
スウェーデン系のカジュアルウェアブランド『H&M』(ヘネス・アンド・モーリッツ)が日本に上陸。東京・銀座に1号店を、13日オープンした。
ユニクロやGAP、バナリパ(バナナ・リパブリック)などと同様、「リーズナブル」を前面に出さず、オシャレなイメージを前面に出しているようだ。
もうひとつ思ったのが、「やはり銀座なのだなあ」ということだ。昔日のマクドナルド1号店から、超高級ブランドまで、「日本進出の橋頭堡は銀座」とする海外企業は多いようだ。
日本随一の繁華街であり、集客力や、地名のブランド力などから、「やはり銀座」となるのだろう。また、最新の顧客ニーズを掴むための、アンテナショップ的意味合いもありそうだ。(若い人向けのチープブランドだと、渋谷とかになるのだろうが)というわけで、上記の文とはあまり関係なく、カジュアルウェア銘柄。(株マニ)
■ファーストリテイリング(9983)
『ユニクロ』のファーストリテイリングは上昇トレンドで勢いあり。四季報予想が上ブレ 『ユニクロ』の
ファーストリテイリング<9983>(東1)は、2007年9月〜2008年3月の6000〜7000円ライン底値圏モミ合いから上放れ、上昇トレンドとなっている。日足の一目均衡表では、ローソク足が雲の中にある。これを上抜ければ8月4、5日につけた年初来高値1万2830円ライン奪回も視野に入る。
PERは28.27倍、PBRは5.18倍と高めだが、株価に勢いはある。
業績は好調。2008年8月期連結業績予想は前年比2ケタ増収増益。会社四季報には、会社側予想値よりさらに上ブレした予想値が出ている。また、10日付け『四季報速報』では、前号比上ブレした予想値となっている。
■ポイント(2685)
20代女性向けを中心としたカジュアル衣料店を展開するポイントはジリ高の好チャート ポイント<2685>(東1)は20代女性向けを中心とした、カジュアル衣料・雑貨の小売店を全国で約470店、展開している。
業績は好調。今期2009年2月通期連結業績予想は、この消費不振の時代に、2ケタ増収増益を見込んでいる。『会社四季報』では、次期2010年2月期もさらに増収増益の予想値が出ている。
チャートを見ると、7月16日につけた年初来安値2865円を底に、続伸トレンドをえがいている。今年4〜5月の高値圏5000円ラインまでの戻りを目指したい。
12日終値3890円で、PERは11.60倍と割安。前期末で実質無借金、現金等138億4900万円の好財務も、買い安心感を誘う。
田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:40
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