◆日経平均の終値は1万7341円15銭(106円73銭高)、TOPIXは1375.76ポイント(8.15ポイント高)、出来高概算(東証1部)9億1163万株

10月25日後場の東京株式市場は、国内の機関投資家が資金運用姿勢を強めてきたとの見方があり、日経平均は13時頃に一段と強含んで147円38銭高(1万7381円80銭)まで上昇し、終値も1万7300円台をキープ。終値としては4月25日以来、半年ぶりの水準を回復した。ただ、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は前引けに続いて軟調で小安い。
後場は、
三菱自動車<7211>(東1)が
日産自動車<7201>(東1)とのアライアンスに期待再燃の様子で一段ジリ高となり、
ゲンキー<2772>(東1)は19日の四半期決算発表を契機に急伸した相場の勢いが止まらず後場一段高の高値更新。
富士通コンポーネント<6719>(東2)は業績予想を減額発表した14日以降も下げなかったとされて強地合いが見直され急伸。
アドベンチャー<6030>(東マ)は出資先の東証上場が決定したことなどが言われて急伸。
トリケミカル研究所<4369>(JQS)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の目標株価などが言われて高い。
25日、上場となった
JR九州(九州旅客鉄道)<9142>(東1・売買単位100株)は9時36分に公開価格を19%上回る3100円で売買が成立し初値をつけた。その後、3120円まで上げ、後場は一進一退のまま大引けは2990円となった。
東証1部の出来高概算は17億6222万株(前引けは9億1163万株)、売買代金は2兆1160億円(同1兆689億円)。1部上場1986銘柄のうち、値上がり銘柄数は1243(同1164)銘柄、値下がり銘柄数は585(同660)銘柄。
また、東証33業種別指数は26業種(前引けも26業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、輸送用機器、その他金融、銀行、ゴム製品、電力・ガス、証券・商品先物、電気機器、パルプ・紙、繊維製品、非鉄金属、などとなった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:46
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