
■新規上場の2銘柄はそろって買い気配のまま公開価格の70%高
高業績株や材料株を個別に見直す動きが強まり、ケーズホールディングス<8282>(東1)はヤマダ電機<9831>(東1)の業績見通し減額による乗換え買いも言われて高い。インテリジェントウェイブ<4847>(東2)とバリューデザイン<3960>(東マ)は金融カードシステムに強いとされて消費税引き上げ後の軽減税率のポイント還元案に関連する銘柄との見方があり大幅続伸。
19日は2銘柄が新規上場となり、ギフト<9279>(東マ)は前場、買い気配のまま初値が付かず、前引けは公開価格2090円を70%上回る3560円の買い気配。また、ディ・アイ・システム<4421>(JQSDAQ)も前場、買い気配のまま初値が付かず、前引けは公開価格1280円を70%上回る2176円の買い気配。
東証1部の出来高概算は6億3799万株。売買代金は1兆1474億円。1部上場2109銘柄のうち、値上がり銘柄数は411銘柄、値下がり銘柄数は1625銘柄となった。(HC)