トマレピのCMイメージキャラクターには、タレントのはるな愛さんを起用している。なかなかスルドイ人選だと思った。親しみやすさや女性的なかわいさがあり、でもトランスジェンダー(性別越境者)の人なので、「料理は女性のもの」という社会的性役割分担への抵抗感を緩和している。(コマーシャルでは女性(主婦)が料理しているようだが)
商品は、料理がより簡単にできるし、いつも同じような味つけ、メニューになりがちな食卓に、変化を与えてくれる。本格的な料理をするかたから見ると邪道かもしれないが(笑)、手軽に使える便利な物だと思った。
カゴメと味の素の銘柄診断をしてみた。
★カゴメ〈2811〉(東1)
トマレピシリーズを出している、カゴメ<2811>(東1)を入れる。10日終値は6円高の1673円。PERは約41.6倍、PBRは約1.9倍。単位100株。チャートは8月2日につけた直近安値1523円を底に、上昇トレンドで来ている。1650円フシを超え、次のフシ1700円ラインにも期待がかかる。信用倍率は約0.2倍の売り長となっており、買い戻しにも期待できそうだが、押し目小すくいが無難か。
★味の素〈2802〉(東1)
国内の調味料最大手メーカーで、クックドゥシリーズも出している、味の素<2802>(東1)を入れる。10日終値は1円安の827円。PERは約22.3倍、PBRは約1倍。単位1000株。チャートは5月27日につけた年初来安値755円から反発し、以降は凸凹しながらも下値抵抗線を切り上げてきている。まずは850円フシ上抜け、中期で900円ラインが目標となりそうだ。9日付けの東洋経済新報社『四季報先取り』では、業績予想の上ブレ観測も出ている。
田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。