今週の当特集では、昨年来高値更新銘柄に注目することとした。当特集として若干不本意な「勝ち馬につく」高値で仕込む順張りスタンスで、ことによると高値掴みとなるリスクがないとはいえない。そこでこの銘柄のうちでも、PER評価から割安で、しかもこれまで業績を上方修正した銘柄に限定することとした。上方修正銘柄限定は、これから予定される本決算や四半期決算の発表で、さらに業績が上ぶれるか、それとも反動減となるか二つに一つの可能性があるが、仮に反動業績になっても低PER株なら下値は限定的と想定されるからだ。このセレクト基準をクリアした4月6日と9日に昨年来高値を更新した銘柄は、27銘柄を数えており、業種やテーマ性、値ごろもバラエティに富み、さらに増配、自己株式取得、株式分割などの株主還元策も予定している銘柄も多いだけに業績相場の先駆け株として活躍場面が期待できそうだ。■急騰癖が目立つ住宅株、海運株は低PERで増配株が目白押し
昨年来高値を更新した低PER株でまず注目は、住宅関連株である。今年4月8日に2.19倍の今5月期純利益を初開示したインテリックス<8940>(東1)が、ストップ高したように昨年来のコロナ禍下でのセクターの急騰特性が半端ではないからだ。住友林業<1911>(東1)はPER9倍、三栄建築設計<3228>(東1)はわずか6倍、オープンハウス<3288>(東1)は10倍でいずれも配当を増配した。低PERでは海運株も敗けてはいず日本郵船<9101>(東1)は6倍で増配も実施し、川崎汽船<9107>(東1)も2倍と割り負けが目立つ。巣ごもり消費関連株では、コード番号順にスタジオアリス<2305>(東1>(東1)、コジマ<7513>(東1)、トランザクション<7818>(東1)、平和堂<8276>(東1)と続き、PERはコジマの9倍からスタジオアリスの15倍の間に分布し、コジマは自己株式取得も実施中で、トランザクションは、自己株式を取得済みである。
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