごもり消費」、「オンライン関連」などのテーマに乗る銘柄中心となっており、東マ市場の有力セクター株を形成しそうだ。また東証第1部の上場を維持するために再三、立会外分売を実施しているアセンテック<3565>(東1)も、意外性を発揮しそうだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:45 | 特集

【どう見るこの相場】「材料より需給」優先で市場変更予備軍株に「小玉は成功」を目指しスタンバイ余地

どう見るこの相場

 ミクシィ<2121>(東マ)の株価が、前週17日に窓を開けて約300円高と急騰し、売買高も、516万株と前日の12倍に急増する大賑わいとなった。前日16日に6月23日付けで東証第1部への市場変更が承認されたと発表し、マーケットの市場変更候補株リストの下馬評にものぼっていなかったのはサプライズだとして、買い物が殺到した結果である。しかし週末にかけて上値が重くなり、買い付いた「大玉」が回転が効くのかどうか、相場格言の「高値覚えは損」が心配されているようにみえる。翌17日に同じく東証第2部から東証第1部への昇格を発表した都築電気<8157>(東2)が、ストップ高したあとの週末も、買い増勢となったのとは対照的である。

 ミクシィは、2006年のIPO(新規株式公開)時も2013年の「モンスト」ブーム時も高株価実績があり、これを連想したなまじの「高値覚え」から、高人気再現期待の高値への飛び付き買い終わるのかと、これまた相場格言の「大玉は失敗、小玉は成功」を懸念しているのに違いないのである。ただ、諦めるのはまだ早い。チャンスはもう一度、来月7月末に残っている。7月末に同社株は、東証株価指数(TOPIX)に組み入れられるから、TOPIX連動型フアンドの買い需要をどのくらい呼び込むかで捲土重来を演じる可能性も捨て切れない。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:41 | 特集
2020年06月15日

【特集】第2のイムラ封筒、小型株で値ごろ妙味のある割安株をスクリーニング

特集 イムラ封筒<3955>(東2)は、安倍首相の「アベノマスク」配布表明を受けて郵送の封筒需要思惑で急動意となり、足元の前週末12日も年初来高値追いとなった。投資採算も割安で値ごろ妙味もあるだけに一段高期待は強い。そこで今週の当特集では、同様の小型株で値ごろ妙味のある割安株をワンモア・チャンスの期待できる「千切木」銘柄としてスクリーニングすることとした。

■ダブルの好材料効果で「第2のイムラ封筒」が続々

 イムラ封筒は、アベノマスク郵送の封筒需要思惑で急伸したあとも、「巣ごもり消費」関連の通販向け包装資材拡大で業績が好調に推移し、ここにきて東京都知事選選挙の関連需要思惑で高値追いとなった。同様の「千切木」展開となったのがナフコ<2790>(JQS)日機装<6376>(東1)MCJ<6670>(東2)ウェーブロックホールディングス<7940>(東1)ナック<9788>(東1)の5銘柄である。

 ナフコは「巣ごもり消費」のDIY商品と好業績、日機装は、新型コロナウイルスへの有効性確認の深紫外線LEDとオゾン水手洗い装置「ハンドレックス」、MCJはテレワーク向けハイスペックパソコンと2回の前期業績の上方修正と増配、ウェーブロックは飛沫感染防止用のビニールカーテンとフェイスシールド、高機能マスク、ナックは、次亜塩素酸除菌剤と住宅子会社株式の売却益などのダブルの好材料を内包しており、低PER・PBRの修正期待が高い。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:52 | 特集
2020年06月08日

【特集】好需給株の一角に食い込んでいる地方銀行株に注目

特集 今週の特集では、好需給株の一角に食い込んでいる地方銀行株に注目することにした。47銘柄には紀陽銀行<8370>(東1)伊予銀行<8385>(東1)阿波銀行<8388>(東1)の地銀株3行がランクインしているからだ。地銀株は、コロナ禍による信用リスク増大・貸倒費用の負担増、保有有価証券の減損損失などによる業績悪化を嫌って大きく売られ今年3月には軒並み年初来安値と谷底に転落した。そのうち3行が年初来高値を更新してきたもので、しかもPBRはなお1倍割れと解散価値以下で高値で追随してもリスクは相対的に低く、PER評価でも割り負け顕著と実態面でのフォローもある。

 事業環境も良好で、今週にも可決成立する今年度第2次補正予算案を手掛かりに政策関連人気が高まる可能性がある。今年4月の「緊急事態宣言」発出と同時に、経済対策として政府、日本銀行は、一体となって企業破綻防止のために資金繰り支援、つなぎ融資などを発動し、日本政策投資銀行などの無利子・無担保融資を拡充してきた。同融資は、スピード感を速め選択肢を多様化するために民間金融機関にまで利用を広げ、融資リスクを低減するために信用保証を組み込み、自前融資にはインセンティブを付与するなど至れり尽くせりの制度設計とした。第2次補正予算では、日本政策投資銀行の財政投融資規模に大幅な上積みが計画されており、「御用金融資」に拍車が掛かるはずだ。前週5日には、米長期金利が2カ月半ぶりの水準にまで上昇しており、利ザヤ拡大、運用環境の好転としてメガバンク株とともに地銀株の「谷深ければ山高し」のバリュー株買いを強めることになりそうだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:26 | 特集
2020年06月01日

【特集】自分流の業績相場は未定変更の早期予想業績開示株と増益予想の小型株の2本立て

特集 今週の当特集では、自分流の業績相場にチャレンジしてみることとした。ターゲットとするのは、当初の本決算発表時に今期予想業績や配当を未定としていた企業のうち、以来およそ1カ月、早くも今期予想業績を開示した銘柄と、もともと今期業績を開示し時点で連続増益・増益転換・黒字転換を予想した銘柄である。このうちPER評価で割安で、高配当利回りとなる銘柄は、小型株、内需系のウエートが高く、全員参加型の主力株ほどの派手さはないが、いずれセクターローテーションに乗ってくることも予想され、小なりといえども業績相場発進のエンジンと期待されそうだ。

■マキヤはわずか4日で予想業績を開示しその他12銘柄も割り負け顕

 当初の業績未定予想を変更して業績予想を開示したケースは、5月末現在で13銘柄に及ぶ。なかでもマキヤ<9890>(JQS)は、今年5月15日の3月期決算発表時に今2021年3月期予想業績を未定としたが、5月19日には未定を変更して業績予想を開示し、13銘柄のなかで唯一、連続増収増益を見込み、ストップ高したが、今年3月に突っ込んだ年初来安値からの上昇率は31%と市場平均並みの上昇率にとどまり、PERは13倍台、PBR0.5倍と割安であり、再度の上値トライが有力となる。

 マキヤ以外の12銘柄をコード番号順に上げると日本電技<1723>(JQS)高松コンストラクショングループ<1762>(東1)トーメンデバイス<2737>(東1)アイカ工業<4206>(東1)日本化薬<4272>(東1)MS&Consulting<6555>(東1)マブチモーター<6592>(東1)メイコー<6787>(JQS)伊藤忠エネクス<8133>(東1)エムジーホーム<8891>(東2)スペース<9622>(東1)ビケンテクノ<9791>(東2)となる。いずれも今期業績は減益予想だが、多くがPBR1倍を割れ、PER評価ではエムジーホームがわずか3.2倍でそのほか10倍以下が5銘柄を数える。配当利回りも、伊藤忠エネクスの5.1%を筆頭にマブチモーター、トーメンデバイス、アイカ工業、スペースが3%台で続いており、バリュー株妙味は十分にある。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:44 | 特集
2020年05月25日

【特集】新興市場でも割り負け感のある「金曜日の引けピン」のJQ市場株に注目

特集 今回は、同じ新興市場でも割り負け感のある「金曜日の引けピン」のJQ市場株に注目することとした。JQ株は、もともと内需系のウエートが高く、今回の決算発表でも今期業績を未定とする上場企業が、全体の6割も占めているといわれるなかで、しっかり業績ガイダンスを開示した銘柄も多い。「引けピン」は、東マ銘柄追撃への狼煙とも読み取れる。狙いは、東マ市場のアンジェスと同様に時価総額ランキングの上位にランキングされる銘柄である。割安株、勝ち組銘柄などに週明けのジャンプアップを期待したい。

■低PER株は配当利回りでも市場平均を上回り2正面作戦妙味

 JQ市場の時価総額上位銘柄では、まず今期予想業績も、減益予想だろうと下方修正だろうと開示し、その業績ガイダンスで割り負けている10銘柄である。PER4倍台のシノケングループ<8909>(JQS)から18倍台のテンポスホールディングス<2751>(JQS)までマーク余地があり、その間にナフコ<2790>(JQS)エイジス<4659>(JQS)日本電技<1723>(JQS)エフティグループ<2763>(JQS)沖縄セルラー電話<9436>(JQS)夢真ホールディングス<2362>(JQS)ウエストホールディングス<1407>(JQS)セゾン情報システムズ<9640>(JQS)が含まれる。

 PBR評価もナフコの0.2倍を筆頭にPBR1倍以下の銘柄が多く、配当利回りも、シノケングループの4.7%をトップに2%〜3%と市場平均を上回る銘柄がほとんどで、キャピタルゲインとインカムゲインの2正面作戦も可能となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:40 | 特集
2020年05月18日

【特集】自己株式取得に踏み出したプラスαのある注目銘柄

特集 今週の当特集では、自己株式取得に踏み出した銘柄に注目することとした。なかでも自己株式取得にプラスアルファ(プラスα)があり、投資採算的にも割安な銘柄には選別物色高を期待したい。このプラスαは、増配、自己株式消却、業績上方修正、新規設備投資などバラエティに富んでおり、押し上げ効果も大きそうだ。

■増配を同時発表の銘柄には金価格関連株、1部再昇格目指すストーリー株も

 自己株式取得に増配をオンさせ敢えて資金の社外流出を選択した割安株をコード番号順に上げるとシイエム・シイ<2185>(JQS)日本パーカライジング<4095>(東1)アイチコーポレーション<6345>(東1)松田産業<7456>(東1)あかつき本社<8737>(東2)平和不動産<8803>(東1)となる。このうち松田産業は、前2020年3月期業績を期中に2回も上方修正し、今期予想を未定としたが、配当だけは年間36円ヘ連続増配とはっきりとガイダンスした。金先物価格の上昇が貴金属リサイクル事業にプラスに働く時流性もポジティブに作用しよう。

 今2021年3月期業績予想を未定として実績PERが16倍台とやや割高な中国工業<5974>(東2)にはストーリー性がある。自己株式取得とともに株主優待制度の導入、さらに前2020年3月期に創立70周年の記念配当を上乗せした年間15円の増配を同時発表し、この年間15円配当だけは2021年3月期も継続することを公表している。実は同社は、昨年11月に時価総額が東証第2部指定替え基準の20億円に未達となり、東証第1部から第2部へ降格され、第1部への早期再昇格を目指しており、株価上昇へのモチベーションは当然高まる方向にある。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:00 | 特集
2020年05月11日

【特集】キー・ワードは、PCR検査・抗体検査、ワクチン・治療薬の開発関連銘柄

特集 当特集は、大型連休明け後に「AC(コロナ後、After Corona)」にアクセルを踏むためのキー・ワードは、PCR検査・抗体検査、ワクチン・治療薬の開発で、この関連株は引き続きベース銘柄人気をキープするとして注目した。連休明け後の前週は、関連株のなかにストップ高銘柄とストップ安銘柄が交錯する値動きの荒い相場展開となったが、なおマグマを内包しているとみたい。

■参入ラッシュのなか検査精度、迅速性などを競ってサバイバル

 PCR検査・抗体検査関連株も、ワクチン・治療薬開発株も、参入ラッシュが続き百花繚乱の賑わいだがまだ本命株のコンセンサスは形成されていない。とういことはどのPCR検査関連株にも、検査精度、検査時間の迅速性など競って本命株となる可能性があるわけで、幅広くマークする必要がある。PCR検査では、検査キットのクラボウ<3106>(東1)カネカ<4118>(東1)みらかホールディングス<4544>(東1)栄研化学<4549>(東1)キョーリン製薬ホールディングス<4569>(東1)島津製作所<7701>(東1)が顔を並べ、子会社が共同開発のキヤノン<7751>(東1)も関連株となる。検査器具・診断システムではプレシジョン・システム・サイエンス<7707>(東マ)リコー<7752>(東1)プロルート丸光<8256>(JQS)も外せない。

 PCR検査が保険適用となったことでPCR検査受託のトランスジェニック<2342>(東マ)ビー・エム・エル<4694>(東1)も関連し、抗体検査では塩野義製薬<4507>(東1)、医学生物学研究所<4557>(JQS)などが該当する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:46 | 特集
2020年04月27日

【特集】連休明け後を期待して買い待機できる「持ちこたえている」銘柄にアプローチ

特集 連休中にこのところ中央銀行の潤沢な資金供給策のマネー効果で「持ちこたえた」銘柄を中心に上値が限定的でも下値も固いと想定して、連休明け後を期待して買い待機できる「持ちこたえている」銘柄にアプローチすることとした。

■サプライズのマイナス価格に下値抵抗した資源株は決算発表が次のヤマ

 「持ちこたえている」銘柄の代表株は、今年4月13日付けの当コラムでも取り上げた原油先物(WTI)価格関連株である。国際石油開発帝石<1605>(東1)は、今年3月18日にWT価格が、1バーレル=20ドル割れ目前の18年1カ月ぶりの安値に急落したことを嫌気して上場来安値496.4円へ売られ、その後WTI価格が27ドル台まで戻したことで689.7円まで切り返して約4割高した。しかし、WTI価格は、4月21日に先物の買い手が買った現物を引き取るのを嫌って投げ売りして、カネまでつけて買い手にお引き取りをお願いしたのを引き金に、史上初のマイナス価格となった。それでも安値は、602.1円で踏み止まり前週末は600円台央へ引き戻した。なお原油の産油国も含めた世界的な過剰在庫が観測されている環境下、WTI価格がマネー効果で持ちこたえ、戻りを試すかどうかがポイントととなる。

 同じ鉱業株の石油資源開発<1662>(東1)K&Oエナジーグループ<1663>(東1)、石油元売りの出光興産<5019>(東1)JXTGホールディングス<5020>(東1)コスモエネルギーホールディンス<5021>(東1)、石油精製も東亜石油<5008>(東2)富士石油<5017>(東1)も同様の株価推移を示している。とくに出光興産は、今年4月21日に2020年3月期業績の再下方修正を発表しても株価は持ちこたえており、金融庁などが減損損失の会計基準を柔軟に運用すると伝えられるなか、連休明けに予定されている各社の決算発表で同じ展開となるか、WTI価格の動向とともに次のヤマとしてウオッチしたい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20 | 特集
2020年04月20日

【特集】ネット通販のアマゾン関連株のリアル株、物流関連株、物流資機材株にアプローチ

■まだまだ続く「日米同時巣ごもり消費」

特集 新型コロナウイルス感染症の収束は、トランプ大統領のシナリオ通りに進んだとしても長期戦となることは間違いなく、そうなれば「日米同時巣ごもり消費」が依然として継続するはずだ。日米両市場で前週末に売られた関連株には再度の人気化が期待できることになる。そこで今週の当特集では、このネット通販のアマゾン関連株のリアル株、物流関連株、物流資機材株にアプローチすることとしたい。

■まず年初来安値から5割高のヤマトHDを中心に宅配株

 アマゾン関連のリアル株の最右翼は、宅配関連株である。ヤマトホールディングス<9064>(東1)は、目下集計中で4月28日に発表予定の2020年3月期業績は、期中に3回も下方修正されたが、今年3月に突っ込んだ昨年来安値から4月15日高値1990円まで5割高した。2017年4月に「働き方改革」で宅急便総量をコントロール、アマゾン向けの配送を縮小したが、足元ではこの修復が進んでいるとも一部観測されている。

 ヤマトHDと対象的なのが、丸和運輸機関<9090>(東1)である。ヤマトHDと入れ替わりにアマゾン向けの宅配便事業に参入し、業績は好調に推移し昨年9月には株式分割を実施し、自己株式取得を進め、総額400億円を投資する新規食品物流センターの建設も発表した。同様の新規参入組のSBSホールディングス<2384>(東1)ロジネット ジャパン<9027>(札)遠州トラック<9057>(JQS)ファイズホールディングス<9325>(東1)などとともに、5月に入って発表される3月期決算の動向が要注目となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:58 | 特集
2020年04月13日

【特集】大暴落した原油価格関連株と米国の10年物国債利回り関連株にスタンバイ

■「水準より変化率」の応用編にアプローチ

特集 今回の特集は、連綿と受け継がれてきたこの「水準より変化率」の応用編にアプローチすることとした。取り上げるのは、株価以上に大暴落した原油価格関連株と原油価格と逆相関する米国の10年物国債利回り関連株である。原油先物(WTI)価格は、前週9日の「OPECプラス」の協調減産合意で逆に乱高下、つれて米10年物国債利回りも再流動含みとなっており、いずれも3月初めにつけた水準を割るのか持ちこたえるのか悲観論と楽観論が交錯し、「水準より変化率」かウオッチする連動ゾーンに入ってきたようだからで、市場コンセンサスに順張りするのか逆張りするのか関連株にスタンバイする余地が広がりそうだ。

■再度の20ドル割れか持ちこたえるか和製メジャー株を中心にスタンバイ

 4月9日に開催されたOPEC(石油輸出国機構)とロシアなどの非加盟国で構成される「OPECプラス」の電話協議では、協調減産幅を日量1000万バーレルとすることで合意した。電話協議が始まると減産幅が2000万バーレルとなると速報され、WTI価格は一時、前日比13%高の1バーレル=28.36ドルまで買われ大幅続伸したが、減産幅が1000万バーレルと伝わると急落、2.23ドル安、9%安の22.76ドルで引けた。ただ前回3月6日の「OPECプラス」では、OPEC側が提案した日量150万バーレルの追加減産をロシアが拒否して、サウジ・ロシア間の「価格競争」懸念で18年ぶりの安値19.27ドルまで急落した。今回の減産幅では、パンデミックによる世界経済の落ち込み、原油需要の蒸発をカバーできないとの見方が強まったためだが、しかし10日の20カ国・地域(G20)エネルギー相会合の声明も含めて、前回の決裂から合意形成となったことは一歩前進には違いないのである。再度の20ドル割れがあるのか持ちこたえるのかが、今後の「変化率」買いが正は否か、関連株にスタンバイする大きなメルクマールとなるはずだ。

 「変化率」買いが成立するとすれば、関連株はまず和製メジャー株といわれる産油・産ガス株で、国際石油開発帝石<1605>(東1)石油資源開発<1662>(東1)K&Oエナジーグループ<1663>(東1)となる。続いて石油元売りの出光興産<5019>(東1)JXTGホールディングス<5020>(東1)コスモエネルギーホールディングス<5021>(東1)、石油精製の東亜石油<5008>(東1)富士石油<5017>(東1)などと続く。番外編では、「ビジョンファンド」に出資しているサウジの財政不安懸念で売られたソフトバンクグループ<9984>(東1)が、連動余地を拡大させるかもしれない。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:49 | 特集
2020年04月06日

【特集】万が一に備えて信用保証関連株をマークするのも一考余地

特集 「最悪シナリオ」を前に回避期待で動意付いた銘柄がある。販売債権買取のイー・ギャランティ<8771>(東1)やクラウド型の与信管理サービスを提供するリスクモンスター<3768>(東2)などが、いずれも今年3月に突っ込んだ年初来安値から5割高の底上げに転じた。新型コロナウイルス関連株は、急速に深掘り、横展開が進んでいるだけに、万が一に備えて信用保証関連株をマークするのも一考余地がありそうだ。

■先駆株のイー・ギャランは5割高し同業他社の追随待ち

 イー・ギャランティの株価が、年初来安値から5割高と底上げ転換したのは、公的機関の窓口に資金繰り相談が急増していると報道されたことが引き金で、同社自体も、今年3月9日から販売債権の買い取りによる資金供給事業をスタートさせた。同業他社への人気波及が予想され、全国保証<7164>(東1)三井住友トラスト・ホールディングス<8309>(東1)東京センチュリー<8439>(東1)ジャックス<8584>(東1)などは、いずれも年初来安値から売られ過ぎ修正で3割高して一服場面にあるが、上昇第2波発進をサポートしよう。

 またラクーンホールディングス<3031>(東1)は、今2020年4月期第3四半期の好決算にもかかわらず通期業績の据え置きを嫌ってストップ安し、その安値から越境ECで抗菌・除菌製品が好調に推移しているとして今度はストップ高し7割高しスピード調整中である。売掛金保証、家賃保証などの保証残高が積み上がっていることを手掛かりに再騰に弾みをつけそうだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:31 | 特集
2020年03月30日

【特集】究極の安全資産の金価格関連株と買い溜め関連株に注目

■定番の貴金属リサイクル株などが今年年初以来の再人気化も

特集 今回注目したのは、実物資産の裏付けのある究極の安全資産の金価格関連株と、「インフレはモノ」を前提とする買い溜め関連株である。とくに買い溜め関連株は、所管大臣や業界関係者が相次いで十分な商品の安定供給を明言しながらも、一部店舗でコメの陳列棚が空っぽになったと伝えられるなどパニック買いもみられており、ひょっとすればひょっとするかもしれない。

 金価格関連株では、今年3月25日に三城ホールディングス<7455>(東1)から注目すべに適時情報開示があった。金地金40キログラムを売却して1億8300万円の特別利益が発生したとするものである。不採算店舗の減損損失により純利益は連続赤字となっている同社業績への寄与度は限定的だが、それでも株価を上場来来安値から80円幅ほど押し上げた。ニューヨーク商品取引所の金先物価格も、今年2月につけた7年ぶりの高値1トロイオンス=1671ドルから一時、換金売りで1400ドル台まで急落したが、足元では1600ドル台までリバウンドしており、安全資産としてアピールしている。

 関連株は、定番の貴金属リサイクルの中外鉱業<1491>(東2)アサカ理研<5724>(JQS)アサヒホールディングス<5857>(東1)松田産業<7456>(東1)、産金株の住友金属鉱山<5713>(東1)DOWAホールディングス<5714>(東1)、貴金属買い取りのコメ兵<2780>(東2)トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)バリュエンスホールディングス<9270>(東マ)で、さらに不適切会計処理があった第一商品<8746>(JQS)を除く商品先物会社の岡藤ホールディングス<8705>(JQS)フジトミ<8740>(JQS)小林洋行<8742>(東1)豊商事<8747>(JQS)などが、今年1月以来の再人気化が期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:51 | 特集
2020年03月23日

【特集】新型コロナウイルス関連株に優先順位、まだまだ再々々アプローチ余地!?

特集 当特集は、新型コロナウイルス関連株に優先順位をつけ、PER、PBR評価で割安な銘柄なら後追いになることはないと再々々アプローチしてみることとした。

■富士フイルム筆頭の治療薬株、検査キット、検査試薬の繊維株など候補株

 割安関連株の代表は、富士フイルムホールディングス<4901>(東1)である。3月17日に中国政府が、子会社の開発したインフルエンザ治療薬「アビガン」の治療効果を確認と発表したことを受けて年初来安値水準からストップ高し、連休前の19日は444円安と急反落、今2020年3月期業績も下方修正されたが、PERは11倍、PBR0.96倍の評価にしか過ぎない。血漿分画製剤開発を発表して株価が急伸した武田薬品工業<4502>(東1)が、今3月期業績を3回も上方修正しながらもなお赤字転落しているのとは対照的となっている。

 厚生労働省から治療薬検討のためにぜんそく薬「シクレソニド」の供給体制確保を要請された帝人<3401>(東1)、すい炎治療薬「ナファモスタット」の有効性が期待されている日医工<4541>(東1)、検査キット開発のクラボウ<3106>(東1)塩野義製薬<4507>(東1)、検査試薬の東洋紡<3101>(東1)医学生物学研究所<4557>(JQS)、さらに大手繊維株のマスク関連の富士紡ホールディングス<3104>(東1)ダイワボウホールディングス<3107>(東1)シキボウ<3109>(東1)なども続く。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:47 | 特集
2020年03月16日

【特集】逆張り銘柄の逆張り、積極的な設備投資計画を発表した銘柄の数々

特集 当特集は、大岩の主力株より小石関連株に注目することとした。逆張り銘柄の逆張りである。新柄コロナウイルスの大嵐が吹き募る今年1月この方、積極的な設備投資計画を発表した銘柄の数々である。3月10日に発表された今年2月の工作機械受注は、内外の設備投資意欲が減退して前年同月比30.1%減と2月として10年ぶりの落ち込みとなったが、そうした時期を設備投資の好機としていわば逆張りした銘柄だ。もちろん大それた設備投資額ではなく小石的なスケールにとどまるが、個別銘柄ベースでみれば業績の高成長や事業構造を革新するファクターを内包しているようでもある。投資採算的にもPER評価はともかく、PBR1倍を大きく下回る割り負け銘柄に限定してマークすれば、急かず焦らずリスクを最小化しつつ谷底からの底上げが期待できそうだ。

■新工場建設に業績の上方修正、増配などもオンして底上げをサポート

 逆張り銘柄の逆張りでまず注目したいのが、日東工業<6651>(東1)である。同社は、今年2月に約200億円を投資して新工場の建設ともう一つの新工場の取得(13億7500万円)を発表したが、昨年11月にはタイ子会社の新工場建設も発表した。今3月期業績も、昨年10月期に上方修正し配当も増配しており、足元のPBR8倍台、PBR0.7倍の昨年来安値からの早期出直りをサポートしそうだ。

 このほか防災車両工場用地を17億円で取得した帝国繊維<3302>(東1)、新研究棟建設に着工した大阪有機化学工業<4187>(東1)、154億9200万円でカナダの事業拠点を買収した共英製鋼<5440>(東1)、約100億円を投資して新事業所を建設する日阪製作所<6247>(東1)も、PBRは1倍を割り、PERも1ケタ評価にとどまっており、同じく昨年来安値から底上げが有望となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:52 | 特集