先日、朝10時すぎにイトーヨーカドーの食品階へ行く機会があった。普段は開店してすぐのスーパーへ行くことはあまりないのだが、その日は用事などの兼ね合いでそうなったのだった。すでにかなりのお客が入っており、私は驚いた。昔の感覚で、開店と同時に食品を買いに来る人って、あまりいないだろうと思っていたのだ。お客の多くは、「タマゴ1パック○○円、限定○○名様」などの特価品を物色していた。どうりで、私が会社帰りや出かけた帰りに寄っても、すでに特価品は売り切れているわけだ。(安売り商品はおおむね数量限定で、売り切れても補充はしないことが多いようだ)
株式市場では一時期、「生活防衛銘柄」が人気化していた。が、私は上記の光景を見て、「生活防衛」材料は、一時的なネタではなく、中長期の買い材料になりそうだな、と思ったのだった。人気の生活防衛銘柄の中から、もう一度、良さそうな銘柄を探してみた。
★セブン&アイ・ホールディングス〈3382〉(東1)
傘下にヨーカドーやセブンイレブンなどがある、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)を入れる。今期2010年2月期連結業績予想は、営業収益5兆1800億円(前年比8.3%減)、営業利益2500億円(同11.3%減)、経常利益2480億円(同11.2%減)、純利益1090億円(同18.0%増)。10日には、当期個別業績予想の上方修正を発表したが、連結予想は現時点では据え置いている。
13日の終値は25円高の1937円。チャートは5月20日につけた直近高値2465円から反落し、以降は凸凹しながらも続落トレンドとなっていた。11月12日には上場来安値1901円をつけた。同13日の日足は陽線となっており、そろそろ反発に転じると見たい。まずは25日移動平均線の2050円ライン奪回が目標か。
★エービーシー・マート〈2670〉(東1)
靴小売専門店『ABCマート』を約480店、全国展開しているエービーシー・マート<2670>(東1)も、生活防衛銘柄として一時期、人気化していた。しかしチャートは9月29日につけた直近高値2890円から反落し、続落トレンドで来ていた。11月11日、12日の日足・分足を見ると、下値2420円を固め、リバウンドの動き。まずは次のフシ2600円ライン上抜けを目指す。13日終値は40円高の2460円。
今期2010年2月期連結業績予想は、期中に上方修正して、売上高1087億5000万円(前年比11.7%増)、営業利益217億3000万円(同7.4%増)、経常利益220億7000万円(同12.5%増)、純利益120億5000万円(同8.7%増)。業績面からも買い安心感は充分といえそうだ。
田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。























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