さらに今後、蒸し暑い梅雨の時期が接近する。そして節電の夏を迎えて、クールビズ関連商戦も本番を迎える。
クールビズ運動は、すでに企業や消費者の間に浸透し、定着した感も強い。そしてクールビズ関連商品としては、通気性、除湿性、冷感性などの機能を強化したスーツやジャケットなどのビジネス用途にとどまらず、熱中症対策なども含めて、スポーツ用途やレジャー用途、さらには靴、汗ふきシート、涼感化粧品などの分野にも広がりを見せている。
また昨年の夏は、ポロシャツ、アロハシャツ、サンダルなど「スーパークールビズ」と呼ばれるカジュアルな軽装が注目されたが、今年の夏の特徴としては単なる軽装ではなく、紳士服や婦人服の分野で、スーツやジャケットなどを着るスタイルが見直されている模様である。
こうした今夏の状況も背景として、青山商事<8219>(東1)などの紳士服専門店チェーンや、三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1)などの百貨店では、紳士用、婦人用ともに、通気性、除湿性、冷感性、はっ水性、ストレッチ性などの面で一段と機能性を高めて、スーツやジャケットなどの分野でクールビズ対応の品揃えを強化している。
またカジュアル衣料専門店でも、ファーストリテイリング<9983>(東1)のユニクロでは、今夏のクールビズ関連商品を、女性向けを中心に商品数で前年比2倍強の150品目に拡充する模様だ。
さらに、首もとを冷やすスカーフ状のネッククーラー、シャツの襟裏に装着して首もとを冷やすクールビズバンドなど、外出先で体を冷やせるモバイルクール商品の売上も好調な模様である。
日本百貨店協会によると、12年4月の全国百貨店売上高は4799億円となり、店舗調整後で前年同月比1.3%増加した。2カ月連続の増加だった。前年の東日本大震災の影響に対する反動増に加えて、4月中旬以降の気温上昇に伴って春物ファッション商材が好調だった。さらに、夏場の電力不足に対する節電意識の高まりで、クールビズ関連商品も売上を牽引したとしている。
商品別に見ると、紳士服・洋品が同6.7%増加、婦人服・洋品が同3.2%増加となり、子供服なども含めた衣料品全体では同2.7%増加した。また外国人観光客の増加などで、美術・宝飾・貴金属が同7.7%増加したことも寄与したとしている。
地区別に見ると東京地区が同6.7%増加した。そして東京地区の紳士服・洋品は同16.4%増加、婦人服・洋品は同7.3%増加、美術・宝飾・貴金属は同12.3%増加した。
アパレル関連のセクター・銘柄では、クールビズ効果による各社の収益への寄与が期待されるだけに、今夏の話題はクールビズ一色になりそうだ。
ただし昨年は8月の気温が平年並みとなり、一昨年ほど暑くなかったことでクールビズ商戦が失速感を強めた。
今年も天候や気温の影響を受ける可能性が大きく、個別企業ごとの商品力や販売力などが収益に影響を与える可能性もあるだろう。さらに天候や気温の影響などでクールビズ商戦が失速感を強めた場合には、値下げ競争や在庫処分などが収益へのマイナス懸念要因となるだけに、各社の月次動向に注意しておきたい。
【特集:クールビズ関連銘柄】
・(2)紳士服専門店チェーンや百貨店が好調
・(3)注目の関連セクターと注目銘柄























ネットでアフリカ関係のサイトを見ていたら、「ティンガティンガ派の美術」という言葉に行き会った。興味を感じて調べてみたところ、1960年代にアフリカ・タンザニアの最大都市(旧首都)ダルエスサラームで、エドワード・サイディ・ティンガティンガという人が始めたポップアートのことをいうらしい。ティンガティンガ氏は1972年に亡くなったが、お弟子さんたちが画風を受け継いで作品を生み出し続けており、それらがティンガティンガ派とかティンガティンガアート等と呼ばれているという。
「23%」と「47%」・・・野田内閣の内閣支持率と2020年夏季オリンピックの東京開催の国内支持率である。いずれも危機的な低水準である。それにもかかわらず、野田内閣では、野田佳彦首相が、政治生命をかけて会期末まで残り1カ月を切った今国会中に消費税の引き上げ法案の成立を目指し、夏季オリンピックも、同じく書類審査の1次選考を通過したマドリード(スペイン)、イスタンブール(トルコ)との競り合いを制して招致を実現しようとしている。








