■東証2部指数は19日に終値で最高値を更新し20日は取引時間中の最高値も更新
◆日経平均の終値は2万230円41銭(162円66銭高)、TOPIXは1617.25ポイント(11.18ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億3654万株

20日後場の東京株式市場は、米国株の一段高に対する期待がある一方で、日本時間の今夜FRB副議長やダラス連銀総裁の発言があるとされ、円相場の動向を見定めたい雰囲気があり、前場上げた
トヨタ自動車<7203>(東1)が高値もみ合いのあと徐々に値を消すなど、様子見気分が漂った。日経平均は前場の高値2万318円11銭(250円36銭高)を抜かずに小動きを続け、大引けにかけてはややダレ模様。それでも大幅続伸し、終値ベースで2015年8月以来1年10ヵ月ぶりの高値に進んだ。東証2部指数は算出開始以来の高値を取引時間中でも終値でも更新した、マザーズ指数が小安くなった。
後場は、
東洋ゴム工業<5105>(東1)がSMBC日興証券による目標株価の引き上げが言われて一段ジリ高となり、
グリー<3632>(東1)は新作ゲームの配信開始などが期待要因とされて一段ジリ高。
シャープ<6753>(東2)は「6月29日か30日に上場申請」と伝わり出直り拡大。
アクアライン<6173>(東マ)は第1四半期(3〜5月)の業績に期待とされて大幅続伸。
環境管理センター<4657>(JQS)は築地市場の豊洲移転にからむ思惑が再燃とされて後場ストップ高。
東証1部の出来高概算は18億3654万株(前引けは9億6623万株)、売買代金は2兆5192億円(同1兆3002億円)。1部上場2020銘柄のうち、値上がり銘柄数は1532(同1587)銘柄、値下がり銘柄数は389(同315)銘柄。
また、東証33業種別指数は28業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、非鉄金属、化学、ガラス・土石、機械、その他製品、電気機器、鉄鋼、証券・商品先物、などとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:38
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