
後場は、任天堂<7974>(東1)が新ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の3日一斉発売を受けて一段ジリ高となり、クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)はVR(仮想現実)コンテンツなどを九州のテーマパーク「ハウステンボス」に提供との発表が好感されて一時ストップ高。ティーライフ<3172>(東1)は業績拡大期待が強いようで上場来の高値。川岸工業<5921>(東2)は先に業績見通しを増額修正しており好業績株を再評価する動きとされて上場来の高値。ビリングシステム<3623>(東マ)はイスラエル社の最新のカードリーダーソリューションを搭載した自動販売機の共同展開などが好感されて朝方から終日ストップ高。京写<6837>(JQS)は引き続き業績拡大への期待が強いようで昨年来の高値を更新。
東証1部の出来高概算は17億1745万株(前引けは7億6005万株)、売買代金は2兆1856億円(同9299億円)。1部上場2003銘柄のうち、値上がり銘柄数は617(同795)銘柄、値下がり銘柄数は1256(同1021)銘柄。
また、東証33業種別指数は7業種(前引けは11業種)が値上がりし、値上がりした業種は、その他製品、海運、水産・農林、電力・ガス、保険、空運、食料品、となった。