■リビア情勢やサウジアラビア情勢の動向次第の展開
来週(3月7日〜11日)の日本株式市場については、引き続き中東・北アフリカ情勢の不安定化懸念という地政学リスクや、原油先物価格の上昇懸念などのインフレリスクに対する警戒感が意識され、リビア情勢やサウジアラビア情勢の動向次第の展開となりそうだ。前週(2月28日〜3月4日)は週半ばに、リビア情勢が一段と緊迫化したことや、サウジアラビアへの波及懸念が広がったことで、一旦は落ち着いていた原油先物価格が再び急騰した。このため世界的にリスク回避の動きが強まった。米国の株式市場が大幅に下落し、日本の株式市場でも、2日には日経平均株価が前日比261円65銭(2.43%)安と、今年最大の下落幅を記録した。
したがって、リビアの武力衝突が激化して内戦が拡大すれば、引き続き原油先物価格の高止まりや上昇が想定される。またサウジアラビアでは、11日に民主化要求デモの実施がインターネット上で呼び掛けられている模様であり、警戒感が広がっている。こうした情勢が続けば、株式市場でもリスク回避の動きが強まるだろう。
ただし一方では、米国株式市場や外国為替市場の動向もポイントになるだろう。前週末4日の米国株式市場が下落したため、週初7日の日本株式市場も軟調なスタートが予想されるが、米国景気については引き続き回復期待が強い。各種経済指標に加えて、米2月雇用統計でも雇用の回復傾向が確認された形だろう。2月米雇用統計の発表を通過したことで、やや手掛かり難となる可能性も考えられるが、米国株式市場が堅調なら、日本の株式市場でも買い安心感が広がるだろう。
また、ECB(欧州中央銀行)による早期利上げ観測などで、前週後半には円が対ドル、対ユーロともに下落した。前週末4日の海外市場では、一旦は円安方向に振れた後に円が上昇に転じるなど乱高下したが、ECBの利上げ観測などを背景として、外国為替市場で円安方向の流れが継続すれば、株式市場での買い要因となるだろう。
3月期末に向けての需給要因としては、配当権利取りの買いが下支え要因として期待される一方で、機関投資家などの決算対策売りが本格化して上値圧迫要因となる可能性も考えられる。また週末11日の先物・オプション3月限メジャーSQ(特別清算指数)算出や、次週(3月14日〜18日)開催予定の日銀金融政策決定会合や米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えて、週後半には様子見ムードが強まる可能性も考えられる。
【株式市場のリスク要因を探る】
・欧州の財政不安問題=EFSFの具体策が焦点
・主要各国の金融政策=利上げ観測が売り口実に
・インフレリスク=新興国の景気に与える悪影響
・地政学リスク=原油供給に対する不安台頭
・国内政治情勢=衆院解散・総選挙を睨む
























時々、海外からの輸入食品を多く販売している店舗へ行き、手軽に「外国気分」を楽しむことがある。たとえば、近所にある『やまや』の店舗。酒類専門店の全国チェーンだが、外国の食品の売り場スペースが3分の1くらいを占めている。もちろん、中心は日本酒、焼酎、ビール類や直輸入ワイン等の酒類だ。しかしその他に、ヨーロッパのチョコレートや紅茶、ハーブティ、パスタ、パスタソース、東南アジアのエスニック味のスープや麺類など、食品の種類がけっこう豊富なのだ。

株価は、どこまで織り込んだのか?チュニジアを発火点とする例の北アフリカの民主化・政権崩壊ドミノである。リビアのカダフィ政権の崩壊は、すでに既成事実化してしまったのか、湾岸諸国に飛び火した反政府デモが、世界最大の産油国のサウジアラビア王政に壊滅的な打撃を与えるとまで織り込んだのか、さらに「最悪シナリオ」の中国の一党独裁政権の瓦解まで先取りしてしまったのか、3月相場の大きなポイントである。








